JP2806260B2 - 片側交通用信号装置 - Google Patents

片側交通用信号装置

Info

Publication number
JP2806260B2
JP2806260B2 JP9177594A JP9177594A JP2806260B2 JP 2806260 B2 JP2806260 B2 JP 2806260B2 JP 9177594 A JP9177594 A JP 9177594A JP 9177594 A JP9177594 A JP 9177594A JP 2806260 B2 JP2806260 B2 JP 2806260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
traffic
blue
red
lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9177594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07296290A (ja
Inventor
一彦 安井
彰 佐藤
利充 野村
薫 武田
Original Assignee
日本サミコン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本サミコン株式会社 filed Critical 日本サミコン株式会社
Priority to JP9177594A priority Critical patent/JP2806260B2/ja
Priority to AT95106219T priority patent/ATE194244T1/de
Priority to DE69517628T priority patent/DE69517628D1/de
Priority to EP95106219A priority patent/EP0680028B1/en
Priority to US08/430,193 priority patent/US5610599A/en
Publication of JPH07296290A publication Critical patent/JPH07296290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2806260B2 publication Critical patent/JP2806260B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片側交通を行う道路工
事区間の両端に仮設置される信号機と、これら信号機に
それぞれ対応して設けられ車両の通行を検出する上りと
下りの検出手段と、これら検出手段により検出した検出
信号により前記信号機の点灯時間を感応制御して切替え
る制御装置とを備えた片側交通用信号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来道路工事区間において、片側交通に
より上り下りの車両を交互に通行する場合、その工事区
間の両側に信号機を仮設置し、これら信号機による片側
交通整理が行われており、例えばその信号機としては、
赤と青の切替え点灯表示を行う2位式のものが用いられ
る。そしてそれらの信号機の動作としては、信号装置に
設けた点灯制御装置により両信号機を赤点滅にする赤点
滅動作や、手動切替スイッチにより上りと下りの信号機
を、青と赤、両方が赤である全赤、赤と青点灯に切替え
る手動動作や、信号装置に設けた点灯制御装置により、
上りと下りの信号機を、それぞれの設定時間に基づき青
と赤、全赤、青と赤、全赤を1サイクルとして繰返し点
灯する定周期動作があり、これらの動作を装置に設けた
動作切替スイッチにより切替えることができるようにな
っている。そしてその手動動作では、管理者が常時手動
切替スイッチを操作して信号機の表示切替えを行わなけ
ればならず不便があった。また、交通状態の変化に合わ
せてあるいは制御装置の故障発生時などにおいて、前記
動作切替スイッチにより各動作の切替えを行う場合、従
来の装置では、動作の切替えを行うと直ぐに他の動作に
移行するため、青信号が急に赤信号に変わるなどの問題
があった。具体的には、一方が青、他方が赤点灯の手動
動作から前記定周期動作に切替えると、一方が赤、他方
が青に即時に切替わり、前記手動動作の青点灯で侵入し
ていた車両と、前記切替え後の定周期動作の他方の青点
灯により侵入する車両とが、片側交通区間で対面衝突な
どを起こすなどの危険性があった。
【0003】さらに前記定周期動作では、各点灯時間を
設定できるものの、交通量の変化に対応することが難し
いため、一方側からの交通量が多く他方側からの交通量
が少ない場合、一方側の待ち時間が長くなって渋滞が発
生し易いという問題があった。このため例えば特開平3
−62198号公報には、工事区間の両端に信号機と車
両の台数を検出する圧力センサーなどの検出手段とを設
置し、車両台数の多い側の信号機の青点灯時間が長くな
るように制御する交通信号制御装置が提案され、また、
実開昭64−27798号公報には、道路工事区間の両
端側に信号表示器を設け、この信号表示器の近くに設け
られた光センサーなどの車両検出装置により車両を検出
して信号表示器の表示を切り替える信号装置が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の特開平3−
62198号公報の交通信号制御装置では、工事区間前
の一定区間で待機する車両の台数を検出するため、それ
ぞれ2箇所の検出手段を設ける必要があり、設備費が大
になると共にその制御が煩雑となる面があった。また、
これは待機車両が多い側の信号機の青点灯時間を長くな
るように制御するものであるが、待機した車両の台数情
報のみにより信号機の点灯長さを制御しただけでは、両
方向の車両を効率よく通して車両の待ち時間を軽減する
ことが難しく、渋滞が発生することが懸念される。ま
た、実開昭64−27798号公報の信号装置では、両
側1箇所づつ車両検出装置を設けるものであるため装置
を比較的安価にでき、その車両検出装置により両方向の
車両を均等に通すことができるものの、一方のみが渋滞
している場合、その渋滞を解消して車両を効率よく通す
ことができなかった。
【0005】ところで上記両者従来技術とも、圧力セン
サーや光センサーなどの検出手段により車両を検出し、
これに基づいて信号機の点灯を制御する感応式のもので
あるが、その検出手段が故障した場合、信号機の制御に
支障をきたすという問題があった。そして例えば検出手
段からの検出信号が所定時間以上続き、例えば15秒以
上入力状態が継続した場合であれば、これを検出手段の
異常として信号機の制御を自動で切り替えることもでき
るが、検出手段からの検出信号がない場合は、この所定
時間以上検出信号の入力がないことにより、検出手段に
異常が発生したと判断するにはことはできなかった。す
なわち道路工事区間の両側にそれぞれ1台づつの検出手
段を設けたものでは、その検出信号により車両の進行方
向を判断することもできないという制約があるため、一
方の検出信号の入力の後、車両の通過時間が過ぎても他
方の検出信号が未入力だからといって、この他方の検出
手段に異常が発生したとは判断することができない。具
体的には前記一方の検出信号が、車両が道路工事区間抜
け出して通過した際の検出信号であれば、この後他方の
検出手段はその車両の通過を検出しないからである。ま
た、これ以外でも、通行車両の条件により、車両が通過
しても検出手段がこれを検出できない場合も有り得る。
そしてこのような自動制御を行う信号装置は、交通量の
途絶える夜間でも作動するため、単純に検出信号が途絶
えたという情報だけで検出手段の異常と判断することが
できないという問題があった。
【0006】そこで本発明は、検出手段の異常発生時あ
