JP2838605B2 - 磁気浮上車両用プラットホームの乗降装置 - Google Patents

磁気浮上車両用プラットホームの乗降装置

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JP2838605B2
JP2838605B2 JP3122490A JP12249091A JP2838605B2 JP 2838605 B2 JP2838605 B2 JP 2838605B2 JP 3122490 A JP3122490 A JP 3122490A JP 12249091 A JP12249091 A JP 12249091A JP 2838605 B2 JP2838605 B2 JP 2838605B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上車両用プラット
ホームの乗降装置に係り、特に乗降客が停車中の磁気浮
上車両に乗降するに際して当該乗降客に対して与え得る
磁気による種々の弊害を防止すると共に、プラットホー
ムと当該車両との間における乗降客の乗降移動を円滑に
行わせるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、今日において試作研究段
階にある磁気浮上車両(磁気浮上リニア超高速列車)
は、実用の途に移行することが必至であるが、この磁気
浮上車両の概略構成及び及びその走行用設備は、以下に
示す通りである。即ち、図41に示すように、当該車両1
の下部(台車)には、走行速度が例えば100km/h 以上
であるか否かに応じて上下方向に出退する走行車輪2,2
が取り付けられ、且つその両側方には超電導コイル3,3
が装着されていると共に、当該車両1の床面4の直上方
両側には車幅方向に出退する案内車輪5,5 が取り付けら
れている。また、この車両1の下部両側方には、車両側
壁より所定寸法離間して走行路線に沿って延びる案内軌
条6,6 が設置されており、該案内軌条6には夫々、走行
コイル7と浮上コイル8とが装着されている。そして、
当該車両1が停車すべく低速度となった場合には、前記
走行車輪2,2 がレール面9に当接して転動し且つ前記案
内車輪5,5 が案内軌条6,6 の上端内側面に当接して転動
し、これにより停車時における当該車両1の車幅方向位
置が適正位置となる。尚、同図における符号10は、当該
車両1から他の車両に通じる連通路用開口部を示すもの
である。
【0003】一方、この磁気浮上車両1の停車時におけ
る乗降客用の乗降設備として現時点において提案されて
いるもの(本出願人が提案したもの)は、図38乃至図41
に示すように、前記案内軌条6の側方に連設するプラッ
トホーム11と、該プラットホーム11の側縁部11a より中
央部寄りに所定距離を隔てて設置され且つプラットホー
ム長手方向に延びる防護壁12と、該防護壁12における停
車中の当該車両1の乗降ドア1aに対応する位置に装備さ
れたホームドア13とを具備してなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の磁気
浮上車両1に備えられている超電導コイル3は、常時励
磁状態にあり而も数万ガウスの高磁気を発するものであ
るため、当該車両1の停車時にプラットホーム11で待機
している乗客に対して磁気による種々の悪影響を及ぼす
こととなる。そして、上記例示の乗降設備のように防護
壁12を設置したとしても、防護壁11におけるホームドア
13と車両1の乗降ドア1aとの間を乗降客が移動する間に
おいては、当該乗降客と超電導コイル3との間の磁気遮
蔽が何ら行われないことから、上記と同様に磁気による
種々の弊害を受けることとなる。この磁気による弊害と
しては、心臓用ペースメーカーの動作不良、ビデオカメ
ラの映像の乱れ、磁気製品(例えばフロッピーディスク
や磁気カード)の損傷等が挙げられる。
【0005】また、上記の磁気浮上車両1においては、
当該車両の安定性を確保するには案内車輪5,5 を床面4
よりも高い位置に取り付けねばならず、而も乗降客が乗
降移動をする際に支障なきを来すには床面4とプラット
ホーム11上面とを略同一の高さとして段差をなくす必要
がある。このため、上記例示の乗降設備においては、案
内軌条6をプラットホーム11上面よりも上方に突出させ
ざるを得ず、これに起因して乗降客が移動時に案内軌条
6に蹴躓く等の不具合を生ぜしめる。
【0006】本発明は、上記諸事情に鑑みてなされたも
のであり、乗降客が停車中の磁気浮上車両に乗降する際
に磁気による種々の弊害を受けないようにして好適な磁
気遮蔽を図ると共に、乗降に際して案内軌条が邪魔にな
らないようにして車両とプラットホームとの間の乗降移
動に支障なきを来すことを技術的課題とするするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を達成す
るための具体的手段とするところは、プラットホームの
側縁部より中央部寄りに所定距離を隔てて設置された防
護壁と、プラットホームの側縁部近傍に存する乗降位置
