JP2816522B2 - 冷凍機用の圧縮装置 - Google Patents
冷凍機用の圧縮装置Info
- Publication number
- JP2816522B2 JP2816522B2 JP5242094A JP24209493A JP2816522B2 JP 2816522 B2 JP2816522 B2 JP 2816522B2 JP 5242094 A JP5242094 A JP 5242094A JP 24209493 A JP24209493 A JP 24209493A JP 2816522 B2 JP2816522 B2 JP 2816522B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- motor
- ammonia
- rotor shaft
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明の装置は冷凍装置や空調装
置の分野で使用される。
置の分野で使用される。
【０００２】
【従来の技術】冷凍機用の圧縮機には冷媒としてフロン
ガスが使用されてきたが、フロンガスの使用は規制され
ることになり、代替冷媒として例えばアンモニヤガスが
見直されている。
ガスが使用されてきたが、フロンガスの使用は規制され
ることになり、代替冷媒として例えばアンモニヤガスが
見直されている。
【０００３】しかし、アンモニヤガスは可燃性で危険性
を孕み、また毒性があって、長いことアンモニヤに接す
ると人体の鼻や咽喉などの粘膜に障害をもたらすので、
圧縮機にはアンモニヤガスが漏れないようにせねばなら
ない。
を孕み、また毒性があって、長いことアンモニヤに接す
ると人体の鼻や咽喉などの粘膜に障害をもたらすので、
圧縮機にはアンモニヤガスが漏れないようにせねばなら
ない。
【０００４】
【発明が解決しょうとする課題】ところで圧縮機のロー
タ軸（入力軸）はモータの回転軸（出力軸）へジョイン
トにて接続されており、モータの駆動により圧縮機は作
動させられるが、圧縮機の停止中に圧縮機内のアンモニ
ヤガスが漏れる箇所は圧縮機のハウジングにおけるロー
タ軸の貫通している支承部であり、アンモニヤガスの漏
れ防止には前記支承部のメカニカルシールが重要で、信
頼性の高い構造としなければならない。また、究極は高
価につくノンシール構造とせねばならず、いきおい製造
コストが高くなるという課題がある。
タ軸（入力軸）はモータの回転軸（出力軸）へジョイン
トにて接続されており、モータの駆動により圧縮機は作
動させられるが、圧縮機の停止中に圧縮機内のアンモニ
ヤガスが漏れる箇所は圧縮機のハウジングにおけるロー
タ軸の貫通している支承部であり、アンモニヤガスの漏
れ防止には前記支承部のメカニカルシールが重要で、信
頼性の高い構造としなければならない。また、究極は高
価につくノンシール構造とせねばならず、いきおい製造
コストが高くなるという課題がある。
【０００５】本発明は圧縮機におけるロータ軸の貫通支
承部から漏れる冷媒ガスを脱ガス手段で処理することに
より冷媒ガス弊害を除去できる冷凍機用の圧縮装置を提
供できるようにした。
承部から漏れる冷媒ガスを脱ガス手段で処理することに
より冷媒ガス弊害を除去できる冷凍機用の圧縮装置を提
供できるようにした。
【０００６】
【課題を解決するための手段】しかして本発明に係る冷
凍機用の圧縮装置はモータの回転軸を圧縮機のロータ軸
へ接続した圧縮装置において、モータと圧縮機間にモー
タの回転軸と圧縮機のロータ軸を囲む筒状のカバーを設
け、このカバーの一部に排気管を接続して、排気管に冷
媒ガス除去器を接続したものとしてある。
凍機用の圧縮装置はモータの回転軸を圧縮機のロータ軸
へ接続した圧縮装置において、モータと圧縮機間にモー
タの回転軸と圧縮機のロータ軸を囲む筒状のカバーを設
け、このカバーの一部に排気管を接続して、排気管に冷
媒ガス除去器を接続したものとしてある。
【０００７】
【作用】圧縮機の作動中または停止中に冷媒ガスがロー
タ軸支承部から圧縮機とモータ間のカバー内に漏れるこ
とがあるが、この漏れた冷媒ガスは排気ポンプにより冷
媒ガス除去器に送られ、ここで冷媒ガスは除去されて、
冷媒ガスの除去されたクリーンな空気のみが大気中に放
出される。
タ軸支承部から圧縮機とモータ間のカバー内に漏れるこ
とがあるが、この漏れた冷媒ガスは排気ポンプにより冷
媒ガス除去器に送られ、ここで冷媒ガスは除去されて、
冷媒ガスの除去されたクリーンな空気のみが大気中に放
出される。
【０００８】
【実施例】以下本発明の装置を添付図面の図１〜３に示