るいは夜間交通量が少ない場合などでも車両を効率よく
通すことができる片側交通用信号装置を提供することを
目的とし、また、動作切替時における車両交通の安全を
確保することができる片側交通用信号機を提供すること
を目的とし、さらに車両の待ち時間を軽減し、検出手段
の異常発生時あるいは夜間交通量が少ない場合などでも
車両を効率よく通すことができる片側交通用信号装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上り
と下りの車両が交互に通行する道路工事区間の両端に仮
設置される上りと下りの信号機と、これら信号機にそれ
ぞれ対応して設けられ上りと下りの両方の車両の通行を
それぞれ検出する上りと下りの検出手段と、これら検出
手段により検出した検出信号により前記信号機の点灯時
間を感応制御して青点灯時間を最大青時間と最小青時間
との間で切替える感応式制御装置とを備え、この感応式
制御装置により上りと下りの信号機を青と赤、全赤、赤
と青、全赤を1サイクルとして繰り返し点灯する感応動
作を行う片側交通用信号装置において、前記感応動作中
に、一方の前記検出手段からの検出信号の入力後、青点
灯時間を前記最大青時間と最小青時間の平均とした前記
1サイクル時間以上の切替設定時間が経過しても、他方
の検出手段からの検出信号が未入力の場合、他方の検出
手段からの検出信号が入力されるまで他方の信号機の前
記感応動作中における青点灯時間を設定時間に切替える
ように制御する検出異常切替手段を設けたものである。
【0008】請求項2の発明は、前記設定時間が前記最
大青時間と最小青時間の平均である。
【0009】請求項3の発明は、前記感応式制御装置
は、信号機の前記最小、最大青時間を設定可能な点灯時
間設定手段と、前記最小青時間の終了前の切替待機時間
内に、前記車両の検出信号が入力されると、単位延長時
間だけ青点灯時間を延長し、かつその延長した単位延長
時間内に前記検出信号が入力されると、前記最大青時間
に達するまで前記青点灯時間を単位延長時間ごとに延長
する点灯時間制御手段とを有するものである。
【0010】請求項4の発明は、前記感応式制御装置に
より上りと下りの信号機を青と赤、全赤、赤と青、全赤
を1サイクルとして繰り返し点灯する感応動作と、手動
動作と、定周期動作とに切替可能な片側交通用信号装置
であって、前記手動動作と、定周期動作と、感応動作と
の3つの動作に前記信号機の表示を切替える動作切替ス
イッチを設け、この動作切替スイッチにより前記一つの
動作から他の前記動作に切替えると、両信号機を所定時
間全赤点灯した後、該他の動作を実行するように制御す
る切替制御装置を設けたものである。
【0011】
【作用】上記請求項1の構成では、一方の検出手段から
検出信号が入力した後、他方の検出手段からの検出信号
が未入力で、設定された時間である1サイクル時間以上
の時間が経過すると、前記検出信号を出力した検出手段
と異なる他方の信号機の青点灯時間のみが感応動作中に
おいて設定時間に切替わり、この他方の検出手段から検
出信号が入力するまで他方の信号機は、感応動作中の青
点灯時間が設定時間となる。このように一方の検出手段
からの検出信号が入力してから、切替設定時間以上が経
過しても他方の検出信号が入力されない場合、これを他
方の検出手段の異常と仮に見做して、他方の信号機の感
応動作中の青点灯時間を設定時間に切替える。この場
合、他方の検出手段が本当に異常であれば、この後、他
方の信号機の青点灯時間を設定時間にすることにより、
車両を円滑に通すことができる。また、他方の検出手段
の検出漏れや交通量が少ないために、この他方の検出信
号が入力されない場合であれば、青点灯時間を設定時間
に切替えた後に他方の検出信号が入力されると、この他
方の信号機は元の感応動作に復帰し、青点灯時間が感応
動作となる。そしてこの復帰するまでの間は、車両の通
行が無かったわけであるから、他方の信号機の青点灯時
間が設定時間であっても交通の通行の妨げとはならな
い。
【0012】上記請求項2の構成では、検出手段に異常
が発生した場合でも、車両を効率良く通行させることが
できる。
【0013】上記請求項3の構成では、単位延長時間内
に通過する車両の有無によって、信号機の青点灯時間が
最小青時間から最大青時間の間で切替えられる。
【0014】上記請求項4の構成では、両検出手段の最
後の検出信号の入力時から、設定された時間の1サイク
ル時間以上の時間が経過すると、前記最後の検出信号を
出力した検出手段と異なる他方の信号機を定周期に切替
え、この他側の検出手段から検出信号が入力するまで他
側の信号機のみが定周期動作を継続する。また、1つの
動作から他の動作に切替えを行うと、前の動作と、後の
動作の表示内容にかかわらず、一旦両方の信号機が赤点
灯となり、所定時間全赤点灯を行った後、他方の動作の
表示に切替るため、その全赤点灯の間に、道路工事区間
内にいる車両が安全に通過することができるとともに、
全赤点灯により他方から車両が侵入して来ることもな
い。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1乃至図9は本発明の片側交通用信号装置
の実施例を示し、同図において、道路1は上り車線2と
下り車線3の2車線を有し、この例では上り車線2を道
路工事4に伴い通行止めとし、片側規制長さLメートル
の区間が上りと下りの車両が交互に通過する道路工事区
間5となっている。この道路工事区間5の上りと下りの
両端には、簡易型交通信号機6,7がそれぞれ仮設置さ
れ、これら信号機6,7は、2位式の青、赤点灯切替え
及び赤点滅可能なものが用いられる。8,9は前記交通
信号機6,7に対応して上りと下りの車線2,3の図示
しない停止線位置に設けられた検出手段であって、これ
ら検出手段8,9は圧力センサ、光センサなど各種のセ
ンサが用いられ車両の通過を検出して検出信号を出力す
るものである。
【0016】10は前記検出手段8,9により検出した車
両の検出信号により前記信号機6,7の青、赤点灯を制
御する感応式制御装置であり、この感応式制御装置10は
各検出手段8,9及び信号機6,7と電気ケーブルを介
して電気的に接続され、その感応式制御装置10により信
号機6,7は、一方が青で他方が赤、両方が赤の全赤、
一方が赤で他方が青、さらに全赤という1サイクルによ
り点灯表示を行う。前記感応式制御装置10には、時間の
経過をカウントするタイマーなどの計時手段11と点灯時
間設定手段12が設けられ、この点灯時間設定手段12は、
キーボードや後述する設定摘みなどの設定値入力手段13
により前記信号機6,7の共通する最小青時間Ts、そ
れぞれ異なることができる最大青時間Tmax 、両信号機
6,7を同時に赤点灯にする全赤時間Tr、さらには後
述する切替待機時間Tk及び単位延長時間Teの値をそ
れぞれ任意に設定できるようになっており、これらは前
記点灯時間設定手段12が記憶する。前記最小青時間Ts
は、車両の検出信号に係わらず信号機6,7が青点灯を
続ける時間であり、最大青時間Tmax は、車両の検出信
号に係わらず信号機6,7が青から赤点灯に切り替わる
時間であり、前記切替待機時間Tkは、前記最小青時間
Tsの終了前の所定時間であり、前記単位延長時間Te
は、車両の検出信号によりこの車両の通過時から青点灯
時間を延長する時間である。また、全赤時間Trは、次
式により求められる。
【0017】Tr=L/Vave ここでVave は前記道路工事区間5を通過する車両の平
均速度であり、前記片側規制長さLを、平均速度例えば
時速20キロの車両が通過すると仮定して5.6m/秒
で割って全赤時間Trが求められ、これにより全赤時間
Trを道路工事区間5を車両が通過するに必要な平均時
間に設定している。
【0018】さらに前記感応式制御装置10には、前記信
号機6,7の青、赤点灯時間を制御する点灯時間制御手
段14が設けられ、この点灯時間制御手段14は、前記最小
青時間Tsの終了前において前記単位延長時間Teと等
しい切替待機時間Tk内に、前記検出手段8から車両の
検出信号が入力されると、その入力時から信号機6の青
点灯を前記単位延長時間Teだけ延長し、この単位延長
時間Te内に車両の通行がない場合すなわち検出信号の
入力がないと、信号機6を赤点灯に切替え、一方前記1
回目の延長した単位延長時間Te内に車両の検出信号が
入力されると、さらにこの入力時から単位延長時間Te
だけ青点灯を延長し、この延長を最大限、前記最大青時
間Tmax まで延長し、この最大青時間Tmax になると、
単位延長時間Teの残り時間に係わらず信号機6を赤に
切替えるように制御し、両信号機6,7が全赤となり、
全赤時間Trが経過すると他方の信号機7を青点灯に切
替え、他方の検出手段9からの検出信号により同様な青
点灯時間の制御を行う。また、前記感応式制御装置10
は、全赤時間自動学習計算手段(以下、全赤時間自動学
習手段という)15を設けており、検出手段が圧力センサ
であればこの検出手段9を道路の全幅に設け、すなわち
上りと下りの検出手段8,9がそれぞれ上り下りの車両
の通行を検出できるように構成し、前記全赤時間自動学
習手段15は検出手段8,9からの検出信号に基いて一方
が青点灯時に通過する最後の車両の通過所要時間を計測
し、この通過所要時間により全赤時間Trを設定して制
御するものであり、これにより前記点灯時間設定手段12
によらずに全赤時間Trを設定して制御することがで
き、例えば前記通過所要時間の30分ごとの平均値を全
赤時間Trとして前記点灯時間設定手段12に入力して設
定し、ラッシュ時など比較的前記所要通過時間がかかる
時間帯には、前記全赤時間Trを比較的長く設定し、一
方、通過台数が少ない場合は、信号機により車両が止ま
ることなく通過できるため、所要通過時間も短くなるた
め、前記全赤時間Trを比較的短く設定することができ
る。さらに、前記感応式制御装置10には、検出手段8,
9の障害、例えば不良及び断線等を検知した場合や両信
号機6,7が青青点灯になるような異常が発生した場合
には、自動的に定周期制御に移行し、スムーズな信号処
理を行うように制御する自己判断機能を設けることがで
き、さらにまた、両信号機6,7の点灯用ランプの球切
れが生じた場合は、これを感応式制御装置10が検知して
図示しない警告手段により警告音を発するなどの制御を
行うことができる。
【0019】次に図2のフローチャートを用いて、前記
感応式制御装置10による信号機6,7の制御の一例を説
明すると、青出力後の最小青時間Tsの間に、検出手段
8により車両の検出信号が感応式制御装置10に入力され
ると、同図に示すように、「入力有り」として、青点灯
を単位延長時間Teだけ延長し、「入力無し」の場合に
は、経過時間をチェックして前記最小青時間Tsが終了
した場合、「全赤点灯」になるように制御し、「入力有
り」の場合は最大青時間Tmax に達するまで青点灯を継
続するように制御している。
【0020】さらに図3は横軸を時間軸として時間の経
過と信号機6,7の点灯を説明するものであり、矢印Y
は検出手段8からの検出信号の入力を示し、最上段のよ
うに、切替待機時間Tk内に検出信号の入力のない場合
は、最小青時間Tsの経過後に全赤点灯の全赤時間Tr
となり、また、中段のように最小青時間Tsの終了前の
切替待機時間Tk内に検出信号が入力すると、単位延長
時間Teごとに青点灯の時間を延長し、すなわち中段の
左の矢印Yに示す1台目の検出信号により延長された単
位延長時間Teの間に、左から2番目の矢印Yに示す2
台目の検出信号が入力すると、この2台目の検出信号が
入力された時点から単位延長時間Teだけ青点灯の時間
が延長し、右の矢印Yが示す3台目の検出信号が入力し
た後、検出信号の入力のない場合は、その3台目の検出
信号の入力から単位延長時間Teが過ぎた後、全赤点灯
の全赤時間Trとなり、さらに、下段のように延長した
単位延長時間Teの間続いて検出信号が入力し、最大
限、最大青時間Tmax まで達すると、6台目の検出信号
による単位延長時間Teの残り時間に係わらず赤点灯に
切替え、車両の通行状態に応じて最適な信号機6,7の
制御が行われ、下りの青点灯時間も、検出手段9からの
検出信号により同様に制御される。
【0021】上記のように感応式制御装置10により感応
動作を行う片側交通用信号装置では、単位延長時間Te
内に通過する車両の有無によって、信号機6,7の青点
灯が最小青時間Tsから最大青時間Tmax の間で切り換
えられ、車両の通行が途切れた段階で青点灯を切替える
と共に、車両の通行量に応じた青点灯を行うものである
から、上り下りの交通量が異なる場合でも、一方のみが
渋滞することが解消され、車両の待ち時間が短くなり、
上り下り車両の通行を効率よく制御することができる。
また、検知手段8,9は停止線などの道路工事区間5の
近くに設置するだけでよく、感応式制御装置10と連結す
る電気ケーブル等の配線が短くて済み、装置全体を安価
に提供できる。さらに、1サイクル長さが車両の通行に
より変化するため、無駄な待ち時間がなくなり、効率の
よい片側交互通行を行うことができる。
【0022】上記感応式制御装置10により上述した感応
動作を行うことができる片側交通用信号装置において、
前記感応式制御装置10は、図4に示す操作ボックス21内
に収納されており、この操作ボックス21内には、従来例
で示した動作を制御するCPUや電気回路などを備えた
点灯制御装置22が設けられ、図5に示すように、この点
灯制御装置22の一部に前記感応式制御装置10を組み込む
ことができ、またこの感応式制御装置10は独立して設け
ることもできる。尚、説明においては、図4の上部左右
に位置する「信号A」と「信号B」の表示が、前記上り
と下りの信号機6,7に対応するものとする。前記点灯
制御装置22は、前記操作ボックス21の前面に設けた動作
切替スイッチ23の操作により、前記両信号機6,7を同
時に赤点滅にする赤点滅動作と、前記操作ボックス21の
前面に設けた手動切替スイッチ24の切替え操作により前
記上りと下りの信号機6,7を青と赤、全赤、赤と青点
灯にする手動動作と、前記上りと下りの信号機6,7を
それぞれの設定時間に基づき青と赤、全赤、赤と青、全
赤に順次繰返し点灯する定周期動作と、前記感応動作と
の4つの動作に信号機6,7の表示を切替えることがで
きるものであって、それらスイッチ23,24と電気的に接
続されており、前記動作切替えスイッチ23の切替えによ
り手動動作状態においては、前記手動切替スイッチ24
を、図4中左の「A青」の表示側に倒すと、上りと下り
の信号機6,7が青と赤点灯、中央では両信号機6,7
が赤点灯の全赤点灯、右の「B青」に倒すと上りと下り
の信号機6,7が赤と青点灯に切替え表示され、かつ前
記操作ボックス21の前面に設けた時間設定摘みの操作に
より、前記定周期動作における上りと下りの信号機6,
7のそれぞれの青点灯時間と、両信号機6,7が同時に
赤点灯の全赤点灯時間とを設定し、かつ前記操作ボック
ス21の前面の前記動作切替スイッチ23の操作により前記
4つの動作が切り替わるように構成されている。すなわ
ちその動作切替スイッチ23を、図4に示す「赤点滅」、
「手動」、「感応式」、「定周期」の表示位置に回動す
ると、前記赤点滅動作、前記手動動作、前記感応動作、
前記定周期動作に切替えることができる。また、時間設
定摘みは、図4に示すように、図中上段左に位置する定
周期動作状態における上りの信号機6の青点灯時間を設
定する最大青時間設定摘み25と、上段中央に位置する定
周期動作状態における全赤点灯時間を設定する全赤時間
設定摘み26と、上段右に位置する定周期動作状態におけ
る下りの信号機7の青点灯時間を設定する最大青時間調
整摘み27と、下段に位置する最小青時間設定摘み28とか
らなり、その定周期動作状態では、前記最大青時間設定
摘み25,27を回動して設定した値が、上りと下りの信号
機6,7の青点灯時間の設定時間となり、また、それら
設定時間調整摘25,26,27,28が、上述した感応動作に
おける前記設定値入力手段13を兼用している。すなわち
前記動作切替スイッチ23を「感応式」の表示に合わせ、
各摘み25,26,27,28を所望の時間位置に合わせること
により、上り信号機6の前記最大青時間Tmax と、前記
全赤時間Trと、下りの信号機7の前記最大青時間Tma
x と、両信号機6,7に共通する前記最小青時間Tsを
設定できるようになっており、これら設定した時間Tma
x ,Tr,Tmax ,Tsに基づいて前記感応式制御装置
10が信号機6,7の前記感応動作を制御する。
【0023】このように動作切替スイッチ23の操作によ
り、前記信号機6,7を赤点滅動作、手動動作、定周期
動作及び感応動作の4つの動作に切替えることができる
信号装置において、本発明では、前記操作ボックス21内
に切替制御装置31を設けている。この切替制御装置31は
CPUや電気回路などからなり、前記点灯制御装置22に
組み込むこともでき、その切替制御装置31は、前記動作
切替スイッチ23の操作によって、前記点灯制御装置22及
び感応式制御装置10などの制御による動作に切替えの
際、その動作の移行を制御するものであり、下記の表1
にその制御内容を示す。
【0024】
【表1】
【0025】上記表1に基づいて、前記切替制御装置31
による制御について説明すると、表1の上段に示す赤点
滅動作時においては、他の動作に移行する際、前記全赤
時間設定摘み26による設定時間に基づき、すなわち全赤
時間設定摘み26により設定された前記全赤時間Trの
間、両信号機6,7が全赤点灯を行った後、他の動作に
移行する。
【0026】上記表1の2段目に示す手動動作時におい
ては、両信号機6,7の現在の点灯にかかわらず、所定
時間である前記全赤時間Trの間全赤点灯を行った後、
他の動作に移行する。また動作切替スイッチ23の操作時
に全赤点灯状態であれば、動作切替スイッチ23の切替え
後、全赤点灯を所定時間である全赤時間Tr続けて行っ
た後、他の動作に移行する。
【0027】上記表1の最下段に示す定周期動作時にお
いては、他の動作に移行する際、青点灯の信号機の点灯
を基準として、この青点灯の時間がその青点灯の信号機
の最大青時間Tmax を経過した後、全赤点灯を所定時間
である前記全赤時間Trの間行い、この後他の動作に移
行し、また切替え前が定周期動作の全赤点灯状態であれ
ば、動作切替スイッチ23の切替え後、全赤点灯を所定時
間である前記全赤時間Trの間続けて行った後、他の動
作に移行する。図6は定周期動作から手動動作に移行す
る例を示す時間線図であり、図中右に向かって時間の経
過を示し、この手動動作は、前記手動切替スイッチ24を
「B青」の表示側に倒して、上りと下りの信号機6,7
が赤と青点灯を表示する状態の時に、上り信号機6の青
点灯時に手動動作に切替えを行うと、設定時間である最
大青時間Tmax の残り青時間Tzまでそのまま青点灯を
続けて行った後、全赤点灯を全赤時間Trの間表示し、
この後手動動作の表示である上りと下りの信号機6,7
が赤と青点灯に切替る。
【0028】上記表1の3段目に示す感応動作時におい
ては、他の動作に移行する際、青点灯の信号機の点灯を
基準として、この青点灯の時間がその青点灯の信号機の
最小青時間Ts未満の場合は、最小青時間Tsになるま
でその青点灯を続け、最小青時間Tsの経過後に全赤点
灯を所定時間である前記全赤時間Trの間行い、この後
他の動作に移行し、その青点灯の信号機が最小青時間T
sを経過していた場合は、直ぐに全赤点灯に切替え、所
定時間である全赤時間Trの間全赤点灯を行った後、他
の動作に移行する。また動作切替スイッチ23の操作時に
全赤点灯状態であれば、動作切替スイッチ23の切替え
後、全赤点灯を所定時間である全赤時間Tr続けて行っ
た後、他の動作に移行する。
【0029】尚、図中32は前記操作ボックス21の電気系
統のオン,オフを行うメインスイッチであり、このメイ
ンスイッチ32のオン動作により点灯する作動確認ランプ
33が前記操作ボックス21の中央上部に設けられている。
また、34,35は対応する信号機6,7の点灯状態を表示
する表示灯であって、信号機と同じく上下が赤と青の表
示灯になっており、これら表示灯34,35の内側隣にそれ
ぞれ位置して、対応する前記検出手段8,9の動作時に
確認するためのセンサー動作表示灯36,37が設けられて
いる。38,39は対応する前記検出手段8,9の電気ケー
ブルを接続する入力端子、40,41は対応する前記信号機
6,7と操作ボックス21との間の電気ケーブルを接続す
る出力端子である。
【0030】そして本発明の片側交通用信号装置の特徴
の一つである前記切替制御装置31の作用を詳細に説明す
ると、メインスイッチ32をオンにして各装置を作動さ
れ、動作切替スイッチ23を切替えると、例えば切替え前
が、手動動作状態で上りと下りの信号機6,7が赤と青
点灯であるとき、動作切替スイッチ23を定周期動作に切
替えると、従来では直ぐに上りと下りの信号機6,7が
逆の青と赤点灯に切替っていたが、定周期動作に移行す
る前に、切替制御装置31が、両信号機6,7をその切替
えと同時に赤点灯に換えるように制御し、所定時間であ
る全赤時間Trの間全赤点灯を行った後、信号機6,7
を逆の青と赤点灯に切替えて定周期動作に移行する。こ
のため従来では、動作切替スイッチ23の切替えと同時に
信号機6,7のそれぞれの点灯が切り替わっていたもの
が、前記切替制御装置31により、所定時間Tr全赤点灯
となり、この全赤点灯の間に道路工事区間5内を走行し
ている車両が安全に道路工事区間5を通過することがで
きるとともに、全赤点灯により規制されるため他方から
車両が侵入して来ることもない。また、定周期動作によ
り上りと下りの信号機6,7が、青と赤点灯状態であっ
て、かつ手動切替スイッチ24により上りと下りの信号機
6,7が赤と青に設定されている場合、すなわち手動切
替スイッチ24が右側に倒れている場合、動作切替スイッ
チ23により手動動作に切替えを行うと、従来では、上り
の信号機6は青が赤点灯に、下りの信号機7は赤が青点
灯に即時に切替ってしまい、上りの青信号で侵入してい
た車両に、替った青信号により侵入を許された下りの車
両が対面衝突を起こすという虞があったが、本装置で
は、切替制御装置31により、一旦両方の信号機6,7
が、全赤時間Trの間赤点灯を行った後に、青と赤点灯
に切替り、その全赤点灯の間に道路工事区間5内の車両
が安全に通過することができるとともに、上り側から車
両が侵入して来ることもない。さらに両信号機6,7が
赤点滅をする赤点滅動作時にあっては、上りと下り方向
からの車両は、信号機6,7位置で一旦停止し、安全を
確認してから道路工事区間5を通行するものであるが、
その赤点滅状態から動作切替スイッチ23を操作して他の
動作に移行する際、従来では一方の信号機が青点灯、他
方の信号機が赤点灯に即時に替り、その青点灯により侵
入を許された車両が、前記赤点滅時に侵入した車両と対
面衝突する虞れがあったが、本装置では、赤点滅状態か
ら、両信号機6,7が一旦赤点灯に替り、全赤時間Tr
全赤点灯を行ってから他の動作に移行するため、その赤
点滅時に侵入した車両が道路工事区間5を安全に通過す
ることができるとともに、全赤点灯により規制されるた
め他方から車両が侵入して来ることもない。さらに感応
動作状態においては、他の動作に移行する前に、必ず全
赤時間Tr全赤点灯となるため、青点灯で侵入した車両
が道路工事区間5を安全に通過することができるととも
に、全赤点灯により規制されるため他方から車両が侵入
して来ることもなく、しかも、最小青時間Tsが経過し
てから全赤点灯に替るため、車両の通行量に即して通行
