JP2805351B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

Info

Publication number
JP2805351B2
JP2805351B2 JP21026489A JP21026489A JP2805351B2 JP 2805351 B2 JP2805351 B2 JP 2805351B2 JP 21026489 A JP21026489 A JP 21026489A JP 21026489 A JP21026489 A JP 21026489A JP 2805351 B2 JP2805351 B2 JP 2805351B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
steering wheel
pilot
pump
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21026489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0374269A (ja
Inventor
篤 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP21026489A priority Critical patent/JP2805351B2/ja
Publication of JPH0374269A publication Critical patent/JPH0374269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2805351B2 publication Critical patent/JP2805351B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、産業用車両に採用される全油圧式パワー
ステアリング装置に関する。
(従来の技術) 第5〜7図に示した従来の装置は、その車両aを前部
車体1と後部車体2とに分割するとともに、それら両車
体1、2を連結ピン3を介して連結し、両車両1、2が
ピン3を中心に回動するようにしている。この連結ピン
3の両側にパワーシリンダ4、5を設けているが、この
パワーシリンダ4、5のロッド先端を前部車体1に連結
し、そのボトム側を後部車体2に連結している。そし
て、第6図に示すように、一方のパワーシリンダ4のボ
トム側室6と他方のパワーシリンダ5のロッド側室7と
を連通させるとともに、他方のパワーシリンダ5のボト
ム側室8と一方のパワーシリンダ4のロッド側室9とを
連通させている。
このようにしたパワーシリンダ4、5を制御するのが
第6図に示した油圧回路である。
ハンドル10に連係した全油圧式のステアリングポンプ
11には、流路12、13を介してパイロットポンプ14とタン
ク15とを接続している。
このようにしたステアリングポンプ11は、ハンドル10
を回転したとき、その回転速度に比例した流量をパイロ
ット流路16あるいは17のいずれか一方に吐出し、いずれ
か他方のパイロット流路17あるいは16側の流体をタンク
15に戻すが、ハンドル10の回転速度と吐出量との関係を
示したのが第7図のグラフである。このグラフからも明
らかなように、ハンドル10がある回転速度以上にならな
いと、ステアリングポンプ11から流量が吐出されない。
そして、所定の回転速度に達すると、その回転速度に比
例した流量を吐出するとともに、一定速度以上に達する
と、その吐出量も一定になる。
上記パイロット流路16、17のそれぞれは、ステアリン
グバルブ18の両側に設けたパイロット室19、20に接続し
ている。このステアリングバルブ18の一方の側には、供
給流路21と戻り流路22とを接続している。そして、この
供給流路21はメインポンプ23に連通し、戻り流路22はタ
ンク24に連通させている。また、このステアリングバル
ブ18の他方の側にはアクチュエータ流路25、26を接続し
ているが、これらアクチュエータ流路25、26は、パワー
シリンダ4、5のボトム側室6、8に接続している。
いま、ハンドル10を右に切ったとすると、その回転速
度に比例した作動油がを介してステアリングバルブ18の
一方のパイロット室19に流れる。そして、パイロット室
19内には、ステアリングポンプ11からの供給流量に応じ
たパイロット圧が発生するとともに、このパイロット圧
の作用でステアリングバルブ18が切り換わり、一方のア
クチュエータ流路25とメインポンプ23とを連通し、他方
のアクチュエータ流路26とタンク24とを連通させる。
したがって、一方のパワーシリンダ4のボトム側室6
と他方のパワーシリンダ5のロッド側室7とに圧油が供
給され、一方のパワーシリンダ4のロッド側室9と他方
のパワーシリンダ5のボトム側室8とがタンク24に連通
する。これによって、一方のパワーシリンダ4が伸長動
作し、他方のパワーシリンダ5が収縮動作するので、当
