JPH06311102A - 移動機有線接続用アダプタシステム - Google Patents

移動機有線接続用アダプタシステム

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JPH06311102A
JPH06311102A JP5099076A JP9907693A JPH06311102A JP H06311102 A JPH06311102 A JP H06311102A JP 5099076 A JP5099076 A JP 5099076A JP 9907693 A JP9907693 A JP 9907693A JP H06311102 A JPH06311102 A JP H06311102A
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JP
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line
adapter
wired
mobile phone
signal
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JP5099076A
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Eiya Kuriki
榮彌 栗木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、従来の携帯電話機などの無線の移動
機を、簡単な構成で有線回線に接続し得る。 【構成】 携帯電話機1を無線で使用する場合は、カー
ルコード9をコネクタ7から取り外し、携帯電話機1単
体で無線通話を行う。一方、携帯電話機1本体を無線で
なく、有線回線に接続する場合は、カールコード9でア
ダプタ8に接続し、アダプタ8にAC電力供給を行う。
更に、アダプタ8は加入者回線接続端子16に接続され
ているモジュラーコネクタ12に接続する。携帯電話機
1から相手側電話機18に対する呼び出し操作を行い、
相手側からの応答を待って通話を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は移動機有線接続用アダ
プタシステムに関し、例えば、従来の携帯電話機などの
有線接続への適用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機が一般に普及しつつあ
る。例えば、携帯電話機による電話サービスとしては、
例えば、NTT中央移動通信(株)のDoCoMoによ
るものや、日本移動通信(株)(IDO)によるものな
どがある。これらの携帯電話サービスによれば、無線で
従来の公衆電話網の一般電話機との通話や、国際電話
や、自動車電話機との通話なども行うことができる。
【0003】上述の様な携帯電話機の普及は、従来から
宅内で使用されている有線用の公衆電話機と同様に使用
の必要性があったことと、この様な必要性に対する技術
開発が並行して行われたため、携帯に便利なものとして
使用されつつあるものと考えられる。
【0004】例えば、現在の携帯電話機は、小型で、軽
量で且つ無線電話回線を通じて、旅行や外出などにおけ
る移動時に便利な様に作られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在で
も、いろいろな観点から改善要望が提案されている。例
えば、一般にユーザが自宅や事務所に外から戻ってきた
ときに、携帯電話機の蓄電池を充電させるために、充電
アダプタに装着し机上に置かれる。この様な場合に、例
えば、場合によっては、既存の有線用の宅内電話機や、
携帯電話機と充電アダプタとが混在した状態で机上に置
かれている場合がある。この様な場合に、携帯電話機も
宅内電話機を従来の公衆電話通信網の加入者電話機と通
信を行うものであるので、出来る限り少ない設備で必要
な公衆電話通信が行い得たいという要求がある。
【0006】また、携帯電話機は、一般に従来の宅内電
話機に比べて、操作方法が異なり、しかも、新しい形態
の無線通信が可能な電話機であるため、初めて使用する
ユーザにとっては、戸惑い易いものである。
【0007】例えば、携帯電話機の短縮ダイヤル番号情
報は、携帯電話機内の記憶部に格納できるが、この短縮
ダイヤル番号情報の読み出し方法が異なる。更に、具体
的には格納場所の番号や順序は宅内電話機とは一致して
いないため、従来の宅内電話機の電話機の操作に比べて
容易に操作できるほどではない。従って、携帯電話機の
操作方法に、不便を感じていた。
【0008】上述の様な要望を実現することや、上述の
様な問題を改善することは、社会生活を有効なものとし
て実現したり、資源の有効利用という観点からも非常に
重要な課題であると考えられている。
【0009】この様な観点から、例えば、携帯電話機を
契約して、加入者となっているユーザが宅内で使用した
い場合は、何等かの手段で、従来の公衆電話網の回線接