す実施例図に基づいて説明する。これらの図において符
号１は冷媒に例えばアンモニヤガスを使用する圧縮機、
１ａはそのハウジング、１ｂはロータ軸支承部を示し、
符号２はモータ、２ａはその回転軸を、符号３はモータ
の回転軸を圧縮機のロータ軸へ結合させている継手を示
す。
す実施例図に基づいて説明する。これらの図において符
号１は冷媒に例えばアンモニヤガスを使用する圧縮機、
１ａはそのハウジング、１ｂはロータ軸支承部を示し、
符号２はモータ、２ａはその回転軸を、符号３はモータ
の回転軸を圧縮機のロータ軸へ結合させている継手を示
す。
【０００９】本装置においては、圧縮機のロータ軸とモ
ータの回転軸とを囲むように圧縮機とモータ間に筒体よ
りなるカバー４を設け、またカバー４の適所、例えば上
側部の適所には排気管５を接続して、この排気管に排気
用ポンプ６を設け、この排気ポンプ６に続いてアンモニ
ヤガス除去器７を設け、この除去器７でアンモニヤが除
去された空気を放出管８で大気中に放出させるようにし
てある。
ータの回転軸とを囲むように圧縮機とモータ間に筒体よ
りなるカバー４を設け、またカバー４の適所、例えば上
側部の適所には排気管５を接続して、この排気管に排気
用ポンプ６を設け、この排気ポンプ６に続いてアンモニ
ヤガス除去器７を設け、この除去器７でアンモニヤが除
去された空気を放出管８で大気中に放出させるようにし
てある。
【００１０】アンモニヤガス除去器７には種々のものが
あるが、例えば図２のように密閉容器７ａ内に活性炭等
の吸着剤７ｂを充填した構造のものとし、この場合は、
吸着剤がその能力を喪失したときには容器７ａごと取り
替えるか、あるいは中の吸着剤のみを適宜交換できる構
造のものとする。また、図３のように水７ｄを入れたタ
ンク７ｃで構成し、アンモニヤガスは排気管５からタン
ク内の水中に吹き込ませて水に溶解させる構造のものと
する場合もあり、符号９はアンモニヤ水のドレンバルブ
を示す。
あるが、例えば図２のように密閉容器７ａ内に活性炭等
の吸着剤７ｂを充填した構造のものとし、この場合は、
吸着剤がその能力を喪失したときには容器７ａごと取り
替えるか、あるいは中の吸着剤のみを適宜交換できる構
造のものとする。また、図３のように水７ｄを入れたタ
ンク７ｃで構成し、アンモニヤガスは排気管５からタン
ク内の水中に吹き込ませて水に溶解させる構造のものと
する場合もあり、符号９はアンモニヤ水のドレンバルブ
を示す。
【００１１】これらの実施例で、排気ポンプ６はアンモ
ニヤの漏れ濃度が所定値を超えると作動するようにすれ
ばよく、符号１０はそのためのアンモニヤ濃度検出セン
サを示し、このセンサからの信号により制御器（図示
略）が働いて排気ポンプ６が作動させられる。なお、図
中の符号１１はカバーの下部にあけた空気取入口、１２
は設置室の壁を示す。
ニヤの漏れ濃度が所定値を超えると作動するようにすれ
ばよく、符号１０はそのためのアンモニヤ濃度検出セン
サを示し、このセンサからの信号により制御器（図示
略）が働いて排気ポンプ６が作動させられる。なお、図
中の符号１１はカバーの下部にあけた空気取入口、１２
は設置室の壁を示す。
【００１２】
【発明の効果】本発明の装置においては、圧縮機からカ
バー内に漏れたアンモニヤガスは、アンモニヤ除去器に
て除去されるので、冷凍機設置室内にアンモニヤが溜ま
ることはなく、同設置室は安全に保たれ、かつ設置室内
の作業員がアンモニヤガスに侵されるということはな
い。
バー内に漏れたアンモニヤガスは、アンモニヤ除去器に
て除去されるので、冷凍機設置室内にアンモニヤが溜ま
ることはなく、同設置室は安全に保たれ、かつ設置室内
の作業員がアンモニヤガスに侵されるということはな
い。
【図１】本発明に係る圧縮機の実施例を示す一部破断正
面図。
面図。
【図２】アンモニヤ除去器の一部を切り欠いて示す正面
図。
図。
【図３】アンモニヤ除去器の他の実施例を示す正面図。
１ 圧縮機 １ａ ハウジング １ｂ ロータ軸 １ｃ ロータ軸支承部 ２ モータ ２ａ 回転軸 ３ 継手 ４ カバー ５ 排気管 ６ ポンプ ７ アンモニヤガス除去器 ７ａ 密閉容器 ７ｂ 吸着剤 ７ｃ タンク ７ｄ 水 ８ 放出管 ９ ドレンバルブ １０ ガス濃度検出センサ １１ 空気取入口 １２ 壁
Claims (1)
- 【請求項１】モータの回転軸を圧縮機のロータ軸へ接続
した圧縮装置において、モータと圧縮機間にモータの回
転軸と圧縮機のロータ軸を囲む筒状のカバーを設け、こ
のカバーの一部に排気管を接続して、この排気管に圧縮
機からの漏洩冷媒ガス除去器を接続してなる冷凍機用の
圧縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242094A JP2816522B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 冷凍機用の圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242094A JP2816522B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 冷凍機用の圧縮装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0771380A JPH0771380A (ja) | 1995-03-14 |
| JP2816522B2 true JP2816522B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17084212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5242094A Expired - Fee Related JP2816522B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 冷凍機用の圧縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2816522B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4908953B2 (ja) * | 2006-07-11 | 2012-04-04 | 株式会社神戸製鋼所 | スクリュ圧縮機 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5242094A patent/JP2816522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0771380A (ja) | 1995-03-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2005241121A (ja) | 空気調和機 | |
| JP2816522B2 (ja) | 冷凍機用の圧縮装置 | |
| JP2010058089A (ja) | 遠心分離機 | |
| JP4908953B2 (ja) | スクリュ圧縮機 | |
| JP2816523B2 (ja) | パッケージ冷凍機 | |
| JPH07159004A (ja) | 冷凍サイクル及び空気調和機 | |
| JP2010210129A (ja) | 冷却システム | |
| JP3349559B2 (ja) | 冷凍機用の圧縮装置 | |
| JPH11270484A (ja) | スクリューロータ型ウエット真空ポンプ | |
| US4898006A (en) | Method and apparatus for drawing off low boiling media from pressure systems | |
| JPH05312370A (ja) | 換気装置 | |
| JP2006299919A (ja) | スクリュ圧縮機 | |
| JP3108270B2 (ja) | 冷媒回収装置 | |
| AU2006241391B2 (en) | Repair method of refrigerant circuit | |
| JP2004308754A (ja) | 軸封装置 | |
| JPH09309588A (ja) | 有害ガス容器搬送用コンテナ | |
| JP2005114313A (ja) | 冷却ユニットの製造方法および冷蔵庫の製造方法 | |
| JPH11266560A (ja) | クリーンルーム機器用モーター | |
| JP2005214859A (ja) | 液化ガス用ポンプの気密試験装置 | |
| JPH07294069A (ja) | 空気調和機 | |
| JP3245790B2 (ja) | 置換用気体の回収トラップ装置及び空気調和機の施工方法 | |
| JP2002044899A (ja) | クリーンルーム機器用モーター | |
| JP2000249100A (ja) | 排液装置 | |
| JP2002058950A (ja) | 有害ガス換気吸収装置 | |
| JPH1114203A (ja) | 冷凍サイクルの空気除去装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |