JP2826285B2 - 車両用加減速表示装置 - Google Patents
車両用加減速表示装置Info
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- JP2826285B2 JP2826285B2 JP20424895A JP20424895A JP2826285B2 JP 2826285 B2 JP2826285 B2 JP 2826285B2 JP 20424895 A JP20424895 A JP 20424895A JP 20424895 A JP20424895 A JP 20424895A JP 2826285 B2 JP2826285 B2 JP 2826285B2
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- display
- acceleration
- accelerator
- vehicle
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の加減速状態
を後続車に知らせることができる車両用加減速表示装置
に関する。
を後続車に知らせることができる車両用加減速表示装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両は、その後部に、ブレーキ
ペダルに連動して点灯する赤色燈から成るストップラン
プを装備しており、後続車にブレーキ操作を知らせ、追
突事故の予防等が図れる仕様になっている。
ペダルに連動して点灯する赤色燈から成るストップラン
プを装備しており、後続車にブレーキ操作を知らせ、追
突事故の予防等が図れる仕様になっている。
【０００３】又、このようなストップランプの機能を一
層際立たせるため、オプションパーツとして、同様にブ
レーキペダルに連動して点灯し、座席後方部等に設置す
る補助ランプが併用されている。
層際立たせるため、オプションパーツとして、同様にブ
レーキペダルに連動して点灯し、座席後方部等に設置す
る補助ランプが併用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のストッ
プランプ等は、ブレーキペダルの操作に一々連動して点
灯するが、ブレーキ操作しない限り点灯せず、アクセル
を離してエンジンブレーキを作動させている状態を表示
することはできず、必ずしも車両の減速状態を適切に表
示できていない。従って、後続のドライバーは、車間距
離が縮まったことを唯一の判断材料として、ブレーキ操
作等をしており、このため、後続車の操作が遅れ気味に
なると共に、前方車との車間距離が詰まり気味になった
りして車の流れが悪くなる問題がある。
プランプ等は、ブレーキペダルの操作に一々連動して点
灯するが、ブレーキ操作しない限り点灯せず、アクセル
を離してエンジンブレーキを作動させている状態を表示
することはできず、必ずしも車両の減速状態を適切に表
示できていない。従って、後続のドライバーは、車間距
離が縮まったことを唯一の判断材料として、ブレーキ操
作等をしており、このため、後続車の操作が遅れ気味に
なると共に、前方車との車間距離が詰まり気味になった
りして車の流れが悪くなる問題がある。
【０００５】本発明の主目的は、アクセルを離してエン
ジンブレーキが作動しているような状態をも含めて後続
車に加減速状態を適切に知らせることができ、追突事故
を未然に防止できると共に、円滑な車の流れを確保でき
る車両用加減速表示装置を提供する点にある。
ジンブレーキが作動しているような状態をも含めて後続
車に加減速状態を適切に知らせることができ、追突事故
を未然に防止できると共に、円滑な車の流れを確保でき
る車両用加減速表示装置を提供する点にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するため、請求項１記載の発明は、図１のブロック図
で示すように、アクセルオン（ＡＳ；オン）に連動して
加速表示体Ｂに加速表示する加速表示手段１と、アクセ
ルオフ（ＡＳ；オフ）から遅延手段２で遅延させる遅延
時間の経過後に減速表示体Ｙに減速表示する減速表示手
段３とを備えている構成にした。
成するため、請求項１記載の発明は、図１のブロック図
で示すように、アクセルオン（ＡＳ；オン）に連動して
加速表示体Ｂに加速表示する加速表示手段１と、アクセ
ルオフ（ＡＳ；オフ）から遅延手段２で遅延させる遅延
時間の経過後に減速表示体Ｙに減速表示する減速表示手
段３とを備えている構成にした。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、アクセルオフ時に併用してブレーキを作動
させた場合（ＢＳ；オン）、減速の度合いが大きく、早
めに減速表示体Ｙに減速表示し、適切に減速状態を知ら
せるため、同図１に示すように、アクセルオフ時にブレ
ーキを作動させたとき（ＡＳ；オフでＢＳ；オン）、ア
クセルオフから減速表示に至る遅延時間を早める遅延時
間変更手段４を備えている構成にした。
明において、アクセルオフ時に併用してブレーキを作動
させた場合（ＢＳ；オン）、減速の度合いが大きく、早
めに減速表示体Ｙに減速表示し、適切に減速状態を知ら
せるため、同図１に示すように、アクセルオフ時にブレ
ーキを作動させたとき（ＡＳ；オフでＢＳ；オン）、ア
クセルオフから減速表示に至る遅延時間を早める遅延時
間変更手段４を備えている構成にした。
【０００８】請求項３記載の発明は、請求項１又は請求
項２記載の発明において、車両の減速が進んで停止近く
又は停止に至った状態を適切に知らせるため、同図１に
示すように、減速表示体Ｙによる減速表示の後に、停止
表示体Ｒに停止表示する停止表示手段５を備えている構
成にした。
項２記載の発明において、車両の減速が進んで停止近く
又は停止に至った状態を適切に知らせるため、同図１に
示すように、減速表示体Ｙによる減速表示の後に、停止
表示体Ｒに停止表示する停止表示手段５を備えている構
成にした。
【０００９】
【発明の作用効果】請求項１記載の発明では、図３に示
すように、アクセルオンに連動して、加速表示手段１に
より加速表示体Ｂが表示され、後続車に加速中であるこ
とを知らせることができる。走行中に、アクセルを離
し、アクセルオフすると、遅延手段２で遅延させる遅延
時間の経過後に、減速表示手段３により減速表示体Ｙが
表示され、エンジンブレーキの作動で減速していること
を後続車に知らせることができる。こうして、後続車に
加減速状態を適切に知らせることができ、追突事故を未
然に防止できると共に、円滑な車の流れを確保できる。
すように、アクセルオンに連動して、加速表示手段１に
より加速表示体Ｂが表示され、後続車に加速中であるこ
とを知らせることができる。走行中に、アクセルを離
し、アクセルオフすると、遅延手段２で遅延させる遅延
時間の経過後に、減速表示手段３により減速表示体Ｙが
表示され、エンジンブレーキの作動で減速していること
を後続車に知らせることができる。こうして、後続車に
加減速状態を適切に知らせることができ、追突事故を未
然に防止できると共に、円滑な車の流れを確保できる。
【００１０】請求項２記載の発明では、図４に示すよう
に、走行中に、アクセルオフと併用してブレーキを作動
させた場合、遅延時間変更手段４によりアクセルオフか
ら減速表示に至る遅延時間が早められる。ブレーキ併用
時は、ブレーキを併用しないエンジンブレーキのみの減
速の場合に比べて、その減速の度合いが大きい。こうし
て、ブレーキ併用による大きな減速度合いに応じて、早
期に減速表示体Ｙを表示でき、ブレーキを併用しない時
及びブレーキ併用時の双方につき、各減速状態を適切に
後続車に知らせることができる。
に、走行中に、アクセルオフと併用してブレーキを作動
させた場合、遅延時間変更手段４によりアクセルオフか
ら減速表示に至る遅延時間が早められる。ブレーキ併用
時は、ブレーキを併用しないエンジンブレーキのみの減
速の場合に比べて、その減速の度合いが大きい。こうし
て、ブレーキ併用による大きな減速度合いに応じて、早
期に減速表示体Ｙを表示でき、ブレーキを併用しない時
及びブレーキ併用時の双方につき、各減速状態を適切に
後続車に知らせることができる。
【００１１】請求項３記載の発明では、図３又は図４に
示すように、減速表示体Ｙによる減速表示の後に、停止
表示手段５により停止表示体Ｒが表示される。こうし
て、車両の減速が進んで停止近く又は停止に至った状態
を後続車に適切に知らせることができ、追突事故を一層
効果的に防止することができる。
示すように、減速表示体Ｙによる減速表示の後に、停止
表示手段５により停止表示体Ｒが表示される。こうし
て、車両の減速が進んで停止近く又は停止に至った状態
を後続車に適切に知らせることができ、追突事故を一層
効果的に防止することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係る車両用加減
速表示装置のブロック図を示し、後述する電気回路で構
成する制御部１００を備え、この制御部１００の入力側
に、アクセルペダルＡＰに付設し、該アクセルペダルＡ
Ｐの動作に連動してオン・オフが切換わるマイクロスイ
ッチ等から成るアクセルスイッチＡＳと、ブレーキ回路
ＢＣに至る通電線路に介装し、ブレーキペダルＢＰに連
動してオン・オフが切換わるブレーキスイッチＢＳとを
接続しており、出力側に、青色ランプで構成する加速表
示体Ｂと、黄色ランプで構成する減速表示体Ｙと、赤色
ランプで構成する停止表示体Ｒとを接続している。
速表示装置のブロック図を示し、後述する電気回路で構
成する制御部１００を備え、この制御部１００の入力側
に、アクセルペダルＡＰに付設し、該アクセルペダルＡ
Ｐの動作に連動してオン・オフが切換わるマイクロスイ
ッチ等から成るアクセルスイッチＡＳと、ブレーキ回路
ＢＣに至る通電線路に介装し、ブレーキペダルＢＰに連
動してオン・オフが切換わるブレーキスイッチＢＳとを
接続しており、出力側に、青色ランプで構成する加速表
示体Ｂと、黄色ランプで構成する減速表示体Ｙと、赤色
ランプで構成する停止表示体Ｒとを接続している。
【００１３】そして、制御部１００は、アクセルオンに
連動して加速表示体Ｂに加速表示する加速表示手段１、
アクセルオフから計時を開始する遅延手段２、この遅延
手段２で遅延させる所定の遅延時間の経過後に減速表示
体Ｙに減速表示する減速表示手段３、アクセルオフ時に
ブレーキが同時に又は時間遅れして作動されたとき、ア
クセルオフから減速表示に至る遅延時間を早める遅延時
間変更手段４、減速表示体Ｙによる減速表示の後に、停
止表示体Ｒに停止表示する停止表示手段５を具備してい
る。
連動して加速表示体Ｂに加速表示する加速表示手段１、
アクセルオフから計時を開始する遅延手段２、この遅延
手段２で遅延させる所定の遅延時間の経過後に減速表示
体Ｙに減速表示する減速表示手段３、アクセルオフ時に
ブレーキが同時に又は時間遅れして作動されたとき、ア
クセルオフから減速表示に至る遅延時間を早める遅延時
間変更手段４、減速表示体Ｙによる減速表示の後に、停
止表示体Ｒに停止表示する停止表示手段５を具備してい
る。
【００１４】尚、図１中、Ｖは車両のバッテリーを用い
た電源である。ＳＷは表示装置のパワースイッチ、ＰＬ
はパワーランプ、ＦＵはヒューズであり、これらは、運
転席近くのコンソールパネル２００に設置し、操作性を
良くしている。又、各表示体Ｂ，Ｙ，Ｒは、例えば後部
座席の後方に設置するランプホルダー３００に並設して
おり、後続車に見易くしている。
た電源である。ＳＷは表示装置のパワースイッチ、ＰＬ
はパワーランプ、ＦＵはヒューズであり、これらは、運
転席近くのコンソールパネル２００に設置し、操作性を
良くしている。又、各表示体Ｂ，Ｙ，Ｒは、例えば後部
座席の後方に設置するランプホルダー３００に並設して
おり、後続車に見易くしている。
【００１５】図２は、制御部１００の電気回路図を示
し、加速表示手段１、遅延手段２、減速表示手段３、遅
延時間変更手段４、停止表示手段５を構成するものであ
り、コンマ数秒から数秒間程度の範囲で予め任意に設定
する所定時間ｔ１毎にオン・オフを繰り返すフリッカ型
タイマ式第１リレーＴ１、通常のリレーから成る第２及
び第４リレーＲ２，Ｒ４、コンマ数秒から数秒間程度の
範囲で予め任意に設定する所定時間ｔ３，ｔ５，ｔ６の
遅延時間経過後に作動するタイマ式第３，第５，第６リ
レーＴ３，Ｔ５，Ｔ６、並びに、これら各リレーの接点
を具備している。以下、図３を参照しながら、実際の車
両走行を想定し、その制御を以下ａ，ｂ・・・・と順を追っ
て説明する。
し、加速表示手段１、遅延手段２、減速表示手段３、遅
延時間変更手段４、停止表示手段５を構成するものであ
り、コンマ数秒から数秒間程度の範囲で予め任意に設定
する所定時間ｔ１毎にオン・オフを繰り返すフリッカ型
タイマ式第１リレーＴ１、通常のリレーから成る第２及
び第４リレーＲ２，Ｒ４、コンマ数秒から数秒間程度の
範囲で予め任意に設定する所定時間ｔ３，ｔ５，ｔ６の
遅延時間経過後に作動するタイマ式第３，第５，第６リ
レーＴ３，Ｔ５，Ｔ６、並びに、これら各リレーの接点
を具備している。以下、図３を参照しながら、実際の車
両走行を想定し、その制御を以下ａ，ｂ・・・・と順を追っ
て説明する。
【００１６】ａ．先ず、パワースイッチＳＷをオンにす
ると、パワーランプＰＬが点灯し、搭乗するドライバー
に加減速表示装置が作動状態にあることを知らせる。
ると、パワーランプＰＬが点灯し、搭乗するドライバー
に加減速表示装置が作動状態にあることを知らせる。
【００１７】ｂ．車両が停止中のとき、アクセルスイッ
チＡＳはオフされており、電源ラインＶＣから第５リレ
ーＴ５のブレーク接点Ｔ５−ｂ及び第４リレーＲ４の第
１切換接点Ｒ４−ｃ１を介して第１リレーＴ１が励磁さ
れ、そのメイク接点Ｔ１−ａがオン・オフを繰り返し、
停止表示体Ｒが点滅し、後方の車に車両が停止中である
ことを知らせる。
チＡＳはオフされており、電源ラインＶＣから第５リレ
ーＴ５のブレーク接点Ｔ５−ｂ及び第４リレーＲ４の第
１切換接点Ｒ４−ｃ１を介して第１リレーＴ１が励磁さ
れ、そのメイク接点Ｔ１−ａがオン・オフを繰り返し、
停止表示体Ｒが点滅し、後方の車に車両が停止中である
ことを知らせる。
【００１８】ｃ．アクセルを踏み込んで走行を始める
と、アクセルスイッチＡＳはオンに換わり、第４リレー
Ｒ４が励磁されて、その第１切換接点Ｒ４−ｃ１が切換
わり、この接点Ｒ４−ｃ１及び第５リレーＴ５のブレー
ク接点Ｔ５−ｂを介して、第４リレーＲ４の励磁が自己
保持される。そして、電源ラインＶＣから、第５リレー
Ｔ５の第２切換接点Ｔ５−ｃ２及び第４リレーＲ４の第
１メイク接点Ｒ４−ａ１を介して、加速表示体Ｂが点灯
する。こうして、後続車に加速中であることを知らせ
る。
と、アクセルスイッチＡＳはオンに換わり、第４リレー
Ｒ４が励磁されて、その第１切換接点Ｒ４−ｃ１が切換
わり、この接点Ｒ４−ｃ１及び第５リレーＴ５のブレー
ク接点Ｔ５−ｂを介して、第４リレーＲ４の励磁が自己
保持される。そして、電源ラインＶＣから、第５リレー
Ｔ５の第２切換接点Ｔ５−ｃ２及び第４リレーＲ４の第
１メイク接点Ｒ４−ａ１を介して、加速表示体Ｂが点灯
する。こうして、後続車に加速中であることを知らせ
る。
【００１９】ｄ−１．アクセルペダルを離して、アクセ
ルスイッチＡＳをオフにすると、自己保持状態にある第
４リレーＲ４の第２メイク接点Ｒ４−ａ２を介して、第
２リレーＲ２が励磁され、その第１メイク接点Ｒ２−ａ
１を介して、第３リレーＴ３が励磁される。そして、こ
の第３リレーＴ３で計時する遅延時間ｔ３を経た後、そ
の切換接点Ｔ３−ｃを切換え、この接点Ｔ３−ｃ及び第
２リレーＲ２の第２メイク接点Ｒ２−ａ２を介して、第
５リレーＴ５を励磁する。続いて、この第５リレーＴ５
で計時する遅延時間ｔ５を経た後、その第１切換接点Ｔ
５−ｃ１を切換えて、減速表示体Ｙを点灯させると共
に、第５リレーＴ５のブレーク接点Ｔ５−ｂをオフにし
て第４リレーＲ４の自己保持を解除して第１メイク接点
Ｒ４−ａ１をオフにし、加速表示体Ｂを消灯させる。こ
うして、アクセルペダルを離してから、第３及び第５リ
レーＴ３，Ｔ５で計時するトータルの遅延時間ｔ３＋ｔ
５の経過後、後続車に、エンジンブレーキの作動で減速
していることを知らせる。
ルスイッチＡＳをオフにすると、自己保持状態にある第
４リレーＲ４の第２メイク接点Ｒ４−ａ２を介して、第
２リレーＲ２が励磁され、その第１メイク接点Ｒ２−ａ
１を介して、第３リレーＴ３が励磁される。そして、こ
の第３リレーＴ３で計時する遅延時間ｔ３を経た後、そ
の切換接点Ｔ３−ｃを切換え、この接点Ｔ３−ｃ及び第
２リレーＲ２の第２メイク接点Ｒ２−ａ２を介して、第
５リレーＴ５を励磁する。続いて、この第５リレーＴ５
で計時する遅延時間ｔ５を経た後、その第１切換接点Ｔ
５−ｃ１を切換えて、減速表示体Ｙを点灯させると共
に、第５リレーＴ５のブレーク接点Ｔ５−ｂをオフにし
て第４リレーＲ４の自己保持を解除して第１メイク接点
Ｒ４−ａ１をオフにし、加速表示体Ｂを消灯させる。こ
うして、アクセルペダルを離してから、第３及び第５リ
レーＴ３，Ｔ５で計時するトータルの遅延時間ｔ３＋ｔ
５の経過後、後続車に、エンジンブレーキの作動で減速
していることを知らせる。
【００２０】ｄ−２．図４に示すように、アクセルオフ
時にブレーキを併用して作動させた場合には、このブレ
ーキの作動が一次的なものでなく、第５リレーＴ５で計
時する遅延時間ｔ５を越える継続的なものであると、単
にアクセルを離した場合よりも減速の度合いが大きいこ
とから、減速表示体Ｙを早期に点灯させるようにしてい
る。すなわち、第３リレーＴ３で計時する遅延時間ｔ３
の途中で、ブレーキが作動されると、第３リレーＴ３の
タイムアップを待たずに、第５リレーＴ５の励磁を開始
し、この第５リレーＴ５で計時する遅延時間ｔ５を越え
てブレーキが継続的に作動されると、第５リレーＴ５の
第１切換接点Ｔ５−ｃ１を切換えて減速表示体Ｙを点灯
させると共に、加速表示体Ｂを消灯させているのであ
る。
時にブレーキを併用して作動させた場合には、このブレ
ーキの作動が一次的なものでなく、第５リレーＴ５で計
時する遅延時間ｔ５を越える継続的なものであると、単
にアクセルを離した場合よりも減速の度合いが大きいこ
とから、減速表示体Ｙを早期に点灯させるようにしてい
る。すなわち、第３リレーＴ３で計時する遅延時間ｔ３
の途中で、ブレーキが作動されると、第３リレーＴ３の
タイムアップを待たずに、第５リレーＴ５の励磁を開始
し、この第５リレーＴ５で計時する遅延時間ｔ５を越え
てブレーキが継続的に作動されると、第５リレーＴ５の
第１切換接点Ｔ５−ｃ１を切換えて減速表示体Ｙを点灯
させると共に、加速表示体Ｂを消灯させているのであ
る。
【００２１】ｅ．上記ｄ−１又はｄ−２において、減速
表示体Ｙの点灯及び加速表示体Ｂの消灯と同時に、第５
リレーＴ５の第２切換接点Ｔ５−ｃ２の切換わりによっ
て、この接点Ｔ５−ｃ２及び復帰した第４リレーＲ４の
第２切換設定Ｒ４−ｃ２を介して第６リレーＴ６が励磁
される。そして、第６リレーＴ６で計時する遅延時間ｔ
６を経た後、そのブレーク接点Ｔ６−ｂをオフにして、
第５リレーＴ５を消磁させ、その第１切換接点Ｔ５−ｃ
１を復帰させて、減速表示体Ｙを消灯させる共に、第５
リレーＴ５のブレーク接点Ｔ５−ｂ及び第４リレーＲ４
の第１切換接点Ｒ４−ｃ１の復帰により、第１リレーＴ
１を励磁し、停止表示体Ｒを点滅させている。こうし
て、減速が進んで車両が停止近く又は停止に至った状態
を後続車に知らせるようにしている。特に、この停止表
示体Ｒは、点滅式であるため、雨天時、濃霧時、夜間時
であっても、後続車に容易にその停止状態等を知らせる
ことができ、安全性を一層高めることができている。
表示体Ｙの点灯及び加速表示体Ｂの消灯と同時に、第５
リレーＴ５の第２切換接点Ｔ５−ｃ２の切換わりによっ
て、この接点Ｔ５−ｃ２及び復帰した第４リレーＲ４の
第２切換設定Ｒ４−ｃ２を介して第６リレーＴ６が励磁
される。そして、第６リレーＴ６で計時する遅延時間ｔ
６を経た後、そのブレーク接点Ｔ６−ｂをオフにして、
第５リレーＴ５を消磁させ、その第１切換接点Ｔ５−ｃ
１を復帰させて、減速表示体Ｙを消灯させる共に、第５
リレーＴ５のブレーク接点Ｔ５−ｂ及び第４リレーＲ４
の第１切換接点Ｒ４−ｃ１の復帰により、第１リレーＴ
１を励磁し、停止表示体Ｒを点滅させている。こうし
て、減速が進んで車両が停止近く又は停止に至った状態
を後続車に知らせるようにしている。特に、この停止表
示体Ｒは、点滅式であるため、雨天時、濃霧時、夜間時
であっても、後続車に容易にその停止状態等を知らせる
ことができ、安全性を一層高めることができている。
【００２２】尚、上記ｄ−１又はｄ−２並びにｅにおい
て、アクセルオフの状態から再びアクセルを踏み込んで
アクセルオンに切換えると、第４リレーＲ４が励磁され
て、加速表示体Ｂが点灯すると共に、第４リレーＲ４の
切換接点Ｒ４−ｃ１，Ｒ４−ｃ２が切換わることと、ア
クセルスイッチＡＳのオフのラインの通電が絶たれるこ
ととにより、他の全てのリレーＴ１，Ｒ２，Ｔ３，Ｔ
５，Ｔ６が消磁され、減速表示体Ｙ又は停止表示体Ｒは
たとえ点灯中であっても直ちに消灯し、上記ｃの状態に
復帰する。
て、アクセルオフの状態から再びアクセルを踏み込んで
アクセルオンに切換えると、第４リレーＲ４が励磁され
て、加速表示体Ｂが点灯すると共に、第４リレーＲ４の
切換接点Ｒ４−ｃ１，Ｒ４−ｃ２が切換わることと、ア
クセルスイッチＡＳのオフのラインの通電が絶たれるこ
ととにより、他の全てのリレーＴ１，Ｒ２，Ｔ３，Ｔ
５，Ｔ６が消磁され、減速表示体Ｙ又は停止表示体Ｒは
たとえ点灯中であっても直ちに消灯し、上記ｃの状態に
復帰する。
【００２３】ところで、以上の構成において、減速表示
体Ｙの点灯タイミングは、第３及び第５リレーＴ３，Ｔ
５の時間設定により、又、この減速表示体Ｙの点灯期間
は第６リレーＴ６の時間設定によりそれぞれ変更可能で
あるし、停止表示体Ｒの点滅間隔は第１リレーＴ１の時
間設定により変更可能であり、これらの時間設定を、き
びきびした走りを好むかやさしい走りを好むかといった
運転者のくせや年代に応じて変更可能であるし、又、市
街地走行、高速道路走行、山岳地域走行等の目的別に合
せて変更することもできるのである。そして、これらの
要求に応じて、運転の都度、容易に設定変更可能とする
ために、第１，第３，第５，第６リレーＴ１，Ｔ３，Ｔ
５，Ｔ６の時間設定ツマミをコンソールパネル２００上
に装備させるようにしてもよいのである。
体Ｙの点灯タイミングは、第３及び第５リレーＴ３，Ｔ
５の時間設定により、又、この減速表示体Ｙの点灯期間
は第６リレーＴ６の時間設定によりそれぞれ変更可能で
あるし、停止表示体Ｒの点滅間隔は第１リレーＴ１の時
間設定により変更可能であり、これらの時間設定を、き
びきびした走りを好むかやさしい走りを好むかといった
運転者のくせや年代に応じて変更可能であるし、又、市
街地走行、高速道路走行、山岳地域走行等の目的別に合
せて変更することもできるのである。そして、これらの
要求に応じて、運転の都度、容易に設定変更可能とする
ために、第１，第３，第５，第６リレーＴ１，Ｔ３，Ｔ
５，Ｔ６の時間設定ツマミをコンソールパネル２００上
に装備させるようにしてもよいのである。
【００２４】こうして、以上の一連の動作説明で明らか
にしたように、アクセルオンによる加速、並びに、アク
セルオフによる減速、更に、アクセルオフにブレーキを
併用した場合の減速、停止の各状態を適切に後続車に知
らせることができ、追突事故を未然に防止できると共
に、円滑な車の流れを確保できるのである。更に、山岳
地域での走行等の場合に、ベテランの運転者の車に後続
する初心者等が、先導するベテラン運転者のアクセルオ
ン・オフの時期を手本にすることもでき、ドライビング
ティーチャーとしての使い方もできるのである。
にしたように、アクセルオンによる加速、並びに、アク
セルオフによる減速、更に、アクセルオフにブレーキを
併用した場合の減速、停止の各状態を適切に後続車に知
らせることができ、追突事故を未然に防止できると共
に、円滑な車の流れを確保できるのである。更に、山岳
地域での走行等の場合に、ベテランの運転者の車に後続
する初心者等が、先導するベテラン運転者のアクセルオ
ン・オフの時期を手本にすることもでき、ドライビング
ティーチャーとしての使い方もできるのである。
【００２５】尚、以上のものでは、リレー回路により制
御部１００を構成したが、トランジスターやＩＣ等によ
る無接点素子により回路を構成してもよいし、又、マイ
クロコンピュータ等を用いて、ソフト的に各手段１，２
・・・・を構築するようにしてもよい。
御部１００を構成したが、トランジスターやＩＣ等によ
る無接点素子により回路を構成してもよいし、又、マイ
クロコンピュータ等を用いて、ソフト的に各手段１，２
・・・・を構築するようにしてもよい。
【００２６】又、加速表示体Ｂに青色ランプを、減速表
示体Ｙに黄色ランプを、停止表示体Ｒに赤色ランプをそ
れぞれ用い、信号機に倣って通常一般の人が注意を喚起
し易い色としたが、必ずしもこの色の組合せに限定され
るものではない。
示体Ｙに黄色ランプを、停止表示体Ｒに赤色ランプをそ
れぞれ用い、信号機に倣って通常一般の人が注意を喚起
し易い色としたが、必ずしもこの色の組合せに限定され
るものではない。
【００２７】更に、各表示体Ｂ，Ｙ，Ｒは、後部座席後
方に設置する他、運転席側の例えばコンソールパネル２
００上に装備させ、夜のドライブの際等に車内の雰囲気
を高める装飾として利用することもできるのである。
方に設置する他、運転席側の例えばコンソールパネル２
００上に装備させ、夜のドライブの際等に車内の雰囲気
を高める装飾として利用することもできるのである。
【図１】本発明にかかる車両用加減速表示装置のブロッ
ク図。
ク図。
【図２】同電気回路図。
【図３】同アクセルオンからアクセルオフに至る一連の
動作説明図。
動作説明図。
【図４】同アクセルオフとブレーキ併用時の動作説明
図。
図。
１；加速表示手段、２；遅延手段、３；減速表示手段、
４；遅延時間変更手段、５；停止表示手段、Ｂ；加速表
示体、Ｙ；減速表示体、Ｒ；停止表示体
４；遅延時間変更手段、５；停止表示手段、Ｂ；加速表
示体、Ｙ；減速表示体、Ｒ；停止表示体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−25197（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−275441（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−65449（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−262978（ＪＰ，Ａ) 実開 昭52−155480（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−155481（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−125239（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−192151（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−125745（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−3737（ＪＰ，Ｕ) 実開 平７−27951（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60Q 1/50 B60Q 1/44 B60Q 1/54
Claims (3)
- 【請求項１】 アクセルオンに連動して加速表示体
（Ｂ）に加速表示する加速表示手段（１）と、アクセル
オフから遅延手段（２）で遅延させる遅延時間の経過後
に減速表示体（Ｙ）に減速表示する減速表示手段（３）
とを備えていることを特徴とする車両用加減速表示装
置。 - 【請求項２】 アクセルオフ時にブレーキを作動させた
とき、アクセルオフから減速表示に至る遅延時間を早め
る遅延時間変更手段（４）を備えている請求項１記載の
車両用加減速表示装置。 - 【請求項３】 減速表示体（Ｙ）による減速表示の後
に、停止表示体（Ｒ）に停止表示する停止表示手段
（５）を備えている請求項１又は請求項２記載の車両用
加減速表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20424895A JP2826285B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 車両用加減速表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20424895A JP2826285B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 車両用加減速表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948278A JPH0948278A (ja) | 1997-02-18 |
| JP2826285B2 true JP2826285B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16487314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20424895A Expired - Lifetime JP2826285B2 (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 車両用加減速表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2826285B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6092272B2 (ja) | 2015-01-28 | 2017-03-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用走行制御装置 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP20424895A patent/JP2826285B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0948278A (ja) | 1997-02-18 |
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