JP2825145B2 - ケーブルクレーンの制御方法 - Google Patents

ケーブルクレーンの制御方法

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JP2825145B2
JP2825145B2 JP5265097A JP26509793A JP2825145B2 JP 2825145 B2 JP2825145 B2 JP 2825145B2 JP 5265097 A JP5265097 A JP 5265097A JP 26509793 A JP26509793 A JP 26509793A JP 2825145 B2 JP2825145 B2 JP 2825145B2
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bucket
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cable crane
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公城 高橋
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Kajima Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第2の支持点と第3の
支持点との間に取付けた軌索上を走行する走行トロリー
を設け、その走行トロリーと第1の支持点との間に設け
た主索にバケットを有するトロリーを移動自在に設けた
ケーブルクレーンの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブルクレーンはオペレータが
自分の目と耳とで情報を得てバケットを上下左右に操作
する技術は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、バケットの位置測定は第1の支持点から主索
上のトロリー4までの距離や軌索上の走行トロリー3か
ら他の支持点までの距離、バケット5からトロリー4ま
での距離をエンドレスウインチによりワイヤの巻上げな
どによって測定しバケット5の位置を算出するため、ケ
ーブルの撓み、エンドレスウインチのドラムとワイヤの
滑り等により無視できないが誤差を生ずる。
【0004】そのため、クレーンの操作が難しくなり熟
練オペレータしか操作できないという問題があった。
【0005】したがって本発明は主索や軌索の撓みや滑
り等に影響されず、そしてオペレータが熟練していなく
てもあらかじめ設定した目標位置にバケットを移動でき
るケーブルクレーンの制御方法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第2の
支持点(C)と第3の支持点(B)との間に取付けた軌
索(2)上を走行する走行トロリー(3)を設け、その
走行トロリー(3)と第1の支持点(A)との間に設け
た主索(1)にバケット(5)を有するトロリー(4)
を移動自在に設けたケーブルクレーンの制御方法におい
て、ケーブルクレーンの全体を見渡せる位置にバケット
(5)を追尾する追尾ステーション(7)を設置し、そ
のステーション(7)を原点(O、O)として第1ない
し第3の支持点を含む平面XY座標においてバケット
(5)を移動させる目的地点(X1、Y1)およびバケ
ット(5)の現在位置(x、y)を制御装置に記憶さ
せ、追尾ステーション(7)の計測手段でトロリー
(4)の位置を計測し、バケット(5)の位置の座標が
目的地の座標と一致するように走行トロリー(3)およ
びトロリー(4)を移動させ、トロリー(4)に設けた
レーザ装置(9)でトロリー(4)とバケット(5)と
の距離を測定し、トロリー(4)のZ座標からバケット
(5)のZ座標を求めて制御するようになっている。
【0007】
【0008】
【作用】したがって、制御装置は、バケットの位置決め
に関し、トロリーのXY座標だけを考慮すればよく、ま
たバケットの高さの測定はトロリーの高さから求めるの
で、演算が簡単となる。そしてトロリーおよび走行トロ
リーを作動してトロリーを目標地点に自動的に誘導で
き、目的地点を入力させればよいので、操作が容易であ
る。
【0009】
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明を実施する装置に
ついて説明する。
【0011】図1は軌索式ケーブルクレーンを示し、軌
索2は第2の支持点Cと第3の支持点Bとの間に取付け
られ、その軌索2にはその軌索2上を移動自在に走行ト
ロリー3が取付けられ、その走行トロリー3と第1の支
持点Aとの間には主索1が取付けられている。
【0012】そして、主索1上には移動自在にトロリー
4が取付けられ、そのトロリー4にはバケット5が設け
られている。
【0013】また、図3をも参照して、そのバケット5
には複数のプリズム6が設けられている。
【0014】さらに、ケーブルクレーンの全体を見渡せ
る位置にバケット5を追尾する追尾ステーション7が設
けられ、その追尾ステーション7には図示しない制御装
置が設置され、出力された信号に従い自動制御する事が
出来るよう構成されている。
【0015】次に本発明の実施例を説明する。
【0016】まず、ステーション7を原点(0、0)と
し、第1〜第3の支持点を含む平面XY座標において、
目的地点P1(X1、Y1)、バケット5の現在位置を
(x、y)とし目的地点の位置を制御装置に記憶させて
おく。
【0017】ここで、ステーション7でバケット5の位
置を計測しx<X1であればトロリー4をX座標の+方
向に駆動し、x>X1であればトロリー4は、−方向に
駆動される。
【0018】また、Y座標に付いても同様に構成されて
いるので、X、Y座標に付いて、いずれも0となるまで
トロリー4および走行トロリー3を駆動し、バケット5
を容易に目的地点に移動させることができる。
【0019】
【0020】このようにトロリー4すなわちバケット5
が目的地点P1に達したならば、図2に示すようにトロ
リー4の昇降手段でバケット5を下降させる。その際に
トロリー4にはプリズム8とレーザ装置9とが取付けら
れているので、トロリー4とバケット5との距離は、レ
ーザ装置9でその距離を測定した結果をhとし、トロリ
ー4のz座標をz1とすれば、バケット5の座標は(Z
1−h)と補正され、この値を基に制御を行えばよい。
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、まずトロ
リーのXY座標からトロリーを目的地点に移動させ、次
いでトロリーのZ座標およびトロリーとバケットとの距
離からバケットのZ座標を求めるので、制御が容易であ
り、非熟練者でもケーブルクレーンを操作してバケット
を目的地点に正確迅速に移動させることができる。した
がって、軌索式ケーブルクレーンのように3次元の制御
を必要とする場合に極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す全体構成の平面図。
【図2】バケットの昇降制御を示す説明図。
【図3】バケットの要部を示す側面図。
【符号の説明】
1・・・主索 2・・・軌索 3・・・走行トロリー 4・・・トロリー 5・・・バケット 6、8・・・プリズム 7・・・追尾ステーション 9・・・レーザ装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2の支持点(C)と第3の支持点
    (B)との間に取付けた軌索(2)上を走行する走行ト
    ロリー(3)を設け、その走行トロリー(3)と第1の
    支持点(A)との間に設けた主索(1)にバケット
    (5)を有するトロリー(4)を移動自在に設けたケー
    ブルクレーンの制御方法において、ケーブルクレーンの
    全体を見渡せる位置にバケット(5)を追尾する追尾ス
    テーション(7)を設置し、そのステーション(7)を
    原点(O、O)として第1ないし第3の支持点を含む平
    面XY座標においてバケット(5)を移動させる目的地
    点(X1、Y1)およびバケット(5)の現在位置
    (x、y)を制御装置に記憶させ、追尾ステーション
    (7)の計測手段でトロリー(4)の位置を計測し、バ
    ケット(5)の位置の座標が目的地の座標と一致するよ
    うに走行トロリー(3)およびトロリー(4)を移動さ
    せ、トロリー(4)に設けたレーザ装置(9)でトロリ
    ー(4)とバケット(5)との距離を測定し、トロリー
    (4)のZ座標からバケット(5)のZ座標を求めて制
    御することを特徴とするケーブルクレーンの制御方法。
JP5265097A 1993-10-22 1993-10-22 ケーブルクレーンの制御方法 Expired - Lifetime JP2825145B2 (ja)

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JPH07117983A JPH07117983A (ja) 1995-05-09
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JPH07117983A (ja) 1995-05-09

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