JP2801912B2 - 自動車懸架装置用緩衝器 - Google Patents

自動車懸架装置用緩衝器

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JP2801912B2 JP62327544A JP32754487A JP2801912B2 JP 2801912 B2 JP2801912 B2 JP 2801912B2 JP 62327544 A JP62327544 A JP 62327544A JP 32754487 A JP32754487 A JP 32754487A JP 2801912 B2 JP2801912 B2 JP 2801912B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の懸架装置用緩衝器に関する。本発明
の緩衝器は、緩衝器の機能を最高のものにするように車
両の懸架装置に加わる荷重を補整可能にする装置を包含
する。 〔従来の技術〕 仏国特許第7434286号及び第7802054号には圧縮運動速
度が所定の限界値を越えた時に緩衝力を減少させるよう
にした緩衝器が記載されている。このために、該特許に
記載されている緩衝器は、所定速度を越える急激な圧縮
運動時に、シリンダ内のピストンによって画定される2
つの室相互間の液体通路を開口可能な制御弁を包含す
る。制御弁は可動ピストンに直接取付けるのが望まし
く、この場合、緩衝器は単一管型式のものである。別の
実施例においては、制御弁は、シリンダを包囲する補助
円筒管内部に取付けた固定ブロック内に配置可能であ
り、従って緩衝器は双管型式のものである。 好適実施例においては、緩衝器は変形可能な弾性部材
を介して取付ける。かかる改良型によって、ロッドの単
位時間当りの移動速度増加が極めて大きい時、弾性部材
はまず圧縮されるが、シリンダ内に沈めた部材の容積が
増加するので、緩衝力は所定の最大値に達する前に制御
弁によって制御される。 前述の緩衝器は、車の懸架装置に加わる荷重の変化を
考慮するような装置を包含しないので該緩衝器の機能は
混乱することになる。 更に、既知の自動車の緩衝器の荷重補整装置は、緩衝
器が内部を移動可能なように緩衝器の外側にガス容積部
を設けてばねを形成している。従って荷重を補整するた
めに、地面に対する車両フレームの高さを適当なピック
アップによって決定し、例えばタンクを備えているか又
は備えていない放出装置及びポンプによってガス容積部
の圧力を変え、地面に対する車両フレームの高さを一定
に保持するように制御しなければならない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、所定の圧縮速度を越える緩衝力を減
少させる機能的特性を考慮して、車両に加わる荷重とは
関係なく一定の機能特性を有する緩衝器を提供すること
である。かくて懸架装置の特性は例えば車の通路や運搬
する荷物の数に作用させることはない。 同様に本発明の目的は、緩衝器のピストンが急激に圧
縮運動する時に緩衝力を減少させるように基準室内の流
体のほぼ一定の圧力作用を受ける制御弁を包含する前記
型式の緩衝器に荷重補整装置を特別な方法で取付けるこ
とである。 更に本発明の目的は、突然の圧縮運動時に緩衝装置の
有効容積を減少させて制御弁を開口させる弾性エレメン
トを包含するような荷重補整装置を前記型式の緩衝器に
特別な方法にて取付けることであり、この場合該車両の
荷重補整装置は該弾性エレメント上に生じる応力を均一
にするか又は緩衝器の機能に働きかけるように該弾性エ
レメントの変形特性を変えることが可能なことを特徴と
する。 同様に本発明の目的は、ばねなしの自動車の懸架装置
のために荷重を補整するようにした懸架装置と一体化し
た緩衝装置を使用することである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明による自動車の懸架装置用緩衝器は、液圧流体
を入れたシリンダと、該シリンダ内に第1室と第2室と
を設けるロッドによって作動するピストンとを包含し、
該第2室には該ロッドを配置する。加圧液体タンクは区
画を介して第1室と連通可能である。緩衝器内に取付け
られた制御弁は突然の圧縮運動時に第1室と第2室との
間の液体通路を開口可能であり、該制御弁は第1室内の
加圧液体の圧力を受けて開口し、又制御弁と共に可動な
壁を有する基準室内の流体のほぼ一定の圧力と戻しばね
との作用を受けて閉鎖される。緩衝器は更にそれのロッ
ドと連結し、密閉状態にて緩衝器を包囲する外側補整ケ
ーシングを包含し、この場合該ケーシングは導管を介し
て外部の可変圧力源と連結する。緩衝器は更にシリンダ
を固定するための弾性部材を包含する。該弾性部材は、
緩衝器の有効容積部を減少させて突然の圧縮運動時に制
御弁を開口させるように緩衝器の内部に固定される。か
かる状態にて、前述の如き圧縮運動時に、弾性部材の変
形作用で制御弁を開口させるという簡単なことで緩衝力
が減少する。タンクと連通する外側補整ケーシング内の
ガス圧は弾性部材にも作用するので、緩衝器に取付ける
弾性部材に生じる応力を同一の割合で変えることなく車
両に加わる荷重の関数として多かれ少なかれかなりの補
整が得られる。加圧液体の圧力が生じる弾性部材の受圧
面積を適当に選択することによって、タンクと連通する
補整ケーシング内のガス圧で弾性部材上に生じる応力を
所定の値にすることも可能である。かくて、タンク内の
加圧液体の応力が生じる弾性部材の受圧面積と補整ケー
シングの有効断面積とを等しくしてもよいし、いずれか
を大きくしたり小さくしたりすることが出来る。かく
て、弾性部材の特性曲線を変えることによって緩衝器組
立体の機能を変えることが可能になり、この作業は外側
補整ケーシングとタンク及び基準室を連通させるだけで
充分である故に極めて簡単である。 好適実施例において、基準室内の流体はガスで、加圧
液体のタンクは、場合に応じて可撓膜又は可動ピストン
によって液体から分離したガスをも包含する。従って外
部補整ケーシングと、タンクと、基準室とは連通する。 別型にて、外側補整ケーシングの第1部分には、外部
装置の作用で圧力が可変のガスを入れ、第2部分には、
場合によっては可撓膜又は可動ピストンによってガスと
分離させたた加圧液体を入れる。補整ケーシングの第2
部分には加圧液体タンクと連通する。制御弁に作用する
基準室は外側補整ケーシングの第1部分と連通するか又
は第2部分と連通可能である。従って基準室は、ガスか
又は液体を包含し、該ガス又は液体は各々の圧力によっ
て限定され、基準圧力が制御弁に作用する。 本発明による緩衝器をマックファーソン型の懸架装置
に適用する場合、支柱軸に対する車輪の転移による復元
偶力を補整可能な偶力が生じるように、補整ケーシング
の有効区画の軸に対して弾性部材を偏心取付けすること
も考えられる。 外側補整ケーシングと緩衝器との間の密閉は、該ケー
シングに対する緩衝器の相対並進移動を可能にする円形
シール輪によって確実なものになる。 好適実施例においては2個のシール輪を使用して相互
間に自由間隙を設けて加圧液体を充填し、外部補整ケー
シングと連通させる。かくて、補整ケーシングと前記環
状間隙を分離するシール輪の各側に生じる圧力は完全に
均一化されるので、該シール輪の機能は著しく改良され
る。 同様に外側補整ケーシングは、密閉状態にて緩衝器に
固定した開口端を有する伸縮しない可撓継手によって構
成可能であり、荷重の補整時にそれ自体転動可能な別型
もある。 〔作用及び実施例〕 本発明の他の特徴及び利点は本発明の非制限実施例を
示す添附の図面を参照して以下に詳述する。 第1図に示す如く、本発明の緩衝器は、シリンダ2の
内部を摺動し、シリンダ内部にピストン1の底側にある
第1室2aとピストン1と連結するロッド3を閉じ込める
第2室2bとを画定する。シリンダ2の下端は、ピストン
のロッド3が内部を貫通して摺動するシール輪5aを備え
