JP2807473B2 - カラー画像のエッジ部検出方法 - Google Patents

カラー画像のエッジ部検出方法

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JP2807473B2
JP2807473B2 JP63261565A JP26156588A JP2807473B2 JP 2807473 B2 JP2807473 B2 JP 2807473B2 JP 63261565 A JP63261565 A JP 63261565A JP 26156588 A JP26156588 A JP 26156588A JP 2807473 B2 JP2807473 B2 JP 2807473B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 網点で表現された画と文字などの線画とが混在してい
る画像を複写機あるいはファクシミリなどで再生する場
合には、再生された画像の品質を向上するために文字な
どの線画の領域では鮮鋭化処理を、また、網点領域など
では平滑化処理をそれぞれ行なうことが望ましい。
また、画像を伝送する場合においても、上記のような
それぞれの領域の特性に応じた符号化処理を適用するこ
とによってデータ圧縮の効率を改善することができる。
本発明は、このような画像処理を行なうための前処理
として、カラー画像からエッジを有する領域、例えば文
字領域を写真領域、網点領域などの他の領域と分離する
ためのカラー画像のエッジ部検出方法に関する。
〔従来の技術〕
カラー画像の鮮鋭化処理を行うために、例えば黄、マ
ゼンタ、シアンなどに色分解された各白信号ごとにエッ
ジを抽出することによって鮮鋭化すべき領域であるか否
かを検出し、ある色信号によって鮮鋭化すべき領域とし
て検出されたときには当該色信号に相当する色の画像に
ついての鮮鋭化処理を行うことが公知である。
また別の方法として、色分解された各色信号ごとにエ
ッジを抽出し、これら各色信号のそれぞれからのエッジ
抽出結果の論理和あるいは論理積に基づいて鮮鋭化処理
を行うか否かを決定することも提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来技術においては、色
分解された各色ごとにエッジ抽出などの処理を並行して
行わねばならず、したがって、このような処理を行うた
めのハードウェアの量が大きくなるという問題があっ
た。
本発明は、比較的小さなハードウェアを用いても実行
可能なカラー画像のエッジ部検出方法を得ることを目的
とする。
〔課題を解決する手段〕
カラー原稿についての色分解された各色信号の中で、
最大あるいは最小の信号レベルを有する色信号に対して
エッジ判定を行うことによってエッジ部を抽出するよう
にした。
〔作 用〕
カラー原稿についての色分解された当該色の濃度を表
す色信号、例えばスキャナやビデオカメラなどからのR
(赤),G(緑),B(青)信号の組、あるいこれらの色信
号に色変換・色補正などを行って得られたY(黄),M
(マゼンタ),C(シアン)信号の組の中で、最大あるい
は最小の信号レベルを有する色信号に対してエッジ判定
を行うことによりエッジ部を抽出することができる。
白の背景に記録された黒文字や色文字、あるいは、黒
地や色地上の白抜き文字などのエッジ検出を行うのには
最大信号レベルを有する1つの色信号を用いるのが好適
であり、また、白地や色地上の黒文字、あるいは、黒地
上の色文字や白抜き文字を検出するのには、小信号レベ
ルを有する1つの色信号を用いるのが適している。
〔実施例〕
第1図は本発明によるカラー画像のエッジ出方法を面
順次色信号に適用して画像の品質を向上させるための処
理を行うようにした画像処理装置の実施例を示すブロッ
ク図であり、この実施例は前述したように、白地上の黒
文字や色文字、あるいは、黒地や色地上の白抜き文字を
検出するのに好適である。
スキャナあるいはビデオカメラなどからの最大濃度が
レベル255に相当する各色8ビットのR,G,Bの各色信号
は、Max信号選択手段1によってその最大振幅を有する
色信号(Max信号)が選択され、この選択された最大振
幅を有する色信号であるMax信号だけがエッジ判定を行
うためにエッジ判定手段2に送出される。
一方、上記の各色信号は色変換/色補正手段3に送ら
れて下式のような演算処理が行われる。
この演算処理によってR,G,B信号から変換されたY,M,C
信号は次にエッジ強調処理4および平滑化処理5が並行
して行われた後、マルチプレクサ6の2つの入力端子に
それぞれ入力される。
前記のエッジ判定2においては、その判定結果を例え
ば文字領域あるいは非文字領域にそれぞれ対応する“0"
あるいは“1"の2値として出力し、これを上記マルチプ
レサク6に選択信号として供給する。
仮に、エッジ判定2によってエッジが存在することか
ら文字領域として判定されれば、その判定結果は“1"と
してセレクタ6に供給されてエッジ強調処理4されたY
信号、M信号およびC信号がこのマルチプレクサ6を経
て順次7のディザ処理のために転送される。
逆に、エッジ判定2によってエッジが存在しないこと
から非文字領域として判定されれば、その判定結果は
“0"としてセレクタ6に供給され、平滑化処理5された
Y信号、M信号およびC信号がこのマルチプレクサ6を
経て順次7のディザ処理のために転送される。
このように、エッジの検出結果、すなわち文字領域か
非文字領域かに応じてエッジ強調処理された色信号、あ
るいは平滑化処理された色信号がディザ処理されてから
例えば複写機、プリンタなどに出力される。
第2図はハッチングして示した注目画素のデータDに
ついてのエッジ強調処理に用いられるフィルタの特性を
例示するもので、このフィルタの出力Pは注目画素のデ
ータdを4倍するとともに上下左右の各画素のデータを
−1倍して加算したものとなる。
そして、エッジ強調されたこの注目画素のデータD
は、例えばD=d+kPの演算によって算出される。
また、第3図はハッチングして示した注目画素のデー
タDについての平滑化処理に用いられるフィルタの特性
を例示するもので、このフィルタの出力である注目画素
のデータDは、注目画素のデータとこの注目画素を囲む
8つの各画素のデータを加算した値をこれらの画素数
“9"で除算した値となる。
上記の実施例では、スキャナなどから入力されたR,G,
Bの3つの色信号からその振幅によって選択されて色信
号を用いてエッジ判定を行っているが、色変換/色補正
を行った後のY,M,C信号を用いても同様な結果が得られ
ることは明らかであろう。
第4図図示の実施例は、上述した第1図図示の実施例
における信号レベルが最大の色信号であるMax信号に代
えて信号レベルが最小の色信号(Min信号)を用いるた
めに、前述の実施例におけるMax信号選択手段1に代え
てMin信号選択手段1′を用いている点が相違するだけ
で、それ以外の構成要素とその動作は前述した実施例と
実質的に同一である。
したがって、この実施例は、入力画像信号が上述の実
施例における画像信号のネガ・ポジを反転したような画
像のエッジを検出するのに好適であり、白地または色地
上の黒文字、あるいは、黒地上の色文字または白抜き文
字の検出に特に適している。
〔発明の効果〕
本発明によれば、色信号の信号レベルによって選択さ
れた色信号のみについてエッジ判定処理を行えばよいの
で、従来のような各色信号についてエッジ判定処理を行
う場合に比べて処理が容易になり、ハードウェアも簡単
になるという格別の効果が達成される。
また、本発明は上述した複写機、ファクシミリに限ら
ずビデオコピーなどの画像処理機器にも適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー画像のエッジ検出方法を適
用した画像処理装置の実施例を示すブロック図、 第2図はエッジ強調のために用いられるフィルタの特性
を示す図、 第3図は平滑化のために用いられるフィルタの特性を示
す図、 第4図は本発明によるカラー画像のエッジ検出方法を適
用した画像処理装置の他の実施例を示すブロック図であ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー原稿についての色分解された各色信
    号の中で、最大の信号レベルを有する色信号に対してエ
    ッジ判定を行うことによってエッジ部を抽出することを
    特徴とするカラー画像のエッジ部検出方法。
  2. 【請求項2】カラー原稿についての色分解された各色信
    号の中で、最小の信号レベルを有する色信号に対してエ
    ッジ判定を行うことによってエッジ部を抽出することを
    特徴とするカラー画像のエッジ部検出方法。
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