該車両aは右方向に屈折する。つまり、当該車両が右方
向に転舵されることになる。
また、ハンドル10を上記とは逆に左に切ると、そのス
テアリングポンプ11から吐出された作動油がパイロット
流路17を介してステアリングバルブ18のパイロット室19
に流れ、そこにパイロット圧を発生させる。このパイロ
ット圧の作用でステアリングバルブ18が切り換わり、前
記と同様の原理で、一方のパワーシリンダ4を収縮動作
させ、他方のパワーシリンダ5を伸長動作させて当該車
両aを左方向に屈折させ、車両を左に転舵させるもので
ある。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにした従来の装置では、ハンドルを低速で
回転させると、その回転角が大きくても、ステアリング
ポンプ11からの吐出量が少ないので、ステアリングバル
ブ18の切り換え量も少なくなる。そのためにハンドル10
が大きく回転しても車両aがそれほど転舵されないとい
う状況が発生する。
一旦、このような状況が発生すると、ハンドル10と車
両aとの対応関係がずれてしまい、ハンドル10を中立位
置に復帰させても、車両aが直進状態に戻らないとい
う、いわゆるノブずれは発生していた。
また、ハンドル10の回転速度に関係なく、回路系の油
漏れ等が原因になって、ノブずれが発生することもあっ
た。このようにノブずれが発生すると、例えば、ハンド
ルを中立に戻しているにもかかわらず、車両が直進走行
しないことになるので、その操舵の安定性が極端に悪く
なるという問題があった。
この発明の目的は、ハンドルと車両との対応関係がず
れても、それを自動的に補正できる装置を提供すること
である。
(課題を解決するための手段) この発明は、パイロットポンプに、ハンドルの回転速
度に比例した流量吐出するステアリングポンプを接続す
るとともに、このステアリングポンプをステアリングバ
ルブのパイロット室に接続し、当該ステアリングバルブ
が上記パイロット流量に応じて切り換わる一方、このス
テアリングバルブの切り換え位置に応じてメインポンプ
の吐出油をパワーシリンダに供給するパワーステアリン
グ装置を前提にするものである。
上記の装置を前提にしつつ、この発明の装置は、ハン
ドルの回転角を検出するハンドル角センサーと、車両の
転舵角を検出する舵角センサーと、これら両センサーか
らの信号によってハンドルの回転角と車両の転舵角との
相対角を演算し、その演算結果を補正信号として出力す
るコントローラと、パイロットポンプとステアリングバ
ルブのパイロット室とを接続するバイパス通路に設け、
しかも、上記補正信号に応じて切り換わり、ステアリン
グバルブのパイロット室とパイロットポンプとを連通さ
せる補正用ソレノイドバルブとを備えた点に特徴を有す
る。
(本発明の作用) この発明は、上記のように構成したので、両センサー
で検出された信号によって、コントローラが、ハンドル
の回転角と車両の転舵角との相対差を演算する。そし
て、この相対差が発生すると、コントローラが補正用ソ
レノイドバルブに補正信号を発信する。これによって補
正用ソレノイドバルブが切り換わり、パイロットポンプ
とステアリングバルブのパイロット室とを連通させ、ス
テアリングバルブを切り換える。
このように、ハンドルと車両との対応関係がずれたと
きには、ハンドルの回転角に関係なく、ステアリングバ
ルブが切り換わるので、両者の相対差を自動的に補正す
ることができる。
(本発明の効果) この発明のパワーステアリング装置によれば、ハンド
ルと車両との対応関係がずれても、それを自動的に補正
するので、例えば、ハンドルを中立にしているにもかか
わらず、車両が直進走行しないといった危険を回避でき
る。
(本発明の実施例) 第1〜4図に示した実施例は、流路12、13とパイロッ
ト流路16、17とを接続するバイパス通路27、28に、補正
用ソレノイドバルブVを接続するとともに、この補正用
ソレノイドバルブVを電気的に制御する制御系を設けた
点に特徴を有するもので、その他の構成は従来と全く同
様である。
そこで、従来と同じ構成要素については、第6図と同
一符号を付し、その詳細な説明を省略するとともに、従
来との相違点について詳細に説明する。
上記補正用ソレノイドバルブVは、その両側にソレノ
イド29、30を設けている。これら両ソレノイド29、30を
非励磁の状態にして、バルブVを中立位置に保っている
ときには、上記バイパス通路27、28が閉じられる。そし
て、いずれか一方のソレノイドを励磁すると、バルブV
が切り換わり、これらバイパス通路27、28を介していず
れか一方のパイロット流路16あるいは17をパイロットポ
ンプ14に連通させ、他方のパイロット流路17あるいは16
をタンク15に連通させるものである。
そして、この補正用ソレノイドバルブVの切り換え量
は、ソレノイド29、30に対する励磁電流に比例するもの
である。したがって、励磁電流が大きければ大きいほ
ど、補正用ソレノイドバルブVの切り換え量が大きくな
り、それだけパイロット室19あるいは20に供給されるパ
イロット流量が多くなる。そして、前記したようにパイ
ロット室内の圧力はパイロット流量に比例して高くなる
ので、補正用ソレノイドバルブVのソレノイド29、30の
励磁電流が大きければ、パイロット室19、20内の圧力も
高くなり、その分、ステアリングバルブ18の切り換え量
も大きくなる。ステアリングバルブ18の切り換え量が大
きいということは、パワーシリンダ4、5に対するメイ
ンポンプ23からの供給流量も多くなり、パワーシリンダ
に対する補正量も大きくなる。反対に、ソレノイド29、
30に対する励磁電流が小さければ、補正用ソレノイドバ
ルブVの切り換え量も小さくなり、結果的にパワーシリ
ンダに対する補正量も少なくなる。
上記のようにした補正用ソレノイドバルブVのソレノ
イド29、30には、コントローラCを接続している。この
コントローラCには、ハンドル10の回転角を検出するハ
ンドル回転角センサー31と、車両aの屈折角(舵角)を
検出する舵角センサー32とを接続している。
このようにしたコントローラCの具体的な構成は、第
2図に示すとおりである。
上記ハンドル回転角センサー31は、コントローラCの
微分部33→第1比較部34→第1アンドゲート35を介して
補正用ソレノイドバルブVの右切り換え用のソレノイド
29に接続している。上記微分部33はハンドルの回転角を
微分してハンドル回転速度を演算するためのものであ
る。
第1比較部34は空転速度記憶部36に接続し、ハンドル
10が空転速度以上の回転速度を保っているかを判断し、
その速度以下のときに第1アンドゲート35に信号を出力
するものである。
車両aの屈折角を検出する舵角センサー32は、増幅部
37→第2、3比較部38、39を介して第1、2アンドゲー
ト35、40に接続している。上記第2、3比較部38、39に
は、車両aの右曲り方向の屈折角の限界を設定した右屈
折角限界記憶部41を接続している。また、第3比較部39
には、左曲り方向の屈折角の限界を設定した左屈折角限
界記憶部42を接続している。
そして、舵角センサー32で検出した車両aの屈折角
が、左右の屈折角限界の範囲内にあるとき、第2、3比
較部38、39が第1、2アンドゲート35、40に信号を出力
する。
上記のようにしたハンドル回転角センサー31と舵角セ
ンサー32のそれぞれは、演算部43にも接続している。こ
の演算部43は、両センサー31、32からの信号によって、
ハンドル角と車両の屈折角(舵角)との相対差を演算
し、その演算結果を増幅部44を介して第4、5比較部4
5、46に伝達する。これら第4、5比較部のそれぞれに
は、不感帯記憶部47、48を接続している。この不感帯記
憶部47、48は、いわゆるハンドル10の遊びの範囲を記憶
しているものである。そして、演算部43で演算された相
対差がハンドル10の遊びの範囲内のときには、第4、5
比較部45、46が信号を出力しない。しかし、その遊びの
範囲を超えたときには、第4、5比較部45、46がその旨
の信号を第1、2アンドゲート35、40に出力する。
次にこの実施例の作用を説明する。
車両の走行中にセンサー31で検出されたハンドル10の
回転角信号は、微分部33と演算部43に入力する。また、
車体屈折角センサー32で検出された屈折角信号は、増幅
部37と演算部43に入力する。
上記微分部33では、ハンドル10の回転速度を演算し、
それを第1比較部34に入力する。また、この第1比較部
34には空転速度記憶部36の信号が入力され、上記ハンド
ル10の回転速度が第7図に示したハンドル空転域にある
かどうかを判定する。実際のハンドル回転速度が、上記
空転域以上であれば、いま、ハンドル10を回して操舵中
と判断し、ハンドル10のノブずれの補正制御はしない。
なぜなら、ハンドル10の操舵中に補正制御をすると次の
ような問題があるからである。例えば、ハンドル10を回
して車両を転舵している最中に補正制御をすると、その
補正と同時に急に操舵感が変化することになる。このよ
うに操舵中に操舵感が急に変化すると、ドライバーがと
まどうだけでなく、それが事故のもとになることも考え
られる。そこで、ハンドルの回転速度が空転域以上とな
る操舵中には、第1比較部34から信号を出力させず、第
1、2アンドゲート35、40の出力を0レベルとし、ノブ
ずれの補正制御を停止するようにしたものである。
また、ハンドル10の回転速度が上記空転域以下であれ
ば、操舵が停止中で補正制御が可能であると判定し、ア
ンドゲート35、40のそれぞれに信号を入力する。
舵角センサー32で検出した信号は増幅部37で増幅され
て第2、3比較部38、39に入力する。この第2、3比較
部38、39には、車体の屈折角の限界を記憶した記憶部4
1、42からの信号も入力している。そして、第2、3比
較部38、39は、車体の屈折角が上記限界の範囲内にある
かどうかを判定する。もし、実際の屈折角が限界転に達
しているときには、それ以上の補正が無理なので、第
2、3比較部38、39から信号を出力せず、両アンドゲー
ト35、40の出力が0レベルとして補正制御を停止する。
ハンドル回転角センサー31と舵角センサー32とからの
信号が入力する演算部43では、ハンドル角と車体の舵角
(屈折角)との対応関係を演算するとともに、その演算
結果を増幅部44に入力する。この増幅部44は、上記信号
を増幅して第4、5比較部45、46に入力するが、この第
4、5比較部45、46には不感帯記憶部47、48から不感帯
域の限界を示す信号が入力している。そして、ハンドル
角と車体の屈折角との対応関係の差が、第3図に示す不
感帯の範囲内、換言すればハンドルの遊びの範囲内にあ
れば、ノブずれがないと判断し、第1、2アンドゲート
35、40に信号を出力しない。したがって、この両アンド
ゲート35、40の出力が0レベルとなり、補正制御を停止
させる。
ハンドル角と車体の屈折角との対応関係の差が、上記
不感帯域の範囲を超えたときには、ノブずれが発生した
と判定するとともに、そのずれの方向が右方向なのか左
方向なのかも判定する。例えば、両者の相対差がプラス
であれば、右方向にずれたと判定し、その差がマイナス
のときには左にずれたと判定する。そして、右方向にず
れたときには第1比較部45が動作して第1アンドゲート
35に信号を出力する。左方向にずれたときには第2アン
ドゲート40に信号を出力する。
上記のようにして各比較部からの信号が、第1アンド
ゲート35あるいは第2アンドゲート40にすべて入力した
とき、両アンドゲート35、40の出力が1レベルとなり、
補正用ソレノイドバルブVのいずれか一方のソレノイド
29あるいは30を励磁して補正制御をするものである。
上記した関係を示したのが第4図のフローチャート図
で、次にこのフローチャート図を説明する。
まず、第I〜IIIステップで、ハンドル角と、ハンド
ル回転速度と、車体の舵角(屈折角)とを検出する。
そして、第IVステップでハンドル回転速度が空転域の
範囲内にあるかどうかを判定する。もし、空転域の範囲
を超えているときには、現在操舵の最中と判断して第V
ステップに進み、補正制御を停止するとともに、再びス
タートに戻る。逆に、ハンドルの回転速度が空転域の範
囲内にあれば、とりあえず補正制御が可能状態にあると
判定して第VIステップに移行する。
この第VIステップでは、車体の屈折角が制限内にある
かどうかを判定し、それが制限を超えていることきに
は、それ以上の補正が不可能と判断して、上記第Vステ
ップに移行し、補正制御を停止するとともに、再びスタ
ートの戻る。反対に、車体の屈折角が上記制限内にあれ
ば、第VIIステップに移行する。
この第VIIステップでは、ハンドルと車体の対応関係
にずれがあるかどうかを判定する。そして、そのずれが
不感帯域の範囲内のものであれば、ハンドル10が遊びの
範囲内で回っているだけなので、第VIIIステップに移行
し、補正制御を停止するとともに、再びスタートに戻
る。これに対して、ハンドルと車体の対応関係の差が不
感帯域を超えるときには、その方向に応じて第IXステッ
プあるいは第Xステップに移行し、補正用ソレノイドバ
ルブVのソレノイド29あるいは30を励磁して補正制御を
実行するものである。このように補正制御を実行したら
再びスタートに戻るが、このように補正制御したときに
は、それをフィードバックして、ハンドルと車体との対
応関係がずれないような制御を常に実行するものであ
る。
上記のようにこの実施例の装置によれば、ハンドルと
車体との対応関係を検出し、それら両者にずれが発生し
たときには、補正用ソレノイドバルブVを動作させて、
そのずれを補正するすることができる。
しかも、その補正制御は操舵最中には実行されないの
で、操舵中に操舵感が急に変化するようなこともなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は
回路図、第2図はコントローラCのブロック図、第3図
はハンドル角と車体の屈折角との関係を示したグラフ、
第4図はフローチャート図、第5〜7図は従来の装置に
関するもので、第5図は車体とパワーシリンダとの関係
を示した概略図、第6図は回路図、第7図ハンドルの回
転速度とステアリングポンプの吐出量との関係を示した
グラフである。 4、5……パワーシリンダ、10……ハンドル、11……ス
テアリングポンプ、14……パイロットポンプ、18……ス
テアリングバルブ、19、20……パイロット室、23……メ
インポンプ、27、28……バイパス通路、V……補正用ソ
レノイドバルブ、C……コントローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイロットポンプに、ハンドルの回転速度
    に比例した流量を吐出するステアリングポンプを接続す
    るとともに、このステアリングポンプをステアリングバ
    ルブのパイロット室に接続し、当該ステアリングバルブ
    が上記パイロット流量に応じて切り換わる一方、このス
    テアリングバルブの切り換え位置に応じてメインポンプ
    の吐出油をパワーシリンダに供給するパワーステアリン
    グ装置において、 ハンドルの回転角を検出する回転角センサーと、 車両の転舵角を検出する舵角センサーと、 これら両センサーからの信号によってハンドルの回転角
    と車両の転舵角との相対差を演算し、その演算結果を補
    正信号として出力するコントローラと、 パイロットポンプとステアリングバルブのパイロット室
    とを連通するバイパス通路に設け、しかも、上記補正信
    号に応じて切り換わり、ステアリングバルブのパイロッ
    ト室とパイロットポンプとを連通させる補正用ソレノイ
    ドバルブと を備えたパワーステアリング装置。
JP21026489A 1989-08-15 1989-08-15 パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP2805351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21026489A JP2805351B2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21026489A JP2805351B2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0374269A JPH0374269A (ja) 1991-03-28
JP2805351B2 true JP2805351B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=16586509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21026489A Expired - Fee Related JP2805351B2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2805351B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5489005A (en) * 1994-11-23 1996-02-06 Caterpillar Inc. Electro-hydraulic steering system
US11167791B2 (en) 2016-05-31 2021-11-09 Komatsu Ltd. Work vehicle and method for controlling work vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0374269A (ja) 1991-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101382957B1 (ko) 작업 차량의 스티어링 시스템
US7677351B2 (en) Electrohydraulic steering system
JPH0215429B2 (ja)
CA2054408C (en) Method for compensating for steering angle error in a fully-hydraulic steering system and a fully-hydraulic steering system
JP2805351B2 (ja) パワーステアリング装置
US6202410B1 (en) Hydraulic system for forklift
JP2936674B2 (ja) 舵角制御装置
JP2919051B2 (ja) 車両用ステアリング装置
US5012881A (en) Vehicle steering system with flow dividing valve
JP2007320362A (ja) 車両用操舵装置
JP2666539B2 (ja) 車両用自動操向装置
JPH0523987B2 (ja)
JP5310171B2 (ja) パワーステアリング装置
JPH0227192B2 (ja)
JP2006143059A (ja) パワーステアリング装置
JPH03164372A (ja) 車両用ステアリング装置
JP2814801B2 (ja) 舵角制御装置
JP2004155289A (ja) 流量制御装置
JPH0640055Y2 (ja) 油圧走行車両に於ける直進走行制御回路装置
JPH04173479A (ja) 車両用ステアリング装置
JPS61132468A (ja) 車両に使用されるパワ−・ステアリング
JPH01202571A (ja) 車両の補助操舵装置
JPH06509B2 (ja) 車両に使用されるパワ−・ステアリング
JPH0234478A (ja) 4輪操舵装置
JPH10297513A (ja) 産業車両のハンドル角補正装置及び産業車両

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees