JP2830039B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2830039B2
JP2830039B2 JP1109821A JP10982189A JP2830039B2 JP 2830039 B2 JP2830039 B2 JP 2830039B2 JP 1109821 A JP1109821 A JP 1109821A JP 10982189 A JP10982189 A JP 10982189A JP 2830039 B2 JP2830039 B2 JP 2830039B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像読取装置に関するもので、特に、原稿等
の用紙のサイズを検出する画像読取装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来のこの種の画像読取装置として、特開昭62−1709
48号公報に掲載の技術を挙げることができる。
上記技術は、原稿を押えるための圧着板の略補色関係
にある分光分布色光を被検原稿及び圧着板に投射し、そ
の反射光強度を検出することにより反射光が原稿から
か、圧着板からかを判別し、原稿の存在や大きさを検出
するものである。
また、特公昭60−4974号公報に掲載の技術を挙げるこ
ともできる。
上記技術は、原稿が載置される原稿台と、上記原稿台
上の原稿を露光すべく上記原稿台に対して相対移動する
光学系とを備えた原稿露光装置において、上記原稿台か
らの反射光が入射されてその光強度に応じた出力を行な
う受光素子と、上記受光素子の出力を原稿サイズとは関
係のない基準値と比較する比較する比較手段と、原稿露
光前に上記原稿台と上記光学系とを相対移動せしめその
時の上記比較手段の出力の変化を検出する検出手段と、
上記検出手段からの検出信号に基づいて上記原稿台上に
載置された原稿サイズを判断しそのサイズを示すサイズ
信号を出力する判断手段とを有するものである。この技
術は、原稿露光前に原稿台と光学系とを相対移動させ、
その時の比較手段の出力の変化を検出し、その検出信号
に基づいて原稿台上に載置された原稿サイズを判断して
いる。
[発明が解決しようとする課題] 前者の従来の画像読取装置は、上記のように構成され
ているから、原稿を押えるための圧着板の略補色関係に
ある分光分布色光の使用が前提となり、また、原稿の大
きさを計算する必要があり、原稿の大きさの割出しに長
い計算時間を必要としていた。
また、後者の画像読取装置は、上記のように構成され
ているから、原稿露光前に原稿台と光学系とを相対移動
して、その時の比較手段の出力の変化を検出する検出手
段からの検出信号に基づいて、判断手段で原稿台上に載
置された原稿サイズを判断し、そのサイズを示すサイズ
信号を出力するものであるから、原稿台の全面を原稿が
載置されているか判断することになる。したがって、通
常、規格サイズの原稿を使用する場合が多いにもかかわ
らず、原稿サイズの判断に原稿台の全面の状態判断が必
要となり、本来の目的である原稿露光前の原稿サイズの
判断に必要以上の時間を費すことになる。結果的に、原
稿の大きさの割出しに長時間を必要としていた。
そこで、本発明は原稿の大きさを計算する必要がな
く、かつ、原稿を押える圧着板と略補色関係にある分光
分布色光の使用が不用な画像読取装置の提供を課題とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 請求項1にかかる画像読取装置は、1つの角が原稿基
準位置である原稿を載置する矩形の透明部材と、前記透
明部材上に載置された原稿を押さえる原稿押圧カバー
と、前記原稿押圧カバーの原稿を押圧する面上に設けら
れ、前記原稿基準位置を含む透明部材の2辺に対応し、
所定幅を有するL字状の黒色領域と、前記原稿押圧カバ
ーが閉じられた状態で、前記黒色領域及び黒色領域と重
なる原稿を検出する光電変換素子と、前記光電変換素子
の出力に基づいて原稿サイズを検出する検出手段と、前
記透明部材上に載置された原稿の画像を読み取り、画像
データを得る読取手段と、前記読取手段で得られた画像
データを編集する編集手段とを具備し、前記黒色領域に
対応する画像が形成されないよう前記編集手段を制御す
るものである。
請求項2にかかる画像読取装置は、前記光電変換素子
と透明部材の間に、偏光フィルタを具備するのである。
[作用] 本発明によれば、原稿を押えるための原稿押圧手段に
形成した第1及び第2領域と透明部材の上面との間に配
置された原稿を検出する光電変換手段は、前記第1及び
第2領域の状態を判断するだけで、原稿のサイズを判読
できる。
また、光電変換手段に偏光フィルタを介在させた場合
には、肉眼では同一色として認識するものでも、光電変
換手段は原稿の存在する領域と第1及び第2領域との違
いを判断することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例の画像読取装置を複写機に用い
た事例で説明する。
第2図は本発明の一実施例の複写機の全体の概略の内
部構造を示す要部正面の説明図であり、また、第3図は
本発明の一実施例の複写機の全体の正面図、第4図は本
発明の一実施例の複写機で使用するエディタの全体の斜
視図である。
なお、この実施例の複写機は、イメージセンサによっ
て読取った原稿画像を、ディジタル信号である画像デー
タに変換し、この画像データに対応して電子写真法によ
り用紙に画像を印字するものである。
第2図及び第3図において、スキャナ1には原稿を照
射する露光ランプ11、原稿からの反射光を集光するロッ
ドレンズアレー12、及び、集光された光を電気信号に変
換するCCD等からなるカラー用のイメージセンサ13を備
えている。本実施例の原稿を照射する露光ランプ11は、
通常複写機に使用されているものの使用が可能であり、
格別特殊なランプを必要とするものではない。本実施例
のイメージセンサ13は取付けの際に、誤差なく1/16mm程
度の精度を得て、電気的及び機械的基準点を共通させて
いるが、通常はイメージセンサ13としてのCCDの第1画
素を主走査の基準位置となるように機械的な調整手段及
び/または電気的な調整回路を有している。スキャナ1
は原稿画像を読取る際にモータ2によって駆動され、原
稿を載置する透明部材からなる原稿台9上の原稿はそれ
を押える原稿押圧カバー8で押圧された状態で走査され
る。
露光ランプ11により照射された原稿画像は、イメージ
センサ13によって光電変換され、信号処理部15によって
イエロー、マゼンダ、シアンまたはブラックのいずれか
の色の印字信号に変換される。
プリントヘッド部16では信号処理部15からの各色毎の
印字信号に従って図示しない半導体レーザのドライバが
動作し、半導体レーザが点滅する。半導体レーザから発
生するレーザビームは、fθレンズ17を介して反射鏡18
で反射され、感光体ドラム4を露光する。感光体ドラム
4は帯電チャージャ19によって表面が一様に帯電されて
おり、上述の露光を受けることにより静電潜像が形成さ
れる。
この静電潜像は現像器20a〜20dのうちのいずれかによ
って、イエロー、マゼンタ、シアンまたはブラックのい
ずれかの色に現像される。現像された画像は転写ドラム
5の周面に巻き付けられた用紙に、転写チャージャ22に
