JP2002183998A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JP2002183998A JP2000378492A JP2000378492A JP2002183998A JP 2002183998 A JP2002183998 A JP 2002183998A JP 2000378492 A JP2000378492 A JP 2000378492A JP 2000378492 A JP2000378492 A JP 2000378492A JP 2002183998 A JP2002183998 A JP 2002183998A
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yoke
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0925Electromechanical actuators for lens positioning
    • G11B7/0933Details of stationary parts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大型化せずに、フォーカシングコイル
と磁気回路の位置ずれによるフォーカス駆動力における
対物レンズ,ホルダなどからなる可動部材中心からのず
れをキャンセルし、対物レンズが傾くことを防止する。 【解決手段】 フォーカス駆動力の中心と可動部材13
の重心Gとのずれによって、対物レンズ1を搭載した可
動部材13に対してモーメントが加わっても、各内ヨー
ク7におけるフォーカシング方向と直交する方向(トラ
ッキング方向)の両端部7aに補助永久磁石16をそれ
ぞれ設けて、この部位で磁気力を発生させ前記モーメン
トを相殺することにより、可動部材13に傾きが発生す
ることを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的記録/再生
装置に適用され、対物レンズを記録媒体の記録面に対し
てフォーカシング方向および/またはトラッキング方向
に駆動制御する対物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録/再生時に光ディスクの情報
トラック上にレーザ光を集光して微小な光スポットを形
成するための対物レンズは、光ディスクに対してレンズ
光軸が傾くと光スポットに収差を生じさせ、記録/再生
に支障をきたすおそれがある。よって、対物レンズの傾
きは極力小さくしなければならない。特に近年、再生用
のDVD(Digital Versatile Disk)が一般に普及し、
記録用のDVDも実用化されつつあり、対物レンズにお
いては記録情報の高密度化のために、開口数をより大き
くする必要があり、よって、対物レンズの傾きを防ぐ要
求がますます強まっている。対物レンズに傾きが生じて
しまう大きな原因として、フォーカス駆動のために使用
される磁気回路における磁界分布の不均一がある。
【0003】図8,図9は従来の対物レンズ駆動装置と
フォーカシングを説明するための平面図であって、
(a)は対物レンズ駆動装置の平面図、(b)は駆動力
と磁束密度の関係を示す図である。
【0004】図8(a),図9(a)において、対物レ
ンズ1を保持するホルダ2の外側周囲にフォーカシング
コイル3が巻回され、ホルダ2は、4本のワイヤ5、す
なわち一端がワイヤ支持部材4に固定され、他端がホル
ダ2の両側部の上下にそれぞれ固定され、かつフォーカ
シング方向とトラッキング方向とに直交する方向(A方
向)に延在するワイヤ5によって、フォーカシング方向
およびトラッキング方向に移動可能に支持されている。
【0005】ホルダ2におけるA方向の両側にはそれぞ
れ磁気回路6が設けられ、ホルダ2の両側には磁気回路
6を構成する内ヨーク7が挿通される通孔8がそれぞれ
設けられている。各磁気回路6は、内ヨーク7と外ヨー
ク9、外ヨーク9に固定された永久磁石10からなる。
【0006】永久磁石10の磁極面はフォーカシングコ
イル3におけるA方向の側面に面して配されており、A
方向において互いに同じ磁極が対向する向きに着磁され
ている。内ヨーク7はフォーカシングコイル3の内側で
外ヨーク9および永久磁石10と対向する位置に配置さ
れており、内ヨーク7と永久磁石10との間のギャップ
11にフォーカシングコイル3が位置し、ギャップ11
内の磁界とフォーカシングコイル3に流される電流とに
よりフォーカス駆動力である電磁力が発生する。
