JP2826305B2 - 吸込管付きレトルトパウチの封止方法 - Google Patents

吸込管付きレトルトパウチの封止方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばジュース,
スポーツドリンク,スープ等の飲料物が充填される吸込
管付きレトルトパウチの封止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、包材の研究開発の進展および殺菌
技術の発達に伴い、食肉調理品を始めとしてジュース
類,水産品等の飲食物をプラスチックフィルムやアルミ
ニウム箔を積層した袋に詰めて密封し、加圧・加熱殺菌
したレトルト食品が普及し、その需要の幅を拡げてい
る。
【0003】一般に、この種のレトルト食品を包装する
容器は、レトルトパウチと呼ばれており、外層としてポ
リエステル類等のフィルム,中層としてアルミニウム箔
および内層としてポリエチレンまたはポリプロピレン等
のポリオレフィン系フィルムを積層接着(ラミネート)
し、これを袋状にしたものである。このレトルトパウチ
には、例えばジュース,スポーツドリンク等の清涼飲料
水や、スープ,味噌汁,汁粉等の飲物を充填し、これら
レトルト飲料物をプラスチック製の吸込管を介して摂取
するレトルトパウチがある。
【0004】このような吸込管付きレトルトパウチを封
止するには、プラスチックが熱によって融着するという
性質を利用した熱融着法が用いられる。従来、この種の
吸込管付きレトルトパウチの封止は、次に示すようにし
て行なわれている。
【0005】すなわち、図4に示すようにレトルトパウ
チ1内にパウチ開口部1aから吸込管2の一部を矢印a
で示す方向に挿入し、この挿入部分の一部およびレトル
トパウチ1の開口周縁1bを図5に示す上下2つのヒー
タープレート3,4によって挾持してから加熱・加圧す
ることにより図6に示すように融着する。
【0006】図4〜図6において、符号1で示すレトル
トパウチは、外層としてポリエステル等のプラスチック
フィルム,中層としてアルミニウム箔および内層として
ポリエチレン等のプラスチックフィルムからなる三層の
レトルトパウチによって形成されている。
【0007】符号2で示す吸込管は、吸込部5とストロ
ー部6と吸込管取付部7とを有し、全体が例えばポリプ
ロピレン等のプラスチックによって形成されている。吸
込部5およびストロー部6は、軸線両方向に開口し、各
管径が互いに異なる円管によって形成されている。吸込
部5の管径は、ストロー部6の管径より大きい寸法に設
定されている。また、吸込部5の管長は、ストロー部6
の管長より小さい寸法に設定されている。そして、レト
ルトパウチ封止後には、吸込部5の一部がレトルトパウ
チ1外に露呈し、ストロー部6の一部がレトルトパウチ
1内に臨むことになる。
【0008】なお、吸込部5の外周面には、各々が互い
に対向する補強部8,9および吸込部5を開閉するキャ
ップ(図示せず)を螺合するねじ部(図示せず)が一体
に設けられている。
【0009】吸込管取付部7は、相互に対向する2つの
円弧部7a,7bおよびこれら両円弧部7a,7bの両
側に連接する2つの接続部7c,7dからなる扁平な輪
状体によって形成されている。吸込管取付部7には、ス
トロー部6が挿通されている。吸込管取付部7の外側面
には、円弧部7a,7bおよび接続部7c,7dに跨っ
て延在する吸込管抜け止め用の複数の凸部10が設けら
れている。この吸込管取付部7がレトルトパウチ封止時
にレトルトパウチ1の開口周縁1b内側に接触して開口
周縁1bとともに溶融することになる。
【0010】図5において、符号3および4で示す上ヒ
ータープレートと下ヒータープレートとには、吸込管取
付部7の外側面にレトルトパウチ1の開口周縁1bを介
して適合するような第1パウチ接触面11a,12aを
有する切り欠き11,12およびこれら各切り欠き1
1,12の第1パウチ接触面11a,12aに連接する
第2パウチ接触面13,14が形成されている。これに
より、レトルトパウチ封止時には、第1パウチ接触面1
1a,12aおよび第2パウチ接触面13,14にレト
ルトパウチ1の開口周縁1bが接触するとともに、吸込
管取付部7が切り欠き11,12内にレトルトパウチ1
の開口周縁1bを介して臨むことになる。
【0011】そして、上下の両ヒータープレート32,
42によっておよそ100〜200℃で加熱を行ない、
吸込管取付部7とレトルトパウチ1の開口周縁1b中央
部の融着及び開口周縁1b両側部の融着を行なってい
る。この場合、吸込管2は、レトルトパウチ1の内外プ
ラスチック層に比べて肉厚が厚いので、溶融に多くの熱
量を必要とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の吸込管
付きレトルトパウチの封止方法においては、各ヒーター
プレート3,4によるヒーター熱がレトルトパウチ1の
開口周縁1bに対して直接伝達されるが、吸込管取付部
7に対してはレトルトパウチ1の開口周縁1bを介して
間接伝達されるため、ヒータープレート3,4によるヒ
ーター熱の大部分がパウチ中層(アルミニウム箔)から
大気中に放熱されてしまい、ヒータープレート3,4に
よるヒーター熱が有効に利用されていなかった。
【0013】そこで、加熱温度を高い温度に設定する
と、吸込管取付部7が溶融する前にレトルトパウチ1の
開口周縁1bが必要以上に溶融してしまう。このため、
ヒータープレート3,4による加熱温度を、レトルトパ
ウチの開口部周縁1bのプラスチックフィルムが必要以
上に溶融しない程度の低い温度に設定しなければなら
ず、しかも、前記したアルミ箔からの放熱によって、吸
込管取付部7の溶融に多大の時間を要するといった問題
があった。この結果、従来の方法による吸込管付きレト
ルトパウチの生産数は、一分あたりおよそ数個となって
いた。
【0014】また、上記事情により、吸込管取付部7に
対して熱を十分加えることができないため、吸込管2の
溶融が不十分となり、その結果、吸込管取付部7がレト
ルトパウチ1の開口部周縁と十分融着せず封止不良を起
こし、飲料物の液漏れを生じることがしばしばあった。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ヒータープレートによる吸込管の吸込管取付部
の溶融温度を高くするとともに、ヒーター熱の放熱を防
ぐことにより吸込管取付部を短時間のうちに溶融して生
産効率を高め、かつ封止不良を防いで液漏れを生じない
ようにした吸込管付きレトルトパウチの封止方法の提供
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の吸込管付きレトルトパウチ
の封止方法は、レトルト飲料物の吸込管の吸込管取付部
をヒーターによって加熱溶融する工程と、この吸込管取
付部の溶融状態を維持しながら、レトルト飲料物充填用
のレトルトパウチ内に、そのパウチ開口部から前記吸込
管の一部を挿入する工程と、この挿入部分のうち前記吸
込管取付部と前記レトルトパウチの開口周縁中央部とを
ヒータープレートによって挾持して加熱融着するととも
に、前記レトルトパウチの開口周縁両側部を前記両ヒー
タープレートによって挾持して加熱融着する工程とを有
する方法としてある。したがって、ヒーターによる吸込
管取付部の加熱を高温で行なうことができ、しかもヒー
ター熱はすべて吸込管取付部に直接伝達される。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の吸
込管付きレトルトパウチの封止方法において、前記吸込
管取付部の溶融時における加熱温度を、前記レトルトパ
ウチの開口周縁の融着時における加熱温度よりも高く設
定する方法としてある。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の吸込管付きレトルトパウチの封止方法において、
前記吸込管取付部を加熱溶融する際に、前記吸込管取付
部とレトルトパウチの開口周縁中央部に前記レトルトパ
ウチから前記吸込管を抜け止めするための凹凸部を一体
的に形成する方法としてある。また、請求項4記載の発
明は、請求項3記載の吸込管付きレトルトパウチの封止
方法において、前記凹凸部の形成を、前記ヒータープレ
ートに設けた凸部及び/または凹部によって行なう方法
としてある。したがって、吸込管取付部とレトルトパウ
チの熱溶融時に吸込管取付部の外側面に凹凸部が形成さ
れる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施
形態に係る吸込管付きレトルトパウチの封止方法におけ
る封止前の吸込管付きレトルトパウチを示す分解斜視図
で、図2は、同じく封止した状態の吸込管付きレトルト
パウチを示す斜視図である。なお、図4〜図6と同一の
部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0020】先ず、上ヒータプレート31の切り欠き1
11と下ヒータープレート41の切り欠き121内に吸
込管取付部7を臨ませ、上ヒータープレート31と下ヒ
ータープレート41を接近する方向に移動操作して両ヒ
ータープレート31,41によって吸込管2の吸込管取
付部7を挾持する。このとき、上ヒータープレート31
の第2パウチ接触面131と下ヒータープレート41の
第2パウチ接触面141とが互いに対向するとともに、
吸込管取付部7が切り欠き111,121内に臨んで第
1パウチ接触面111a,121aに接触する。
【0021】次いで、両ヒータープレート31,41に
よって吸込管2の吸込管取付部7を加熱する。このと
き、各ヒータープレート31,41による加熱温度は、
加熱時間との関係にもよるが、通常は、ポリプロピレン
からなる吸込管取付部7の表面を短時間で溶融すること
ができるようにおよそ120〜400℃に設定されてい
る。ここで、ヒータープレート31,41の加熱温度が
120℃より低いと吸込管取付部7の溶融に長時間を要
し、400℃より高いと吸込管取付部7が必要以上に溶
融してしまう。もちろん、吸込管2の材質が変われば、
加熱温度及び加熱時間を変えることは当然である。な
お、吸込管取付部7を溶融するヒーターとしては、図示
したもののほか、レーザあるいは赤外線等を用いた各種
ヒーターを用いることができる。
【0022】次いで、吸込管取付部7の溶融状態を維持
しながら、所定の位置に位置決めされたレトルトパウチ
1内に吸込管2におけるストロー部6の一部をパウチ開
口部1aから矢印Aで示す方向に挿入する。
【0023】しかる後、レトルトパウチ1内に対するス
トロー部6の挿入部分における吸込管取付部7およびレ
トルトパウチ1の開口周縁1b中央部を両ヒータープレ
ート32,42によって挾持して加圧するとともに、レ
トルトパウチ1の開口周縁1b両側部を両ヒータープレ
ート32,42によって挾持して加熱・加圧する。この
とき、先に溶融している吸込管取付部7がレトルトパウ
チ1の開口周縁1b中央部を介して第1パウチ接触面1
12a,122aに押圧されているため、レトルトパウ
チ1の開口周縁1b中央部と吸込管取付部7とが融着す
る。
【0024】また、各ヒータープレート32,42によ
る加熱温度は、加熱時間との関係にもよるが、およそ1
00〜200℃に設定されており、レトルトパウチ1の
開口周縁1b両側部が第2パウチ接触面132,142
に押圧されているため、レトルトパウチ1の開口周縁1
b両側部の内層が融着する。このようにして、本実施形
態における吸込管付きレトルトパウチは確実に封止され
る。ここで、ヒータープレート32,42の加熱温度が
100℃より低いとレトルトパウチの開口周縁1bの溶
融が不十分となり、200℃より高いとレトルトパウチ
の開口周縁1bが溶け過ぎてしまい、いずれも封止不良
を起すことになる。
【0025】本実施形態の吸込管付きレトルトパウチの
封止方法によれば、その生産数は一分あたり数十個とな
り、従来における封止方法による場合の一分あたりおよ
そ数個と比較して大幅に増加する。
【0026】次に、吸込管取付部に凹凸を形成した本発
明の第二実施形態につき、図2および図3を参照して説
明する。図2には吸込管取付部に凹凸を形成するための
ヒーターが図示してあり、図3は吸込管取付部に凹凸を
形成した吸込管付きレトルトパウチを拡大して示す断面
図である。
【0027】図2において、ヒータープレート32およ
び42の切り欠き面としての第1パウチ接触面112
a,122aには、凹凸部10を形成するための複数の
凸部212,222が設けられている(ヒータプレート
32に設けた凸部は図示せず)。このようなヒータープ
レートを用いて吸込管付きレトルトパウチを封止する
と、両ヒータープレート32,42によって吸込管取付
部7を挾持して加熱溶融する際に、吸込管取付部7の外
側面にレトルトパウチ1から吸込管2を抜け止めするた
めの凹凸部10を一体的に形成することができる。ま
た、吸込管取付部7とレトルトパウチ1の開口周縁1b
とが凹凸を有した状態で融着することになるから、レト
ルトパウチ1と吸込管2との親和性を一層高めることが
できる。
【0028】なお、前記凹凸部10を形成するには、ヒ
ータープレート32,42の第1パウチ接触面に凹部又
は凹凸部を設けることによっても行なうことができる。
また、凹凸部10を形成する工程を、吸込管取付部7と
レトルトパウチ1の融着工程と別個の工程とすることも
できる。
【0029】さらに、各実施形態においては、レトルト
パウチ1の外層としてポリエステル等のプラスチックフ
ィルム,中層としてアルミニウム箔および内層としてポ
リエチレン等のプラスチックフィルムを用いるととも
に、吸込管2としてポリプロピレン等のプラスチックチ
ューブを用いたが、本発明はこれに限定されるものでな
いことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヒ
ーターによって吸込管取付部を十分加熱溶融してから吸
込管の一部をレトルトパウチ内に挿入し、その後、この
吸込管取付部とレトルトパウチの開口周縁中央部とを融
着するとともに、レトルトパウチの開口周縁両側部を融
着するので、短時間のうちに吸込管の取り付けおよび封
止が可能となるとともに、封止不良の発生を防ぐことが
できる。
【0031】また、吸込管取付部をレトルトパウチと融
着させる際に、融着部分に凹凸を同時に形成することが
できるので、短時間のうちに抜け止め能力を高めた封止
を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る吸込管付きレトルト
パウチの封止方法における封止前の吸込管付きレトルト
パウチを示す分解斜視図である。
【図2】同じく吸込管付きレトルトパウチの封止方法に
おける封止後の吸込管付きレトルトパウチを示す斜視図
である。
【図3】本発明の吸込管付きレトルトパウチの封止方法
によって封止した吸込管付きレトルトパウチを拡大して
示す断面図である。
【図4】従来の吸込管付きレトルトパウチの封止方法に
おける封止前の吸込管付きレトルトパウチを示す分解斜
視図である。
【図5】従来の吸込管付きレトルトパウチの封止方法に
おける封止後の吸込管付きレトルトパウチを示す斜視図
である。
【図6】従来の吸込管付きレトルトパウチの封止方法に
おける封止後の吸込管付きレトルトパウチを示す断面図
である。
【符号の説明】
1 レトルトパウチ 1a パウチ開口部 1b 開口周縁 2 吸込管 5 吸込部 6 ストロー部 7 吸込管取付部 31,32 上ヒータープレート 41,42 下ヒータープレート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レトルト飲料物の吸込管の吸込管取付部
    をヒーターによって加熱溶融する工程と、 この溶融した吸込管取付部を、レトルト飲料物充填用の
    レトルトパウチ内に、そのパウチ開口部から挿入する工
    程と、 この挿入部分のうち前記吸込管取付部と前記レトルトパ
    ウチの開口周縁中央部とをヒータープレートによって挾
    持して融着するとともに、前記レトルトパウチの開口周
    縁両側部を前記両ヒータープレートによって挾持して加
    熱融着する工程とを備えたことを特徴とする吸込管付き
    レトルトパウチの封止方法。
  2. 【請求項2】 前記吸込管取付部の溶融時における加熱
    温度を、前記レトルトパウチの開口周縁の融着時におけ
    る加熱温度よりも高く設定したことを特徴とする請求項
    1記載の吸込管付きレトルトパウチの封止方法。
  3. 【請求項3】 前記吸込管取付部を加熱溶融する際に、
    前記吸込管取付部とレトルトパウチの開口周縁中央部に
    前記レトルトパウチから前記吸込管を抜け止めするため
    の凹凸部を一体的に形成することを特徴とする請求項1
    または2記載の吸込管付きレトルトパウチの封止方法。
  4. 【請求項4】 前記凹凸部の形成を、前記ヒータープレ
    ートに設けた凸部及び/または凹部によって行なうこと
    を特徴とする請求項3記載の吸込管付きレトルトパウチ
    の封止方法。
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