JP2811900B2 - 基板の位置決め装置 - Google Patents
基板の位置決め装置Info
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- JP2811900B2 JP2811900B2 JP2090848A JP9084890A JP2811900B2 JP 2811900 B2 JP2811900 B2 JP 2811900B2 JP 2090848 A JP2090848 A JP 2090848A JP 9084890 A JP9084890 A JP 9084890A JP 2811900 B2 JP2811900 B2 JP 2811900B2
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- Japan
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- jig
- magazine
- backup
- positioning
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は基板の位置決め装置に関し、詳しくは、基板
を下方から押し上げて、基板の撓みを矯正するためのバ
ックアップ用治具を自動交換するための装置に関する。
を下方から押し上げて、基板の撓みを矯正するためのバ
ックアップ用治具を自動交換するための装置に関する。
（従来の技術） 基板を位置決め装置に位置決めして、電子部品を実装
したり、回路パターンを印刷するような場合、基板は自
重により下方に撓みやすいことから、位置決め装置の下
方にバックアップピンが立設されたバックアップ用治具
を設け、このバックアップピンにより基板を押し上げて
撓みを矯正し、基板を水平に保持させることが行われ
る。
したり、回路パターンを印刷するような場合、基板は自
重により下方に撓みやすいことから、位置決め装置の下
方にバックアップピンが立設されたバックアップ用治具
を設け、このバックアップピンにより基板を押し上げて
撓みを矯正し、基板を水平に保持させることが行われ
る。
このようなバックアップ用治具は、基板の品種が変る
場合には、これを位置決め装置から取りはずし、バック
アップピンの立設位置を調整するなどしたうえで、新た
なバックアップ用治具を位置決め装置に再度セットしな
ければならない。殊に基板の表裏両面に電子部品を実装
する両面実装基板の場合には、バックアップピンは、電
子部品に当らない位置に立設されていなければならない
ことから、基板の品種変更に応じて、上記のようなバッ
クアップ用治具の交換をその都度行わねばならない。
場合には、これを位置決め装置から取りはずし、バック
アップピンの立設位置を調整するなどしたうえで、新た
なバックアップ用治具を位置決め装置に再度セットしな
ければならない。殊に基板の表裏両面に電子部品を実装
する両面実装基板の場合には、バックアップピンは、電
子部品に当らない位置に立設されていなければならない
ことから、基板の品種変更に応じて、上記のようなバッ
クアップ用治具の交換をその都度行わねばならない。
（発明が解決しようとする課題） ところが従来、バックアップ用治具の交換は手作業に
より行われていたため、交換作業に多大な手間と時間を
要する問題があった。
より行われていたため、交換作業に多大な手間と時間を
要する問題があった。
そこで本発明は、バックアップ用治具を自動交換する
ための装置を提供することを目的とする。
ための装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明は、平行に配設された左右一対のガイドを備
え、少くとも一方のガイドを他方のガイドに対して、基
板の搬送方向と直交する横方向に進退させることによ
り、これらのガイドの間隔を基板サイズに応じて調整し
て基板を位置決めする位置決め手段と、この位置決め手
段に基板を搬入する搬入手段と、この位置決め手段から
基板を搬出する搬出手段と、この搬入手段にバックアッ
プピンが立設されたバックアップ用治具を供給するバッ
クアップ用治具の供給手段と、上記位置決め手段の下方
にあって、上記位置決め手段に搬送されてきた上記バッ
クアップ用治具を下方から支持し、このバックアップ用
治具を上下方向に移動させるバックアップ用治具の支持
手段とから成ることを特徴とする基板の位置決め装置で
ある。
え、少くとも一方のガイドを他方のガイドに対して、基
板の搬送方向と直交する横方向に進退させることによ
り、これらのガイドの間隔を基板サイズに応じて調整し
て基板を位置決めする位置決め手段と、この位置決め手
段に基板を搬入する搬入手段と、この位置決め手段から
基板を搬出する搬出手段と、この搬入手段にバックアッ
プピンが立設されたバックアップ用治具を供給するバッ
クアップ用治具の供給手段と、上記位置決め手段の下方
にあって、上記位置決め手段に搬送されてきた上記バッ
クアップ用治具を下方から支持し、このバックアップ用
治具を上下方向に移動させるバックアップ用治具の支持
手段とから成ることを特徴とする基板の位置決め装置で
ある。
また好ましくは、上記供給手段が、上記バックアップ
用治具を収納段部に段積して収納するマガジンと、マガ
ジンを昇降させる昇降手段と、マガジン内のバックアッ
プ用治具を上記搬入手段へ取り出す取り出し手段から成
る。
用治具を収納段部に段積して収納するマガジンと、マガ
ジンを昇降させる昇降手段と、マガジン内のバックアッ
プ用治具を上記搬入手段へ取り出す取り出し手段から成
る。
また好ましくは、基板の供給マガジンが上記供給手段
に並設されており、この供給マガジンと上記供給手段が
上記ガイドに対して横方向に移動し、供給位置と退避位
置に選択的に位置決めされる。
に並設されており、この供給マガジンと上記供給手段が
上記ガイドに対して横方向に移動し、供給位置と退避位
置に選択的に位置決めされる。
また好ましくは、上記支持手段が、上記バックアップ
用治具を吸着して固定する吸着部が形成された支持部材
を備えた。
用治具を吸着して固定する吸着部が形成された支持部材
を備えた。
（作用） 上記構成において、基板の品種が変更されるような場
合には、供給手段から搬入手段へバックアップ用治具を
送り出す。そしてバックアップ用治具が位置決め手段ま
で搬送されてくると、支持手段が上昇して、バックアッ
プ用治具を下方から支持する。この場合、好ましくは供
給手段をマガジンとし、マガジンの収納段部にバックア
ップ用治具を収納しておくことにより、基板の品種が変
更されるような場合には、マガジンの高さを調整したう
えで、マガジン内の所望のバックアップ用治具を搬入手
段へ送り出す。またこの場合、好ましくは基板の供給マ
ガジンをバックアップ用治具の供給手段と並設すること
により、バックアップ用治具の供給と基板の供給を迅速
に切り替えることができる。またこの場合、好ましくは
支持手段の吸着部でバックアップ用治具を吸着すること
により、支持手段でバックアップ用治具を上下動させて
も、バックアップ用治具が位置ずれすることはない。
合には、供給手段から搬入手段へバックアップ用治具を
送り出す。そしてバックアップ用治具が位置決め手段ま
で搬送されてくると、支持手段が上昇して、バックアッ
プ用治具を下方から支持する。この場合、好ましくは供
給手段をマガジンとし、マガジンの収納段部にバックア
ップ用治具を収納しておくことにより、基板の品種が変
更されるような場合には、マガジンの高さを調整したう
えで、マガジン内の所望のバックアップ用治具を搬入手
段へ送り出す。またこの場合、好ましくは基板の供給マ
ガジンをバックアップ用治具の供給手段と並設すること
により、バックアップ用治具の供給と基板の供給を迅速
に切り替えることができる。またこの場合、好ましくは
支持手段の吸着部でバックアップ用治具を吸着すること
により、支持手段でバックアップ用治具を上下動させて
も、バックアップ用治具が位置ずれすることはない。
（実施例） 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図は基板の位置決め装置の平面図、第２図は側面
図であって、1,2は位置決め手段としての左右一対の固
定ガイドと可動ガイドであり、互いに平行に配列されて
いる。可動ガイド２にはナット３が装着されており、ナ
ット３には送りねじ４が螺入している。５は送りねじ４
を回動させるモータである。モータ５が駆動すると、可
動ガイド２は固定ガイド１に対して、基板の搬入方向と
直交する横方向Ｎに進退し、これによりバックアップ用
治具10や基板50のサイズ（横幅）に応じて固定ガイド１
と可動ガイド２の間隔を調整し、また基板50を位置決め
する。なお両ガイド1,2に共に横方向Ｎに進退させるも
