JP2837047B2 - 文書データ検索機能付き文書処理装置 - Google Patents
文書データ検索機能付き文書処理装置Info
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- JP2837047B2 JP2837047B2 JP4297050A JP29705092A JP2837047B2 JP 2837047 B2 JP2837047 B2 JP 2837047B2 JP 4297050 A JP4297050 A JP 4297050A JP 29705092 A JP29705092 A JP 29705092A JP 2837047 B2 JP2837047 B2 JP 2837047B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サ、文書処理が可能なコンピュータに関し、詳しくは、
検索条件の緩和処理機能を有する検索機能付き文書処理
装置に関する。
サ、文書処理が可能なコンピュータに関し、詳しくは、
検索条件の緩和処理機能を有する検索機能付き文書処理
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の文書処理装置の検索機能において
は、例えば、検索する文字例と一致する検索候補を記憶
部に管理されているデータベース、文書データから検索
する機能であり、検索条件として設定された文字列が不
適当であった場合、一致する候補が存在しないため、再
度、文字列を設定変更し検索を繰り返えして目的の候補
を見つける必要があった。
は、例えば、検索する文字例と一致する検索候補を記憶
部に管理されているデータベース、文書データから検索
する機能であり、検索条件として設定された文字列が不
適当であった場合、一致する候補が存在しないため、再
度、文字列を設定変更し検索を繰り返えして目的の候補
を見つける必要があった。
【０００３】図６は従来例の検索処理を示すフローチャ
ートである。図７は検索する文字列の一例を示す説明図
である。図６、図７を用いてフローを説明すると、 ステップ６０１：検索しようとする文字列を入力する。 ステップ６０２：記憶部に格納されている文書データを
サーチし、一致する文字列を探す。 ステップ６０３：文書データ内に一致する検索候補（文
字列）があれば、その文字列の検索は終了する。一致す
る検索候補がなければステップ６０１へ戻り、再度、検
索する文字列を設定し直し、目的の検索候補が見つかる
までステップ６０１〜ステップ６０３を繰り返し実行す
る。
ートである。図７は検索する文字列の一例を示す説明図
である。図６、図７を用いてフローを説明すると、 ステップ６０１：検索しようとする文字列を入力する。 ステップ６０２：記憶部に格納されている文書データを
サーチし、一致する文字列を探す。 ステップ６０３：文書データ内に一致する検索候補（文
字列）があれば、その文字列の検索は終了する。一致す
る検索候補がなければステップ６０１へ戻り、再度、検
索する文字列を設定し直し、目的の検索候補が見つかる
までステップ６０１〜ステップ６０３を繰り返し実行す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来技術の検
索処理において、上記のように原則的に検索候補が条件
（文字列）と完全一致する候補を検索するため、条件設
定を行った操作者の記憶があいまいな場合、あるいは入
力条件設定が誤っていた場合など、目的の候補（文字
列）が見つかるまで、条件の変更設定，検索の実行を何
度も繰り返す必要があり、検索のための作業の手数と時
間が多く必要とした。（図６のフローチャート、図７−
１）
索処理において、上記のように原則的に検索候補が条件
（文字列）と完全一致する候補を検索するため、条件設
定を行った操作者の記憶があいまいな場合、あるいは入
力条件設定が誤っていた場合など、目的の候補（文字
列）が見つかるまで、条件の変更設定，検索の実行を何
度も繰り返す必要があり、検索のための作業の手数と時
間が多く必要とした。（図６のフローチャート、図７−
１）
【０００５】又、部分一致が許される検索処理の場合
（図７−２）でも、検索条件として設定された文字列の
１文字の一致までの検索候補を認識されるため、その検
索された検索候補の一部が、殆ど関係しない文字列を検
索候補として選出される可能性があった。
（図７−２）でも、検索条件として設定された文字列の
１文字の一致までの検索候補を認識されるため、その検
索された検索候補の一部が、殆ど関係しない文字列を検
索候補として選出される可能性があった。
【０００６】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
ので、部分一致検索処理機能に、条件の有意性を判断す
る機能を付加することにより、無意味に検索候補数が増
えるのを防ぐとともに、目的の文字列を見つけやすいよ
うに絞り込むことを可能にし、例えば、論文などの比較
的長い期間で作成され、画面上で容易に参照できないよ
うな長文において、ある文字列を検索する作業をする場
合、条件にある程度のあいまいさが許容され、正確性を
要求しないことにより、フレンドリーなユーザーインタ
ーフェースを実現することができる。これにより、検索
条件の自動的な緩和機能と条件の有意性を判断する機能
を有し、検索作業の効率化と条件の柔軟性を実現する文
書データ検索機能付き文書処理装置を提供するものであ
る。
ので、部分一致検索処理機能に、条件の有意性を判断す
る機能を付加することにより、無意味に検索候補数が増
えるのを防ぐとともに、目的の文字列を見つけやすいよ
うに絞り込むことを可能にし、例えば、論文などの比較
的長い期間で作成され、画面上で容易に参照できないよ
うな長文において、ある文字列を検索する作業をする場
合、条件にある程度のあいまいさが許容され、正確性を
要求しないことにより、フレンドリーなユーザーインタ
ーフェースを実現することができる。これにより、検索
条件の自動的な緩和機能と条件の有意性を判断する機能
を有し、検索作業の効率化と条件の柔軟性を実現する文
書データ検索機能付き文書処理装置を提供するものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の基本構成
を示す説明図である。図１に示すように、本発明は、検
索することが可能な文書データを予め管理している文書
データ管理手段１０１と、検索する文字列を入力する入
力手段１０２と、入力された文字列に対応する検索候補
を文書データ管理手段１０１から検索する検索手段１０
３と、入力された文字列や検索された検索候補の文字列
を表示画面に表示する表示手段１０４を備えた文書処理
装置であって、入力された文字列と一致する検索候補が
検索手段１０３から出力されない際に、検索する文字列
の文字数を緩和して任意文字数に切り替えた検索条件を
検索手段１０３に設定する検索条件設定手段１０５と、
入力された文字列の文字数と切り替えた任意文字数との
組み合わせ理論から該当の検索候補数が所定の数値にな
るか否か算出し、その算出結果から検索条件の緩和を続
行するか中止するかを判定して検索条件設定手段１０５
の任意文字数の切り替え処理を制御する検索条件制御手
段１０６を備えたことを特徴とする文書データ検索機能
付き文書処理装置である。
を示す説明図である。図１に示すように、本発明は、検
索することが可能な文書データを予め管理している文書
データ管理手段１０１と、検索する文字列を入力する入
力手段１０２と、入力された文字列に対応する検索候補
を文書データ管理手段１０１から検索する検索手段１０
３と、入力された文字列や検索された検索候補の文字列
を表示画面に表示する表示手段１０４を備えた文書処理
装置であって、入力された文字列と一致する検索候補が
検索手段１０３から出力されない際に、検索する文字列
の文字数を緩和して任意文字数に切り替えた検索条件を
検索手段１０３に設定する検索条件設定手段１０５と、
入力された文字列の文字数と切り替えた任意文字数との
組み合わせ理論から該当の検索候補数が所定の数値にな
るか否か算出し、その算出結果から検索条件の緩和を続
行するか中止するかを判定して検索条件設定手段１０５
の任意文字数の切り替え処理を制御する検索条件制御手
段１０６を備えたことを特徴とする文書データ検索機能
付き文書処理装置である。
【０００８】前記検索手段１０３は検索条件設定手段１
０５により設定された検索条件に基づいて文書データ管
理手段１０１から検索候補を検索するように構成される
ことが好ましい。
０５により設定された検索条件に基づいて文書データ管
理手段１０１から検索候補を検索するように構成される
ことが好ましい。
【０００９】なお、本発明において、文書データ管理手
段１０１、検索手段１０３、検索条件設定手段１０５、
検索条件制御手段１０６としては、ＣＰＵ、ＲＯＭ、Ｒ
ＡＭ、Ｉ／Ｏポートが用いるのが好ましい。また、文書
データ管理手段１０１の記憶部としては、通常、その中
のＲＡＭ、あるいはＦＤ（フロッピーデイスク）装置、
ＨＤ（ハードディスク）装置等の外部記憶装置が用いら
れる。入力手段１０２としては、キーボード装置、タブ
レット装置、ポインティングデバイス等の入力装置が用
いられる。表示手段１０４としては、ＣＲＴディスプレ
イ装置、ＬＣＤ（液晶表示）装置、ＥＬディスプレイ装
置が用いられる。
段１０１、検索手段１０３、検索条件設定手段１０５、
検索条件制御手段１０６としては、ＣＰＵ、ＲＯＭ、Ｒ
ＡＭ、Ｉ／Ｏポートが用いるのが好ましい。また、文書
データ管理手段１０１の記憶部としては、通常、その中
のＲＡＭ、あるいはＦＤ（フロッピーデイスク）装置、
ＨＤ（ハードディスク）装置等の外部記憶装置が用いら
れる。入力手段１０２としては、キーボード装置、タブ
レット装置、ポインティングデバイス等の入力装置が用
いられる。表示手段１０４としては、ＣＲＴディスプレ
イ装置、ＬＣＤ（液晶表示）装置、ＥＬディスプレイ装
置が用いられる。
【００１０】
【作用】本発明によれば、図１に示すように、文書デー
タ管理手段１０１には検索することが可能な文書データ
が予め管理されており、入力手段１０２から検索する文
字列が入力されると、検索手段１０３は入力された文字
列と対応する検索候補を文書データ管理手段１０１から
検索する。また、入力された文字列や検索された検索候
補の文字列は表示手段１０４の表示画面に表示される。
検索条件設定手段１０５は、入力された文字列に一致す
る検索候補が検索手段１０３から出力されない際に、検
索する文字列の文字数を緩和して任意文字数に切り替え
た検索条件を検索手段１０３に設定するが、検索条件制
御手段１０６が入力された文字列の文字数と切り替えた
任意文字数との組み合わせ理論から該当の検索候補数が
所定の数値になるか否か算出し、その算出結果から検索
条件の緩和を続行するか中止するかを判定して検索条件
設定手段１０５の任意文字数の切り替え処理を制御す
る。
タ管理手段１０１には検索することが可能な文書データ
が予め管理されており、入力手段１０２から検索する文
字列が入力されると、検索手段１０３は入力された文字
列と対応する検索候補を文書データ管理手段１０１から
検索する。また、入力された文字列や検索された検索候
補の文字列は表示手段１０４の表示画面に表示される。
検索条件設定手段１０５は、入力された文字列に一致す
る検索候補が検索手段１０３から出力されない際に、検
索する文字列の文字数を緩和して任意文字数に切り替え
た検索条件を検索手段１０３に設定するが、検索条件制
御手段１０６が入力された文字列の文字数と切り替えた
任意文字数との組み合わせ理論から該当の検索候補数が
所定の数値になるか否か算出し、その算出結果から検索
条件の緩和を続行するか中止するかを判定して検索条件
設定手段１０５の任意文字数の切り替え処理を制御す
る。
【００１１】従って、検索条件設定手段１０５による検
索条件の自動的な緩和機能と、検索条件制御手段１０６
による条件の有意性を判断する機能によって、検索作業
の効率化と条件の柔軟性を実現することができる。
索条件の自動的な緩和機能と、検索条件制御手段１０６
による条件の有意性を判断する機能によって、検索作業
の効率化と条件の柔軟性を実現することができる。
【００１２】前記検索手段１０３は検索条件設定手段１
０５により設定された検索条件に基づいて検索候補を検
索するので、入力された文字列に一致する検索候補がな
い場合は、部分一致検索に切り替わり検索候補を検索す
ることができる。
０５により設定された検索条件に基づいて検索候補を検
索するので、入力された文字列に一致する検索候補がな
い場合は、部分一致検索に切り替わり検索候補を検索す
ることができる。
【００１３】
【実施例】以下図に示す実施例に基づいて本発明を詳述
する。なお、これによって本発明は限定されるものでは
ない。
する。なお、これによって本発明は限定されるものでは
ない。
【００１４】図２は本発明の文書処理装置の一実施例を
示す説明図である。図２において、１はプログラムの実
行を行う中央処理装置としてのＣＰＵである。２は文書
データを記憶する記憶手段としてのＲＡＭである。３は
ＣＰＵ１で実行される制御プログラムを記憶するＲＯＭ
であり、本発明の文書データ検索処理を行う制御プログ
ラムやテーブル等で構成される。４はプリンタを制御す
るプリンタコントローラである。６は表示装置を制御し
てデータを表示させる表示コントローラである。７はＣ
ＲＴディスプレイ装置、ＬＣＤ装置等からなる表示装置
であり、入力された文字列や検索された検索候補のデー
タを表示する。
示す説明図である。図２において、１はプログラムの実
行を行う中央処理装置としてのＣＰＵである。２は文書
データを記憶する記憶手段としてのＲＡＭである。３は
ＣＰＵ１で実行される制御プログラムを記憶するＲＯＭ
であり、本発明の文書データ検索処理を行う制御プログ
ラムやテーブル等で構成される。４はプリンタを制御す
るプリンタコントローラである。６は表示装置を制御し
てデータを表示させる表示コントローラである。７はＣ
ＲＴディスプレイ装置、ＬＣＤ装置等からなる表示装置
であり、入力された文字列や検索された検索候補のデー
タを表示する。
【００１５】８はキーボードのキーインタフェースであ
る。９は入力手段としてのキーボード９であり、このキ
ーボード１から検索する文字列や検索処理のための入力
操作がされる。１０はＦＤ（フロッピーディスク）装置
を制御するＦＤコントローラであり、１１はＦＤ（フロ
ッピーディスク）である。１２はＩＣカードドインタフ
ェースでありＩＣカードからのデータ入出力を制御して
いる。１３はＩＣカードである。１４はＲＡＭ２、ＲＯ
Ｍ３、プリンタコントローラ４、表示コントローラ６、
キーインタフェース８、ＦＤコントローラ１０、ＩＣカ
ードインタフェース１２とＣＰＵ１を接続してアドレス
やデータを転送するアドレス・データバスである。
る。９は入力手段としてのキーボード９であり、このキ
ーボード１から検索する文字列や検索処理のための入力
操作がされる。１０はＦＤ（フロッピーディスク）装置
を制御するＦＤコントローラであり、１１はＦＤ（フロ
ッピーディスク）である。１２はＩＣカードドインタフ
ェースでありＩＣカードからのデータ入出力を制御して
いる。１３はＩＣカードである。１４はＲＡＭ２、ＲＯ
Ｍ３、プリンタコントローラ４、表示コントローラ６、
キーインタフェース８、ＦＤコントローラ１０、ＩＣカ
ードインタフェース１２とＣＰＵ１を接続してアドレス
やデータを転送するアドレス・データバスである。
【００１６】図３は本実施例の検索処理を示すフローチ
ャートである。図３において、 ステップ３０１：キーボード９より検索文字列を入力す
る。 ステップ３０２：ＲＡＭ２内の文書データをサーチす
る。入力された文字列と一致する部分を探す。図４は文
書データから検索候補をサーチする方法を示す説明図で
ある。図４に示すように、文書データは、ＲＡＭ２内に
あり、先頭から１列に並んでいるとすると先頭からＮ字
目と入力された文字列（検索条件）の１字目を比較し一
致すれば条件の２文字目とＮ＋１字目を比較し、検索条
件の１〜ｍ字目と文書データのＮ〜（Ｎ＋ｍ−１）字目
までが一致した場合、完全一致したと判断し検索候補を
出力する。
ャートである。図３において、 ステップ３０１：キーボード９より検索文字列を入力す
る。 ステップ３０２：ＲＡＭ２内の文書データをサーチす
る。入力された文字列と一致する部分を探す。図４は文
書データから検索候補をサーチする方法を示す説明図で
ある。図４に示すように、文書データは、ＲＡＭ２内に
あり、先頭から１列に並んでいるとすると先頭からＮ字
目と入力された文字列（検索条件）の１字目を比較し一
致すれば条件の２文字目とＮ＋１字目を比較し、検索条
件の１〜ｍ字目と文書データのＮ〜（Ｎ＋ｍ−１）字目
までが一致した場合、完全一致したと判断し検索候補を
出力する。
【００１７】ステップ３０３：こうしてサーチした結
果、文書内に一致する文字列が存在する場合、ステップ
３０４へと進み、検索作業を終了する。存在しなかった
場合はステップ３０５へと進む。 ステップ３０４：検索作業を終了する。 ステップ３０５：自動的に完全一致から部分一致による
検索へと切り換えられ、ステップ３０１で入力された検
索条件を緩和する。
果、文書内に一致する文字列が存在する場合、ステップ
３０４へと進み、検索作業を終了する。存在しなかった
場合はステップ３０５へと進む。 ステップ３０４：検索作業を終了する。 ステップ３０５：自動的に完全一致から部分一致による
検索へと切り換えられ、ステップ３０１で入力された検
索条件を緩和する。
【００１８】図５は検索条件の緩和方法と組み合わせ論
理を示す説明図である。この検索条件の緩和について図
５ー１で説明する。例えば、ステップ３０１で入力され
た文字列が「清水電気は」という５文字の初期検索条件
であったとすると、完全一致としては「清水電気は」の
１通り（5Ｃ5）のみである。一方、部分一致の場合、５
文字中４文字が一致する場合は５通り（例１、5Ｃ4）、
３文字が一致する場合は１０通り（例２、5Ｃ3）、２文
字が一致する場合は１０通り（例３、5Ｃ2）、１文字が
一致する場合は５通り（例４、5Ｃ1）の緩和が考えられ
る。
理を示す説明図である。この検索条件の緩和について図
５ー１で説明する。例えば、ステップ３０１で入力され
た文字列が「清水電気は」という５文字の初期検索条件
であったとすると、完全一致としては「清水電気は」の
１通り（5Ｃ5）のみである。一方、部分一致の場合、５
文字中４文字が一致する場合は５通り（例１、5Ｃ4）、
３文字が一致する場合は１０通り（例２、5Ｃ3）、２文
字が一致する場合は１０通り（例３、5Ｃ2）、１文字が
一致する場合は５通り（例４、5Ｃ1）の緩和が考えられ
る。
【００１９】ステップ３０６：こうして緩和された検索
条件が適当であるか判断し、緩和された条件が適当であ
ると判断された場合、ステップ３０２へと戻り再度検索
サーチを実行する。ステップ３０６の部分的一致による
検索において、一致文字数が少ない場合（例えば、例４
の５文字中１文字のみ一致）、記号のみ一致する場合
（例えば「， 」，読点、句読点のみ一致）、ひら仮
名、かた仮名の一文字のみ一致する場合などが考えられ
る。
条件が適当であるか判断し、緩和された条件が適当であ
ると判断された場合、ステップ３０２へと戻り再度検索
サーチを実行する。ステップ３０６の部分的一致による
検索において、一致文字数が少ない場合（例えば、例４
の５文字中１文字のみ一致）、記号のみ一致する場合
（例えば「， 」，読点、句読点のみ一致）、ひら仮
名、かた仮名の一文字のみ一致する場合などが考えられ
る。
【００２０】したがって、これらの検索条件は有意性が
失われる場合として、検索を行うことを防ぐ。ただし、
初期条件として、ひら仮名や、かた仮名の一文字そのも
のが設定された場合は除く。即ち、初期設定された条件
文字列が存在しない場合に、条件を緩和し、部分一致の
候補を探すが、緩和された条件が、上記の有意性の失わ
れる場合に該当しないことを確認し、ステップ３０２へ
と進み検索を実行する。
失われる場合として、検索を行うことを防ぐ。ただし、
初期条件として、ひら仮名や、かた仮名の一文字そのも
のが設定された場合は除く。即ち、初期設定された条件
文字列が存在しない場合に、条件を緩和し、部分一致の
候補を探すが、緩和された条件が、上記の有意性の失わ
れる場合に該当しないことを確認し、ステップ３０２へ
と進み検索を実行する。
【００２１】有意性が失われる場合に該当する場合は、
ステップ３０７へ進み他の緩和方法にて条件を緩和し、
検索を行う。 ステップ３０７：他に緩和方法がある場合は再度ステッ
プ３０５へ戻り検索条件の緩和を行い直す。 ステップ３０８：もし他に条件の緩和の方法がなけれ
ば、一致するものがないと判断し作業を終了する。
ステップ３０７へ進み他の緩和方法にて条件を緩和し、
検索を行う。 ステップ３０７：他に緩和方法がある場合は再度ステッ
プ３０５へ戻り検索条件の緩和を行い直す。 ステップ３０８：もし他に条件の緩和の方法がなけれ
ば、一致するものがないと判断し作業を終了する。
【００２２】このように、完全一致から検索を始め、例
１から例３まで徐々に検索条件を緩和しながら、自動的
に部分一致によるサーチに切り換え、文書内の一致箇所
をサーチしていく。また、一致率が高いものから順に検
索条件の緩和並びに検索条件の適性・不適性の判断を行
いサーチしていく。なお、上記の例では、ステップ３０
１で最初の入力文字列が、２文字以下の場合、ステップ
３０５へ進んで緩和の結果条件として１文字のみの一致
となるため、条件の緩和は行われず、部分一致による検
索は行わない。
１から例３まで徐々に検索条件を緩和しながら、自動的
に部分一致によるサーチに切り換え、文書内の一致箇所
をサーチしていく。また、一致率が高いものから順に検
索条件の緩和並びに検索条件の適性・不適性の判断を行
いサーチしていく。なお、上記の例では、ステップ３０
１で最初の入力文字列が、２文字以下の場合、ステップ
３０５へ進んで緩和の結果条件として１文字のみの一致
となるため、条件の緩和は行われず、部分一致による検
索は行わない。
【００２３】ステップ３０６で行われる条件緩和の判断
は以下のように行う。図５−２に示すように、一般に検
索条件を緩和していくに従って該当する候補の数は増加
し、初期の文字数が大きくなるほど一致条件も増加す
る。検索文字数のＮ文字の内、Ｍ文字が任意で考えられ
る検索条件の組み合わせの数は、一般的に、組み合わせ
理論の公式より、NＣM＝Ｎ！÷（Ｍ！×（Ｎ−Ｍ）！）
……で求められる。また、任意文字数と該当数は比例す
るため、上式で求めた条件の数値NＣMと、任意文字数Ｍ
を乗じた数値NＣM×Ｍが所定の数値以上になるか、ある
いは条件が一文字以下となった場合に不適当と判断し緩
和を中止する方法も有効である。このNＣM×Ｍを演算
し、ある一定の基準値を設定して比較することで、検索
条件の緩和を途中で打ち切ることも可能である。
は以下のように行う。図５−２に示すように、一般に検
索条件を緩和していくに従って該当する候補の数は増加
し、初期の文字数が大きくなるほど一致条件も増加す
る。検索文字数のＮ文字の内、Ｍ文字が任意で考えられ
る検索条件の組み合わせの数は、一般的に、組み合わせ
理論の公式より、NＣM＝Ｎ！÷（Ｍ！×（Ｎ−Ｍ）！）
……で求められる。また、任意文字数と該当数は比例す
るため、上式で求めた条件の数値NＣMと、任意文字数Ｍ
を乗じた数値NＣM×Ｍが所定の数値以上になるか、ある
いは条件が一文字以下となった場合に不適当と判断し緩
和を中止する方法も有効である。このNＣM×Ｍを演算
し、ある一定の基準値を設定して比較することで、検索
条件の緩和を途中で打ち切ることも可能である。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、部分一致検索処理機能
に、検索条件の有意性を判断する機能を付加することに
より、無意味に検索候補数が増えるのを防ぐとともに、
目的の文字列を見つけやすいように絞り込むことを可能
になるので、検索作業の効率化と条件の柔軟性を実現す
ることができる。
に、検索条件の有意性を判断する機能を付加することに
より、無意味に検索候補数が増えるのを防ぐとともに、
目的の文字列を見つけやすいように絞り込むことを可能
になるので、検索作業の効率化と条件の柔軟性を実現す
ることができる。
【図１】本発明の基本構成を示す説明図である。
【図２】本発明の文書処理装置の一実施例を示す説明図
である。
である。
【図３】本実施例の検索処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図４】文書データから検索候補をサーチする方法を示
す説明図である。
す説明図である。
【図５】検索条件の緩和方法と組み合わせ論理を示す説
明図である。
明図である。
【図６】従来例の検索処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図７】検索する文字列の一例を示す説明図である。
１ ＣＰＵ ２ ＲＡＭ ３ ＲＯＭ ４ プリンタコントローラ ５ プリンタ ６ 表示コントローラ ７ 表示装置 ８ キ−インタフェース ９ キーボード １０ ＦＤコントローラ １１ ＦＤ装置 １２ ＩＣカードインタフェース １３ ＩＣカード １４ アドレス・データバス
Claims (2)
- 【請求項１】 検索することが可能な文書データを予め
管理している文書データ管理手段と、検索する文字列を
入力する入力手段と、入力された文字列に対応する検索
候補を文書データ管理手段から検索する検索手段と、入
力された文字列や検索された検索候補の文字列を表示画
面に表示する表示手段を備えた文書処理装置であって、
入力された文字列と一致する検索候補が検索手段から出
力されない際に、検索する文字列の文字数を緩和して任
意文字数に切り替えた検索条件を検索手段に設定する検
索条件設定手段と、入力された文字列の文字数と切り替
えた任意文字数との組み合わせ理論から該当の検索候補
数が所定の数値になるか否か算出し、その算出結果から
検索条件の緩和を続行するか中止するかを判定して検索
条件設定手段の任意文字数の切り替え処理を制御する検
索条件制御手段を備えたことを特徴とする文書データ検
索機能付き文書処理装置。 - 【請求項２】 前記検索手段は検索条件設定手段により
設定された検索条件に基づいて検索候補を検索すること
を特徴とする請求項１記載の文書データ検索機能付き文
書処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4297050A JP2837047B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 文書データ検索機能付き文書処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4297050A JP2837047B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 文書データ検索機能付き文書処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149812A JPH06149812A (ja) | 1994-05-31 |
| JP2837047B2 true JP2837047B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=17841568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4297050A Expired - Fee Related JP2837047B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 文書データ検索機能付き文書処理装置 |
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