JP2826677B2 - 電子レンジにおける重量検出機構 - Google Patents

電子レンジにおける重量検出機構

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子レンジにおいて、ターンテーブル上に
乗せられた被調理物の重量を検出するようにした電子レ
ンジにおける重量検出機構に関する。
〔従来の技術〕
二つのバネ板を上下に平行する状態で横置し、それら
のバネ板の各元部を電子レンジの筐体に夫々固定する一
定、それらのバネ板の各先部によって支持枠を上下に平
行移動可能に支持する。上記支持枠には、ターンテーブ
ルを回動自在に支持する回動軸を備えた電動機構を取付
ける。上記バネ板にはその撓み量を検出する為の歪ゲー
ジを取付ける。このような構造のものが知られている
(例えば特開昭63−273735号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の電子レンジにおける重量検出機構では、タ
ーンテーブル上に被調理物を乗せた場合、上記バネ板が
その重量に応じて撓み、上記歪ゲージから被調理物の重
量に対応した信号が得られ、しかもその場合、被調理物
が偏在していても上下のバネ板が平行状態を保って撓
み、その撓み量は被調理物の偏在状態に拘わらずその重
量に正確に対応した量となって、上記歪ゲージからの信
号は被調理物の重量に正しく対応した信号となる特長が
ある。しかしそのような信号が得られるようにする為
に、上記のような複雑な構造をとらねばならず、重量検
出機構のコストを高いものにしてしまう問題点があっ
た。
本願発明は上記従来技術の問題点(技術的課題)を解
決する為になされたもので、ターンテーブルを支える回
動軸によりその下に配設した圧電素子を間欠的に踏むよ
うにすることによって、ターンテーブル上での被調理物
の偏在状態に拘わらず正確な重量対応信号を得ることが
でき、しかも構造が簡易で低コストでの提供を可能にで
きるようにした電子レンズにおける重量検出機構を提供
することを目的としている。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明における電子レン
ジにおける重量検出機構は、筐体内の調理用空間の下部
には、駆動装置により回動されるようにした回動軸によ
って、回動自在に支承されたターンテーブルが備えられ
ている電子レンジにおいて、上記回動軸は上下動可能に
構成すると共に、該回動軸の下には圧電素子を、回動軸
の下端が該素子に乗載する状態に配設し、上記回動軸に
は係合片を側方に突出する状態に付設すると共に、回動
軸の回動に伴なう上記係合片の旋回軌跡に沿わせて、上
記係合片を介して上記回動軸を上記圧電素子から持ち上
げる為の1又は複数の凸部を配設したものである。
〔作用〕
回動軸が回動すると、係合片が凸部に乗り上げて回動
軸が圧縮素子から持ち上がることと、凸部から降りて回
動軸が圧電素子に乗載することが間欠的に繰り返され
る。その繰り返しにより圧電素子にはターンテーブル上
の被調理物の重量が間欠的に加わり、圧電素子はその重
量に対応した信号を出力する。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する。第1
図において、1は周知の電子レンジを示す。2は電子レ
ンジにおける筐体、3は内部の調理用空間、4は調理用
空間の底板を夫々示す。5は底板4を貫通して設けられ
た回動軸で、例えばセラミックス製である。6は回動軸
5の上端に取付けたターンテーブルで、上記回動軸5に
固着されたロータリープレート7とその上に乗載させた
受皿8とから構成してある。9は回動軸5を回動させる
為の駆動装置で、底板4に取付けた基枠10に取付けてあ
る。11はターンテーブルに乗せられた被調理物の重量を
検出する為の圧電素子ユニットで、基枠10に取付けてあ
る。
次に第2〜5図に基づき上記符号9〜11で示された部
材について詳細に説明する。先ず上記基枠10は鋼板を第
5図に示す如き形状にプレス成形して形成されている。
尚12は底板4に対する取付片、13は駆動装置の受片を夫
々示す。
次に駆動装置9としては良く知られたギヤードモータ
が用いられる。15は該装置におけるケースで、上記受片
13に止付けられている。16,17はケース15に備えた軸受
で、これらの軸受によって前記回動軸5が回動自在でか
つ上下動可能に支承されている。18は回動軸5にその軸
線方向への相対移動を可能に装着した出力ギヤで、合成
樹脂製であり、凹部18aを有する。19,19は出力ギヤ18に
上記凹部18aに開口する状態に形成された嵌合溝で、軸
線と平行な方向に長く形成してある。20は回動軸5に装
着した伝動片で、回動軸5に直交する状態に貫挿させた
ピンをもって構成してある。この伝動片20の先端20a,20
aは第3、4図に明示されるように上記嵌合溝19内に位
置させてある。21は出力ギヤ18と噛み合う減速用の歯車
で、ケース15内に備えられたモータのロータに他の減速
用の歯車を介して連繋させてあり、上記ロータの回動を
減速して出力ギヤ18に伝え得るようになっている。次に
圧電素子ユニット11は周知のものであって、ホルダ23に
より圧電素子24が保持され、圧電素子24からは出力リー
ド線25が引き出されている。このような圧電素子ユニッ
ト11は回動軸5の真下に配置されて、ホルダ23が基枠10
に取付けられ、圧電素子24の上に第6図に示す如く回動
軸5の下端5aが乗載するようになっている。27は回動軸
5に付設した係合片で、本実施例では前記伝動片20の回
動軸5から突出する一部をもって構成してある。しかし
この係合片は上記伝動片20とは別のピンを回動軸5に固
着しそれをもって構成してもよい。次に28は上記回動軸
5を上下動させる為のカムを示し、合成樹脂材料で形成
してある。29はカムにおける止付片で、基枠10に止着し
てある。30はカムにおける凸部を示し、出力ギヤ18の凹
部18a内に位置させてある。該凸部30は第4図に示され
るように回動軸5の回動に伴う係合片27の旋回軌跡に沿
わせて本例では4つが配列してある。しかしその数はよ
り多くても或いは少なく例えば1であってもよい。又そ
の高さは第2、3図に示される如く係合片27を介して回
動軸5を持ち上げることによりその下端5aを圧電素子24
から充分に離反させ得る高さにしてある。又凸部30にお
ける登り斜面30a及び下り斜面30bはいずれも緩やかで滑
らかな面に形成してある。
上記構成のものにあっては、ターンテーブルの受皿8
の上に被調理物を乗せ電子レンジ1の起動スイッチをオ
ンにすると、周知の如く駆動装置9のモータに通電がな
されそのロータが回動する。その回動により歯車21を経
て出力ギヤ18も回動する。出力ギヤ18の回動力は伝動片
20を経て回動軸5に伝えられ、該回動軸5が回動しター
ンテーブル6もそれと一体に回動する。
上記のように回動軸5が回動すると係合片27はカム28
に沿って移動する為、係合片27が凸部30と係合すると第
2、3図に示される如く回動軸5が圧電素子24から持ち
上げられ、一方係合片27が凸部相互間の場所に至ると第
6図に示されるように回動軸5の持ち上げが解除されて
その下端5aが圧電素子24の上に乗る。このように回動軸
5の下端5aが圧電素子24の上に乗ったりそこから離れた
りすることが回動軸5の回動に伴い繰り返され、下端5a
が圧電素子24の上に乗った状態ではターンテーブル6及
びその上に乗せられた被調理物の重量が全て圧電素子24
に加わり、一方下端5aが圧電素子24から離れた状態では
圧電素子24に加わる荷重が0となる。このようなことが
繰り返されることにより圧電素子24は上記ターンテーブ
ル6を含む被調理物全体の重量に対応する信号を間欠的
に出力する。この信号は周知の如く電気的に処理され、
ターンテーブル上の被調理物のみの重量が計測され、そ
れが調理時間の設定その他に利用される。尚上記回動軸
5の回動は例えば1分間に6回転であり、回動軸5の上
下動寸法は例えば1mm程度である。又凸部30における登
り斜面30a及び下り斜面30bが前述のように緩やかで滑ら
かな面に形成してある為、回動軸5の下端5aは圧電素子
24に対して静かに乗載し、又静かにそこから持ち上が
る。この為下端5aが圧電素子24の上にことんと落ちてそ
の上で振動したり、或いは下端5aが圧電素子24から急激
に持ち上げられて圧電素子24が自体の復元力によって振
動したりすることが無い。その結果圧電素子24からは振
動波形の信号を含まない安定した出力信号を得ることが
できる。
〔発明の効果〕 以上のように本願発明にあっては、ターンテーブル6
上に被調理物を乗せた場合、回動軸5の回動に伴ない上
記被調理物の重量が圧電素子24に間欠的に加わり、圧電
素子24からは被調理物の重量に対応した信号が得られる
特長があるは勿論のこと、 上記の場合、被調理物が偏在位置に乗せられても、そ
の重量は全て回動軸5に下向きの力として加わり、それ
が全て圧電素子24に加わるから、被調理物の偏在に拘わ
らずその重量に正確に対応した信号が得られる特長もあ
る。
しかも上記のように被調理物の偏在に拘わらず正確な
信号を得られるようにしたものであっても、その構成は
圧電素子24を回動軸5の下に配設し、係合片27と凸部30
によって回動軸5を上下動させるようにしただけの極め
て簡易なものであるから、安価な提供を可能にできる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は電子レンジ
の一部破断正面図、第2図は第1図におけるII−II線拡
大断面図(ターンテーブルは省略した)、第3図は第2
図におけるIII−III線断面図、第4図は第2図における
IV−IV線断面図、第5図は基枠、駆動装置及び圧電素子
ユニットの関連を示す一部破断分解斜視図、第6図は回
動軸が第2図の状態から約45度回動した状態を示す第2
図と同様の図。 5……回動軸、6……ターンテーブル、24……圧電素
子、27……係合片、30……凸部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 315 F24C 15/16 H05B 6/68 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内の調理用空間の下部には、駆動装置
    により回動されるようにした回動軸によって、回動自在
    に支承されたターンテーブルが備えられている電子レン
    ジにおいて、上記回動軸は上下動可能に構成すると共
    に、該回動軸の下には圧電素子を、回動軸の下端が該素
    子に乗載する状態に配設し、上記回動軸には係合片を側
    方に突出する状態に付設すると共に、回動軸の回動に伴
    なう上記係合片の旋回軌跡に沿わせて、上記係合片を介
    して上記回動軸を上記圧電素子から持ち上げる為の1又
    は複数の凸部を配設したことを特徴とする電子レンジに
    おける重量検出機構。
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