を妨げることなく、動作切替えを円滑に行うことがで
き、しかもその感応動作は、比較的車両の通行量の多い
場合に用いるのに適しているため、例えば信号を2回待
ちで通過する車両などにあっては、その通過しようとす
る2回目の青点灯時において他の動作に切替えが行われ
ると、従来では、1回目に比べて急に青点灯の時間が短
くなるなどして、運転者に苛立ちと不安を与える場合が
あるが、本装置では1回目の信号待ち時間に比べて、最
低でも最小青時間Tsの間、青点灯を続けるため、運転
者にその苛立ちと不安を与えることが少なくなる。
【0031】上記のように検出手段8,9の検出信号に
基づき感応動作を行う信号装置において、本発明では前
記制御装置10が該検出手段8,9の異常発生時および夜
間など交通量が少ない場合でも、車両を円滑に誘導する
機能を有しており、以下にその構成を詳細に説明する。
【0032】前記制御装置10は検出異常切替手段51を有
し、この検出異常切替手段51は、図示しないキーボード
あるいは上記各設定摘みと同様な構成からなる切替時間
設定手段(図示せず)により、切替設定時間Tcを入力
あるいは設定し、これを記憶するROMを備え、感応動
作時において、検出手段8,9の一方から検出信号が入
力すると、前記計時手段11により経過時間Tをカウント
し、これを前記切替設定時間Tcと比較する時間経過比
較手段52を有し、また、一方の検出信号の入力後に他方
の検出信号が入力された場合、前記経過時間Tを0にク
リアーするリセット手段53を有し、さらに前記検出異常
切替手段51は、前記経過時間Tが前記切替設定時間Tc
を過ぎたら、感応動作中における他方の信号機の青点灯
時間を、前記定周期動作の設定時間に切替えるように制
御し、青点灯時間が設定時間に切替わった他方の信号機
の青点灯時間を、他方の検出手段からの検出信号によ
り、前記感応動作に復帰する復帰手段53を有する。尚、
前記切替制御装置31は、前記動作切替スイッチ23の操作
により作動するものであって、前記検出異常切替手段51
の作動時には作動しないようになっている。
【0033】さらに前記検出異常切替手段51の制御内容
を図7のブロック図を参照して説明すると、同図は上り
信号機6の動作を説明するものであり、下り信号機7の
動作は、同図の「上り」を「下り」に読み代えたものと
なる。前記感応動作で動作する信号機6,7において、
前記検出異常切替手段51は以下の制御を行う。まず前記
感応動作状態の上り信号機6において、下り検出手段9
からの検出信号が無い場合は、感応動作を継続し、下り
検出信号の入力があると、上りの検出手段8から検出信
号が検出されるまで、経過時間Tをカウントし、通常で
あれば、上りの検出信号の入力により、リセット手段53
が前記経過時間Tをリセットする。図7においては、感
応動作開始後、下り検出信号の入力があると、上り検出
信号が入力しないことを条件として、前記計時手段11が
経過時間Tをカウントし、時間経過比較手段52によりそ
の経過時間Tが切替設定時間Tcを過ぎるまで、リセッ
ト手段53による上り検出信号の検出待ちが続けられ、こ
の間上りの信号機6は感応動作のまま動作する。しかし
下り検出信号の入力から経過時間Tが切替設定時間Tc
を経過すると、時間経過比較手段52が「YES」のフロ
ーとなり、信号機6が「青点灯時間切替」となり、感応
動作中における信号機6の青点灯時間が設定時間に切替
わる。この状態は、通常下りの検出手段9のみが検出信
号を出力する状態であって、切替設定時間Tcを経過し
ても上りの検出信号がなく、上りの検出手段8が故障な
どの異常を生じたものと見做して、検出異常切替手段51
が上り信号機6の青点灯時間のみを感応動作中において
設定時間に切替わり、上り信号機6の青点灯時間を、感
応動作において設定した前記最大青時間Tmax と最小青
時間Tsの平均にする。しかしながら、夜間や交通量が
少ない場合、検出手段6に異常がない場合でも、上記経
過時間Tが切替設定時間Tcを過ぎることがあり、この
場合は切替設定時間Tc経過後に青点灯時間を設定時間
に切替えても、上り検出信号が入力すると、復帰手段54
の「YES」に示すように、信号機6の青点灯時間が感
応動作に復帰するように検出異常切替手段51によって制
御がなされる。そして前記検出異常切替手段51は同様に
して下りの信号機7の動作切替を行う。
【0034】図8は横軸を時間軸として時間の経過と下
りの信号機7の点灯を説明するものであり、小矢印A〜
I,a〜fはそれぞれの検出手段8,9からの検出信号
の出力を示し、図8においては、切替設定時間Tcを信
号機6,7の4サイクルの時間に設定しており、図9は
1サイクル時間を示している。尚、感応動作時と前記検
出異常切替手段51により作動時とでは1サイクル時間は
可変するため、青点灯時間を前記最大青時間Tmax と最
小青時間Tsの平均として1サイクル時間を計算し、こ
れを前記検出異常切替手段51に記憶させ、経過時間Tと
比較するようにしており、例えば仮に切替設定時間Tc
が1サイクル時間の2分の1程度に設定すると、図9に
示すように下りの信号機7が青点灯に切替わるとほぼ同
時に小矢印mの下りの検出信号が入力すると共に、小矢
印Mで上りの検出信号が入力して経過時間Tのカウント
が始り、車両の通行がないと、次に下りの信号機7が青
点灯する前に、この信号機7の青点灯時間が設定時間に
切替わってしまうというように、動作切替えが急に行わ
れ過ぎるため、最低でも前記切替設定時間Tcを1サイ
クル時間以上にすることが好ましく、夜間などの交通の
ほどんどない場合を想定すると、10サイクル時間程度
の長さであってもよく、これらを考慮して本実施例では
1サイクル時間の4倍の4サイクル時間を前記切替設定
時間Tcに設定している。そして再び図8に戻って説明
すると、小矢印A,aは上り方向からの車両が道路工事
区間5を通過した場合であり、小矢印Aの検出信号によ
り経過時間Tをカウントし、他方の小矢印aの下り検出
信号によりクリアーされ、小矢印c,Cは下り方向から
車両が道路工事区間5を通過した場合であり、その小矢
印Cにおける上り検出信号の入力により経過時間Tのカ
ウントが開始され、小矢印dにおける下り検出信号によ
りクリアーされ、また小矢印bで始まるカウントは小矢
印Cによりクリアーする。さらに前記計時手段11による
経過時間Tのカウントは、小矢印d,eにおいては、両
方の入力時からそれぞれ独立して経過時間Tをカウント
し、小矢印Dによる上りの検出信号の入力によりクリア
ーする。そして小矢印Dで上り検出信号が入力した後、
下り検出手段9による検出信号がなく、4サイクル時間
が経過すると、感応動作中における下り信号機7の青点
灯時間が設定時間に切替わり、一方、上り信号機6にお
いては、小矢印d,e後に小矢印Dにより検出信号が入
力しているため、そのまま感応動作を続ける。このよう
に、この場合、一方である上りの検出信号が入力後、切
替設定時間Tcである4サイクル時間が経過しても、下
りの検出信号が未入力の場合、下りの信号機7の青点灯
時間が設定時間に切り替えられ、図8の小矢印fに示す
ように下りの検出信号が入力すると、信号機7の青点灯
時間が感応動作に復帰する。また、この下りの検出手段
9が実際に動作異常を起こしている場合は、小矢印fで
示す検出信号が出力されないため、下りの信号機7の青
点灯時間は設定時間のままである。そして仮に検出信号
が途絶えた情報だけで、信号機の動作を切替えた場合で
は、夜間など車両の通行がない場合、例えば図8の小矢
印Hから小矢印Iの間で上りの信号機の青点灯時間も設
定時間に替わってしまうが、本発明では、一方の検出信
号の入力後、他方の検出信号が所定時間未入力の場合、
この他方の信号機の感応動作中における青点灯時間を設
定時間に切替えるものであるため、検出手段の異常時以
外での動作移行が抑制され、また実施例のように、検出
手段8,9が車両の通行のみを検出するものであって、
車両の向きが判らないものでも、該車両を円滑に誘導す
ることができる。
【0035】このように本実施例では請求項1に対応し
て、上りと下りの車両が交互に通行する道路工事区間5
の両端に仮設置される上りと下りの信号機6,7と、こ
れら信号機6,7にそれぞれ対応して設けられ上りと下
りの両方の車両の通行をそれぞれ検出する上りと下りの
検出手段8,9と、これら検出手段8,9により検出し
た検出信号により信号機6,7の点灯時間を感応制御し
て青点灯時間を最大青時間Tmax と最小青時間Tsとの
間で切替える感応式制御装置10とを備え、この感応式制
御装置10により上りと下りの信号機6,7を青と赤、全
赤、赤と青、全赤を1サイクルとして繰り返し点灯する
感応動作を行う片側交通用信号装置において、前記感応
動作中に、一方の検出手段6からの検出信号の入力後、
青点灯時間を最大青時間Tmax と最小青時間Tsとの平
均とした1サイクル時間以上の切替設定時間Tcが経過
しても、他方の検出手段7からの検出信号が未入力の場
合、他方の検出手段7からの検出信号が入力されるまで
他方の信号機7の前記感応動作中における青点灯時間を
設定時間に切替えるように制御する検出異常切替手段51
を設けたものであるから、一方の検出手段から検出信号
が入力した後、他方の検出手段からの検出信号が未入力
で、設定された時間である1サイクル時間以上の切替設
定時間Tcが経過すると、前記検出信号を出力した検出
手段と異なる他方の信号機の青点灯時間のみが感応動作
中において設定時間に切替わり、この他方の検出手段か
ら検出信号が入力するまで他方の信号機は、感応動作中
の青点灯時間が設定時間となる。このように一方の検出
手段からの検出信号が入力してから、切替設定時間以上
が経過しても他方の検出信号が入力されない場合、これ
を他方の検出手段の異常と仮に見做して、他方の信号機
の感応動作中の青点灯時間を設定時間に切替える。この
場合、他方の検出手段が本当に異常であれば、この後、
他方の信号機の青点灯時間を設定時間にすることによ
り、車両を円滑に通すことができる。また、他方の検出
手段の検出漏れや交通量が少ないために、この他方の検
出信号が入力されない場合であれば、青点灯時間を設定
時間に切替えた後に他方の検出信号が入力されると、こ
の他方の信号機は元の感応動作に復帰し、青点灯時間が
感応動作となる。そしてこの復帰するまでの間は、車両
の通行が無かったわけであるから、他方の信号機の青点
灯時間が設定時間であっても交通の通行の妨げとはなら
ず、検出手段8,9の異常発生時や夜間交通量が少ない
場合でも車両を効率よく通すことができる。
【0036】このように本実施例では請求項2に対応し
て、前記設定時間が最大青時間Tmax と最小青時間Ts
の平均であるから、検出手段8,9に異常が発生した場
合でも、車両を効率よく通行させることができる。
【0037】このように本実施例では請求項3に対応し
て、感応式制御装置10は、信号機6,7の最小、最大青
時間Ts,Tmax を設定可能な点灯時間設定手段12と、
最小青時間Tsの終了前の切換待機時間Tk内に、車両
の検出信号が入力されると、単位延長時間Teだけ青点
灯時間を延長し、かつその延長した単位延長時間Te内
に検出信号が入力されると、最大青時間Tmax に達する
まで青点灯時間を単位延長時間Teごとに延長する点灯
時間制御手段14とを有するものであるから、単位延長時
間Te内に通過する車両の有無によって、信号機の青点
灯時間が最小青時間Tsから最大青時間Tmax の間で切
換えられ、車両の通行がとぎれた段階で青点灯を切替え
ると共に、車両の通行量に応じて青点灯を行うため、上
り下りの交通量が異なる場合でも一方のみが渋滞するこ
とが解消され、車両の待ち時間が短くなり、上り下りの
車両の通行を効率よく制御することができる。
【0038】このように本実施例では請求項4に対応し
て、感応式制御装置10により上りと下りの信号機を青と
赤、全赤、赤と青、全赤を1サイクルとして繰り返し点
灯する感応動作と、手動動作と、定周期動作とに切替可
能な片側交通用信号装置であって、手動動作と、定周期
動作と、感応動作との3つの動作に信号機6,7の表示
を切替える動作切替スイッチ23を設け、この動作切替ス
イッチ23により一つの動作から他の動作に切替えると、
両信号機6,7を所定時間である全赤時間Trの間、全
赤点灯した後、他の動作を実行するように制御する切替
制御装置31を設けたものであるから、両検出手段の最後
の検出信号の入力時から、設定された時間の1サイクル
時間以上の時間が経過すると、最後の検出信号を出力し
た検出手段と異なる他方の信号機を定周期に切替え、こ
の他側の検出手段から検出信号が入力するまで他側の信
号機のみが定周期動作を継続し、検出手段8,9の異常
発生時や夜間交通量が少ない場合でも車両を効率よく通
すことができる。また、1つの動作から他の動作に切替
えを行うと、前の動作と、後の動作の表示内容にかかわ
らず、一旦両方の信号機6,7が赤点灯となり、所定時
間である全赤時間Trの間、全赤点灯を行った後、他方
の動作の表示に切替るため、その全赤点灯の間に、道路
工事区間5内にいる車両が安全に通過することができる
とともに、全赤点灯により他方から車両が侵入して来る
こともなく、動作切替え時における片側交通の安全性を
確保することができる。
【0039】また実施例上の効果として、切替設定時間
Tcを1サイクル時間以上10サイクル時間以下、好ま
しくは実施例で示した4サイクル時間に設定することに
より、検出手段の異常時でない夜間などの交通量の少な
い場合でも、車両の通行を円滑に案内することができ
る。さらに、一方が青点灯時に道路工事区間5を通過す
る最終車両の上りと下り検出信号から該車両の通過所要
時間を計測し、この通過所要時間により全赤点灯Trの
所要時間を設定する全赤時間自動学習手段15を設けたも
のであるから、全赤時間自動学習計算手段15により自動
的に全赤点灯の全赤時間を設定することができる。さら
にまた切替制御装置31が、定周期動作において上りと下
りの信号機6,7の一方が青点灯時には、動作切替スイ
ッチ23により他の動作に切替えると、設定時間である最
長青時間Tmax の残り青時間Tzの間、その青点灯信号
機の青点灯を行った後、全赤点灯に切替えるように構成
したものであるから、定周期動作から他の動作に切替え
を行っても、青点灯の設定時間の途中では直ぐに赤点灯
に替ることがなく、設定時間の残り青時間Tzの間青点
灯を続けた後、全赤点灯へと切替るため、車両通行を乱
すことなく、動作切替え時における片側交通の安全を確
保することができる。また、動作切替スイッチ23により
感応動作以外の動作から該感応動作に切替えると、両信
号機6,7を所定時間である全赤時間Tr全赤点灯した
後、該感応動作を実行し、かつ感応動作を他の前記動作
に切替えると、青点灯信号機の青点灯が最小青時間Ts
未満の場合、最小青時間Tsが経過するまで青点灯を行
った後、全赤点灯に切替えて所定時間である全赤時間T
r全赤点灯すると共に、青点灯信号機の青点灯が最小青
時間Tsを経過していた場合、直ぐに全赤点灯に切替え
て所定時間である全赤時間Tr全赤点灯するように制御
する切替制御装置31を設けたものであるから、車両の通
行量に合わせて、1つの動作から他の動作に切替えを行
うと、前の動作と、後の動作の表示内容にかかわらず、
一旦両方の信号機6,7が赤点灯となり、所定時間全赤
点灯を行った後、他方の動作の表示に替るため、その全
赤点灯の間に、道路工事区間5内にいる車両が安全に通
過することができるとともに、他方から車両が侵入して
来ることもなく、動作切替え時における片側交通の安全
を確保することができる。さらに、前記全赤点灯の所定
時間である全赤時間Trが、道路工事区間5を車両が通
行する平均時間であるから、道路工事区間5を車両が通
過するに必要な時間に、動作切替え時の全赤時間Trが
設定されているため、動作切替え直前に道路工事区間5
に侵入した車両も、全赤点灯の間に確実に通過すること
ができる。
【0040】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば検出手段は、上り下りの車両の
両方の通行を検出できるものであれば、各種のセンサを
用いることができる。また、実施例においては、点灯時
間制御手段12により、一方の車両の通行が少ない場合
は、他方の信号機の最大青時間を延長するように制御し
てもよい。さらに、各実施例において、停電等が生じた
場合は、図示しない内部バッテリーにより、例えば30
分間程度機能を維持するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は、上りと下りの車両が
交互に通行する道路工事区間の両端に仮設置される上り
と下りの信号機と、これら信号機にそれぞれ対応して設
けられ上りと下りの両方の車両の通行をそれぞれ検出す
る上りと下りの検出手段と、これら検出手段により検出
した検出信号により前記信号機の点灯時間を感応制御し
て青点灯時間を最大青時間と最小青時間との間で切替え
る感応式制御装置とを備え、この感応式制御装置により
上りと下りの信号機を青と赤、全赤、赤と青、全赤を1
サイクルとして繰り返し点灯する感応動作を行う片側交
通用信号装置において、前記感応動作中に、一方の前記
検出手段からの検出信号の入力後、青点灯時間を前記最
大青時間と最小青時間の平均とした前記1サイクル時間
以上の切替設定時間が経過しても、他方の検出手段から
の検出信号が未入力の場合、他方の検出手段からの検出
信号が入力されるまで他方の信号機の前記感応動作中に
おける青点灯時間を設定時間に切替えるように制御する
検出異常切替手段を設けたものであり、検出手段の異常
発生時あるいは夜間交通量が少ない場合などでも車両を
効率よく通すことができる片側交通用信号装置を提供す
ることができる。
【0042】請求項2の発明は、前記設定時間が前記最
大青時間と最小青時間の平均であるから、検出手段の異
常発生時あるいは夜間交通量が少ない場合などでも車両
を効率よく通すことができる片側交通用信号装置を提供
することができる。
【0043】請求項3の発明は、前記感応式制御装置
は、信号機の前記最小、最大青時間を設定可能な点灯時
間設定手段と、前記最小青時間の終了前の切替待機時間
内に、前記車両の検出信号が入力されると、単位延長時
間だけ青点灯時間を延長し、かつその延長した単位延長
時間内に前記検出信号が入力されると、前記最大青時間
に達するまで前記青点灯時間を単位延長時間ごとに延長
する点灯時間制御手段とを有するものであり、検出手段
の異常発生時あるいは夜間交通量が少ない場合などでも
車両を効率よく通すことができる片側交通用信号装置を
提供することができる。
【0044】請求項4の発明は、前記感応式制御装置に
より上りと下りの信号機を青と赤、全赤、赤と青、全赤
を1サイクルとして繰り返し点灯する感応動作と、手動
動作と、定周期動作とに切替可能な片側交通用信号装置
であって、前記手動動作と、定周期動作と、感応動作と
の3つの動作に前記信号機の表示を切替える動作切替ス
イッチを設け、この動作切替スイッチにより前記一つの
動作から他の前記動作に切替えると、両信号機を所定時
間全赤点灯した後、該他の動作を実行するように制御す
る切替制御装置を設けたものであり、車両の待ち時間を
軽減し、検出手段の異常発生時あるいは夜間交通量が少
ない場合などでも車両を効率よく通すことができる片側
交通用信号装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示すフローチャート図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例を示す操作ボックスの正面図
である。
【図5】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例を示す定周期動作から手動操
作への移行を説明する時間線図である。
【図7】本発明の一実施例を示す検出異常切替手段のフ
ローチャート図である。
【図8】本発明の一実施例を示す検出異常切替手段の動
作例を説明する時間線図である。
【図9】本発明の一実施例を示す1サイクル時間の時間
線図である。
【符号の説明】
1 道路 2 上り車線 3 下り車線 5 道路工事区間 6 7 信号機 8 9 検出手段 10 感応式制御装置 12 点灯時間設定手段 14 点灯時間制御手段 Tr 全赤時間(所定時間) Ts 最小青時間 Tmax 最大青時間 Tk 切替待機時間 Te 単位延長時間 Tz 残り青時間 Tc 切替設定時間 T 経過時間 22 点灯制御装置 23 動作切替スイッチ 24 手動切替スイッチ 25 27 最大青時間設定摘み(設定値入力手段) 28 最小青時間設定摘み(設定入力手段) 31 切替制御装置 51 検出異常切替手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 薫 新潟県新潟市五十嵐中島1丁目5番地7 号 (56)参考文献 特開 平5−159197(JP,A) 特開 平6−195592(JP,A) 特開 平5−40897(JP,A) 実開 平7−6898(JP,U) 登録実用新案3003615(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上りと下りの車両が交互に通行する道路
    工事区間の両端に仮設置される上りと下りの信号機と、
    これら信号機にそれぞれ対応して設けられ上りと下りの
    両方の車両の通行をそれぞれ検出する上りと下りの検出
    手段と、これら検出手段により検出した検出信号により
    前記信号機の点灯時間を感応制御して青点灯時間を最大
    青時間と最小青時間との間で切替える感応式制御装置と
    を備え、この感応式制御装置により上りと下りの信号機
    を青と赤、全赤、赤と青、全赤を1サイクルとして繰り
    返し点灯する感応動作を行う片側交通用信号装置におい
    て、前記感応動作中に、一方の前記検出手段からの検出
    信号の入力後、青点灯時間を前記最大青時間と最小青時
    間の平均とした前記1サイクル時間以上の切替設定時間
    が経過しても、他方の検出手段からの検出信号が未入力
    の場合、他方の検出手段からの検出信号が入力されるま
    で他方の信号機の前記感応動作中における青点灯時間を
    設定時間に切替えるように制御する検出異常切替手段を
    設けたことを特徴とする片側交通用信号装置。
  2. 【請求項2】 前記設定時間が前記最大青時間と最小青
    時間の平均であることを特徴とする請求項1記載の片側
    交通用信号機。
  3. 【請求項3】 前記感応式制御装置は、信号機の前記最
    小、最大青時間を設定可能な点灯時間設定手段と、前記
    最小青時間の終了前の切替待機時間内に、前記車両の検
    出信号が入力されると、単位延長時間だけ青点灯時間を
    延長し、かつその延長した単位延長時間内に前記検出信
    号が入力されると、前記最大青時間に達するまで前記青
    点灯時間を単位延長時間ごとに延長する点灯時間制御手
    段とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の片
    側交通用信号装置。
  4. 【請求項4】 前記感応式制御装置により上りと下りの
    信号機を青と赤、全赤、赤と青、全赤を1サイクルとし
    て繰り返し点灯する感応動作と、手動動作と、定周期動
    作とに切替可能な片側交通用信号装置であって、前記手