よって転写される。
上述の工程がイエロー、マゼンタ、シアンまたはブラ
ックの少くとも1色以上について繰返された後に、用紙
は分離爪25によって転写ドラム5から分離され、定着装
置6によって定着が行なわれ、排紙トレー26に排紙され
る。この間、スキャナ1は感光体ドラム4及び転写ドラ
ム5の回転動作に同期して走査を繰返す。転写ドラム5
にはポジションセンサ23が設けられていて、この検出信
号によって、スキャナ1との同期をとるように制御され
ている。なお、用紙の用紙カセット7から給紙されると
ともに、転写ドラム5に設けられたチャッキング機構24
によってその先端がチャッキングされ、各色の転写時に
位置ずれが生じないようになっている。なお、イレーサ
ランプ21は感光体ドラム4の潜像を消去するものであ
る。
これらの構成は複写機本体の外殻を形成するハウジン
グ10内に内蔵されている。
この実施例の複写機で使用するエディタ3は、第4図
に示すように、座標入力タブレット30及びこの座標入力
タブレット30に入力するスタイラスペン31、用紙を選択
するセレクトキー32、入力キー33、入力状態を表示する
液晶表示部34等を有している。
第5図は本発明の一実施例の複写機の制御系の全体の
概略構成ブロック図である。また、第6図は本発明の一
実施例の複写機のオペレーションパネルの概略回路構成
図、第7図は同じくエディタの概略回路構成図、第8図
は同じく読取部の概略回路構成図、第9図は同じく印字
部の概略回路構成図である。
第5図において、中央コントローラ50はオペレーショ
ンパネル部60、エディタ部70、イメージリーダ部80、印
字部90をシリアル信号によって総括制御して、複写機と
しての全体の制御を行なう。前記オペレーションパネル
60は複写機を操作するキーを主に入力するパネルであ
り、エディタ部70は編集入力を行ない、イメージリーダ
部80は原稿の読取りを行なって画像信号とするものであ
る。印字部90は画像信号を用紙に記録するものである。
ここで、オペレーションパネル部60、エディタ部70、
イメージリーダ部80、印字部90について詳述する。
オペレーションパネル部60は、マイクロコンピュータ
61及びマイクロコンピュータ61を駆動するクロック発生
回路62を有しており、ドライバ63及びレシーバ64を介し
てコマンドバスに接続されている。また、マイクロコン
ピュータ61は表示ドライバ65を介してメッセージ表示用
の液晶表示部66に接続されている。そして、マイクロコ
ンピュータ61はデコーダ67で走査信号とし、ダイオード
マトリックス回路共に形成されたタッチキー68の操作を
入力している。
エディタ部70は、マイクロコンピュータ71及びマイク
ロコンピュータ71を駆動するクロック発生回路72を有し
ており、ドライバ73及びレシーバ74を介してコマンドバ
スに接続されている。また、マイクロコンピュータ71は
表示ドライバ75を介してメッセージ表示用の液晶表示部
76に接続されている。そして、マイクロコンピュータ71
はデコーダ77で走査信号とし、ダイオードマトリックス
回路共に形成されたタッチキー78の操作を入力してい
る。
また、マイクロコンピュータ71には、複写する原稿の
編集を行なうX座標及びY座標を入力する座標入力タブ
レット30、X座標及びY座標を指示するスタイラスペン
31が接続されている。
イメージリーダ部80はマイクロコンピュータ81及びマ
イクロコンピュータ81を駆動するクロック発生回路82を
有しており、ドライバ83及びレシーバ84を介してコマン
ドバスに接続されている。また、マイクロコンピュータ
81はドライバ85を介して原稿を操作するスキャナモータ
86を駆動制御する。
また、マイクロコンピュータ81はランプ制御部801を
介して露光ランプ11を点灯し、原稿台9に載置された原
稿を照射する。露光ランプ11によって照射された原稿画
像はイメージセンサ13によって光電変換され、色分離信
号増幅部811によってレッド、グリーン、ブルーに変換
される。前記色分離されたレッド、グリーン、ブルーの
各色の信号は、ディジタル化処理部812でA/D変換され、
その後、シェーディング補正部813でイメージセンサ13
の感度補正及び露光ランプの配光むら等を補正するシェ
ーディング補正がなされて濃度変換部814で濃度変換デ
ータに変換される。
次に、不要領域処理部815で、第25図の不要領域と原
稿サイズデータ(XF,XW,YF,YW)との関係を示す説明
図、及び第26図の不要領域と原稿サイズデータ(XF,X
W,YF,YW)との関係を示すデータ図表に示すように、前
記原稿サイズデータ(XF,XW,YF,YW)を基に不要領域が
除去される。ここで、前記図表のOHP用紙の原稿サイズ
データ(XF,YF)が「90」に設定されているのは、原稿
押圧カバー8で押圧された状態で弾性押圧部材8Bの略L
字状領域8CがOHP用紙を透過して「黒」データとなるこ
とを防止するため、略L字状領域8Cの幅に相当する「9
0」を加えて「白」データ処理を行なっている。
なお、不要領域処理部851で画像領域外を消去
(「白」データに置換)する処理は、後述する変倍・移
動処理部817よりも先に画像データの処理を行なうよう
にしている。即ち、これは、例えば、原稿サイズA4TをA
4Tより大きい複写用紙に縮小して印字する場合、不要領
域処理部815による画像領域外に消去する処理を縮小後
に行なうと、原稿押圧カバー8の弾性押圧部材8Bの面の
汚れ等による不要画像も同時に縮小された後、原稿サイ
ズ外の領域が白データに置換されるから、縮小された原
稿の画像の外に不要な画像も印字されてしまう。これを
防止するには、倍率、移動量、原稿サイズ、印字用紙サ
イズ等を考慮して補正する必要が生じ、複雑な計算を行
なう必要があり、それだけ計算時間の損失となる。した
がって、本実施例のように、不要領域処理部815による
画像領域外を消去する処理を、変倍・移動処理部817等
の処理の前に行なうと、このような複雑な計算を省略
し、更に、倍率、移動量、原稿サイズ、印字用紙サイズ
等に影響されることなく汚れのない画像出力が得られ
る。
次に、色補正部816でレッド、グリーン、ブルーの各
色の画像信号から下色除去、即ち、イエロー、マゼン
ダ、シアンまたはブラックの各印字色に対応する画像信
号に現像トナーの特性を合わせて、それらイエロー、マ
ゼンダ、シアンまたはブラックの信号が生成される。ま
た、不要領域処理部815で不要領域が除去された出力
は、1主走査による1ライン毎の画像データがラインメ
モリ830に入力される。ラインメモリ830に入力された1
ライン毎の画像データは、マイクロコンピュータ81がそ
れを読むことができ、また、原稿読取時の画像データを
マイクロコンピュータ81の指定によってラインメモリ83
0の任意の位置とすることができる。色補正部816の出力
は変倍・移動処理部817で所定の倍率及び編集情報に基
づく位置を設定し、フィルタリング処理部818によって
所定のエッジ処理及びスムージング処理等のフィルタ処
理を行ない、濃度調整部819で印字の濃度処理を行な
い、更に、疑似中間調処理部820でディザ処理及び多値
化処理を行ない、出力ラインバッファ821を介して印字
部90に出力する。
印字部90は、マイクロコンピュータ91及びマイクロコ
ンピュータ91を駆動するクロック発生回路92を有してお
