JP2807153B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対物レンズ駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ディスクを記録媒体とする光ディ
スク装置では、ディスクに対して情報信号を書き込み、
またこれを読み取るために光ピックアップが用いられ
る。この光ピックアップにおいては、ディスクの情報ピ
ットにレーザビームを正確に集光させるための対物レン
ズ駆動装置が用いられる。従って、この対物レンズ駆動
装置では、対物レンズをフォーカシング方向とトラッキ
ング方向に2次元的に精密に位置制御する必要があり、
この2次元的な追従サーボを精密に行うためには、対物
レンズを所定の中性点に保持するための構造が、光ピッ
クアップの性能を決定付ける重要な要素となっている。
【0003】この対物レンズを所定の中性点に保持する
手段として、磁気的な復元力をもたせることにより対物
レンズを中性点に保持するようにしたものが、実開昭5
8−179635号公報、実開昭58−163908号
公報、特開昭62−141646号公報等に記載されて
いる。
【0004】これら磁気的復元力をもたせた対物レンズ
駆動装置によれば、磁気的復元力が均一になる範囲が狭
く、これを補うために磁性片を複数個用いる等の改善が
必要であり、また、一つの磁性片による中性点の保持は
フォーカシング方向かまたはトラッキング方向のうちの
何れか一方向であり、フォーカシング方向及びトラッキ
ング方向の両方向の中性点をだそうとすれば、二相の磁
性片を必要とし、構成が複雑でコストが高くなるという
問題点があった。
【0005】そこで、本出願人は先に出願した特開平1
−317234号において、上記問題点の解決を図っ
た。この特開平1−317234号公報記載の対物レン
ズ駆動装置は、駆動コイルに対向配置されるマグネット
を、例えばフォーカシング方向に分極着磁し、このフォ
ーカシングマグネットの磁気回路中に、図11に示され
るような薄板状の上下方向に長い磁性片30を1個配置
し、この磁性片30に作用する磁気的吸引力によりフォ
ーカシング方向とトラッキング方向に2次元的に復元力
を発生させて対物レンズを中性点に保持させるようにし
たものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、磁性片30の
幅をx、長さをyとし、x=0.8mm、y=4.6m
mとして、フォーカシング方向及びトラッキング方向の
可動部の共振周波数f0を測定したところ、 フォーカスf0 =26.6Hz トラック f0 =17.0Hzであった。 これらフォーカスf0 、トラックf0 は、例えばCD等
においては、共に通常20〜30Hz程度であり、磁性
30の幅x、長さy、厚みtを適宜調整することによ
上記磁性片30内を通過する磁束を増減調整して最適
化される。
【0007】ところで、最近の2〜4倍速CD−ROM
等にあっては、上記トラックf0 を高めるというニーズ
が高まってきている。しかしながら、上記磁性片30の
形状を変えずにフォーカスf0 を増大させることなく
ラックf0 を高めるには磁性片30の幅xを変えないで
長さyを長くする必要があることが確認されている。こ
れは、フォーカシング方向の復元力の元となる磁束を増
大させることなく、トラッキング方向の復元力の元とな
る磁束を増大させることによるものと考えられるが、磁
性片30が長くなり過ぎると、磁気回路が乱れてリニア
リティが悪化するという問題点があった。また、ピック
アップが厚くなりコンパクトにできないといった問題も
あった。
【0008】そこで本発明は、リニアリティを良好に維
持しつつフォーカスf0 を増大させることなくトラック
f0 を高めることが可能で、しかも薄型化も可能な対物
レンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1手段の対物レンズ駆
動装置は上記目的を達成するために、対物レンズを保持
したレンズホルダと固定部材とのうちの一方に駆動コイ
ルを、他方にマグネットをそれぞれ配置して、この駆動
コイルとマグネットとを対向させ、前記駆動コイルに通
電させることにより、前記レンズホルダをフォーカシン
グ方向及びトラッキング方向に駆動するようにした対物
レンズ駆動装置であって、前記マグネットは、少なくと
もフォーカシング方向に分極着磁されており、このフォ
ーカシングマグネットの磁気回路中に磁性片が配置さ
れ、この磁性片に作用する磁気的吸引力によりフォーカ
シング方向とトラッキング方向に2次元的に復元力を発
生させて前記対物レンズを中性点に保持させるようにし
た対物レンズ駆動装置において、前記磁性片の分極方向
における少なくとも一方の端部の幅を、中央部のそれよ
り大きくしてなることを特徴としている。
【0010】第2手段の対物レンズ駆動装置は上記目的
を達成するために、対物レンズを保持したレンズホルダ
と固定部材とのうちの一方に駆動コイルを、他方にマグ
ネットをそれぞれ配置して、この駆動コイルとマグネッ
トとを対向させ、前記駆動コイルに通電させることによ
り、前記レンズホルダをフォーカシング方向及びトラッ
キング方向に駆動するようにした対物レンズ駆動装置で
あって、前記マグネットは、少なくともフォーカシング
方向に分極着磁されており、このフォーカシングマグネ
ットの磁気回路中に磁性片が配置され、この磁性片に作
用する磁気的吸引力によりフォーカシング方向とトラッ
キング方向に2次元的に復元力を発生させて前記対物レ
ンズを中性点に保持させるようにした対物レンズ駆動装
置において、前記磁性片の分極方向における少なくとも
一方の端部の厚みを、中央部のそれより大きくしてなる
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】このような第1、第2手段における対物レンズ
駆動装置によれば、磁性片は、フォーカシング方向の復
元力の元となる磁性片中の磁束を中央部の狭部により抑
えることによってフォーカスf0 を増大させることな
、トラッキング方向の復元力の元となる磁性片の体積
を増すよう働いてトラックf0 を高め、従って磁性片の
長さを従来と同じ長さまたはそれより小さくして、ト
ラックf0 を高められる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す対物レンズ駆動装
置に適用された磁性片の斜視図である。
【0013】この実施例の対物レンズ駆動装置が特開平
1−317234号公報記載のそれと違う点は、磁性片
10の分極方向における両端部10a,10bの幅x
を、中央部10cの幅xcより大きくした点である。
【0014】以下、本実施例の対物レンズ駆動装置をさ
らに詳細に説明する。図2乃至図5において、符号1は
レンズホルダであり、このレンズホルダ1は固定軸7の
周りに回動可能且つ軸7に沿って移動可能に支持されて
いる。レンズホルダ1には対物レンズ2がその光軸を上
記軸7に平行にして取付けられている。レンズホルダ1
にはまた、軸7を中心にして対物レンズ2の反対側にバ
ランサ8が固着されている。レンズホルダ1の外周面に
は軸7を挟んで対称位置にそれぞれ対をなすフォーカシ
ング用駆動コイル4とトラッキング用駆動コイル3が固
着されている。このフォーカシング用駆動コイル4とト
ラッキング用駆動コイル3を固着したレンズホルダ1の
外周面は軸7を中心とする共通の連続した円弧面となっ
ており、各コイル4,3は上記円弧面に沿って曲げられ
てレンズホルダ1に固着されている。
【0015】上記軸7は固定部材としての外ヨーク9の
中央のバーリング加工によって形成されたボス部9a
に、圧入や接着等の手段により固定されている。外ヨー
ク9は軸7を挟んで両側が扇形に形成されると共に、こ
の扇形の外周縁部が直角に折り曲げられて上記各コイル
4,3と対向するように立ち上がっている。この外ヨー
ク9の各立ち上がり部は軸7を中心とする円弧に沿って
形成され、この立ち上がり部の内面には円弧状のマグネ
ット6が固定されている。マグネット6は、例えば樹脂
バインダ等により一体成型される。マグネット6は、図
6に示されるように、中間部に軸7と平行な方向に溝6
cが形成されており、この溝6cを境にしてフォーカシ
ング用マグネット部6aとトラッキング用マグネット部
6bに分割されている。フォーカシング用マグネット部
6aはN極とS極が軸7方向に並ぶように分極着磁さ
れ、一方トラッキング用マグネット部6bは上記フォー
カシング用マグネット部6aの着磁方向に対し直交する
方向に分極着磁されることにより、N極とS極とが周方
向に形成されている。このように各マグネット部6a,
6bは一体に形成されることにより連続した共通の面に
配置されていることになる。
【0016】上記フォーカシング用駆動コイル4は、図
7に示されるように、横長の長方形になるように形成さ
れてその長辺がフォーカシング用マグネット部6aの各
磁極と対向するように配置されている。また、トラッキ
ング用駆動コイル3は縦長の長方形になるように形成さ
れてその長辺がトラッキング用マグネット部6bの各磁
極と対向するように配置されている。
【0017】上記外ヨーク9には内ヨーク5が重ねられ
ると共に、上記ボス部9aの外径を基準にして固定され
ている。内ヨーク5も外ヨーク9と同様に軸7を挟んで
両側が扇形に形成されると共に、この扇形の外周縁部が
直角に折り曲げられて立ち上がっている。この立ち上が
り部は軸7を中心とする円弧に沿って形成されている。
上記立ち上がり部は、レンズホルダ1に形成された窓孔
1aを空間的余裕をもって貫くと共に各コイル4,3を
挟んで上記各マグネット部6a,6bと対向している。
以上のようにして内側から順に、内ヨーク5、各駆動コ
イル3,4、マグネット6、外ヨーク9がそれぞれ軸7
を中心とする円弧に沿って配置され、これらを通る略閉
磁路が形成されている。
【0018】レンズホルダ1の上記扇形の外周縁部に
は、フォーカシング用マグネット部6aの磁極中心に対
向する位置に、本実施例の特徴をなす磁性片10が固着
されている。この磁性片10は、図8、図9に示される
ように、薄板状をなしており、軸7を中心とする円周方
向の幅寸法xがフォーカシング用マグネット部6aの円
周方向の寸法に比べてかなり小さく、軸7方向の長さ寸
法yがフォーカシング用マグネット部6aの軸7方向の
寸法よりも短く形成されている。また、該磁性片10
は、図1に示されるように、上下方向(分極方向)にお
ける両端部10a,10bの幅xが、中央部10cの幅
xcより大きくなっている。因に、両端部10a,10
bの幅をx、中央部10cの幅をxc、全体の長さをy
とすると、 x =1.6mm xc=0.7mm y= 4.4mmである。
【0019】次に、このように構成された対物レンズ駆
動装置の動作を説明する。先ず、フォーカシング及びト
ラッキングの基本動作について説明する。フォーカシン
グ用駆動コイル4に駆動電源を流すことにより、この駆
動電流と磁気回路内の磁束とによって推力が発生し、レ
ンズホルダ1と共に対物レンズ2がその光軸方向に移動
してフォーカシング動作が行われ、またトラッキング用
駆動コイル3に駆動電流を流すことにより、この駆動電
流と磁気回路内の磁束とによって推力が発生し、レンズ
ホルダ1と共に対物レンズ2をトラッキング方向に駆動
してトラッキング動作が行われる。
【0020】次に、フォーカシング用マグネット部6a
による磁束と磁性片10との関係について説明する。フ
ォーカシング用マグネット部6aは軸7方向に分極着磁
されているが、図8に示すように、軸7に直交する平面
内では、磁束は空隙内の周方向中央部において極大とな
り、空隙の両端に近くなるに従って減少していく。上記
空隙内には磁性片10が配置されているため、磁性片1
0にはフォーカシング用マグネット部6aによる磁気的
吸引力が作用すると共に、上記磁束の極大点において安
定に保持されようとする弾性的な復元力と同等の復元力
が作用する。この復元力によりレンズホルダ1が周方向
の中性点に保持され、もって対物レンズ2がトラッキン
グ方向の中性点に保持される。上記復元力は、磁束分布
の勾配及び磁性片10の面積に比例する。対物レンズ2
のトラッキング方向への通常の可動範囲では上記磁束勾
配は近似的に直線的に変化するため、上記復元力は対物
レンズ2の通常の可動範囲において略均一に得られる。
【0021】一方、図9に示すように、フォーカシング
用マグネット部6aの軸7方向の断面内においては、上
記マグネット部6aが軸7方向に分極着磁されているた
め、磁性片10が配置された空隙内における磁束の勾配
が上下方向の中間部において逆転する。ここでは上記磁
性片10は磁路の一部として作用し、磁性片10が分極
着磁の中央部に磁気的に吸引される。この吸引力が復元
力として作用し、レンズホルダ1が軸7方向の所定位置
に保持され、もって対物レンズ2がフォーカシング方向
の中性点に保持される。また、上述のように磁性片10
はマグネット部6aからでた磁束の磁路として作用する
ため、磁束密度が向上して対物レンズ駆動装置の感度の
向上に寄与すると共に、磁気的な復元力が広範囲で安定
して得られる。
【0022】ここで、本発明者は、フォーカシング方向
及びトラッキング方向の可動部の共振周波数f0 を実験
により測定した。その結果、 フォーカスf0 =19.4Hz(従来26.6Hz
り低下) トラック f0 =21.6Hz(従来17.0Hz
り増大)であった。
【0023】このように、本実施例においては、磁性片
10の分極方向における両端部10a,10bの幅x
(1.6mm)を、中央部10cの幅xc(0.7m
m)より大きくしているので、該磁性片10により、フ
ォーカシング方向の復元力の元となる磁性片中の磁束が
中央部の狭部10cにより抑えられてフォーカスf0 が
低下させられると共に、トラッキング方向の復元力の元
となる磁性片の体積が増して磁束が増大されトラックf
0 が高められるようになっており、従って磁性片10の
長さ(4.4mm)を従来のそれ(4.6mm)より小
さくしても、トラックf0 を高めることが可能となって
いる。なお、この実施例では、トラックf0を高める際
にフォーカスf0 を低下させているが、中央部10cの
幅xcを適宜に調整することによってフォーカスf0 を
低下させないようにすることも可能である。
【0024】因って、リニアリティを良好に維持しつつ
トラックf0 を高めることが可能で、しかも薄型化も可
能となっている。因に、磁性片10の長さ(4.4m
m)を従来のそれ(4.6mm)と同じにしても、同様
な効果を得ることができる。
【0025】また、本実施例においては、トラックf0
を高めると同時にフォーカスf0 を下げることが可能と
なっており、従ってそのような要求を満足させることも
可能となっている。
【0026】また、磁性片10をこのまま全体的に幅方
向に広げていけば、フォーカスf0及びトラックf0
共にさらに上げて25Hz前後にすることが可能であ
り、例えばCD等において要求される共振周波数の範囲
20〜30Hzの中間値に両f0 を設定することも可能
である。
【0027】さらにまた、細部の寸法を変化させれば、
トラックf0 を30〜40Hzとすることも可能であ
る。
【0028】図10は本発明の他の実施例を示す対物レ
ンズ駆動装置に適用された磁性片の斜視図である。この
実施例の磁性片20が先の実施例の磁性片10と違う点
は、磁性片20の分極方向における両端部20a,20
bの厚みtを、中央部20cの厚みtcより大きくした
点である。
【0029】このように構成しても、該磁性片20によ
り、フォーカシング方向の復元力の元となる磁性片中の
磁束が中央部の狭部により抑えられると共に、トラッキ
ング方向の復元力の元となる磁性片の体積が増すように
なっており、従って先の実施例と同様な効果を得ること
ができるというのはいうまでもない。
【0030】以上本発明者によってなされた発明を各実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記各実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば上記各実施例においては、磁性片の分極方向におけ
る両端部の幅または厚みを、中央部のそれらより大きく
しているが、一方の端部(上端部または下端部)の幅ま
たは厚みのみを、中央部のそれらより大きくしても同様
な効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、第1発明における対
物レンズ駆動装置によれば、磁性片の分極方向における
少なくとも一方の端部の幅を、中央部のそれより大きく
し、また第2発明における対物レンズ駆動装置によれ
ば、磁性片の分極方向における少なくとも一方の端部の
厚みを、中央部のそれより大きくしたので、該磁性片に
より、フォーカシング方向の復元力の元となる磁性片中
の磁束が中央部の狭部により抑えられてフォーカシング
方向の共振周波数が増大されることがなく、トラッキン
グ方向の復元力の元となる磁性片の体積が増すことによ
ってトラッキング方向の共振周波数が高められるように
なり、磁性片の長さを従来と同じ長さまたはそれより小
さくして、トラックf0 を高めることが可能となる。従
って、リニアリティを良好に維持しつつトラックf0 を
高めることが可能で、しかも薄型化を図ることも可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す対物レンズ駆動装置に
適用された磁性片の斜視図である。
【図2】対物レンズ駆動装置の平面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】対物レンズ部分の縦断面図である。
【図5】マグネット及びコイル部分の拡大平面図であ
る。
【図6】マグネットの斜視図である。
【図7】コイルの正面図である。
【図8】磁性片部分の磁束の様子を表した同上装置の要
部の平面図である。
【図9】磁性片部分の磁束の様子を表した同上装置の要
部の縦断面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す対物レンズ駆動装
置に適用された磁性片の斜視図である。
【図11】従来技術を示す磁性片の斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズホルダ 2 対物レンズ 3,4 駆動コイル 6 マグネット 6a フォーカシングマグネット 9 固定部材 10,20 磁性片 10a,10b,20a,20b 磁性片の分極方向に
おける端部 10c,20c 磁性片の中央部 t 磁性片の分極方向における端部の厚み tc 磁性片の中央部の厚み x 磁性片の分極方向における端部の幅 xc 磁性片の中央部の幅

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを保持したレンズホルダと固
    定部材とのうちの一方に駆動コイルを、他方にマグネッ
    トをそれぞれ配置して、この駆動コイルとマグネットと
    を対向させ、前記駆動コイルに通電させることにより、
    前記レンズホルダをフォーカシング方向及びトラッキン
    グ方向に駆動するようにした対物レンズ駆動装置であっ
    て、 前記マグネットは、少なくともフォーカシング方向に分
    極着磁されており、このフォーカシングマグネットの磁
    気回路中に磁性片が配置され、この磁性片に作用する磁
    気的吸引力によりフォーカシング方向とトラッキング方
    向に2次元的に復元力を発生させて前記対物レンズを中
    性点に保持させるようにした対物レンズ駆動装置におい
    て、 前記磁性片の分極方向における少なくとも一方の端部の
    幅を、中央部のそれより大きくしてなる対物レンズ駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 対物レンズを保持したレンズホルダと固
    定部材とのうちの一方に駆動コイルを、他方にマグネッ
    トをそれぞれ配置して、この駆動コイルとマグネットと
    を対向させ、前記駆動コイルに通電させることにより、
    前記レンズホルダをフォーカシング方向及びトラッキン
    グ方向に駆動するようにした対物レンズ駆動装置であっ
    て、 前記マグネットは、少なくともフォーカシング方向に分
    極着磁されており、このフォーカシングマグネットの磁
    気回路中に磁性片が配置され、この磁性片に作用する磁
    気的吸引力によりフォーカシング方向とトラッキング方
    向に2次元的に復元力を発生させて前記対物レンズを中
    性点に保持させるようにした対物レンズ駆動装置におい
    て、 前記磁性片の分極方向における少なくとも一方の端部の
    厚みを、中央部のそれより大きくしてなる対物レンズ駆
    動装置。
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