    動動作と、定周期動作と、感応動作との3つの動作に前
    記信号機の表示を切替える動作切替スイッチを設け、こ
    の動作切替スイッチにより前記一つの動作から他の前記
    動作に切替えると、両信号機を所定時間全赤点灯した
    後、該他の動作を実行するように制御する切替制御装置
    を設けたことを特徴と請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の片側交通用信号装置。
JP9177594A 1994-04-28 1994-04-28 片側交通用信号装置 Expired - Fee Related JP2806260B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9177594A JP2806260B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 片側交通用信号装置
AT95106219T ATE194244T1 (de) 1994-04-28 1995-04-25 Verkehrssteuersystem zum leiten der abwechselnden einseitigen durchfahrt von fahrzeugen an einer strassenbaustelle
DE69517628T DE69517628D1 (de) 1994-04-28 1995-04-25 Verkehrssteuersystem zum Leiten der abwechselnden einseitigen Durchfahrt von Fahrzeugen an einer Strassenbaustelle
EP95106219A EP0680028B1 (en) 1994-04-28 1995-04-25 Traffic control system for directing alternating one-way passing of vehicles around a road-work site section
US08/430,193 US5610599A (en) 1994-04-28 1995-04-27 System for traffic signals for one-side passing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9177594A JP2806260B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 片側交通用信号装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07296290A JPH07296290A (ja) 1995-11-10
JP2806260B2 true JP2806260B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=14035966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9177594A Expired - Fee Related JP2806260B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 片側交通用信号装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2806260B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5237235B2 (ja) * 2009-10-01 2013-07-17 アイレック技建株式会社 交通信号システム
US20120033123A1 (en) 2010-08-06 2012-02-09 Nikon Corporation Information control apparatus, data analyzing apparatus, signal, server, information control system, signal control apparatus, and program
JP5565275B2 (ja) * 2010-11-03 2014-08-06 住友電気工業株式会社 交通信号制御機及び交通信号制御方法
JP2013054484A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Taiyokenki Rental Co Ltd 信号灯切替装置及び信号機
JP2015144018A (ja) * 2015-04-01 2015-08-06 株式会社ニコン 信号機制御装置、信号機、および、プログラム
CN106297327A (zh) * 2015-06-12 2017-01-04 常熟市福莱德连接器科技有限公司 根据各路口待通过车辆比例而智能切换的红绿灯
JP6292291B2 (ja) * 2016-12-27 2018-03-14 株式会社ニコン 信号機制御装置、信号機、および、プログラム
CN111833618A (zh) * 2020-07-08 2020-10-27 山东建筑大学 一种行人被动优先的智能信号控制方法
CN113850992A (zh) * 2021-09-02 2021-12-28 南京微道科技有限公司 基于大数据的交通灯调控装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07296290A (ja) 1995-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2806260B2 (ja) 片側交通用信号装置
KR100828901B1 (ko) 교통 신호기
EP0680028B1 (en) Traffic control system for directing alternating one-way passing of vehicles around a road-work site section
KR101270126B1 (ko) 횡단보도용 조명 제어장치 및 과속 단속시스템
JPH10334711A (ja) トンネル灯制御装置
JP2603115Y2 (ja) 片側交通用信号機
JP3003615U (ja) 片側交通用信号装置
JPH09231497A (ja) 片側交通用信号装置
JPH09223293A (ja) 片側交通用信号装置
KR19980047319A (ko) 자동차의 차선변경 가이드 장치
JP2548384B2 (ja) 交通信号制御装置
JPH09301062A (ja) 車輌の室内照明方法及び装置
JP2538061B2 (ja) 交通信号制御装置
JPH0953955A (ja) 車両用メータ
JP2006512250A (ja) 乗り物用ランプ自動制御回路
KR100518736B1 (ko) 잔여 점등시간 표시기능의 교통 신호 장치
JP2783169B2 (ja) 片側交通用信号装置
JPH09106494A (ja) 信号機の制御装置
JP3005883U (ja) 車両の方向指示灯制御装置
KR200209868Y1 (ko) 다수의 진행 표시 패널을 갖는 교통 신호등
KR100736853B1 (ko) 교통신호 잔여시간 표시 방법 및 그 장치
JPH056496A (ja) 道路標識
KR20000074401A (ko) 신호등의 보행자 신호 잔여 시간 표시장치
JPH05216406A (ja) 抜け道自動表示機能を有するナビゲーション装置
JP3063542B2 (ja) オートマチック車の油温警告装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees