JP2838460B2 - Phpにおける公衆電話回線への接続装置 - Google Patents

Phpにおける公衆電話回線への接続装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPHP(パーソナルハン
デーホン)を一般電話回線へ接続できるようにしたPH
Pにおける一般電話回線への接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】PHPは基地局を経由して公衆電話網又は
ISDN網に接続して通話を行うもので、該基地局から
所定の範囲内ならどこからでも、また移動しながらでも
電話ができるものである。従来このような移動しながら
通話が行える電話機としては、コードレス電話とセルラ
ー(移動体通信)がある。
【0003】コードレス電話は親機(屋内用)と子機
(移動電話)の2台のセットを必要とし、子機から親機
を経由して公衆電話回線に接続して通話を行うものであ
る。また、デジタルセルラー(移動体通信)は自動車電
話のように多数の基地局、制御局、セルラー電話交換機
を経由して、公衆電話網又はISDN網に接続して通話
を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コードレス電話は上記
のように子機から親機を経由して公衆電話回線に接続
し、通話を行うものであるから通話料金は安いが、親機
と子機の2台のセットが必要で且つ子機を携帯電話機と
して使用できないという問題があった。また、セルラー
(移動体通信)は多数の基地局、制御局、セルラー電話
交換機を経由するため、設備が大規模となり通話料金が
高くなるという問題がある。PHPは地上基地局を経由
して公衆電話網に接続する方式であるから、セルラーに
比較し設備の規模が小さく、通話料金も安いが、直接公
衆電話回線に接続できないという点で通話料金が高くな
るという問題があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、PHPを基地局を経由せずに公衆電話回線に接続で
きるPHPにおける公衆電話回線への接続装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、屋外で基地局を介して通話できるPHPと、
屋内に設けられたPHPアダプターを具備し、PHPア
ダプターとPHPとはケーブルにより接続できるように
構成され、PHPアダプターは制御回路とスピーチネッ
トワーク回路及びダイアラー回路と、PHPが接続され
ると該PHPの蓄電池に充電する充電手段を具備すると
共に、PHPが接続され該PHPをオフフックすること
により、制御回路とスピーチネットワーク回路及びダイ
アラー回路が動作状態となり該PHPを公衆電話回線に
接続する機能と、PHPのキー操作によりキーデータが
前記ダイアラー回路に入力され前記スピーチネットワー
ク回路を介して公衆電話回線へダイヤルデータを送出
し、相手側を呼出し、該PHPから通話できる機能と、
着信時にPHPをオフフックすることにより、制御回路
とスピーチネットワーク回路及びダイアラー回路が動作
状態となり、PHPから相手側と通話できる機能とを具
備することを特徴とする。
【0007】また、PHPアダプターは、LCR(最小
費用の経路選択回路)を具備し、より安い市外回線を自
動選択することを特徴とする。
【0008】また、PHPアダプターは、留守録ユニッ
トを具備し、PHPが接続されていない状態で着信があ
った場合、或いはPHPが接続された状態で着信があっ
てもオフフックされない場合、該留守録ユニットが作動
し、メッセージが録音できることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明はPHPにおける公衆電話回線への接続
装置を上記の如く構成するので、PHPアダプターにP
HPをケーブルで接続することにより、PHPを公衆電
話回線に接続でき、PHPのキー操作により発信ができ
る。また、着信時にPHPをオフフックすることにより
相手側と通話できる。また、PHPアダプターはLCR
(最小費用の経路選択回路)を具備するから、より安い
市外回線を自動選択できる。また、PHPアダプターは
留守録ユニットを具備するから、PHPが接続されてい
ない状態で着信があった場合或いは接続された状態で着
信があってもオフフックされない場合、該留守録ユニッ
トが作動し、メッセージが録音できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明のPHPにおける公衆電話回線へ
の接続装置の外観を示す図である。PHPアダプター2
0とPHP10とはケーブル40でコネクタ48を介し
て接続できる。また、PHPアダプター20は、電源線
50で交流電源に、モジュラーコード51で公衆電話回
線に接続するようになっている。
【0011】図1はPHP10及びPHPアダプター2
0の回路構成を示すブロック図である。PHP10はR
F回路11、IF回路12、シンセサイザー回路13、
制御回路14、蓄電池15及びアンテナ16を具備する
構成である。RF回路11は高周波(本実施例では1.
9GHz)の電波の送信・受信回路である。IF回路1
2は送信電波を検波できる周波数まで下げる機能を有す
る。シンセサイザー回路13は各周波数を発生する各周
波数発生回路である。なお、PHP10のブロック図に
おいて、マイク、スピーカー、表示部等の記載は省略し
ている。
【0012】また、PHPアダプター20は制御回路2
1、LCR(最小費用の経路選択回路)22、制御回路
・ダイアラー回路・スピーチネットワーク回路23、留
守録制御回路24、リンガースピーカー25、リンガー
回路26、録音・再生回路27及び電源回路28を具備
する構成である。
【0013】また、ケーブル40はデータ信号線41、
クロック信号線42、ラッチ信号線43、音声信号線4
4、検出信号線45及びチャージ線46,47で構成さ
れる。
【0014】上記構成のPHPにおける公衆電話回線へ
の接続装置において、PHPアダプター20とPHP1
0とはケーブル40で接続すると、図1に示すような回
路構成となり、制御回路14からスリープ信号がRF回
路11、IF回路12及びシンセサイザー回路13に入
力され各回路はスリープ状態となる。
【0015】PHP10をオフフックすることにより、
PHP10の制御回路14とPHPアダプター20の制
御回路・ダイアラー回路・スピーチネットワーク回路2
3の制御回路でデータ信号をやり取りし、PHP10は
公衆電話回線に接続される。PHP10のキー10aの
操作によりキーデータが制御回路・ダイアラー回路・ス
ピーチネットワーク回路23のダイアラー回路に入力さ
れ、スピーチネットワーク回路を介して公衆電話回線へ
ダイヤルデータを送出し、相手側を呼出し、PHPから
通話できる。
【0016】図2に示すように、PHPアダプター20
からケーブル40のコネクタ48を抜くことにより、制
御回路14はRF回路11、IF回路12及びシンセサ
イザー回路13のスリープ状態が解除され、各回路は動
作状態となり、基地局(図示せず)とアンテナ16を介
して無線で送受信ができる。
【0017】検出信号線45はPHPアダプター20に
PHP10が接続されたことを検出し、その検出信号を
PHPアダプター20の制御回路・ダイアラー回路・ス
ピーチネットワーク回路23の制御回路からPHP10
の制御回路14に伝送するための信号線である。このP
HPアダプター20にPHP10が接続されたことを検
出する手段としては、PHP10の蓄電池15の充電状
態を検知して行う方法、コネクタ48が接続されたこと
を電気的に検出する方法がある。
【0018】また、PHPアダプター20とPHP10
とを接続した状態で着信があった時は、PHP10をオ
フフックすることにより、制御回路・ダイアラー回路・
スピーチネットワーク回路23の各回路が動作状態とな
りとPHP10から相手側と通話できる。
【0019】また、PHPアダプター20は、PHP1
0からダイヤルデータを受信するとLCR(最小費用の
経路選択回路)を具備し、より安い市外回線を自動選択
できるようになっている。
【0020】また、PHPアダプター20は、留守録制
御回路24及び録音・再生回路27を具備し、PHP1
0が接続されていない状態で着信があった場合、或いは
PHP10が接続された状態で着信があっても着信から
所定時間が経過してもオフフックされない場合、該留守
録制御回路24及び録音・再生回路27が作動し、メッ
セージが録音できるようになっている。
【0021】なお、上記実施例は接続時にPHP10の
RF回路11乃至シンセサイザー回路13がスリープ状
態になるものであったが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、接続時にスリープ状態とならないように構
成してもよい。このように構成すれば接続時でも基地局
からの無線に対して着信できるものになる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば下記
のような優れた効果が得られる。 (1)PHPとPHPアダプターを接続し、公衆電話回
線を利用できるので、通話料金が安価となる。 (2)屋外ではPHPを携帯電話機として使用し、屋内
では一般の電話機として使用できる。 (3)PHPアダプターと接続すると、PHPの蓄電池
に充電することができる。 (4)屋内で公衆電話回線に接続するために親機(ベー
スセット)が不用である。 (5)留守録音ができる。 (6)LCR(最小費用の経路選択回路)を具備し、よ
り安い市外回線を自動選択できる。 (7)PHPアダプターと接続した状態で、該アダプタ
ーを介した有線による着信と基地局を介して無線による
着信の双方が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PHP及びPHPアダプターの構成及びその接
続状態を示すブロック図である。
【図2】本発明のPHPにおける公衆電話回線への接続
装置の外観を示す図である。
【符号の説明】
10 PHP 11 RF回路 12 IF回路 13 シンセサイザー回路 14 制御回路 15 蓄電池 16 アンテナ 20 PHPアダプター 21 制御回路 22 LCR 23 制御回路・ダイアラー回路・スピーチ
ネットワーク回路 24 留守録制御回路 25 リンガースピーカー 26 リンガー回路 27 録音・再生回路 28 電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/00 H04M 1/26 H04M 1/65

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外で基地局を介して通話できるPHP
    と、屋内に設けられたPHPアダプターを具備し、 前記PHPアダプターとPHPとはケーブルにより接続
    できるように構成され、 前記PHPアダプターは、制御回路、スピーチネットワ
    ーク回路及びダイアラー回路と、PHPが接続されると
    該PHPの蓄電池に充電する充電手段を具備すると共
    に、 該PHPが接続され該PHPをオフフックすることによ
    り、前記制御回路、スピーチネットワーク回路及びダイ
    アラー回路が動作状態となり、該PHPを公衆電話回線
    に接続する機能と、 該PHPのキー操作によりキーデータが前記ダイアラー
    回路に入力され、前記スピーチネットワーク回路を介し
    て公衆電話回線へダイヤルデータを送出し、相手側を呼
    出し、該PHPから通話できる機能と、 着信時に前記PHPをオフフックすることにより、前記
    制御回路、スピーチネットワーク回路及びダイアラー回
    路が動作状態となり、PHPから相手側と通話できる機
    能とを具備することを特徴とするPHPにおける公衆電
    話回線への接続装置。
  2. 【請求項2】 前記PHPアダプターは、LCR(最小
    費用の経路選択回路)を具備し、より安い市外回線を自
    動選択することを特徴とするPHPにおける一般電話回
    線への接続装置。
  3. 【請求項3】 前記PHPアダプターは、留守録ユニッ
    トを具備し、PHPが接続されていない状態で着信があ
    った場合或いはPHPが接続された状態で着信があって
    も該PHPがオフフックされない場合該留守録ユニット
    が作動し、メッセージが録音できることを特徴とするP
    HPにおける公衆電話回線への接続装置。
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DE10146982C1 (de) * 2001-09-24 2003-06-18 Siemens Ag Ladeeinrichtung für mobile Kommunikationsgeräte mit integriertem Powerline-Modem

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