JP2832901B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP2832901B2
JP2832901B2 JP5253507A JP25350793A JP2832901B2 JP 2832901 B2 JP2832901 B2 JP 2832901B2 JP 5253507 A JP5253507 A JP 5253507A JP 25350793 A JP25350793 A JP 25350793A JP 2832901 B2 JP2832901 B2 JP 2832901B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融樹脂を金型のキャ
ビティに射出して成形品を成形する油圧式の射出成形機
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形品のそり、ねじれの改
善、シボの転写性の向上、及びコネクタ等のピン破損の
防止や長寿命化を図るために、射出工程の充填工程や保
圧工程を複数の区間に区分し、各区間毎にスクリュー推
力(射出圧力)を規制してスクリューを移動用駆動装置
で前進させ、プラスチックを金型に低圧にて高速で充填
させる高速低圧成形法が広く採用されている。
【0003】この成形法を実現する射出成形機として、
複数の射出用油圧シリンダを多段に組み合わせた多段式
の移動用駆動装置を用い、射出工程の各区分区間ごとに
1以上の射出用油圧シリンダを選択して高速低圧成形を
行うもの(特公昭59−15295号公報)が知られて
おり、また本発明の出願人は、移動用駆動装置を、複数
の射出用油圧シリンダを並列に装備した構成とし、上記
同様に射出用油圧シリンダを選択して高速低圧成形を行
う射出成形機を開発した(実公5−338号公報)。
【0004】ところで、高速低圧成形法で充分な成果を
上げるためには、溶融樹脂をキャビティに導くゲート
を、断面積が大きくて通過時の圧力損失が小さい、例え
ばダイレクトゲートやオーバラップゲート(タブゲー
ト)とする必要がある。
【0005】しかし、ゲートの断面積を単に大きくした
だけであると、成形後におけるスプルーランナの切離し
によってゲート跡が残り、成形品の外観が損なわれる。
そこで、ゲート跡をなくすために、キャビティへの溶融
樹脂の充填後直ちにゲートカッピンでゲートを閉じて
スプルーランナを切り離すゲートカット方式の金型が用
いられる。
【0006】ゲートカット方式の射出成形機として、従
来、ゲートカットと成形品の突出しを、油圧エジェクタ
シリンダによって同一のエジェクタピンを作動させて行
なうものがある。この場合、油圧エジェクタの前段のス
トローク動作でゲートカットを行い、次いで、キャビテ
ィ内の樹脂が冷却された後で油圧エジェクタを再度作動
させて成形品の突出しを行なうことになる。
【0007】又、他の射出成形機では、ゲートカットピ
ンとエジェクタピンとが設けられており、樹脂の充填完
了直後又は保圧途中で、油圧エジェクタシリンダによっ
てゲートカットピンを作動させてゲートカットを行い、
ゲートカットピンを初期位置に戻す。次いで、キャビテ
ィ内の樹脂が冷却された後で、油圧エジェクタシリンダ
によってゲートカットピンとエジェクタピンを作動させ
て、成形品の突出しを行なうようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
射出成形機において、油圧エジェクタによってゲートカ
ットと成形品突出しを行なう場合、いずれの場合も同一
の速度(流量)と圧力によって、各ピンによるゲートカ
ットと突出しとが行なわれている。そのために、通常、
射出成形機に設定されている、成形品の突出しのための
速度及び圧力設定値によってゲートカットを行なうと、
その速度及び圧力はゲートカットを行なうには小さいた
めに、ゲート切断面にゲート跡が残る等、仕上がり具合
いが良好でなく、その上サイクルが長くなるという欠点
がある。
【0009】これに対し、油圧エジェクタ作動のための
速度及び圧力の設定値を、ゲート切断面仕上がり具合い
を良好にし得る速度及び圧力値に設定すると、今度は作
動速度が成形品突出しを行なうには高いために、成形品
突出し時に成形品にクラック等が発生することになるた
めに、良好な成形品が得られないという問題がある。
【0010】又、一般的に最近の油圧式射出成形機で
は、1つの電磁式流量制御弁と1つの電磁式圧力制御弁
によって、各アクチュエータの速度(流量)と圧力を制
御しているため、同時に複数のアクチュエータの速度及
び圧力の制御はできない。そのために、油圧エジェクタ
によってゲートカットを行なう場合、樹脂の射出時の充
填完了直前、充填完了時、又は充填完了後或るタイミン
グをおいて油圧エジェクタを作動させるものとなるた
め、ゲートカット時に樹脂の射出中であったり計量中で
あったりする時には、一旦射出や計量作動を停止させる
か遅延させて、その間にゲートカットを行なう必要があ
る。そのために、この場合もゲートカットのサイクルが
長くなる欠点がある。
【0011】又、ゲートカット時には、ゲート部分の樹
脂を成形品側とスプルーランナ側のいずれかに押し込ま
なければならない。その際、キャビティ内に樹脂圧が残
存していたり、又は樹脂圧がかかっている場合、ゲート
カットピンを作動させる油圧エジェクタの圧力を上昇さ
せればゲート部分を切断することは可能であるが、この
ような状態で長い間使用していると、ゲートカットピン
が圧力抵抗で倒れて、不良な成形品の発生や金型破損が
生じることになる。又、スプルーランナが離型しにくく
なるという問題もある。また、前記実公平5−338号
公報のように、射出速度と圧力を広範囲に調整すること
ができる高性能な射出成形機の場合、上記従来のゲート
カット及び成形品突出し装置では、全範囲の射出速度及
び射出圧力にゲートカット及び成形品突出し速度を適合
させることができず、成形の最終段階であるゲートカッ
ト及び成形品突出し時に成形品の品質を低下させてしま
い、高性能射出成形機の機能を100%発揮できないと
いう問題点がある。
【0012】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、高速低圧成形ができる上、ゲートカット
と成形品突出しを、広範囲に調整されるキャビティ内の
樹脂圧力や金型に対する成形品の付着力等に対応して
れぞれ好適な速度で行うことができる射出成形機を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の射出成形機は、キャビティを形成
する一組の金型が固定盤と可動盤に設けられ、上記キャ
ビティに樹脂を導くゲートの断面積が高速低圧成形がで
きる大きさとされた金型装置と、可動盤を固定盤に向け
て動かして上記金型を型締めする型締装置と、加熱筒の
スクリューを移動用駆動装置で動かして溶融樹脂を上記
金型のキャビティに射出する射出装置とを具備し、1又
は複数本のエジェクタピンを油圧エジェクタによって作
動させて、金型が閉じた状態で金型内でゲートカットす
ると共に、金型が開いた状態で少なくとも成形品を金型
から突き出すようにした射出成形機において、上記射出
装置の移動用駆動装置に、選択可能な複数の射出用油圧
シリンダを用い、ゲートカット時の油圧エジェクタ作動
速度を設定する速度設定手段を、少なくとも成形品の突
出し時の前記油圧エジェクタ作動速度を設定する速度設
定手段とは別個に設けた構成とした。
【0014】また、請求項2記載の射出成形機は、請求
項1記載の射出成形機において、ゲートカット時の油圧
エジェクタ作動速度を設定する速度設定手段による油圧
エジェクタの作動速度を、成形品突出し時の油圧エジェ
クタ作動速度を設定する速度設定手段による油圧エジェ
クタの作動速度より高速であるように、設定した構成と
した。
【0015】
【作用】高速低圧成形法で成形する場合は、スクリュー
が高速低圧で前進して樹脂を射出するように、移動用駆
動装置の射出用油圧シリンダを選択して成形を行う。そ
して、ゲートカット時に、ゲートカット時の油圧エジェ
クタ作動速度を設定する速度設定手段によって油圧エジ
ェクタが作動させられ、ゲートカットが行なわれ、その
後の成形品の突出し時には、ゲートカット時の速度設定
手段とは別個の、成形品突出し時の油圧エジェクタ作動
速度を設定する速度設定手段によって油圧エジェクタが
作動させられ、少なくとも成形品が金型から突き出され
る。この場合、キャビティに対する樹脂の射出条件によ
って変化する、キャビティ内の樹脂圧力や金型に対する
成形品の付着力等に対応した好適な速度でゲートカット
と成形品突出しを行うことができる。
【0016】ゲートカット時の油圧エジェクタ作動速度
は比較的高速なので、成形品にゲート跡が発生すること
はなく、成形品突出し時の油圧エジェクタ作動速度は低
速であるから、突出し時に成形品にクラックが発生する
ことがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
インラインスクリュータイプの横型の射出成形機を示す
ものであり、その概要を説明すると、マシンフレーム1
上に、射出装置2と金型装置3と型締装置4が設けられ
ている。射出装置2は移動用駆動装置5と加熱筒6を主
体とし、金型装置3は、二つの対向する金型7,8を固
定盤9と可動盤10にそれぞれ個々に取り付けて成る。
又、型締装置4は型締用油圧シリンダ11とトグル機構
12とから成り、可動盤10を固定盤9に対して移動さ
せて型締め及び型開きを行なうようになっている。
【0018】又、油圧シリンダ11とトグル機構12と
はエンドプレート13に設けられている。このエンドプ
レート13は図示しない複数本のタイロッドを介して固
定盤9に結ばれており、タイロッドには更に可動盤10
が摺動自在に取り付けられている。可動盤10には油圧
エジェクタシリンダ15が設けられている。
【0019】上記射出装置2の移動用駆動装置5は、ス
クリュー14をその軸方向に加熱筒6に対して移動させ
るものであり、その構造を図2乃至図5に基づいて説明
する。マシンフレーム1は、低壁部1aおよび側壁部1
bにより断面コ字状に形成されたものであり、側壁部1
bの上端内側には突条部1cが形成されている。そし
て、この突条部1cの上面には段部1dが形成されてい
る。
【0020】移動用駆動装置5と加熱筒6とは保持部材
70に保持されている。移動用駆動装置5はスクリュー
14の軸心に対して点対称の位置に配置された一対の小
径の射出用油圧シリンダ71と、一対の大径の射出用油
圧シリンダ72とにより構成されている。各油圧シリン
ダ71,72のピストンロッド71a,72aは一つの
板状部材73に連結されている。スクリュー14と各ピ
ストンロッド71a,72aとは平行である。板状部材
73にはスクリュー14を回転させる油圧モータ35が
取り付けられている。
【0021】保持部材70と板状部材73とは、それぞ
れ脚部70a,73aを備え、フィードシリンダ31
(図7)により段部1dに沿って進退させられる。各脚
部70a,73aは押え具75で押えられ、段部1dか
らの浮上りを防止されている。保持部材70にはホッパ
76(図1)が取り付けられ、樹脂を供給孔70bから
加熱筒6内に供給する。
【0022】移動用駆動装置は、図5に示す油圧回路に
よって制御されるようになっている。すなわち、一対の
油圧シリンダ71,71には、一つの電磁切換弁78が
並列に連結され、他の一対の油圧シリンダ72,72に
は、他の一つの電磁切換弁79が並列に連結されてい
る。電磁切換弁78は、4ポート3位置の電磁切換弁で
あり、中立位置で、AポートとBポートとTポートとが
接続、Pポートがブロック状態にされ、ソレノイド78
aに通電されると、PポートとAポート、およびBポー
トとTポートが接続状態にされ、ソレノイド78bに通
電されると、PポートとBポート、およびAポートとT
ポートが接続状態にされる。そして、電磁切換弁78
は、そのAポートが各油圧シリンダ71,71のロッド
側に接続され、Bポートがヘッド側に接続されている。
【0023】また、他の電磁切換弁79は、4ポート2
位置の電磁切換弁であり、中立位置で、AポートとBポ
ートとTポートとが接続、Pポートがブロック状態にさ
れ、ソレノイド79bに通電されてPポートとBポー
ト、およびAポートとTポートが接続状態にされる。こ
の電磁切換弁79は、そのAポートが各油圧シリンダ7
2,72のヘッド側に接続され、Bポートがロッド側に
接続されている。そして、各電磁切換弁78,79は、
それらのPポートが接続されて油圧ポンプ29に連結さ
れ、それらのTポートも接続されてタンク80に連通さ
れている。電磁切換弁78,79は油圧シリンダ71,
72を選択する選択用切換装置32を構成している。
【0024】上記のように構成された射出成形機におい
ては、表1に示すように、各電磁切換弁78,79の各
ソレノイド78a,78b,79bのうち、どのソレノ
イドに電流を流すかによって、油圧ポンプ29からの同
一流量、同一油圧の作動油の供給に対し、各油圧シリン
ダ71,72への作動油の供給状態が変化し、これによ
りスクリュー14を軸方向に駆動する力および速度が変
化する。
【0025】
【表1】
【0026】すなわち、表1のNo.1に示すように、
ソレノイド78aのみに通電すると、油圧ポンプ29か
ら供給された作動油が電磁切換弁78のPポート、Aポ
ートを通って各油圧シリンダ71,71のロッド側に流
れ、ヘッド側の作動油が電磁切換弁78のBポート、T
ポートを通ってタンク80に流れる。この場合には、油
圧シリンダ71は小径であるから、ピストンロッド71
aは小さな力で引き込まれるようになる。ただし、ピス
トンロッド71aは高速で移動する。また、各ピストン
ロッド71aの動きは板状部材73を介して他の各油圧
シリンダ72のピストンロッド72aに伝わるので、各
ピストンロッド72aは、ヘッド側に移動し、ヘッド側
の作動油が電磁切換弁79のAポート、Tポートを通っ
てタンク80に流れ、また各油圧シリンダ72のロッド
側にはAポートから流れてきた作動油およびタンク80
からTポート、Bポートを通って吸い上げられた作動油
が流入する。したがって、上記スクリュー14は、一対
の小径油圧シリンダ71,71の駆動力により小さな力
で高速で前進側に移動させられるようになり、加熱筒6
からは射出圧力が低い、射出速度が高い樹脂が射出され
る。
【0027】また、表1のNo.3に示すように、ソレノ
イド78aおよびソレノイド79bに通電すると、油圧
ポンプ29から供給された作動油が電磁切換弁78のP
ポート、Aポートを通って油圧シリンダ71のロッド側
に流れるとともに、該作動油が電磁切換弁79のPポー
ト、Bポートを通って油圧シリンダ72のロッド側に流
れる。この場合には、各小径油圧シリンダ71および各
大径油圧シリンダ72の総てのロッド側に作動油が流れ
るから、スクリュー14を駆動する力が最も大きくなる
とともに、所定量スクリュー14を移動するのに要する
作動油の流量も最も多くなる。したがって、スクリュー
14は、大きな駆動力で低速で前進側に移動させられる
ようになり、加熱筒6からは、最も射出圧力が高く、か
つ最も射出速度が低い樹脂が射出される。
【0028】さらに、表1のNo.2に示すように、ソ
レノイド79bのみに通電すると、油圧ポンプ29から
供給された作動油が電磁切換弁79のPポート、Bポー
トを通って各油圧シリンダ72のロッド側に流れ、ヘッ
ド側の作動油が電磁切換弁79のAポート、Tポートを
通ってタンク80に流れる。この場合には、油圧シリン
ダ72は大径であるから、表1のNo.1の場合よりピ
ストンロッド72aを引き込む力は大きくなる。ただ
し、径が大きい分だけ、ピストンロッド72aを所定量
移動するのに要する作動油の流量が多くなり、上記N
o.1よりピストンロッド 72aを引き込む速度は遅
くなる。
【0029】また、小径油圧シリンダ71は板状部材7
3を介して、大径油圧シリンダ72で駆動され、その
際、該小径油圧シリンダ71のヘッド側の作動油が、電
磁切換弁78のBポート、Tポートを通ってタンク80
に流れ、ヘッド側には、電磁切換弁78のBポートに流
入してきた作動油およびタンク80からTポート、Aポ
ートを通って吸い込まれた作動油が流入する。したがっ
て、スクリュー14は、表1のNo.1とNo.3の中
間の駆動力および速度で前進側に移動させられるように
なり、樹脂の射出圧力および射出速度も上記のように中
間の値となる。
【0030】また、表1のNo.4に示すように、ソレ
ノイド78bのみに通電すると、電磁切換弁78のPポ
ート、Bポートを通ってヘッド側に作動油が流入し、ピ
ストンロッド71aが高速で突き出るようになる。した
がって、スクリュー14は、小さな力で高速で後退させ
られる。
【0031】上記のように構成された移動用駆動装置5
においては、油圧ポンプ29から供給される作動油の圧
力および流量の調整によって、射出圧力および射出速度
の調整が可能なことは勿論のこと、小径油圧シリンダ7
1および大径油圧シリンダ72のいずれか一方または双
方を選択することによって、スクリュー14の直線駆動
力を3段階に変化させることができるから、広範囲にわ
たって射出圧力、射出速度を調整することができる。な
お、移動用駆動装置5は、複数の油圧シリンダを多段に
組み合わせた特公昭59−15295号公報の構造とす
ることもできる。
【0032】次に、金型7,8の構造を図6に基づいて
説明する。可動盤10の金型8には、油圧エジェクタシ
リンダ15で作動させられるゲートカットピン22とエ
ジェクタピン25,27が設けられている。型締めされ
た状態の二つの金型7,8内には、キャビティ17が形
成され、キャビティ17は、断面積を大きくし、高速射
出時でも樹脂通過時の圧力損失が小さくなるようにした
ゲート18を介して一方の金型7のスプルー19に連通
され、スプルー19には溶融樹脂が射出される加熱筒6
の先端ノズル20が接続されている。一方、油圧エジェ
クタシリンダ15の油圧エジェクタ15aは、他方の金
型8内の第一エジェクト板21に連結され、第一エジェ
クト板21に植設されたゲートカットピン22が、第二
エジェクト板23の挿通孔23aを貫通し、その先端が
ゲート18内を進退し得るようになっている。
【0033】又、第二エジェクト板23には、成形品2
4突出し用の第一エジェクタピン25とスプルーランナ
26を突き出すための第二エジェクタピン27とが連結
されている。
【0034】そして、ゲートカット時には、油圧エジェ
クタ15aは第一エジェクト板21を第二エジェクト板
23に当接するまで移動させることで、ゲートカットピ
ン22の先端がゲート18の外側壁面上からゲート18
を切断するキャビティ17の面上に位置することにな
る。
【0035】又、成形品突出し時には、油圧エジェクタ
15aによって第一エジェクト板21が第二エジェクト
板23を押動して、ゲートカットピン22及び第一エジ
ェクタピン25と第二エジェクタピン27とが、それぞ
れ成形品24及びスプルーランナ26を突き出して、金
型8から離脱するまで作動するようになっている。
【0036】次に、図1における射出成形機の制御装置
の油圧回路について、図7及び図8により説明する。図
7において、油圧ポンプ29を介して供給される油は、
電磁式流量制御弁30によってその流量を制御された後
分岐されて、金型7,8に対するノズル20の進退を制
御するフィードシリンダ31と、移動用駆動装置5と、
スクリュー回転用油圧モータ35へ、供給され得るよう
に流路が配設されている。
【0037】電磁式流量制御弁30は特に移動用駆動装
置5等の作動速度を制御するために、流量即ち速度が、
図15のタイミングチャートで示すように、射出時間に
応じて多段例えば4速に変速制御されるようになってい
る。油圧流路の分岐点と移動用駆動装置5、フィードシ
リンダ31、スクリュー回転用の油圧モータ35等との
間には、それぞれ前記選択用切換装置32、電磁弁3
3,36等が設けられている。
【0038】又、油圧回路には、電磁弁64と、回路の
油圧を多段例えば4圧に制御する電磁式圧力制御弁65
が設けられている。この圧力制御弁65は、電磁弁64
を介して電磁式流量制御弁30に接続されている。その
ため、電磁式流量制御弁30から選択用切換装置32に
供給される油圧は、射出用速度(流量)と圧力が各4段
に制御され得るものとなる。
【0039】又、油圧エジェクタシリンダ15の油圧回
路は、上述の油圧回路と別系統の油圧源を有しており、
油圧エジェクタ15aの前進と後退を切換え制御する切
換電磁弁37と、制御部38とが設けられている。切換
電磁弁37は、油圧エジェクタ15aの前進用ソレノイ
ド37aと後退用ソレノイド37bとが入又は切られる
ようになっている。
【0040】制御部38において、油圧源に接続される
減圧弁40で油圧が設定され、圧力補償弁41を介し
て、油圧エジェクタ15aの作動速度を設定する電磁流
量制御弁42に接続されている。電磁流量制御弁42で
流量設定された油圧は切換電磁弁37に接続されること
になる。又、減圧弁40には、電磁リリーフ弁43が接
続されている。
【0041】この油圧エジェクタシリンダ15の油圧回
路は、図8に示す制御手段45によって作動制御され
る。
【0042】制御手段45において、成形品突出し時の
油圧エジェクタ前進速度設定手段46aと、成形品突出
し時の油圧エジェクタ後退速度設定手段46bと、ゲー
トカット時の油圧エジェクタ前進速度設定手段47a
と、ゲートカット時の油圧エジェクタ後退速度設定手段
47bと、成形品突出し時の油圧エジェクタ圧力設定手
段48と、ゲートカット時の油圧エジェクタ圧力設定手
段49とが、それぞれ設定切換部50に接続されてい
る。又、設定切換部50は射出成形機のCPU51に接
続されている。
【0043】ここで、ゲートカット用の油圧エジェクタ
15aの作動速度は、成形品突出し用の油圧エジェクタ
15aの作動速度より高速になるよう設定され、ゲート
カット時にゲート跡が残らないようになっている。尚、
成形品突出し用の作動速度はクラックが発生しない程度
の低速に設定されている。
【0044】そして、設定切換部50で設定された成形
品突出し時又はゲートカット時に応じた流量は、アンプ
53を介して電磁流量制御弁42に出力され、更に、成
形突出し時又はゲートカット時に応じた油圧は、アンプ
54を介して電磁リリーフ弁43に出力され、制御され
る。
【0045】又、ゲートカット開始タイミングタイマー
56とゲートカット開始時のスクリュー位置設定器57
とが切換器58に接続されている。ゲートカット開始タ
イミングのトリガーとして、通常、スクリュー位置の検
出と、射出時間の計測と、両者の併用の3種類があり、
タイミングタイマー56でいずれかを選択する。そし
て、切換器58は比較器59に接続されており、比較器
59には、ゲートカット開始時のスクリュー位置設定器
57からの信号と、スクリュー位置検出センサ60で測
定されたスクリュー位置信号とが入力され、スクリュー
位置設定器57で設定されたスクリュー位置信号と比較
される。比較器59の出力と、ゲートカット時間タイマ
ー61の信号とは共にCPU51に入力され、検出され
たスクリュー位置が設定位置に一致したら、ゲートカッ
ト作動の指示とゲートカット時間の計測が開始されるこ
とになる。
【0046】CPU51では、出力器62から切換電磁
弁37の油圧エジェクタ15aの前進用ソレノイド37
a又は後退用ソレノイド37bに指示信号が出力される
ようになっている。
【0047】本実施例は上述のように構成されており、
次にその作用を図9乃至図13に沿って説明する。高速
低圧成形を行う場合は、選択用切換装置32の電磁切換
弁78のソレノイド78aが励磁されることによって移
動用駆動装置5の一対の小径の射出用油圧シリンダ7
1,71が選択される。そして、二つの金型7,8の型
締めが行なわれた状態で、射出手段2が作動して、移動
用駆動装置5の作動で加熱筒6からノズル20を介し
て、溶融樹脂が金型7,8のスプルー19,ゲート18
及びキャビティ17に射出され、充填される(図9参
照)。
【0048】一方、ゲートカット開始タイミングタイマ
ー56では、予めゲートカット開始タイミングのトリガ
ーとして、例えば、スクリュー位置の検出が選択されて
いるとすると、スクリュー位置によるゲートカット開始
タイミングが、選択されていることが、切換器58及び
比較器59を介してCPU51に入力され、切換器58
にはゲートカット開始時のスクリュー位置設定器57か
らの信号が入力されるよう切り換えられる。
【0049】そして、比較器59には、ゲートカット開
始時のスクリュー位置設定器57からの信号と、スクリ
ュー位置検出センサ60で測定されたスクリュー位置信
号とが入力されて比較され、測定されたスクリュー位置
信号がスクリュー位置設定器57で設定されたスクリュ
ー位置信号と一致した時点で、比較器59からCPU5
1へ信号出力される。CPU51では、この信号を受け
てゲートカット指示信号が設定切換部50と出力器62
へ出力される。
【0050】尚、ゲートカット開始タイミングタイマー
56でゲートカット開始タイミングのトリガーとして、
射出時間の計測又は両者の併用が選択された場合には、
上述の作動に代えて又は上述の作動と共に、射出時間の
計測が行なわれる。
【0051】出力器62では、電磁弁37の前進ソレノ
イド37aを入にさせる。これと同時に、設定切換部5
0では、ゲートカット時の油圧エジェクタ15aの前進
速度設定手段47aと、ゲートカット時の油圧エジェク
タ15aの圧力設定手段49とからの入力信号が選択さ
れ、それぞれ電磁流量制御弁42と電磁リリーフ弁43
とに出力される。これにより、ゲートカットのための油
圧回路の速度(流量)及び油圧が設定され、油圧エジェ
クタシリンダ15での油圧エジェクタ15aの速度がゲ
ートカットに応じた高速に設定されることになる。
【0052】このようにして、樹脂の充填が完了した直
後又は保圧途中で、油圧エジェクタ15aが作動され、
第一エジェクト板21が比較的高速で作動され、ゲート
カットピン22が前進してゲート18がつぶされ、キャ
ビティ17の面上にその先端が保持される(図10参
照)。
【0053】そして、ゲートカット時間タイマー61で
計測された時間の経過後に、電磁弁37の油圧エジェク
タ前進ソレノイド37aが切にされ、後進ソレノイド3
7bが入とされる。これと共に設定切換器50では、ゲ
ートカット時の油圧エジェクタ後退速度設定手段47b
とゲートカット時の油圧エジェクタ圧力設定手段49と
からの信号によって、所定の速度及び圧力で油圧エジェ
クタ15aが後退作動し、第一エジェクト板21及びゲ
ートカットピン22が図11に示す初期位置に戻され
る。
【0054】その後、所定の冷却時間が経過すると、型
開きが開始される(図12参照)。型開き作動が完了す
ると、その時点で射出成形機のCPU51から出力器6
2を介して、電磁弁37の前進ソレノイド37aが再び
オンされる。又、設定切換器50では、成形品突出し時
の油圧エジェクタ前進速度設定手段46aと成形品突出
し時の油圧エジェクタ圧力設定手段48とからの信号に
より、油圧回路の速度(流量)と圧力が決定され、それ
ぞれ電磁流量制御手段42と電磁リリーフ弁43とに制
御信号が出力される。これによって、油圧エジェクタ1
5aが作動され、第一エジェクト板21が比較的低速で
長いストローク押動され、第二エジェクト板23が一体
に押動される。
【0055】そして、ゲートカットピン22及び第一エ
ジェクタピン25が成形品24を突き出すと同時に、第
二エジェクタピン27でスプルーランナ26を突き出す
(図13参照)。
【0056】尚、上述の実施例は油圧エジェクタシリン
ダ15の油圧回路の速度(流量)と圧力を自動設定する
ようになっているが、絞り弁と減圧弁と電磁弁等を組み
合わせることで、ゲートカット時と成形品突出し時との
速度(流量)と圧力を手動で設定するようにしてもよ
い。
【0057】以上のように、本実施例では、ゲートカッ
ト時の油圧エジェクタ15aの作動速度即ち油圧エジェ
クタシリンダ15の油圧回路の速度(流量)と圧力を、
成形品24及びスプルーランナ26の突出し時のものと
は別個の、適宜の速度(流量)及び圧力に設定すること
ができ、ゲートカット時にはゲートカットに応じた高速
でゲートカットピン22を作動でき、ゲートカット切断
面にゲート跡等が残らず、ゲートカット工程のサイクル
を短縮化できる。これと同時に、成形品24等の突出し
時にはこれに応じた低速で各ピン22,25,27を作
動できるから、成形品にクラック等が発生しない。
【0058】次に、本発明の第二実施例を図14乃至図
16により説明する。
【0059】図14において、本実施例による射出成形
機の油圧回路は上述の第一実施例と異なって、油圧エジ
ェクタシリンダ15の油圧回路には、制御部38は接続
されていない。制御部38に代えて、電磁流量制御弁3
0の下流側の油圧流路に接続されている。
【0060】従来装置では、図15に示すように、溶融
樹脂の射出時間中に移動用駆動装置5に対して電磁式流
量制御弁30と電磁式圧力制御弁65とによる速度(流
量)と圧力で、各アクチュエータの作動速度と圧力を多
段制御するようになっているが、射出時間の全領域でこ
の速度(流量)と圧力を使用していることはあまりな
い。即ち、電磁式流量制御弁30と電磁式圧力制御弁6
5とにおける最終段階の速度(流量)と圧力は、その前
の段階で金型への射出充填が完了しているために、使用
されていない。
【0061】そこで、本実施例では、図16に示すよう
に、射出時間内の金型への樹脂の充填完了後の最終段階
領域で、電磁弁36の射出ソレノイド36aを切に切り
換えて、若干のタイムラグを持たせた後に油圧エジェク
タシリンダ15の油圧回路で電磁弁37の前進ソレノイ
ド37aを入とさせるように制御する。
【0062】これによって、射出制御用の、電磁式流量
制御弁30と電磁式圧力制御弁65とにおける最終段階
の油の速度(流量)と圧力が、油圧エジェクタシリンダ
15に印加されることになる。そのため、ゲートカット
時の油圧エジェクタ15aの作動速度を、(従来装置と
同様に設定された)成形品突出し時の作動速度より高速
に制御することができる。
【0063】この場合、本実施例では、油圧エジェクト
シリンダ15に作用する、電磁式流量制御弁30と電磁
式圧力制御弁65とにおける速度(流量)及び圧力は、
各4段に多段設定されており(単一の速度及び圧力でも
よい)、ゲートカット用に作用する速度(流量)及び圧
力は最終段のものが用いられる。しかしながら、電磁式
流量制御弁30と電磁式圧力制御弁65とにおける射出
シリンダ作動用の速度(流量)及び圧力が、適宜の多段
に設定されている場合には、金型への充填完了後のゲー
トカット用に作用する速度(流量)及び圧力を、複数段
に設定することも可能である。
【0064】例えば、多段射出設定において、各4段の
作動速度及び圧力値の内、各2段を射出用、残りの各2
段をゲートカット時の油圧エジェクタ用としてもよい。
【0065】以上の制御は、射出成形機のCPUによっ
て図16のタイミングチャートのように切り替え制御さ
れる。
【0066】以上のように、本実施例においては、電磁
式流量制御弁30と電磁式圧力制御弁65とにおける作
動油の射出用速度(流量)値及び圧力値の内の充填完了
後のものによって、ゲートカット時の油圧エジェクタ1
5aの作動速度を制御できるようにしたから、第一実施
例と比較して、新規な制御部を設定することなく同一の
作用効果を得ることができる上に、製造コストを低廉に
して、占有スペースの増大を抑えることができる。尚、
ゲートカットピン22、第一及び第二エジェクタピン2
5,27はエジェクタピンを構成する。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の射出成形
機は前記の構成とされているので、スクリューを移動さ
せる力および速度を、作動油の流量および圧力の調整に
加えて、移動用駆動装置を構成する複数の移動用油圧シ
リンダの選択により変化させて加熱筒から射出される樹
脂の射出圧力と射出速度を調整するとともに、樹脂の上
記射出条件にゲートカット及び成形品突出し速度を適合
させることができるようになり、前記実公平5−338
号公報のような高性能射出成形機の機能をフルに生かし
最適な条件で高速低圧成形を行、ソリやバリ及びゲ
ート跡やクラック等のない良質の成形品を短いサイクル
タイムで得ることができる。
【0068】ゲートカット時の油圧エジェクタ作動速度
を設定する速度設定手段による油圧エジェクタの作動速
度を、成形品突出し時の油圧エジェクタ作動速度を設定
する速度設定手段による油圧エジェクタの作動速度より
高速であるように、設定されている場合は、ゲートカッ
ト速度が比較的速いため、ゲート跡が生じ難く、また成
形品突出し速度が比較的遅いので、クラックができにく
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 型締め状態における一般的な射出成形機の一
部を破断した要部正面図である。
【図2】 スクリューの後退状態における移動用駆動装
置の水平断面図である。
【図3】 同じく、移動用駆動装置の鉛直断面図であ
る。
【図4】 図2のIV矢視図である。
【図5】 移動用駆動装置の油圧回路図である。
【図6】 型締め状態の金型の断面図である。
【図7】 本発明の第一実施例による射出成形機の油圧
回路図である。
【図8】 図7の制御装置のブロック図である。
【図9】 樹脂充填状態の金型の断面図である。
【図10】 ゲートカット時の金型の断面図である。
【図11】 ゲートカットピンを初期位置に戻した状態
の金型の断面図である。
【図12】 型開き状態の金型の断面図である。
【図13】 突出し状態の金型の断面図である。
【図14】 本発明の第二実施例による射出成形機の油
圧回路図である。
【図15】 射出成形時の各アクチュエータの一般的な
タイミングチャート図である。
【図16】 第二実施例による射出成形時の電磁弁の射
出ソレノイドと前進ソレノイドのタイミングチャート図
である。
【符号の説明】
2 射出装置 3 金型装置 4 型締装置 5 移動用駆動装置 6 加熱筒 7,8 金型 9 固定盤 10 可動盤 14 スクリュー 15a 油圧エジェクタ 17 キャビティ 22 ゲートカットピン 24 成形品 25 第一エジェクタピン 27 第二エジェクタピン 71 射出用油圧シリンダ 72 射出用油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/26 - 45/44 B29C 45/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティを形成する一組の金型が固定
    盤と可動盤に設けられ、上記キャビティに樹脂を導くゲ
    ートの断面積が高速低圧成形ができる大きさとされた金
    型装置と、可動盤を固定盤に向けて動かして上記金型を
    型締めする型締装置と、加熱筒のスクリューを移動用駆
    動装置で動かして溶融樹脂を上記金型のキャビティに射
    出する射出装置とを具備し、1又は複数本のエジェクタ
    ピンを油圧エジェクタによって作動させて、金型が閉じ
    た状態で金型内でゲートカットすると共に、金型が開い
    た状態で少なくとも成形品を金型から突き出すようにし
    た射出成形機において、 上記射出装置の移動用駆動装置は、選択可能な複数の射
    出用油圧シリンダから成り、 ゲートカット時の油圧エジェクタ作動速度を設定する速
    度設定手段が、少なくとも成形品の突出し時の前記油圧
    エジェクタ作動速度を設定する速度設定手段とは別個に
    設けられたことを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 ゲートカット時の油圧エジェクタ作動速
    度を設定する速度設定手段による油圧エジェクタの作動
    速度が、成形品突出し時の油圧エジェクタ作動速度を設
    定する速度設定手段による油圧エジェクタの作動速度よ
    り高速であるように、設定されていることを特徴とする
    請求項1記載の射出成形機。
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