JP2818856B2 - 濾過生物膜の微生物制御方法 - Google Patents
濾過生物膜の微生物制御方法Info
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- JP2818856B2 JP2818856B2 JP7166116A JP16611695A JP2818856B2 JP 2818856 B2 JP2818856 B2 JP 2818856B2 JP 7166116 A JP7166116 A JP 7166116A JP 16611695 A JP16611695 A JP 16611695A JP 2818856 B2 JP2818856 B2 JP 2818856B2
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- filtration
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浮遊藻類を含む水を濾
過装置で濾過する際に生ずる濾材表面の微生物膜が捕捉
した浮遊藻類の分解を遅延又は微生物膜の菌体網を緻密
にする方法に関する。
過装置で濾過する際に生ずる濾材表面の微生物膜が捕捉
した浮遊藻類の分解を遅延又は微生物膜の菌体網を緻密
にする方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】湖沼で増殖した浮遊藻類を濾過する水質
浄化方法の改善された手段として、本発明者等が先に出
願した軽石を濾過材とした軽石濾過装置を発明した（特
願平6-45944号）。この装置を使用して浮遊藻類を含む
水を濾過し処理する場合、軽石表面は微細なひだ状にな
っているが、その表面に糸状菌や放線菌が付着して軽石
の表面に網状に広がる。そして湖水に含まれる浮遊藻類
は軽石表面に形成された糸状菌を主とした細菌の網に捕
捉される。水温が15℃〜25℃の範囲内においては、自然
のままにしておいても、生物膜の糸状菌が適正に働き、
無機態のリンや窒素等の栄養塩を溶出することがなく浮
遊藻類が効率良く捕捉される。しかし、水温が概ね25℃
以上の場合は、糸状菌が著しく活発となり定期的に行な
われる軽石層の洗浄までに、捕捉した浮遊藻類を分解
し、処理水に無機態のリンや窒素等を栄養塩を溶出して
しまう。また、水温が概ね15℃以下の場合は、糸状菌が
不活発となり、糸状菌を中心とした菌体網が容易に形成
されず浮遊藻類の捕捉がされ難くなる。
浄化方法の改善された手段として、本発明者等が先に出
願した軽石を濾過材とした軽石濾過装置を発明した（特
願平6-45944号）。この装置を使用して浮遊藻類を含む
水を濾過し処理する場合、軽石表面は微細なひだ状にな
っているが、その表面に糸状菌や放線菌が付着して軽石
の表面に網状に広がる。そして湖水に含まれる浮遊藻類
は軽石表面に形成された糸状菌を主とした細菌の網に捕
捉される。水温が15℃〜25℃の範囲内においては、自然
のままにしておいても、生物膜の糸状菌が適正に働き、
無機態のリンや窒素等の栄養塩を溶出することがなく浮
遊藻類が効率良く捕捉される。しかし、水温が概ね25℃
以上の場合は、糸状菌が著しく活発となり定期的に行な
われる軽石層の洗浄までに、捕捉した浮遊藻類を分解
し、処理水に無機態のリンや窒素等を栄養塩を溶出して
しまう。また、水温が概ね15℃以下の場合は、糸状菌が
不活発となり、糸状菌を中心とした菌体網が容易に形成
されず浮遊藻類の捕捉がされ難くなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の軽石濾
過において、水温が25℃以上になっても、生物膜の糸状
菌の働きを抑制させ、水温が15℃以下になっても、生物
膜の糸状菌の働きを活発にさせることによって、高温時
には捕捉した浮遊藻類を分解することを遅延して無機態
の栄養塩の溶出を防止し、低温時には生物膜の菌体網を
緻密にして浮遊藻類の除去効果を向上する方法を提供す
