JP2823656B2 - 皮膚レプリカ材 - Google Patents

皮膚レプリカ材

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JP2823656B2 JP2128604A JP12860490A JP2823656B2 JP 2823656 B2 JP2823656 B2 JP 2823656B2 JP 2128604 A JP2128604 A JP 2128604A JP 12860490 A JP12860490 A JP 12860490A JP 2823656 B2 JP2823656 B2 JP 2823656B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は皮膚レプリカ材に関し、さらに詳しくは、皮
膚表面の微妙な凹凸を正確にしかもシャープな立体像を
反射型顕微鏡下に得ることができるような皮膚レプリカ
材に関する。
〔従来の技術〕 従来、平均重合度1000〜1500のポリビニルアルコール
(以下、「PVA」と記載する)を主成分とした皮膚レプ
リカ材が、特開平1−250223号公報などで知られてい
る。
また、ジオルガノポリシロキサンと硬化触媒と顔料な
どとを含んだ皮膚レプリカ材が、特開昭59−46941号公
報や特開昭54−56280号公報などで知られている。
またそのほかにも、ジオルガノポリシロキサンを主剤
とする皮膚レプリカ材が特開昭55−106139号公報などで
知られている。
また、英国フレキシコ(FLEXICO)社から、ジオルガ
ノポリシロキサンを主剤とした皮膚レプリカ材シルフロ
(SILFLO)も市販されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記したような従来の皮膚レプリカ材に
は、得られる皮膚表面の解析像が不鮮明であるという問
題点があった。
例えば、PVAを用いる従来の皮膚レプリカ材で皮膚レ
プリカを製造すると、素材が透明であり、立体像を得に
くいという問題点が本発明者の研究で発見された。
また、ジオルガノポリシロキサンは比較的高価な素材
であって、ジオルガノポリシロキサンを用いた従来の皮
膚レプリカ材も、非常に高価になるという問題点があっ
た。
更に、ジオルガノポリシロキサンを用いる皮膚レプリ
カ材の場合、実際に皮膚表面のレプリカを採取しようと
すれば、硬化剤を配合してある第2剤及び希釈剤を使用
のたびごとにジオルガノポリシロキサンにわざわざ添加
しなければならず、それだけ使用者の手間が繁雑になる
という問題点もあった。
本発明は、このような従来の問題点を解消し、より解
明な立体像を得ることが出来、安価でしかも使用操作も
容易な皮膚レプリカ材を提供することを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、本発明の皮膚レプ
リカ材は、ポリビニルアルコールと、粉体と、水とを必
須成分とする。
特に、皮膜形成助剤と、皮膜柔軟剤と、剥離性コント
ロール剤と、エタノールと、防腐剤と、抗酸化剤との内
の少なくとも1種、好ましくは全てを含んでいると更に
好ましい。
以下、本発明の更に詳しく説明する。
本発明で用いる皮膚形成剤としてのポリビニルアルコ
ールは、平均重合度が500〜2500、好ましくは1000〜150
0程度であると望ましい。
本発明で用いる粉体には、原則として皮膚レプリカ形
成膜を不透明にする作用があれば足りる。そのような粉
体としては、具体的には例えば酸化チタン、酸化亜鉛な
どの白色顔料、酸化物、群青などの有色顔料などを挙げ
ることができる。
粉体の粒径は、平均0.4ミクロン〜0.04ミクロン、好
ましくは0.2ミクロン〜0.05ミクロンが望まいし。ま
た、粉体の表面を界面活性剤やリン酸カルシウムなどで
表面コーティングして、親水化処理を行うと粉体の分散
性が向上してよい。
本発明で用いる水は精製水が好ましい。
また、本発明では皮膚形成助剤を用いるとよい。皮膚
形成助剤としては、例えばガム質、天然水溶性高分子化
合物あるいは、合成水溶性高分子化合物などが好まし
い。
ガム質としては、キサンタンガム、アラビヤゴム、グ
アヤク脂、アイルランド苔、カラヤゴム、トラガカント
ゴム、クインシードなどが好ましい。
上記ガム質以外で天然水溶性高分子化合物としては、
寒天、ガゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、
ペクチン酸ナトリウム、デンプン、アルギン酸ナトリウ
ム、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セル
ロースなどが好ましい。
またこの他に、合成水溶性高分子化合物では、ポリビ
ニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリ酢
酸ビニル、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン
グリコールなどが好ましい。
これらの皮膜形成助剤はそれぞれ単独で用いてもよく
組み合わせて用いてもよい。その中でも特にセルロー
ス、キサンタンガム、あるいはポリオキシエチレン、ポ
リオキシプロピレングリコールなどが好ましい。
本発明で用いる皮膜柔軟剤は、皮膚レプリカに適度な
柔軟性を確保させるための配合物であり、具体的には多
価アルコールを挙げることができる。多価アルコールは
適宜な割合で用いられるとよい。
多価アルコールとしては、例えば1,3−ブチレングリ
コール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
プロピレングリコール、グリセリン、ソルビート、ぶど
う糖、ショ糖などを挙げることができる。その中でも1,
3−ブチレングリコールが特に好ましい。
また、本発明で用いる剥離性コントロール剤として
は、例えば、油剤、界面活性剤などを挙げることができ
る。
油剤としては、例えば油脂類、炭化水素類、ロウ・エ
ステル類、高級脂肪酸類、高級アルコール類などを挙げ
ることができる。
例えば油脂類としては、アボカド油、アーモンド油、
オリーブ油、ゴマ油、サフラワー油、大豆油、ツバキ
油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマシ油、落花生油、
タートル油、ミンク油、卵黄油など及びこれらの硬化油
などを挙げることができる。
また、炭化水素類としては例えば、スクワラン、流動
パラフィン、ワセリン、オゾケライト、セレシンなどを
挙げることができる。
また、ロウ・エステル類としては、ミツロウ、カルナ
ウバ、合成鯨ロウなどを挙げることができる。
また、高級脂肪酸類としては、ステアリン酸、カプリ
ン酸、ウンデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ベ
ヘン酸、イソステアリン酸などを挙げることができる。
また、高級アルコール類としては、セタノール、ステ
アリルアルコールなどを挙げることができる。
これらの油剤は単独で用いてもよく、組み合わせて用
いてもよい。その中でも特に、流動パラフィンあるいは
ステアリン酸などが好ましい。
次に、界面活性剤としては、化粧料などに界面活性剤
として一般に用いることのできる化合物を挙げることが
できる。まず、非イオン界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体なども好
ましい。
具体的にはモノステアリン酸ポリオキシエチレンソル
ビタン、モノオレイン酸ソルビタンなどが好ましい。
更に、多くのアニオン界面活性剤を挙げることができ
る。例えばカルボン酸塩類、スルホン酸塩類、硫酸エス
テル塩類、燐酸エステル塩類なども好ましい。
更に、カチオン界面活性剤を挙げることができる。例
えばアミン塩類、その四級アンモニウム塩類も好まし
い。
更に両性界面活性剤を挙げることができる。この他に
も、フッ素系界面活性剤、ポリペプチド誘導体、天然界
面活性剤も挙げることができる。
これらの界面活性剤は、それぞれ単独で用いてもよ
く、組み合わせて用いてもよい。
本発明で用いるエタノールは、天然品でも合成品でも
よい。
本発明ではまた、防腐剤及び抗酸化剤を用いると保存
性が向上してよい。
防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸メチル、
パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピ
ルなどが好ましい。また、抗酸化剤としては、例えばジ
ブチルヒドロキシトルエン、δ−トコフェロールなどが
好ましい。
これらの防腐剤や抗酸化剤などは個々単独で用いても
よく、組み合わせて用いてもよい。
本発明の皮膚レプリカ材では、全重量中PVAは、5〜3
0重量%、好ましくは10〜20重量%含まれているとよ
い。
PVAの割合が5〜30重量%の場合には良好な皮膜が形
成されるので好ましい。
粉体は、全重量中5〜25重量%、好ましくは10〜15重
量%含まれているとよい。
水の割合は、全重量中、30〜80重量%、好ましくは50
〜70重量%が望ましい。
また、全重量中多価アルコールは1〜10重量%、油剤
と界面活性剤とは両者合わせた合計で1〜30重量%、エ
タノールは1〜20重量%、防腐剤及び抗酸化剤は適量含
まれているとよい。
本発明の皮膚レプリカ材では、上記のような配合物の
混合物が少なくとも見かけ上は均質状態を示していると
よい。
皮膚レプリカ材の調整は例えば次のようにして行うと
よい。
皮膜形成剤のPVAや粉体を含むA剤と、剥離性コント
ロール剤の油剤を含むB剤とを調整する。
A剤には、皮膜形成剤や粉体の他に、皮膜形成助剤、
皮膜柔軟剤、更に一部の精製水を、それぞれ適宜な割合
で配合するとよい。
また、B剤には、油剤の他に、界面活性剤、防腐剤、
抗酸化剤を、それぞれ適宜に割合で配合するとよい。
上記のA剤、B剤、及び、必要量の精製水をそれぞれ
単独に60〜90℃に加温し、A剤とB剤とについてはそれ
ぞれの系中が均質な分散状態になるまで撹拌する。
次いで、このように加温したB剤に、同じく加温した
必要量の精製水を加えて反転乳化させる。このようにし
て得た乳化物Iを加温したA剤に加え、均質な乳化剤II
を得る。次いで撹拌しながら40〜30℃まで冷却し、更に
エタノールを加えて皮膚レプリカ材を得る。
上記のようにして得た皮膚レプリカ材は、安価でしか
も使用操作も容易であり、例えば次のようにして使用す
るとよい。
上記の皮膚レプリカ材を0.1〜0.2gほど指又はへらで
採取し、被験者の皮膚表面に、だいたい2cm×2cmの広さ
に塗布して皮膚レプリカ形成膜を得る。
このように塗布して得た皮膚レプリカ形成膜は、一般
には5〜10分程度で乾燥し、フィルム状になる。ただ
し、その乾燥時間はポリビニルアルコールの重合度、
量、エタノールの量及び環境の温度や湿度の影響を受け
る。
ついで、あらかじめ用意した粘着性シールを乾燥した
その皮膚レプリカ形成膜の上に貼着し、粘着性シールの
粘着力でその皮膚レプリカ形成膜を皮膚表面からはが
し、粘着面に皮膚レプリカを得る。
皮膚表面の観察は反射型顕微鏡を用いるとよい。すな
わち、皮膚からはがした皮膚レプリカの貼ってある粘着
シールをレプリカホルダー1に設定する。レプリカホル
ダー1は第3図に示す。次いで、そのような皮膚レプリ
カを反射型顕微鏡で観察する。
このようにして反射型顕微鏡で観察すると、皮膚表面
の微妙な凹凸を正確にしかもシャープな立体像として観
察することができる。
また、このように粘着性シールを用いて皮膚レプリカ
を採取すると、皮膚からはがした後のレプリカ膜が時間
とともに自然に巻回するという事態を防ぐことが出来て
好ましい。また、レプリカホルダー1に皮膚レプリカを
設定すると、比較的機械的に外部からの力に弱い皮膚レ
プリカに機械的強度を補うことが出来、長期間保存が可
能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
<実施例1> 次のような成分を含んだA剤、B剤、C剤、D剤のそ
れぞれを調製した。
上記のA〜C剤を各々独立に80℃に加温し均質な分散
液を得た。
このようにして得られたB剤にC剤を加えて反転乳化
後、この乳化物をA剤に加えた。
40℃まで冷却後、D剤を加え30℃まで冷却し、皮膚レ
プリカ材を得た。
次いで、上記した皮膚レプリカ材の実際の使用方法に
準じ、あらかじめ指定した被験者の皮膚からレプリカホ
ルダーに皮膚レプリカを採取し、顕微鏡観察した。
皮膚の表面状態(生物の形態をあらわす)について、
本発明の皮膚レプリカで得た皮膚レプリカ顕微鏡写真図
を第1図に示す、倍率は15倍である。
また、皮膚の表面状態(生物の形態をあらわす)につ
いて、従来のシルフロを使って得た皮膚レプリカ顕微鏡
写真図を第2図に示す。倍率は15倍である。
上記の結果から、実施例1の解析像はシルフロの解析
像よりもはるかに鮮明であることが分かった。
〔発明の効果〕
本発明は、上記のような構成で出来ているから、より
鮮明な解析像を得ることが出来、安価でしかも使用操作
も容易な皮膚レプリカ材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1による頬部分の皮膚の表面状態(生物
の形態を表す)の反射顕微鏡写真図であり、第2図はシ
ルフロによる同一部位の皮膚の表面状態(生物の形態を
表す)の反射顕微鏡写真図であり、第3図はレプリカホ
ルダーの斜視図である。 1……レプリカホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−82947(JP,A) 特開 昭63−107909(JP,A) 特開 昭51−57837(JP,A) 特開 平2−112477(JP,A) 特開 平2−145512(JP,A) 特開 昭52−31836(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 5/103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均重合度500〜2500のポリビニルアルコ
    ール5〜30重量%と、粉体と、水とを含有してなる皮膚
    レプリカ材。
  2. 【請求項2】皮膜形成助剤、皮膜柔軟剤、剥離性コント
    ロール剤、エタノール、防腐剤ならびに抗酸化剤から選
    択される少なくとも一種を含有する請求項1に記載の皮
    膚レプリカ材。
JP2128604A 1990-05-18 1990-05-18 皮膚レプリカ材 Expired - Lifetime JP2823656B2 (ja)

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