続端子に接続することができれば、あたかも従来の有線
用の宅内電話機と同様に使用し得る携帯電話機があれ
ば、携帯電話機と宅内電話機との両方を所有する必要が
ない。しかも、この様なことができれば、携帯電話機を
契約しているユーザは、携帯電話機として、外出にも使
用できるし、宅内で有線用電話機としても使用できるこ
とができる可能性がある。
【0010】この様なことが可能となれば、設備の有効
利用を図ることができ、電波での通話が不能な電波伝搬
条件の悪い環境では、有線回線に接続して必要な通話を
行うことが可能となる。また、経済的にも、現在は無線
回線を使用する場合よりも、有線回線を使用した方が回
線使用料が安い場合もあるで、使用の選択が可能なもの
が要求されている。
【0011】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とするところは、例えば、従来の携
帯電話機などの無線の移動機を、簡単な構成で有線回線
に接続し得る移動機有線接続用アダプタシステムを提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、以下の特徴的な構成で実現した。
【0013】即ち、公衆通信網の基地局との無線通信が
可能な移動機(例えば、携帯電話機など)は、相手側呼
出し用の情報若しくは送話信号を出力し、又は公衆通信
網の有線回線からの信号を受話出力する有線接続インタ
フェース手段を備える。
【0014】そして更に、上記移動機との信号の授受を
行うための接続を行う第1の接続手段と、有線回線側と
の信号の授受を行うための接続を行う第2の接続手段
と、上記第1の接続手段から相手側呼出し用の情報が与
えられると、有線回線接続用の相手側呼出し用回線信号
に変換して上記第2の接続手段を通じて有線回線へ出力
させ、若しくは上記第1の接続手段から送話信号が与え
られると、有線回線接続用の回線送話信号として上記第
2の接続手段を通じて有線回線へ出力させ、又は有線回
線から上記第2の接続手段を通じて供給される信号を検
出し、上記第1の接続手段を通じて上記有線接続インタ
フェース手段に与えさせるアダプタ手段とを有するアダ
プタ装置を備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】この発明によれば、移動機を有線回線を通じて
相手側を呼び出したい場合は、移動機の有線接続インタ
フェース手段から必要な呼出し用の情報若しくは送話信
号を出力して、アダプタ装置に与えることができる。
【0016】更に、上記移動機の有線接続インタフェー
ス手段からの必要な呼出し用の情報若しくは送話信号
は、アダプタ手段で、有線回線に適した相手側呼出し用
回線信号に変換して第2の接続手段を通じて有線回線に
出力することができる。更に、上記移動機の有線接続イ
ンタフェース手段からの上記第1の接続手段を介しての
送話信号が与えられると、アダプタ手段は有線回線接続
用に適した回線送話信号に形成して上記第2の接続手段
を通じて有線回線へ出力させることができる。
【0017】また、有線回線から与えられる信号は、ア
ダプタ装置の上記第2の接続手段を通じてアダプタ手段
に与えられると検出(例えば、着信検出など)を行い、
この検出で呼び出し信号に対して着信を行うことができ
る。更に、受話信号は上記第1の接続手段を通じて移動
機の有線接続インタフェース手段に与えることができ
る。そして、この有線接続インタフェース手段によっ
て、受話信号を受話出力させることができる。
【0018】また、上記第1の接続手段は、必要に応じ
て移動機の有線接続インタフェース手段と、アダプタ装
置のアダプタ手段との接続を行うものであるので、移動
機を無線で使用する場合は、この接続を行う必要がない
ので、上記第1の接続手段の接続を行わない。
【0019】
【実施例】次にこの発明を携帯電話システムに適用した
場合の好適な一実施例を図面を用いて説明する。
【0020】この一実施例では、携帯電話機を、セルラ
自動車電話システムであるパーソナルコミュニケーショ
ンシステム(PCS)や、現在検討が進められているF
PLMTS(将来の公衆陸上移動通信システム:Fut
ure Public Land Mobile Te
lecommunication Systems)に
適用し得る一例で説明する。
【0021】図1はこの一実施例に係るデジタル同期回
路の機能ブロック図である。この図1において、この携
帯電話システムは、主に、基地局19と無線通信を行い
得る携帯電話機1と、有線電話回線接続用のアダプタ8
と、公衆電話通信網(PSTN)17に接続されている
宅内電話機15と、公衆電話通信網(PSTN)17に
接続されている相手側宅内電話機18と、公衆電話通信
網(PSTN)17の無線用の基地局19とから構成さ
れている。
【0022】携帯電話機1単体による通話動作 この
図1において、携帯電話機1で通常の無線による通話を
行いたい場合は、アダプタ8と携帯電話機1とのカール