るものである。
過において、水温が25℃以上になっても、生物膜の糸状
菌の働きを抑制させ、水温が15℃以下になっても、生物
膜の糸状菌の働きを活発にさせることによって、高温時
には捕捉した浮遊藻類を分解することを遅延して無機態
の栄養塩の溶出を防止し、低温時には生物膜の菌体網を
緻密にして浮遊藻類の除去効果を向上する方法を提供す
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究の結果、高温時において濾過材で
ある軽石又は人工濾材表面に拮抗微生物を予め付着させ
た軽石又は人工濾材を使用したところ、無機態の栄養塩
の溶出を抑制し、低温時において異なる拮抗微生物を用
いたところ、生物膜による浮遊藻類の除去効果を向上す
る方法を見出し本発明を完成した。
解決するため鋭意研究の結果、高温時において濾過材で
ある軽石又は人工濾材表面に拮抗微生物を予め付着させ
た軽石又は人工濾材を使用したところ、無機態の栄養塩
の溶出を抑制し、低温時において異なる拮抗微生物を用
いたところ、生物膜による浮遊藻類の除去効果を向上す
る方法を見出し本発明を完成した。
【０００５】本発明は、軽石又は人工濾材を主体とした
浮遊藻類を含む水を濾過する軽石又は人工濾材濾過装置
において、軽石又は人工濾材の表面に拮抗微生物を付着
して、この表面に生成される生物膜に捕捉された浮遊藻
類の分解を遅延又は浮遊藻類の除去効果を向上すること
を特徴とする濾過装置における濾過生物膜の微生物制御
方法である。
浮遊藻類を含む水を濾過する軽石又は人工濾材濾過装置
において、軽石又は人工濾材の表面に拮抗微生物を付着
して、この表面に生成される生物膜に捕捉された浮遊藻
類の分解を遅延又は浮遊藻類の除去効果を向上すること
を特徴とする濾過装置における濾過生物膜の微生物制御
方法である。
【０００６】本発明に使用される軽石濾過装置は軽石又
は人工濾材を濾過材として使用した装置全般に用いるこ
とができるが、好適には本発明者等によって、先に発明
された特願平6-45944号に記載の湖沼の表層水が流入さ
れる流入口を有する濾過層を具備し、この濾過層には前
記流入口の下方において、多孔部材によって支持され
て、前記表層水中の浮遊藻類を濾過して除去する軽石層
が装填されており、多孔部材の下部に処理水受部が設け
られている装置が使用される。
は人工濾材を濾過材として使用した装置全般に用いるこ
とができるが、好適には本発明者等によって、先に発明
された特願平6-45944号に記載の湖沼の表層水が流入さ
れる流入口を有する濾過層を具備し、この濾過層には前
記流入口の下方において、多孔部材によって支持され
て、前記表層水中の浮遊藻類を濾過して除去する軽石層
が装填されており、多孔部材の下部に処理水受部が設け
られている装置が使用される。
【０００７】本発明に使用する、拮抗微生物は、光合成
細菌、放線菌、糸状菌及び担子菌が中心に入っている
が、糸状菌の働きを抑制させたい場合と、糸状菌の働き
を活発にさせたい場合とでは、微生物の構成比が異な
る。糸状菌の働きを抑制させたい場合は、光合成細菌が
多く含まれ、それを捕食する放線菌が増殖し、濾材表面
では放線菌が優占となり糸状菌の働きを抑制させる。糸
状菌の働きを活発にさせたい場合は、光合成細菌を少な
くし糸状菌を多く含まれるようにして、それにより放線
菌を出しにくくし、糸状菌を活性にする。前者の拮抗微
生物としては、有限会社アグリカルチャー開発研究所
製、商品名「緑源浄化剤」として市販されている。後者
の拮抗微生物としては、有限会社アグリカルチャー開発
研究所製、商品名「緑源消臭剤」として市販されてい
る。この拮抗微生物を軽石又は人工濾材上に被覆して使
用する。なお、この被覆法は．拮抗微生物の溶液に軽石
又は人工濾材を浸漬して行なう。
細菌、放線菌、糸状菌及び担子菌が中心に入っている
が、糸状菌の働きを抑制させたい場合と、糸状菌の働き
を活発にさせたい場合とでは、微生物の構成比が異な
る。糸状菌の働きを抑制させたい場合は、光合成細菌が
多く含まれ、それを捕食する放線菌が増殖し、濾材表面
では放線菌が優占となり糸状菌の働きを抑制させる。糸
状菌の働きを活発にさせたい場合は、光合成細菌を少な
くし糸状菌を多く含まれるようにして、それにより放線
菌を出しにくくし、糸状菌を活性にする。前者の拮抗微
生物としては、有限会社アグリカルチャー開発研究所
製、商品名「緑源浄化剤」として市販されている。後者
の拮抗微生物としては、有限会社アグリカルチャー開発
研究所製、商品名「緑源消臭剤」として市販されてい
る。この拮抗微生物を軽石又は人工濾材上に被覆して使
用する。なお、この被覆法は．拮抗微生物の溶液に軽石
又は人工濾材を浸漬して行なう。
【０００８】次に本発明の方法を軽石濾過装置に適用し
た場合の実施例を示す。しかし、軽石に代えて人工濾材
を使用しても同様の操作で、同様の効果を奏することが
できる。
た場合の実施例を示す。しかし、軽石に代えて人工濾材
を使用しても同様の操作で、同様の効果を奏することが
できる。
【実施例１】図１に示す本発明の実施例において、１は
地盤２の中に設置された濾過層を示し、この濾過層１の
側壁に湖沼又は河川の流水が流入される流入管３を取付
け、底部には濾過部４と洗浄水供給路５とが設けられて
いる。濾過部４には横向きの多孔部材６を取付け、この
多孔部材６によって前記湖沼表層水中の浮遊藻類を濾過
して除去する軽石７、この軽石の表面に拮抗微生物の
「緑源浄化剤」〔有限会社アグリカルチャー開発研究所
製商品名〕を被覆したものであり、粒径がほぼ２〜３m
m、層厚をほぼ25cmとする、を支持する。拮抗微生物を
粒子表面に被覆した軽石層は、全層厚25cmのうち表面の
10cmの層厚があれば十分である。多孔部材６の下部に処
理水受部８が設けられ、この処理水受部８には開閉弁９
が設けられている処理水配水管10が設けられている。濾
過部４の周囲には上部が開口した洗浄水排水部12を形成
し、洗浄水排水部12を開閉弁13が設けられている洗浄水
排水管14で濁水沈澱層15に連接している。11は濁水沈澱
層15の底部側壁に設けられた開閉弁付上澄水管、16は越
流管、17は沈澱汚泥を示す。
地盤２の中に設置された濾過層を示し、この濾過層１の
側壁に湖沼又は河川の流水が流入される流入管３を取付
け、底部には濾過部４と洗浄水供給路５とが設けられて
いる。濾過部４には横向きの多孔部材６を取付け、この
多孔部材６によって前記湖沼表層水中の浮遊藻類を濾過
して除去する軽石７、この軽石の表面に拮抗微生物の
「緑源浄化剤」〔有限会社アグリカルチャー開発研究所
製商品名〕を被覆したものであり、粒径がほぼ２〜３m
m、層厚をほぼ25cmとする、を支持する。拮抗微生物を
粒子表面に被覆した軽石層は、全層厚25cmのうち表面の
10cmの層厚があれば十分である。多孔部材６の下部に処
理水受部８が設けられ、この処理水受部８には開閉弁９
が設けられている処理水配水管10が設けられている。濾
過部４の周囲には上部が開口した洗浄水排水部12を形成
し、洗浄水排水部12を開閉弁13が設けられている洗浄水
排水管14で濁水沈澱層15に連接している。11は濁水沈澱
層15の底部側壁に設けられた開閉弁付上澄水管、16は越
流管、17は沈澱汚泥を示す。
【０００９】この装置を稼働して湖沼水又は河川水を濾
過するに際しては、洗浄水排水部12の開閉弁13を閉鎖し
て、流入口３から湖沼の表層水を濾過層１の濾過部４に
流入させて、オーバーフローする分は越流管16から湖沼
又は河川に返流し、残りはここに取付けられた多孔部材
６に支持された軽石層７によって前記湖沼表層水をほぼ
１ｍ/１時間の濾過速度をもって濾過して浮遊藻類を除
去する。このようにして処理されて処理水受部８へ通過
した処理水を、開閉弁９を開口して処理水排水管10を介
して湖沼又は河川に返流する。この場合濾過材の軽石は
多孔質であって表面積が大きいので、細菌等の微生物が
生息する生物膜の面積が大きくて付着機能が高くて、浮
遊藻類を効率良く除去すると共に、この軽石の表面に拮
抗微生物が被覆されているから、処理水の温度がほぼ25
℃以上の高温においては、拮抗微生物に含まれる光合成
細菌の増殖でこれを捕食する放線菌が優占となり、これ
により糸状菌を駆逐し糸状菌による浮遊藻類の分解を遅
延させる。それにより無機態の栄養塩の溶出を抑制する
ことができる。
過するに際しては、洗浄水排水部12の開閉弁13を閉鎖し
て、流入口３から湖沼の表層水を濾過層１の濾過部４に
流入させて、オーバーフローする分は越流管16から湖沼
又は河川に返流し、残りはここに取付けられた多孔部材
６に支持された軽石層７によって前記湖沼表層水をほぼ
１ｍ/１時間の濾過速度をもって濾過して浮遊藻類を除
去する。このようにして処理されて処理水受部８へ通過
した処理水を、開閉弁９を開口して処理水排水管10を介
して湖沼又は河川に返流する。この場合濾過材の軽石は
多孔質であって表面積が大きいので、細菌等の微生物が
生息する生物膜の面積が大きくて付着機能が高くて、浮
遊藻類を効率良く除去すると共に、この軽石の表面に拮
抗微生物が被覆されているから、処理水の温度がほぼ25
℃以上の高温においては、拮抗微生物に含まれる光合成
細菌の増殖でこれを捕食する放線菌が優占となり、これ
により糸状菌を駆逐し糸状菌による浮遊藻類の分解を遅
延させる。それにより無機態の栄養塩の溶出を抑制する
ことができる。
【００１０】
【実施例２】実施例１の軽石表面に拮抗微生物として
「緑源浄化剤」を被覆する代わりに「緑源消臭剤」を用
い、ほぼ15℃以下の低温の処理水に実施例１と同様に処
理し、拮抗微生物に含まれる糸状菌の働きにより、糸状
菌の活性が高まり生物膜の菌体網が緻密となり、浮遊藻
類の捕捉効果が向上する。
「緑源浄化剤」を被覆する代わりに「緑源消臭剤」を用
い、ほぼ15℃以下の低温の処理水に実施例１と同様に処
理し、拮抗微生物に含まれる糸状菌の働きにより、糸状
菌の活性が高まり生物膜の菌体網が緻密となり、浮遊藻
類の捕捉効果が向上する。
【００１１】以上のように本発明においては、濾過材で
ある軽石又は人工濾材に光合成細菌、放線菌、糸状菌等
の拮抗微生物が被覆されているから、処理水の温度が高
温、低温により拮抗微生物の組成微生物により軽石又は
人工濾材上に生成される生物膜の浮遊藻類の分解遅延、
生物膜の菌体網の緻密化を適宜制御することができる。
その処理目的によって、本発明に使用する拮抗微生物の
組成は、糸状菌の働きを抑制するものと、糸状菌の働き
を活発にさせるものとで異なる。
ある軽石又は人工濾材に光合成細菌、放線菌、糸状菌等
の拮抗微生物が被覆されているから、処理水の温度が高
温、低温により拮抗微生物の組成微生物により軽石又は
人工濾材上に生成される生物膜の浮遊藻類の分解遅延、
生物膜の菌体網の緻密化を適宜制御することができる。
その処理目的によって、本発明に使用する拮抗微生物の
組成は、糸状菌の働きを抑制するものと、糸状菌の働き
を活発にさせるものとで異なる。
【００１２】
【発明の効果】上記の通り、本発明は浮遊藻類を含む水
を軽石又は人工濾材濾過装置で濾過する際に生ずる軽石
又は人工濾材表面の生物膜が捕捉した浮遊藻類に対し、
高温時には軽石又は人工濾材に被覆した拮抗微生物の組
成中に存在する光合成細菌、放線菌等の働きにより、浮
遊藻類の分解を遅延して無機態の栄養塩の溶出を抑制さ
せ、低温時には、軽石又は人工濾材表面に被覆した拮抗
微生物の組成中にある糸状菌、担子菌等の働きにより生
物膜の菌体網を緻密にして生物膜による浮遊藻類の除去
効果を促進させる環境保全施設において極めて顕著な効
果を奏する発明である。
を軽石又は人工濾材濾過装置で濾過する際に生ずる軽石
又は人工濾材表面の生物膜が捕捉した浮遊藻類に対し、
高温時には軽石又は人工濾材に被覆した拮抗微生物の組
成中に存在する光合成細菌、放線菌等の働きにより、浮
遊藻類の分解を遅延して無機態の栄養塩の溶出を抑制さ
せ、低温時には、軽石又は人工濾材表面に被覆した拮抗
微生物の組成中にある糸状菌、担子菌等の働きにより生
物膜の菌体網を緻密にして生物膜による浮遊藻類の除去
効果を促進させる環境保全施設において極めて顕著な効
果を奏する発明である。
【図１】本発明の実施例の軽石濾過装置の縦断正面図で
ある。
ある。
１ 濾過層 ２ 地盤 ３ 流入管 ４ 濾過部 ５ 洗浄水供給路 ６ 多孔部材 ７ 軽石層 ８ 処理水受部 ９ 開閉弁 10 処理水排水管 11 上澄水管 12 洗浄水排水部 13 開閉弁 14 洗浄水排水管 15 濁水沈澱層 16 越流管 17 沈澱汚泥
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C02F 3/06 C02F 3/10 C02F 3/34 B01D 24/02
Claims (2)
- 【請求項１】 浮遊藻類を含む水を濾過する軽石又は人
工濾材濾過装置において、軽石又は人工濾材の表面に拮
抗微生物を付着して、軽石又は人工濾材の表面に生成さ
れる生物膜に捕捉された浮遊藻類の分解を遅延すること
を特徴とする濾過装置における濾過生物膜の微生物制御
方法。 - 【請求項２】 浮遊藻類を含む水を濾過する軽石又は人
工濾材濾過装置において、軽石又は人工濾材の表面に拮
抗微生物を付着して、軽石又は人工濾材の表面に生成さ
れる生物膜の菌体網を緻密にして浮遊藻類の除去効果を
促進することを特徴とする濾過装置における濾過生物膜
の微生物制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7166116A JP2818856B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 濾過生物膜の微生物制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7166116A JP2818856B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 濾過生物膜の微生物制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910785A JPH0910785A (ja) | 1997-01-14 |
| JP2818856B2 true JP2818856B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=15825330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7166116A Expired - Lifetime JP2818856B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 濾過生物膜の微生物制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2818856B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106148193A (zh) * | 2015-04-14 | 2016-11-23 | 北京林业大学 | 一种环境空气中藻细胞采样与培养的方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05138186A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-01 | B Bai B:Kk | 浄化槽からの排水の処理法 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7166116A patent/JP2818856B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0910785A (ja) | 1997-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |