JP2831036B2 - 板ガラスの湾曲方法および装置 - Google Patents

板ガラスの湾曲方法および装置

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JP2831036B2 JP1171313A JP17131389A JP2831036B2 JP 2831036 B2 JP2831036 B2 JP 2831036B2 JP 1171313 A JP1171313 A JP 1171313A JP 17131389 A JP17131389 A JP 17131389A JP 2831036 B2 JP2831036 B2 JP 2831036B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は板ガラスの湾曲方法および装置に関する。よ
り詳しく述べると、本発明は板ガラスの水平移送平面の
上方に配設した湾曲型による湾曲に関する。本発明は特
に、湾曲されそして場合によっては強化された自動車用
窓ガラスの生産に応用される。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
公知の様々な板ガラス成形方法の中でも、プレスによ
る湾曲方法は最も難しい窓ガラスの形を実現できるので
特に有効であるという利点を有するが、いわゆる水平な
装置、すなわち板ガラスが駆動ローラ台上を平らに搬送
されて通り抜けるトンネル炉において実施するのは比較
的難しい。事実、二つのプレスの間で板ガラスを移送す
るのに用いる装置が通過の際に邪魔になり、および/ま
たは、光学的欠陥につながる変形を誘発する。
フランス国特許出願第1398897号明細書に開示されて
いる湾曲方法によれば、板ガラスはそれらがローラ・コ
ンベアで搬送されて通り抜ける炉の中において平坦な姿
勢で加熱されるが、そのローラ・コンベアは炉の出口側
で終り、このコンベアを延長するものとして湾曲装置の
二つのプレスの間に板ガラスを配置するためのエア・ク
ッション式コンベアが設けられている。このエア・クッ
ション・コンベアは可撓性ハンモックと対になってい
る。いったん板ガラスが正しい位置に置かれると、エア
・クッション・コンベアが取り去られて板ガラスはハン
モックの上に載り、そしてこのハッモックが所定位置に
静止している時にプレスが行われる。かかる態様の不都
合は、ハンモックが機械的な作用を強く受け、また湾曲
サイクル毎にハンモックを強く張り、次にプレス型に完
全に整合させる必要がある点である。従ってかかるハン
モックの寿命は極めて短い。実際に、ハンモックは常に
ある程度張った状態にあるために、最も複雑な形になる
ことが妨げられ、例えば局部的な負の曲率、すなわち湾
曲の中心が窓ガラスの対向する二つの側部に置かれてい
る窓ガラスの形状をとり得ない。
とは言うものの、米国特許第3265484号、同第4318728
号明細書に開示されているように、ハンモックが板ガラ
スを移送する役割を直接果し、またこのハンモックを可
撓性コンベアとしても用いる湾曲装置が知られている。
ところがこの場合には、ハンモックの張力の調節は上記
の例よりもなお難しい。
また欧州特許出願第228597号明細書に開示されている
湾曲装置は、吸引装置を備えた中実の凸形上部湾曲型
と、補助的な下部型とを有するプレス装置を含んでい
る。板ガラスは炉から湾曲装置へと、水平方向に移動可
能な吸引板からなる装置によって移送される。この吸引
板は、板ガラスを吸引保持してそれをプレス装置へ渡す
と炉に向かって引き返す。プレスが終ると、板ガラスは
上部吸引型に対して吸引作用によって保持されるが、そ
の保持は、二つの型が離れ、そして周囲が板ガラスに合
致する形状に対応している環状の枠が上部型の下に挿入
されるのに必要な時間にわたって行われる。板ガラス
は、上部吸引型により、上記の枠の上に置かれる。この
枠は板ガラスを強化工程の吹出し冷却装置に導く。
実際には、上記の欧州特許出願第228597号明細書に開