る中央中ぐり部を包含する閉鎖部材5と連結する。ロッ
ド3の下端に配置した係止環6は、例えば図示しない車
の懸架装置のアーム又は車輪にロッド3を固着すること
を可能にする。同様に玉継手による取付けも考えられ
る。緩衝器は下方に配置したロッドと共に作動する。 シリンダ2の上端部は、エラストマ又は同様な材料よ
り成る弾性パッドによって閉鎖され、該パッドはシリン
ダ2の内壁と連結し、液圧流体タンク11を内部に固定し
た中央中ぐり部を有する。該タンクの上部12は末広がり
になり、ねじ15によって自動車のフレーム14への固着を
可能ならしめるフランジ13を包含する。上部にて、タン
ク11はガス16を閉じ込め、液体の高さは番号17で示す。
ガス16は第1図に示す如く液体と直接に接触可能である
か又は可撓膜或いは浮動ピストンの如き適当な装置によ
って分離可能である。 分離エレメント18はタンク11の内部に固定されて、第
1室といわゆるタンク11との分離を目的とする。分離エ
レメント18は、弾性環21によって閉鎖可能なほぼ軸方向
の通路20を包含し、該弾性環は逆流阻止弁の役割を果
し、タンク11から第1室2aまでの液体の循環を可能なら
しめるようにばね22によって上方への物理的力を受け
る。更に分離エレメント18は、逆方向への液体循環を可
能にするように決定した強度の逆流阻止弁24と協働する
ほぼ軸方向への通路を包含する。 逆流阻止弁21は、タンク11から第1室2aへの液体の通
路に対して僅かな抵抗しか受けないような可撓性を有す
るように選択される。逆流防止弁24の強度は、以下にて
詳述するようにロッド3の圧縮運動時における緩衝器の
機能を確実ならしめるようにより大きなものに選択され
る。 ピストン1は、中央芯部25を有する中空部材の形態を
有し、この場合該芯部はロッド3のねじ切り端26を受け
るねじ立て部を備え、相互間に加圧液体用の自由通路を
設ける半径方向リブ27によってピストン1の側壁と連結
する。更にピストン1の中央芯部25は、それと連結する
環状継手29によって側方向に画定される基準室28の役割
を果すハウジングを有する。基準室28には、第1図に示
す実施例の場合はほぼ一定圧力のガスである流体を充填
する。基準室28の上部は、ハウジング28の内部を密閉方
向にて摺動可能な補助ピストン31の形をとる制御弁30の
下面によって可動するように画定される。同様に制御弁
30は、制動つば34によってピストン1の側壁に固定した
環33と連結する支持面と上面が密着する比較的直径の大
きな上板32を有する。 制御弁30は、環33の支持面に対して閉鎖する方向にお
いて、ばね35の作用を受けるが、この場合該ばねは、一
方ではピストン1の中央芯部25の縁に支持され、他方で
は制御弁30の下部31を包囲する環状キャップ36に支持さ
れる。制御弁30の板32は、装置の軸に対して傾斜し、第
1室2aと第2室2bとの間に液体の限定通路を設けるよう
にばね35及びキャップ36によって板32の下面に対して保
持される逆流阻止弁38と協働する穿孔部37を有する。同
様に環33は、第2室2bから第1室2aへの液体の限定通路
を設けるように環33と制動つば34との間に締付けにより
保持される逆流阻止弁40と協働する穴あけ部39を包含す
る。 図示の実施例の場合、補助的に限定する弁41は、制御
弁30に対向するピストン1の前端部に隣接して取付け
る。弁41は薄い可撓環状部材で構成され、第2室2bの方
向にてピストン1の内部スペース10から第1室2aの液体
を制限して通過させるようにピストン1の側壁に設ける
縁42に外周部が支持されているだけである。弁41の内周
部は、ピストン1の中央芯部25にねじ締めしたナット43
により構成される縁に支持される。 従って、第2室2bから内部スペース1aへの液体の通過
が制限可能となる。弁41は2つの方向にて、すなわち外
周部との隣接部と内周部との隣接部とで交互に開口する
ように作動可能である。 基準室28は、ロッド3の下端部とオリフィス45を介し
て連結する可撓管路44によってタンク11の上部と連通
し、該ロッド3はそれの全長に渡って形成されて基準室
28を通る軸方向穿孔部3bを有する。 補助円筒管46は外側補整ケーシングを構成し、例えば
47にて溶接することによってロッド3の下端部に固着さ
れる。補整ケーシング46の下部は補整室48を画定し、該
室の内部にはシリンダ2を移動させることができる。補
整ケーシング46に対するシリンダ2の摺動運動は、2個
のシール輪49,50によって確実に密閉され、該シール輪
は外側補整ケーシング内に固定取付けされるか又はそれ
とは反対にシリンダ2の外周部に取付けられるが、その
場合補整ケーシング46の内壁は相応するように機械加工
される。同様に、管46にシール輪49を固定し、シリンダ
2の外部にシール輪50を固定してもよい。当然のことな
がら、例えば単一のシール輪を使用する等、確実に密閉
可能でさえあれば別の実施例も可能である。 オリフィス51は軸方向穿孔部3bと補整室48とを連通さ
せる。更に、導管52はタンク11の上方帯域16を貫通し、
図示しない外部可変圧力源と連結する。 かくて、タンク11の上部16内と、補整室48内と、基準
室28内の圧力は等しいことがわかる。結局、緩衝器の前
記部分は全て導管44と、軸方向穿孔部3bと、オリフィス
51とを介して相互に連通する。 該ガスの圧力変化は、例えば地面に対する車両フレー
ムの高さをとらえる装置およびポンプ装置を包含する車
両の荷重の補整装置によって制御可能である。 外部補整ケーシング46とシリンダ2との間の密閉は、
2個のシール輪49,50相互間に設ける環状スペースに加
圧流体を充填し、導管53によって補整室48の下方帯域と
連通させることによって第1図の実施例のものを更に改
良可能である。この場合、シール輪50の密閉効果を著し
く改良するためにシール輪の上面と下面との圧力を釣り
合わせる。更に上方シール輪49の密閉性は、最も大きな
圧力を受ける面を液体に浸すことによって改良すること
もできる。 第1図の緩衝器の作動時にて、制御弁30は次の異なる
4つの力の作用を受ける。 −弁30を閉鎖させるばね35の力 −制御弁30を開口する方向にて該弁の板32の表面に作用
する室2a内の圧力 −補助ピストン31の表面に作用し、制御弁30を閉鎖する
ことになる基準室28内のガスのほぼ一定な圧力 −最後に板32の残りの下面に作用して制御弁30を閉鎖す
ることになる液体の圧力 ロッド3の圧縮速度が遅い場合、加圧液体は穿孔部3
7、逆流阻止弁38及び外側周辺部付近にて開口する補助
弁41を通って室2aから室2bに通過可能である。ロッドの
圧縮速度が所定の限定値、すなわち第1室2a内の圧力の
限定値に等しい値を越えると、弁30は開口し、第1室2a
からの液体をはるかに多く通過させる。更に液体は補助
弁41によって構成される制限部を通過しなければなら
ず、緩衝力はゼロの値まで減少せずに、弁41の強度に応
じて例えば緩衝力の最小値を、制御弁30が開口する以前
の緩衝力の最大値の約3分の1又は4分の1を保持する
ように選択可能である。当然のことながら、前述のこと
が無用の場合もある。その場合は補助弁41を使用しない
ですむ。 シリンダ2内にてロッド3を浸す量の補助液体は通路
23によって、及び逆流阻止弁24で画定される制限部を介
してタンク11の方へ出ることがわかる。実際制御弁の開
口時におけるロッドの押込み力の値及び制御弁30の制御
圧力は該弁24の剛性に相応する。弁24の剛性が高ければ
高い程、弁が開口する時のロッド3の圧縮速度は低くな
る。 弛緩に相当するロッド3の逆運動時にて、加圧液体
は、補助弁41の内周部と逆流阻止弁40と協働して制限部
を画定する通路39とを介して第2室2bから第1室2aに到
る。同時に、タンク11内にある液体の部分は通路20と、
逆流阻止弁21によって構成される制限部を通る。弛緩特
