JP2816989B2 - 内燃機関の排気ガス浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気ガス浄化装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内燃機関の排気ガス浄化装置に関する。
(従来の技術) 自動車などに搭載する内燃機関では、内燃機関の排気
口に連結する排気多岐管に、セラミックのハニカム状の
担体に触媒を付着させた触媒体を取付け、排気ガスを触
媒体の間を通して酸化反応を起させて、排気ガス中の未
燃成分を浄化するようにしている。又、オートバイなど
に搭載する小型の内燃機関では、内燃機関の排気口に連
結する排気管の内面に、ガラスウールなどの布体に触媒
剤を付着した触媒体を張って、押え片などで押え、排気
ガスを触媒体に触れさせて未燃成分を浄化するようにし
ている。例えば、特公昭59−1324号公報、特開昭61−96
120号公報参照。
(発明が解決しようとする課題) ハニカム状の触媒体は、排気ガスがハニカム状の多数
の小孔を通るので流路面積が減少すると共に抵抗が多
く、機関の出力が低下し、特に小型の機関では、出力低
下によって受ける性能低下の影響が大きい。又、排気多
岐管が大きくなって重くなる不都合がある。又、排気管
に布状の触媒体を張ったものは、取付けるのに面倒で、
コスト高になり、耐熱性や耐久性にも問題がある。
この発明は、かかる点に鑑み、排気管の内側に間隔を
設けて多数の通気孔を有する内管を取付け、この内管に
触媒溶液と触媒担体からなるスラリーを付着させ、排気
管を流れる排気ガスを触媒に触れさせて浄化でき、排気
抵抗が少く、安価で軽量にできて耐久性も高い内燃機関
の排気ガス浄化装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明の内燃機関の排
気ガス浄化装置は、内燃機関の排気口に連結する排気管
内に間隔を設けて内管を取り付けるようにし、排気管と
内管を鋼板またはステンレス鋼板を用いて左右分けて成
形したものを合わせ、かつ、内管の合せ縁を排気管の合
せ縁の間に挟んで一体に溶着して取り付けるようにし、
前記内管は多数の通気孔を穿設したものであって、内管
の内外表面に触媒に無毒性のアルミナなどの金属または
セラミック、サーメットなどの凹凸層を溶射して設け、
かつ、該凹凸層に触媒溶液と触媒担体からなるスラリー
を塗布して付着させると共に乾燥焼成することにより、
前記凹凸層の表面に触媒を含んだ担体を付着・密着させ
たものとし、排気管内を流れる排気ガスを触媒に当てて
浄化するようにしたものである。
(作 用) 内管は、多数の通気孔をパンチングして設け、排気管
の内側に間隔を設けて取付けるので、排気ガスが通気孔
を通って出入りして流れることができる。排気管及び内
管は、鋼板又はステンレス鋼板で作るもので、このまま
では、触媒を付けることができない。内管の内外表面
に、触媒に無毒性のアルミナなどの金属又はセラミッ
ク、サーメットなどを溶射することによって、表面に細
かい凹凸がある凹凸層を設けることによって、この凹凸
層に、触媒溶液と触媒担体からなるスラリーを塗布する
ことができ、これを乾燥焼成して密着させることができ
る。そして、排気管内を排気ガスが流れるとき、内管表
面の触媒に触れ、酸化反応を起して、排気ガス中の未燃
成分を浄化することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
内燃機関1の排気口2に、排気管3を連結する。排気
管3内には、間隔4を設けて、内管5を取付ける。排気
管3と内管5は、鋼板又はステンレス鋼板を用いて、左
右に分けて成形し、これを合せて溶着するようにしてあ
り、内管5の合せ縁を排気管3の合せ縁の間に挟んで一
体に溶着して取付けるようにしてある。内管5には、多
数の通気孔6をパンチングによって穿設する。内管5の
内外表面には、第2図乃至第4図に示すように、触媒に
無毒性のアルミナなどの金属又はセラミック、サーメッ
トなどを一層又は二層溶射し、表面に細かい凹凸がある
凹凸層7を設ける。又、凹凸層7の表面は、グリッドブ
ラストなどによって一層粗面に形成してもよい。そし
て、凹凸層7に、第5図に示すように、触媒溶液と触媒
担体8からなるスラリー11を塗布などによって付着さ
せ、これを乾燥焼成すると、第6図に示すように、凹凸
層7の表面に、触媒を含んだ担体8が密着する。これに
よって、触媒が直接内管5に触れることがなく、触媒が
毒性で破損することが防げる。又、排気管3の内面に同
様に追加して、凹凸層を設けて触媒の担体を密着させれ
ば、浄化能力を一層向上でき、凹凸層が断熱することが
できて触媒活性温度に保ち易くできる。
排気ガスは、排気管3内を流れる間に、内管5の触媒
の担体8に触れて酸化反応を起し、排気ガス中の未燃成
分を浄化できる。
尚、排気管3の後端には膨脹室9を連結し、更に、膨
脹室9にマフラ10を連結して、マフラ10で消音して、マ
フラ10の後端から排気ガスを放出する。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明は、上述のように構成
したので、排気管内に取付ける内管の内外表面に、触媒
に無毒性のアルミナなどの金属又はセラミック、サーメ
ットなどを溶射して凹凸層を設け、かつ、該凹凸層に触
媒溶液と触媒担体からなるスラリーを塗布して付着させ
ると共に乾燥焼成することにより、前記凹凸層の表面に
触媒を含んだ担体を強固に付着・密着させることができ
る。そして、触媒によって排気管内を流れる排気ガスの
未燃成分を浄化することができる。内管は、排気管に簡
単に取付けでき、構造簡単で軽量安価にでき、触媒の密
着性も高くて耐久性が高く、排気の抵抗が少くて、出力
低下の少いものにできる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、 第1図は排気管の横断面図、 第2図は内管に凹凸層を溶射する状態の一部横断面図、 第3図は内管に一層の凹凸層を溶射した一部拡大断面
図、 第4図は内管に二層の凹凸層を溶射した一部拡大断面
図、 第5図は内管の凹凸層に触媒担体を塗付した一部拡大断
面図、 第6図は同焼成後の拡大断面図、 第7図は排気管の一部縦断側面図、 第8図は全体側面図、 である。 1……内燃機関、2……排気口、3……排気管、4……
間隔、5……内管、6……通気孔、7……凹凸層、8…
…触媒担体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01N 3/24 F01N 3/28 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気口に連結する排気管内に間
    隔を設けて内管を取り付けるようにし、 排気管と内管を鋼板またはステンレス鋼板を用いて左右
    分けて成形したものを合わせ、かつ、内管の合せ縁を排
    気管の合せ縁の間に挟んで一体に溶着して取り付けるよ
    うにし、 前記内管は多数の通気孔を穿設したものであって、内管
    の内外表面に触媒に無毒性のアルミナなどの金属または
    セラミック、サーメットなどの凹凸層を溶射して設け、
    かつ、該凹凸層に触媒溶液と触媒担体からなるスラリー
    を塗布して付着させると共に乾燥焼成することにより、
    前記凹凸層の表面に触媒を含んだ担体を付着・密着させ
    たものとし、 排気管内を流れる排気ガスを触媒に当てて浄化するよう
    にしたことを特徴とする内燃機関の排気ガス浄化装置。
JP1220264A 1989-08-29 1989-08-29 内燃機関の排気ガス浄化装置 Expired - Fee Related JP2816989B2 (ja)

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EP90116493A EP0415356B1 (en) 1989-08-29 1990-08-28 Exhaust gas cleaning device for internal combustion engine
AT90116493T ATE136622T1 (de) 1989-08-29 1990-08-28 Abgasreinigungsvorrichtung für brennkraftmaschinen
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