示される装置は、板ガラスを均一支持しかつ板ガラスを
湾曲工具に対して所定位置につけるのに常にハンモック
を使用する。このハンモックは下部湾曲型の上方に張り
つめられ、プレス作業時には弛緩されるので、この点で
はこの方法は前記のフランス国特許出願第1398897号明
細書の発明に類似している。しかし、炉からプレス装置
への板ガラスの移送を行う吸引板には、吸引に必要な負
圧を生じさせる送風機と、この送風機の電動機を駆動す
るための電気的接続部とを設けなければならない。こう
した装備はいずれも、吸引板が炉の最も高温の区域を通
り抜けるため極めて高い温度にも耐え得るものでなけれ
ばならず、このためコストの高い建設素材および技術を
選択せざるを得ない。
従って、本発明は、炉から湾曲装置への板ガラスの移
送を極めて簡単に行う湾曲方法であって、移送を行うの
に移動可能な吸引板を使用することもなく、成形工程、
特にプレスによる成形時に妨げにならず、しかも、搬送
手段としてローラを使用した場合等に見られるようなガ
ラスの不均一支持による光学的欠陥を誘起しない、板ガ
ラスの湾曲方法を提供するものである。
〔課題が解決するための手段及び作用効果〕
本発明によれば、板ガラスを、トンネル炉を横断する
コンベアの端に平らに載置し、その湾曲温度に達した後
にコンベアの他端に出し、少なくとも一つの上部湾曲型
を含む湾曲装置まで第一の移送装置によって搬送し、こ
の時持上げられている上部湾曲型による吸引によって捕
捉装着し、湾曲装置によって所望の形状に湾曲した後、
冷却ステーション特に熱強化ステーションに向けて第二
の移送装置により運び、上記の炉から湾曲装置への移送
は、後端が板ガラス移送平面の下方にある可撓性移送ベ
ルトの前端を板ガラスの全体的な移動方向と平行に可逆
的に移動させることによって行い、可撓性移送ベルトの
前端の初めの位置はコンベアの後端と湾曲装置との間に
置かれる。
本発明の方法によれば、板ガラスを、最も熱く従って
最も変形に従い易いこの板ガラスが湾曲装置の向かう進
路の後段、すなわち上部湾曲型の下に精確に位置させる
必要があるので比較的低速で進められる段階において、
完全に支持することができ、これによりもちろんながら
膨らんだ輪郭への良好な追従が保証される。更には、ロ
ーラ上よりも可撓性ベルト上のほうが板ガラスの滑りを
制限し易い。
上記の上部湾曲型は凸形であるのが好ましい。
上記の作用による処理は、例えば湾曲型の垂直移動距
離によって分類できる。板ガラスの成形を実施する多数
の変形が可能である。可撓性ベルトにより支えられる板
ガラスを捕捉して装着するのはこのように、上部湾曲型
が張られた可撓性ベルトの少し上にある時に、すなわち
板ガラスの上昇を生じさせるに十分な吸引力を確実に与
えることができる状態において行われる。移送ベルトの
可撓性は、上部湾曲型がその中央部が板ガラスに接する
まで下降するのを可能にする。この時、衝撃が生じても
可撓性ベルトの若干の変形で(但し、実質的な平面性は
保つ)直ちに補償され、このため、望ましからぬガラス
の変形を生じさせることがない。前記二つの場合(湾曲
があまり顕著でない窓ガラスを製造するのに用いるのが
好ましい)において、ガラスの成形を実質上吸引作用に
よって行うことができ、板ガラスは湾曲型の輪郭に合わ
される。また、それは、板ガラスに与えたい形に対応し
た輪郭を有し、かつ同時に強化用の枠の役割も果す環状
枠で好ましくは構成された第二の移送装置によって板ガ
ラスを引取る時には、慣性および重力によるガラスの変
形で補完することもできる。この引取りは移送ベルトの
高速後退により実際に極めて高速に行うことができ、移
送ベルトが初期位置へ戻されると上部湾曲型の下方の空
間が解放される。
上部湾曲型の垂直移動は、この型の全体もしくは一部
が、相手プレス型の役割をも同時に果す可撓性移送ベル
トに入り込むように調整できる。これは大きな曲率を有
する窓ガラス、特に複雑な形状の窓ガラスを製造する場
合に特に便利である。
可撓性移送ベルトに対するこのプレスは、板ガラスの
裏面全体が上部湾曲型と接触してこうしてその最終形状
を直接得るまで行うことができる。移送ベルトを後退さ
せた後、こうした湾曲を行った板ガラスは、成形を補完
せずにその板ガラスを支えるためだけの同一形状の環状
枠の上に置かれる。
最も難しい窓ガラス形状の場合、可撓性移送ベルトに
対するプレスで行われるのは予備成形だけであり、可撓
性ベルトが上部湾曲型の下方の空間を解放してからプレ
スによる補完成形が行われる。雌型の相手型としては、
冷却ステーションに向かって板ガラスを移送するのに用
いられる環状枠を用いることができ、あるいは板ガラス
の移送平面下に固定してもしくは可動的に配設された、
上記目的のためにのみ用いられる相手型を用いることが
でき、次に環状枠が最終形状に湾曲された板ガラスを回
収して冷却ステーション特に強化ステーションへ案内す
る。
本発明はまた、上記湾曲方法を実施するための装置を
提供するものである。この装置は、ローラ・コンベアが
横断している水平炉と、上記炉の出力に設けられた少な
くとも一つの垂直移動可能な湾曲型を含む湾曲ステーシ
ョンと、上記炉のコンベアと上記湾曲ステーションとの
間で板ガラスを移送する第一の移送装置と、冷却ステー
ション特に熱強化によるステーションと、湾曲済みの板
ガラスをこの冷却装置へ移送する第二の移送装置とを含
んでなり、上記第一の移送装置は耐熱材で作られた可撓
性移送ベルトの一部分で構成されており、この一部分の
前端は炉のコンベアと湾曲ステーションとの間にある待
機位置と、湾曲ステーションの他の側にある最後部位置
との間を可逆的に移動可能である。
移送時に使用される可撓性ベルトの一部分は、板ガラ
スの移送平面の下方に固定されたローラから繰出し、あ
るいは逆に巻戻しすることができ、ベルトの速度や張り
を制御する装置が設けられている。
本発明の第二の実施態様によれば、より好ましくは、
可撓性ベルトの一部分は、前端と同じ距離だけ後端を移
動させる一方で全移送行程を通じて実質上平らな状態に
保持される。これによれば可撓性移送ベルトの摩耗が低
減されると共に、適当な調整装置によりベルトの速度や
張りの制御をより簡単にまたより効率的にすることがで
きる。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明を更に詳しく説明す
る。
添付図面は、本発明を実施する場合に最も重要な湾曲
装置の要素を概略的に示している。これら要素の大部分
は、当該分野の機械に共通して用いられているものであ
る。
板ガラス1は、駆動ローラ2で構成されるコンベアに
よって、板ガラスを湾曲温度まで加熱するトンネル炉を
横断して移送される。この炉は湾曲ステーションに通じ
ており、この湾曲ステーションにおいては上部湾曲型3
が板ガラスの移送平面の上方に、垂直方向(両方向矢印
F1)に移動可能なように設けられている。板ガラス1と
接触する湾曲面4は凸状である。また湾曲面4は、送風
機5によって負圧状態にできる中空室と連通している複
数の孔を有する。このようにして、吸引型が形成され、
この型の表面で板ガラスを吸引保持できる。
可撓性移送ベルト8は、ローラ2と湾曲ステーション
との間で高温の板ガラスを移送して板ガラスを湾曲型3
の下に配置する。移送ベルト8は耐熱性材料で作った、
例えばガラ繊維または耐熱性金属の糸で作った網または
織物で構成されている。ベルト8の幅はローラ2の長さ
に対応している。ベルト8の前端はロッド9に、また後
端は、それ自身の長軸を中心に回転しかつローラ2の下
方に配設された円筒ドラム10に固定されている。上記ロ
ーラ2と平行に、中間ローラ11が配設され、このローラ
11は、移送ベルトがこのローラ11を通過した後に、ロー
ラ2によって定められる水平移送平面の延長部に位置す
るような高さに設けられる。中間ローラ11は回転自在に
取付けられている。
ベルト8を支持するロッド9の各端部にはチェーン13
が取付けられている。2本のチェーン13は、同一の軸15
に取付けられた歯車14に係合している。軸15は、板ガラ
スの移動方向に見て湾曲ステーションの後尾に配設され
ている。歯車16,17は電動機18の回転運動を伝達する。
チェーン13どうしの距離Aは、垂直移動(両方向矢印
F1)で動かされる上部湾曲型にこれらのチェーンどうし
の間を通過させるために十分なだけ大きく選ばれてい
る。
同様に、ドラム10は電動機22によって回転駆動される
歯車20,21により駆動される。電動機18,22およびそれら
の操作装備は、予め選択できる機械的張力を移送ベルト
に与えることができ、またその移送ベルトを矢印F2の方
向あるいは逆に矢印F3の方向へ、湾曲工程の所定の時点
において移動させ得るものでなければならない。板ガラ
スの移送(F2の動き)時の移送ベルト8の速度は、ロー
ラ2から伝えられた速度と一致する。そして、板ガラス
がローラ2とベルト8との上にいったん載りさえすれ
ば、板ガラスの移動は必要であれば湾曲型の下での位置
決めの最終段階におけるよりも低速にすることかきる。
戻り(矢印F3)の速度は実質上往きの速度より速い。
雌型の相手型24が湾曲型3の下方に配設されている。
中実の相手型あるいは好ましくは中央部が開いている環
状の相手型を使用することができる。相手型24は固定し
て取付けるのが好ましいが、昇降装置を備えることもで
きる。またこの相手型24は、移送ベルト8およびロッド
9の進路の下方に設けられる。
本発明の装置の本質的な上記要素には更に、両方向矢
印F4の方向に移動可能な、第1図には示されていない往
復台の上に通常の方法で配設された環状枠26を追加する
ことが必要である。この環状枠26は、その大きさおよび
形状が湾曲済み板ガラスの輪郭に合っている。板ガラス
は、湾曲された後、隣接の冷却ステーションへこの枠26
によって案内され、そこにおいて、吹出しチャンバから
吹出された空気によって急冷される。
当然ながら、板ガラスの冷却は冷却ステーションにお
いて急冷ではなく、多少ゆっくりと冷却してもよい。
本発明の実施態様の一つによれば、この湾曲工程は下
記のように行われる。すなわち、板ガラス1の前端が中
間ドラム11上の移送ベルト8に接近すると直ちに電動機
18が起動してベルト8を板ガラス1の移送速度で移動さ
せる。このようにして、板ガラス1はその上に載ってベ
ルト8により移送され、そしてベルトは公知の手段によ
ってこのベルトがその下に位置する湾曲型3と同一線上
に板ガラスを案内する。この位置決めの後、湾曲型3
を、可撓性ベルト8のたわみにより板ガラス1の全表面
が湾曲型の面4と接触するのに十分な高さまで下降させ
る。
ベルト8の必要なたわみを可能にする可撓性を得るた
めに、2個のモータ18,20は例えば、軸15およびドラム1
0のそれぞれにベルト8を所定の機械的張度に保持する
偶力を加えることができる。この方法に従えば、更に曲
率が十分に小さくて利点のある場合には、相手型24は不
要である。
湾曲型3を板ガラス1に向かって下降させる瞬間に送
風機5が起動されるので、板ガラス1は負圧による吸引
作用によって型3に保持される。板ガラスが湾曲面4の
全ての点に接触すると、湾曲型3は再び引き上げられ
る。ベルト8は解放されて電動機22によって待機位置へ
戻される。この時には、枠26を、湾曲済み板ガラスがこ
の枠26の上にまさに置かれるまで下降される湾曲枠3の
下に導くことができる。
別の実施態様によれば、最も大きくおよび/または複
雑な曲率の場合に特に推奨されるのが、成形を相手型24
を用いるプレスで完全にすることである。上記のよう
に、板ガラス1は可撓性ベルト8による同時のプレスに
よる予備成形を場合によっては行いながら、吸引湾曲型
3により捕捉装着される。この捕捉装着の後、湾曲型3
と吸引作用によって湾曲型に密着されている板ガラスと
が再び若干引き上げられ、ベルト8が次の窓ガラスの待
機位置に戻される。その場が空くと、湾曲型3を直ちに
相手型24上に下降させて、板ガラスを最終形状に従って
プレスする。最後に、板ガラス1を常に保持する上部湾
曲型3を再び引き上げて、冷却のために枠26上に置く。
上記の動作説明は第2図に示す装置を基本とする装置
についてもあてはまるので、以下の説明は移送ベルト28
を含む移送装置の変形実施態様の問題に限定して行うこ
とができる。このベルト28は、前端がロッド29に、また
後端がロッド30にそれぞれ取付けられた形をしている。
このベルト28はロッド29,30を接続すると共にベルトを
張りつめる2本のチェーン31,32により駆動される。チ
ェーン31,32どうしの距離Aは、やはり湾曲型の幅より
大きくなっている。
炉から見て湾曲ステーションの後部では、共通軸34に
取付けられた中間歯車33をチェーン31,32が通過してい
る。この軸34は、電動機37によって駆動される歯車35,3
6により回転させられる。チェーン31,32はまた、同様に
軸39に取付けられた下部中間歯車38および、軸41に取付
けられた中間歯車40を通過している。上記軸41と歯車40
は、ローラ2の下方に配設され、より詳しく言うと、ベ
ルト28が中間ローラ42に達する時にローラ2となす角度
が比較的小さくなるような位置に配設されている。
適当な制御操作に従う電動機37は、矢印F2,F3で示す
方向へ随時交互にベルト28を移動させる。
板ガラス1の捕捉装着時における湾曲型3によるたわ
みに必要なベルト28の可撓性は、中間歯車38あるいはよ
り詳しくは軸39を弾力的に取付けすることで得られる。
このために、軸39を支える軸受45は、固定された支持具
47から適当なばね46で吊下げられている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ドラムに巻付けまたドラムから繰出される可
撓性ベルトを備えた湾曲装置を示す斜視図である。 第2図は、移送行程全体を通じて実質上平らな状態に保
持される可撓性ベルトを備えた湾曲装置を示す斜視図で
ある。 図中、1は板ガラス、2はローラ・コンベア、3は上部
湾曲型、8,28は移送ベルト、9,29,30はロッド、10は円
筒ドラム、11,42は中間ローラ、13,31,32はチェーン、1
8,22,37は電動機、24は相手型、26は環状枠、33,38,40
は中間歯車、46はばね、F2,F3は移送ベルトの進行方
向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C03B 35/14,23/03 B65G 49/06

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板ガラス(1)を、トンネル炉を横断する
    コンベア(2)の端に平らに載置し、その湾曲温度に達
    した後にコンベア(2)の他端に出し、少なくとも一つ
    の上部湾曲型(3)を含む湾曲装置まで第一の移送装置
    (8,28)によって搬送し、この時持上げられている上部
    湾曲型(3)による吸引によって捕捉装着し、湾曲装置
    によって所望の形状に湾曲した後、冷却ステーション特
    に熱強化ステーションに向けて第二の移送装置(26)に
    より運び、上記の炉から湾曲装置への移送は、後端が板
    ガラス移送平面の下方にある可撓性移送ベルト(8,28)
    の前端を板ガラス(1)の全体的な移動方向(F2)と平
    行に可逆的に移動させることによって行い、可撓性移送
    ベルト(8,28)の前端の初めの位置がコンベア(2)の
    後端と湾曲装置との間にある、板ガラスの湾曲方法。
  2. 【請求項2】上部湾曲型(3)による板ガラス(1)の
    捕捉装着を可撓性ベルト(8,28)と上部湾曲型(3)と
    の間での該板ガラスのプレスと同時に行うことを特徴と
    する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】可撓性移送ベルト(8,28)を後退させた後
    に上部湾曲型(3)と相手型(24)との間で板ガラスを
    プレスすることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかを実施する
    装置であって、ローラ・コンベア(2)が横断している
    水平炉と、上記炉の出口に設けられた少なくとも一つの
    垂直移動可能な湾曲型(3)を含む湾曲ステーション
    と、上記炉のコンベア(2)と上記湾曲ステーションと
    の間で板ガラスを移送する第一の移送装置と、冷却ステ
    ーション特に熱強化によるステーションと、湾曲済みの
    板ガラスをこの冷却装置へ移送する第二の移送装置(2
    6)とを含んでなる装置において、上記第一の移送装置
    が耐熱材で作られた可撓性移送ベルト(8,28)の一部分
    で構成されており、この一部分の前端(29)が炉のコン
    ベア(2)と湾曲ステーションとの間にある待機位置
    と、湾曲ステーションの他の側にある最後部位置との間
    を可逆的に移動可能であることを特徴とする、板ガラス
    湾曲装置。
  5. 【請求項5】前記移送ベルト(8,28)の平面の下方に湾
    曲型(3)と協働し得る相手型(24)が用意されている
    ことを特徴とする、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】前記移送ベルト(8,28)の前端が、湾曲型
    (3)の幅より大きい距離(A)をおいて配設されたチ
    ェーン(13,31,32)により移動させられるロッド(9,2
    9)に固定されていることを特徴とする請求項4または
    5記載の装置。
  7. 【請求項7】前記移送ベルト(8)がドラム(10)に部
    分的に巻かれており、ローラ・コンベア(2)の延長部
    に位置する中間ローラ(11)を通過していることを特徴
    とする、請求項4から6までのいずれか一つに記載の装
    置。
  8. 【請求項8】前記移送ベルトが進む(F2の方向へ)場合
    にはローラ・コンベア(2)の速度に同期した速度で電
    動機(18)によって駆動され、また戻る場合(F3の方向
    へ)には電動機(22)によってより高速で駆動されるこ
    とを特徴とする、請求項4から7までのいずれか一つに
    記載の装置。
  9. 【請求項9】弾性のある移送ベルト(8)が弾力的に取
    付けされていることを特徴とする、請求項4から8まで
    のいずれか一つに記載の装置。
  10. 【請求項10】前記移送ベルト(28)が中間ローラ(4
    2)を通過しており、この中間ローラ(42)とロッド(3
    0)とによって張られていることを特徴とする、請求項
    6記載の装置。
  11. 【請求項11】前記ロッド(29)及びロッド(30)が中
    間歯車(33,38,40)を通るチェーン(31,32)により張
    られた状態に維持され、それらの端の位置どうしの間を
    交互に移動可能であることを特徴とする、請求項10記載
    の装置。
  12. 【請求項12】前記チェーン(31,32)が電動機(37)
    により二つの方向(F2,F3)へ移動させられ、一方の方
    向(F2)へ移動させられるベルトの速度がローラ・コン
    ベア(2)の速度と同期され、また他方の方向(F3)に
    おいてはこのベルト速度がより速くなることを特徴とす
    る、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】中間歯車(38)がばね(46)で吊下げら
    れていることを特徴とする、請求項10から12までのいず
    れか一つに記載の装置。
  14. 【請求項14】前記移送ベルト(8,28)が耐熱性金属糸
    の織物または網で構成されていることを特徴とする、請
    求項4から13までのいずれか一つに記載の装置。
  15. 【請求項15】前記移送ベルト(8,28)がガラス繊維の
    織物で構成されていることを特徴とする、請求項4から
    13までのいずれか一つに記載の装置。
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