JP2802964B2 - 薬剤分包機 - Google Patents

薬剤分包機

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は調剤された薬剤を分包する薬剤分包機に関
するものである。
[従来の技術] 一般に、薬剤分包機、たとえば散薬分包機は、医師の
処方箋に基づいて患者に投薬すべき散薬を、1回服用分
ずつ分包するものであるが、そのためには、散薬分包機
で分包すべき1処方分の散薬を、分包に先立って、作業
者があらかじめ調剤(秤量)しなければならない。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、作業者が調剤(秤量)作業を行って、
分包すべき1処方分の散薬を調剤し終わっても、散薬分
包機が、先行する散薬の分包動作中である間は、調剤し
終わった散薬を散薬分包機のフィーダに投入することが
できない。
しかも、作業者による調剤(秤量)作業に必要な時間
と、散薬分包機による分包作業に必要な時間とを比較す
ると、分包数にもよるが、一般的には、調剤作業の所要
時間の方が短い場合が多い。
そのため、作業者が、仮に、散薬分包機による分包作
業の進行状況を無視して、自らのペースでつぎつぎと散
薬の調剤作業を行ったのでは、調剤し終わって分包待ち
の散薬がつぎつぎに溜ってしまうことになり、これらの
散薬が、たとえば調剤台に置かれたままでは、その後の
調剤作業がやりにくくなるばかりでなく、分包待ちの散
薬の順番があいまいになって、散薬が、調剤された順序
にしたがって分包されない場合も生じることが避けられ
ず、結果として、処方の取り違えの発生を完全に防止す
ることができない。
一方、作業者が、散薬分包機による先行した散薬の分
包作業が終了するのを待って、それから、つぎに分包す
べき散薬の調剤作業を開始したのでは、調剤作業に要す
る時間だけ、散薬分包機が停止してしまうことになる。
したがって、多くの処方箋を受け付けてそれらを最短
時間で処理するために散薬分包機を休みなく稼働させよ
うとすれば、作業者は、散薬分包機による先行した散薬
の分包作業の進行状況につねに注意を払いながら、つぎ
に分包すべき散薬の調剤作業を行ったり、調剤作業を一
時中断して他の作業を行ったりしなければならず、その
結果、煩わしくて不便であるうえ、散薬の調剤作業も、
その中断中に行う他の作業も、いずれも、能率よく処理
することができない等の問題点があった。
この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決して、
薬剤分包機で分包すべき薬剤の調剤作業を、作業者が、
薬剤分包機による分包作業の進行状況によらずに、自ら
のペースで自由に行うことのできる薬剤分包機を提供す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記目的を達成するため、調剤された薬
剤を分包する薬剤分包機において、調剤された薬剤を多
数箇所に区分してストックするストック手段と、先行す
る分包動作の終了に伴って前記ストック手段にストック
されている薬剤を、ストック順にしたがって順次分包す
る手段とを有し、前記ストック手段は、受け入れ位置の
区分箇所に加えて任意の区分箇所にも薬剤を受け入れら
れるようになったものである。
[作用] この発明は上記手段を採用したことにより、作業者
は、調剤作業を終了した分包待ちの薬剤をストック手段
にストックすれば、つぎの薬剤の調剤作業を支障なく行
うことができ、一方、ストック手段にストックされた薬
剤は、先行する分包動作の終了にともなって、順次分包
されることとなる。
[実施例] 以下、図面に示すこの発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例を示し、1は散薬を調剤
(秤量)する調剤装置、2は調剤された散薬を分包する
散薬分包機、3は散薬分包機2に設けられたストック装
置である。
第2図に示すように、調剤装置1は、散薬が収容され
た装置びん4を識別する識別器5と、装置びん4から取
り出された散薬を秤量する秤量器6と、識別器5によっ
て識別された装置びん4に対応した薬品名、および、秤
量器6による秤量値を記録するプリンタ7とを具え、識
別器5およびプリンタ7は、表示器8および操作キー群
9とともに、装置本体10に設けられ、この装置本体10
に、秤量器6および薬品名登録用キーボード11が接続さ
れている。
識別器5は、装置びん4が載せられると、その有無
(載せられたか取り去られたか)を認識するとともに、
その装置びん4の識別データ(薬品名)を検出して、表
示器8に表示するようになっている。
秤量器6は、表示器12、ゼロ点キー13および風袋引キ
ー14を具え、調剤時には、紙を載せて風袋引キー14を操
作したのち、負荷される重量を秤量して、その秤量中の
変動する秤量値を表示器12で表示し、安定したらその秤
量値を装置本体10の表示器8に表示し、また、秤量され
た散薬が紙ごと取り去られて秤量値がマイナスになる
と、プリンタ7を作動させるようになっている。
プリンタ7は、識別器5が、装置びん4が取り去られ
たことを認識したとき、その装置びん4の薬品名を自動
的に印字出力し、続いて、その装置びん4から取り出さ
れて秤量された散薬が、紙ごと秤量器6から取り去られ
て秤量値がマイナスになったとき、マイナスになる前に
安定した秤量値を自動的に印字出力するか、あるいは、
識別された装置びん4から取り出され、秤量器6で秤量
された散薬が、紙ごと秤量器6から取り去られて秤量値
がマイナスになったとき、識別器5が識別した薬品名
と、マイナスになる前に安定した秤量値とを自動的に印
字出力するようになっている。
さらに、装置本体10には、多数の装置びん4、4、…
に対応した薬品名をストアするメモリ15と、表示器8に
表示された薬品名、秤量値を一時的にストアするメモリ
16と、各部を制御するCPU17とが設けられている。
そして、このような調剤装置1は、その使用に先立
ち、薬品名登録用キーボード11を利用して、あらかじめ
薬品名を登録しておくものである。
散薬分包機2は、分包すべき散薬がそれぞれ投入され
る2つのフィーダ21a、21bと、フィーダ21a、21bに投入
された散薬をそれぞれ分割する2つの分割装置22a、22b
と、分割された散薬を1包ずつ包装する包装装置23とを
具えている。
ストック装置3は、調剤装置1で調剤された散薬を、
適宜の容器31、31、…に順次収容して、先行する散薬の
分包作業が終了するまで、一時ストックしておくもので
あり、調剤装置1に隣接して第1図左端に配置された受
け入れ位置から、散薬分包機2のフィーダ21aに対応し
て第1図右端に配置された取り出し位置まで、一方向に
循環して容器31、31、…を搬送するコンベヤ32によって
構成されている。
コンベヤ32は、容器31を1個ずつ載置可能な大きさに
区画されていて、各区画室33には、容器31の有無を検出
する適宜の検出装置を設けることが好ましい。
これらの検出装置としては、たとえば、区画室33内を
横切る光路を有するホトインタラプタを使用することが
でき、その光路が遮光されることによって、容器31の存
在を確認することが可能である。
受け入れ位置は、調剤装置1に最も近いため、調剤済
み散薬が収容された容器31を載置するのに最も適した場
所であるが、もしこの位置の区画室33に、調剤済み散薬
が収容された他の容器31が既にあるときは、それより上
流側の区画室33、33、…に、容器31を順次載置すること
ができるものである。
また、取り出し位置は、容器31からそれに収容された
調剤済み散薬を取り出す場所であり、コンベヤ32の作動
にともなって、取り出し位置まで搬送された区画室33に
ある容器31をハンドリングして、それに収容された調剤
済み散薬をフィーダ21aに投入するロボットアーム34が
設けられている。
つぎに上記のものの作用について説明する。
まず、調剤装置1を使用して、必要な散薬の調剤(秤
量)作業を行う。
すなわち、調剤する散薬の装置びん4を識別器5に載
せると、それに対応した薬品名(たとえば「ジコシン
散」)がメモリ15から読み出されて、表示器8に表示さ
れ、続いて、装置びん4を識別器5から取り去ると、表
示器8から薬品名(「ジコシン散」)の表示が消え、こ
のとき、プリンタ7が作動して、その薬品名(「ジコシ
ン散」)を自動的に印字出力するか、または、印字出力
しない場合がある。
つぎに、秤量器6に紙を載せて風袋引キー14を操作し
たのち、前記の装置びん4から散薬を取り出して、時々
刻々変化する表示器12の秤量値を見ながら紙の上に載せ
ていき、所望の秤量値に達したら、散薬を載せる作業を
停止する。
すると、表示器12の秤量値が安定するとともに、それ
と同一の秤量値(たとえば「23.3g」)が表示器8にも
表示される。
続いて、秤量器6上の散薬を紙ごと取り去ると、表示
器12の秤量値がマイナスになるとともに、表示器8から
秤量値(「23.3g」)の表示が消え、このとき、プリン
タ7が作動して、前記の識別器5から装置びん4が取り
去られたとき、その薬品名(「ジコシン散」)を既に印
字出力してある場合は、安定した秤量値(「23.3g」)
のみを自動的に印字出力し、また、前記の識別器5から
装置びん4が取り去られたとき、その薬品名(「ジコシ
ン散」)を印字出力してない場合は、その薬品名(「ジ
コシン散」)と、安定した秤量値(「23.3g」)との両
者を自動的に印字出力する。
このようにして調剤作業が終了したら、作業者は、そ
の調剤済み散薬を容器31に収容したうえ、散薬分包機2
の作動状況を考慮する必要がまったくないまま、受け入
れ位置の区画室33に載置する。
また、受け入れ位置の区画室33に、調剤済み散薬が収
容された他の容器31が既にあるときは、それより上流側
の区画室33、33、…に、容器31を順次載置する。
すると、この容器31は、コンベヤ32の作動にともなっ
て取り出し位置まで搬送され、散薬分包機2による先行
した散薬の分包動作が終了するのを待って、ロボットア
ーム34によりハンドリングされて、それに収容された調
剤済み散薬がフィーダ21aに投入されることとなる。
フィーダ21aに投入された散薬は、フィーダ21aから分
割装置22aに供給され、分割装置22aで1回服用分ずつ分
割されたうえ、包装装置23によって1包ずつ分包される
こととなる。
一方、散薬分包機2のフィーダ21bは、容器31、31、
…に収容されてコンベヤ32の区画室33、33、…で順番に
待機している散薬より先に、割り込んで分包すべき散薬
が調剤されたとき、その割り込むべき散薬を投入するの
に適しており、フィーダ21bに散薬が投入されたとき
は、そのとき実行中の分包動作が終了したら、フィーダ
21aおよび分割装置22aに優先して、フィーダ21bおよび
分割装置22bを作動させるように構成しておくことによ
って、割り込み動作が確実に実行されることとなる。
第3図はこの発明の他の実施例を示し、1は散薬を調
剤(秤量)する調剤装置、2は調剤された散薬を分包す
る散薬分包機、3は散薬分包機2に設けられたストック
装置である。
調剤装置1は、第2図に示すものと同様のものである
ので、その構成についての詳細な説明は省略することと
する。
散薬分包機2も、第1図に示すものと同様のものであ
るので、その構成についての詳細な説明は省略すること
とする。
ストック装置3は、調剤装置1で調剤された散薬を、
適宜の容器31、31、…に順次収容して、先行する散薬の
分包作業が終了するまで、一時ストックしておくもので
あり、調剤装置1に隣接して第1図左端に配置された受
け入れ位置から、散薬分包機2のフィーダ21a、21bに対
応して第1図右端に配置された取り出し位置まで、それ
ぞれ一方向に循環して容器31、31、…を搬送するコンベ
ヤ32a、32bによって構成されている。
コンベヤ32a、32bは、容器31を1個ずつ載置可能な大
きさに区画されていて、各区画室33a、33bには、容器31
の有無を検出する適宜の検出装置35a、35bが設けられて
いる。
これらの検出装置35a、35bとしては、たとえば、区画
室33a、33b内を横切る光路を有するホトインタラプタを
使用することができ、その光路が遮光されることによっ
て、容器31の存在を確認することが可能である。
受け入れ位置は、調剤装置1に最も近いため、調剤済
み散薬が収容された容器31を載置するのに最も適した場
所であるが、もしこの位置の区画室33a、33bに、調剤済
み散薬が収容された他の容器31が既にあるときは、それ
より上流側の区画室33a(、33a、…)、33b(、33b、
…)に、容器31を順次載置することができるものであ
る。
また、取り出し位置は、容器31からそれに収容された
調剤済み散薬を取り出す場所であり、コンベヤ32a、32b
の作動にともなって、取り出し位置まで搬送された区画
室33a、33bにある容器31をハンドリングして、それに収
容された調剤済み散薬をフィーダ21a、21bに投入するロ
ボットアーム34a、34bが設けられている。
各検出装置35a、35bは、制御装置36に接続され、制御
装置36は、検出装置35a、35bの検出順、すなわち、区画
室33a、33bごとの容器31の載置順をつねに把握するとと
もに、ロボットアーム34a、34bの作動によって、収容さ
れた調剤済み散薬を既にフィーダ21a、21bに投入した容
器31については、順番待ち行列から排除するようになっ
ている。
さらに、コンベヤ32a、32bの各区画室33a、33bには、
検出装置35a、35bがその存在を確認している容器31が、
順番待ちのものであるか否かを作業者に示す適宜の表示
装置37a、37bが設けられている。
これらの表示装置37a、37bとしては、たとえば、区画
室33a、33b内の容器31が、未だロボットアーム34a、34b
によって投入動作が行われず、調剤済み散薬を収容して
いる間は、点灯し続け、また、ロボットアーム34a、34b
の作動によって、制御装置36における順番待ち行列から
排除されたときは、消灯するようになったLEDを使用す
ることができ、その点灯または消灯によって、容器31が
順番待ちのものであるか否かを作業者に示すことが可能
である。
そのため、作業者は、調剤済みの散薬を収容した容器
31を、コンベヤ32a、32bの空いている区画室33a(、33
a、…)、33b(、33b、…)のどれにでも自由に載置す
ることができ、また、表示装置37a(、37a、…)、37b
(、37b、…)が消灯している区画室33a(、33a、
…)、33b(、33b、…)からは、容器31を自由に取り出
すことができるものである。
一方、調剤済みの散薬を収容した容器31が、区画室33
a(、33a、…)、33b(、33b、…)にいかなる順番で載
置されていても、制御装置36は、先行してフィーダ21
a、21bに投入された散薬の分包動作が終了したことを受
けて、つねに、その時点で先頭の順番にある容器31を選
択し、その容器31を取り出し位置まで搬送させて、ロボ
ットアーム34aまたは34bの作動によって、その容器31に
収容された調剤済み散薬を、フィーダ21aまたは21bに投
入することができるものである。
つぎに上記のものの作用について説明する。
まず、調剤装置1を使用して、必要な散薬の調剤(秤
量)作業を行う。
すなわち、調剤する散薬の装置びん4を識別器5に載
せると、それに対応した薬品名(たとえば「ジコシン
散」)がメモリ15から読み出されて、表示器8に表示さ
れ、続いて、装置びん4を識別器5から取り去ると、表
示器8から薬品名(「ジコシン散」)の表示が消え、こ
のとき、プリンタ7が作動して、その薬品名(「ジコシ
ン散」)を自動的に印字出力するか、または、印字出力
しない場合がある。
つぎに、秤量器6に紙を載せて風袋引キー14を操作し
たのち、前記の装置びん4から散薬を出して、時々刻々
変化する表示器12の秤量値を見ながら紙の上に載せてい
き、所望の秤量値に達したら、散薬を載せる作業を停止
する。
すると、表示器12の秤量値が安定するとともに、それ
と同一の秤量値(たとえば「23.3g」)が表示器8にも
表示される。
続いて、秤量器6上の散薬を紙ごと取り去ると、表示
器12の秤量値がマイナスになるとともに、表示器8から
秤量値(「23.3g」)の表示が消え、このとき、プリン
タ7が作動して、前記の識別器5から装置びん4が取り
去られたとき、その薬品名(「ジコシン散」)を既に印
字出力してある場合は、安定した秤量値(「23.3g」)
のみを自動的に印字出力し、また、前記の識別器5から
装置びん4が取り去られたとき、その薬品名(「ジコシ
ン散」)を印字出力してない場合は、その薬品名(「ジ
コシン散」)と、安定した秤量値(「23.3g」)との両
者を自動的に印字出力する。
このようにして調剤作業が終了したら、作業者は、そ
の調剤済み散薬を容器31に収容したうえ、散薬分包機2
の作動状況を考慮する必要がまったくないまま、受け入
れ位置の区画室33aまたは33bに載置する。
また、受け入れ装置の区画室33a、33bに、調剤済み散
薬が収容された他の容器31が既にあるときは、それより
上流側の区画室33aまたは33bに、容器31を順次載置す
る。
すると、この容器31は、コンベヤ32aまたは32bの作動
にともなって取り出し位置まで搬送され、散薬分包機2
による先行した散薬の分包動作が終了するのを待って、
ロボットアーム34aまたは34bによりハンドリングされ
て、それに収容された調剤済み散薬がフィーダ21aまた
は21bに投入されることとなる。
フィーダ21aに投入された散薬は、フィーダ21aから分
割装置22aに供給され、分割装置22aで1回服用分ずつ分
割されたうえ、包装装置23によって1包ずつ分包される
こととなる。
また、フィーダ21bに投入された散薬は、フィーダ21b
から分割装置22bに供給され、分割装置22bで1回服用分
ずつ分割されたうえ、包装装置23によって1包ずつ分包
されることとなる。
なお、上記実施例では、ストック装置3として、コン
ベヤ32およびコンベヤ32a、32bを例示したが、これに限
定するものでなく、また、調剤装置1は上記実施例のも
のに限定するものでなく、さらに、散薬分包機2も上記
実施例のものに限定するものでない。
また、第1図に示す実施例では、フィーダ21bおよび
分割装置22bを割り込み用のものとしたが、これに限定
するものでない。
また、第3図に示す実施例では、ストック装置3のコ
ンベヤ32a、32bを、互いに区別なく使用するようにした
が、これに限定するものでなく、たとえば、コンベヤ32
aを通常の散薬のストック用として使用し、コンベヤ32b
を割り込み用の散薬のストック用として使用することも
できる。
さらに、上記実施例では、散薬について説明したが、
これに限定するものでなく、たとえば、水剤その他適宜
の薬剤に適用することができ、その他この発明は上記実
施例の種々の変更、修正が可能であることはいうまでも
ない。
[発明の効果] この発明は、上記のように構成したので、作業者は、
調剤作業を終了した分包待ちの薬剤をストック手段にス
トックすれば、次の薬剤の調剤を支障なく行うことがで
き、しかも、先にストックされた薬剤が受け入れ位置に
あるような場合でも次の薬剤を別のところにストックす
ることができ、一方、ストック手段に順次ストックされ
た薬剤は、先行する分包動作の終了にともなって、スト
ック順に順次分包することができ、そのため、薬剤分包
機で分包すべき薬剤の調剤作業を、作業者が、薬剤分包
機による分包作業の進行状況によらずに、自らのペース
で自由に行うことができる等のすぐれた効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す説明図、第2図は調
剤装置のブロック図、第3図はこの発明の他の実施例を
示す説明図である。 1……調剤装置、2……散薬分包機 3……ストック装置 4……装置びん、5……識別器 6……秤量器、7……プリンタ 8……表示器、9……操作キー群 10……装置本体 11……薬品名登録用キーボード 12……表示器、13……ゼロ点キー 14……風袋引キー、15……メモリ 16……メモリ、17……CPU 21a、21b……フィーダ 22a、22b……分割装置 23……包装装置 31……容器 32、32a、32b……コンベヤ 33、33a、33b……区画室 34、34a、34b……ロボットアーム 35a、35b……検出装置 36……制御装置 37a、37b……表示装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調剤された薬剤を分包する薬剤分包機にお
    いて、調剤された薬剤を多数箇所に区分してストックす
    るストック手段と、先行する分包動作の終了に伴って前
    記ストック手段にストックされている薬剤を、ストック
    順にしたがって順次分包する手段とを有し、前記ストッ
    ク手段は、受け入れ位置の区分箇所に加えて任意の区分
    箇所にも薬剤を受け入れられるようになっていることを
    特徴とする薬剤分包機。
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