に対応して前記防護壁に装備されたホームドアと、磁気
浮上車両の車幅方向のガイドを行うべくプラットホーム
の側縁部上面よりも上方に突出して配設された案内軌条
とを有する構成であって、前記ホームドアと前記乗降位
置近傍との間に配備されて少なくとも乗降客の側方及び
下方を障蔽して誘導通路を形成し且つ該誘導通路方向に
対して進退自在な通路装置を設けると共に、前記案内軌
条の前記乗降位置に対応する部分を案内軌条可動部とし
て前記誘導通路外に移動させる可動装置を設け、前記通
路装置の誘導通路を形成する壁材を磁気遮蔽材より構成
したところにある。
【0008】
【作用】上記の技術的手段によると、磁気浮上車両がプ
ラットホームの所定位置で停車した場合には、防護壁に
装備されたホームドアと車両の乗降ドアとの間における
乗降客の移動に先立って、案内軌条可動部及び通路装置
が以下に示すような動作を行う。
【0009】即ち、案内軌条可動部は、可動装置によっ
て誘導通路外に移動するプラットホームの側縁部上面よ
り上方に突出した案内軌条のうち乗降位置に対応する部
分がプラットホームの上面と略同一面となるように不連
続な状態となる。一方、通路装置においては、磁気遮蔽
材でなる壁材が進出して、その一端が当該車両の乗降ド
ア周囲に当接することにより、プラットホームの側縁部
と車両の乗降ドア下部との間に存する隙間は閉塞された
状態となると共にホームドアから前記乗降ドアに至る部
位に誘導通路を形成する。このような動作が完了した後
に、乗降客が前記誘導通路を通過すれば、少なくとも乗
降客の側方及び下方が磁気から遮蔽された状態となる。
この場合、前記誘導通路の形状を口形としておけば、乗
降客の両側方及び下方のみならず上方についても磁気か
ら遮蔽された状態となる。又、乗降客はこの誘導通路を
通過することにより、案内軌条に蹴躓くことなる歩行し
てプラットホームと車両内部との間を円滑に行き来でき
ることとなる。
【0010】尚、当該車両が発車する際には、発車に先
立って上記とは逆の動作を行う。即ち、通路装置の壁材
を退避させてホームドアから前記乗降ドアに至る誘導通
路を解消し、次いで誘導通路外にある案内軌条可動部を
可動装置によって乗降位置まで移動させる。これによっ
て、プラットホームの案内軌条はすべて連続した状態と
なり、当該車両の発車及び次の車両の到着の備えが整
う。
【0011】
【実施例】以下、実施例に係る磁気浮上車両用プラット
ホームの乗降装置(以下、単に乗降装置という。)を図
面に基づいて説明するが、乗降装置の説明に先立ってプ
ラットホームに設置される前述のホームドアの構成を更
に詳しく説明する。図38及び図39に示すように、プラッ
トホーム11には側縁部 11aより中央部寄り即ち車両通行
側から遠ざかる位置に防護壁12が設けられており、プラ
ットホーム11における乗降位置即ち車両1の乗降ドア1a
が停留する位置に対応して上記防護壁12の一部を切欠い
てホームドア13が設置されている。かかるホームドア13
は、縦枠14, 14、天枠15、プラットホーム11で仕切られ
た開口部分12a の両側部に戸袋16, 16を設置すると共
に、中央部に両開き式の可動扉17, 17を配置してなり、
戸袋16並びに可動扉17の上半部には夫々消磁付きのガラ
ス窓 16a,17aが嵌め込まれている。そして、可動扉17の
上部にはブラケット18を介して戸車19が取付けられ、天
枠15内に固定配置されたレール20に吊持されており、可
動扉17は図示しないドアエンジンによりレール20に沿っ
て開閉し得るように構成されている。
【0012】そして、この発明の実施例の乗降装置は、
前記した図38及び図41に示すように、プラットホーム11
の側縁部 11aより中央寄りに所定距離を隔てて設置され
た防護壁12と、プラットホーム11の側縁部 11a近傍に存
する乗降位置に対応して前記防護壁12に装備されたホー
ムドア13と、磁気浮上車両1の車幅方向のガイドを行う
べくプラットホーム11の側縁部 11a上面よりも上方に突
出して配置された案内軌条6とを有し、更に、図1乃至
図25に示すように、前記ホームドア13と前記乗降位置近
傍との間に配備され少なくとも乗降客の側方及び下方を
障蔽して誘導通路を形成し且つ該誘導通路方向に対して
進退自在な通路装置 100を設けると共に、図26乃至図37
に示すように、前記案内軌条6の前記乗降位置に対応す
る部分を案内軌条可動部60として前記誘導通路21外に移
動させる可動装置 200を設け、しかも、図1乃至図27に
示すように、前記通路装置 100の誘導通路を形成する壁
材24,32,55を磁気遮蔽材より構成したものである。
【0013】この乗降装置を図1乃至図7に示す第1実
施例の通路装置 100を使用した場合について説明する。
通路装置 100は、前記ホームドア13の可動扉17の車両通
行側にホームドア13の天枠15等に固定して設置されてい
るものである。この通路装置100は、両側部, 天井面,
床面からなる口形をした外径の異なる4つの壁材24,24
a,24b,24cを有してなり、これらの壁材24…は磁気遮蔽
材で形成されている。壁材24…は、内側に位置するもの
の両側部外面の上下に配置されたガイドレール25と、最
も内側に位置するものを除く両側部内面に取付けられた
ローラ26を嵌め合せることにより進退自在に結合されて
おり、内側に位置する外径の小さな壁材 24a…が外径の
一回り大きな壁材24…の中に、ガイドレール25に案内さ
れて入れ子状に格納され退避している。そして外径寸法
の最も大きな壁材24の頂部にシリンダー27を取付けると
共に、該シリンダー27のピストンロッド28の先端を、外
径寸法の最も小さい壁材 24cの頂部にブラケット29を介
して連結している。又、外径の最も小さい壁材 24cの端
縁には磁気遮蔽材で形成された緩衝部30が取付けられて
いる。
【0014】一方、可動装置 200は、詳しくは後述する
ように、誘導通路21に位置する案内軌条6の一部を切り
欠いて案内軌条可動部60をその切り欠き部分に位置させ
て、この案内軌条可動部60を倒立シリンダ 201のピスト
ンロッド 202と連結することにより倒立自在にプラット
ホーム11に固定したものである。通路装置 100の壁材24
…が格納され退避しているときは、この可動装置 200に
より、図2及び図4に示すように、プラットホーム11の
側縁部 11aの誘導通路上で起立し、車両1の案内車輪5
を案内し得る状態を維持している。
【0015】上記構成の乗降装置において、プラットホ
ーム11に入ってきた車両1が、ホームドア13と乗降ドア
1aが対面する所定位置で停止すると、まず、倒立シリン
ダ 201の圧力流体が排出されることによって案内軌条可
動部60をプラットホーム11の凹部 204へ倒して、誘導通
路21を開放する。続いて、通路装置 200の壁材24の頂部
に設けられたシリンダー27を作動させてピストンロッド
28を伸長させる。これに伴い最小外径の壁材 24cが前進
し、さらに壁材 24cに牽引されて入れ子状に格納されて
いた中間外径の壁材 24a,24bが、図6及び図7に示すよ
うに、ガイドレール25にローラ26が案内されながら引き
出される。そして、最小外径の壁材 24cの先端縁に設け
られた緩衝部30が車両1の外面に当接して乗降ドア1aの
両側縁及び上縁が封鎖されると同時に、プラットホーム
11と車両1の間の間隙も壁材 24cの床面によって閉塞さ
れるので、車両1に備えられている超電導コイル3から
の磁気が通路部材24…内を通過する乗降客に達するのを
防止できる。
【0016】かくして、ホームドア13と乗降ドア1aの間
に磁気遮蔽された誘導通路21が形成され、上記誘導通路
21の形成が確認されると、ホームドア13の可動扉17及び
車両1の乗降ドア1aが開放して車両1とプラットホーム
11の間の誘導通路21を通して乗客を安全に乗降させるこ
とができる。
【0017】次いで乗客の乗降が完了すると、誘導通路
21の床面に設けたマットスイッチ及び通路装置22の内部
に設けた光学センサー等により誘導通路21に乗客のいな
いことを確認した後、ホームドア13の可動扉17及び車両
1の乗降ドア1aを閉鎖し、通路装置22のシリンダー27を
後退させて壁材 24a…を通路部材24…の中へ入れ子状に
格納する。このとき、図1及び図6に示されるように、
各壁材24…の先端内面に取付けられたゴム製舌片31が、
当該壁材24より外径が一回り小さい壁材 24a…の外面に
摺接するので、壁材 24a…の外面上の塵や汚れが除去さ
れることになる。その後、倒立シリンダ 201へ圧力流体
を供給して案内軌条可動部60をプラットホーム11の側縁
部 11aで倒立させ、プラットホーム11の案内軌条6とそ
の案内面を同一面として連続させて車両1の発車及び次
の車両の到着に備える。
【0018】次に、乗降装置を図8乃至図16に示す第2
実施例の通路装置 100を使用した場合について説明す
る。この通路装置 100は、両側部, 天井面及び床面から
なる口形をした磁気遮蔽材からなる複数の壁材32を蛇腹
状に折り畳み可能及び進退自在に接続してなり、ホーム
ドア側端部の壁材 32aをホームドア13の縦枠14, 天枠15
に固定すると共に、車両通行側の壁材 32bの端部周縁に
端枠33を取付けている。壁材32の両端部にあって高さ方
向略中間位置には、シリンダー34を配置固定し、該シリ
ンダー34のピストンロッド35の先端に、前記端枠33の両
側部をブラケット36を介して連結させている。又、蛇腹
状の壁材32の内側には磁気遮蔽材からなる口形状の壁板
部37がスライド可能に連結され、該壁板部37の端縁に
は、磁気遮蔽材を分散してなる緩衝部30が取付けられて
おり、さらに、壁板部37の内側に壁板部37と共に進退す
るサブシリンダー38を設置し、該サブシリンダー38のピ
ストンロッド39の先端を、上記壁板部37から内側へ突出
するピン40に係合させている。そして、蛇腹状の壁材32
を支える支柱41の下部並びに壁板部37の両側部の下部に
はローラ42が取付けられると共に、該ローラ42を案内す
る為のガイドレール43が付設されている。
【0019】尚、上記構成のうち、ローラ42, ガイドレ
ール43等からなる案内機構の構成を、図8, 図9, 図1
4, 図15に基てい更に説明すると、壁材32の下部には壁
材32案内用のガイドレール43a,43b,43c と、壁板部37案
内用のガイドレール 43dが設置され、壁材32案内用のガ
イドレール43のうち外側ガイドレール 43aは固定され、
中間ガイドレール 43bは外側ガイドレール 43aの上にベ
アリング45を介して進退自由に設置され、且つ内側ガイ
ドレール 43cは中間ガイドレール 43bの上にベアリング
45aを介して進退自由に設置されており、さらに、壁板
部37案内用のガイドレール 43dは、内側ガイドレール 4
3cと一体的に形成されている。そして、各壁材32を支え
る支柱41の下部に夫々ローラ42a,42b が回転自在に軸支
され、これらのローラ42a,42b のうち外側の6つのロー
ラ 42aが外側ガイドレール 43a上に、中間の5つのロー
ラ 42bが中間ガイドレール43b上に、夫々転動可能に配
置され、且つ壁板部37の下部に軸支されるローラ 42d
が、壁板部37案内用のガイドレール 43d上に転動可能に
配置されている。
【0020】又、壁材32は、図13に示されるように、支
柱41に固定されたT字形部材46相互の間に連結用のT字
形部材 46aを介設すると共に、T字形部材46,46a, に夫
々蝶番47を取付け、且つ蝶番 47aの両側に固定された壁
板48を上記T字形部材46,46aに取付けた蝶番47の回動自
在板49に固定することにより相互に連結されている。
【0021】更に前記壁材32の床面50a,50b,50c,50d
は、図14に示すように、前記壁材32の下方に固定されて
いるガイドレール43a,43b,43c,43d 及び壁板部37にその
両端が段状に上下方向に重ねて固定されているので、ガ
イドレール43a,43b,43c,43d の伸縮に伴って伸縮する構
成となっている。壁板部37を構成する床面 43dの先端に
は緩衝部30がある。又、本実施例における可動装置 200
は、前記乗降装置の第1実施例と同じであるので説明を
省略する。
【0022】上記構成の乗降装置において、プラットホ
ーム11に入ってきた車両1が、ホームドア13と乗降ドア
1aが対面する所定位置で停止すると、前記と同様に、可
動装置 200によって、案内軌道可動部60をプラットホー
ム11の側縁部 11aに倒す。そして、通路装置 100の壁材
32の両側部に設けられたシリンダー34を作動させてピス
トンロッド35を伸長させる。これに伴い、壁材32の端枠
33が前進し、端枠33に牽引されて蛇腹状の壁材32が伸長
する。このときの伸長状況は、図8及び図15に示される
ように、まず、内側のローラ 42cが内側ガイドレール 4
3c上を互いの間隔を広げながら転動し、次いで中間のロ
ーラ 42b及び外側のローラ 42aが夫々中間ガイドレール
43b及び外側ガイドレール 43a上を互いの間隔を広げな
がら転動し、こうしたローラ 42a…の動きに対応して、
これらのローラ 42a…の支持する支柱42の間に張設され
た壁材32が、図13に2点鎖線で示されるように、壁板48
を固定する蝶番47の回動により展開・伸長する。これと
共に、床面50b,50c も伸長する。
【0023】シリンダー34の作動によって端枠33の前進
が完了すると、前進位置にあるサブシリンダー38を作動
させて、ピストンロッド39を伸長させ、壁材32の内側に
ある壁板部37を前進させる。壁板部37の前進は、内側ガ
イドレール 43cと一体形成された壁板部37案内用のガイ
ドレール 43d上を、壁板部37の下部に軸支されるローラ
42dが互いの間隔を維持しながら転動することによって
行われる。そして、壁板部37の先端縁に設けられた緩衝
部30が、図16に示されるように、車両1の外面に当接し
て乗降ドア1aの両側縁及び上縁が封鎖されると同時に、
プラットホーム11と車両1の間の間隙も壁板部37の床面
50dによって閉塞されるので、車両1に備えられている
超電導コイル3からの磁気が壁材32内を通過する乗降客
に達するのを防止できる。かくして、ホームドア13と乗
降ドア1aの間に磁気遮蔽された誘導通路51が形成され、
上記誘導通路51の形成が確認されると、ホームドア13の
可動扉17及び車両1の乗降ドア1aを開放して車両1とプ
ラットホーム11の間の誘導通路51を通して乗降客を安全
に乗降させることができる。
【0024】次いで乗降客の乗降が完了すると、誘導通
路51の床面に設けたマットスイッチ及び通路装置 100の
内部に設けた光学センサー等により誘導通路に乗降客の
いないことを確認した後、ホームドア13の可動扉17及び
車両1の乗降ドア1aを閉鎖し、通路装置 100のシリンダ
ー34及びサブシリンダー38を後退させて壁材32を折り畳
みつつ後退させる。その後、案内軌条可動部60を起立さ
せて、プラットホーム11の案内軌条6とその案内面を同
一面として連続させ、車両1の発車及び次の車両の到着
に備える。
【0025】乗降装置を図17乃至図25に示す第3実施例
の通路装置 100を使用した場合について説明する。この
実施例の乗降装置の通路装置 100は、側枠52と上枠53及
びプラットホーム11に囲まれた開口部分54に、壁材55と
して、磁気遮蔽材料からなる回動式の扉状壁材56と、該
扉状壁材56の下方に伸縮自在に設けた床材57を設けたも
のである。扉状壁材56はその戸尻部分 56aを中心として
側枠52に回動自在に取付けており、その駆動源として、
上枠53内に収納されたドアエンジン58のピストンロッド
59先端に、連結されている。
【0026】該扉状壁材56の前面には、矩形ボックス62
を設置すると共に、該矩形ボックス62内に磁気遮蔽材か
らなる壁板部63を収納しており、壁板部63には矩形ボッ
クス62に取付けられたガイド棒64に案内されるガイド65
が上下に夫々設置されると共に、壁板部63の先端側にシ
リンダー66のピストンロッド67の先端が係止されてお
り、さらに、壁板部63の先端には車両1の乗降ドア1aに
当接する磁気遮蔽材からなる緩衝部30が取付けられてい
る。
【0027】一方、通路装置 100を構成するもう一つの
床材57は、扉状壁材56の下方に積層状に3段に設けられ
て、上方から床材57a,57b,57c を構成している。そし
て、各々の床材57a,57b,57c の両端部は扉状壁材56が開
いた状態でその下方を覆い磁気を遮蔽できるように扉状
壁材56の外側で凸状に突出している。又、最上層の床材
57aと中間層の床材 57bの両側は、それぞれ床材 57bに
固定している伸縮シリンダ68a,プラットホーム11に固定
している伸縮シリンダ 68bのピストンロッド69a,69b が
連結されて、伸縮シリンダ68a,68b に圧力流体が供給さ
れることによって伸長してホームドア13と乗降ドア1aの
間の床面を形成する。尚、最上層の床材 57aの先端に
は、図17に示すように、磁気遮蔽材からなる緩衝部30が
取付けられ、又、その後端は伸長時において一つ下方の
ものとの密着性をよくするために下方へ少し曲折してい
る。
【0028】このような通路装置 100を備えた乗降装置
において、まず、床材57を伸長させるために、伸縮シリ
ンダ 68bを作動させて床板 57bを伸長させ、次いで伸縮
シリンダ 68aを作動させて床板 57aを伸長させその先端
の緩衝部30を乗降ドア1aの下方へ密接させる。これによ
って、プラットホーム11と車両1の間がまず磁気遮蔽材
からなる床板 57aによって封鎖される。次に、通路装置
100のドアエンジン58を作動させ、ピストンロッド59を
進出させると、図20に示すように、扉状壁材56が両開き
方向に2点鎖線で示す位置まで略90度回動する。次い
で、矩形ボックス62内のシリンダー66を作動させると、
壁板部63が図22乃至図25に示すように前進し、壁板部63
の先端縁に設けられた緩衝部30が車両1の外面に当接し
て乗降ドア1aの両側縁が封鎖される。
【0029】上記のように通路装置 100によって誘導通
路70が形成されるが、この誘導通路70の形成に先立っ
て、前述と同様に案内軌条可動部60を、倒立シリンダー
201によってプラットホーム11に倒しておく、このよう
にして、ホームドア13と乗降ドア1aの間には、扉状壁材
56及び壁板部63によって両側部が磁気遮蔽され、伸長し
た床材57によって下方が磁気遮蔽された誘導通路70を通
して車両1とプラットホーム11の間に、乗降客を安全に
乗降させることができる。乗降完了後は、ホームドア13
及び乗降ドア1aを閉鎖した後、通路装置 100及び可動装
置 200を前記と反対の手順で作動させて扉状壁材56等を
格納すると共に、案内軌条可動部60を起立させて、案内
軌条6の案内面と同一面として連続させることによっ
て、車両1の発車及び次の車両の到着に備える。
【0030】以上の説明における乗車装置を構成する可
動装置100 の第1乃至第4実施例を以下説明する。この
うちの第1実施例は、前述した乗降装置の実施例で使用
したものである。
【0031】可動装置 200の第1実施例は図26において
示されるように、誘導通路に位置する案内軌条6の一部
分を切り欠いて案内軌条可動部60をその切り欠き部分に
位置させて、この案内軌条可動部60を倒立シリンダ 201
のピストンロッド 202と連結することにより倒立自在に
プラットホーム11に固定したものである。案内軌条可動
部60の下部両端は、案内軌条6とヒンジ 203などによっ
て回転自在に固定され、その裏面がプラットホーム11の
下方に一端が固定された倒立シリンダ201のピストンロ
ッド 202とピン202aなどで回転自在に連結されることに
よって、倒立シリンダ 201内に圧力流体が供給された時
には、案内軌条可動部60は倒立して、磁気浮上車両1の
案内車両5をガイドする案内面が案内軌条6の案内面と
同一面として連続し、倒立シリンダ201 外へ圧力流体が
排出された時には、案内軌条可動部60は倒れてプラット
ホーム11の側縁部 11aに設けた凹部 204へ嵌り込んで案
内軌条6の一部分を開放して不連続な状態とし、乗降客
の誘導通路を形成する通路装置 100が位置できる状態と
する。
【0032】前記可動装置 200の第2実施例は、図27に
おいて示されるように、誘導通路に位置する案内軌条6
の一部分を切り欠いて案内軌条可動部60をその切り欠き
部分に位置させて、この案内軌条可動部60を上下動シリ
ンダ 205のピストンロッド 206と連結することにより、
プラットホーム11の下方端面 11bで上下動自在としたも
のである。案内軌条可動部60のプラットホーム11側の面
は、端面11bに設けた案内車 207によって案内され、磁
気浮上車両1側の面は、レール面9を堀り下げて形成し
た穴部 208の壁面208bに設けた案内車 207によって案内
される。前記上下動シリンダ 205はこの穴部 208内に設
けられ、上方に延びるピストンロッド 206と案内軌条可
動部60の下端が連結されることによって、上下動シリン
ダ 205に圧力流体が供給された時には、案内軌条可動部
60が上昇して磁気浮上車両1の案内車輪5をガイドする
案内面が案内軌条6の案内面と同一面として連続し、上
下動シリンダ 205外へ圧力流体が排出された時には、案
内軌条可動部60は穴部 208内へと下降して案内軌条6の
一部分を開放して不連続な状態とし、乗降客の誘導通路
を形成する通路装置 100が位置できる状態とする。
【0033】前記可動装置 200の第3実施例は、図28及
び図29に示されるように、誘導通路に位置する案内軌条
6の一部分を切り欠いて案内軌条可動部60をその切り欠
き部分に位置させ、この案内軌条可動部60を倒立シリン
ダ 209のピストンロッド 210と連結することにより、プ
ラットホーム11の側縁部 11aでプラットホーム11側べ直
角に回転の後、2つの上下動シリンダ 211によって下降
するようにしたものである。案内軌条可動部60のプラッ
トホーム11側の下端は、プラットホーム11の側縁部 11a
に設けた縦穴 212の内部をプラットホーム11に固定して
いる案内車 213によって上下動する基台 214にピン 215
によって回転自在に固定されている。この基台 214の下
端には、縦穴 212内に固定した前記2台の上下動シリン
ダ 211のピストンロッド 216にそれぞれ連結されてお
り、又、案内軌条可動部60の裏面は縦穴 212内に固定し
た前記倒立シリンダ 209とアーム 217を介してピン 218
で回転自在に連結されている。倒立シリンダ 209と上下
動シリンダ 211に圧力流体が供給されて、案内軌条可動
部60が起立状態にある時には、案内軌条6の切り欠き部
分が塞さがれ、磁気浮上車両1の案内車輪5をガイドす
る案内面が案内軌条6の案内面と同一面として連続して
いる。案内軌条可動部60を縦穴 212内に収納して案内軌
条6に切り欠き部分を形成するには、まず、倒立シリン
ダ 209の圧力流体を排出して、図31に2点鎖線で示すよ
うに、基台 214の上方で、案内軌条可動部60をピン215
を中心にプラットホーム11側へ直角に倒してから、2つ
の上下動シリンダ 211及び倒立シリンダ209 の圧力流体
を排出することによって基台 214と共に案内軌条可動部
60を縦穴 212の内部へ収納し、図31に1点鎖線で示すよ
うに、プラットホーム11の上面と案内軌条可動部60の上
面をほぼ同一面となるようにする。これによって、案内
軌条6の一部分が開放されて案内面が不連続な状態とな
り、乗降客の誘導通路を形成する通路装置 100が位置で
きる状態となる。元に戻す場合には逆の動作を行う。
【0034】前記可動装置 200の第4実施例は、図30乃
至図36において示されるように、誘導通路に位置する案
内軌条6の一部分を切り欠いた両側に肉厚の薄い固定案
内軌条 219を設けると共に案内軌条可動部60をこれら2
つの固定案内軌条 219の間に位置させ、この案内軌条可
動部60を後退させた後に、固定案内軌条 219の裏面へ退
避させるものである。案内軌条可動部60は、一端が段部
220に形成され、他端が傾斜面 221に形成されると共に
ローラ 222を傾斜面 221から突出させている。一方、固
定案内軌条 219の案内軌条可動部60と対応する端面もそ
れぞれ前記段部220及び傾斜面 221と対をなす形状とな
るように一端が段部 223に形成され、他端が傾斜面 224
に形成されると共に前記ローラ 222をガイドするための
プラットホーム11方向へ傾斜して延出したローラ案内片
225を有している。更に、案内軌条可動部60の下面の両
側にはプラットホーム11の上面を滑って移動するための
支持ローラ 226が設けられ、この支持ローラ 226の上方
にはリーチレバー 227の一端が回転自在に固定されてい
る。該リーチレバー 227の他端は、案内軌条可動部60よ
りプラットホーム11の内側に案内軌条6と平行に設けら
れたスライドレール228内を移動する移動ローラ 229を
下方にそれぞれ有する2つの移動軸 230の上方と連結さ
れている。更に、案内軌条可動部60の他端は固定案内軌
条部 219の裏面に固定したスライドシリンダ 231の移動
部 232に連結片 233を介してその一端を固定されている
スライドロッド 234の他端側と連結されている。
【0035】従って、スライドシリンダ 231の移動部 2