り、ドライバ93及びレシーバ94を介してコマンドバスに
接続されている。また、マイクロコンピュータ91はモー
タ制御回路95を介してポリゴンモータ16に出力する。前
記イメージリーダ部80の出力ラインバッファ821から出
力された画像データは、画像データI/F(インターフェ
ース)96を介して入力し、マイクロコンピュータ91で制
御されるレーザーダイオードドライバ97を介して図示し
ないレーザダイオードを発光させる。また、マイクロコ
ンピュータ91はイレーサ制御回路98を介してイレーサラ
ンプ99を制御する。更に、その他、本実施例の複写機を
動作させるに必要な機器及びセンサの入出力が接続され
ている。
更に、上記ブロック構成において、特に、本発明の実
施例で使用している不要領域処理部815について、具体
的回路例を挙げて説明する。
第10図は本発明の実施例で使用している不要領域処理
部815の具体的回路図である。
図において、カウンタCOUNT1は主走査方向の読取る画
素の原稿に対するアドレスXA12〜0の指定用であり、カ
ウンタCOUNT2は副走査方向の読取る画素の原稿に対する
アドレスYA12〜0の指定用である。なお、このとき、原
稿基準位置のアドレスはXA12〜0=YA12〜0=000であ
る。また、コンパレータCOMP1〜コンパレータCOMP4は原
稿領域外の信号を消去するE−EN信号を生成するもの
で、前記コンパレータCOMP1は主走査方向の読取開始位
置を判断し、また、コンパレータCOMP2は主走査方向の
読取終了位置を判断している。前記コンパレータCOMP3
は副走査方向の読取開始位置を判断し、前記コンパレー
タCOMP4は副走査方向の読取終了位置を判断している。
このため、コンパレータCOMP1〜コンパレータCOMP4に
は、 XF12〜0;主走査方向の読取先頭アドレス YF12〜0;副走査方向の読取先頭アドレス XW12〜0;主走査方向の読取幅 Yw12〜0;副走査方向の読取幅 が、マイクロコンピュータ81から入力されている。
このように、前記コンパレータCOMP1〜コンパレータC
OMP4の出力はナンドゲートNANDによって原稿領域外の信
号を消去するE−EN信号となり、DフリップフロップD
−FFのクリア端子に入力され、DフリップフロップD−
FFのD端子入力となる画像データに対して、原稿サイズ
外の領域のとき、DフリップフロップD−FFのQ端子出
力の画像データを入力の画像データに関係なく、“白”
データとするものである。
即ち、不要領域処理部815では、原稿サイズを検出し
たとき、原稿領域以外を“白”のデータにしておけば、
無駄な印字処理を行なう必要がなくなるので、そのため
に主走査方向及び副走査方向の原稿サイズのアドレスの
検出を行なっている。
なお、TG信号は主走査1ライン毎の同期信号で、副走
査方向に1ステップ移動したとき、1パルス発生するタ
イミングパルスである。VD信号は再生すべき副走査方向
の原稿範囲を示すものである。
次に、第1図を用いて本発明の実施例の画像読取装置
の原理を説明する。第1図は本発明の画像読取装置を複
写機に実施した場合の原理を説明する説明図であり、
(a)は原稿押圧カバー8を開放した場合の正面図、
(b)は原稿台9上に白色の地色の普通紙の原稿を載置
した場合のスキャナ1側からみた正面図、(c)原稿台
9上にOHP等の透明原稿POHPを載置した場合のスキャナ
1側からみた正面図である。また、第11図は本実施例の
複写機の原稿台9の平面図、第12図は原稿Pがずれた場
合の原稿押圧カバー8と原稿Pとの位置関係を示す説明
図である。
第1図において、原稿押圧カバー8は合成樹脂等の板
状の周囲を枠状に起立させて成形したカバー本体8A及び
その枠体内に配設した弾性部材からなる弾性押圧部材8B
で構成されている。前記弾性押圧部材8Bの2辺に沿っ
て、主走査方向8CY、副走査方向8CXからなる電気的検出
手段、例えば、上記複写機の実施例ではイメージセンサ
13で所定の幅の黒色として判断される略L字状領域8Cが
形成されている。即ち、原稿Pを載置する透明部材から
なる原稿台9の所定の1つの角を原稿基準位置S(第11
図参照)とし、その原稿基準位置Sに略L字状の折曲点
が位置するように配設したもので、原稿Pを押えるため
の原稿押圧カバー8を構成するカバー本体8Aの枠体内に
配設した弾性部材からなる弾性押圧部材8Bにイメージセ
ンサ13等の光電変換素子で黒色として判読可能な略L字
状領域8Cを形成している。
なお、原稿押圧カバー8を構成するカバー本体8Aの枠
体内に配設した弾性部材からなる弾性押圧部材8Bの略L
字状領域8C以外は、原稿Pを載置する透明部材からなる
原稿台9の上側に配設し、原稿Pを載置する原稿台9の
上面に対応する略全面がイメージセンサ13で白色として
判読可能に形成されている。
例えば、第1図(b)に示すように、普通紙の原稿P
を透明部材からなる原稿台9の原稿基準位置Sに合せて
載置する。このとき、原稿台9上に普通紙の原稿を載置
した状態をスキャナ1側からみたとき、原稿台9上の原
稿台Pはそれを押える原稿押圧カバー8で押圧された状
態で、弾性押圧部材8Bの略L字状領域8Cの原稿基準位置
Sから所定距離だけ原稿Pによって隠される。このとき
の原稿Pによって隠された略L字状領域8Cの主走査方向
8CY及び副走査方向8CXは、原稿Pの種類等によって決定
される。
原稿台9上にOHP用紙等の透明原稿POHPを載置した場
合には、スキャナ1側からみると弾性押圧部材8Bの略L
字状領域8Cは隠されることがない。
したがって、原稿台9上の普通紙からなる原稿P及び
OHP用紙等の透明原稿POHPの両者を検出するには、原稿
Pまたは透明原稿POHPに対する光源の入射角と受光側
の反射角を一定とすることなく設定し、原稿Pまたは透
明原稿POHPの散乱光を検出する必要がある。このた
め、本実施例では、原稿を載置する透明部材からなる原
稿台9上の原稿を原稿押圧カバー8で押圧した状態で走
査し、原稿Pまたは透明原稿POHPの散乱光をスキャナ
1を構成するCCD等からなるカラー用のイメージセンサ1
3で検出する。当然ながら、弾性押圧部材8Bの略L字状
領域8Cは前記普通紙の原稿P、OHP用紙等の当面原稿PO
HPの散乱光のみを受光する必要性から、原稿押圧カバー
8に形成したイメージセンサ13で黒色として判読可能な
略L字状領域とする必要があり、このためには、通常、
略L字状領域は鏡面的な全反射を行なう材料とする必要
がある。
原稿Pは第11図に示す原稿台9の原稿基準位置Sに、
その特定の角を位置させ、原稿台9の縦方向の辺9a及び
横方向の辺9bに平行して、しかも、原稿台9の縦方向の
辺9a及び横方向の辺9bに並設した縦方向の辺9aに沿った
原稿サイズスケール9A、横方向の辺9bに沿った原稿サイ
ズスケール9Bによって、原稿サイズの判断と現状位置が
正規の位置であるか判断し、正規の位置にないときに
は、原稿Pを載置した位置を直している。しかし、人為
的な誤差、原稿押圧カバー8の操作時の風の流れによっ
て、原稿Pが所定の正規の位置に定まらないときがあ
る。また、原稿押圧カバー8の取付精度等によっても、
そのがたつきのために、原稿台9の所定の位置と弾性押
圧部材8Bの略L字状領域8Cとの位置がずれることがあ
る。
このため、弾性押圧部材8Bの略L字状領域8Cの幅は、
スキャナ1側からみて5mm程度の幅となっている。ま
た、このときの、略L字状領域8Cの主走査方向8CYの誤
差α及び副走査方向8CXの誤差βは、電気的処理によっ
て吸収できるように設定されている。
次に、上記のように構成された画像読取装置を複写機
に実施した場合の動作を、第13図から第19図のフローチ
ャートを用いて説明する。
第13図は本実施例の複写機の動作のメインプログラム
を示すフローチャートである。第14図は前記メインプロ
グラムでコールされる『読取・印字ルーチン』のフロー
チャート、第15図は同じく『トリミング設定ルーチン』
のフローチャート、第16図は同じく『倍率設定ルーチ
ン』のフローチャート、第17図は同じく『濃度設定ルー
チン』のフローチャートである。また、第18図は同じく
『不要領域設定ルーチン』のフローチャート、第19図は
同じく『濃度調整予備走査ルーチン』のフローチャート
である。
このルーチンは、本実施例の複写機の動作のメインプ
ログラムを示すもので、キー操作によって所定のモード
を選択するものである。
まず、電源投入と同時にこのルーチンをスタートし、
ステップS1で初期設定し、ステップS2で中央コントロー
ラ50、オペレーションパネル部60、エディタ部70、イメ
ージリーダ部80、印字部90にトラブルが発生していない
ことを確認し、ステップS5で所定のウォームアップ時間
の経過を待つ。ステップS2でトラブルが発生していると
判断されると、液晶表示部66にトラブルを表示し、ステ
ップS4でそのトラブルが解消されることによりリセット
されたかを判断し、リセットされたことが判断される
と、ステップS1からのルーチンに戻る。
ステップS5でウォームアップ時間の経過が確認される
と、ステップS6でオペレーションパネル部60またはエデ
ィタ部70でキー操作されたかの判断を行ない、キー操作
された場合にはステップS7で操作されたキーの種類を判
断する。キーの種類がプリントキーの場合にはステップ
S8で『読取・印字ルーチン』をコールし、エディタの場
合にはステップS9で『トリミング設定ルーチン』をコー
ルする。また、ズームキーの場合にはステップS10で
『倍率設定ルーチン』をコールし、濃度キーの場合には
ステップS11で『濃度設定ルーチン』をコールする。
プリントキーの操作によって『読取・印字ルーチン』
をコールしたとき、第14図のフローチャートに示したプ
ログラムを実行する。
このルーチンは複写機として、原稿の画像を読取り及
びその読取った画像データを印字するものである。
ステップS21自動サイズ検出モードが選択されている
か判断し、自動サイズ検出モードが選択されていると
き、ステップS22でトリミング指定されているか、即
ち、フラグTRMが“1"であるか判断する。ステップS22で
トリミング指定されているときには、ステップS23で自
動濃度調整モードを示すフラグAEが“1"であるか判断す
る。自動濃度調整モードでないとき、ステップS32で原
稿の画像を読取り、そのデータに従って印字部で印字
し、このルーチンを脱する。自動濃度調整モードのと
き、ステップS32で原稿の画像を読取り、そのデータに
従って印字部で印字し、このルーチンを脱する。自動濃
度調整モードのとき、ステップS24でスキャナ1を原稿
後端に移動させ、ステップS25で自動濃度調整を行なう
『濃度調整予備走査ルーチン』をコールし、自動濃度調
整の予備走査を行なった後、ステップS32で原稿の画像
を読取り、そのデータに従って印字部で印字し、このル
ーチンを脱する。即ち、トリミング指定されているとき
には、ステップS26の『原稿サイズ検出ルーチン』をコ
ールすることなく、自動濃度調整モードの判断に入る。
ステップS22でトリミング指定されていないとき、ス
テップS26で後述する『原稿サイズ検出ルーチン』をコ
ールし、それを実行し、ステップS27でフラグA及びフ
ラグBをみて、フラグAまたはフラグBの一方でも“0"
でないとき、即ち、原稿サイズ検出が良好に行なわれた
とき、ステップS28で『不要領域設定ルーチン』をコー
ルし、不要領域設定を行なう。次に、ステップS29で自
動濃度調整モードを示すフラグAEが“1"であるか判断す
る。自動濃度調整モードでないとき、ステップS30でス
キャナ1ホーム位置であるか判断して、ホーム位置でな
いときには、ステップS31でスキャナ1をリターンさ
せ、ステップS32で原稿の画像を読取り、そのデータに
従って印字部で印字し、このルーチンを脱する。
ステップS29で自動濃度調整モードを示すフラグAEが
“1"であり、自動濃度調整モードであるとき、ステップ
S33でスキャナ1が原稿後端にあるか判断して、スキャ
ナ1が原稿後端にないとき、ステップS34でスキャナ1
を原稿後端に移動させ、ステップS35で『濃度調整予備
走査ルーチン』をコールし、自動濃度調整予備走査を行
なった後、ステップS32で原稿の画像を読取り、そのデ
ータに従って印字部で印字し、このルーチンを脱する。
また、ステップS27でフラグA及びフラグBをみて、
何れかが“0"のとき、即ち、原稿サイズ検出が良好に行
なわれていないとき、ステップS36でフラグCが“1"
で、フラグDが“0"で主走査エラーであるか、ステップ
S37でフラグCが“0"で、フラグDが“1"で副走査エラ
ーであるか判断し、エラーがあったときには、ステップ
S38でサイズ検出不可能の旨を液晶表示部66で表示し、
このルーチンを脱する。また、ステップS36で主走査エ
ラー、ステップS37で副走査エラーでないと判断された
場合には、ステップS39で変形サイズの原稿を検出した
旨を液晶表示部66で表示し、ステップS40の処理に入
る。
次に、またはステップS21で自動サイズ検出モードが
選択されていないと判断したとき、ステップS40で原稿
サイズのキー入力を要求し、ステップS41でキー入力が
確認されたとき、ステップS42でキー入力された指定サ
イズを判断し、ステップS43からステップS47で指定サイ
ズが A3Tの場合、フラグA←1,フラグB←4、 A4Yの場合、フラグA←1,フラグB←2、 A4Tの場合、フラグA←2,フラグB←3、 A5Yの場合、フラグA←2,フラグB←1、 A5Tの場合、フラグA←3,フラグB←2、 にセットし、ステップS48で原稿が普通紙であるかOHP用
紙であるかの原稿種類のキー入力を要求し、ステップS4
9でキー入力が確認されたとき、ステップS50でキー入力
された原稿種別を判断し、OHP用紙のときステップS51で
フラグEを“1"とし、普通紙のときステップS52でフラ
グEを“0"として、ステップS28からのルーチンに戻
る。
次に、『トリミング設定ルーチン』のフローチャート
について説明する。
このルーチンでは、エディタ70によって所定の領域を
選択して、その領域を複写対象とするものである。
ステップS61でエディタ70の設定判断、例えば、設定
手順が正しいか、面積が零となっていないか等の設定判
断によって、その設定が有効であるか判断し、設定が有
効のとき、ステップS62で不要領域設定部にトリミング
領域のデータ(XF,XW,YF,YW)をセットする。ステップ
S63でトリミングを行なう旨を記憶すべくフラグTRMに
“1"をセットし、このルーチンを脱する。また、エディ
タ70の設定が有効でないとき、ステップS64で液晶表示
部76にエラーメッセージを表示し、ステップS65でトリ
ミング設定を行なっていない旨に記憶すべくフラグTRM
に、“0"をセットし、このルーチンを脱する。
次に、『倍率設定ルーチン』のフローチャートについ
て説明する。
このルーチンでは、所定の複写対象の倍率を設定する
ものである。
ステップS71で倍率設定が有効かを、例えば、倍率が
所定の指定用紙の複写可能範囲内にあるかを判断し、有
効でないとき、このルーチンを脱する。有効であると
き、ステップS72で倍率・移動処理部に倍率データをセ
ットし、このルーチンを脱する。
次に、『濃度設定ルーチン』のフローチャートについ
て説明する。
このルーチンでは、所定の複写対象の濃度をサンプリ
ング検出によって設定するものである。
ステップS81で濃度設定が有効かを、例えば、濃度が
所定の複写可能範囲内にあるかを判断し、有効でないと
き、このルーチンを脱する。有効であるとき、ステップ
S82で自動濃度調整キーが操作されているか判断し、操
作されているとき、自動濃度調整モードが選択されたこ
とを記憶するフラグAEを“1"とし、このルーチンを脱す
る。また、ステップS82で自動濃度調整キーが操作され
てないと判断したとき、自動濃度調整モードが選択され
てないことを記憶するフラグAEを“0"とし、ステップS8
5で濃度調整部に対してマニュアルで指定した濃度設定
信号を出力し、このルーチンを脱する。
次に、『不要領域設定ルーチン』のフローチャートに
ついて説明する。
このルーチンでは、所定の原稿サイズの領域のみ複写
及び/または濃度検出の対象とし、ここではその領域を
決定するものである。
ステップS91でトリミング設定を行なっているかをフ
ラグTRMの“1"から判断し、トリミング指定を選択して
いるときは、トリミングによって不要領域が除去される
から、このルーチンを脱する。トリミング設定を行なっ
ていないとき、ステップS92でフラグAの値を判断し、
フラグA=3のとき、ステップS93で原稿サイズとしてA
5Tの領域をセットする。フラグA=1のとき、ステップ
S94でフラグBの値を判断し、フラグB=2であればス
テップS95で原稿サイズとしてA4Yの領域をセットし、ま
た、フラグB=4であればステップS96で原稿サイズと
してA3Tの領域をセットする。そして、フラグA=2の
とき、ステップS97でフラグBの値を判断し、フラグB
=1であればステップS98で原稿サイズとしてA5Yの領域
をセットし、また、フラグB=3であればステップS99
で原稿サイズとしてA4Tの領域をセットする。次に、ス
テップS100でOHP用紙が選択されていることを示すフラ
グEが“1"であるか判断する。OHP用紙が選択されてい
るときには、ステップS101でOHP用紙のための領域指
定、即ち、OHP用紙を原稿とした場合には読取り走査の
際に、略L字状領域8Cの領域が黒く読取られるのを防止
する領域として、略L字状領域8Cの5mm幅を白色とする
処理を行ない、このルーチンを脱する。
次に、『濃度調整予備走査ルーチン』のフローチャー
トについて説明する。
このルーチンは、所定の原稿サイズ内の領域またはト
リミング指定された領域内のみサンプリングすることに
よって濃度データを検出するものである。
ステップS111で自動読取りまたはマニュアル設定され
た原稿サイズ或いはステップS9で設定されたトリミング
領域データから、自動濃度調整すべき濃度データを読 読取るサンプリング領域を計算する。ステップS112でス
キャナ1をリターン、即ち、それまで往動走査で原稿サ
イズ検出を行なっていた動作をスキャナ1の移動方向を
転換して復動走査とし、ステップS113でステップS111に
おいて計算した自動濃度調整すべき濃度データのサンプ
リング読取領域に入ったかを判断して、その領域に入っ
たとき、ステップS114でラインメモリ830に読取りデー
タを取込み、ステップS115でラインメモリ830から自動
濃度調整すべき読取領域のサンプリングデータを読出
す。ステップS114からステップS115の動作は、ステップ
S116でステップS111において計算した自動濃度調整すべ
き読取領域から外れるまで継続される。ステップS116で
自動濃度調整すべき読取領域から外れたことが判断され
ると、ステップS117でスキャナ1がホームポジションで
あるか判断され、スキャナ1がホームポジションにきた
ときステップS118でスキャナ1を停止させ、ステップS1
19でステップS115においてラインメモリ部830から読出
した濃度を判別して最適な濃度調整レベルを求め、それ
をステップS120で濃度調整部820に対して出力する。
更に、本実施例の画像読取装置を複写機の実施した場
合の画像読取動作を、第20図から第24図のフローチャー
トを用いて説明する。
第20図は本実施例の複写機に使用した画像読取装置の
メインプログラムに相当する『原稿サイズ検出ルーチ
ン』のフローチャートである。第21図はそこで使用され
る『主走査方向検出サブルーチン』のフローチャート、
第22図は同じく『副走査方向データ読取サブルーチン』
のフローチャート、第23図は同じく『副走査方向検出サ
ブルーチン』のフローチャート、第24図は同じく『サイ
ズ判断サブルーチン』のフローチャートである。
まず、『原稿サイズ検出ルーチン』のフローチャート
について説明する。
このルーチンは、スキャナで主走査方向及び副走査方
向の指定された位置の画像データを検出する往路方向の
走査を行ない、主走査方向または副走査方向の原稿サイ
ズが検出できたとき、または検出できないとき、フラグ
にそれを記憶するものである。
ステップS26でこのルーチンがコールされると、ステ
ップS201でスキャナ1を原稿基準位置Sから離れる往路
方向の走査をスタートさせ、ステップS202でスキャナ1
が原稿基準位置S、即ち、原稿先端位置であるかを判断
し、スキャナ1が原稿基準位置Sに到来したとき、『主
走査方向検出ルーチン』をコールする。そして、ステッ
プS204で主走査方向にはなにも検出できなかったことを
意味するフラグAが「0」であるか判断する。主走査方
向にはなにも検出できなかったとき、ステップS205でス
キャナ1をホームボジションに戻し、ステップS206で主
走査方向に検出が不可能であったことを意味するフラグ
Cを“1"に、フラグDを“0"にセットし、このルーチン
を脱する。
ステップS204で主走査方向の検出が可能であったこと
が判断されると、ステップS207でスキャナ1を用紙の規
格から算出した指定位置D1に移動させ、ステップS208で
『副走査方向データ読取サブルーチン』をコールし、副
走査方向のデータを読取る。また、ステップS209でスキ
ャナ1を指定位置D2に移動させ、ステップS210で『副走
査方向データ読取サブルーチン』をコールする。そし
て、ステップS211でスキャナ1を指定位置D3に移動さ
せ、ステップS212で『副走査方向データ読取サブルーチ
ン』をコールする。更に、ステップS213でスキャナ1を
指定位置D4に移動させ、ステップS214で『副走査方向デ
ータ読取サブルーチン』をコールし、それぞれの副走査
方向のデータを読取る。
続いて、ステップS215で『副走査方向検出サブルーチ
ン』をコールし、副走査方向の原稿サイズをフラグに置
換える。ステップS216で副走査方向の原稿サイズの検出
点数の数が零であることを意味するフラグBが「0」で
あるか判断し、フラグB「0」のとき、ステップS217で
