JP2809348B2 - 3次元位置計測装置 - Google Patents

3次元位置計測装置

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JP2809348B2 JP1271237A JP27123789A JP2809348B2 JP 2809348 B2 JP2809348 B2 JP 2809348B2 JP 1271237 A JP1271237 A JP 1271237A JP 27123789 A JP27123789 A JP 27123789A JP 2809348 B2 JP2809348 B2 JP 2809348B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、移動ロボット用の視覚センサや無
人搬送車の障害物検出センサ等に適用される両眼立体視
法により物体の3次元位置を計測する3次元位置計測装
置に関する。
〔従来の技術〕
物体の3次元位置を非接触で計測する装置として、両
眼立体視法が知られている。これは、第4図に示すよう
に、2台のテレビカメラ1,2をそれぞれ光軸がxy平面上
にあり、かつy軸と平行になるように設置して対象物3
を撮像し、これらのテレビカメラ1,2から得られる画像
信号に基づいて対象物3の3次元位置を求める装置であ
る。
即ち、第4図の構成で、対象物3を撮像すると、第5
図に示すように対象物3上の点Pは、それぞれのテレビ
カメラ1,2で得られる画像IL,IR上では、点pL(xL,
yL)、点pR(xR,yR)に結像される。従って、点Pの座
標のうち、y座標、つまり奥行き は次式で与えられる。
さらに必要ならばx,y座標も単純な幾何学的性質によ
り計算できる。ここに4はy軸であり、かつテレビカメ
ラ1の光軸であり、5はテレビカメラ2の光軸、L,Rは
テレビカメラ1,2の撮像レンズ中心であり、fは、それ
らのレンズの焦点距離である。又、CR,CLはテレビカメ
ラ1,2で得られる画像IL,IRの中心位置であり(xL,
yL),(xR,yR)はそれらの画像上にとった座標軸であ
る。
テレビカメラ1から得られる画像IL上の点Pの像pL
対応するテレビカメラ2から得られる画像IR上の像pR
探すための方法として、相関法、粗密探索、弛緩法や動
的計画法などが用いられているが、何れの方法において
も、第6図に示すように画像IL上の特徴点a1を含む水平
走査線lLに対応する画像IR上の水平走査線lR上で、点a1
に対応する点を探索するようにしている。
従って第6図で点a1に対応する点はその点a1が存在す
るエッジの特徴が良く似ているエッジ上の点として、点
b1が選ばれる。ここでエッジとは画像上で明るさが急変
する部分であり、対象物の輪郭や稜に対応する部分であ
り、対応付けのための特徴点となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図〜第6図で説明した従来の3次元位置計測装置
で問題となるのは、第6図で点a1に対応する点を画像IR
上で探すとき、水平走査線lRの左端から右端までに含ま
れるすべての特徴点を調べる必要があることである。
これは、対象物からテレビカメラまでの距離が不明で
あることに起因する。
このように、従来は、水平走査線lR上のすべての特徴
点を調べる必要があるので、処理時間が極めて大きくな
り、実用性に乏しい。
本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたもの
であり、本発明の課題は、あらかじめ、対象物が存在す
る空間を、別の手段を用いて限定することにより、点a1
に対応する点を水平走査線lR上で探すとき、その探索範
囲が限定でき、その結果、処理の高速化が図れる3次元
位置計測装置を提供することができる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による3次元位置計測装置は、対象物を撮像す
る第1と第2の2つの撮像装置を有し、前記2つの撮像
装置から得られる2枚の画像に基づいて両眼立体視法に
より前記対象物の3次元位置を計測する装置において、
前記対象物を含む空間に向けて探索範囲を限定するスリ
ット光を投光するスリット光投光装置と、このスリット
光投光装置をオン/オフ制御するオン/オフ制御手段
と、前記スリット光投光装置のスリット光オフ時及びオ
ン時における前記第1及び第2の撮像装置の撮影画像に
より前記対象物の3次元位置を計測する計測手段とを具
備してなることを特徴とする。
即ち、本発明においては、スリット光を対象物を含む
空間に投光することにより、前記2枚の画像間で互いに
対応する特徴点を対応付けるための探索範囲を限定する
ようになされている。
〔作用〕
本発明によれば、スリット光投光装置から対象物を含
む空間に投光されたスリット光をいづれか一方のテレビ
カメラでとらえると、3角測量の原理で、対象物面上の
スリット像の各点の位置の奥行きが求められる。この奥
行きの中で、テレビカメラに対して最も近い奥行きと最
も遠い奥行きを調べることによって、両眼立体視で対応
探索における水平走査線上の探索範囲を制限することが
できる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例に係る3次元位置計測装置
の構成図であり、対象物3は撮像手段であるテレビカメ
ラ1,2によって撮像され、さらにスリット光投光装置6
から水平スリット光7が投影され、対象物3上にそのス
リット光の照射部分8が生じる。
尚、ここでは、テレビカメラ1,2は、従来の技術とし
て第4,5図で説明したように、各々の光軸は、同一水平
面上にあり、かつ、平行になるように設けているが、特
に、このように配置しない場合でも、撮像して得られた
画像を補正することにより、同一の結果が得られるの
で、配置についての制限はない。又、水平スリット光7
についても、同様のことが言える。
スリット光投光装置6は、ホストコンピュータ18の指
令により、スリット光ON/OFF回路19を通してオン−オフ
可能である。
テレビカメラ1,2から得られる画像信号は、A/D変換回
路10,11によりディジタル信号に変換され画像メモリ12,
13に格納される。
特徴抽出回路14,15は画像信号から明るさの変化を検
出し、対象物3の輪郭や稜に当たるエッジを特徴点とし
て抽出するものである。
対応探索回路16は、特徴抽出回路14,15によって得ら
れる各々の画像上の特徴点同志を各水平走査線毎に対応
付ける回路であり、17は、対応付けされた特徴点から
(1)式により奥行きを計算する3次元座標計算回路で
ある。
これらの処理はスリット光投光装置6がオフのときに
行われる。一方、スリット光がオンの時は、A/D変換器1
0の出力であるディジタル化された画像信号は画像メモ
リ20に格納され、そのデータは画像メモリ12に格納され
ているスリット光がオフの時に得られた画像と、差分回
路21で両者の差がとられる。
中心検出回路22は、差分回路21の出力であるスリット
像だけが残った画像において、各垂直走査線毎にスリッ
ト像の中心位置を計算するものである。
さらに23は、各垂直走査線毎の中心位置から3角測量
の原理に基づき、スリット像の各点の奥行きを求めた
後、奥行きの最大値と最小値を求め、対応探索回路16
に、水平走査線上における探索範囲を出力する最大値・
最小値検出回路である。
次にこのように構成された3次元計測装置の作用につ
いて述べる。
まず、スリット光オフの状態でテレビカメラ1,2で画
像を撮像する。次に、スリット光をオンにしてテレビカ
メラ1で画像を撮像し、画像メモリ20を経由して差分回
路21に送られる。そこで画像メモリ12に格納されている
スリット光オフの時の画像との差がとられる。すると、
第2図に示すようにスリット像だけが残る。
ここに、スリット光はz=−hの平面と同一平面上に
ある。
中心検出回路22において、この画像のスリット像と交
叉する各垂直走査線lv上で、そのスリット像の中心位置
q(xL,yL)を計算する。ここに、点Qは点qに対応す
る対象物上の点である。
点Qの奥行き(y座標)yは次式で求まる。
スリット像の各点で奥行きyを求め、その中の最大値
ymaxと最小値yminを最大値・最小値検出回路23で求め
る。
これらのデータは対応探索回路16に送られる。
一方、スリット光オフの時に得た画像メモリ12,13に
格納された画像は、特徴抽出回路14,15で明るさの変化
する部分を特徴点として検出して対応探索回路16に送ら
れる。
対応探索回路16で奥行きymaxとyminのデータから水平
走査線上での対応探索の範囲が決定される。
この方法は、第3図において、画像IL上の特徴点pL
対応する点を画像IR上で探す場合、考慮すべき奥行き方
向の空間はyminyymaxであるから、点P1から点P2
での間に対象物上の点Pがあると判断され、従って、画
像IR上では のどこかに対応する点pRが存在するはずである。
である。
この式でlp・f/ymin,lb・f/ymaxは点pLの位置に不変
であり、すべての水平走査線上の対応探索に共通であ
る。
このように点pLに対して探索範囲はpR1xRpR2に限
定されるので水平走査線lR上のすべての範囲を探す必要
がなくなる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、対象物を撮像す
る第1と第2の2つの撮像装置を有し、前記2つの撮像
装置から得られる2枚の画像に基づいて両眼立体視法に
より前記対象物の3次元位置を計測する装置において、
前記対象物を含む空間に向けて探索範囲を限定するスリ
ット光を投光するスリット光投光装置と、このスリット
光投光装置をオン/オフ制御するオン/オフ制御手段
と、前記スリット光投光装置のスリット光オフ時及びオ
ン時における前記第1及び第2の撮像装置の撮影画像に
より前記対象物の3次元位置を計測する計測手段とを設
ける構成としたので、従来の両眼立体視法だけでは、2
枚の画像の各々の特徴点同志の対応付けにおいて、水平
走査線上の探索範囲が広く処理時間が極めて大であった
が、スリット光を用いた計測により、対象物を含む空間
の奥行き方向の最小値と最大値が分かるので、その結
果、探索範囲を小さく制限でき、処理時間が大幅に短縮
された3次元位置計測装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る全体の構成図、第2
図は同実施例におけるスリット光を用いた計測の説明
図、第3図は同実施例における探索範囲の制限の作用説
明図、第4図は従来の3次元計測装置の構成図、第5図
および第6図は、それぞれ従来の3次元計測装置の作用
説明図である。 1,2……テレビカメラ、3……対象物、6……スリット
光投光装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物を撮像する第1と第2の2つの撮像
    装置を有し、前記2つの撮像装置から得られる2枚の画
    像に基づいて両眼立体視法により前記対象物の3次元位
    置を計測する装置において、 前記対象物を含む空間に向けて探索範囲を限定するスリ
    ット光を投光するスリット光投光装置と、このスリット
    光投光装置をオン/オフ制御するオン/オフ制御手段
    と、前記スリット光投光装置のスリット光オフ時及びオ
    ン時における前記第1及び第2の撮像装置の撮影画像に
    より前記対象物の3次元位置を計測する計測手段とを具
    備してなることを特徴とする3次元位置計測装置。
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JP5332122B2 (ja) * 2006-03-23 2013-11-06 日産自動車株式会社 ワーク位置検出システムおよびワーク位置検出方法
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