JP2822390B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2822390B2
JP2822390B2 JP63151506A JP15150688A JP2822390B2 JP 2822390 B2 JP2822390 B2 JP 2822390B2 JP 63151506 A JP63151506 A JP 63151506A JP 15150688 A JP15150688 A JP 15150688A JP 2822390 B2 JP2822390 B2 JP 2822390B2
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仁 鴨田
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忠男 橿山
義夫 梶野
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets

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  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.プリンタの全体構成 G2.給紙部及び給紙トレーの構成 G3.排紙部及び排紙トレーの構成 G4.印字部の構成 G5.各ローラ及びプラテン駆動系の構成 G6.ヘッド駆動系の構成 G7.給紙レバー及び排紙押し出し爪駆動系の構成 G8.駆動力切換機構の構成 G9.リボンカートリッジ収納部の構成 G10.リボンカートリッジのロック機構等の構成 G11.実施例の作用 H.発明の効果 A.産業上の利用分野 この発明はプラテンにプリント紙(印画紙)を接触さ
せ、インクリボンを介して印字ヘッドによりカラープリ
ントを行う染料昇華熱転写方式のカラープリンタ等のプ
リンタに関する。
B.発明の概要 この発明は、プリンタ本体内の印字部でプリント紙に
プリントを行うプリンタにおいて、 プリンタ本体の印字部でプリントされて排紙手段によ
り排紙部に送り出されるプリント紙の一部を、上記排紙
部の保持面部と該排紙部の側壁部に突出形成された案内
部材との間で保持するように送り出すようにしたことに
より、 プリントされたプリント紙をプリンタ本体内の排紙部
の底部の所定排紙位置に正確に位置決めされた状態で排
紙することができるようにしたものである。
C.従来の技術 例えば、プラテンにプリント紙を完全に巻き付け、印
字ヘッドでインクリボンを介してプリント紙にプリント
を行うプリンタが知られている。このプリント後のプリ
ント紙の排紙部の概略構造を、第27図によって具体的に
説明すると、200はプリンタ本体であり、該プリント本
体200内の印字部(図示しない)に臨んだ所定位置に
は、排紙ローラ201を設けてある。
そして、この排紙ローラ201により搬送されてきたプ
リントされたプリント紙202はプリンタ本体200内の排紙
ローラ201に対向した排紙部203に排出されて積み重ねら
れるようになっている。
D.発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のプリンタの排紙部203の構造
は、プリントされたプリント紙202がその自重によりプ
リンタ本体200内の排紙部203に落下しながら積み重ねら
れるようになっているので、プリント紙202が例えば上
方に反ったりして不規則なバラバラの状態で排紙される
欠点があった。
そこで、この発明は、排紙部の底部の所定排紙位置に
プリント紙を正確に排出することができるプリンタを提
供するものである。
E.課題を解決するための手段 プリンタ本体の印字部に臨ませて、排紙手段と、底部
から所定高さ高く形成され、且つ上記排紙手段側が高
く、排紙方向側が低くなるように形成された保持面部を
有した排紙部をそれぞれ配設し、この排紙部の上記印字
部より印字されたプリント紙の一側縁をガイドする側壁
部に該プリント紙の上面側の位置を規制する案内部材を
突出形成し、上記排紙手段により上記印字されたプリン
ト紙を上記排紙部へ送り出す際に、該プリント紙の一部
を該排紙部の保持面部と上記案内部材との間で保持する
ように送り出し自在にしてある。
F.作用 プリントされて排紙手段により排紙部に送り出される
プリント紙の一部は、排紙部の保持面部と該排紙部の案
内部材との間で保持されて排紙部の底部の所定排紙位置
まで正確に位置決めされた状態で排紙される。
G.実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。
G1.プリンタの全体構成 第13図中1は染料昇華熱転写方式のカラープリンタで
あり、そのプリンタ本体2は、矩形枠型の内シャーシ3
と、この内シャーシ3を覆う矩形箱型ケース状の外シャ
ーシ4とで大略構成されている。
第1〜5図に示すように、プリンタ本体2の前面(正
面)の右側には、棚(ラック)状に給紙トレー受け(給
紙部)5及び排紙トレー受け(排紙部)6を、その左側
に位置する印字部7に臨ませて下側及び上側にそれぞれ
配設してある。
そして、上記プリンタ本体2の給紙トレー受け5上方
の内シャーシ3の前板3aと後板3b間には、印字部7まで
プリント紙8を1枚づつ搬送する給紙手段としての一対
の給紙ローラ10,10を支軸11を介して回転自在に支持し
てあると共に、印字部7と排紙トレー受け6間のシャー
シ3の前板3aと後板3b間には、印字部7よりプリントさ
れたプリント紙8を排紙トレー受け6側に送り出す3個
の排紙ローラ(排紙手段)12,12,12を支軸13を介して回
転自在に支持してある。
また、上記印字部7の略中央の内シャーシ3の前板3a
と後板3b間に、プラテン14を支軸15を介して回転自在に
支持してある。このプラテン14の下方側の印字部7がリ
ボンカートリッジ収納部16になっている。
尚、給紙トレー受け5及び排紙トレー受け6は、プリ
ンタ本体2の外シャーシ4の正面右側において上,下2
段になって露出しており、また、リボンカートリッジ収
納部16は、上記外シャーシ4の正面左側に着脱自在に取
り付けられるカバー9で覆われている。
G2.給紙部及び給紙トレーの構成 第1,2図に示すように、前記給紙トレー受け5は、前
面及び上面側が開口した樹脂製で矩形箱型に形成してあ
り、前記内シャーシ3の前板3aと後板3b間の右側下方所
定位置に取り付けられている。この給紙トレー受け5の
中央の前記一対の給紙ローラ10,10間の略下方の位置に
は、矩形の開口部5aを形成してある。
上記給紙トレー受け5には、第2,4図に示すように、
上面側が開口した給紙トレー17を着脱自在に収納してあ
る。この給紙トレー17は樹脂で形成してあり、上記給紙
トレー受け5の開口部5aに対応する位置には、該開口部
5aと同形状の開口部17aを形成してある。
また、この給紙トレー17の底部17bの内シャーシ3の
右側板3c寄りにおいて該右側板3cと平行に形成された長
孔17cには、複数枚のプリント紙8を積層,載置する金
属製の断面略へ字形の底板18の右端18aを嵌合して支持
してある。また、底板18の左端18b側は曲線形状になっ
ており、例えば1枚から100枚までのプリント紙8を一
定の給紙圧力で給紙ローラ10に圧接できるようになって
いる。
尚、上記給紙トレー受け5に収納された給紙トレー17
は、内シャーシ3の底板3dに設けられたストッパ機構19
によりロックされて位置決めされるようになっている。
このストッパ機構19のロック状態は、外シャーシ4の前
面に設けられた解除釦20を押すことにより解除され、給
紙トレー受け5から給紙トレー17を取り出すことができ
るようになっている。
また、給紙トレー受け5の開口部5aの下方には、前記
給紙トレー17の底板18の左端18b側を上記各給紙ローラ1
0に接触させるまで移動させる給紙レバー(移動手段)2
1を、前記内シャーシ3の前板3aと後板3b間に回転自在
に支持された支軸22を介して回動自在に支持してある。
この支軸22の給紙レバー21から後板3b側には、略己字
型の作動板23を固定してある。この作動板23の後板3b側
には、ピン24を突出してある。このピン24は後述する解
除手段121に係合してあり、この解除手段が往復移動す
ることにより給紙レバー21は給紙トレー17の底板18を上
方に押し上げる方向に回転自在になっている。
また、この支軸22には、上記供給レバー21と作動板23
に係止されたトーションバネ25を巻き回してある。この
トーションバネ25の付勢力により給紙レバー21は上方に
常時付勢されるようになっている。
さらに、第2図に示すように、一対の給紙ローラ10,1
0の支軸11の両側の略真下には、プリント紙8の有る無
し等を検出する検出手段としての光反射型の一対のペー
パーセンサ26,26を取付板27を介して設けてある。
また、前記内シャーシ3内のプラテン14の下方から給
紙トレー受け5に掛けてリボンカートリッジ収納部16の
一部とプリント紙8の給紙案内を兼ねた略C字形の下ペ
ーパーガイド板28を配してあると共に、プラテン14の下
方寄りから各給紙ローラ10の上方に掛けて中ペーパーガ
イド板29を配してある。
さらに、上記内シャーシ3内のプラテン14の上方から
各排紙ローラ12の上方寄り及び排紙トレー受け6の下方
に掛けて略Y字形の上ペーパーガイド板30を配しある。
これら下ペーパーガイド板28と上ペーパーガイド30の各
トレー受け5,6寄りには、給紙,プリント中のプリント
紙8のジャミングを検出する光透過型のペーパージャミ
ングセンサ31の発光部32と受光部33をそれぞれ配置して
ある。
G3.排紙部及び排紙トレーの構成 第1〜4図及び第25,26図に示すように、前記排紙ト
レー受け6は、前面及び上面側が開口した樹脂製で矩形
箱型に形成してあり、前記内シャーシ3の前板3aと後板
3b間の右側上方所定位置に取り付けられている。
この排紙トレー受け6の底部側は、底部36と、該底部
36から所定高さ高く形成された保持面部35を有してお
り、その後板3b側の保持面部35が第1の排紙位置になっ
ていると共に、前板3a側の底部36が第2の排紙位置にな
っている。
上記排紙トレー受け6の保持面部35の略中央には、該
保持面部35の後縁から垂直に起立する側壁部37の上部ま
で延びる縦長の一対の開口部35a,35aを形成してある。
この一対の開口部35a,35aには、略コ字型の排紙押し
出し爪(排紙押し出し手段)38の先端に突出形成された
一対のペーパー押出部38a,38aを出没自在にしてある。
即ち、上記排紙押し出し爪38の凵字形の基端下部に設け
られた一対の丸孔38b,38bが後板3bの外面に取り付けら
れた取付板39のピン40に回転自在に支持してあると共
に、その基端上部に形成された長孔38cが上記取付板39
に対して上下方向にスライドするスライド板41の上記ピ
ン40より外側に突出したピン42に摺動自在に挿入してあ
る。
また、これら取付板39とスライド板41との間には引っ
張りコイルバネ43を介在してあり、スライド板41を上方
に付勢してある。これにより、排紙押し出し爪38の一対
のペーパー押出部38a,38aは、上記取付板39のピン40を
中心として回転して前記一対の開口部35a.35aから前記
保持面部35の上方に突出するようになっている。
さらに、前記スライド板41にはローラ44を取り付けて
あり、このローラ44が後述する解除手段121に連係,係
合して該スライド板41が引っ張りコイルバネ43の付勢力
に抗して下方にスライドすることにより、上記排紙押し
出し爪38の一対のペーパー押出部38a,38aは、前記一対
の開口部35a,35aに没入するようになっている。
また、上記排紙トレー受け6の保持面部35は、一対の
開口部35a,35aを挾んで排紙ローラ12から右側板3c側に
かけて順に段差を有して該右側板3c側へ行くほど低くな
っている第1保持面部35b,第2保持面部35c,第3保持面
部35dとで形成してある。
これにより、プリントされたプリント紙8はスムーズ
に右側板3c側まで通過するようになっている。而して、
上記各保持面部35b,35c,35dの排紙ローラ12側の一部
は、下方に傾斜するようにそれぞれ形成してあり、プリ
ントされたプリント紙8がスムーズに通過するようにな
っている。
また、第2保持面部35cの中央には開口部35eを形成し
てあると共に、その上面の前記底部36側の前縁部には、
前記第1保持面部35bと同じ高さになる突出片35fを固着
してある。
尚、この突出片35fは接着剤等で第2保持面部35cの上
面の前縁側に固着してあるが、該第2保持面部35cと一
体成形により形成してもよい。
さらに、前記側壁部37の略中央の上記第2保持面部35
cの上方には、排出されたプリント紙8を案内,保持す
る案内部材としてのガイド片37aを水平に所定幅に突出
形成してある。このガイド片37aの排紙ローラ12側の一
部は上方に傾斜するように形成してある。
また、前記排紙トレー受け6の底部36の略中央には、
プリント紙8の排紙状態が不良の時に該プリント紙8を
引き出すことができるように矩形の開口部36aを形成し
てある。
そして、この排紙トレー受け6の底部36上には、第2,
4図に示すように、L字形板状の排紙トレー45を着脱自
在に収納してある。この排紙トレー45は樹脂で形成して
あり、第1図に示すように、前部右側にはプリントされ
て該排紙トレー45に複数枚積み重ねされたプリント紙8
を取り出し易くするための切欠部46を形成してある。
さらに、前記上ペーパーガイド板30の上方から前記排
紙トレー受け6の上方に掛けて上蓋ペーパーガイド板47
の一端側を、前記内シャーシ3の前板3a及び後板3bの上
部側に一対のネジ48,48を介して取り付けてある。
この上蓋ペーパーパガイド板47には、前記各排紙ロー
ラ12に対応させて3個の補助排紙ローラ49,49,49を支軸
50及び該支軸50の両端を回転自在に支持している一対の
アーム51,51を介して回転自在に支持している。
この一対のアーム51,51は上蓋ペーパーガイド板47に
起立した一対のブラケット52,52にピン枢支してあり、
該一対のブラケット52,52と一対のアーム51,51とに係止
されたトーションンバネ53により各補助排紙ローラ49が
プリントされて排紙されるプリント紙8を介して各排紙
ローラ12に圧接されて間接的に回転するようになってい
る。
また、これら上蓋ペーパーガイド板47と上ペーパーガ
イド30のプラテン14寄りには、プリント紙8のエッジを
検出してプリントの開始を決める光透過型のペーパーエ
ッジセンサ54の発光部55と受光部56をそれぞれ配置して
ある。
G4.印字部の構成 第2図に示すように、印字部7の略中央にプラテン14
を配してある。このプラテン14はゴム製であり、プラテ
ン14を斜め上下方向から挾むように一対のピンチローラ
57,58を配設してある。
この一対のピンチローラ57,58は金属製で形成してあ
り、内シャーシ3の前板3aと後板3bに掛け渡されてネジ
59,59で固定されたコ字形の保持板60の相対向する両側
部60a,60aにそれぞれ一端がピン枢支された各一対のア
ーム61,62の他端にそれぞれ回転自在に支持してある。
この各一対のアーム61,62間には、引っ張りコイルバ
ネ63,63をそれぞれ介在してあり、この各引っ張りコイ
ルバネ63の引っ張り力により、上記一対のピンチローラ
57,58が上記プラテン14を挾むように圧接して該プラテ
ン14の回動によりそれぞれ回動するようになっている。
このように、プラテン14をゴム製にし、一対のピンチ
ローラ57,58を金属製にすることにより、プラテン14に
プリント紙8が巻き付き易いようになっている。また、
印字部7のプラテン14の下方側には,印字ヘッド(サー
マルヘッド)65を該プラテン14に接触,離反させるヘッ
ド移動機構66を設けてある。
このヘッド移動機構66は、内シャーシ3の前板3aと後
板3bに掛け渡された軸67に揺動自在に支持され、印字ヘ
ッド65を固定した支持アーム68と、この支持アーム68の
両側にピン枢支され、該支持アーム68との間に圧縮コイ
ルバネ69を介在したサブ支持アーム70と、このサブ支持
アーム70の両側に一端がピン枢支された一対のリンク7
1,71と、この一対のリンク71,71の他端に突設したピン7
2,72に先端部の凹部73a,73aが係合して上記支持アーム6
8及びサブ支持アーム70をプラテン14側に揺動させる一
対の駆動アーム73,73と、この一対の駆動アーム73,73の
基部を貫通,固定させて前記内シャーシ3の前板3aと後
板3bにそれぞれ回動自在に支持されたヘッド駆動軸74
と、支持アーム68の両側において一対の補助アーム75,7
5を介して回動自在に支持されたリボンローラ76とで構
成されている。
G5.各ローラ及びプラテン駆動系の構成 第5,6図に示すように、給紙ローラ10の支軸11と排紙
ローラ12の支軸13及びプラテン14の支軸15の前記内シャ
ーシ3の後板3bより外側の各端部には、給紙ローラ用駆
動ギヤ80と排紙ローラ用駆動ギヤ81及びプラテン用駆動
ギヤ82をそれぞれ固定してある。
上記給紙ローラ用駆動ギヤ80には、逆転防止用のラチ
ェットレバー83を引っ張りコイルバネ84で付勢して噛合
してある。これにより、給紙ローラ10は給紙方向の一方
向にのみ回転自在になっている。また、給紙ローラ用駆
動ギヤ80は中間ギヤ85を介して第1,第2のアイドラギヤ
86,87に噛合している。
この第2のアイドラギヤ87は支軸88と圧縮コイルバネ
89を介してシフトギヤ90に当接,離反自在になってい
る。このシフトギヤ90は大径ギヤ部90aと小径ギヤ部90b
とを有している。そして、このシフトギヤ90の大径ギヤ
部90aは、前記後板3bに取付板91を介して取り付けられ
たステッピングモータ(第2の駆動源)92のウォーム93
に噛合するウォームギヤ94に固定の駆動ギヤ95に噛合し
ている。
上記排紙ローラ用駆動ギヤ81は上記駆動ギヤ95に常時
噛合しているピニオン96に噛合している。これにより、
排紙ローラ12はステッピングモータ92のウォーム93が回
転しているときは常に回転するようになっている。
また、上記プラテン用駆動ギヤ82は、後述する駆動力
切換機構130を介して上記シフトギヤ90の小径ギヤ部90b
に噛合,離反自在になっている。この駆動力切換機構13
0による上記シフトギヤ90の切り換えによりプラテン14
が回動したり、或は、給紙ローラ10が回転したりするよ
うになっている。
G6.ヘッド駆動系の構成 第6,7図に示すように、ヘッド駆動軸74の前記内シャ
ーシ3の後板3bより外側の端部には、該後板3b側より順
にヘッドカムギヤ100を回転自在に貫通してあると共
に、円板状のヘッドカム101を固定してある。
上記ヘッドカムギヤ100は、上記後板3b側の一側面に
略ハート形に突出したカム面102を有すると共に、他側
面にリブ103を突出形成してあり、それらの中央部100a
が中途を切り欠いたギヤ部になっている。このヘッドカ
ムギヤ100のギヤ部100aは、上記後板3bに取付板(図示
しない)を介して取り付けられたステッピングモータ
(第1の駆動源)104のウォーム105に噛合するウォーム
ギヤ106の小径ギヤ部107に噛合している。
また、上記ヘッドカム101は、3本のスリット101a,10
1b,101cを放射状に有している一方、ヘッドカムギヤ100
側の一側面にブレーキアーム用のU字状カム面108及び
上記ヘッドカムギヤ100のリブ103に係止されて該ヘッド
カム101を回動させる駆動ピン109をそれぞれ突出形成す
ると共に、他側面にテーパ台形状のカム面110を突出形
成してある。
上記3本の各スリット101a〜101cを透過する光透過型
センサ111により印字前,印字中,排紙の各モードの状
態を検出するようになっている。また、上記ヘッドカム
ギヤ100とヘッドカム101にはV字形のトーションバネ11
2の両端の各端をそれぞれ係止してある。
G7.給紙レバー及び排紙押し出し爪駆動系の構成 第6,7図に示すように、前記ヘッドカムギヤ100のカム
102の外周面には、前記ウォームギヤ106の軸106aに回転
自在に支持された給紙カムレバー120のカムフォロアと
しての一端部120aを当接してある。
この給紙カムレバー120の他端部には長孔120bを形成
してある。この長孔120bには、給紙レバー21及び排紙押
し出し爪38をそれぞれ回動させる作動板(解除手段)12
1の一端に突出したピン122を挿入,係合してある。
この作動板121は、長尺で段差を有した板状に形成し
てあると共に、両端側及び中央において長手方向に長く
形成された長孔121a,121b,121cは、内シャーシ3の後板
3bの外側に突出した各ピン123,124,125に挿入,係合し
てある。
また、この作動板121の排紙押し出し爪38側及び給紙
レバー24側には、略三角形の係合孔121d及び縦係合孔12
1eをそれぞれ形成してある。これら各係合孔121d,121e
は、前記スライド板41のローラ44及び給紙レバー21の作
動板23のピン24に挿入,係合してある。
また、作動板121の係合孔121d側の端部と後板3b間に
は引っ張りコイルバネ126が介在してある。そして、紙
幣カムレバー120の回転により、作動板121が後部3bに沿
って往復移動することにより、排紙押し出し爪38及び給
紙レバー21が回動するようになっている。
尚、プラテン14にプリント紙8が到達した状態は、上
記後板3bの外側の作動板121の長孔121cの上方に取り付
けられた光透過型センサ127により検出されるようにな
っている。
G8.駆動力切換機構の構成 前記シスフトギヤ90の前記給紙ローラ用駆動ギヤ80、
或いはプラテン用駆動ギヤ82への駆動力の伝達は、駆動
力切換機構130により切り換えられるようになってい
る。
この駆動力切換機構130は、第6、7図に示すよう
に、内シャーシ3の後板3bに取り付けられた取付板131
にピン132を介してシフトギヤ90及びヘッドカム101側
に、その中央部133aを揺動自在に支持されたシフトレバ
ー133を有している。
このシフトレバー133の先端部133bは、略L字形に折
り曲げ形成されて上記シフトギヤ90の小径ギヤ部90bの
側面に当接している。また、シフトレバー133の冂字形
の基部133cには、ヘッドカム101のカム面110に当接,離
反するカムフォロアとしてピン134を摺動自在に貫通,
支持してある。
このピン134は、シフトレバー133の冂字形の基部133c
間に介在されてヘッドカム101側に該シフトレバー133の
基部133cを引っ張るように付勢するコイルバネ135によ
り該シフトレバーの基部133cをヘッドカム101側に押し
付けるようになっている。
そして、該ピン134がヘッドカム101のカム面110に乗
り上げている時は、シフトレバー133の先端部133bで圧
縮コイルバネ89の圧縮力に抗してシフトジヤ90を第2の
アイドラギヤ87に当接させ、これら第2のアイドラギヤ
87とシフトギヤ90は共回りするようになっている。これ
により、ステッピングモータ92の駆動力は給紙ローラ10
に伝達されるようになっている。
また、上記ピン134がヘッドカム101のカム面110に乗
り上げていない時には、圧縮コイルバネ89の圧縮力、コ
イルバネ135の引っ張り力により、シフトレバー133の先
端部133bは、シフトギヤ90の小径ギヤ部90bとプラテン
用駆動ギヤ82とが噛合する方向に移動して、上記シフト
ギヤ90の大径部90aと駆動ギヤ95との噛合に切り換えら
れることにより、上記ステッピングモータ92の駆動力を
プラテン14側に切り換えることができるようになってい
る。
G9.リボンカートリッジ収納部の構成 第2図に示すように、リボンカートリッジ収納部16
は、リボンカートリッジ140を収納できる空間を有して
いる。このリボンカートリッジ140は、カートリッジ本
体141内にY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)
の着色部から成る着色領域が連続したインクリボン142
をそれぞれ巻き付けた供給用リボンリール143と巻取用
リボンリール144を回転自在に支持してある。
また、カートリッジ本体141の下面側には、係止穴145
を形成してある。尚、上記インクリボン142のY色の頭
出しは、光透過型センサ136により検出されるようにな
っている。この光透過型センサ136は発光部137と受光部
138より構成されている。
上記リボンカートリッジ収納部16は、内シャーシ3の
前板3aと後板3b間に、上記カートリッジ本体141の巻取
用リボンリール144側を保持する断面冂字形の上保持板1
46と、上記カートリッジ本体141の供給用リボンリール1
43側を保持する断面L字形の下保持板147とで大略構成
されている。
そして、上記前板3a側にリボンカートリッジ140の挿
入口148を形成してあると共に、上記後板3b側には斜め
上下方向に対向するように巻取用リール台149と供給用
リール台150をそれぞれ取り付けてある。
第8図に示すように、上記巻取用リール台149は、断
面L字形の取付板151に固定されて後板3bにより内部に
突出した軸152と、この軸152と一体となって回転するバ
ネ押さえ153,フェルト押さえ154,リミッタ回転軸155,リ
ール爪156と、該リミッタ回転軸155にフェルト押さえ15
4とリミッタ回転軸155の大径部側間にそれぞフェルト15
7,158を接触,介在させて回転するリミッタギヤ159と、
前記バネ押さえ153とフェルト押さえ154間及びリミッタ
回転軸155とリール爪156間にそれぞれ介在した圧縮コイ
ルバネ160,161と、フェルト押さえ154に固着された巻取
用リボンリール144の回転を検出する環円板状のセンサ
反射板162とで構成されている。
而して、上記リミッタギヤ159は、取付板151に取り付
けられたモータ163のウォーム164に噛合するウォームギ
ヤ165の小径ギヤ部166に噛合している。
これにより、巻取用リール台149はブレーキのかかっ
た状態で空回りすることなく回転するようになってい
る。尚、上記リール爪156はリボンカートリッジ140の巻
取用リボンリーム(リボンボビン)144と噛み合うよう
な所定形状に形成してある。
上記供給用リール台150は、断面コ字形の取付板167に
固定されて後板3bより内部に突出した軸168と、この軸1
68と一体となって回転するバネ押さえ169,フェルト押さ
え170,リミッタ回転軸171,リール爪172と、該リミッタ
回転軸171にフェルト押さえ170とリミッタ回転軸171の
大径部側間にそれぞれフェルト173,174を接触,介在さ
せて回転するリミッタギヤ175と、前記バネ押さえ169と
フェルト押さえ170間及びリミッタ回転軸171とリール爪
172間にそれぞれ介在した圧縮コイルバネ176,177と、上
記フェルト押さえ170にフェルト178を介して当接し、取
付板167に係合したバネハウジング179とで構成されてい
る。
而して、上記リミッタギヤ175は、後板3bに軸180及び
トーションバネ181を介して回転自在に支持されたブレ
ーキアーム182の先端のギヤ部183に噛合,離反自在にな
っている。このブレーキアーム182のカムフォロアとし
ての基端部184は、前記ヘッドカム101のカム面108に当
接,離反自在になっている。
これにより、プラテン14にプリント紙8が給紙された
後と、プリント終了後インクリボン送りする際に、リミ
ッタギヤ175からブレーキアーム182の先端のギヤ部183
が離反し、供給用リール台150は軽くブレーキがかかっ
た状態で回転するようになっている。
尚、上記リール爪172は、リボンカートリッジ140の供
給用リボンリール(リボンボビン)143と噛み合うよう
な所定形状に形成してある。
G10.リボンカートリッジのロック機構等の構成 前記リボンカートリッジ収納部16に収納されたリボン
カートリッジ140の係止穴145は、ロック機構185の係止
爪186により係止されてロックされるようになってい
る。
第1,2,6,7図に示すように、この係止爪186は前板3aの
リボンカートリッジ挿入口148の下部中央に取り付けら
れたコ字形の取付板(図示しない)に軸187及びトーシ
ョンバネ188を介して回動自在に支持してあり、先端部1
86aが上記係止穴145に係脱自在になっていると共に、基
部に長孔186bを形成してある。
この長孔186bには上記取付板に軸189を介して回転自
在に支持されたイジェクトアーム190のピン部190aを挿
入,係合してある。このイジェクトアーム190のL字部1
90bはイジェクト釦(操作釦)191により上記前板3aに形
成された円孔3eから内シャーシ3内に出没自在になって
いる。この円孔3eに対応する位置には、前記ヘッド駆動
軸74に固定されたイジェクトストッパ(禁止手段)192
を配設してある。
このイジェクトストッパ192にはコ字形の切欠部192a
を形成してある。この切欠部192aは印字前にイジェクト
アーム190のL字部190bの先端190cに位置しており、イ
ジェクト釦191を押すと該イジェクトアーム190の先端19
0cがイジェクトストッパ192の切欠部192a内に入り、上
記係止爪186によるリボンカートリッジ140の係止穴145
のロック状態を解除してリボンカートリッジ140を取り
出すことができるようになっており、これ以外はイジェ
クト釦191を押しても上記ロック状態が不要に解除され
ないようになっている。
第9〜12図に示すように、プリント紙8はプリント面
8aを下にして給紙トレー17内に積み重ねられるようにな
っている。また、プリント紙8のプリント面8aの上下縁
の所定位置にはコード(情報)8b,8bを印刷してある。
尚、第11図にはオーバーヘッドプロジェクター(OHP)
に用いられるOHP用紙198を示す。
このOHP用紙198の上下縁の上記プリント紙8と左右対
象の位置にもコード198b,198bを印刷してある。また。
第12図には、上記積み重ねられた最下位のプリント紙8
のプリント面8aを保護する保護シート199を示す。この
保護シート199の上下両縁には、給紙の禁止を示すコー
ド(情報)199bを印刷してある。
G11.実施例の作用 以上実施例のプリンタ1によれば、第14図に示すよう
に、そのプリント前は、給紙レバー21は第22図に示すよ
うに略水平になって倒れており、排紙押し出し爪38は、
排紙トレー受け6の保持面部35の上方に突出している。
また、リボンカートリッジ140はリボンカートリッジ収
納部16内に収納されてロック機構185によりロックされ
ている。
この状態から、図示しないプリント釦を押すと、ステ
ッピングモータ104が駆動し、ヘッドカムギヤ100が回転
する。このヘッドカムギヤ100の回転により該ヘッドカ
ムギヤ100と一体になっているカム102が第22図に矢印の
方向へ回転し始める。このカム102に倣って給紙カムレ
バー120が第22図中矢印の方向に揺動することにより、
作動板121が第22図中矢印の方向に水平移動する。
この作動板121の移動により給紙レバー21の作動板23
が第22図中矢印の方向に回転し、給紙レバー21が同方向
に回転して給紙トレー17内の底板18を給紙ローラ10側に
押し上げ、プリント紙8を該給紙ローラ10に圧接させ
る。
この時、プリント紙8はトーションバネ25のたわみ変
形により所定圧接力で給紙ローラ10に確実に押し付けら
れる。この際、プリント紙8のプリント面8aは下に向い
ていなければならないが、これは一対の給紙ローラ10,1
0の両側にある一対のペーパーセンサ26,26により第10図
に示す状態であれば下向きと検出される。
また、プリント紙8の両端側に黒色のコード8b,8bが
なければ裏表逆と検出される。さらに、第10図に示うよ
うに、上記コード8b,8bと配列が逆の場合にはOHP用紙19
8であると識別され、第12図に示すように、両側縁が全
部黒色のコード199b,199bで印刷されている保護シート1
99の場合、或は、プリント紙8等がない場合には、「紙
なし」と検出される。
また、上記作動板121の移動に伴ってスライド板41が
取付板39に対して引っ張りコイルバネ43の引っ張り力に
抗して下方に移動することにより、排紙押し出し爪38の
一対のペーパー押し出し部38a,38aは、上記取付板39の
ピン40を中心として上方に回転し、第1図実線で示すよ
うに、前記排紙トレー受け6の保持面部35の上方から後
部37の一対の開口部35a,35a内に没入する。この排紙押
し出し爪38は、プリント中はほぼこの状態で停止してい
る。
そして、ステッピングモータ92の駆動によりシフトギ
ヤ90及び第2のアイドラギヤ87を介して給紙ローラ用駆
動ギヤ80が回転して、給紙ローラ10が第15図に示す矢印
の方向に回転することにより、プリント紙8は印字部7
内に給紙されてプラテン14まで到達する。
このプリント紙8の前端がプラテン14とピンチローラ
58の間に到達した際に、第23図に示すように、ヘッドカ
ムギヤ100のカム102がさらに矢印の方向に回転する。
この時、給紙ローラ用ギヤ80にはラチュットレバー83
が噛合しているので、上記給紙ローラ10は逆転しない。
従って、第15、23図に示すように、プリント紙8は山な
りにたわんだ状態となり、該プリント紙8(プリント紙
8のたわみ)と給紙ローラ10の摩擦によってプリント紙
8はこの山なりのままの状態となっているが、上記カム
102の外周面の形状により第24図に示すように、給紙カ
ムレバー120が少し逆回転する(もとに戻る)。
これにより、前記作動板121も前記と逆方向に少し移
動して給紙レバー21が少し下がり、給紙トレー17の底板
18は給紙ローラ10から少し離れる。
このように、プリント前に給紙レバー21を少し下げて
給紙ローラ10と底板18を少し離すのは、給紙ローラ10に
プリント紙8を底板18により圧接したままだと、プリン
ト紙8の後端が給紙ローラ10から離れる時に負荷変動が
生じ、その反動でプリント紙8のプリント面8aに縦縞が
でき易く印画に悪影響を与えるから、この縦縞を防止す
るためにプリント前に給紙レバー21を少し下げる。以上
で一連の給紙動作は完了する。
次に、印字ヘッド65がヘッド移動機構66により移動し
てプラテン14にインクリボン142を介して圧接する。イ
ンクリボン142が巻取用リボンリール144に巻き取られ、
駆動力切換機構130により給紙ローラ10の回転を停止さ
せてプラテン14が第16図に示す矢印の方向に回転するこ
とにより、インクリボン142をガイドにして印字ヘッド6
5とプラテン14間にプリント紙8が入り込む。
さらに、リボンローラ76,ピンチローラ57へとプリン
ト紙8は送られ、ペーパエッジセンサ54の所にプリント
紙8の前端が来た所でY(イエロー)プリントを始め
る。
そして、プラテン14の送りによりプリント紙8がプリ
ントされながら排紙ローラ12より排紙トレー受け6の保
持面部35側の上方へ進む。この時、プリント紙8の後端
は、プリント紙8の剛性により中ペーパーガイド板29と
上ペーパーガイド板30間への挿入へと切り換わり、第17
図に示すようなローディング状態で給紙ローラ10上と排
紙トレー6上間を往復移動する。
この際に、ブレーキアーム182により供給用リール台1
50にはブレーキが掛けられた状態となっており、リボン
カートリッジ140の供給リボンリール143の余分な空回り
は防止される。
Yプリントが終了すると、第18図に示すように、イン
クリボン142はM(マゼンタ)の所まで送られる。この
送り量の決め方は、本出願人が先に出願(特願昭62−65
969号)した方法で行う。この時、ブレーキアーム182に
よる供給用リール台150のブレーキはOFF状態となってい
る。そして、第19図に示すように、プリント紙8は給紙
ローラ10上に戻され、第20図に示すように、Mプリント
が開始される。
このような動作を反復して、C(シアン)プリントが
終了した後に、プリント紙8は、第21図の実線で示すよ
うに、排紙ローラ12により排紙トレー受け6上に搬送,
排出され、該プリント紙8の一側縁側の一部は、側壁部
37及び排紙トレー受け6の保持面部35とガイド片37a間
により上面側を規制,保持されて送り出され、上記排紙
トレー受け6の保持面部35上の所定排紙位置に正確に位
置決めされた状態でセットされる。
即ち、第25図に示すように、上記排紙トレー受け6の
保持面部35上に沿って送り出されて来たプリント紙8
は、ガイド片37aと該保持面部35の第2保持面部35c間を
通り、該保持面部35の第3保持面部35d上に搬送され、
所定の排紙位置に正確に位置決めされて排紙される。ま
た、上記保持面部35の第2〜第3保持面部35b,35c,35d
は段差を有して第3保持面部35d側へ行くほど低くなる
ように形成してあるので、上記プリント紙8は保持面部
35上でつかえることなくスムーズに通過する。
その後、作動板121が前記の方向と逆方向に移動する
ことにより、該作動板121と連動する排紙押し出し爪38
の一対のペーパー押出部38a,38aがもとの位置に戻っ
て、一対の開口部35a,35aから突出することにより、上
記保持面部35の所定排紙位置に正確に位置決めされてセ
ットされたプリント紙8は、第1図及び第26図の2点鎖
線に示すように、排紙押し出し爪38により排紙トレー45
上に押し出されて、排紙動作は完了する。
即ち、排紙トレー受け6の保持面部35に送り出された
プリント紙8は、ガイド片37aと第2保持面部35c間で正
確に位置決めされて該第2保持面部35cの突出片部35f上
にセットされるので、上記プリント紙8は上記排紙押し
出し爪38の一対のペーパー押出部38a,38aにより確実に
底部36に収納された排紙トレー45まで押し出され、排紙
トレー45を排紙トレー受け6から引き出すまでもなく、
前記プリントされたプリント紙8をプリンタ1の正面か
ら容易に取り出すことができる。
従って、プリンタ1の排紙取り出し操作の操作性が一
段と向上し、使い勝手が一段と良くなる。
尚、前記実施例によれば、1枚づつプリント紙8を排
紙押し出し爪38で押し出すようにしたが、複数枚積み重
ねたプリント紙8を一度に排紙押し出し爪38で押し出す
ような構成にしても良いことは勿論である。
H.発明の効果 以上のようにこの発明によれば、プリンタ本体の印字
部でプリントされて排紙手段により排紙部に送りされる
プリント紙の一部を、上記排紙部の保持面部と該排紙部
の側壁部に突出形成された案内部材との間で保持させる
ようにして送り出すようにしたので、プリントされたプ
リント紙をプリンタ本体内の排紙部の底部の所定排紙位
置に正確に位置決めした状態で排紙することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すプリンタのプリンタ
本体の要部の斜視図、 第2図は同要部の断面図、第3図は同平面図、第4図は
同側面図、第5図は同背面図、 第6図は駆動系の分解斜視図、第7図はヘッド駆動系の
平面図、第8図はリボンカートリッジ駆動系の断面図、 第9図は給紙トレーの概略説明図、第10図は普通のプリ
ント紙の平面図、第11図はOHP用紙の平面図、第12図は
保護シートの平面図、 第13図はプリンタ全体の斜視図、第14図はプリント前の
状態を示す断面図、第15図はプリント紙が給紙され、プ
ラテンに到達した状態を示す断面図、 第16図はY(イエロー)プリント状態を示す断面図、第
17図はYプリント時のプリント紙のローディング状態を
示す断面図、 第18図はYプリント終了後インクリボンをM(マゼン
タ)まで送る状態を示す断面図、第19図はYプリント終
了後プリント紙の戻し動作を示す断面図、 第20図はMプリント開始状態を示す断面図、第21図はC
(シアン)プリント終了後排紙の状態を示す断面図、 第22図はプリント前の給紙レバーと排紙押し出し爪等の
関係を示す説明図、第23図は給紙時の給紙レバーと排紙
押し出し爪等の関係を示す説明図、 第24図はプリント時の給紙レバーと排紙押し出し爪等の
関係を示す説明図、第25図は排紙トレー受けの正面図、
第26図は排紙トレー受けの断面図、 第27図は従来例の排紙状態を示す概略平面図である。 1……プリンタ、2……プリンタ本体、6……排紙トレ
ー受け(排紙部)、7……印字部、8……プリント紙、
12……排紙ローラ(排紙手段)、35……保持面部、36…
…底部、37……側壁部、37a……ガイド片(案内部
材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橿山 忠男 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 東洋通信工業株式会社内 (72)発明者 梶野 義夫 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 東洋通信工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−106435(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 13/10,13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタ本体の印字部に臨ませて、排紙手
    段と、底部から所定高さ高く形成され、且つ上記排紙手
    段側が高く、排紙方向側が低くなるように形成された保
    持面部を有した排紙部をそれぞれ配設し、この排紙部の
    上記印字部より印字されたプリント紙の一側縁をガイド
    する側壁部に該プリント紙の上面側の位置を規制する案
    内部材を突出形成し、上記排紙手段により上記印字され
    たプリント紙を上記排紙部へ送り出す際に、該プリント
    紙の一部を該排紙部の保持面部と上記案内部材との間で
    保持するように送り出し自在にしたことを特徴とするプ
    リンタ。
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