JP2804775B2 - 写真処理装置の乾燥制御方法 - Google Patents

写真処理装置の乾燥制御方法

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JP2804775B2 JP1035560A JP3556089A JP2804775B2 JP 2804775 B2 JP2804775 B2 JP 2804775B2 JP 1035560 A JP1035560 A JP 1035560A JP 3556089 A JP3556089 A JP 3556089A JP 2804775 B2 JP2804775 B2 JP 2804775B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真処理装置の乾燥部へ感光材料を送り込
む時間間隔を制御する写真処理装置の乾燥制御方法に関
する。
〔従来技術〕
写真処理装置では、マガジンへ層状に巻き取られた感
光材料を引出し、まず、焼付処理部において光源からの
焼付光でネガフィルムの画像を感光材料へ結像させる。
焼付処理後は、感光材料を切断し、プロセッサ部へ搬送
して現像槽、定着槽、水洗槽の順に浸漬され、それぞれ
現像処理、定着処理、水洗処理が行われる。
プロセッサ部の下流には乾燥部が設置され、上記処理
後の感光材料は、この乾燥部を通過することにより乾燥
され、取出トレイへと搬送される。
ここで、従来の乾燥部における感光材料の搬送速度及
び搬送間隔は、感光材料の幅寸法、長さ寸法、面積等
(以下、サイズという)に拘らず常に一定とされてい
る。従って、焼付処理部及びプロセッサ部で処理可能な
最大サイズの感光材料が連続して搬送された場合にも、
乾燥可能なように乾燥部の能力を持たせる必要がある。
ところが、感光材料のサイズに拘らず、乾燥部での搬
送速度及び搬送間隔を一定とすると、小さいサイズの感
光材料の乾燥が、過乾燥となる場合があり好ましくな
い。このため、乾燥部内に2以上の異なる搬送距離の搬
送経路を設定し、感光材料のサイズに応じて搬送経路を
切り換えることが提案されている。すなわち、比較的小
さいサイズの感光材料は搬送距離の短い搬送経路を適用
し、比較的大きいサイズの感光材料は搬送距離のの長い
搬送経路を適用することにより、適正な乾燥時間を得る
ことができる。
また、上記のような構造では、乾燥部が大型となるた
め、搬送経路は1つとし、乾燥能力を変更する技術も考
えられている。すなわち、乾燥部には、ヒータにより温
められた温風がファンにより送り込まれており、この温
風により感光材料を乾燥している。また、搬送経路に沿
って配列されたローラに感光材料が直接接触することに
より、温風により暖められたローラによって水分が拭い
取られ、かつ熱伝導により乾燥が進行するようになって
いる。従って、感光材料の乾燥は、温風の温度及び風量
に影響されるため、この温風の温度及び風量を感光材料
のサイズに応じて制御することにより、搬送距離及び搬
送間隔が一定であっても感光材料のサイズに拘らず、適
正な乾燥状態を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記温風の温度又は風量を制御する場
合、乾燥部内の温度や湿度及び外気の温度及び湿度等を
精度よく検出するセンサが必要であり、部品点数が多く
なる。また、乾燥処理直後と次の乾燥開始直前とでは、
乾燥部内の温度・湿度が感光材料の処理面積に応じて変
化するため、温度制御にむらが生じ、適正な乾燥状態を
得ることができないこともある。
すなわち、感光材料は常に一定の搬送速度で搬送され
るが、大きいサイズの感光材料の乾燥処理後は乾燥部内
の湿度が高く温度は低くなり、次の感光材料の処理をす
るまでに急速に温度を上昇させ対処しなければならず、
遅れると未乾燥となる問題点がある。
さらに、小さいサイズの感光材料の乾燥処理後は乾燥
部内の湿度及び温度共にあまり変化しないため、ヒータ
及びファンを一旦オフとしても乾燥部内の温度及び湿度
が所定以上となり、過乾燥となる恐れもある。
本発明は上記事実を考慮し、感光材料のサイズに応じ
て乾燥部内へ送り込む間隔時間を変更することにより、
