JP2822785B2 - 電子機器用放熱装置 - Google Patents

電子機器用放熱装置

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JP2822785B2
JP2822785B2 JP4155820A JP15582092A JP2822785B2 JP 2822785 B2 JP2822785 B2 JP 2822785B2 JP 4155820 A JP4155820 A JP 4155820A JP 15582092 A JP15582092 A JP 15582092A JP 2822785 B2 JP2822785 B2 JP 2822785B2
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有香 池田
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント基板に取り
付けられるIC、半導体素子等の高発熱素子を冷却する
ための放熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の高速化、高集積化に
伴い、半導体素子単体の消費電力が大きくなり、半導体
素子の信頼性を低下する場合が多くなってきた。従来
は、高発熱素子を含む電子機器を冷却するために、図5
で示すように、電子部品1に冷却用放熱フィン2を搭載
して用いていた。
【0003】そしてさらに進んだ従来技術として、例え
ば実公平2−5578号公報に示された電子機器用放熱
装置がある。図6はその正面図、図7は要部の拡大側面
図である。図において、3はプリント基板、4はこのプ
リント基板3に実装される電子部品、5はプリント基板
3上部を覆うシールド上カバーである。また、7は電子
部品の放熱の為のねじ式ヒートシンク、8は上面の固定
板、9はねじ式ヒートシンク7と嵌合しシールド上カバ
ー5に放熱するためのヒートシンク、6は電子部品4の
端子リードピンを示し、それぞれ熱伝導性を有してい
る。10はねじ式ヒートシンク7のゆるみを防ぐための
ロックねじ、11は電子部品4とねじ式ヒートシンク7
との接触面積を大きくするための熱伝導の良好なゴムで
ある。
【0004】次に上記電子機器用放熱装置の組立動作に
ついて説明する。まず、ねじ式ヒートシンク7を、シー
ルド上カバー5の上部の穴5aからヒートシンク9のね
じ部分に螺入し、電子部品4の締め付けを行う。次に上
部固定板8をシールド上カバー5の上に置き、上部固定
板8の上からロックねじ10を穴8aに挿入して雌ねじ
7cに螺入し固定する。このように、電子部品4から発
生する熱を電子部品4の上部から、ねじ式ヒートシンク
7およびヒートシンク9によりシールド上カバー5に放
熱する構成となっている。なお、ヒートシンクをネジ式
としてロックねじ10で固定するのは、電子部品4とシ
ールド上カバー5の間の高さbを調整するためである。
【0005】また、従来のプリント基板は、図8に示す
ように、シールド上カバー13とシールド下カバー14
で覆われており、このシールド上カバー13、シールド
下カバー14は、プリント基板12の下部側の電子部品
15の端子リードピン16に接触することにより起きる
電子部品15の静電気破壊防止、電子部品15から発生
する電波遮断を目的として取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器用放熱
装置は以上のように構成されているので、以下のことが
いえる。まず第1に、図9に電子部品の一例として積層
セラミックパッケージの電子部品の断面図を示すと、こ
の図からわかるように、チップ17の上部18は真空で
封じられており、チップ17の下部19はアルミナボデ
ィとなっているため、電子部品内の熱抵抗はチップ17
の上部18よりチップ17の下部19の方が小さい。よ
って、従来の電子機器用放熱装置では、電子部品から発
生する熱を充分に放熱ができないという問題がある。第
2に、図7に示される電子部品4のパッケージの厚みa
は、電子部品4によって異なる為、電子部品4とシール
ド上カバー5の高さbを調整する必要性から、ヒートシ
ンクがねじ式構成となっており、そのため、ヒートシン
クの特殊加工、高さbの微調整という作業が必要とな
り、コストが高くなる。また第3に、プリント基板がシ
ールド上カバー、シールド下カバーに覆われている為、
シールド上カバーとシールド下カバー内部に熱がこも
り、内部空気の温度が上昇し、電子部品の誤動作、劣化
を進めるという問題がある。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、放熱効果を上げるとともに、組立
調整を容易にした電子機器用放熱装置を得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
用放熱装置は、熱抵抗の小さい電子部品下部から熱を逃
すよう、また電子部品と熱伝導性カバーの高さ調節を容
易にするために、電子部品下部とプリント基板間に、一
定の厚みをもつヒートシンクの拡大接合部材を介在して
面接触させ、さらに、電子部品の下のプリント基板に穴
を設け、その穴からプリント基板全体の下部を覆う熱伝
導性カバーに、上記ヒートシンクを接触させることによ
り電子部品から発生する熱をプリント基板、および熱伝
導性カバーの両方に逃すようにした。
【0009】
【作用】この発明における電子機器用放熱装置は、内部
熱抵抗の小さい電子部品の下にヒートシンクの拡大接合
部材を介在させることにより、電子部品下部から従来
技術以上の熱をこの拡大接合部材を通して逃すことを可
能とし、またヒートシンクをプリント基板及び熱伝導性
カバーの両方に接触させることにより、熱伝導性カバー
に限らずプリント基板にも熱が放熱され、従来以上の放
熱効果を得ることを可能とする。また、電子部品とプリ
ント基板の間隙は、電子部品によらずほぼ同じであり、
またプリント基板と熱伝導性カバーも一定であるため、
電子部品とプリント基板間の長さ、およびプリント基板
と熱伝導性カバー間の長さを固定した接合部材が使用で
き、接合部材を熱伝導性カバーに接触する為の調節が容
易となり、加工費等のコスト低減を可能にする。
【0010】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の一実施例を示す正面図であり、図にお
いて、20はプリント基板、21はこのプリント基板2
0に実装される電子部品、22はプリント基板20の上
部を覆うシールド上カバー、23はプリント基板20の
下部を覆うシールド下カバーである。24は後で詳述す
るが電子部品21から発生する熱を逃すヒートシンク、
25は電子部品21の端子リードピン、26はヒートシ
ンク24を固定する固定ねじを示し、それぞれ熱伝導性
を有している。また図2は図1の要部の拡大断面図、図
3はヒートシンク24の斜視図である。
【0011】以下その構造の詳細について説明する。ま
ず、プリント基板20とシールド下カバー23の間隙d
に合わせた、雌ねじ28を有するロッド部材24aと、
その上部に接続され、電子部品21とプリント基板20
の間隙cに合わせた拡大接合部材24bとからなるヒー
トシンク24を用意する。そしてこのヒートシンク24
のロッド部材24aを上方からプリント基板20の穴2
0aに挿入し、その拡大接合部材24bの上から電子部
品21を実装する。このとき電子部品21とプリント基
板20の間隙cは、電子部品21によらずほぼ同じ長さ
であるので、電子部品21とプリント基板20に接する
ヒートシンクの拡大接合部材24bの厚みは、cに固定
できる。たとえ電子部品21とプリント基板20の間隙
がcより小さい場合でも、電子部品21の端子リードピ
ン25の長さeに充分の余裕があるため問題はない。こ
のように電子部品下部に一定の厚みの拡大接合部材24
を置くことにより、従来技術の図7において、電子部
品4ごとにパッケージの厚みが異なっていた為に必要と
されていた電子部品4とシールド上カバー5の高さ調節
のようなヒートシンク24の調節の必要性がなくなる。
また、電子部品21の上部よりも内部熱抵抗の小さい電
子部品21の下部とヒートシンク24が接触するように
しているので、従来技術以上の放熱効果が期待できる。
このとき、ヒートシンク24と電子部品21の接触する
表面積を大きくして接触点を増やすために、電子部品2
1とヒートシンク24の間に熱伝導性のゴム27を挿入
してもよく、さらに、ヒートシンク24をプリント基板
20に接触させるため、プリント基板20への熱伝導も
増大する。また、ヒートシンク24の固定の方法の一例
として、下記のような方法がある。ヒートシンク24の
先端は、半田が付着しないようマスキングを行い、電子
部品21の上部を押えて半田フローに流し、電子部品2
1、ヒートシンク24を半田付けで固定する方法であ
る。このようにヒートシンク24を半田付けで固定する
ことにより、電子部品21とプリント基板20の接触が
確実なものとなる。さらに、シールド上カバー22、シ
ールド下カバー23を取り付ける際、シールド下カバー
23の穴23aから固定ねじ26でヒートシンク24を
固定することにより、ヒートシンク24をシールド下カ
バー23に確実に接触させ、シールド下カバー23への
熱伝導を高める。
【0012】実施例2. 図4a,bはシールド上カバー29と、シールド下カバ
ー30を示す斜視図であり、上記実施例1で示されてい
るシールド上カバー22とシールド下カバー23を、図
4のように編み目状に構成することにより、内部の通気
性が良好となり、これらシールドカバー内の温度上昇を
抑え、電子部品の放熱効果を上げることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ヒート
シンクを介して電子部品の上部よりも熱抵抗の小さい電
子部品下部から熱を逃すことにより、放熱効果を上げる
ことができ、さらにヒートシンクがプリント基板にも
接触する拡大接合部材を設けたことから、熱伝導性カバ
ーのみでなくプリント基板にも放熱することができ、よ
り一層高い放熱効果を得ることができる。また、電子部
品下部とプリント基板間にヒートシンクの拡大接合部材
を介在させて配置することにより、従来技術において、
電子部品ごとにパッケージの厚みが異なるために必要と
された電子部品と熱伝導性カバー間の高さ調節がなくな
り、加工費等のコストダウンが図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の放熱装置を示す正面図
である。
【図2】 図1の要部の拡大断面図である。
【図3】 図1のヒートシンクを示す斜視図である。
【図4】 この発明の他の実施例によるシールド上カバ
ーaとシールド下カバーbの斜視図である。
【図5】 従来の放熱装置の一例を示す斜視図である。
【図6】 従来の放熱装置の他の例を示す正面図であ
る。
【図7】 図6の放熱装置の要部を示す断面図である。
【図8】 従来の放熱装置の一例を示す正面図である。
【図9】 電子部品の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
20 プリント基板、21 電子部品、24 ヒートシ
ンク、26 固定ねじ、22,29 シールド上カバ
ー、23,30 シールド下カバー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板と、この基板上に実装され
    る電子部品と、上記基板の上部と下部を覆う熱伝導性カ
    バーを備えた半導体装置において、上記電子部品下面と
    プリント基板間に一定の厚みをもって面接触する拡大接
    合部材を有しかつ上記基板に設けた穴を通って上記電子
    部品と下部熱伝導性カバーとの間に配置されたヒートシ
    ンクを備え、上記電子部品で発生する熱を上記ヒートシ
    ンクを介して電子部品下面よりプリント基板、及び下部
    熱伝導性カバー放熱するようにしたことを特徴とする
    電子機器用放熱装置。
  2. 【請求項2】 基板を覆う熱伝導性カバーを編み目状に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の電子機器用放
    熱装置。
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CN100391324C (zh) * 2004-12-10 2008-05-28 矽统科技股份有限公司 电子装置散热机构
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