JP2806788B2 - コードレス電話中継方式 - Google Patents

コードレス電話中継方式

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JP2806788B2
JP2806788B2 JP6050834A JP5083494A JP2806788B2 JP 2806788 B2 JP2806788 B2 JP 2806788B2 JP 6050834 A JP6050834 A JP 6050834A JP 5083494 A JP5083494 A JP 5083494A JP 2806788 B2 JP2806788 B2 JP 2806788B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話中継方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のコードレス電話中継方式
の一例が特開昭61−72422号公報「コードレス電
話中継方式」に開示されている。その内容について図面
を参照して説明する。
【0003】図2は特開昭61−72422号公報に開
示されている従来例を示すブロック図である。
【0004】着信動作図2において、図示していない相
手加入者が、コードレス電話機8の電話番号をダイヤル
すると、電話局より呼出しベル信号が接続装置7に到達
する。該呼出しベル信号は2線−4線変換回路(H)7
1,制御回路(CNT)72を経て、送信回路(T)7
4により周波数f11の電波で送出される。コードレス中
継電話機9においては、受信回路(R)91,制御回路
(CNT)93により該着呼を検知する。制御回路(C
NT)93はこれにより、可視,可聴信号を発して、加
入者に通知する。これにより加入者が送受話回路(T
R)94を図示していないフックよりはずして、従来の
コードレス電話システム同様に応答することもできる。
但しこの場合制御回路(CNT)97は話中通知用メロ
デー音源96をつなぎこんで、且つ送信回路(T)98
を駆動せしめて、周波数f13の電波により、コードレス
中継電話機9が使用中であることを周波数変換機81を
経由して、次位のコードレス電話機に通知する。
【0005】また、もし加入者が応答しない場合は、該
呼出しベル信号はフックスイッチ(FS)95の他の接
点を通って制御回路(CNT)97、送信回路(T)9
8の経路で、周波数f13の電波に変換されて送出され
る。
【0006】ついで周波数変換器81の受信周波数変換
回路(RC)811は周波数f13をf11に変換してコー
ドレス電話機8の受信回路(R)82に導く、以後の着
信動作は従来のコードレス電話機の操作と全く同様で、
制御回路(CNT)84が呼出し信号を検知して可視,
可聴信号を発し、加入者がこれに応答すれば、発呼者と
の通話が行なえる。
【0007】発信動作 コードレス中継電話機9からの発呼は、従来のコードレ
ス電話機の動作と全く同様であるので省略し、コードレ
ス電話機8よりの発呼について説明する。
【0008】加入者が図示していないフックより送受話
回路(TR)85をはずせばフックスイッチ(FS)8
6が閉じる。これにより制御回路(CNT)84が送信
回路(T)83を駆動させる。ついで送受話回路(T
R)85より相手先電話機番号がダイヤルされれば、送
信回路(T)83より、該ダイヤル情報は周波数f12
送出される。周波数変換器81の送信周波数変換部(T
C)812は、これを周波数f14の電波に変換して送出
する。
【0009】コードレス中継電話機9において、受信回
路(R)99が周波数f14なる該電波を検知して、制御
回路(CNT)97、フックスイッチ(FS)95、制
御回路(CNT)93経由で、送信回路(T)92を駆
動し、これにより周波数f12の電波を送出する。接続装
置7の受信回路(R)74がこれを受けて、制御回路
(CNT)72により図示していない電話局の交換機イ
ンタフェースに整えて、加入者線路6を経由して電話局
へ送出する。図示していない被呼者がこれに応答するな
らば、従来の発信動作と全く同様にして通話が行なわれ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この従来のコードレス
電話中継方式では、図2に示すように、コードレス中継
電話機9が接続装置7を介して加入者線路6に接続する
構成となっているので、コードレス中継電話機9は加入
者線路6あるところの近くにしか設定できないという問
題点がある。即ち、コードレス中継電話機9がなかった
場合に、コードレス電話機8が加入者線路6の端子から
最大有効距離の位置にあった位置までしかコードレス中
継電話機9が設置されないという問題がある。
【0011】又、この従来例では、コードレス中継電話
機9は送受信が一組の周波数f13,f14しか使用してい
ない構成となっているので、複数のコードレス電話機8
を収容して、コードレス電話機相互の通話を中継するこ
とができないので、加入者線路6を収容する交換機側の
トラフィックを緩和することができないという問題点が
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
中継方式は、送受信で周波数を異にする第1の組の周波
数を使用する移動無線通信網を介して基地局と通話信号
の送受信を中継する中継端末装置と、この中継端末装置
との有効距離が予め設定されていて前記第1の組の周波
数よりも電界強度が微弱な複数の第2の組の周波数を使
用して前記中継端末装置を介して前記基地局と及び相互
に通話を行う複数のコードレス電話機とから成り、前記
中継端末装置は前記第1の組の周波数で信号を送受信す
る第1の送受信手段と、前記複数のコードレス電話機と
前記複数の第2の組の周波数で信号を送受信する第2の
送受信手段と、前記第1の組の周波数から前記第2の組
の周波数へ又前記複数の第2の組の周波数から前記第1
の組の周波数へ周波数の変換を行う第1の変換手段と、
前記複数の第2の組の周波数の内の発信側が使用する第
3の組の周波数と着信側が使用する第4の組の周波数の
相互の周波数の変換を行う第2の変換手段と、呼出信
号,ビジー信号及びビジー解除信号を含む制御信号を発
生して前記複数のコードレス電話機の前記第2の組の周
波数を使用して送信する信号発生・送信手段と、前記複
数のコードレス電話機のそれぞれの端末番号及び使用状
態を記憶する記憶手段と、通話時に前記複数のコードレ
ス電話機と前記基地局との信号の接続及び前記コードレ
ス電話機相互の信号の接続を行う信号接続手段と、前記
中継端末装置の内部の全体を制御する第1の制御手段と
を備え、前記複数のコードレス電話機のそれぞれは、ダ
イヤル信号を発生して前記第3の組の周波数で前記中継
端末装置へ送信するダイヤル信号発生送信手段と、送受
話器のオフフック、オンフックを検出する検出手段と、
発信時にはビジー信号音の発生がないことを検出した場
合前記第3の組の周波数を使用して前記中継端末装置と
の信号の送受信を行う第3の送受信手段と、前記呼出信
号の受信を検出して着信時には前記第4の組の周波数を
使用して前記中継端末装置との信号の送受信を行う第4
の送受信手段と、前記コードレス電話機の内部の全体を
制御する第2の制御手段とを備えている。
【0013】本発明のコードレス電話中継方式は、基地
局と第1、第2の周波数を使用する移動無線通信網を介
して通話信号の送受信を中継する中継端末装置と、この
中継端末装置との有効距離が予め設定されていて前記第
1、第2の周波数よりも電界強度が微弱な電波の第3、
第4、第5、第6の周波数を使用し前記中継端末装置を
介して前記基地局と及び相互に通話を行う複数のコード
レス電話機とから成り、前記中継端末装置は前記基地局
から前記第1の周波数で信号を受信する第1の受信回路
と、前記基地局へ前記第2の周波数で信号を送信する第
1の送信回路と、受信した前記第4又は第6の周波数を
前記第2の周波数に変換する第1の周波数変換回路と、
前記複数のコードレス電話機の内発信及び待機中のコー
ドレス電話機への信号を前記第3の周波数で送信する第
2の送信回路と、前記発信のコードレス電話機からの信
号を前記第4の周波数で受信する第2の受信回路と、前
記複数のコードレス電話機の内着信のコードレス電話機
への信号を前記第5の周波数で送信する第3の送信回路
と、前記着信のコードレス電話機からの信号を前記第6
の周波数で受信する第3の受信回路と、前記第1及び第
4の周波数を前記第5の周波数に変換し又前記第1及び
第6の周波数を前記第3の周波数に変換する第2の周波
数変換回路と、前記複数のコードレス電話機のそれぞれ
の端末番号及び使用状態を記憶する記憶回路と、この前
記回路の記憶に基づいて端末番号の信号とビジー信号,
呼出信号及びビジー解除信号を含む制御信号を発生する
信号発生回路と、通話時に前記複数のコードレス電話機
と前記基地局との信号の接続及び前記複数のコードレス
電話機相互の信号の接続を行う切換回路と、前記中継端
末装置内全体を制御する第1の制御回路とを有し、又、
前記複数のコードレス電話機のそれぞれは、通話用の送
受話器と、ダイヤル信号を発生するダイヤル信号発生回
路と、呼出音及びビジー信号音を発生する信号音発生回
路と、前記送受話器のオンフック,オフフックで開閉す
るフックスイッチと、発信時に前記第4の周波数で信号
を送信する第4の送信回路と、前記発信時に前記第3の
周波数で信号を受信する第4の受信回路と、着信時に前
記第5の周波数で信号を受信する第5の受信回路と、前
記着信時に第6の周波数で信号を送信する第5の送信回
路と、前記コードレス電話機の内部全体を制御する第2
の制御回路とを有している。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0016】図1において、本実施例は基地局(図示省
略)と周波数f1 ,f2 を使用する移動無線通信網を介
して通話信号の送受信を中継する中継端末装置1と、中
継端末装置1との有効距離が予め設定されていて周波数
1 ,f2 よりも電界強度が微弱な電波の周波数f3
4 ,f5 ,f6 を使用して中継端末装置1を介して基
地局と及び相互に通話を行うコードレス電話機2a,2
b,2cとから成り、中継端末装置1は基地局から周波
数f1 で信号を受信する受信回路(R)11aと、基地
局へ周波数f2 で信号を送信する送信回路(T)12a
と、送信側のコードレス電話機2a,2b,2cの送信
周波数f4 又はf6 を送信の周波数f2 に変換する周波
数変換回路(CNV)13と、コードレス電話機2a,
2b,2cと周波数f3 で信号を送信するT12b及び
周波数f5 信号を送信するT12cと、コードレス電話
機2a,2b,2cと周波数f4 で信号を受信するR1
1b及び周波数f6 で信号を受信するR11cと、周波
数f4 を周波数f5 に変換し周波数f6 を周波数f3
変換するCNV16と、通話中以外のコードレス電話機
へ送るビジー信号,通話中以外のコードレス電話機のそ
れぞれの端末番号の信号及びビジー解除信号と呼出しの
コードレス電話機への呼出信号を発生する信号発生回路
(SG)17と、SG17で発生した信号を通話中の周
波数の信号に混合させる混合回路(M)15a,15b
と、コードレス電話機2a,2b,2cのそれぞれの端
末番号及びコードレス電話機2a,2b,2cのそれぞ
れの状態を記憶するメモリ(MEM)18と、コードレ
ス電話機2a,2b,2cと基地局との信号の接続及び
コードレス電話機2a,2b,2c相互の信号の接続を
行う切換回路(SW)14と、R11a,R11bを介
しての発着信号を検出し且つMEM18,BS17及び
SW14を制御する制御回路(CNT)19とを有して
構成している。
【0017】コードレス電話機2aは送受話器(TR)
29aと、ダイヤル信号を発生するダイヤル信号発生回
路(DAL)27aと、呼出音及びビジー信号音を発生
する信号音発生回路(BSG)26aと、TR29aの
オンフック,オフフックで開閉するフックスイッチ(F
S)28aと、発信時に周波数f4 で信号を送信するT
22aと、発信時に周波数f3 で信号を受信するR21
aと、着信時に周波数f5 で信号を受信するR23a
と、着信時に周波数f6 で信号を送信するT24aと、
コードレス電話機2a全体を制御するCNT25aとを
有して構成している。
【0018】コードレス電話機2b,2cにおいてもコ
ードレス電話機2aと同様にそれぞれR21b,21c
と、T22b,22cと、R23b,23cと、T24
b,24cと、CNT25b,25cと、BSG26
b,26cと、DAL27b,27cと、FS28b,
28cと、TR29b,29cとを有して構成してい
る。
【0019】次に、本実施例の動作について説明する。
【0020】コードレス電話機から基地局に対しての発
信の場合例えば、コードレス電話機2aからコードレス
電話機2b,2c以外へ発信する場合、TR29aがオ
フフックされ、DAL27aからダイヤル番号“N”を
発信すると、CNT25aはR21aから発信時の周波
数f4 によってダイヤル信号“N”を発信する。中継端
末装置1はR11bによって周波数f4 によるダイヤル
信号“N”を受信すると、CNT19はMEM18を介
して基地局への発信と判断し、R11b,T12bをT
12a,R11aに接続すべきSW14を制御する。
【0021】又、CNT19はSG17を制御してコー
ドレス電話機2b,2cの端末番号とビジー信号とを発
生させてM15aで混合させT12bから周波数f3
よってビジー信号を送信する。
【0022】ビジー信号をR21b,R21cで受信し
たコードレス電話機2b,2cのCNT25b,25c
は、自己の端末番号とビジー信号とを受信すると、BS
G26b,26cを起動させる。TR29b又は29c
がもしオフフックすると、FS28b,28cを介して
ビジー音が聞かれる。
【0023】中継端末装置1ではSW14を経由した周
波数f4 のダイヤル信号“N”はCNV13で周波数f
2 のダイヤル信号“N”に変換される。ダイヤル信号
“N”に対する基地局からの周波数f1 の応答信号はR
11aで受信され、SW14を経由してCNV16で周
波数f3 に変換されT12bからコードレス電話機2a
へ送信される。
【0024】このようにしてコードレス電話機2aが中
継端末装置1を介して基地局と接続されると、コードレ
ス電話機2aからの送受話信号は周波数f4 ,f3 で送
受信され、これらの周波数f4 ,f3 は中継端末装置1
で周波数f2 ,f1 に変換され、基地局を介して相手側
電話機と通話される。
【0025】中継端末装置1が収容するコードレス電話
機相互の通話の場合、例えば、コードレス電話機2aか
らコードレス電話機2bへ発信して通話する場合、上記
の場合と同様に、TR29aがオフフックされた後、D
AL27aからコードレス電話機2bのダイヤル番号
“M”を発信すると、CNT25aはR21aから発信
時の周波数f4 によってダイヤル信号“M”を発信す
る。
【0026】中継端末装置1はR11bによって周波数
f4 によるダイヤル“M”を受信すると、CNT19は
MEM18を介して中継端末装置1が収容するコードレ
ス電話機2bに接続するためにR11b,T12bをT
12c,R11cに接続すべくSW14を制御する。
【0027】又、CNT19はSG17を制御してコー
ドレス電話機2cの端末番号とビジー信号とを発生させ
てM15aに混合させT12bから周波数f3 によって
ビジー信号を送信する共に、SG17を制御してコード
レス電話機2bの端末番号と呼出信号とを発生させてM
15bに混合させてT12cから周波数f5 によって呼
出信号を送信する。
【0028】ビジー信号は上記の動作の場合と同じなの
で省略する。
【0029】呼出信号はコードレス電話機2bのR33
bで受信されると、CNT25bは自己の端末番号を受
信したことをよって、BSG26bを起動し鳴音させ
る。TR29bがオフフックしたことをFS28bを介
してCNT25bが検出すると、BSG26bの鳴音を
停止させる。
【0030】コードレス電話機2bは着信側となるの
で、TR29bからの送受話信号はT24b,R23b
によって周波数f6 ,f5 によって送受信される。
【0031】中継端末装置1ではコードレス電話機2a
からの送受話信号はT12b,R11bによって周波数
4 ,f3 で送受信され、またコードレス電話機2bか
らの送受話信号はT12c,R11cによって周波数f
6 ,f5 で送受信され、CNV16によって周波数f4
は周波数f5 に変換され、周波数f6 は周波数f3 に変
換され、CNT19の制御の基にSW14で相互に送受
話信号が接続される。
【0032】基地局から中継端末装置1が収容するコー
ドレス電話機への着信の場合、中継端末装置1はR11
a,SW14を介して基地局からの呼出信号を検出する
と、呼出信号の中の端末番号が、MEM18の記憶番号
と参照の結果、例えば、収容するコードレス電話機2a
の番号と一致すると、SG17を起動して呼出信号とコ
ードレス電話機2aの端末番号とをM15bで混合させ
て、着信の場合なので、T12cから周波数f5 で送信
させる。
【0033】コードレス電話機2aはCNT25aがR
23aを介して受信した呼出信号に自端末番号を検出す
ると、BSG26aを起動し呼出音を鳴音させる。TR
29aがオフフックされると、CNT25aはBSG2
6aに対して鳴音を停止させる。コードレス電話機2a
は着信側となるので、TR29aからの送受話信号はT
23a,R24aによって周波数f6 ,f5 によって送
受信される。
【0034】中継端末装置1ではコードレス電話機2a
からの送受話信号はT12c,R11cによって周波数
6 ,f5 で送受信し、R11cで受信した受話信号は
SW14を経由しCNV13で周波数f2 に変換されて
T12aから基地局へ送信され、基地局から周波数f1
でR11aによって受信した受信信号はSW14を経由
し、CNV16で周波数f5 に変換されてT12cから
コードレス電話機2aへ送信される。
【0035】このコードレス電話機2aの着信の場合に
おいても、上記2つの場合と同様にCNT19はSG1
7を起動して、コードレス電話機2b,2cの端末番号
とビジー信号を発生させてM15aで混合させ、T12
bから周波数f3 でビジー信号を送りR21b,R21
cで受信したCNT25b,25cはBSG26b,2
6cを起動させてビジー音を発生する。TR29b,2
9cがオフフックすると、このビジー音がTR29b,
29cで聞かれて、基地局への無線通信回線がビジーで
あることを知る。
【0036】コードレス電話機2aが終話し、TR29
aをオンフックすると、CNT25aはFS28aを介
してオンフックを検出し、T24aを通して中継端末装
置1へ終話信号を送出する。
【0037】中継端末装置1はR11cを通して終話信
号を検出すると、T12aを通して基地局へ終話信号を
送出すると共に、SG17を起動し、今迄ビジー信号を
送っていたコードレス電話機2b,2cへ端末番号とビ
ジー解除信号とをM15aで混合させてT12bを通し
て周波数f3 にて送信する。
【0038】コードレス電話機2b,2cでは、それぞ
れのCNT25b,25cがR21b,21cを通して
自己の端末番号とビジー解除信号を受信すると、BSG
26b,26cを起動させてビジー信号音の発生を停止
させる。
【0039】又、中継端末装置1がR11aを通して基
地局からの終話信号をCNT19が検出した場合には、
T12cを通してコードレス電話機2aへ終話信号を送
信すると共に、上述と同様な手順で、コードレス電話機
2b,2cに対してビジー解除信号をTにbを通して送
信する。
【0040】尚、上記二つの動作におけるビジー解除の
方法も、上述と同じ手順で行われる。
【0041】本実施例で説明したように、3台のコード
レス電話機2a,2b,2cは基地局に対しての通話の
場合には3台に共通の周波数f1 ,f2 を使用し、3台
の相互の通話の場合には、中継端末装置1とコードレス
電話機2a,2b,2c間の有効距離が予め設定されて
いる電波の周波数f3 ,f4 ,f5 ,f6 を使用してい
るので、基地局で使用する限定された数の周波数を有効
利用することができると共に、基地局でのトラフィック
を従来より緩和することができる効果がある。
【0042】又、中継端末装置1を有線の電話回線のな
い所でも設置できるので、コードレス電話機2a,2
b,2cを広い範囲で利用することができる効果があ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送受信で
周波数を異にする第1の組の周波数を使用する移動無線
通信網を介して基地局と通話信号の送受信を中継する中
継端末装置と、この中継端末装置との有効距離が予め設
定されていて第1の組の周波数より電界強度が微弱な複
数の第2の組の周波数を使用して中継端末装置を介して
基地局と及び相互に通話を行う複数のコードレス電話機
とを備えて構成することにより、複数のコードレス電話
機が相互に通話する場合の直接使用する周波数には移動
無線通信網で使用する第1の組の周波数に属する群の周
波数を使用しないので、これらの群の限定された周波数
を有効利用することができる効果がある。
【0044】又、複数のコードレス電話機の相互の通話
の場合には前記第2の組の周波数を使用して行うので、
基地局側でのトラフィックを従来より緩和することがで
きる効果がある。
【0045】更に、中継端末装置は有線の電話回線と接
続しないので、電話回線のない所でも設置することがで
きて、複数のコードレス電話機を広い範囲で利用するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 中継端末装置 2a,2b,2c コードレス電話機 11a,11b,11c 受信回路(R) 12a,12b,12c 送信回路(T) 13,16 周波数変換回路(CNV) 14 切換回路(SW) 15a,15b 混合回路(M) 17 信号発生回路(SG) 18 メモリ(MEM) 19 制御回路(CNT) 21a,21b,21c 受信回路(R) 22a,22b,22c 送信回路(T) 23a,23b,23c 受信回路(R) 24a,24b,24c 送信回路(T) 25a,25b,25c 制御回路(CNT) 26a,26b,26c 信号音発生回路(BSG) 27a,27b,27c ダイヤル信号発生回路(D
AL) 28a,28b,28c フックスイッチ(FS) 29a,29b,29c 送受話器(TR)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−336030(JP,A) 特開 昭61−72422(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信で周波数を異にする第1の組の周
    波数を使用する移動無線通信網を介して基地局と通話信
    号の送受信を中継する中継端末装置と、この中継端末装
    置との有効距離が予め設定されていて前記第1の組の周
    波数よりも電界強度が微弱な複数の第2の組の周波数を
    使用して前記中継端末装置を介して前記基地局と及び相
    互に通話を行う複数のコードレス電話機とから成り、 前記中継端末装置は前記第1の組の周波数で信号を送受
    信する第1の送受信手段と、前記複数のコードレス電話
    機と前記複数の第2の組の周波数で信号を送受信する第