のでもよい。
図であって、1,2は位置決め手段としての左右一対の固
定ガイドと可動ガイドであり、互いに平行に配列されて
いる。可動ガイド２にはナット３が装着されており、ナ
ット３には送りねじ４が螺入している。５は送りねじ４
を回動させるモータである。モータ５が駆動すると、可
動ガイド２は固定ガイド１に対して、基板の搬入方向と
直交する横方向Ｎに進退し、これによりバックアップ用
治具10や基板50のサイズ（横幅）に応じて固定ガイド１
と可動ガイド２の間隔を調整し、また基板50を位置決め
する。なお両ガイド1,2に共に横方向Ｎに進退させるも
のでもよい。
11は治具10に複数本立設されたバックアップピンであ
る。6,7は基板やバックアップ用治具10を上記両ガイド
1,2の間に搬入し、またここから搬出するための搬出手
段と搬出手段であり、チェンコンベヤやベルトコンベヤ
にて構成されている。
る。6,7は基板やバックアップ用治具10を上記両ガイド
1,2の間に搬入し、またここから搬出するための搬出手
段と搬出手段であり、チェンコンベヤやベルトコンベヤ
にて構成されている。
８は搬入手段６の始端部に設けられた治具10の供給手
段としてのマガジン、９は搬出手段７の終端部に設けら
れた回収手段としてのマガジンであり、複数種の治具10
が収納段部15,16に段積収納される。各治具10は、それ
ぞれバックアップピン11の立設位置が異なっており、基
板の品種に応じて、使い分けるようになっている。
段としてのマガジン、９は搬出手段７の終端部に設けら
れた回収手段としてのマガジンであり、複数種の治具10
が収納段部15,16に段積収納される。各治具10は、それ
ぞれバックアップピン11の立設位置が異なっており、基
板の品種に応じて、使い分けるようになっている。
両マガジン8,9は、送りねじ12,ナット13,モータ14等
の昇降手段により昇降自在に配設されており、所望の収
納段部15,16を、搬送手段６や搬送手段７と同じ高さに
調整できるようになっている。41は、マガジン８の背後
に設けられたシリンダであって、そのロッド41aが突没
することにより、マガジン８内の治具10を搬入手段６に
送り出す。
の昇降手段により昇降自在に配設されており、所望の収
納段部15,16を、搬送手段６や搬送手段７と同じ高さに
調整できるようになっている。41は、マガジン８の背後
に設けられたシリンダであって、そのロッド41aが突没
することにより、マガジン８内の治具10を搬入手段６に
送り出す。
51,52は基板50の供給マガジンと回収マガジンであっ
て、上記各々のマガジン8,9に並設されている。各マガ
ジン8,9,51,52は、シリンダなどの移動手段（図外）に
より横方向Ｎに移動し、供給位置と退避位置に選択的に
位置決めされる。
て、上記各々のマガジン8,9に並設されている。各マガ
ジン8,9,51,52は、シリンダなどの移動手段（図外）に
より横方向Ｎに移動し、供給位置と退避位置に選択的に
位置決めされる。
第３図は、両ガイド1,2の下方に配設されるバックア
ップ用治具10の支持手段20を示すものである。21は台板
であり、その上面には、ガイドレール22が設けられてい
る。23は可動ブロックであって、スライダ24を介して、
ガイドレール22上に横方向Ｎに摺動自在に配設される
（第４図（ａ）も参照）。25はシリンダであって、その
ロッド25aは可動ブロック23に結合されており、ロッド2
5aが突没すると、可動ブロック23はガイドレール22に沿
って横方向Ｎに移動する。
ップ用治具10の支持手段20を示すものである。21は台板
であり、その上面には、ガイドレール22が設けられてい
る。23は可動ブロックであって、スライダ24を介して、
ガイドレール22上に横方向Ｎに摺動自在に配設される
（第４図（ａ）も参照）。25はシリンダであって、その
ロッド25aは可動ブロック23に結合されており、ロッド2
5aが突没すると、可動ブロック23はガイドレール22に沿
って横方向Ｎに移動する。
26は可動ブロック23上に設けられたプレート状の支持
部材であって、その両端部には、治具10に穿孔された位
置決め孔27,28に嵌入するピン29が立設されている。ま
たその上面には、吸着部31が凹設されている。この吸着
部31は、チューブ32を介してバキュームのような吸引手
段33に接続されている。上記台板21の上部には、送りね
じ34が立設されている。この送りねじ34は、可動ブロッ
ク23を貫通し、その上端部は支持部材26に結合されてい
る。35は送りねじ34に螺合するナットであり、モータ36
が駆動してナット35が回転すると、支持部材26は昇降す
る。38は昇降ガイドロッドである。42はガイド1,2に設
けられたコンベヤベルトであり、搬入手段６や搬出手段
７に、基板50や治具10を受け渡しする。
部材であって、その両端部には、治具10に穿孔された位
置決め孔27,28に嵌入するピン29が立設されている。ま
たその上面には、吸着部31が凹設されている。この吸着
部31は、チューブ32を介してバキュームのような吸引手
段33に接続されている。上記台板21の上部には、送りね
じ34が立設されている。この送りねじ34は、可動ブロッ
ク23を貫通し、その上端部は支持部材26に結合されてい
る。35は送りねじ34に螺合するナットであり、モータ36
が駆動してナット35が回転すると、支持部材26は昇降す
る。38は昇降ガイドロッドである。42はガイド1,2に設
けられたコンベヤベルトであり、搬入手段６や搬出手段
７に、基板50や治具10を受け渡しする。
本発明は上記のような構成より成り、次に動作の説明
を行う。
を行う。
治具10を支持手段20上に供給するにあたっては、第２
図において、モータ14を駆動して、マガジン８を昇降さ
せることにより、このマガジン８に収納された所望の治
具10を、搬入手段６と同一レベルにする。
図において、モータ14を駆動して、マガジン８を昇降さ
せることにより、このマガジン８に収納された所望の治
具10を、搬入手段６と同一レベルにする。
次いでシリンダ41のロッド41aを突出させて、治具10
を搬入手段６上に押し出し、この搬入手段６により、治
具10を両ガイド1,2の間に搬入する（第４図（ａ）参
照）。次いで第４図（ａ）において、モータ36が駆動す
ることにより、支持部材26は上昇し（矢印N1）、ピン29
が位置決め孔27,28に嵌入して、治具10を位置決めする
とともに、吸引手段33が駆動して、治具10を支持部材26
上に吸着固定する（第４図（ａ）鎖線参照）。
を搬入手段６上に押し出し、この搬入手段６により、治
具10を両ガイド1,2の間に搬入する（第４図（ａ）参
照）。次いで第４図（ａ）において、モータ36が駆動す
ることにより、支持部材26は上昇し（矢印N1）、ピン29
が位置決め孔27,28に嵌入して、治具10を位置決めする
とともに、吸引手段33が駆動して、治具10を支持部材26
上に吸着固定する（第４図（ａ）鎖線参照）。
次いで、モータ５が駆動することにより、同図（ｂ）
に示すように、可動ガイド２を右方に退去させ（左印N
2）、次いでシリンダ25のロッド25aを突出させることに
より、可動ブロック23及びこれに支持された治具10を右
方へ若干移動させ（矢印N3）、治具10の左端部を固定ガ
イド１から脱却させて、下降可能な両ガイド1,2の中央
に位置させる。
に示すように、可動ガイド２を右方に退去させ（左印N
2）、次いでシリンダ25のロッド25aを突出させることに
より、可動ブロック23及びこれに支持された治具10を右
方へ若干移動させ（矢印N3）、治具10の左端部を固定ガ
イド１から脱却させて、下降可能な両ガイド1,2の中央
に位置させる。
次いで同図（ｃ）に示すように、モータ36を逆回転さ
せて、基板50の搬入の障害にならないように、治具10を
コンベヤベルト42の下方まで下降させる（矢印N4）。
せて、基板50の搬入の障害にならないように、治具10を
コンベヤベルト42の下方まで下降させる（矢印N4）。
次いで、可動ガイド２を左方へ移動させて（同図
（ｄ）矢印N5）、両ガイド1,2の間隔を調整し、搬入手
段６により、基板50を両ガイド1,2の間に搬入する。こ
の基板50の搬入は、第１図において、治具10が収納され
たマガジン８を側方（鎖線位置）に退避させ、且つマガ
ジン51を搬入手段６の正面に移動させて、このマガジン
51に段積された基板50を搬入手段６に押し出すことによ
り行う。またこれとともに、マガジン９は側方へ退去さ
せ、マガジン52を搬出手段７の正面に位置させる。
（ｄ）矢印N5）、両ガイド1,2の間隔を調整し、搬入手
段６により、基板50を両ガイド1,2の間に搬入する。こ
の基板50の搬入は、第１図において、治具10が収納され
たマガジン８を側方（鎖線位置）に退避させ、且つマガ
ジン51を搬入手段６の正面に移動させて、このマガジン
51に段積された基板50を搬入手段６に押し出すことによ
り行う。またこれとともに、マガジン９は側方へ退去さ
せ、マガジン52を搬出手段７の正面に位置させる。
次いで基板50を両ガイド1,2により位置決めするとと
もに、モータ36を駆動して、支持部材26を上昇させ、バ
ックアップピン11により基板50を押し上げてその撓みを
矯正し、基板50の上面を水平に保持させる（同図（ｅ）
矢印N6）。
もに、モータ36を駆動して、支持部材26を上昇させ、バ
ックアップピン11により基板50を押し上げてその撓みを
矯正し、基板50の上面を水平に保持させる（同図（ｅ）
矢印N6）。
このようにして基板50を位置決めしたならば、その上
面にスクリーン印刷手段により回路パターンを印刷し、
あるいは実装手段により電子部品を実装する。
面にスクリーン印刷手段により回路パターンを印刷し、
あるいは実装手段により電子部品を実装する。
基板50の品種が変る場合には、可動ガイド２を後退さ
せて基板50の位置決め状態を解除して、基板50を搬出手
段７により搬出したうえで、モータ36を駆動して、治具
10をベルト42上まで持ち上げ（第４図（ｃ）矢印N1
1）、次いでシリンダ25のロッド25aを退去させて、治具
10の左端部を固定ガイド１のベルト42上まで水平移動さ
せるとともに（第４図（ｂ）矢印N12）、モータ５を連
動して、可動ガイド２のベルト42を治具10の右端部下方
まで移動させ（同図矢印N13）、次いでベルト42と搬出
手段７により、この治具10をマガジン９に回収する。ま
たこれとともに、マガジン８を昇降させて、このマガジ
ン８内の所望の治具10をシリンダ41により搬入手段６へ
送り出し、上述と同様にして、この新たな治具10を支持
手段20上に位置決めする。
せて基板50の位置決め状態を解除して、基板50を搬出手
段７により搬出したうえで、モータ36を駆動して、治具
10をベルト42上まで持ち上げ（第４図（ｃ）矢印N1
1）、次いでシリンダ25のロッド25aを退去させて、治具
10の左端部を固定ガイド１のベルト42上まで水平移動さ
せるとともに（第４図（ｂ）矢印N12）、モータ５を連
動して、可動ガイド２のベルト42を治具10の右端部下方
まで移動させ（同図矢印N13）、次いでベルト42と搬出
手段７により、この治具10をマガジン９に回収する。ま
たこれとともに、マガジン８を昇降させて、このマガジ
ン８内の所望の治具10をシリンダ41により搬入手段６へ
送り出し、上述と同様にして、この新たな治具10を支持
手段20上に位置決めする。
（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、基板の品種変更
にともなうバックアップ用治具の交換を、段取りよく自
動的に行うことができる。また好ましくは供給手段をマ
ガジンとし、このマガジンの収納段部にバックアップ用
治具を収納しておくことにより、基板の品種が変更され
るような場合には、マガジンの高さを調整したうえで、
マガジン内の所望のバックアップ用治具を搬入手段へ送
り出すことができる。また好ましくは基板の供給マガジ
ンをバックアップ用治具の供給手段と並設することによ
り、バックアップ用治具の供給と基板の供給を迅速に切
り替えることができる。また好ましくは、支持手段の吸
着部でバックアップ用治具を吸着することにより、支持
手段でバックアップ用治具を上下動させても、バックア
ップ用治具が位置ずれすることはなく、バックアップ用
治具を所定の位置に位置決めして、バックアップピンに
より基板を正しく下方から支持することができる。
にともなうバックアップ用治具の交換を、段取りよく自
動的に行うことができる。また好ましくは供給手段をマ
ガジンとし、このマガジンの収納段部にバックアップ用
治具を収納しておくことにより、基板の品種が変更され
るような場合には、マガジンの高さを調整したうえで、
マガジン内の所望のバックアップ用治具を搬入手段へ送
り出すことができる。また好ましくは基板の供給マガジ
ンをバックアップ用治具の供給手段と並設することによ
り、バックアップ用治具の供給と基板の供給を迅速に切
り替えることができる。また好ましくは、支持手段の吸
着部でバックアップ用治具を吸着することにより、支持
手段でバックアップ用治具を上下動させても、バックア
ップ用治具が位置ずれすることはなく、バックアップ用
治具を所定の位置に位置決めして、バックアップピンに
より基板を正しく下方から支持することができる。
図は本発明の実施例を示すものであって、第１図は基板
の位置決め装置の平面図、第２図は同側面図、第３図は
支持手段の分解斜視図、第４図（ａ），（ｂ），
（ｃ），（ｄ），（ｅ）は動作順の側面図である。 1,2……ガイド ６……搬入手段 ７……搬出手段 ８……マガジン（供給手段） 10……バックアップ用治具 11……バックアップピン 12……送りねじ 13……ナット 14……モータ 15……収納手段 20……支持手段 40……シリンダ（取り出し手段） 50……基板 51……基板の供給マガジン
の位置決め装置の平面図、第２図は同側面図、第３図は
支持手段の分解斜視図、第４図（ａ），（ｂ），
（ｃ），（ｄ），（ｅ）は動作順の側面図である。 1,2……ガイド ６……搬入手段 ７……搬出手段 ８……マガジン（供給手段） 10……バックアップ用治具 11……バックアップピン 12……送りねじ 13……ナット 14……モータ 15……収納手段 20……支持手段 40……シリンダ（取り出し手段） 50……基板 51……基板の供給マガジン
Claims (4)
- 【請求項１】平行に配設された左右一対のガイドを備
え、少くとも一方のガイドを他方のガイドに対して、基
板の搬送方向と直交する横方向に進退させることによ
り、これらのガイドの間隔を基板サイズに応じて調整し
て基板を位置決めする位置決め手段と、この位置決め手
段に基板を搬入する搬入手段と、この位置決め手段から
基板を搬出手段と、この搬入手段にバックアップピンが
立設されたバックアップ用治具を供給するバックアップ
用治具の供給手段と、上記位置決め手段の下方にあっ
て、上記位置決め手段に搬送されてきた上記バックアッ
プ用治具を下方から支持し、このバックアップ用治具を
上下方向に移動させるバックアップ用治具の支持手段と
から成ることを特徴とする基板の位置決め装置。 - 【請求項２】上記供給手段が、上記バックアップ用治具
を収納段部に段積して収納するマガジンと、マガジンを
昇降させる昇降手段と、マガジン内のバックアップ用治
具を上記搬入手段へ取り出す取り出し手段から成ること
を特徴とする請求項１記載の基板の位置決め装置。 - 【請求項３】基板の供給マガジンが上記供給手段に並設
されており、この供給マガジンと上記供給手段が上記ガ
イドに対して横方向に移動し、供給位置と退避位置に選
択的に位置決めされることを特徴とする請求項１または
２記載の基板の位置決め装置。 - 【請求項４】上記支持手段が、上記バックアップ用治具
を吸着して固定する吸着部が形成された支持部材を備え
たことを特徴とする請求項１〜３の何れかに記載の基板
の位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2090848A JP2811900B2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 基板の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2090848A JP2811900B2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 基板の位置決め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03289198A JPH03289198A (ja) | 1991-12-19 |
| JP2811900B2 true JP2811900B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14010004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2090848A Expired - Fee Related JP2811900B2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 基板の位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2811900B2 (ja) |
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