JPH08238170A - 調理器用重量検出装置 - Google Patents

調理器用重量検出装置

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JPH08238170A
JPH08238170A JP8062188A JP6218896A JPH08238170A JP H08238170 A JPH08238170 A JP H08238170A JP 8062188 A JP8062188 A JP 8062188A JP 6218896 A JP6218896 A JP 6218896A JP H08238170 A JPH08238170 A JP H08238170A
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JP
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leaf spring
weight
center
chassis
strain
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JP8062188A
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Toshiaki Suzuki
利明 鈴木
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、被調理物が傾くことを防止
し、精度の向上を計れる調理器用重量検出装置を提供す
る。 【構成】 調理器に取り付け固定されるシャーシ1と、
シャーシ1に一端を固定された板バネ3と、板バネ3の
他端に取り付けられたテーブル5から成り、前記板バネ
3には板バネ3の歪を検出する歪ゲージ7を貼り付け、
テーブル5に加えた荷重に応じて板バネ3の歪量が変わ
るように構成し、前記テーブル5には被調理物の重さが
加わる部品を取り付ける取付部8を設け、前記板バネ3
の中心軸と荷重の中心が同一軸上になるよう前記取付部
8を構成した調理器用重量検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炊飯器等の調理器に取り
付けられる調理器用重量検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、炊飯器等の調理器に取り付けられ
る重量検出装置の例としては炊飯ヒーターと、被炊飯物
を入れてある内釜の重量に応じて沈み込む炊飯ヒーター
の変位量から重量を検出する重量センサーを有するもの
がある。重量センサーとしては抵抗値の変化を利用する
もの(例えば特開昭61−162915号公報)、一対
の電極間変位による静電容量の変化を利用するもの(例
えば特開昭61−119212号公報)等がある。
【0003】また電子レンジにおいては板バネを利用し
た重量検出装置が用いられているが、被加熱物(食品)
を載せる回転載置台を被加熱物の重量と板バネの弾性に
応じた固有の上下振動を発生させ、この振動数を測定す
ることにより、重量測定を行なうもの(例えば特開昭6
1−36619号公報)や、2枚の板バネと歪ゲージと
を用い歪ゲージで抵抗値の変化として重量測定を行なう
もの(例えば特開昭59−104032号公報)等があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の調理器用重
量検出装置では、抵抗や、電極をセンサーとするもので
は変換のための構造が複雑になると共に精度確保が困難
であるといった問題点があった。また板バネを用いた電
子レンジでは部品点数が多く複雑になり、組立工数が多
くかかり、調理器自体も大きくなるといった問題点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、調理器に取り付け固定
されるシャーシと、シャーシに一端を固定された板バネ
と、板バネの他端に取り付けられたテーブルから成り、
前記板バネには板バネの歪を検出する歪ゲージを貼り付
け、テーブルに加えた荷重に応じて板バネの歪量が変わ
るように構成し、前記テーブルには被調理物の重さが加
わる部品を取り付ける取付部(取付穴)を設け、前記板
バネの中心軸と荷重の中心が同一軸上になるよう前記取
付部(取付穴)を構成し、さらに前記取付部に炊飯ヒー
ターを取り付け、この炊飯ヒーターの上に内釜を載置し
て、内釜、炊飯ヒーター、取付部の中心を板バネの中心
軸と一致するように構成したものである。
【0006】
【作用】上記のように構成したことにより、荷重はテー
ブルの板バネの中心と同軸上の位置に加わり、板バネの
荷重による歪はシャーシとの接触部及びテーブルとの接
触部の2ヵ所に発生し、板バネとシャーシの板バネ取付
面との角度と、板バネとテーブルの板バネ取付面との角
度が同一となり、テーブルは荷重によって水平に移動し
て下方に沈み込む。従って簡単な構成で被調理物が傾く
ことを防止し、精度を向上させる作用をする。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0008】第1図は調理器用重量検出装置の構造展開
図、第2図はこの重量検出装置を組み込んだ炊飯器の断
面図、第3図は重量検出装置の組立状態の断面図、第4
図は荷重を加えた状態の同図である。
【0009】図において、1はシャーシであり、シャー
シ1には板バネ取付面2が設けられており、ここに板バ
ネ3が取付ネジ4によって取り付けられている。板バネ
3の他端にはテーブル5が取り付けられている。テーブ
ル5にも板バネ取付面6があり、この面でテーブル5と
板バネ3が取付ネジ4で取り付けられている。また板バ
ネ3の中心からシャーシ1の板バネ取付面2及びテーブ
ル5の板バネ取付面6までの距離xは同一になるよう構
成されている。また板バネ3の中央部には細幅部3aが
設けられており、この細幅部3aに歪ゲージ7が貼り付
けられており、板バネ3の歪量を電気信号に変換する。
なお、板バネ3に細幅部3aを設けることにより、この
部分にたわみが集中し板バネ3全体の歪量は少なくても
歪ゲージ7の抵抗値は大きく変化し、重量検出の精度が
向上するものである。テーブル5には取付部(以下炊飯
ヒーター取付穴)8が2ヵ所設けられており、2ヵ所を
結んだ線の中心は板バネ3の中心と一致する。
【0010】本体9の内側は内容器10にて構成され、
内容器10底面に重量検出装置のシャーシ1が固定され
る。テーブル5の炊飯ヒーター取付穴8には炊飯ヒータ
ー11が取り付けられる。このとき炊飯ヒーター11の
中心は板バネ3の中心と一致するように構成されてい
る。本体9には内釜12が着脱自在に収納される。内釜
12の中心と炊飯ヒーター11の中心は一致するように
構成されている。
【0011】上記構成からなる本実施例の作用について
説明する。内釜12に米や水等の被炊飯物を入れ、本体
9に収納すると、内釜12は炊飯ヒーター11上に乗
り、被炊飯物の重量は炊飯ヒーター11を介してテーブ
ル5に伝わる。テーブル5の中心に加わるこの荷重はテ
ーブル5を介して板バネ3に伝わる。板バネ3はシャー
シ1の板バネ取付面2に対して角度θのたわみを生じる
(第4図)。一方テーブル5の板バネ取付面6は荷重の
中心に対して距離x離れているため、ここに曲げの力が
働き角度θ′板バネ3先端を曲げることになる。角度θ
と角度θ′は、 荷重の中心と板バネ3の中心は同軸である。
【0012】板バネ3の中心からシャーシ1の板バネ
取付面2及びテーブル5の板バネ取付面6までの距離x
は同一である。 の条件が満たされると、θ=θ′となる。このことはテ
ーブル5が荷重によって水平に沈み込むことを意味す
る。このため炊飯ヒーター11及び内釜12が傾くこと
がないので、内釜12と内容器10が当接することも、
米や水がこぼれることもない。
【0013】
【発明の効果】以上本発明によれば、簡単な構成で被調
理物が傾くことを防止出来摩擦誤差が生ぜず、重量検出
精度の向上が図れると共に、上下方向の動きを小さく出
来小型調理器への利用効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による調理器用重量検出装置
の構造展開図である。
【図2】この重量検出装置を組み込んだ炊飯器の断面図
である。
【図3】重量検出装置の組立状態の断面図である。
【図4】荷重を加えた状態の同図である。
【記号の説明】
1 シャーシ 2 板バネ取付面 3 板バネ 5 テーブル 6 板バネ取付面 7 歪ゲージ 8 取付部(炊飯ヒーター取付穴)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理器に取り付け固定されるシャーシ
    (1)と、シャーシ(1)に一端を固定された板バネ
    (3)と、板バネ(3)の他端に取り付けられたテーブ
    ル(5)から成り、前記板バネ(3)には板バネ(3)
    の歪を検出する歪ゲージ(7)を貼り付け、テーブル
    (5)に加えた荷重に応じて板バネ(3)の歪量が変わ
    るように構成し、前記テーブル(5)には被調理物の重
    さが加わる部品を取り付ける取付部(8)を設け、前記
    板バネ(3)の中心軸と荷重の中心が同一軸上になるよ
    う前記取付部(8)を構成したことを特徴とする調理器
    用重量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記テーブル(5)の取付部(8)には
    炊飯ヒーター(11)が取り付けられ、この炊飯ヒータ
    ー(11)上には内釜(12)が載置され、かつ内釜
    (12)、炊飯ヒーター(11)及び取付部(8)の中
    心は前記板バネ(3)の中心軸と一致するように構成し
    た請求項1記載の調理器用重量検出装置。
JP8062188A 1996-03-19 1996-03-19 調理器用重量検出装置 Expired - Lifetime JP2896880B2 (ja)

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JPH08238170A true JPH08238170A (ja) 1996-09-17
JP2896880B2 JP2896880B2 (ja) 1999-05-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014036675A1 (zh) * 2012-09-07 2014-03-13 Zhang Bens 重量传感器测量米箱米量装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014036675A1 (zh) * 2012-09-07 2014-03-13 Zhang Bens 重量传感器测量米箱米量装置

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JP2896880B2 (ja) 1999-05-31

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