    2の送受信手段と、前記第1の組の周波数から前記第2
    の組の周波数へ又前記複数の第2の組の周波数から前記
    第1の組の周波数へ周波数の変換を行う第1の変換手段
    と、前記複数の第2の組の周波数の内の発信側が使用す
    る第3の組の周波数と着信側が使用する第4の組の周波
    数の相互の周波数の変換を行う第2の変換手段と、呼出
    信号,ビジー信号及びビジー解除信号を含む制御信号を
    発生して前記複数のコードレス電話機の前記第2の組の
    周波数を使用して送信する信号発生・送信手段と、前記
    複数のコードレス電話機のそれぞれの端末番号及び使用
    状態を記憶する記憶手段と、通話時に前記複数のコード
    レス電話機と前記基地局との信号の接続及び前記コード
    レス電話機相互の信号の接続を行う信号接続手段と、前
    記中継端末装置の内部の全体を制御する第1の制御手段
    とを備え、 前記複数のコードレス電話機のそれぞれは、ダイヤル信
    号を発生して前記第3の組の周波数で前記中継端末装置
    へ送信するダイヤル信号発生送信手段と、送受話器のオ
    フフック、オンフックを検出する検出手段と、発信時に
    はビジー信号音の発生がないことを検出した場合前記第
    3の組の周波数を使用して前記中継端末装置との信号の
    送受信を行う第3の送受信手段と、前記呼出信号の受信
    を検出して着信時には前記第4の組の周波数を使用して
    前記中継端末装置との信号の送受信を行う第4の送受信
    手段と、前記コードレス電話機の内部の全体を制御する
    第2の制御手段とを備えることを特徴とするコードレス
    電話中継方式。
  2. 【請求項2】 基地局と第1、第2の周波数を使用する
    移動無線通信網を介して通話信号の送受信を中継する中
    継端末装置と、この中継端末装置との有効距離が予め設
    定されていて前記第1、第2の周波数よりも電界強度が
    微弱な電波の第3、第4、第5、第6の周波数を使用し
    前記中継端末装置を介して前記基地局と及び相互に通話
    を行う複数のコードレス電話機とから成り、 前記中継端末装置は前記基地局から前記第1の周波数で
    信号を受信する第1の受信回路と、前記基地局へ前記第
    2の周波数で信号を送信する第1の送信回路と、受信し
    た前記第4又は第6の周波数を前記第2の周波数に変換
    する第1の周波数変換回路と、前記複数のコードレス電
    話機の内発信及び待機中のコードレス電話機への信号を
    前記第3の周波数で送信する第2の送信回路と、前記発
    信のコードレス電話機からの信号を前記第4の周波数で
    受信する第2の受信回路と、前記複数のコードレス電話
    機の内着信のコードレス電話機への信号を前記第5の周
    波数で送信する第3の送信回路と、前記着信のコードレ
    ス電話機からの信号を前記第6の周波数で受信する第3
    の受信回路と、前記第1及び第4の周波数を前記第5の
    周波数に変換し又前記第1及び第6の周波数を前記第3
    の周波数に変換する第2の周波数変換回路と、前記複数
    のコードレス電話機のそれぞれの端末番号及び使用状態
    を記憶する記憶回路と、この前記回路の記憶に基づいて
    端末番号の信号とビジー信号,呼出信号及びビジー解除
    信号を含む制御信号を発生する信号発生回路と、通話時
    に前記複数のコードレス電話機と前記基地局との信号の
    接続及び前記複数のコードレス電話機相互の信号の接続
    を行う切換回路と、前記中継端末装置内全体を制御する
    第1の制御回路とを有することを特徴とするコードレス
    電話中継方式。
  3. 【請求項3】 前記複数のコードレス電話機のそれぞれ
    は、通話用の送受話器と、ダイヤル信号を発生するダイ
    ヤル信号発生回路と、呼出音及びビジー信号音を発生す
    る信号音発生回路と、前記送受話器のオンフック,オフ
    フックで開閉するフックスイッチと、発信時に前記第4
    の周波数で信号を送信する第4の送信回路と、前記発信
    時に前記第3の周波数で信号を受信する第4の受信回路
    と、着信時に前記第5の周波数で信号を受信する第5の
    受信回路と、前記着信時に第6の周波数で信号を送信す
    る第5の送信回路と、前記コードレス電話機の内部全体
    を制御する第2の制御回路とを有することを特徴とする
    請求項1,2記載のコードレス電話中継方式。
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