JP2812243B2 - 情報記録装置及び情報再生装置 - Google Patents

情報記録装置及び情報再生装置

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JP2812243B2
JP2812243B2 JP7096791A JP9679195A JP2812243B2 JP 2812243 B2 JP2812243 B2 JP 2812243B2 JP 7096791 A JP7096791 A JP 7096791A JP 9679195 A JP9679195 A JP 9679195A JP 2812243 B2 JP2812243 B2 JP 2812243B2
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健次 高内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上に複数のデ
ータ管理情報領域を備え、前記データ管理情報領域のそ
れぞれには同一のデータ管理情報を重複して記録し、必
要に応じて前記データ管理情報を更新する記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録再生装置では、記録媒体の管
理方式として、記録媒体の記録領域を3種類の領域(ユ
ーザ領域,交替領域,データ管理領域)に分割して管理
する方法がある。ユーザ領域は、上位装置が要求するデ
ータを記録再生するために使用される。交替領域は、ユ
ーザ領域中の欠陥部(欠陥セクタ)に代わって記録され
る交替部(交替セクタ)に使用される(交替処理)。デ
ータ管理領域は、交替処理を管理するためのデータ管理
情報(欠陥管理情報等)を記録再生するために使用され
る。
【0003】記録媒体のユーザ領域にデータを記録する
と、記録エラーが生じていないかどうかすなわち正しく
データが記録されたか否かを、データの記録直後に再生
して得られる信号と、記録しようとしたデータとを比較
すること等により、例えばセクタ単位で確認している。
一般に、記録エラーは記録媒体自身の部分的欠陥や記録
再生装置の記録系の不良などによって発生する。そし
て、この記録エラーが発生したときは、先に記録したユ
ーザ領域の欠陥セクタに代えて交替領域中の交替セクタ
に先のデータを再度記録すると共に、この欠陥セクタと
交替セクタとの位置情報を示す欠陥管理情報をデータ管
理情報領域に記録する。
【0004】このユーザ領域,交替領域,データ管理情
報領域及びデータ管理情報の構成については任意に設定
することができる。例えば図5に、記録媒体上の構成を
示す。ここで、501は第1のデータ管理情報領域、502は
第2のデータ管理情報領域、503はユーザ領域、504は交
替領域、505は第3のデータ管理情報領域、506は第4の
データ管理情報領域を示す。データ管理情報は、記録媒
体500の初期化時に検出されたユーザ領域503及び交替領
域504中の欠陥セクタの位置情報を保持するPDL(Pri
mary Defect List)508、ユーザ領域へのデータ記録時
に検出された欠陥セクタとその欠陥セクタの代わりにデ
ータを記録した交替領域中の交替セクタの位置情報を示
すSDL(Secondary Defect List)509、及びデータ管
理情報の始まりやPDL508,SDL509の開始アドレス
や、記録媒体上のデータ構造(ROMデータ、RAHデ
ータの位置情報等)を示すDDS(Disk Difinition St
ructure)507から成っている。すなわち、データ管理情
報はDDS507,PDL508及びSDL509から構成され
ており、各データ管理情報領域には同様のデータが記録
されている。510は再生されたデータ管理情報格納する
メモリーを示す。以下の説明では、欠陥セクタが発見さ
れたときにデータ管理情報が更新されるSDL509を用
いる。
【0005】データ記録やデータ再生を実行するため、
記録媒体500を記録再生装置に装着すると、そのデータ
管理情報領域のSDL509が再生されて、RAM510に格
納される。記録媒体の第1〜第4のデータ管理情報領域
501,502,505,506からSDLを再生する回路構成を図
6に、再生手順を図7に示す。すなわち、記録媒体500
上の各データ管理情報501,502,505,506を再生手段60
1を用いて順番に読み出し、SDL一時保管用バッファ6
02に格納する。再生エラー検出手段603は、最初に再生
エラー無しに読み出すことができたSDL一時保管用バ
ッファに切替手段604を接続し、再生エラー無しに読み
出すことができたSDLの内容をRAM510に格納す
る。
【0006】RAM510に格納されたSDLは、データ
管理情報が変更されたとき、記録媒体上の第1〜第4の
データ管理情報領域501,502,505,506のそれぞれに記
録される。すなわち、ユーザ領域の欠陥セクタが検出さ
れるごとに、その欠陥セクタやこれに代わる交替セクタ
等の位置情報がRAM510に追加され、RAM510上のS
DLは更新されていく。そして、この更新後のSDLは
記録媒体上の第1〜第4のデータ管理情報領域501,50
2,505,506のそれぞれに記録される。SDLの記録回
路構成を図6に示す。RAM510に格納されているSD
Lを記録手段605を用いて記録媒体500上の各データ管理
情報領域501,502,505,506のそれぞれに記録する。
【0007】このSDL509の内容は、例えば図8(a)に
示す。ここで、SDLのデータ単位は1バイトであり、
800は2バイトの固定データからなる欠陥リスト識別
子、801は今後の拡張性を考慮した保留フィールド、802
はSDLに登録されている欠陥セクタの個数、803は欠
陥セクタの位置を示すアドレス、804はその欠陥セクタ
に代わる交替セクタの位置を示すアドレス、805は今後
検出される欠陥セクタを登録するための未登録フィール
ドである。ここでは、8バイトのデータ803,804を用い
て一組の欠陥セクタと交替セクタとのそれぞれの位置情
報を表しており、このSDLによれば、欠陥登録数は1
つで、アドレス(X1)が欠陥セクタで、これに代わる交替
セクタはアドレス(Y1)であることがわかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、デ
ータ管理情報を複数のデータ管理情報領域に記録するこ
とにより、記録媒体上の部分的欠陥などのためにデータ
管理情報が使えなくなることを防止している。しかしな
がら、RAM510のデータ管理情報を記録媒体500に記録
するとき、エラーや装置の電源OFF等のために、正し
く更新されない場合がある。このときデータ管理情報領
域は、以前のデータ管理情報や間違ったデータ管理情報
が記録されたままになっている。前述したように、デー
タ管理情報の再生手順図7では、最初に再生エラー無し
に読み込めたSDLが有効になる。このような記録媒体
が記録再生装置に装着され、以前のデータ管理情報や間
違ったデータ管理情報が記録されたままになっているデ
ータ管理情報領域が最初に再生エラー無しに読み込めた
SDLであれば、その誤ったデータ管理情報が有効にな
ってしまう。そして、その後、上位装置からの記録コマ
ンドや再生コマンドを受けたとき、誤ったデータ管理情
報に基づく記録動作や再生動作が行われて、欠陥セクタ
がそのまま使用されるという問題点があった。
【0009】図9の例を用いてこの問題点を説明する。
図9(a)は、記録媒体上のアドレス(X2)が欠陥セクタ
で、かつその欠陥セクタはまだSDLに登録されていな
い場合に、その欠陥セクタを含むデータ領域への記録コ
マンドに対する処理の流れを示す説明図である。この場
合、上位装置から発行された上記記録コマンドにより、
指定された領域に対する記録動作を行い、アドレス(X2)
が欠陥セクタであることを検出する。そして、この欠陥
セクタに記録するように指定されたデータを交替領域の
アドレス(Y2)の交替セクタに記録し、RAM510のSD
Lにこの欠陥セクタと交替セクタを図8(b)のように登
録する。
【0010】次に、この更新されたSDLをRAM510
から取り出して、記録媒体500の各データ管理情報領域5
01,502,505,506に記録する。そして、この記録の際
にエラーが発生しなければ、SDL1,SDL2,SD
L3及びSDL4の内容は更新前の状態(図8(a))か
ら更新後の状態(図8(b))に変更される。しかしなが
ら、この記録の際にエラーが発生することがあり、いま
更新後のデータ管理情報が、第2,第3及び第4のデー
タ管理情報領域502,505,506には正常に記録できた
が、第1のデータ管理情報領域501には記録エラーが発
生して正常に記録できなかったとする。このとき、SD
L1の内容は更新されたSDLの内容(図8(b))とは
異なり、例えば更新前の内容(図8(a))になっている
場合がある。
【0011】そして、この記録再生装置の電源をOFF
し、再度電源をONすると、前述の図7で示す手順によ
り、SDL1,SDL2,SDL3及びSDL4が読み
出される。この時、SDL1の読み出しに成功すると、
それ以降のSDL2,SDL3及びSDL4の読み出し
は行われないで、RAM510にはSDL1の内容、例え
ば更新前のデータ(図8(a))が格納されることにな
る。
【0012】この状態で、欠陥セクタ(X2)を含む再生コ
マンドを受け取ると、図9(b)に示すような動作を行
う。まず、記録再生装置は指定された領域に欠陥セクタ
が存在するか否かを確認する。つまり、RAM510に欠
陥セクタとしてアドレス(X2)が登録されているか否かを
チェックする。一方、RAM510に格納されているSD
Lは更新前のものでアドレス(X2)は登録されていないた
め、記録再生装置は、欠陥セクタであるアドレス(X2)を
再生し、交替セクタであるアドレス(Y2)を再生しない。
【0013】このように、従来のデータ管理情報領域を
備えた記録再生装置において、各データ管理情報領域相
互の内容が矛盾している場合、間違ったデータ管理情報
がRAMに格納されることがある。また、最近の技術で
は、SDLに記録されている欠陥登録数802を用いて、
欠陥登録数802が最大のSDLを最新のSDLと判断す
る方法が提案されているが、SDL上の欠陥登録数は同
じでも、そのSDLに登録されている欠陥情報が変化す
る場合がある。つまり、ユーザ領域503上の欠陥セクタ
に代わる交替セクタが、再度欠陥セクタになった場合、
そのユーザ領域503上の欠陥セクタに代わる交替セクタ
を変更する。この場合、欠陥登録数は変化しないので、
欠陥登録数802を調べても最新のSDLを取得すること
ができない。
【0014】また、最近の技術では、SDLに1つの書
き換え回数を付加し、この書き換え回数が最大のSDL
を最新のSDLと判断する方法が提案されているが、書
き換え回数が最大でも、そのSDLが正しく記録されて
いるか判断できず、最新の正しいSDLを取得すること
ができない。そこで、本発明では、各データ管理情報領
域に記録されているデータ管理情報が相互に矛盾してい
ても、最新のデータ管理情報を取得することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、記録媒体上の複数のデータ管理情報領域を備え、デ
ータ管理情報領域のそれぞれには同様のデータ管理情報
を重複して記録し、そのデータ管理情報を更新すること
がある記録再生装置において、データ管理情報の新旧を
判断できる更新情報を、データ管理情報に複数箇所付加
する付加手段を有する記録再生装置が提供される。
【0016】また、データ管理情報を再生し使用する際
に、前記データ管理情報から更新情報を分離する分離手
段と、分離された前記更新情報の新旧を判断し、また分
離された複数個の更新情報が一致しないデータ管理情報
は無効とする判断手段と有し、前記判断手段の結果
基づいて最新のデータ管理情報を使用する記録再生装置
が提供される。
【0017】
【作用】本発明では、データ管理情報を更新する際に、
データ管理情報の新旧を判断できる更新情報を、データ
管理情報に複数箇所付加する付加手段を用いて、データ
管理情報の新旧を判断できる更新情報をデータ管理情報
に付加して記録する。そしてデータ管理情報を再生し使
用する際には、データ管理情報から更新情報を分離する
分離手段と、分離された更新情報の新旧を判断し、また
分離された複数個の更新情報を一致しないものは無効と
する判断手段を用いて、その判断手段の結果から最新
正しいデータ管理情報を取得する。
【0018】これらの結果により、記録媒体の部分的欠
陥等のために、古いまたは誤ったデータ管理情報が存在
しても、確実に最新の正しいデータ管理情報を取得する
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本発明の記録再生装置
の一実施例として、本発明に関係する部分のみを示すブ
ロック図である。このほか、記録再生装置には、上位装
置とのインターフェース制御手段や装置全体をコントロ
ールするマイクロプロセッサ等が必要であるが、本発明
に関係しないので省略している。
【0020】図1において、10は上位装置からのデー
タを記録再生する記録媒体、7はデータ管理情報格納メ
モリー(RAM)、1は記録媒体からの信号を再生し、
2値化する再生手段、2は再生手段により読み取られた
再生信号より更新情報を分離する更新情報分離手段、3
は再生手段により読み取られた各データ管理情報を一時
保管するバッファ、4は再生中にエラーが発生したか否
かを検出するエラー検出手段、5は分離された更新情報
及び再生時のエラー情報をもとにデータ管理情報の新旧
を判断する新旧判断手段、6は新旧判断手段により最新
と判断されたデータ管理情報をRAM7に転送するため
の切替手段、8は記録媒体上のデータ管理情報を更新す
る際にRAM7上のデータ管理情報に、データ管理情報
更新情報を付加する更新情報付加手段、9は更新情報を
付加されたデータ管理情報を記録媒体上に記録する記録
手段を示す。
【0021】データ管理情報が更新されたとき、すべて
のデータ管理情報領域501,502,505,506に、その更新
されたデータ管理情報を記録するため、各データ管理情
報領域に記録される更新情報は同一の内容になる。図2
は本発明のデータ管理情報の再生手順の説明図である。
記録媒体10上の各SDLは、再生手段1により順番に
読み出され、更新情報分離手段2により更新情報を取得
した後、各SDL一時保管用バッファ3に格納される。
さらにエラー検出手段4により、再生時にエラーが発生
したか否かを取得する。全SDLの再生を試みた後、処
理209で再生エラーが発生せずに、かつSDL内に含ま
れている全更新情報が一致し、かつ更新情報が最新のS
DLをRAM7に保持する。
【0022】更新情報としては、データ管理情報の記録
回数,更新回数,または時間情報等を用いることができ
る。記録回数はデータ管理情報領域にデータ管理情報を
記録した回数を使用する。更新回数はデータ管理情報を
更新してデータ管理情報領域に記録した回数を使用す
る。時間情報はデータ管理情報領域にデータ管理情報を
記録した時の時間情報を使用する。以下では、記録回数
を用いて説明する。
【0023】図3は本発明のデータ管理情報の実施例で
ある。ここで示すデータ管理情報は、前述しているSD
Lに関するものである。SDLのデータ単位は1バイト
であり、300は2バイトの固定データからなる欠陥リス
ト識別子、301は今後の拡張性を考慮した保留フィール
ド、302及び306はこのデータ管理情報の新旧が判断でき
る更新情報(記録回数)、303はSDLに登録されてい
る欠陥セクタの個数、304は欠陥セクタの位置を示すア
ドレス、305はその欠陥セクタに代わる交替セクタの位
置を示すアドレス、307は今後検出される欠陥セクタを
登録するための未登録フィールドである。ここでは、8
バイトのデータ304,305を用いて一組の欠陥セクタと交
替セクタとのそれぞれの位置情報を表しており、この図
3(a)のSDLによれば、このデータ管理情報が記録媒
体上のデータ管理情報領域に記録された回数は2回で、
欠陥登録数は1つで、アドレス(X1)が欠陥セクタで、こ
れに代わる交替セクタはアドレス(Y1)であることがわか
る。
【0024】本実施例において、前述した問題点が解決
されることを説明する。今、SDLの内容が図3(a)の
状態にあり、記録媒体上のアドレス(X2)が欠陥セクタ
で、かつその欠陥セクタはまだSDLに登録されていな
い場合に、その欠陥セクタを含むデータ領域への記録コ
マンドに対する処理の流れは図9(a)の通りである。こ
の場合、上位装置から発行された上記記録コマンドによ
り、指定された領域に対する記録動作を行い、アドレス
(X2)が欠陥セクタであることを検出する。そして、この
欠陥セクタに記録するように指定されたデータを交替領
域のアドレス(Y2)の交替セクタに記録し、RAM7のS
DLにこの欠陥セクタと交替セクタを図3(b)のように
登録する。
【0025】次に、この更新されたSDLをRAM7か
ら取り出して、SDLの記録回数を更新情報付加手段8
を用いて付加し、記録手段9を用いて記録媒体10の各
データ管理情報領域501,502,505,506に記録する。そ
して、この記録の際にエラーが発生しなければ、SDL
1,SDL2,SDL3及びSDL4の内容は更新前の
状態(図3(a))から更新後の状態(図3(b))に変更さ
れる。
【0026】しかしながら、この記録の際にエラーが発
生することがあり、いま更新後のデータ管理情報が、第
2,第3及び第4のデータ管理情報領域502,505,506
には正常に記録できたが、第1のデータ管理情報領域50
1には記録エラーが発生して正常に記録できなかったと
する。このとき、SDL1の内容は更新されたSDLの
内容(図3(b))とは異なり、例えば更新前の内容(図
3(a))になっている場合やデータ管理情報の一部が更
新後のデータで一部が更新前のデータになっている場合
等がある。
【0027】そして、この記録再生装置の電源をOFF
し、再度電源をONすると、図2で示す手順により、S
DL1,SDL2,SDL3及びSDL4が読み出され
る。この時、SDL1以外の内容は更新後のSDLの内
容(図3(b))が読み込まれて各SDL一時保管用バッ
ファ3に格納される。SDL1のデータは、読めない場
合、更新前の内容(図3(a))になっている場合、また
はデータ管理情報の一部が更新後のデータで一部が更新
前のデータになっている場合がある。
【0028】読めない場合には、エラー検出手段4によ
り再生エラーが検出されるので、図2のデータ管理情報
有効条件209を満たしていないため、SDL1は無効と
なり、SDL1以外のSDLの内容(図3(b))が使用
される。更新前の内容(図3(a))になっている場合に
は、新旧判断手段5により、他のSDLよりも記録回数
が少ないため、SDL1以外が有効となり、SDL1以
外のSDLの内容(図3(b))が使用される。
【0029】データ管理情報の一部が更新後のデータで
一部が更新前のデータになっている場合には、新旧判断
手段5により、SDL1は無効となり、SDL1以外の
SDLの内容(図3(b))が使用される。このように、
各データ管理情報領域に記録されているデータ管理情報
が相互に矛盾していても、最新のデータ管理情報を取得
することができる。
【0030】データ管理情報として、欠陥管理情報を用
いて説明したが、他のデータ管理情報に対しても、新旧
を判断できる更新情報を付加することにより、最新のデ
ータ管理情報を取得できる。また、更新情報として記録
回数を用いて説明したが、更新回数や時間情報を用いた
場合にも同様に処理できることはいうまでもない。ま
た、記録媒体として光ディスクを用いてもなんら問題は
ない。
【0031】
【発明の効果】本発明では、データ管理情報を更新する
際に、データ管理情報の新旧を判断できる更新情報を、
データ管理情報に複数箇所付加する付加手段を用いて、
データ管理情報の新旧を判断できる更新情報をデータ管
理情報に付加して記録する。そしてデータ管理情報を再
生し使用する際には、データ管理情報から更新情報を分
離する分離手段と、分離された更新情報の新旧を判断
し、また分離された複数個の更新情報を一致しないもの
は無効とする判断手段を用いて、その判断手段の結果
から最新の正しいデータ管理情報を取得する。これらの
結果により、記録媒体の部分的欠陥等のために、古いま
たは誤ったデータ管理情報が存在しても、確実に最新の
正しいデータ管理情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図
【図2】本発明の一実施例の記録媒体上のデータ管理情
報領域の読込手順の説明図
【図3】本実施例のSDLの内容を示す図
【図4】本発明の一実施例における上位装置からのコマ
ンドに対する処理の流れを示す説明図
【図5】記録媒体上の各領域及びデータ管理情報の説明
【図6】従来技術のデータ管理情報記録/読込回路構成
【図7】従来技術の記録媒体上のデータ管理情報領域の
読込手順の説明図
【図8】従来技術のSDLの内容を示す説明図
【図9】従来技術における上位装置からのコマンドに対
する処理の流れを示す説明図
【符号の説明】
1 再生手段 2 更新情報分離手段 3 各SDL一時保管用バッファ 4 エラー検出手段 5 新旧判断手段 6 切替手段 7 データ管理情報格納メモリー(RAM) 8 更新情報付加手段 9 記録手段 10 記録媒体 500 記録媒体 501 第1のデータ管理情報領域 502 第2のデータ管理情報領域 503 ユーザ領域 504 交替領域 505 第3のデータ管理情報領域 506 第4のデータ管理情報領域 507 DDS(Disk Difinition Structure) 508 PDL(Primary Defect List) 509 SDL(Secondary Defect List) 510 データ管理情報格納メモリー(RAM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 27/00 G11B 20/18

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上の複数のデータ管理情報領域
    にデータ管理情報を重複して記録する記録手段と、前記
    データ管理情報の新旧を判断できる更新情報を、前記デ
    ータ管理情報おのおのに複数箇所付加する付加手段とを
    有する情報記録装置。
  2. 【請求項2】 複数のデータ管理情報領域のそれぞれに
    データを記録するユーザ領域中の欠陥部の位置情報や前
    記欠陥部に代わる交替領域中の交替部の位置情報等を示
    す情報の1セクタまたは複数セクタ分をデータ管理情報
    として重複して記録する記録手段と、前記データ管理情
    報の新旧を判断できる更新情報を前記データ管理情報の
    先頭部と末尾部に付加する付加手段とを有する情報記録
    装置。
  3. 【請求項3】 更新情報として、データ管理情報の更新
    回数を使用する請求項1又は請求項2に記載された情報
    記録装置。
  4. 【請求項4】 更新情報として、データ管理情報の記録
    回数を使用する請求項1又は請求項2に記載された情報
    記録装置。
  5. 【請求項5】 更新情報として、データ管理情報を記録
    媒体に記録した時の時間情報を使用する請求項1又は請
    求項2に記載された情報記録装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体として光ディスクを使用する請
    求項1〜請求項5のいずれかに記載された情報記録装
    置。
  7. 【請求項7】 データ管理情報を再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生されたデータ管理情報から更新
    情報を分離する分離手段と、分離された前記更新情報の
    新旧を判断し、また分離された複数個の更新情報が一致
    しないデータ管理情報は無効とする判断手段とを有し、
    前記判断手段の結果に基づいて最新のデータ管理情報を
    使用する情報再生装置。
  8. 【請求項8】 更新情報として、データ管理情報の更新
    回数を使用する請求項7に記載された情報再生装置。
  9. 【請求項9】 更新情報として、データ管理情報の記録
    回数を使用する請求項7に記載された情報再生装置。
  10. 【請求項10】 更新情報として、データ管理情報を記
    録媒体に記録した時の時間情報を使用する請求項7に記
    載された情報再生装置。
  11. 【請求項11】 複数再生されたデータ管理情報のうち
    更新回数または記録回数が最大のものを使用する請求項
    8又は請求項9に記載された情報再生装置。
  12. 【請求項12】 複数再生できたデータ管理情報のうち
    データ管理情報が記録媒体に記録した時の時間情報が最
    新のものを使用する請求項10に記載された情報再生装
    置。
  13. 【請求項13】 記録媒体として光ディスクを用いる請
    求項7〜請求項12のいずれかに記載された情報再生装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載
    された情報記録装置と、請求項7〜請求項13のいずれ
    かに記載された情報再生装置とを備えた情報記録再生装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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