JP2838048B2

JP2838048B2 - フォトアルバム付き手帳

Info

Publication number: JP2838048B2
Application number: JP6281476A
Authority: JP
Inventors: 浩規池田
Original assignee: KOSAI SHUTSUPANSHA KK
Current assignee: KOSAI SHUTSUPANSHA KK
Priority date: 1994-10-21
Filing date: 1994-10-21
Publication date: 1998-12-16
Anticipated expiration: 2013-12-16
Also published as: JPH08118845A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、旅程やスタンプ等の旅
行に関する情報を記録するとともに旅先での写真を収容
可能なフォトアルバム付き手帳に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、宿泊先や行程等の旅程は、手
帳に記載している。また、旅先での記念のスタンプは、
専用のスタンプ帳に押印している。また、写真は専用の
フォトアルバムに納めている。このため、各目的ごとに
管理されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の手帳や
フォトアルバム等は、それぞれの目的に応じた記録が分
離独立して管理されているので、１回の旅行に関するひ
とまとまりの様々な記録が分散しがちであり、後日、旅
行の思い出を日記や随想録にまとめ直したり、旅行先で
お世話になった人に礼状や記念写真を送ろうとしたりす
るときなどに、分散した記録をいちいち探さなければな
らず、大変不便であった。

【０００４】そこで本発明の目的は、旅行に関する一連
の記録を１回の小旅行ごとに一括管理して、記録の散逸
を防止するフォトアルバム付き手帳を提供することにあ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るフォトアルバム付き手帳は、表紙とこ
の表紙に綴じ込んで固着されている複数の綴じ込み頁と
から構成されている。複数の綴じ込み頁は、少なくとも
旅程の頁、スタンプの頁、写真の頁及び住所録の頁から
構成されて、それぞれ１頁以上具備している。旅程の頁
には、少なくとも旅行日の項目、目的地の項目、宿泊先
の項目及び行き先の項目の各項目名が印刷されている。
スタンプの頁には、スタンプを押印可能な余白とともに
スタンプの項目名が印刷されている。写真の頁には、透
明フィルムによって写真収容のポケットが設けられてい
る。住所録の頁には、住所録の項目と複数の氏名住所欄
が印刷されているところに特徴がある。

【０００６】

【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１に示すように、本発明に係る手帳
は、表裏の表紙１，１と、この表紙に綴じ込んで固着さ
れた複数の綴じ込み頁２とから構成されている。この綴
じ込み頁は、旅程の頁３、スタンプの頁４、備忘録の頁
５、写真の頁６、ファイル用ポケットの頁７及び住所録
の頁８を具備している。これら各項目３〜８の頁数は、
１回２〜３泊の小旅行に必要な記録量を掲載可能な頁数
を具備している。例えば、写真の頁６ならば、２４枚ま
たは３６枚撮りフィルム１〜３本分が納められる頁数で
あり、ファイル用ポケットの頁７ならば、現像したネガ
Ｎや領収書等の紙片を収納できる程度の頁数である。

【０００７】各頁を説明すると、旅程の頁３には、図２
に示すように、旅程に関する記録を記載可能な余白とと
もに各項目名が印刷してある。具体的には、旅程の頁３
の最上部に、旅程の頁の見出し３０が「旅の記録」と横
書で印刷してあり、見出しの下方には、旅行期間の欄３
１が印刷してある。旅行期間の欄３１の下方右側には、
同行者の欄３２が項目とともに印刷してあり、旅行期間
の欄３１の下方左側には、旅のタイトルの欄３３、目的
地の欄３４及び宿泊先の欄３５が各項目とともに印刷し
てある。宿泊先の欄３５の下方には、旅行日の欄３６と
行き先欄３７とが二段に渡って印刷してあり、行き先欄
は、一定の間隔をおいて横一列に複数配列してある四角
枠とメモ欄とからなる。行き先欄３７の下方右側には、
メモ欄３８が項目とともに印刷してあり、メモ欄の左側
には、旅行費用欄３９が項目とともに印刷してある。こ
のように、記載すべき項目が網羅されて、しかも見易い
配列で印刷されているので、この項目に従って穴埋め式
に記載していけば、旅程に関する記録を最大漏らさず記
載できて大変便利である。

【０００８】旅程の頁３の次には、図３に示すように、
スタンプの頁４が設けてあり、この頁の最上部には、ス
タンプの項目名４０が印刷してある。スタンプの頁４に
は、スタンプを押印可能な余白４１が設けてあるので、
スケッチを描くことも可能である。

【０００９】スタンプの頁４の次には、図４に示すよう
に、備忘録の頁５が設けてあり、この頁の最上部には、
備忘録の項目名５０が印刷してあり、その下方にはメモ
欄５１が罫線によって設けられている。

【００１０】備忘録の頁５の次には、図５に示すよう
に、写真の頁６が設けてあり、台紙６１には写真Ｐを納
めるための透明フィルムからなるポケット６２が設けら
れてあり、このポケットは台紙中央の糊代６３によって
上下に２枚入れることができる。１枚収納用に構成して
もよいし、台紙６１に粘着物を塗布して、写真Ｐを透明
フィルムで挟むように構成してもよい。

【００１１】写真の頁６の次には、図６に示すように、
ファイル用ポケットの頁７が設けてあり、頁全体が１つ
のポケットを構成しているので、前述したように、現像
したネガＮや領収書等の紙片を収納できて便利である。

【００１２】ファイル用ポケットの頁７の次には、図７
に示すように、住所録の頁８が設けてあり、この頁の最
上部には、住所録の項目名８０が印刷してあり、その下
方には氏名及び住所の欄８１が複数設けられている。

【００１３】尚、本発明は、さらに掲載記録を増減する
ことも可能である。増加する場合は、例えば、天気予報
等の知っておくと便利な電話番号の一覧頁や、旅行者本
人の住所、血液型、保険証番号等を掲載可能な頁がある
と、あわてやすい緊急の時に落ち着いて対処できるので
大変便利である。また、各項目の頁数も同様に増減可能
である。

【００１４】

【発明の効果】本発明によれば、１つの手帳内に、１回
の小旅行における旅程や写真等の旅行に関する記録を、
ほとんど漏らさずにまとめて整理して収録できるので、
１回の小旅行における全記録管理が容易であり、記録の
散逸を防止できる。また、必要な記載項目を網羅して、
かつ見易い配列に工夫して印刷してあるので、この項目
に従って書き込んでいけば、自然に必要な記録が記録で
きるので、書き漏れを防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】手帳全体の開いた状態を示す斜視図である。

【図２】旅程の頁の正面図である。

【図３】スタンプの頁の正面図である。

【図４】備忘録の頁の正面図である。

【図５】写真の頁の正面図である。

【図６】ファイル用ポケットの頁の正面図である。

【図７】住所録の頁の正面図である。

【符号の説明】

１表紙２綴じ込み頁３旅程の頁３１旅行日の項目３４目的地の項目３５宿泊先の項目３７行き先の項目４スタンプの頁４０スタンプの項目４１余白６写真の頁６２ポケット８住所録の頁８０住所録の項目８１氏名住所欄Ｐ写真

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】表紙（１）とこの表紙に綴じ込んで固着
されている複数の綴じ込み頁（２）とから構成される手
帳において、上記複数の綴じ込み頁（２）は、少なくとも旅程の頁
（３）、スタンプの頁（４）、写真の頁（６）及び住所
録の頁（８）から構成されて、それぞれ１頁以上具備し
ており、上記旅程の頁（３）には、少なくとも旅行日の項目（3
1）、目的地の項目（34）、宿泊先の項目（35）及び行
き先の項目（37）の各項目名が印刷されており、上記スタンプの頁（４）には、スタンプを押印可能な余
白（41）とともにスタンプの項目名（40）が印刷されて
おり、上記写真の頁（６）には、透明フィルムによって写真Ｐ
収容のポケット（62）が設けられており、上記住所録の頁（８）には、住所録の項目（80）と複数
の氏名住所欄（81）が印刷されていることを特徴とする
フォトアルバム付き手帳。