JP2836091B2 - 自動二輪車のランプ回路 - Google Patents

自動二輪車のランプ回路

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JP2836091B2
JP2836091B2 JP1083670A JP8367089A JP2836091B2 JP 2836091 B2 JP2836091 B2 JP 2836091B2 JP 1083670 A JP1083670 A JP 1083670A JP 8367089 A JP8367089 A JP 8367089A JP 2836091 B2 JP2836091 B2 JP 2836091B2
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coil
closed
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relay
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彰 内山
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に昼間の走行時にもヘッドランプを点灯
して走行する自動二輪車に実施して好適な、自動二輪車
のランプ回路に関するものである。
(従来の技術) 最近は、被視認性を高める目的で、自動二輪車は昼間
走行のときにもヘッドランプを点灯することが多く、ま
た国によってはこれが義務付けられているところもあ
る。しかしながらこの点灯をハイビームで行なっている
と、対向車には非常にまぶしいものである。第2図につ
いて従来のランプ回路を説明する。1は電源であるバッ
テリであり、負側は車体接地(以下、接地という)され
ているものである。このバッテリ1にはブレーカ2とヒ
ューズ3を介してイグニッションスイッチ4とライティ
ングスイッチ5とが直列に接続されている。
ライティングスイッチ5にはデイマースイッチ6とパ
ッシングスイッチ7が並列に接続されており、これらと
接地回路との間には、リレー8のコイル9が接続されて
いる。ディマースイッチ6は閉じたときにコイル8に通
電し、ロービーム側に切換えるものである。リレー8に
はコイル9の励磁、非励磁によって動く可動接点10と常
閉接点11、常開接点12があり、常閉接点11と接地間には
ハイビームフィラメント13が、また常開接点12と接地間
にはロービームフィラメント14が接続されている。これ
らハイビームフィラメント13とロービームフィラメント
14はヘッドランプを構成する。
このような接続の従来の回路は、イグニッションスイ
ッチ4とライティングスイッチ5が閉じた状態におい
て、ディマースイッチ6を閉じるか開くかの選択をする
ことにより、コイル9への通電制御をすれば、ヘッドラ
ンプは下向きあるいは上向きの照射を行なうことにな
る。パッシングスイッチ7はロービーム点灯時に瞬間的
にハイビームにするものである。
(発明が解決しようとする課題) このような従来の回路においては、昼間走行時には周
囲が充分に明るいことから、運転者自身はいまロービー
ムであるのかハイビームであるのかを判断しにくいとい
う問題がある。したがって不本意に対向車に幻惑を与え
る可能性がある。
本発明はこの点に鑑みて成されたものであり、ライテ
ィングスイッチが閉じているときには常にロービーム点
灯を行なうようにした回路を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するための手段として、リ
レー8の常開接点12と接地回路との間にロービームフィ
ラメント14を接続し、常閉接点11と前記接地回路との間
にはハイビームフィラメント13を接続すると共に可動接
点10は電源に接続し、該リレー8のコイル9の一端をラ
イティングスイッチ5を介して電源に、他端を制御回路
15の最終段に接続し、該制御回路15にディマースイッチ
6とパッシングスイッチ7を接続して、ディマースイッ
チ6をハイビーム側に閉じたとき前記コイル9が励磁さ
れて前記ロービームフィラメント14が通電され、その後
パッシングスイッチ7を閉じたときには前記コイル9が
非励磁となってハイビームフィラメント13が通電される
ような構成としたものである。
(作用) このような構成とすれば、ライティングスイッチ5が
閉じている状態でディマースイッチ6をハイビーム側に
しても、制御回路15によるリレー8のコイル9への通電
制御により、常にロービーム側にしか通電されないの
で、対向車に幻惑を与えることがなくなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図について、第2図と
同一の部分には同一の符号を付し、異なった部分を主体
に説明する。本発明にあっては、トランジスタを用いた
制御回路15を設ける。この制御回路15には3個のトラン
ジスタ16,17,18が設けられ、抵抗器19〜22とダイオード
23,24によって、ディマースイッチ6、パッシングスイ
ッチ7およびリレー8のコイル9に、図示のように接続
されている。トランジスタ16,17,18は、このように接続
されることにより、それぞれ前段のトランジスタがオン
のときには後段のトランジスタはオフとなる。
いま、イグニッションスイッチ4とライティングスイ
ッチ5が閉じた状態でディマースイッチ6を閉じる(表
示はハイビームとなる)と、トランジスタ16はオン、ト
ランジスタ17はオフ、トランジスタ18はオンとなるか
ら、リレー8のコイル9は通電され、可動接点10は常開
接点12側に接触してロービームフィラメント14が点灯す
る。したがって昼間走行においてはこのようにすること
になる。夜間、ハイビーム側にしたいときには、パッシ
ングスイッチ7を押して閉じる。これによりトランジス
タ17がオンになるので、トランジスタ18はオフになる。
リレー8のコイル9に電流が流れなくなるので、可動接
点10は常閉接点11側に復帰し、ハイビームフィラメント
13に電流を流してこれを点灯させる。
リレー8のコイル9への通電が断たれると、A点の電
位がHレベルになり、ダイオード24、ディマースイッチ
6の経路で電流が流れ、トランジスタ17はオンの状態を
継続するので、パッシングスイッチ7から手を離してこ
れを開いてもハイビームの状態は継続する。次に、この
状態からロービーム側に切換えるには、ディマースイッ
チ6を開けばよい。これによってトランジスタ17をバッ
クアップしていた電源が切れるので、トランジスタ16,1
7,18はそれぞれオン、オフ、オンの状態となり、この結
果ロービームフィラメント14が点灯する。このロービー
ム状態からハイビーム状態にするには、ディマースイッ
チ6とパッシングスイッチ7を閉じればよい。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように構成した自動二輪車のラ
ンプ回路であるから、ライティングスイッチが閉じてい
るときディマースイッチを間違えてハイビーム側にして
も、パッシングスイッチをオンにしない限り制御回路に
より常にロービーム側になるので、昼間走行時にハイビ
ーム側で走行することがなくなり、対向車の運転者に幻
惑を与えることがなくなる。また従来用いられていた回
路をそのまま使用することができるので、既存車への実
施も容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は従来例の
回路図である。 1……バッテリ 4……イグニッションスイッチ 5……ライティングスイッチ 6……ディマースイッチ 7……パッシングスイッチ 8……リレー 9……コイル 10……可動接点 11……常閉接点 12……常開接点 13……ハイビームフィラメント 14……ロービームフィラメント 15……制御回路 16,17,18……トランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リレーの常開接点と接地回路との間にロー
    ビームフィラメントを接続し、常閉接点と前記接地回路
    との間にはハイビームフィラメントを接続すると共に可
    動接点は電源に接続し、該リレーのコイルの一端をライ
    ティングスイッチを介して電源に、他端を制御回路の最
    終段に接続し、該制御回路にディマースイッチとパッシ
    ングスイッチを接続して、ディマースイッチをハイビー
    ム側に閉じたとき前記コイルが励磁されて前記ロービー
    ムフィラメントが通電され、その後パッシングスイッチ
    を閉じたときには前記コイルが非励磁となってハイビー
    ムフィラメントが通電されるように構成したことを特徴
    とする自動二輪車のランプ回路。
JP1083670A 1989-03-31 1989-03-31 自動二輪車のランプ回路 Expired - Lifetime JP2836091B2 (ja)

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JPH02262439A JPH02262439A (ja) 1990-10-25
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