コード9による接続を切り離すことによって、無線電波
20による基地局19との通信を行うことができる。つ
まり、ダイヤルキーパッド5で相手側加入者電話番号を
キー入力する。そして、このときにキー入力された電話
番号は表示器6に表示される。
【0023】そして、このキー入力によって相手側電話
機18に対する呼出しが無線電波20で行われる。そし
て、相手側電話機18とに回線接続が行われると、マイ
ク4に対して送話入力したり、相手側電話機18からの
受話出力を受話器3で行うことができる。
【0024】携帯電話機1を有線回線に接続した場合の
動作 次にこの一実施例の携帯電話システムにおい
て、携帯電話機1を無線接続するだけでなく、特徴的な
構成によって有線接続するための構成と動作を説明す
る。
【0025】まず、図1の携帯電話機1には、外部装置
との接続のためのコネクタ7が備えられている。このコ
ネクタ7は、カールコード9によって、アダプタ9に接
続される。このコネクタ7とアダプタ8との間のカール
コード9は、携帯電話機1内部の蓄電池29に対する電
力供給線や、携帯電話機1とアダプタ8の間のデータ伝
送線や、自動車電話機としてハンズフリー(Hands
Free)で通話を行うときのためのインタフェース
線などが含まれている。
【0026】そして、図1のアダプタ8の内部構成の一
例は具体的に後述の図2で行う。ここでは、主な機能を
説明する。まず、図1のアダプタ8は、交流(AC)プ
ラグ10によって外部から交流(AC)電力を与えられ
ると、内部の回路に対して必要な電力を供給する。
【0027】また、図1のアダプタ8には、着脱検出ス
イッチ(DET SW)11が備えられていて、アダプ
タ8に携帯電話機1を搭載した状態では、この着脱検出
スイッチ(DET SW)11は、オン(ON)状態と
なり、通常の宅内電話機のオンフック状態と同様に携帯
電話機1は待ち受け(着信可能)状態にされる。また、
携帯電話機1をアダプタ8から取り外した状態では、着
脱検出スイッチ(DET SW)11は、オフ(OF
F)状態とされ、通常の宅内電話機のオフフック状態と
同様に通話可能状態にされる。
【0028】更に、図lのアダプタ8のコネクタ12
は、有線電話回線との接続を行うためのモジュラーコネ
クタである。このコネクタ12を通じて、加入者電話回
線接続端子16に接続される。また、一般には、宅内に
取り込まれている加入者電話回線接続端子16は、1回
線について、例えば、最大3台の宅内電話機を接続する
ことが可能となっている。このため、図1の宅内側内に
は、加入者電話回線接続端子16にモジュラーコネクタ
12〜14が接続されていて、モジュラーコネクタ14
には、宅内電話機15も接続されている。モジュラーコ
ネクタ13は、空きにして、何も接続されていない。
【0029】一方、図1の公衆電話回線回線網(PST
N)17は、移動体通信システム、例えば、セルラ−自
動車電話システムと接続されており、基地局19にも接
続されている。この様な図1の構成の一例の携帯電話シ
ステムによって、携帯電話機1は、相手側宅内電話機1
8からの呼び出し信号に対して、有線回線→アダプタ8
経由で携帯電話機1に着信させることもできるし、ま
た、基地局19経由で無線回線で携帯電話機1に着信さ
せることもできる。
【0030】また、図1の携帯電話機1からの発信にお
いては、カールコード9でアダプタ8に接続されている
場合は、有線回線を通じて宅内電話機と同様な発信を行
い得る。また、カールコード9が携帯電話機1のコネク
タ7から取り外されている場合は、自動的に通常の携帯
電話機として無線電波20で基地局19を通じて発信を
行い得る。
【0031】この様に、図1の携帯電話機1は、発信す
る際に、有線回線を利用するか、無線回線を利用する
か、などの選択を行うことができる。この選択に当たっ
ては、例えば、回線使用料金の差で選択することもでき
るし、また、場所によって無線電波の伝搬しにくい宅内
の場所では、有線回線を選択することも可能となる。
【0032】また、この図1の宅内側の構成では、宅内
電話機15も設置しているので、例えば、携帯電話機1
が無線電波20で相手側宅内電話機18と通話中に、別
の電話機から携帯電話機1に対する呼び出し信号が有線
回線から宅内側に供給される場合は、携帯電話機1は着
信できないので、代わりに加入者電話回線接続端子16
に同様に接続されている宅内電話機15で着信を行うこ
とができる。従って、着信不能という事態を回避でき
る。
【0033】具体的な動作 図2は一実施例の携帯電
話機1の内部機能ブロックとアダプタ8の内部機能ブロ
ックを示している。(携帯電話機1の内部機能動作)
そして、携帯電話機1には、CPU161が備えら
れ、内部回路を制御すると共に、アダプタ8の内部のC
PU31とのデータ通信などを行うことができる。この
データ通信は、図2のデータ通信線4a、4bで行われ
る。そして、図2の携帯電話機1には、従来と同様に送
受信回路(RADIO)171を備える。
【0034】そして、送受信回路(RADIO)171
は、更にアンテナ2を通じて無線電波20で基地局19
と無線回線接続される。そして、図2のCPU161に
はダイヤルキーパッド(KEY)5や、表示器(DI
S)6が接続され、ユーザによってダイヤルされた番号
の読取りや、電話番号その他必要情報の表示を行うこと
ができる。
【0035】更に、図2のCPU161には着信音を発
信するトーンリンガ回路(OSC)21が接続されてい
るおり、スピーカ(SP)22から着信音を出力させる
ことができる。この着信音は、携帯電話機1が着信信号
を無線回線より受けた場合、無線送受信回路(RADI
O)17からの情報によってCPU161が受け駆動さ
せる場合と、有線回線からアダプタ8を通して電話交換
機などより受信した着信信号をアダプタ8の着信信号検
出回路(RING)61が検出し、CPU31より携帯
電話機1のCPU161へ着信情報が送られてきた場合
に駆動される。この場合トーンリンガの音色を無線回線
からの着信と、有線回線からの着信とで分けると識別す
る上で好ましい。
【0036】また、図1の無線送受信回路(RADI
O)17には、送話路23及び受話路24が取り込まれ
ている。そして、CPU161が無線接続か有線接続か
を判断し、スイッチ回路27、28に対して切り替え制
御信号を与えている。即ち、無線接続の場合は、スイッ
チ回路27及び28をa側に切り替えさせ、送話器4及
び受話器3とを無線接続側のa側にスイッチを切り替え
させる。
【0037】そして、スイッチ回路27、28のa側に
切り替えられると、送話信号は送話路23を通じて送受
信回路(RADIO)171に与えられる。また、送受
信回路(RADIO)171で受信された受話信号は受
話路24を通じてスイッチ回路28のa側を介して受話
器3に与えられる。
【0038】上述の様にCPU161は、アダプタ8の
CPU31とのデータ通信線41a、41bが接続断に
されている場合は、CPU161は無線接続と判断し
て、スイッチ回路27、28をa側に切り替えさせる。
また、データ通信線41a、41bが接続されている場
合は、有線接続と判断して、スイッチ回路27、28を
b側に切り替えさせる。
【0039】そして、有線接続と判断されると、スイッ
チ回路27、28はb側に切り替えられ、送話器4の送
話信号はアダプタ8の2線4線変換回路(HYB)10
1に供給される。更に、2線4線変換回路(HYB)1
01で検出された有線回線側からの受話信号は、スイッ
チ回路28のb側を介して受話器26に与えられる。
【0040】また、更に携帯電話機1には蓄電池(BA
TT)29が備えられていて、携帯電話機1の内部回路
に電力を供給している。この蓄電池(BATT)29へ
の電力はアダプタ8の電源回路(PWR)141から供
給される電力線15a、15bにより供給される電力に
よって蓄電される。
【0041】(アダプタ8の内部機能動作) 図2の
アダプタ8にもCPU31があり、各々の回線を制御す
るとともに後述するが、携帯電話機1側のCPU161
とデータ通信線4a、4bによって相互に情報伝達を行
うことができる。そして、5a、5bは加入者線接続端
子16(図1)への接続端子であって、有線回線L1、
L2には着信信号検出回路(RING)61が接続さ
れ、公衆電話回線網(PSTN)17の電話交換機側よ
り送られてくる着信信号を検出する。
【0042】更に、回線L1側にはフック(HOOK)
スイッチ11によって有線回線の接続断を行う。フック
(HOOK)スイッチ11は、CPU31によって開閉
を制御される。即ち、CPU31は携帯電話機1がアダ
プタ8に搭載されいるか、又は取り外しされているかを
検出する着脱検出スイッチ(DET SW)81の情報
によってフック(HOOK)スイッチ11の開閉を制御
し、通常、携帯電話機1がアダプタに搭載されていれば
フック(HOOK)スイッチ11を開とさせ、取り外さ
れていればフック(HOOK)スイッチ11を閉の状態
となるよう制御する。
【0043】但し、携帯電話機1において無線回線から
の着信があり、使用者が携帯電話機1をアダプタ8より
取り外した場合は、携帯電話機1に備えられたCPU1
61からの情報をアダプタ8内のCPU31が受信し、
フック(HOOK)スイッチ11を開の状態とし、有線
回線接続を保持させることをしない。
【0044】更に、有線回線L1、L2には、ダイヤル
信号発信回路(DIAL)9が接続されており、このダ
イヤル信号発信回路(DIAL)9は、携帯電話機1側
でダイヤル操作された情報がCPU161からCPU3
1へ送られ、ダイヤルパルス信号あるいは2周波プッシ
ュボタンダイヤル信号を発信し、有線回線L1、L2を
介して公衆電話回線網(PSTN17)の電話交換局側
へ伝送される。
【0045】更に、有線回線L1、L2の信号は2線4
線変換回路(HYB)101へ供給され、送話路111
及び受話路121に分離され、携帯電話機1側へ接続さ
れている。更に、アダプタ8の電力は、商用の交流(A
C)電力線から電力供給を受け、電源回路141によっ
て整流や安定化を行い、直流(DC)電力として、アダ
プタ8の内部回路へ電力供給を行っている。また、この
直流(DC)電力は、電力線151a、151bによっ
て携帯電話機1側へも供給する。
【0046】一実施例の効果 以上の一実施例の携帯
電話システムによれば、アダプタ8を携帯電話機1が使
用すれば、携帯電話機1は無線回線又は有線回線を利用
して通信を行えるため、電話機の共通化が図られ、従来
の宅内電話機と携帯電話機1との操作方法の違いによる
混乱を防げることができる。つまり、2種類の電話機を
所有することなく、一種類の携帯電話機1を所有するこ
とでよい。
【0047】更に、携帯電話機1からの発信においては
自動的に、例えば、通話料金の割安な有線電話回線を利
用して通話が行え、料金の節約になる。更にまた、例え
ば、机上には携帯電話機の蓄電池用充電器を備えたアダ
プタ8が1台置かれるだけでよいので、省スペース化を
達成できる。
【0048】尚、以上の一実施例においては、公衆電話
回線網(PSTN)17を使用した携帯電話システムと
して、この発明を適用したが、この様な図1のシステム
に限るものではない。例えば、公衆通信網に限らず、私
設通信網の有線回線又は無線回線に接続する場合におい
ても適用することができる。従ってこの様な場合は、N
TT中央移動通信(株)のDoCoMoや日本移動通信
(株)がサービスに使用している、公衆用の携帯電話機
ではなく、小電力無線機にも適用できる。
【0049】また、携帯電話機だけでなく、家庭用に普
及している、コードレス電話機の親機と子機の関係にお
いても適用し得る。即ち、例えば、一般に親機と子機と
の間は無線電波で通信を行っているが、有線回線に接続
されている親機の近くで子機であるコードレス部を使用
して通話する場合は、電波で通話せず、アダプタとカー
ルコードなどで親機と子機とを接続して有線で通話を行
うならば、余計な電波を空間に発生させないので、電磁
干渉を軽減させる上で有効となる。
【0050】更に、上述の一実施例の図2の携帯電話機
1の内部機能ブロックやアダプタ8の内部機能ブロック
は、一例であって、図2の機能ブロック構成に限定する
ものではない。
【0051】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の移動機有線接
続用アダプタシステムによれば、通信網の基地局との無
線通信が可能な移動機は、有線接続インタフェース手段
を備え、第1の接続手段と第2の接続手段とアダプタ手
段とを有するアダプタ装置とを備えているので、無線の
移動機を、簡単な構成で有線回線に接続し得て、しか
も、必要に応じて無線の移動機としても使用し得る、機
能的な移動機有線接続用アダプタシステムを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の携帯電話システムの構成
図である。
【図2】一実施例の携帯電話機及びアダプタの機能ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機、2…アンテナ、3…受話器、4…送話
器(マイク)、7…コネクタ、8…アダプタ、9…カー
ルコード、12…モジュラーコネクタ、16…加入者回
線接続端子、17…公衆電話回線網(PSTN)、18
…相手側電話機、19…基地局、20…無線電波。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網の基地局との無線通信が可能な移
    動機は、相手側呼出し用の情報若しくは送話信号を出力
    し、又は通信網の有線回線からの信号を受話出力する有
    線接続インタフェース手段を備え、 上記移動機との信号の授受を行うための接続を必要に応
    じて行う第1の接続手段と、 有線回線側との信号の授受を行うための接続を行う第2
    の接続手段と、 上記第1の接続手段から相手側呼出し用の情報が与えら
    れると、有線回線接続用の相手側呼出し用回線信号に変
    換して上記第2の接続手段を通じて有線回線へ出力さ
    せ、若しくは上記第1の接続手段から送話信号が与えら
    れると、有線回線接続用の回線送話信号として上記第2
    の接続手段を通じて有線回線へ出力させ、又は有線回線
    から上記第2の接続手段を通じて供給される信号を検出
    し、上記第1の接続手段を通じて上記有線接続インタフ
    ェース手段に与えさせるアダプタ手段とを有するアダプ
    タ装置を備えたことを特徴とする移動機有線接続用アダ
    プタシステム。
JP5099076A 1993-04-26 1993-04-26 移動機有線接続用アダプタシステム Pending JPH06311102A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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