JP2810279B2 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2810279B2
JP2810279B2 JP4253840A JP25384092A JP2810279B2 JP 2810279 B2 JP2810279 B2 JP 2810279B2 JP 4253840 A JP4253840 A JP 4253840A JP 25384092 A JP25384092 A JP 25384092A JP 2810279 B2 JP2810279 B2 JP 2810279B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスク記録再生装
置に係わり、特に、録音用ミニディスク(MD)を記録
再生する光ディスク記録再生装置に好適なディスクモー
タ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】記録可能な光ディスクのCD−MOディ
スクではピット部とプリグルーブ部との双方にウォブル
がかけられているので、CD−MOディスクを記録再生
する光ディスク記録再生装置はウォブル信号によりディ
スクモータの回転制御を行うことができる。
【0003】しかしながら、録音用ミニディスク(M
D)では、ピット列に対してはウォブルが付加されてい
ないのでピット部においてはEFM信号よりディスクモ
ータの回転制御用の信号を得なければならない。
【0004】そのような光ディスクを記録再生する光デ
ィスク記録再生装置では、ピット部ではEFM信号より
またプリグルーブ部ではウォブル信号によりディスクモ
ータの回転制御用の信号を得る。
【0005】このような従来の光ディスク記録再生装置
では、ピット部とプリグルーブ部との境界でディスクモ
ータの回転制御用の信号を切換えていたが、ピックアッ
プ送りモータでレーザスポットを大きく移動させるとき
に、その境界を検出できずにディスクモータの回転が不
安定となるという欠点があった。また、ディスクの停止
時にはディスクモータに対してブレーキ電流が印加され
るが、そのためのブレーキ信号はあらかじめ設定された
時間だけ出力されていた。そのためにブレーキ信号解除
のタイミングが適切でなく、ディスクモータを安定して
素早く止めることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】この発明は上記した
点に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、ディスクモータを安定して素早く止めることがで
きる光ディスク記録再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク記
録再生装置は、ウォブルがかけられていないピット列の
ピットにより情報が記録された第1の領域とプリグルー
ブによりアドレス情報が記録された第2の領域を有する
光ディスクを記録再生する光ディスク記録再生装置にお
いて、ブレーキ信号をディスクモータ制御部に供給する
ことによって光ディスクの回転を停止する際、ウォブル
がかけられていないピット列のピットにより情報が記録
された領域ではピット情報抜き取りクロック周期が所定
の周期より長くなった時に、また、アドレス情報を含む
波形のプリグルーブのある領域ではウォブル信号の周期
が所定の周期より長くなった時に前記ブレーキ信号を解
除するようにしたものである。
【0008】また、前記光ディスク記録再生装置におい
て、アドレス情報を含む波形のプリグルーブのある領域
でブレーキ信号を出力するときにウォブル信号を取出す
バンドパスフイルタの通過帯域を低域側に広げるように
したものである。
【0009】
【作用】この発明の光ディスク記録再生装置によれば、
レーザスポットをピット部とプリグルーブ部との領域の
間を移動させるときには、ディスクモータを慣性で回転
させ、あるいは、ディスクモータサーボのエラー信号と
して一定電圧を入力する等してディスクモータ回転速度
制御が停止状態とされるため、サーチ時のディスクモー
タの回転が安定する。
【0010】また、光ディスクの回転を停止するとき
に、ウォブルがかけらていないピット列のピットにより
情報が記録された領域ではピット情報抜き取りクロック
周期が所定の周期より長くなった時に、また、アドレス
情報を含む波形のプリグルーブのある領域ではウォブル
信号の周期が所定の周期より長くなった時にブレーキ信
号を解除すれば、ディスクモータは所定速度となるまで
確実に減速され、ディスクモータを素早く止めることが
可能となる。
【0011】その場合、ウォブル信号を取出すバンドパ
スフイルタの通過帯域を低域側に広げれば、ディスクモ
ータが所定速度に減速したことを確実に検出することが
できる。
【0012】
【実施例】この発明の実施例である光ディスク記録再生
装置を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の光デ
ィスク記録再生装置を示すブロック図である。図に示す
1は記録可能な光ディスクである。光ディスク1の内周
部にはリード・インとしてディスクに関する情報がピッ
ト列により刻まれている。この部分のピット列にはウォ
ブルは付加されていない。
【0013】リード・インに続いて記録可能エリアが設
けられプリグルーブが渦巻状に刻まれている。プリグル
ーブは波形となっておりFM変調されたアドレス情報が
含まれている。
【0014】2は光ピックアップでレーザ光をディスク
記録面に焦点を合わせピット列やプリグルーブを追跡す
るように照射し、その反射光から情報を拾い出す。ま
た、ディスク記録時には光ディスク1を磁気反転可能温
度に加熱するのに必要な一定パワーでレーザ光を照射す
る。
【0015】3はディスクモータであり、回転軸に設け
たターンテーブルにクランプされた光ディスク1を回転
駆動する。4はプリアンプであり、光ピックアップ2が
拾い出した信号を増幅し、フォーカス制御、トラッキン
グ制御に必要な夫々のエラー信号を生成し制御回路6に
出力し、光ディスク1に刻まれた情報信号を生成して信
号処理回路7に出力し、さらに、プリグルーブからのウ
ォブル信号を生成してバンドパスフイルタ5を介して信
号処理回路7および制御回路6に出力する。
【0016】プリアンプ4はさらに光ピックアップ2の
レーザダイオードを駆動し、ディスク再生時にはレーザ
ダイオードを情報読出しに必要な一定のパワーで発光さ
せ、ディスク記録時には、光ディスク1を磁気反転可能
温度に加熱するのに必要な一定パワーで発光させる。
【0017】バンドパスフイルタ5は通常再生時は2
2.05kHz±5kHz程度の帯域であり、ディスク
モータ停止時には12kHz±5kHz程度の帯域に制
御回路6の指令により切換えられる。
【0018】制御回路6はプリアンプ4からのエラー信
号を受けて光ピックアップ1のフォーカスおよびトラッ
キングの制御をかけるとともに信号処理回路7からのデ
ィスク回転用制御信号に従いディスクモータ3の回転を
制御する。制御回路6はさらにシステムコントローラ8
からの指令により光ピックアップ2を移動させて指定ア
ドレスのサーチを行う。
【0019】信号処理回路7はピット列の部分ではピッ
ト情報抜き取りクロック周期からディスク回転用制御信
号を生成し、プリグルーブ部ではウォブル信号からディ
スク回転用制御信号を生成して制御回路6に出力する。
【0020】信号処理回路7はさらに記録時において、
A/Dコンバータ12より入力されるデジタルオーディ
オ信号およびシステムコントローラ8より入力されるサ
ブデータから記録情報を生成し磁気ヘッドドライブ回路
9に出力する。
【0021】また、再生時には、プリアンプ4からの信
号よりデジタルオーディオ信号およびサブデータを復調
し夫々D/Aコンバータ11およびシステムコントロー
ラ8に出力し、さらに、ウォブル信号からアドレス情報
を復調してシステムコントローラ8に出力する。
【0022】磁気ヘッドドライブ回路9は信号処理回路
7から入力した記録情報に応じた電流を磁気ヘッド10
に供給する。磁気ヘッド10は光ディスク1に記録情報
に応じた磁界を垂直に加える。
【0023】システムコントローラ8は信号処理回路7
および制御回路6と通信しながら制御回路6の動作状態
を制御し、また、信号処理回路7からディスクに刻まれ
た情報を得て、光ピックアップ2のサーチ動作、再生動
作、記録動作を行わせるための動作指令を制御回路6と
信号処理回路7に送る。
【0024】上記光ディスク記録再生装置の起動時に
は、システムコントローラ8は光ディスク1のリード・
イン情報を読むために、制御回路6に光ピックアップ2
を所定の場所に移動させた後、光ピックアップのフォー
カス・サーボ、トラッキング・サーボおよび送りサーボ
をかけさせ、EFM信号の伝送レートが所定レートとな
るように信号処理回路7に回転制御用エーラ信号を生成
させて制御回路6に出力させる。
【0025】その状態で、システムコントローラ8は信
号処理回路7がデコードした信号を受けてディスクの内
容を認識する。
【0026】その後、光ディスク1のピット部からプリ
グルーブ部に光ピックアップ2が移動される場合には、
システムコントローラ8は制御回路6に信号処理回路7
で生成された回転速度制御用エラー信号を用いてディス
クの回転制御を行うのを停止させ、ディスクを慣性での
回転状態とし、光ピックアップのトラッキング・サーボ
と送りサーボを開いて光ピックアップ2を所定のトラッ
ク数を越えて外側に送りプリグルーブ部の所定場所に移
動させる。
【0027】そこでトラッキング・サーボと送りサーボ
を閉じ、システムコントローラ8は信号処理回路7にプ
リグルーブに含まれているウォブル情報よりディスクの
回転制御用エラー信号を生成させて制御回路6に出力さ
せる。制御回路6は再び信号処理回路7より送られるエ
ラー信号によりディスクの回転制御を行う。
【0028】プリグルーブ部においてディスクの回転を
停止する場合は、システムコントローラ8は制御回路6
にバンドパスフイルタ5の帯域を再生時の帯域より低い
方で広げさせた後、制御回路6にブレーキ信号を発生さ
せてディスクモータ3に印加させる。
【0029】ディスクモータ3が減速してプリグルーブ
からのウォブル信号の周期が所定の周期より長くなった
時点で制御回路6はブレーキ信号を止めてディスクモー
タの駆動を停止する。
【0030】ピット部においてディスクの回転を停止す
る場合は、システムコントローラ8は制御回路6にブレ
ーキ信号を発生させてディスクモータ3に印加させる。
【0031】ディスクモータ3が減速してピット列から
のEFM信号の伝送レートが所定レートより低くなった
時点で信号処理回路7より制御回路6にそれを示す信号
が出力され制御回路6はブレーキ信号を止めてディスク
モータの駆動を停止する。
【0032】このようにして、ピット部とプリグルーブ
部との境界を越えてレーザスポットを移動させるときに
もディスクモータの回転が安定し、また、ディスクモー
タを安定して素早く止めることができる。
【0033】
【発明の効果】この発明の光ディスク記録再生装置によ
れば、ピット部とプリグルーブ部とのスクモーター信号
を生成する回路の誤動作により異状な電圧がディスクモ
ータに加えられる境界を越えタの回転制御の引込みが良
くなる。
【0034】そして、光ディスクの回転を停止するとき
に、ディスクモータは所定速度となことが防止るまで確
実に減速され、ディスクモータを素早く止めることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である光ディスク記録再生装
置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 ディスクモータ 4 プリアンプ 5 バンドパスフイルタ 6 制御回路 7 信号処理回路 8 システムコントローラ 9 磁気ヘッドドライブ回路 10 磁気ヘッド 11 D/Aコンバータ 12 A/Dコンバータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォブルがかけられていないピット列の
    ピットにより情報が記録された第1の領域とプリグルー
    ブによりアドレス情報が記録された第2の領域を有する
    光ディスクを記録再生する光ディスク記録再生装置にお
    いて、 ブレーキ信号をディスクモータ制御部に供給することに
    よって光ディスクの回転を停止する際、ウォブルがかけ
    られていないピット列のピットにより情報が記録された
    領域ではピット情報抜き取りクロック周期が所定の周期
    より長くなった時に、また、アドレス情報を含む波形の
    プリグルーブのある領域ではウォブル信号の周期が所定
    の周期より長くなった時に前記ブレーキ信号を解除する
    ようにした光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 アドレス情報を含む波形のプリグルーブ
    のある領域でブレーキ信号を出力するときにウォブル信
    号を取出すバンドパスフイルタの通過帯域を低域側に広
    げるようにした請求項1の光ディスク記録再生装置。
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JPH0785332B2 (ja) * 1987-03-06 1995-09-13 ロ−ム株式会社 ディスク再生装置
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