JP2822942B2 - トークン障害検出方法 - Google Patents

トークン障害検出方法

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JP2822942B2
JP2822942B2 JP7184182A JP18418295A JP2822942B2 JP 2822942 B2 JP2822942 B2 JP 2822942B2 JP 7184182 A JP7184182 A JP 7184182A JP 18418295 A JP18418295 A JP 18418295A JP 2822942 B2 JP2822942 B2 JP 2822942B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トークン障害検出
方法に関し、特に二重化リング状ネットワークを構成す
る各システムバスの使用権を制御するトークンの紛失箇
所を推定するトークン障害検出方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】リング状ネットワークでは、複数のモジ
ュール(ノード)が同時にシステムバス(媒体)を使用
不可能なことから、システムバスの使用を予約する方法
として、トークン(TKN)と呼ばれる特殊なフレーム
を各モジュール間で転送し、これを受信した任意のモジ
ュールがシステムバスの使用を予約できるトークンパッ
シング方式が用いられる。
【0003】したがって、このトークンが何らかの原因
で紛失した場合には、システムバスの使用権が制御でき
なくなるため、任意のモジュールにて常時トークンを検
出し、所定時間以上検出できない場合、すなわちトーク
ンタイムアウト(TKN T.O)が発生した場合に
は、トークン障害が発生してトークンが紛失したと判断
して、新たなトークンを生成するものとなっている。
【0004】従来、この種のトークン障害検出方法は、
図4に示すような構成となっていた(例えば、特開昭6
2−175044号公報など)。同図において、1はシ
ステムバス0系(現用系)3およびシステムバス1系
(予備系)4の切替制御を行うマスタモジュール、2は
各システムバスを介して任意のモジュールとデータをや
り取りすることにより、所定の処理を実行するn個のス
レーブモジュール#1〜#nである。特に、このネット
ワークでは、システムバスがシステムバス0系および1
系により二重化されており、いずれかに障害が発生した
場合には、他方に切り替えて使用するものとなってい
る。
【0005】マスタモジュール1において、10はシス
テムバス3および4で発生したトークンタイムアウト回
数をカウントするトークンタイムアウトカウンタ13を
有するマスタプロセッサ、11はトークンパッシング方
式に基づいてシステムバス3または4とマスタプロセッ
サ10との間で送受信データのやり取りを行うととも
に、トークンタイムアウトを検出するトークンタイムア
ウト検出回路12を有するシステムバスアダプタ(SB
A−M)であり、それぞれシステムバス3,4に対して
二重化されて設けられている。
【0006】スレーブモジュール2において、20はシ
ステムバス3,4を介して各種データをやり取りするこ
とにより所定の処理を行う上位装置であるスレーブプロ
セッサ、21はトークンパッシング方式に基づいてシス
テムバス3または4とスレーブプロセッサ20との間で
送受信データのやり取りを行うとともに、トークンタイ
ムアウトを検出するトークンタイムアウト検出回路22
を有するシステムバスアダプタ(SBA−S)であり、
それぞれシステムバス3,4に対して二重化されて設け
られている。
【0007】今、現用系としてシステムバス(0系)3
が使用されており、マスタモジュール1のトークンタイ
ムアウト検出回路12でトークンタイムアウトが検出さ
れた場合、マスタプロセッサ10は対応するシステムバ
ス3のトークンタイムアウトカウンタ13でその検出回
数をカウントする。したがって、この検出回数が、ネッ
トワーク規模などに応じて設定される規定値以上となっ
た場合には、現在使用しているシステムバス3に障害が
あると判断して、他方のシステムバス4に切替制御する
ものとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来のトークン障害検出方法では、マスタモジュール
1のトークンタイムアウト検出回路12により検出され
たトークンタイムアウトの回数に基づいてトークン障害
の発生有無を判断するものとなっているため、いずれの
箇所でトークン障害が発生したのか、その障害発生箇所
を推定することができないという問題点があった。
【0009】また、マスタプロセッサ10により、予備
系のシステムバス4を介して各スレーブモジュール2に
おける現用系システムバス3のトークンタイムアウトの
検出有無を確認する方法も考えられるが、実際には最初
にトークンタイムアウトを検出したモジュール以降、す
べてのモジュールで順にトークンタイムアウトが検出さ
れて行くため、固定的ではなく間欠的あるいは突発的に
発生する障害の発生箇所を正確に推定することは困難で
あった。本発明はこのような課題を解決するためのもの
であり、トークンの紛失障害が発生した箇所を正確に推
定することができるトークン障害検出方法を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるトークン障害検出方法は、各モ
ジュールに、現用系として用いられているシステムバス
から所定時間以上トークンが検出されない場合にトーク
ンタイムアウトを検出するトークンタイムアウト検出回
路と、このトークンタイムアウト検出回路で検出された
トークンタイムアウトの回数を計数するトークンタイム
アウトカウンタとを設けて、各モジュールは、トークン
タイムアウト検出回路によりトークンタイムアウトの発
生を検出するとともに、トークンタイムアウトカウンタ
によりトークンタイムアウトの検出回数を計数し、マス
タモジュールは、自装置で検出されたトークンタイムア
ウト回数が、所定の許容回数以上となった場合、現用系
を一方のシステムバスから今まで予備系であった他方の
システムバスに切り替えた後、新たに現用系となった他
方のシステムバスにトークンを転送するとともに、新た
に現用系となったシステムバスを介してすべてのモジュ
ールのトークンタイムアウトカウンタからそれぞれのモ
ジュールで検出されたトークンタイムアウト回数を収集
し、これら収集されたトークンタイムアウト回数をそれ
ぞれ比較することによってトークンが紛失した障害発生
箇所を推定するようにしたものである。
【0011】したがって、マスタモジュールにおいて検
出されたトークンタイムアウト回数が所定の許容回数以
上となった場合、マスタモジュールにより、新たに現用
系となったシステムバスにトークンを転送するととも
に、新たに現用系となったシステムバスを介してすべて
のモジュールのトークンタイムアウトカウンタからそれ
ぞれのモジュールで検出されたトークンタイムアウト回
数が収集され、これら収集されたトークンタイムアウト
回数がそれぞれ比較されてトークンが紛失した障害発生
箇所が推定される。
【0012】また、マスタモジュールは、すべてのモジ
ュールから収集したトークンタイムアウト回数のうち、
隣接する2つのモジュールから収集されたトークンタイ
ムアウト回数をそれぞれ比較することによってトークン
が紛失した障害発生箇所を推定するようにしたものであ
る。したがって、マスタモジュールにより、隣接する2
つのモジュールから収集されたトークンタイムアウト回
数がそれぞれ比較されてトークンが紛失した障害発生箇
所が推定される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態であるトー
クン障害検出方法を用いた二重化リング状ネットワーク
の構成図である。同図において、前述と同じまたは同等
部分には、同一符号を付してある。
【0014】スレーブモジュール2において、25はト
ークンパッシング方式に基づいてシステムバス3または
4とスレーブプロセッサ20との間で送受信データのや
り取りを行うとともに、トークンタイムアウトを検出す
るトークンタイムアウト(TKN T.O)検出回路2
6、およびトークンタイムアウト検出回路26で検出さ
れたトークンタイムアウトの回数をカウントするトーク
ンタイムアウトカウンタ27を有するシステムバスアダ
プタ(SBA−S)であり、それぞれシステムバス3,
4に対して二重化されて設けられている。
【0015】次に、図2を参照して、本発明の動作を説
明する。図2は、障害箇所検出方法を示す説明図であ
り、特に、現用系として用いられているシステムバス
(0系)3に関する部分のみを示してある。システムバ
ス3には、マスタモジュール1とn個のスレーブモジュ
ール2がリング状に接続されており、正常時には、シス
テムバス3上でトークンが転送され、システムバス3の
使用権が制御される。
【0016】ここで、地点Pにおいて何らかの障害が発
生した場合、スレーブモジュール#k−1から送信され
たトークンは地点Pにて紛失する。これに応じて下流側
に隣接するスレーブモジュール#kでは、トークンを受
信することができず、すべてのモジュールのうちで最も
過去にトークンを送信していることから、すべてのモジ
ュールのうちで最も早くトークンタイムアウトがトーク
ンタイムアウト検出回路26により検出される。
【0017】次に、スレーブモジュール#k+1のトー
クンタイムアウト検出回路26がトークンタイムアウト
を検出し、同様にして、スレーブモジュール#k+2
(図示せず)、…、スレーブモジュール#N、マスタモ
ジュール1、スレーブモジュール#1、…、スレーブモ
ジュール#k−1の順にトークンタイムアウトが検出さ
れるものとなる。
【0018】また、各モジュールのトークンタイムアウ
ト回路26では、トークンタイムアウト検出後、再び所
定の時間を設定してトークンタイムアウトの検出待ちを
実施する。したがって、スレーブモジュール#k−1で
トークンタイムアウトが検出された後、再びスレーブモ
ジュール#kから順に2回目のトークンタイムアウトが
検出されるものとなる。
【0019】これらトークンタイムアウトの回数は、各
スレーブモジュール2のシステムバスアダプタ25内の
トークンタイムアウトカウンタ27で、それぞれカウン
トされる。一方、マスタモジュール1でもトークンタイ
ムアウトの回数がマスタプロセッサ10内のトークンタ
イムアウトカウンタ13でカウントされる。
【0020】ここで、マスタプロセッサ10には、シス
テムバス切り替えの判断基準としてトークンタイムアウ
トの許容回数mthが予め設定されており、マスタプロセ
ッサ10はこの許容回数mthとトークンタイムカウンタ
13のカウント値mとを比較し、mがmth以上となった
場合に、現在使用している現用系システムバスから予備
系システムバスへの切り替え、この場合にはシステムバ
ス3からシステムバス4への切り替えを行うとともに、
新たなトークンを生成してシステムバス3に送出する。
【0021】これと同時に、マスタプロセッサ10は、
システムバスアダプタ(SBA−M)11を制御して、
システムバス4から各スレーブモジュール2に対し、図
3(a)に示すようなトークンタイムアウト読出しコマ
ンドを送出することにより、すべてのスレーブモジュー
ル#1〜#nから、各スレーブモジュール2のトークン
タイムアウトカウンタ27の値を収集する。なお、図3
の各コマンドおよびステータスを示すフレームは、一般
的なHDLC(ハイレベル・データ・リンク・コントロ
ール)に基づくものであり、詳細な説明は省略する。
【0022】これに応じて、各スレーブモジュール2の
システムバス(1系)4側のシステムバスアダプタ25
は、現用系として使用していたシステムバス(0系)3
のトークンタイムアウトカウンタ27からそのカウント
値を読出し、図3(b)に示すようなトークンタイムア
ウト回数応答ステータスにより、自局で検出されたトー
クンタイムアウト回数をマスタモジュール1に通知す
る。
【0023】このようにして、マスタモジュール1は、
すべてのスレーブモジュール2からトークンタイムアウ
ト回数を収集し、これら値をそれぞれ比較することによ
り障害発生箇所を推定する。まず、図2に示すように、
m回目のトークンタイムアウトがスレーブモジュール#
kから順に検出され、マスタモジュール1でm回目のト
ークンタイムアウトが検出された時点で、新たなトーク
ンがシステムバス3に送信されるため、マスタスレーブ
より下流のスレーブモジュール#1〜#k−1ではm回
目のトークンタイムアウトが検出されなくなる。
【0024】したがって、すべてのスレーブモジュール
2から収集したトークンタイムアウト回数を比較した場
合、障害発生箇所である地点Pを挟む両側のスレーブモ
ジュール#kとスレーブ#k−1とでは、トークンタイ
ムアウト回数がそれぞれm,m−1となって差が生じる
ものとなり、この差を検査することにより、いずれのモ
ジュール間で障害が発生したのかを推定することができ
る。
【0025】この後、マスタモジュール1のプロセッサ
10により、システムバスアダプタ11が制御されて、
図3(c)に示すようなトークンタイムアウト回数クリ
アコマンドが同報にてシステムバス3に送信され、これ
に応じて各スレーブモジュール2のシステムバス(0
系)3側のトークンタイムアウトカウンタ27のカウン
ト値がクリアされ、新たなトークンタイムアウト検出回
数のカウント動作が開始される。
【0026】また、マスタモジュール1とその上流側に
隣接するスレーブモジュール#nとの間で障害が発生し
た場合には、マスタモジュール1にてトークンタイムア
ウトが最初に検出されることから、マスタモジュール1
で検出されるトークンタイムアウト回数が他のスレーブ
モジュール2に比較して最も大きくなる。したがって、
マスタモジュール1で検出されたトークンタイムアウト
回数mが、許容回数mth以上となった時点において、他
のスレーブモジュール2のトークンタイムアウトより大
きい場合には、マスタモジュール1とその上流側に隣接
するスレーブモジュール#nとの間に障害発生箇所があ
ると判推定される。
【0027】また、マスタモジュール1とその下流側に
隣接するスレーブモジュール#1との間で障害が発生し
た場合には、スレーブモジュール#1にてトークンタイ
ムアウトが最初に検出されることから、マスタモジュー
ル1で検出されるトークンタイムアウト回数が他のスレ
ーブモジュール2と等しくなる。したがって、マスタモ
ジュール1で検出されたトークンタイムアウト回数m
が、許容回数mth以上となった時点において、他のスレ
ーブモジュール2のトークンタイムアウトと等しい場合
には、マスタモジュール1とその下流側に隣接するスレ
ーブモジュール#1との間に障害発生箇所があると推定
される。
【0028】このように、ネットワークを構成するすべ
てのモジュールにトークンタイムアウト検出回路、およ
び検出されたトークンタイムアウト回数を記憶するトー
クンタイムアウトカウンタを設けて、マスタモジュール
1で検出されたトークンタイムアウト回数が許容回数以
上となった場合には、すべてのスレーブモジュール2か
らトークンタイムアウト回数を収集し、これらトークン
タイムアウトを比較することにより障害発生箇所を推定
するようにしたので、システムバスの切断などによる固
定的な障害だけではなく、ノイズなどに起因して間欠的
あるいは突発的に発生するトークン紛失障害であって
も、その障害発生箇所が推定される。
【0029】なお、以上の説明において、隣接するモジ
ュールのトークンタイムアウト回数を比較し、これらト
ークンタイムアウト回数の差に基づいて障害発生箇所を
推定するようにした場合について説明したが、これに限
られるものではなく、これら隣接するモジュールでのト
ークンタイムアウト回数が急激に変化するもの、その差
が最も大きいもの、あるいはその差が所定値より大きい
ものを障害発生箇所推定の判断基準とするようにしても
よく、また、すべてのトークンタイムアウト回数を比較
して、その最も大きな値により障害箇所を推定するよう
にしても良く、個々のネットワークにおけるトークン障
害の発生状況に応じた判断基準を用いることにより、前
述と同様の作用効果を奏するものとなる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各モジ
ュールに、トークンタイムアウト検出回路と、検出され
たトークンタイムアウトの回数を計数するトークンタイ
ムアウトカウンタとを設けて、各モジュールにて、現用
系のシステムバスから検出されたトークンタイムアウト
回数を計数し、マスタモジュールにおいて検出されたト
ークンタイムアウト回数が所定の許容回数以上となった
場合、マスタモジュールにより、すべてのモジュールの
トークンタイムアウトカウンタからそれぞの装置で検出
されたトークンタイムアウト回数を収集し、これら収集
されたトークンタイムアウト回数をそれぞれ比較するこ
とによってトークンが紛失した障害発生箇所を推定する
ようにしたものである。
【0031】したがって、システムバスの切断などによ
る固定的な障害だけではなく、ノイズなどに起因して間
欠的あるいは突発的に発生するトークン紛失障害であっ
ても、その障害発生箇所を推定することが可能となる。
また、マスタモジュールは、すべてのモジュールから収
集したトークンタイムアウト回数のうち、隣接する2つ
のモジュールから収集されたトークンタイムアウト回数
をそれぞれ比較することによってトークンが紛失した障
害発生箇所を推定するようにしたので、より正確に障害
発生箇所を推定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるトークン障害検
出方法を用いた二重化リング状ネットワークを示す構成
図である。
【図2】 トークン障害検出方法を示す説明図である。
【図3】 各種コマンドおよびステータスを示す説明図
である。
【図4】 従来のトークン障害検出方法を用いた二重化
リング状ネットワークを示す構成図である。
【符号の説明】
1…マスタモジュール、10…マスタプロセッサ、11
…システムバスアダプタ(SBA−M)、12…トーク
ンタイムアウト検出回路、13…トークンタイムアウト
カウンタ、2…スレーブモジュール、20…スレーブプ
ロセッサ、25…システムバスアダプタ(SBA−
S)、26…トークンタイムアウト検出回路、27…ト
ークンタイムアウトカウンタ、3…システムバス0系、
4…システムバス(1系)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−129350(JP,A) 特開 平4−35251(JP,A) 特開 平4−14934(JP,A) 特開 平3−195146(JP,A) 特開 平3−11841(JP,A) 特開 平2−224545(JP,A) 特開 平2−78344(JP,A) 特開 平8−307438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/42 - 12/437

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定方向に各種情報を転送する
    リング状の独立した2つのシステムバスと、必要に応じ
    てこれらシステムバスのうち一方を現用系とし他方を予
    備系として切替制御を行うマスタモジュールと、前記各
    システムバスを介して各種情報をやり取りすることによ
    り任意の処理を行う複数のスレーブモジュールとからな
    り、前記システムバスに対するアクセス方式として、前
    記各モジュール間で順にトークンを転送することにより
    前記システムバスの使用権を制御するトークンパッシン
    グ方式を用いる二重化リング状ネットワークにおいて、 各モジュールに、 現用系として用いられているシステムバスから所定時間
    以上前記トークンが検出されない場合にトークンタイム
    アウトを検出するトークンタイムアウト検出回路と、 このトークンタイムアウト検出回路で検出されたトーク
    ンタイムアウトの回数を計数するトークンタイムアウト
    カウンタとを設けて、 各モジュールは、 前記トークンタイムアウト検出回路によりトークンタイ
    ムアウトの発生を検出するとともに、前記トークンタイ
    ムアウトカウンタにより前記トークンタイムアウトの検
    出回数を計数し、 マスタモジュールは、 自装置で検出されたトークンタイムアウト回数が、所定
    の許容回数以上となった場合、現用系を一方のシステム
    バスから今まで予備系であった他方のシステムバスに切
    り替えた後、新たに現用系となった他方のシステムバス
    にトークンを転送するとともに、新たに現用系となった
    システムバスを介してすべてのモジュールのトークンタ
    イムアウトカウンタからそれぞれのモジュールで検出さ
    れたトークンタイムアウト回数を収集し、これら収集さ
    れたトークンタイムアウト回数をそれぞれ比較すること
    によってトークンが紛失した障害発生箇所を推定するよ
    うにしたことを特徴とするトークン障害検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトークン障害検出方法に
    おいて、 マスタモジュールは、 すべてのモジュールから収集した前記トークンタイムア
    ウト回数のうち、隣接する2つのモジュールから収集さ
    れたトークンタイムアウト回数をそれぞれ比較すること
    によってトークンが紛失した障害発生箇所を推定するよ
    うにしたことを特徴とするトークン障害検出方法。
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