32がスライドシリンダ 231に設けているレール 235に沿
って案内軌条可動部60と反対方向へ移動すると、案内軌
条可動部60はスライドロッド 234、連結片 233を介して
同方向へ引張られるので、他端のローラ 222がローラ案
内片 225に沿って滑りつつプラットホーム11の内側へ斜
めに引き寄せられる。このとき、案内軌条可動部60の下
方は支持ローラ 226によって支えられており、且つ、連
結杆 236を介して連結される2本のリーチレバー 227を
介してスライドガイドレール 228内を移動する移動ロー
ラ 229とも移動軸 230を介して連結されているので、プ
ラットホーム11の内側へ斜めに引き寄せられてからは、
ローラ案内片 225の先端方向で固定案内軌条219に固定
された支持部材 237の先端部 238に案内軌条可動部60の
他端が当接することによって、スライドガイドレール 2
28にガイドされながら固定案内軌条 219の裏側へ移動し
て行くが、途中で他の支持部材 239の先端部 240によっ
てガイドされつつ、固定案内軌条 219の裏面に達する。
これによって、案内軌条60の一部分が開放されて案内面
が不連続な状態となり、乗降客の誘導通路を形成する通
路装置 100が2つの固定案内軌条 219の間に位置できる
状態となる。
【0036】逆に、2つの固定案内軌条 219の間に案内
軌条可動部60を位置させるには、スライドシリンダ 231
の移動部 232を前記とは反対方向へ移動させる。これに
よって、案内軌条6の案内面は同一面としてすべて連続
した状態となる。尚、案内軌条可動部60の案内面には磁
気浮上車両1の案内車両5の力がプラットホーム11の内
側方向へ働くので、安全のために下記に述べるような施
錠装置が設けられている。すなわち、案内軌条可動部60
の裏面の両側には、コの字型の止具 241が設けられ、一
方、両側の固定案内軌条 219の案内軌条可動部60側の端
部には、固定案内軌条 219の裏面に固定されているロッ
クシリンダ 242の移動部 243と連結ロッド 244を介して
連結された係止棒245が移動自在に止具 246によって支
持されている構成である。
【0037】そして、案内軌条可動部60が施錠されてい
る時は、図30と図31及び図34と図35に示すように、係止
棒 245が固定案内軌条部 219より突出して案内軌条可動
部60の止具 241に係止された状態にある。案内軌条可動
部60を移動させる場合には、図32と図33及び図36と図37
に示すようにロッタシリンダ 242に圧力流体を供給して
移動部 243をレール 247に沿って案内軌条可動部60と反
対方向へ移動させることによって係止棒 245を案内軌条
可動部60の止具 241から外すことにより解錠する。再び
施錠する場合には、案内軌条可動部60が2つの固定案内
軌条部 219の間に位置していることを確認の後、移動部
243を前記とは逆方向に移動させて施錠する。図中、 2
48は固定案内軌条 219が金属平板板である場合などにお
いてその強度補強のためのリブである。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように。この
発明の乗降装置によると、車両がプラットホームの所定
位置で停車した場合には、可動装置によって、案内軌条
可動部がプラットホームの側縁部に倒れて、案内軌条に
切り欠き部分を形成して、通路装置が進出できる準備が
整う。そして、通路装置の壁材が進出することによって
その先端の緩衝部が車両の乗降ドアの周縁に当接し、ホ
ームドアと乗降ドアの間に誘導通路が形成される。壁材
は磁気遮蔽材からなっているので、プラットホームと車
両の間などからの車両の超電導コイルからの磁気はほぼ
完全に遮断されて誘導通路内へは達しなく、乗降客は悪
影響を受けることなく乗降することができる。
【0039】また、案内軌条可動部が起立しているとき
には車両を車幅方向に確実に規制すると共に、退避状態
においてはプラットホームの床面と略同一状態となるの
で、乗降客は、案内軌条可動部の上を特に注意を払うこ
となく通ることができ、安全に乗降することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通路装置の第1実施例を示す図2のA−A線拡
大一部省略断面図である。
【図2】通路装置の第1実施例を示す退避時の側面説明
図である。
【図3】通路装置の第1実施例を示す退避時の平面説明
図である。
【図4】通路装置の第1実施例を示す退避時の正面説明
図である。
【図5】図4のB−B線拡大断面図である。
【図6】図7のC−C線一部省略断面図である。
【図7】通路装置の第1実施例を示す進出時の側面説明
図である。
【図8】通路装置の第2実施例を示す図10のD−D線
拡大一部省略断面図である。
【図9】通路装置の第2実施例を示す図14のE−E線
拡大一部省略断面図である。
【図10】通路装置の第2実施例を示す退避時の側面説
明図である。
【図11】通路装置の第2実施例を示す退避時の平面説
明図である。
【図12】通路装置の第2実施例を示す退避時の正面説
明図である。
【図13】図10のF−F線拡大一部省略断面図であ
る。
【図14】図12の一部拡大図である。
【図15】図16のG−G線拡大一部省略断面図であ
る。
【図16】通路装置の第2実施例を示す進出時の側面説
明図である。
【図17】通路装置の第3実施例を示すもので積層状の
床材の先端と後端の断面図である。
【図18】通路装置の第3実施例を示す退避時の側面説
明図である。
【図19】図21のH−H線拡大一部省略断面図である。
【図20】通路装置の第3実施例を示す退避時の平面説
明図である。
【図21】通路装置の第3実施例を示す退避時の正面説
明図である。
【図22】通路装置の第3実施例を示す進出時の一部断
面平面説明図である。
【図23】通路装置の第3実施例を示す進出時の一部断
面正面説明図である。
【図24】通路装置の第3実施例を示す進出時の側面説
明図である。
【図25】通路装置の第3実施例を示す進出時の一部省
略平面説明図である。
【図26】可動装置の第1実施例を示す要部側面説明図
である。
【図27】可動装置の第2実施例を示す要部側面説明図
である。
【図28】可動装置の第3実施例を示す要部背面説明図
である。
【図29】図28の要部側面説明図である。
【図30】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部が案内軌条と連続している状態の平面図、
【図31】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部が案内軌条と連続している状態の正面図で
ある。
【図32】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部が移動している状態の平面図である。
【図33】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部が移動している状態の正面図である。
【図34】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部の施錠状態の平面図である。
【図35】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部の施錠状態の正面図である。
【図36】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部の解錠状態の平面図である。
【図37】可動装置の第4実施例を示すものであって案
内軌条可動部の解錠状態の正面図である。
【図38】ホームドアを示す平面図である。
【図39】ホームドアを示す正面図である。
【図40】磁気浮上車両及び付帯設備の構成を示す一部
破断平面説明図である。
【図41】磁気浮上車両及び付帯設備の構成を示す一部
破断正面説明図である。
【符号の説明】
1 磁気浮上車両 6 案内軌条 11 プラットホーム 12 防護壁 13 ホームドア 24 壁材 32 壁材 55 壁材 60 案内軌条可動部 100 通路装置 200 可動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 敦 三島市大宮町3−9−34 (72)発明者 柴田 洋三 浦和市鹿手袋651 カーサヴェルデ関谷 1−208 (72)発明者 上月 正雄 兵庫県加古川市平岡町一色745番地の25 (72)発明者 富島 工 兵庫県加古郡播磨町野添1033番地の5 (72)発明者 原田 稔 千葉市幕張町5丁目417−222 幕張グリ ーンハイツ822号 (72)発明者 小屋 和弥 神戸市東灘区魚崎中町1丁目1番24−W 1102号 (56)参考文献 実開 昭62−141576(JP,U) 実開 昭64−41466(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61B 1/02 B61B 1/00 B61B 13/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホームの側縁部より中央部寄り
    に所定距離を隔てて設置された防護壁と、プラットホー
    ムの側縁部近傍に存する乗降位置に対応して前記防護壁
    に装備されたホームドアと、磁気浮上車両の車幅方向の
    ガイドを行うべくプラットホームの側縁部上面よりも上
    方に突出して配設された案内軌条とを有する構成であっ
    て、前記ホームドアと前記乗降位置近傍との間に配備さ
    れて少なくとも乗降客の側方及び下方を障蔽して誘導通
    路を形成し且つ該誘導通路方向に対して進退自在な通路
    装置を設けると共に、前記案内軌条の前記乗降位置に対
    応する部分を案内軌条可動部として前記誘導通路外に移
    動させる可動装置を設け、前記通路装置の誘導通路を形
    成する壁材を磁気遮蔽材より構成したことを特徴とする
    磁気浮上車両用プラットホームの乗降装置。
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