【0007】また、2個の平面コイルからなるトラッキ
ングコイル12が、対物レンズ1の光軸方向に筒状にホ
ルダ2に巻回されたフォーカシングコイル3におけるA
方向の両外側面にそれぞれ接着され、合計4個固定され
ている。なお、図中のGは、対物レンズ1,ホルダ2,
フォーカシングコイル3,トラッキングコイル12から
なる可動部材13の重心を示す。
【0008】ここで、図8(a),(b)に示すよう
に、各部材が適正配置状態にある場合には、各磁気回路
6のギャップ11内のフォーカシングコイル3に作用す
る磁界(フォーカス駆動力)は、図8(b)に示すよう
に、可動部材13における中央部が強く、側端部に近づ
くにしたがって弱くなる対称の状態になっている。とこ
ろが、図9(a),(b)に示すように、フォーカシン
グコイル3と磁気回路6に相対的なずれが生じると、フ
ォーカス駆動力の作用中心が可動部材13の重心Gから
ずれるため、可動部材13に対してモーメントが働き、
よって、対物レンズ1に傾きが発生してしまう。
【0009】可動部材13に前記のようなモーメントを
発生させるフォーカシングコイル3と磁気回路6とのず
れの要因としては、初期組付け誤差によるもの、あるい
はトラッキング移動によるものが考えられる。
【0010】フォーカシングコイル3と磁気回路6との
位置ずれにより発生するモーメントにより生じる対物レ
ンズ1の傾きを防止するための技術として、フォーカシ
ングコイルにおけるトラッキング方向の側面に面した位
置に磁性体を配置するもの(特開平7−320278号
公報)、またマグネットを配置するもの(特開平9−2
31593号公報)などを例示することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の構造では、フォーカシングコイルの側面の外側
に磁性体などの部品を配置しなければならないため、装
置の小型化の妨げとなる。
【0012】また、特に磁性体を配置する特開平7−3
20278号公報に記載された構造の場合、磁気回路の
構成部材であるマグネットに面した部分における磁界分
布は均一化するが、フォーカシングコイルの磁性体に面
した側面部では逆にモーメントを増大させる力が働いて
しまうため、実際的な効果を大きく望むことはできな
い。
【0013】本発明の目的は、前記従来の課題を解決
し、装置を大型化せずに、フォーカシングコイルと磁気
回路の位置ずれによるフォーカス駆動力における対物レ
ンズ,ホルダなどからなる可動部材中心からのずれをキ
ャンセルし、対物レンズが傾くことを防止することがで
き、また、装置を大型化せずに、トラッキング移動によ
るフォーカシングコイルと磁気回路の位置ずれによるフ
ォーカス駆動力における対物レンズ,ホルダなどからな
る可動部材中心からのずれをキャンセルし、対物レンズ
が傾くことを防止することができるようにした対物レン
ズ駆動装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、対物レンズを搭載したホル
ダと、このホルダを少なくともフォーカシング方向に移
動可能に支持する支持手段と、前記対物レンズの光軸方
向に筒状に巻回され、かつ前記ホルダに固定されたフォ
ーカシングコイルと、このフォーカシングコイルの内側
に位置し、かつフォーカシング方向およびフォーカシン
グ方向に直交する方向に延在する平面部を有する内ヨー
クと、前記フォーカシングコイルの一部をはさんで前記
内ヨークと対向する位置に配置された外ヨークと、前記
内ヨークと外ヨークとをつなぐ連結部材と、前記内ヨー
クと外ヨークとにより形成されたギャップにおいて前記
フォーカシングコイルとにより磁界を発生する磁界発生
手段とを備えた対物レンズ駆動装置において、前記内ヨ
ークにおけるフォーカシング方向と直交する両端部に、
前記フォーカシングコイルに対して前記ギャップにおい
て発生する磁界とは逆向きの磁界を発生させる補助磁界
発生手段を設けたことを特徴とし、この構成によって、
駆動装置の外部に特別な部材を設けずに、従来のような
フォーカシングコイルと磁界発生手段との組付けずれに
よるフォーカス駆動力のずれによって発生するモーメン
トをキャンセルすることができるため、装置を大型化せ
ずに対物レンズの傾きを防止することを実現できる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、磁界発生手段を、外ヨーク
における内ヨークと対向する平面部に固定されて、この
平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構成
し、さらに補助磁界発生手段を、内ヨークのフォーカシ
ング方向と直交する方向の両端部に固定されて、これら
の端部に直交する方向に着磁された補助永久磁石から構
成したことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、磁界発生手段を、外ヨーク
における前記内ヨークと対向する平面部に固定されて、
この平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構
成し、さらに補助磁界発生手段を、永久磁石で発生した
磁界が内ヨークにおけるフォーカシング方向と直交する
方向の両端部で飽和するように、これらの端部を薄くし
て形成したことを特徴とし、この構成によって、新たに
補助永久磁石などの独立した部材を追加しなくてよいの
でコストアップを伴うこともない。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズ駆動装置において、磁界発生手段を、外ヨーク
および内ヨークにおける互いに対向する平面部にそれぞ
れ固定されて、これらの平面部に直交する方向で同じ向
きに着磁された永久磁石から構成し、補助磁界発生手段
を、内ヨークにおけるフォーカシング方向と直交する方
向の幅を、この内ヨークに固定された永久磁石の幅より
狭くして形成したことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、対物レンズを搭載
したホルダと、このホルダをフォーカシング方向および
トラッキング方向に移動可能に支持する支持手段と、前
記対物レンズの光軸方向に筒状に巻回され、かつ前記ホ
ルダに固定されたフォーカシングコイルと、このフォー
カシングコイルの内側に位置し、かつフォーカシング方
向およびトラッキング方向に延在する平面部を有する内
ヨークと、前記フォーカシングコイルの一部をはさんで
内ヨークと対向する位置に配置された外ヨークと、前記
内ヨークと前記外ヨークをつなぐ連結部と、前記内ヨー
クと前記外ヨークとで形成されたギャップにフォーカシ
ングコイルとにより磁界を発生させる磁界発生手段とを
備えた対物レンズ駆動装置において、前記内ヨークにお
けるトラッキング方向の両端部に、前記フォーカシング
コイルに対して前記ギャップで発生する磁界とは逆向き
の磁界を発生させる補助磁界発生手段を設けたことを特
徴とし、この構成によって、駆動装置の外部に特別な部
材を設けずに、従来のようなフォーカシングコイルと磁
界発生手段とのトラッキング移動によるフォーカス駆動
力のずれによって発生するモーメントをキャンセルする
ことができるため、装置を大型化せずに対物レンズの傾
きを防止することを実現できる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の対
物レンズ駆動装置において、磁界発生手段を、外ヨーク
における前記内ヨークと対向する平面部に固定されて、
この平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構
成し、さらに補助磁界発生手段を、内ヨークにおけるト
ラッキング方向の両端部に固定されて、これらの端部に
直交する方向に着磁された補助永久磁石から構成したこ
とを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項5記載の対
物レンズ駆動装置において、磁界発生手段を、外ヨーク
における前記内ヨークと対向する平面部に固定されて、
この平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構
成し、さらに補助磁界発生手段を、永久磁石で発生した
磁界が内ヨークにおけるトラッキング方向の両端部にお
いて飽和するように、内ヨークの両端部を薄くして形成
したことを特徴とし、この構成によって、新たに補助永
久磁石などの独立した部材を追加しなくてよいのでコス
トアップを伴うこともない。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項5記載の対
物レンズ駆動装置において、磁界発生手段を、外ヨーク
および内ヨークにおける互いに対向する平面部にそれぞ
れ固定されて、これらの平面部に直交する方向で同じ向
きに着磁された永久磁石から構成し、補助磁界発生手段
を、内ヨークにおけるトラッキング方向の幅を内ヨーク
に固定された永久磁石の幅より狭くして形成したことを
特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0023】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めの対物レンズ駆動装置の全体斜視図、図2は図1の対
物レンズ駆動装置の平面状態における力の発生状態を示
す説明図である。なお、以下の説明において、図8,図
9にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付し
て詳しい説明は省略する。
【0024】図1に示すベース15は外ヨーク9と内ヨ
ーク7をつなぐ連結部材としての機能を有する。そし
て、対物レンズ1,ホルダ2,フォーカシングコイル
3,トラッキングコイル12からなる可動部材13の重
心が対物レンズ1の光軸を通り、それぞれが対物レンズ
1の光軸を含みトラッキング方向に延びる平面、A方向
に延びる平面に対して対称になるように配設されてい
る。さらに、可動部材13に作用する駆動力の中心が可
動部材13の重心を通るように、両磁気回路6もまた前
記2平面に関して対称に配設されている。
【0025】従来の技術において説明したように、対物
レンズ駆動装置における構成部材に初期位置ずれがあっ
たり、あるいは光ディスクの情報トラックに追従するた
めに可動部材13がトラッキング方向に移動したとき
に、フォーカシングコイル3と磁気回路6においてトラ
ッキング方向の位置ずれが生じると、フォーカス駆動力
の作用中心と可動部材13の重心とのずれによって、可
動部材13に対してモーメントが加わることになるが、
第1実施形態では、各内ヨーク7におけるフォーカス方
向と直交する方向(トラッキング方向)の両端部7aに
補助永久磁石16をそれぞれ設け、この部位で磁気力を
発生させて前記モーメントを相殺し、従来のような可動
部材13に傾きが発生することを抑えるようにしてい
る。
【0026】より具体的に説明する。図2示すように、
外ヨーク9におけるフォーカシングコイル3に対向する
面に固定された永久磁石10の着磁方向を本例ではフォ
ーカシングコイル3側がN極であるとする。そして補助
永久磁石16を、その着磁方向が外ヨーク9の永久磁石
10とは逆向きとなるように(外ヨーク9の永久磁石1
0において発生する磁界の磁力線がフォーカシングコイ
ル3の外側から内側に向かっているのに対して、補助永
久磁石16の磁力線はフォーカシングコイル3の内側か
ら外側に向かうように)、すなわち本例ではトラッキン
グ方向の外側がN極となるように、内ヨーク7における
トラッキング方向の両端部7aに固定する。
【0027】ここで、トラッキングのために可動部材1
3が右方向に移動したとすると、磁気回路6は可動部材
13に対して相対的に左側にずれる。このとき、可動部
材13がフォーカシング方向で上向きに駆動されるよう
にフォーカシングコイル3に反時計方向に電流を流す
と、磁気回路6のギャップ11内における磁界分布の不
均一によってフォーカシングコイル3の駆動力の作用中
心が可動部材13の重心Gより左側にずれるため、可動
部材13にモーメントが加わることになる。
【0028】しかし、第1実施形態では補助永久磁石1
6を設けたことにより、同時にフォーカシングコイル3
におけるトラッキング方向の側面にはフォーカシング方
向の下向きの力が発生する磁界が作用する。このため、
可動部材13が右に移動した場合には、左側の補助永久
磁石16とフォーカシングコイル3が接近するため右側
よりも多くの磁束がフォーカシングコイル3と交差する
ため、下向きの力は左側の方が強く磁気回路6のギャッ
プ11内の磁束で発生するモーメントとは逆向きのモー
メントとなる。このため、外ヨーク9の永久磁石10に
よるモーメントと補助永久磁石16によるモーメントと
が相殺されて、可動部材13が傾くことを防ぐことがで
きる。
【0029】図3は本発明の第2実施形態を説明するた
めの対物レンズ駆動装置の平面状態における力の発生状
態を示す説明図であり、第2実施形態が第1実施形態と
異なる点は、第1実施形態の補助永久磁石16に換え
て、内ヨーク7におけるトラッキング方向の両端部7a
の肉厚を薄くして肉薄部7bを形成した構成にある。
【0030】第2実施形態では、内ヨーク7に肉薄部7
bを形成して両端部7aを薄くすることによって磁界を
飽和させ、そこからの漏洩磁束を利用するようにしてい
る。すなわち、外ヨーク9に固定された永久磁石10の
N極から生じた磁力線はフォーカシングコイル3を外側
から内側へ横切って内ヨーク7へ向かう。内ヨーク7の
両端部7aは薄くなっているため飽和した磁束が漏洩し
て、フォーカシングコイル3の内側から外側へ向かう。
この漏洩磁束が第1実施形態における補助永久磁石16
によって発生する磁束と同じ作用をする。
【0031】図4は本発明の第3実施形態を説明するた
めの対物レンズ駆動装置の全体斜視図、図5は図4の対
物レンズ駆動装置の平面状態における力の発生状態を示
す説明図である。
【0032】図4において、ホルダ20におけるフォー
カシング方向と、トラッキング方向に対して直交する方
向(A方向)とに、対物レンズ21,トラッキングコイ
ル22,フォーカシングコイル23が順に配置されて、
それぞれホルダ20に固定されている。2個の平面コイ
ルからなるトラッキングコイル22は、対物レンズ21
の光軸方向に筒状に巻回されたフォーカシングコイル2
3におけるA方向の対物レンズ21側の側面に接着固定
されている。
【0033】フォーカシングコイル23はホルダ20の
フォーカシング方向に貫通した内孔24の内側面におけ
るA方向の対物レンズ21とは反対側に接着固定されて
いる。したがって、ホルダ20,対物レンズ21,トラ
ッキングコイル22,フォーカシングコイル23からな
る可動部材25には、フォーカシング方向の2箇所に貫
通孔が形成される。すなわちフォーカシングコイル23
の内孔24と、フォーカシングコイル23,トラッキン
グコイル22と対物レンズ21間の通孔26とが形成さ
れる。可動部材25は、前記第1,第2実施形態の構成
と同様にホルダ20が、4本のワイヤ27によりワイヤ
支持部材28に、フォーカシング方向およびトラッキン
グ方向に移動可能に支持されている。
【0034】磁気回路29は、フォーカシングコイル2
3の内孔24内に配置された内ヨーク30と、フォーカ
シングコイル23,トラッキングコイル22と対物レン
ズ21間の通孔26に配置された外ヨーク31と、内ヨ
ーク30と外ヨーク31とを連結する連結部であるベー
ス32と、内ヨーク30と外ヨーク31のそれぞれ対向
する面に固定され、かつ異なる磁極が向かい合うように
着磁された永久磁石33,34からなる。そして、内ヨ
ーク30と外ヨーク31の永久磁石33,34に挟まれ
たギャップ35内の磁界とフォーカシングコイル23,
トラッキングコイル22に流される電流とにより、フォ
ーカシング方向,トラッキング方向の駆動力を得る。
【0035】第3実施形態では、ホルダ20における対
物レンズ21を搭載する搭載部20aを張り出させて、
対物レンズ21の直下に立上げミラーを配置することが
できるようにして薄型化を可能にしており、第1,第2
実施形態の構成のように、磁気回路は2組ではなく1組
であって、この1組の磁気回路29により所望の駆動力
を得るために、内ヨーク30と外ヨーク31との両方に
永久磁石33,34を配置している。
【0036】このような構成の対物レンズ駆動装置にお
いては、通常、可動部材25の重心は、トラッキング方
向の位置を対物レンズ21の光軸と一致させ、A方向の
位置をフォーカシングコイル23とトラッキングコイル
22の中間に配置させることが多い。しかし、このよう
に可動部材25の重心を設定すると、図7に示すよう
に、フォーカス駆動力が発生するA方向の位置(磁気回
路29のギャップ35中にあるフォーカシングコイル2
3の厚み方向=A方向の中央)と重心G、トラック駆動
力が発生するA方向の位置(トラッキングコイル22の
厚み方向=A方向の中央)と重心Gにずれが生じる。こ
のように駆動力と重心GとがA方向においてずれている
と不要な共振が発生しやすい。
【0037】しかし、第3実施形態によれば、図5,図
6に示すように、フォーカシングコイル23のトラッキ
ング方向の側面にてギャップ35内とは逆向きの駆動力
が発生するようにしているため、フォーカス駆動力の作
用中心が外ヨーク31方向にずれるため、重心Gをトラ
ッキングコイル22の中央に合せてトラック駆動力と一
致させても、フォーカス駆動力とのずれが大きくならな
い。
【0038】より具体的に説明する。図5に示すよう
に、外ヨーク31に固定された永久磁石34におけるフ
ォーカシングコイル23側の面がN極(ヨークに固定さ
れた面がS極)、また内ヨーク30に固定された永久磁
石33におけるフォーカシングコイル23側の面がS極
(ヨークに固定された面がN極)とすると、外ヨーク3
1に固定された永久磁石34のN極面から出た磁力線
は、フォーカシングコイル23の外から内に向かってコ
イルの線材を横切り内ヨーク30のS極面に入る。
【0039】ここで、内ヨーク30におけるトラッキン
グ方向の幅は内ヨーク30に固定された永久磁石33よ
りも狭いため、トラッキング方向に永久磁石33がはみ
出した状態になっており、そのはみ出したN極面から出
た磁力線がフォーカシングコイル23におけるトラッキ
ング方向の両側面を内側から外側へ向かってコイルの線
材を横切る。この磁束が第1実施形態における補助永久
磁石から出る磁束と同じ作用をしてモーメントのキャン
セルを行い、可動部材25が傾くことを防ぐことができ
る。
【0040】なお、前記各実施形態の構成ではフォーカ
シングおよびトラッキングの2方向の制御駆動を行う2
軸電磁駆動型の対物レンズ駆動装置について説明した
が、トラッキングはガルバノミラーなどの他の別手段で
行い、電磁的手段によってフォーカシングのみを行う1
軸電磁駆動型の対物レンズ駆動装置においても、前記と
同様な構成を採用することによって、フォーカス駆動力
が、フォーカシングコイルと磁気回路との組付け誤差な
どによる位置ずれが原因となって、可動部材を傾けるモ
ーメントとして作用してしまうことを防ぐことができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の対物レン
ズ駆動装置によれば、駆動装置の外部に特別な部材を設
置することなく、フォーカシングコイルと磁気回路にお
ける組付けずれによるフォーカス駆動力のずれ、および
フォーカシングコイルと磁気回路におけるトラッキング
移動によるフォーカス駆動力のずれにより発生するモー
メントをキャンセルすることができ、装置を大型化せず
に対物レンズの傾きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための対物レ
ンズ駆動装置の全体斜視図
【図2】第1実施形態の対物レンズ駆動装置の平面状態
における力の発生状態を示す説明図
【図3】本発明の第2実施形態を説明するための対物レ
ンズ駆動装置の平面状態における力の発生状態を示す説
明図
【図4】本発明の第3実施形態を説明するための対物レ
ンズ駆動装置の全体斜視図
【図5】第3実施形態の対物レンズ駆動装置の平面状態
における力の発生状態を示す説明図
【図6】第3実施形態の対物レンズ駆動装置の平面状態
における力の発生状態を説明するための拡大図
【図7】従来の対物レンズ駆動装置の平面状態における
力の発生状態の説明図
【図8】従来の対物レンズ駆動装置(適正組付け状態)
とフォーカシングを説明するための平面図であって、
(a)は対物レンズ駆動装置の平面図、(b)は駆動力
と磁束密度の関係を示す図
【図9】従来の対物レンズ駆動装置(組付けずれがある
状態)とフォーカシングを説明するための平面図であっ
て、(a)は対物レンズ駆動装置の平面図、(b)は駆
動力と磁束密度の関係を示す図
【符号の説明】
1,21 対物レンズ 2,20 ホルダ 3,23 フォーカシングコイル 4,28 ワイヤ支持部材 5,27 ワイヤ 6,29 磁気回路 7,30 内ヨーク 7a 内ヨークの端部 7b 内ヨークの薄肉部 9,31 外ヨーク 10,33,34 永久磁石 11,35 ギャップ 12,22 トラッキングコイル 13,25 可動部材 16 補助永久磁石

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを搭載したホルダと、このホ
    ルダを少なくともフォーカシング方向に移動可能に支持
    する支持手段と、前記対物レンズの光軸方向に筒状に巻
    回され、かつ前記ホルダに固定されたフォーカシングコ
    イルと、このフォーカシングコイルの内側に位置し、か
    つフォーカシング方向およびフォーカシング方向に直交
    する方向に延在する平面部を有する内ヨークと、前記フ
    ォーカシングコイルの一部をはさんで前記内ヨークと対
    向する位置に配置された外ヨークと、前記内ヨークと外
    ヨークとをつなぐ連結部材と、前記内ヨークと外ヨーク
    とにより形成されたギャップにおいて前記フォーカシン
    グコイルとにより磁界を発生する磁界発生手段とを備え
    た対物レンズ駆動装置において、 前記内ヨークにおけるフォーカシング方向と直交する両
    端部に、前記フォーカシングコイルに対して前記ギャッ
    プにおいて発生する磁界とは逆向きの磁界を発生させる
    補助磁界発生手段を設けたことを特徴とする対物レンズ
    駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記磁界発生手段を、前記外ヨークにお
    ける前記内ヨークと対向する平面部に固定されて、この
    平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構成
    し、さらに前記補助磁界発生手段を、前記内ヨークのフ
    ォーカシング方向と直交する方向の両端部に固定され
    て、これらの端部に直交する方向に着磁された補助永久
    磁石から構成したことを特徴とする請求項1記載の対物
    レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記磁界発生手段を、前記外ヨークにお
    ける前記内ヨークと対向する平面部に固定されて、この
    平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構成
    し、さらに前記補助磁界発生手段を、前記永久磁石で発
    生した磁界が前記内ヨークにおけるフォーカシング方向
    と直交する方向の両端部で飽和するように、これらの端
    部を薄くして形成したことを特徴とする請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記磁界発生手段を、前記外ヨークおよ
    び内ヨークにおける互いに対向する平面部にそれぞれ固
    定されて、これらの平面部に直交する方向で同じ向きに
    着磁された永久磁石から構成し、前記補助磁界発生手段
    を、前記内ヨークにおけるフォーカシング方向と直交す
    る方向の幅を、この内ヨークに固定された永久磁石の幅
    より狭くして形成したことを特徴とする請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 対物レンズを搭載したホルダと、このホ
    ルダをフォーカシング方向およびトラッキング方向に移
    動可能に支持する支持手段と、前記対物レンズの光軸方
    向に筒状に巻回され、かつ前記ホルダに固定されたフォ
    ーカシングコイルと、このフォーカシングコイルの内側
    に位置し、かつフォーカシング方向およびトラッキング
    方向に延在する平面部を有する内ヨークと、前記フォー
    カシングコイルの一部をはさんで内ヨークと対向する位
    置に配置された外ヨークと、前記内ヨークと前記外ヨー
    クをつなぐ連結部と、前記内ヨークと前記外ヨークとで
    形成されたギャップにフォーカシングコイルとにより磁
    界を発生させる磁界発生手段とを備えた対物レンズ駆動
    装置において、 前記内ヨークにおけるトラッキング方向の両端部に、前
    記フォーカシングコイルに対して前記ギャップで発生す
    る磁界とは逆向きの磁界を発生させる補助磁界発生手段
    を設けたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記磁界発生手段を、前記外ヨークにお
    ける前記内ヨークと対向する平面部に固定されて、この
    平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構成
    し、さらに前記補助磁界発生手段を、前記内ヨークにお
    けるトラッキング方向の両端部に固定されて、これらの
    端部に直交する方向に着磁された補助永久磁石から構成
    したことを特徴とする請求項5記載の対物レンズ駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 前記磁界発生手段を、前記外ヨークにお
    ける前記内ヨークと対向する平面部に固定されて、この
    平面部に直交する方向に着磁された永久磁石から構成
    し、さらに前記補助磁界発生手段を、前記永久磁石で発
    生した磁界が前記内ヨークにおけるトラッキング方向の
    両端部において飽和するように、前記内ヨークの両端部
    を薄くして形成したことを特徴とする請求項5記載の対
    物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記磁界発生手段を、前記外ヨークおよ
    び内ヨークにおける互いに対向する平面部にそれぞれ固
    定されて、これらの平面部に直交する方向で同じ向きに
    着磁された永久磁石から構成し、前記補助磁界発生手段
    を、前記内ヨークにおけるトラッキング方向の幅を内ヨ
    ークに固定された永久磁石の幅より狭くして形成したこ
    とを特徴とする請求項5記載の対物レンズ駆動装置。
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