感光材料のサイズに拘らず、適正な乾燥処理を行うこと
ができる写真処理装置の乾燥制御方法を得ることが目的
である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)に記載の発明は、感光材料へ画像を焼付
ける焼付処理部、画像焼付後の感光材料を現像、定着、
水洗の各処理を行うプロセッサ部及びプロセッサ部の各
処理後に感光材料を乾燥する乾燥部を備えた写真処理装
置における感光材料の搬送制御により乾燥状態を制御す
る写真処理装置の乾燥制御方法であって、前記焼付処理
部での感光材料処理面積の上限を定めておき、この上限
以下の面積となるように感光材料を切断し、切断された
感光材料の処理面積に応じた時間間隔で乾燥部へ送り込
むことを特徴としている。
〔作用〕
請求項(1)に記載の発明によれば、感光材料の処理
面積の上限を定めておくと共に、焼付処理部で処理され
た感光材料の面積を検出し、上限以下となるように感光
材料を切断して、切断された感光材料の処理面積に応じ
た時間間隔で乾燥部へ送り込むことによって、感光材料
は適正に処理される。
すなわち、感光材料の処理面積の上限を超えた感光材
料を乾燥部へ送り込んだのでは、乾燥部から排出される
までに確実に乾燥することができず、未乾燥状態となる
ことになる。このため、本発明では、上限以下となるよ
うに切断された感光材料を、切断された処理面積に応じ
た間隔時間、感光材料を乾燥部よりも上流側で待機させ
た後、乾燥部へと送り込む。この処理面積の上限は、装
置の乾燥部の能力に応じて決定される。この間隔時間の
間に乾燥部は、温度が上昇し、湿度も低下して、乾燥部
内の搬送時間が同じであってもより乾燥させることがで
きる状態となり、決定された処理面積の上限以下となる
ように切断された感光材料が通常の搬送速度で搬送して
も未乾燥とはならず、適正に乾燥させることができる。
このように、本発明では、乾燥部を最大サイズの感光
材料に適合させるために大型とする必要がなく、また、
乾燥部内の温度又は湿度の制御や、搬送速度を変更する
ことなく、小さいサイズから大きいサイズの感光材料を
適正に乾燥させることができるので、装置自体をコンパ
クトとすることができる。
また、例えば同時プリント時に多用されるサービスサ
イズの焼付けを行う装置にも、この装置の乾燥部の能力
を変更することなく適用可能である。このような装置に
は、リザーバ部が設けられ、複数枚連続して、焼付ける
のが一般的であるので、このリザーバ部で処理面積に応
じて感光材料を待機させることにより、本発明の目的を
達成することができる。
〔実施例〕
第1図には、本発明に係る乾燥制御方法が適用可能な
写真処理装置10が示されている。この写真処理装置10
は、焼付処理部12、プロセッサ部14及び乾燥部16で構成
されている。
焼付処理部12には、感光材料である印画紙18が収容さ
れたマガジン20が載置されている。マガジン20内では印
画紙18が巻取軸22に層状に巻き取られており、その最上
層の印画紙先端が巻付けローラ24に巻掛けられた後、マ
ガジン20の下端部の開口部26から引き出され、焼付処理
部12へと搬送されるようになっている。
焼付処理部12の印画紙搬送経路中間部にはフレーム28
が設置され、図示しない印画紙長さ方向マスクヘッド及
び幅方向マスクヘッドにより印画紙18の焼付範囲(1回
の連続された処理面積)が決定されるようになってい
る。また、この長さ方向マスクヘッド及び幅方向マスク
ヘッドには、ドライバ30を介して焼付処理制御部32に接
続されたステッピングモータ34、36の駆動により移動さ
れるようになっている。
ステッピングモータ34、36は、焼付処理制御部32と接
続されたメイン制御部38のキーボード40のキー操作によ
り選択される画像焼付サイズに応じたパルス数に基づい
て駆動され、各マスクヘッドの位置が決定されるように
なっている。
フレーム28の上方には光源42が配置され、この光源42
からの焼付光が印画紙18へ露光されるようになってい
る。光源42とフレーム28との間の光軸上にはCCフィルタ
44、光拡散筒46、レンズ48、ブラックシャッタ50がそれ
ぞれ配設され、また、光拡散通46とレンズ48との間に
は、ネガフィルム52が位置決めされるようになってい
る。
これにより、ブラックシャッタ50の開放時にネガフィ
ルム52の透過画像が印画紙18へと結像されることにな
る。
フレーム28の下流側には、カッタユニット54が配線さ
れている。カッタユニット54では、焼付処理された印画
紙18のサイズに応じて印画紙18を画像毎にカットする役
目を有している。このカッタユニット54は、焼付処理部
32によって制御され、切断位置は前記キーボード40のキ
ー操作で決定される画像焼付サイズに基づいて定められ
るようになっている。
カッタユニット54の下流側には、搬出ユニット56が配
設されている。この搬出ユニット56は、そのケーシング
58が縦長で複数のローラ60が第1図上下方向に配列され
ている。
前記カッタユニット54で切断された印画紙18は、この
搬出ユニット56の下方から内部へ送り込まれ、ローラ60
に案内されて上方へと搬送されるようになっている。ロ
ーラ60はドライバ62を介して搬出ユニット制御部64に接
続されたモータ66の駆動力で駆動されるようになってお
り、予め定められた搬送速度で印画紙18を搬送するよう
になっている。
なお、搬出ユニット56には、印画紙18を複数枚ストッ
クすることができるストック部68が設けられ、下流に配
設されるプロセッサ部14への送り込み時期と、焼付処理
部12から送り込まれる時期とが異なり、2枚以上の印画
紙18が重なっても、搬送ユニット56でそのタイムラグを
吸収することができるようになっている。
プロセッサ部14は、仕切板70、72により現像槽74、定
着槽76、水洗槽78に仕切られ、それぞれ現像液、定着
液、水洗水が貯留されている。
各槽内には複数のローラ及び案内板(共に図示省略)
で構成された印画紙搬送ラック80が配設されており、ロ
ーラはプロセッサ制御部84に接続された図示しないモー
タの駆動力で駆動されている。
印画紙18はこの搬送ラック80のローラ及び案内板に案
内されて液面から底部へ搬送され、底部で反転ローラ88
により反転されて再度液面へと至るようになっている。
現像槽74と定着槽76との間、及び定着槽76と水洗槽78と
の間にはそれぞれ反転ローラが90が配設され、隣合う槽
へ印画紙18を案内している。
なお、印画紙18は、現像液、定着液、水洗水の浸漬時
間に合わせて予め定められた搬送速度で搬送されるよう
になっている。
プロセッサ部14の下流側には乾燥部16が配設されてい
る。乾燥部16の第1図上方にはプロセッサ部14で処理が
終了した印画紙18の流入口92が設けられ、下方には排出
口94が設けられている。排出口94には取出トレイ96が取
り付けられ、乾燥部16から排出された印画紙18を積層し
てストックすることができるようになっている。
乾燥部16内には上方に配設されたローラ98と下方に配
設されたローラ100との間に搬送ベルト102が巻掛けられ
ており、この搬送ベルト102の表面に対向して複数のス
クイズローラ104が配設されている。
ローラ98は乾燥制御部108に接続された図示しないモ
ータの駆動力により駆動され、搬送ベルト102を第1図
矢印A方向へ駆動させるようになっている。
これにより、流入口92から乾燥部16内へ送り込まれた
印画紙18は、搬送ベルト102とスクイズローラ104との間
に挟持され、第1図下方へ向けて搬送されるようになっ
ている。
乾燥部16には、ダクト112が設けられ、ダクト112に
は、ファン114及びヒータ116が取り付けられている。フ
ァン114及びヒータ116は乾燥制御部108へ接続され、所
定温度の乾燥風を乾燥部16内へ送り込むことができるよ
うになっている。なお、乾燥部16内の温度は、ほぼ一定
に保持するように制御されており、この制御方法は、直
接乾燥部16に温度センサを取り付けフィードバック制御
してもよいし、ファン114及びヒータ116の能力及びダク
ト112の熱損失等に基づいて演算により制御するように
てもよい。
焼付処理制御部32、搬出ユニット制御部64、プロセッ
サ制御部84及び乾燥制御部108を制御するメイン制御部3
8は、マイクロコンピュータ122を含んで構成されてい
る。マイクロコンピュータ122は、CPU124、ROM126、RAM
128、入出力(I/O)ポート130及びこれらを接続するデ
ータバスやコントロールバス等のバス132で構成されて
いる。
入出力ポート130には、前記焼付処理部32、搬出ユニ
ット制御部64、プロセッサ制御部84及び乾燥制御部108
が接続され、各制御部へ信号を供給すると共に各制御部
からの信号が供給されるようになっている。また、入出
力ポート130には、キーボード40、表示装置134が接続さ
れている。
ここで、本発明例では、いちどに処理される印画紙18
の上限を定めておき、この上限となるまで印画紙をスト
ック部64でストックしておいた後、プロセッサ部14へ送
り出すようにしている。また、上限は、セットされるマ
ガジン20に収容された印画紙18の幅寸法によって変更す
ることも可能である。
以下に本実施例の作用を説明する。
まず、キーボード40のキー操作により画像焼付サイズ
を設定し、焼付処理を開始する。マガジン20から引き出
された印画紙18は、フルーム28へと至る。フレーム28の
所定位置へ至ると、長手方向マスクヘッド及び幅方向マ
スクヘッドがステッピングモータ34、36の駆動力で移動
し、印画紙18の焼付面積に応じて印画紙18の周縁をマス
クする。ここで、ブラックシャッタ50が所定時間開放す
ると、光源からの焼付光がネガフィルム52の画像を透過
して、印画紙18へ画像が結像される。
焼付処理が終了した印画紙18は、搬出ユニット56方向
へ搬送され、後端部がカッタユニット54により切断され
る。
搬出ユニット56では、切断された印画紙18を第1図上
方へ搬送し、プロセッサ部14の流入口92へ送り込む。プ
ロセッサ部14では印画紙18が現像槽74、定着槽76、水洗
槽78の順に浸漬された後、乾燥部16へ搬送される。
乾燥部16はファン114及びヒータ116により所定温度に
制御されており、印画紙18はこの乾燥部16で乾燥され
る。
このとき、スクイズローラ104により印画紙18に付着
している水分が拭い取られる。
乾燥後の印画紙18は、下方に設置されている取出トレ
イ96へと至る。ここで、スクイズローラ104は印画紙18
の水分が付着しているが、次の印画紙18が搬送されるま
で所定の時間、間隔があるのでその間に乾燥させること
ができ、適正な処理能力を維持することができる。
ここで、本実施例の写真処理装置10では、乾燥部16へ
送り込む時期を印画紙18の面積に応じて変更して常に最
適な乾燥状態を得ることができる。以下、第2図のフロ
ーチャートに従い、搬送制御による乾燥制御手段を説明
する。
まず、ステップ250で変数Iをクリア(0)とし、次
いでステップ252で印画紙18のサイズを読み込む。次の
ステップ254では1画像分の焼付処理がなされたか否か
が判断され、肯定判定された場合にステップ256へ移行
して変数Iをインクリメントする。
次のステップ258では、印画紙18のサイズと焼付処理
回数(変数Iの値)とから焼付処理積算面積Scを演算
し、次いでステップ260でこの積算面積Scが予め設定さ
れた上限となったか否かが判断される。なお、この上限
は、セットされるマガジン20に収容された印画紙18の幅
寸法に応じて定めることが望ましい。このステップ260
において、否定判定された場合はステップ262へ移行し
て、焼付処理された印画紙18はストック部68にストック
できるか否かが判断される。ストック可能な場合は、ス
テップ256へ移行する。また、ストック不可の場合は、
ステップ264へ移行して印画紙18の後端を切断し、ステ
ップ266へ移行する。
なお、ステップ260において肯定判定、すなわち、積
算面積Scが上限となった場合もステップ264へ移行し
て、切断処理後ステップ266へ移行する。
ステップ266では、前記ストックされている印画紙18
の積算面積Scに基づいて所定の時間間隔INTを設定し、
ステップ268へ移行して、前記プロセッサ制御部84へこ
の設定されと時間間隔INTを出力する。
これにより、ほとんどの場合に予め定められた上限の
状態で印画紙18が処理されていくため、適正な乾燥処理
を行うことができる。
このように、本実施例では、乾燥部16を搬送距離の異
なる複数種の搬送経路を設けたり、乾燥部16の乾燥能力
を最大サイズの印画紙の乾燥に適するような大型の構造
とする必要がなく、小さいサイズの印画紙から大きさサ
イズの印画紙まで適正に乾燥させることができるので、
部品点数が減少すると共に装置自体をコンパクトにでき
る。
また、シビアな温度制御も不要となると共に、搬送速
度を変更する等、他の制御系に手を加える必要がないの
で、各ユニット(焼付処理部12、搬出ユニット56、プロ
セッサ部14、乾燥部16)を独立して組み付けることがで
き、組み付け作業性も向上する。
なお、本実施例では、印画紙18の搬送間隔時間の変更
を搬出ユニット56において行ったが、プロセッサ部14と
乾燥部16との間に新たなストック部を設けてもよい。但
し、本実施例のようにプロセッサ部14と、乾燥部16とが
隣接しているような場合は、プロセッサ部14での各処理
時間に変更をきたさないようにするため、搬出ユニット
56でインタバルをとるのが最適である。
また、印画紙18のサイズをパルスモータ34、36の駆動
パルス数に基づいて得るようにしたが、カッタユニット
54の上流側近傍にラインセンサ等を設置して幅寸法を検
出し、搬送速度との積によりサイズを検出するようにし
てもよい。
なお、本発明は、上記実施例で説明した写真処理装置
10以外に、第4図に示されるような所謂プリンタプロセ
ッサ10Aにも適用可能である。
すなわち、第3図に示される如く、プリンタプロセッ
サ10Aでは、一定の幅寸法(例えば6インチ幅)の印画
紙134がロール状に巻き取られて収容されているマガジ
ン136から印画紙134を引出し、焼付処理部138において
複数回の焼付処理を連続して行って、一定の長さとなる
まで下流側に設置されているリザーバ部140に貯めてお
き、一定の長さ以前に焼付けが終了した場合は、リザー
バ部140の直前のカッタ148で切断し、或いは一定の長さ
となった時点で印画紙138をリザーバ部140の直後のカッ
タ150で切断してプロセッサ部142へ搬送し、次いで乾燥
部144へ搬送する構造となっている。
このプリンタプロセッサ10Aでは、リザーバ部140に貯
めておける印画紙134の長さに応じて間隔時間を設定し
てやればよい。
例えば、リザーバ部140でのストック長さが3mの場合
は1分間隔、6mの場合は2分間隔、12mの場合は4分間
隔とすることにより、確実に乾燥処理を行うことができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る写真処理装置の乾燥制
御方法では、感光材料のサイズに応じて乾燥部内へ送り
込む間隔時間を変更することにより、感光材料のサイズ
に拘らず、適正な乾燥処理を行うことができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明は適用可能な写真処理装置の概略構成
図、第2図は制御フローチャート、第3図はプリンタプ
ロセッサの概略図である。 10……写真処理装置、 12……焼付処理部、 14……プロセッサ部、 16……乾燥部、 18……印画紙(感光材料)、 38……メイン制御部、 56……搬出ユニット、 64……搬出ユニット制御部、 114……ファン、 116……ヒータ、 122……マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料へ画像を焼付ける焼付処理部、画
    像焼付後の感光材料を現像、定着、水洗の各処理を行う
    プロセッサ部及びプロセッサ部の各処理後に感光材料を
    乾燥する乾燥部を備えた写真処理装置における感光材料
    の搬送制御により乾燥状態を制御する写真処理装置の乾
    燥制御方法であって、 前記焼付処理部での感光材料処理面積の上限を定めてお
    き、この上限以下の面積となるように感光材料を切断
    し、切断された感光材料の処理面積に応じた時間間隔で
    乾燥部へ送り込むことを特徴とする写真処理装置の乾燥
    制御方法。
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