JP2824977B2 - ラベル - Google Patents
ラベルInfo
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- JP2824977B2 JP2824977B2 JP4345252A JP34525292A JP2824977B2 JP 2824977 B2 JP2824977 B2 JP 2824977B2 JP 4345252 A JP4345252 A JP 4345252A JP 34525292 A JP34525292 A JP 34525292A JP 2824977 B2 JP2824977 B2 JP 2824977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- label
- substrate
- thermosensitive coloring
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Electronic Switches (AREA)
Description
とえば、商品に貼付され、その商品の品名,銘柄,数
量,製造ロット番号,製造年月日,製造社名,価格およ
び説明などの必要事項を表示することができるラベルに
関する。
る。ラベル1はたとえば紙よりなる矩形の基材2を含
む。基材2の表面には、感熱発色層3が形成される。ま
た、基材2の裏面には、たとえば感圧接着性接着剤など
の接着剤からなる接着剤層4が形成される。さらに、接
着剤層4の表面には、たとえば紙および合成樹脂などか
らなる帯状の剥離紙5が形成される。剥離紙5の表面に
は、たとえばシリコンなどの剥離剤からなる剥離剤層が
形成されている。感熱発色層3の表面には、印刷層6が
形成され、まずラベル1にプレ印刷が行われる。そし
て、感熱プリンタを用いて、ラベル1の感熱発色層3に
発色画像を生じさせ、データなどが印刷される。
ラベルでは、感熱発色層の発色画像の保存性が乏しかっ
た。すなわち、ラベルを使用している間に、感熱発色層
の発色画像が薄くなったり、消えてしてしまう場合があ
った。また、従来の感熱プリント方式のラベルでは、カ
ラー印刷ができなかった。 一方、カラー印刷を行えるラ
ベルとしては、静電プリント方式のラベルが、従来より
知られており、たとえば特開平4−289891号公報
に開示されている。しかし、静電プリント方式のラベル
では、感熱プリント方式のラベルに比べ、細かい字が印
刷しにくかった。
熱発色層の発色画像の保存性に優れ、かつ、感熱プリン
ト方式の細かい字が印刷できるという長所と、静電プリ
ント方式のカラー印刷ができるという長所とを合わせ持
つラベルを提供することである。
基材の表面に形成され、導電性を有する感熱発色層と、
感熱発色層の表面に形成され、誘電性を有する透明また
は半透明なオーバコート層と、基材の裏面に形成される
導電層とを含む、ラベルである。
され、導電性を有する感熱発色層と、感熱発色層の表面
に形成され、誘電性を有する透明または半透明なオーバ
コート層と、基材の裏面に形成される接着剤層と、接着
剤層の表面に仮着される剥離紙と、剥離紙の表面で、接
着剤層と反対側に形成される導電層を含む、ラベルであ
る。
絶縁性顔料との混合体によって形成するのが好ましい。
発色層が保護されるため、感熱発色層の発色画像が薄く
なったり、消えてしまったりしにくい。
像の保存性に優れたラベルが得られる。また、この発明
にかかるラベルは、感熱プリント方式の細かい字が印刷
できるという長所と、静電プリント方式のカラー印刷が
できるという長所を合わせ持つ。しかも、導電層と感熱
発色層とを兼用し、誘電層とオーバコート層とを兼用す
ることによって、感熱プリント方式と静電プリント方式
とが共に可能であるにもかかわらず、ラベルを薄く形成
することができる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
り、図2は図1の線II−IIにおける断面図である。
ラベル10はたとえば紙よりなる矩形の基材12を含
む。基材12の表面には、感熱発色層14が形成され
る。また、感熱発色層14の表面には、透明または半透
明なオーバコート層16が形成される。基材12の裏面
には、たとえば感圧接着性接着剤などの接着剤からなる
接着剤層18が形成される。さらに、接着剤層18の表
面には、たとえば紙および合成樹脂などからなる帯状の
剥離紙20が仮着される。剥離紙20の表面には、たと
えばシリコンなどの剥離剤からなる剥離剤層が形成され
ている。また、剥離紙20の表面で、接着剤層18と反
対側には、導電層22が形成される。
性熱可塑性樹脂と絶縁性顔料との混合体によって形成さ
れる。オーバコート層16は、電荷の受容体として、帯
電した電荷を長時間保持することができる。また、オー
バコート層16は、耐水性,耐油性および耐光性を有す
る。
性,化学的安定性,トナー定着性などが要求され、塩酢
ビ共重合体樹脂,ブチラール樹脂,アクリル系共重合体
樹脂,ポリエステル系樹脂なとが、単独またはブレンド
して使用される。また、前記絶縁性熱可塑性樹脂として
は、水性エマルジョンなどの水性媒体系も使用され、代
表的な材料として、スチレン−ブタジエン系の乳化エマ
ルジョン,酢酸ビニル−クロトン酸のアルカリ溶液など
が挙げられる。
におさえながら、オーバコート層16の不自然な光沢を
消し、筆記性や捺印性などの実用的性質を付与するのが
主な目的であるが、電気特性の面からも、適度な放電ギ
ャップの形成による潜像の均一性,見掛け誘電率の増大
などの目的を有している。前記絶縁性顔料としては、炭
酸カルシウム,焼成カオリン,シリカなどを疎水化処理
したものが用いられる。
ともに導電性を有し、記録電圧印加時に印加された電圧
を効率良くピン電極直下の誘電層であるオーバコート層
16に集中させ、放電を効率良く生じさせる。導電層2
2も、同様に、記録電圧印加時に印加された電圧を効率
良くピン電極直下の誘電層であるオーバコート層16に
集中させ、放電を効率良く生じさせる。
は、湿度依存性が少なく、バリヤ性がよいことが要求さ
れ、変性でんぷん,ポバール,メチルセルロース,スチ
レン−ブタジエンラテックス,アクリルラテックスなど
のバインダ類が併用される。また、感熱発色層14およ
び導電層22のブロッキング,粘着性および光沢を減少
させ、白色度および不透明度を向上させるために、クレ
ー,酸化チタン,炭酸カルシウムなどの顔料が併用され
る。
色剤,呈色剤および結着剤が混合される。発色剤として
は、トリアリルメタン系染料,ジフェニルメタン系染
料,チアジン系染料,スピロ系染料,ラクタム系染料,
フルオラン系染料などが挙げられる。また、呈色剤とし
ては、無機酸性物質,フェノール性化合物,芳香カルボ
ン酸やフェノール性化合物および芳香カルボン酸と多価
金属との塩などの有機酸性物質などが挙げられる。結着
剤としては、たとえばポリビニルアルコール,メチルセ
ルロース,メトキシセルロースなどが挙げられる。
プリント方式でラベル10のオーバコート層16にプレ
印刷することができる。このとき、感熱発色層14およ
び導電層22の働きによって、オーバコート層16に安
定して電荷が帯電される。そして、オーバコート層16
に静電荷を保持させることによって、オーバコート層1
6にプレ印刷が行われる。
ンタを用いて、ラベル10の感熱発色層14に発色画像
を生じさせ、データなどが印刷される。
は、耐水性,耐油性および耐光性を有し、感熱発色層1
4の発色画像を保存する役割を果たす。すなわち、ラベ
ル10を使用している間に、感熱発色層の発色画像が薄
くなったり、消えたりしにくい。そのため、ラベル10
が貼付される商品の品名,銘柄などの表示が保存され、
ラベル10の信頼性が確保される。また、この発明にか
かるラベルは、感熱プリント方式の細かい字が印刷でき
るという長所と、静電プリント方式のカラー印刷ができ
るという長所を合わせ持つ。
接着剤層18を形成し、接着剤層18の表面に剥離紙2
0を仮着し、剥離紙20の表面で、接着剤層18と反対
側に導電層22を形成した。しかし、基材12の裏面に
導電層22を形成してもよい。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材、 前記基材の表面に形成され、導電性を有する感熱発色
層、 前記感熱発色層の表面に形成され、誘電性を有する透明
または半透明なオーバコート層、および前記基材の裏面
に形成される導電層を含む、ラベル。 - 【請求項2】 基材、 前記基材の表面に形成され、導電性を有する感熱発色
層、 前記感熱発色層の表面に形成され、誘電性を有する透明
または半透明なオーバコート層、 前記基材の裏面に形成される接着剤層、 前記接着剤層の表面に仮着される剥離紙、および前記剥
離紙の表面で、前記接着剤層と反対側に形成される導電
層を含む、ラベル。 - 【請求項3】 前記オーバコート層は、絶縁性熱可塑性
樹脂と絶縁性顔料との混合体によって形成される、請求
項1または請求項2のラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4345252A JP2824977B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4345252A JP2824977B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ラベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06167930A JPH06167930A (ja) | 1994-06-14 |
JP2824977B2 true JP2824977B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=18375338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4345252A Expired - Fee Related JP2824977B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824977B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179687A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 静電感熱記録方法 |
JPS5943979U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-23 | 三菱製紙株式会社 | 感熱発色・圧力接着ラベル |
JPH04289891A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-14 | Toray Ind Inc | ラベル用積層体 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4345252A patent/JP2824977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06167930A (ja) | 1994-06-14 |
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