副走査方向の原稿サイズの検出が不可能である旨のフラ
グCを“0"、フラグDを“1"にセットし、このルーチン
を脱する。また、ステップS216で副走査方向の原稿サイ
ズの検出点数が存在するとき、ステップS218で『サイズ
判断サブルーチン』をコールして、規格化された原稿サ
イズを記憶したテーブルの所定の原稿サイズに合致する
かをチェックする。ステップS219で前記チェックの結果
が組合せエラーであるか判定し、組合せエラーのとき、
ステップS220で原稿サイズが定義できない旨を記憶すべ
くフラグCを“1"及びフラグDを“1"とし、このルーチ
ンを脱する。ステップS221で原稿サイズが定義できた旨
を記憶すべくフラグCを“0"及びフラグDを“0"とし、
ステップS222で原稿サイズが規格サイズのものであるこ
とを記憶すべくフラグEを“0"とし、このルーチンを脱
する。
次に、『主走査方向検出ルーチン』のフローチャート
について説明する。
このルーチンでは、往路走査の主走査方向の指定位置
R1,R2,R3の画像データが「白」データであるか判断し
て、「白」データの位置をフラグに記憶するものであ
る。
ステップS231でカウンタAに略L字状領域の幅を複数
回検出する検出回数nをセットする。なお、この検出回
数nは略L字状領域の副走査方向幅を副走査方向スキャ
ナ移動距離dで徐すことによって算出される。ステップ
S232でラインメモリ830に読取データを書込み、ステッ
プS233でスキャナ1を用紙の規格から算出した指定位置
R1に白データが有るか判断し、指定位置R1に白データが
有るとき、ステップS234でフラグAを「1」とし、ま
た、ステップS235で指定位置R2に白データが有るか判断
し、指定位置R2に白データが有るとき、ステップS236で
フラグAを「2」とし、そして、ステップS237で指定位
置R3に白データが有るか判断し、指定位置R3に白データ
が有るとき、ステップS238でフラグAを「3」として、
このルーチンを脱する。
ステップS233、ステップS235、ステップS237で指定距
離R1から指定距離R3に白データが無いと判断されたと
き、ステップS239でカウンタAが「0」であるか判断
し、カウンタAが「0」でないとき、ステップS241で主
走査方向に走査する間隔である副走査方向スキャナ移動
距離dだけスキャナ1を移動させ、ステップS242カウン
タAの値を「1」だけ減算して、ステップS232からのル
ーチンを繰返し実行する。また、ステップS239でカウン
タAが「0」でないと判断したとき、ステップS240でフ
ラグAに「0」をセットし、このルーチンを脱する。
次に、『副走査方向データ読取サブルーチン』のフロ
ーチャートについて説明する。
このルーチンでは、往路走査の副走査方向の指定位置
D1,D2,D3,D4の画像データをメモリMに記憶するもので
ある。
ステップS251でラインメモリ830に読取データを書込
み、ステップS252で書込んだラインメモリ830から略L
字状領域の主走査方向の幅のデータをメモリMに書込
む。そして、ステップS253で副走査方向の指定位置を判
断する。副走査方向の指定位置D1のとき、ステップS254
でバッファメモリの指定位置D1の指定領域にメモリMに
書込んだデータを格納し、このルーチンを脱する。副走
査方向の指定位置D2のとき、ステップS255でバッファメ
モリの指定位置D2の指定領域にメモリMに書込んだデー
タを格納し、このルーチンを脱する。同様に、副走査方
向の指定位置D3、D4のとき、ステップS256、ステップS2
57でバッファメモリの指定位置D3、D4の指定領域にメモ
リMに書込んだデータを格納し、このルーチンを脱す
る。
次に、『副走査方向検出サブルーチン』のフローチャ
ートについて説明する。
このルーチンでは、副走査方向の指定位置D1,D2,D3,D
4の画像データが「白」データであるか判断して、
「白」データの位置をフラグに記憶するものである。
ステップS261でバッファメモリから所定の指定位置D4
のデータを読出し、ステップS262で指定位置D4が白デー
タであるか判断し、白データのときはステップS263でフ
ラグBに「4」をセットし、指定位置D4が白データでな
いとき、ステップS264でバッファメモリから所定の指定
位置D3のデータを読出し、ステップS265で指定位置D3が
白データであるか判断し、白データのときはステップS2
66でフラグBに「3」をセットし、このルーチンを脱す
る。また、指定位置D3が白データでないとき、ステップ
S267でバッファメモリから所定の指定位置D2のデータを
読出し、ステップS268で指定位置D2が白データであるか
判断し、白データのときはステップS269でフラグBに
「2」をセットし、このルーチンを脱する。同様に、指
定位置D2が白データでないとき、ステップS270でバッフ
ァメモリから所定の指定位置D1のデータを読出し、ステ
ップS271で指定位置D1が白データであるか判断し、白デ
ータのときはステップS272でフラグBに「1」をセット
し、このルーチンを脱する。ステップS271で指定位置D1
が白データでないと判断されたとき、ステップS273で副
走査方向の検出ができなかったことを意味するフラグB
に「0」をセットし、このルーチンを脱する。
次に、『サイズ判断サブルーチン』のフローチャート
について説明する。
このルーチンでは、検出した原稿サイズが規格サイズ
であるか否かを判断し、主走査方向と副走査方向の検出
位置から規格サイズでなければ組合せエラーの出力をセ
ットするものである。
ステップS281で規格化された原稿サイズを記憶した第
27図のフラグAとフラクBと規格化された原稿サイズの
関係をテーブルと、今回検出した原稿サイズが合致する
かをチェックし、該当するものがあれば、直ちにこのル
ーチンを脱する。該当するものがないとき、ステップS2
82で組合せエラーをセットし、このルーチンを脱する。
上記本発明の実施例の複写機に使用した画像読取装置
は、普通紙の原稿Pまたは透明原稿POHP等の原稿を載
置する透明部材からなる原稿台9の上側に配設し、前記
原稿を載置する原稿台9の上面に対応する略全面がイメ
ージセンサ13等からなる光電変換素子で白色として判読
可能な前記原稿を押える原稿押圧カバー8に、前記原稿
を載置する原稿台9の所定の1つの角を原稿基準位置S
とし、該原稿基準位置Sに略L字の折曲点が位置するよ
うに配設したイメージセンサ13等からなる光電変換素子
で黒色として判読可能な略L字状領域8Cを有するもので
あり、略L字状領域8Cと前記原稿台9の上面との間に配
置された原稿をイメージセンサ13等からなる光電変換素
子からなる検出手段で検出するものである。
したがって、原稿を押えるための原稿押圧カバー8に
形成した略L字状領域8Cと前記原稿台9の上面との間に
配置された原稿を検出するイメージセンサ13等からなる
検出手段は、原稿基準位置Sが決定されているから、前
記黒色として判読可能な略L字状領域8Cの範囲の状態
が、主走査方向8CY及び副走査方向8CXに変化する可能性
のある個所を判断することによって、原稿台9に載置さ
れた普通紙の原稿PまたはOHP用紙等の透明原稿POHPか
らなる原稿サイズを判断することができる。
また、上記実施例の原稿サイズを検出する略L字状領
域8Cは、予め、その幅を原稿の辺に沿って配設し、その
幅も既知であるから、検出手段によって黒色として判読
可能な略L字状領域8Cの範囲を電気的に白色として処理
でき、同時に、原稿端部のエッジ付近のノイズを除去す
ることができる。したがって、原稿押圧カバー8の原稿
側の全面を原稿に対して分光分布を考慮することなく設
定でき、また、検出した原稿サイズを計算によって算出
するものでないから、その処理速度を速くできる。
そして、上記実施例の画像読取装置は、略L字状領域
8Cと透明部材からなる原稿台8の上面との間に配置され
た原稿を検出する検出手段を、スキャナ1の原稿サイズ
を検出する予備走査によって略L字状領域8Cと原稿台8
との間に配置された原稿を判断するものであるから、通
常の複写動作の画像読取り走査を行なう前の予備走査に
よって原稿のサイズ検出を行なうことができ、格別、原
稿サイズ検出のための機械的構成部品を追加することな
く、電気的処理のみで対応できる。
更に、上記実施例の画像読取装置は、透明部材からな
る原稿台9に対する略L字状領域8Cの配置を、主走査方
向8CY及び副走査方向8CXに対して平行としたものである
から、略L字状領域の長さ及び/または幅を主走査方向
及び副走査方向に対して最小とすることができ、また、
略L字状領域の消去処理領域の決定が容易である。
更にまた、上記実施例の画像読取装置は、透明部材か
らなる原稿台9に対する略L字状領域8Cの配置を、主走
査方向及び副走査方向に対して平行とし、しかも、透明
部材の端部からの幅を5mm程度とし、通常の原稿の余白
のスペースを利用してサイズの読取りスペースとしたも
のであるから、通常の原稿一般の余白のとられ方に合致
し、譬え、原稿としてOHP用紙を使用しても略L字状領
域8Cを白色として電気的に処理しても、原稿内容に影響
を及すことがない。なお、上記実施例では、透明部材の
端部からの幅を5mm程度としているが、通常の原稿一般
の余白のとられ方からして、その幅を10mm以下とすれば
原稿の情報が欠損することがない。
ところで、上記実施例の複写機に使用した画像読取装
置は、原稿を載置する透明部材からなる原稿台9の上側
に配設し、前記原稿を載置する原稿台9の上面に対応す
る略全面がイメージセンサ13等からなる光電変換素子で
白色として判読可能な前記原稿を押える原稿押圧カバー
8に、前記原稿を載置する原稿台9の所定の1つの角を
原稿基準位置Sとし、該原稿基準位置Sに略L字状の折
曲点が位置するように配設したイメージセンサ13等から
なる光電変換素子で黒色として判読可能な略L字状領域
8Cを有するものである。しかし、上記発明の課題からす
れば、透明部材からなる原稿台9のスキャナ1側からみ
て、原稿押圧カバー8側に光電変換素子で黒色として判
読可能な主走査方向及び副走査方向の領域が存在すれば
よいことから、上記実施例の略L字状領域を主走査方向
及び副走査方向に伸る領域とすることができる。
即ち、原稿を載置する透明部材からなる原稿台9の上
側に配設し、原稿を載置する原稿台9の上面に対応する
面を光電変換素子で判読可能な白色とし、かつ、原稿を
載置する原稿台9の所定の1つの角を原稿基準位置Sと
し、該原稿基準位置Sに原稿台9を透過し、光電変換素
子で黒色として判読可能な主走査方向及び副走査方向の
折曲点が位置するように配設した原稿を押える原稿押圧
カバー8と、前記光電変換素子で黒色として判読可能な
領域と前記透明部材の上面との間に配置された原稿を検
出する検出手段との具備する構成とすることができる。
当然、この構成においても、上記実施例の効果を奏する
ことになる。
加えて、上記本発明の実施例の複写機に使用した画像
読取装置は、普通紙の原稿Pまたは透明原稿POHP等の
原稿を載置する透明部材からなる原稿台9の上側に配設
し、前記原稿台9の上面に対応する面をイメージセンサ
13等からなる光電変換素子で判読可能な白色領域及び黒
色領域とし、かつ、原稿台9の所定の1つの角を原稿基
準位置Sとし、前記原稿基準位置Sに原稿台9を透過
し、光電変換素子で黒色領域として判読可能な領域を、
主走査方向8CY及び副走査方向8CXに平行すべく形成した
原稿を押える原稿押圧カバー8と、前記原稿押圧カバー
8の光電変換素子で黒色として判読可能な領域の、前記
原稿台9の原稿基準位置Sを起点とする主走査方向8CY
及び副走査方向8CXの用紙の規格長に相当する位置の反
射光を検出するスキャナ1等の光学的検出手段からなる
ものである。
したがって、イメージセンサ13からなる光電変換素子
で黒色として判読可能な領域の、前記原稿台9の原稿基
準位置Sを起点とする主走査方向8CY及び副走査方向8CX
の用紙の規格長に相当する位置の反射光を『主走査方向
検出ルーチン』及び『副走査方向検出サブルーチン』で
検出することにより、所定の原稿が用紙の規格サイズで
あるか否かを検出し、計算をせずして所定の原稿サイズ
を検出することができる。故に、『主走査方向検出ルー
チン』及び『副走査方向検出サブルーチン』を実行中
に、所定の規格長の原稿サイズの存在を検出することに
よって、通常の使用状態で最も多い規格長の原稿サイズ
の検出が、何ら計算をすることなく、原稿台9の所定の
位置に原稿の存否を検出するだけで規格サイズの原稿サ
イズが検出でき、計算によって原稿サイズを算出する時
間を省くことができる。
このように、本発明の実施例の画像読取装置では、原
稿を載置する原稿台9の上面に配設した原稿押圧カバー
8の、原稿を載置する原稿台9の上面に対応する面を白
色とし、原稿検出用の黒色の領域を前記白色面の囲む面
とすることができるので、原稿押圧カバーの黒色の領域
の形状を略L字形状に限定されることなく形状でき、そ
のデザインの自由度を高くすることができる。
そして、上記実施例の画像読取装置は、光電変換素子
で判読可能な白色と黒色を、原稿押圧カバー8の原稿台
8側の面を白色の面の三辺以上を取囲む黒色の枠として
形成できるので、原稿押圧カバー8の光電変換素子で判
読可能な黒色を略L字形状に限定されることなく、凹字
状或いは升状とすることができ、ユーザに検出機能を意
識させない構成として設計できる。
更に、上記実施例の画像読取装置は、略L字状領域と
透明部材の上面と間に配置された原稿を検出する検出手
段を、スキャナ1による複写動作に入る前の予備走査に
よって行なっている。しかし、上記実施例のスキャナ1
による検出手段は、指定個所の原稿の存在の検出である
ことから、第28図の本発明の実施例の画像読取装置に使
用する光学的検出手段の他の事例の説明図に示すよう
に、構成することができる。
第28図において、LED等からなる発光素子121,123は、
透明部材からなる原稿台9の上面に載置される原稿面に
入射角θで照射している。また、ホトトランジスタ等の
受光素子122,124は原稿面に対して垂直に入射角を設定
しており、原後面の乱反射によって原稿の存在を検出し
ている。
即ち、原稿の存在するとき、受光素子122,124は原稿
からの散乱光を受光し、原稿の存在しないとき、受光素
子122,124は図示しない略L字状領域によって反射角θ
で全反射され、受光素子122,124には光が入光しないも
のである。
なお、前記発光素子121,123及び受光素子122,124はホ
トカプラを構成している。
この種の実施例においては、譬え、本発明の実施例の
画像読取装置を複写機に使用しても、予備走査を行なう
必要がなくなり、原稿押圧カバー8の開閉によって直に
原稿の載置を判断でき、予備走査に要する無駄時間を省
くことができる。
また、第28図に示した検出手段は、発光素子121,123
と受光素子122,124で光結合させた、所謂、ホトカプラ
を構成し、発光素子121,123から発生される光を直接原
稿に照射させているが、OHP用紙等の合成樹脂が偏光す
る作用を有していることから、発光素子121,123と受光
素子122,124間に偏光フィルタを配設すると、OHP用紙等
の検出感度を高くすることができる。
また、偏光フィルタを介在させることにより、肉眼で
は同一色として認識できるものでも、光電変換素子では
原稿の存在と略L字状領域との違いを判断することがで
き、原稿の存在と略L字状領域との違いは肉眼で決定さ
れる「白」,「黒」に一義的に決定されるものではな
い。光を電気信号に変換する光電変換素子によって決定
される。したがって、デザイン自由度が高くなり、ま
た、OHP用紙の検出も容易となる。
なお、本発明の実施例として複写機に使用した事例で
説明したが、本発明を実施する場合には、イメージセス
キャナー、ファクシミリ等の画像を処理する装置全般に
使用できるものである。
また、検出手段の事例として、複写機のスキャナを使
用した事例及びホトカプラを使用した事例で説明した
が、本発明を実施する場合には、光学的に検出する手段
であればよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明にかかる画像読取装置は、1つ
の角が原稿基準位置である原稿を載置する矩形の透明部
材上に載置された原稿を押さえる原稿押圧カバーと、前
記原稿押圧カバーの原稿を押圧する面上に設けられ、前
記原稿基準位置を含む透明部材の2辺に対応し、所定幅
を有するL字状の黒色領域と、前記原稿押圧カバーが閉
じられた状態で、前記黒色領域及び黒色領域と重なる原
稿を検出する光電変換素子の出力に基づいて原稿サイズ
を検出する検出手段と、前記透明部材上に載置された原
稿の画像を読み取り、画像データを得る読取手段で得ら
れた画像データを編集する編集手段とを具備し、前記黒
色領域に対応する画像が形成されないよう前記編集手段
を制御するものである。
これによって、本発明の画像読取装置は、L字状領域
と透明部材の上面との間に配置された原稿を光学的検出
手段で検出するものであるから、原稿を押えるための原
稿押圧カバーに形成した略L字状領域と透明部材の上面
との間に配置された原稿を検出する光学的検出手段は、
原稿基準位置が決定されているから、黒色として判読可
能な略L字状領域の範囲の状態を判断するだけで、原稿
のサイズを直接判読できる。また、黒色領域を用いて確
実に原稿サイズを検出することができるから、読取った
原稿画像の中にその黒色領域が含まれることがないよう
に制御でき、きれいな原稿画像データを得ることができ
る。
更に、光電変換手段に偏光フィルタを介在させた場合
には、肉眼では同一色として認識するものでも、光電変
換手段は原稿の存在する領域と第1及び第2領域との違
いを判断することができ、デザイン自由度が高くなり、
OHP用紙の検出も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像読取装置を複写機に実施した場合
の原理を説明する説明図、第2図は本発明の一実施例の
複写機の全体の概略の内部構造を示す要部正面の説明
図、第3図は本発明の一実施例の複写機の全体の正面
図、第4図は本発明の一実施例の複写機で使用するエデ
ィタの全体の斜視図、第5図は本発明の一実施例の複写
機の制御系の全体の概略構成ブロック図、第6図は本発
明の一実施例の複写機のオペレーションパネルの概略回
路構成図、第7図は同じくエディタの概略回路構成図、
第8図は同じく読取部の概略回路構成図、第9図は同じ
く印字部の概略回路構成図、第10図は本発明の実施例で
使用している不要領域処理部の具体的回路図、第11図は
本発明の実施例の複写機の原稿台の平面図、第12図は本
発明の実施例と複写機の原稿がずれた場合の原稿押圧カ
バーと原稿との位置関係を示す説明図、第13図から第19
図は本発明の一実施例の複写機としてのフローチャー
ト、第20図から第24図は本発明の実施例の画像読取装置
を複写機に実施した場合の画像読取動作のフローチャー
ト、第25図は上記実施例の不要領域と原稿サイズデータ
との関係を示す説明図、第26図は上記実施例の不要領域
と原稿サイズデータとの関係を示すデータ図表、第27図
は上記実施例のフラグAとフラグBと規格化された原稿
サイズの関係を示すデータ図表、第28図は本発明の実施
例の画像読取装置に使用する光学的検出手段の他の事例
の説明図である。 図において、 1:スキャナ、8:原稿押圧カバー 8C:略L字状領域、9:原稿台 13:イメージセンサ 121,123:発光素子 122,124:受光素子 S:原稿基準位置 P:普通紙の原稿 POHP:OHP用紙の原稿 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守家 茂 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 須川 寛也 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 田島 克明 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 多田 薫 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭62−194248(JP,A) 特開 昭63−280569(JP,A) 特開 昭63−115182(JP,A) 特開 昭63−129770(JP,A) 特開 昭61−143737(JP,A) 特開 昭59−184810(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/62 G03G 15/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの角が原稿基準位置である原稿を載置
    する矩形の透明部材と、 前記透明部材上に載置された原稿を押さえる原稿押圧カ
    バーと、 前記原稿押圧カバーの原稿を押圧する面上に設けられ、
    前記原稿基準位置を含む透明部材の2辺に対応し、所定
    幅を有するL字状の黒色領域と、 前記原稿押圧カバーが閉じられた状態で、前記黒色領域
    及び黒色領域と重なる原稿を検出する光電変換素子と、 前記光電変換素子の出力に基づいて原稿サイズを検出す
    る検出手段と、 前記透明部材上に載置された原稿の画像を読み取り、画
    像データを得る読取手段と、 前記読取手段で得られた画像データを編集する編集手段
    とを具備し、 前記黒色領域に対応する画像が形成されないよう前記編
    集手段を制御することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記光電変換素子と透明部材の間に、偏光
    フィルタを具備することを特徴とする請求項1に記載の
    画像読取装置。
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