徴をより優れたものにするために比較的可撓性の高い逆
流阻止弁21を設けることが望ましい。 緩衝器が急激な圧縮を受けると、先ず弾性パッド10は
変形し、ロッド3のあらゆる圧縮移動の前に第1室2aの
有効容積が減少するので室2a内の圧力は増加し、制御弁
30にすぐ作用する。 車両に加わる荷重が変化する時、すなわち車両14のフ
レームと係止輪6との間隔が変化する時、緩衝器の作動
特徴を本質的に一定に保持可能であることが望ましい。
導管52を介して作用することが荷重補整装置の目的であ
る。かくて例えば車両に加えられる荷重が増加すると、
導管52により運ばれるガスの圧力が増加する。従って、
緩衝器内の圧力、すなわちタンク11の上部16内と、補整
室48内と、基準室28内との圧力が同時に増加する。補整
室48内の圧力増加によって、シリンダ2上の空気ばねの
効果は車両に加えられる荷重の大きさとは関係なくほぼ
第1図に示す休止位置に保持される。 更にタンク11の圧力を同様に増加させることによって
弾性パッド10にも補整効果を生じさせるという利点が得
られ、該パッドの構造及び取付けにより、弾性パッド10
に加えられる応力に均衡が得られるか又は弾性パッドの
変形特性を特殊なものに変化させるように該応力に所定
の差異を生じさせることが出来る。弾性パッド10の変形
特性の変化に相応して、緩衝器の機能は自動的に変化す
るが、その理由は、弾性パッド10の変形によって第1室
2aの有効容積が変化し、緩衝力の値をそれ自体で制御す
る制御弁30の操作が相応して影響を受けるからであるこ
とが理解される。かかる状態において、本発明は、車両
の荷重の補整装置を前述の如く適用することによって、
緩衝器の機能にも作用することが判る。 第1図の実施例の場合、補整室48の有効区画が、第1
室2a内の加圧液体の圧力を受ける弾性パッド10の区画よ
り幾分上位にある。 タンク11の配置に関しては第1図のものと同一の第2
図に示す実施例において、補整室48の有効区画は、タン
ク11内の液体の圧力が加わる弾性パッド10の区画とほぼ
等しくしてある。 第2図の実施例の場合、車両のフレーム14に固定した
タンクは、シリンダ2の上端部55を包囲する継手54を有
し、その内部には第1図の実施例のものと同じ役割を果
す分離エレメント18を固定する。該上端部55は減少径
で、円錐形部56によってシリンダ2と連結する。弾性パ
ッド57は継手54の内面と上部55との間に固定される。従
って前述のように緩衝器の有効容積が変化し、制御弁30
の操作が影響を受ける。 同じくタンク11の構造を変えることなくシリンダ2の
上端部を末広がりにすることによって第1図の実施例を
変えることも可能なことが判る。従ってこの場合、弾性
パッド10の外径はより大きく、補整室48の有効面は、第
1室2a内の液体圧力の作用を受ける弾性パッド10の表面
以下である。 本発明の緩衝器は、自動車の懸架装置の主要ばねの内
部に容易に配置することができる。第3図は、緩衝器が
単一管型式で、第1図及び第2図の実施例の場合のよう
に下方へ指向するロッドを有するいわゆるマックファー
ソン(MacPherson)式懸架装置に適用した本発明による
緩衝器の実施例を示すものである。図面において、同一
部材には前記図面のものと同一な参照番号を符記した。 外側補整ケーシング46の下部は、図示しない車両の前
部又は後部ジャーナルと連結するエレメント58に固定さ
れる。同様に緩衝器のロッド3の下部には、ナット59に
よってエレメント58に固定される。支持カラー60は例え
ば溶接によって中央部に隣接する外側補整ケーシング46
の外周部に固定される。懸架装置の主要ばねの下部はカ
ラー60に支持され、更に上部はタンク11と連結する支持
カラー64に支持されるスラスト玉軸受62と協働する。ば
ね61は第3図に図示の如く緩衝器の軸とばねの軸とが一
致するように取付けられる。これとは反対に、支柱軸に
対して車輪の転位量に相当する偶力を生じさせるように
ばね61を僅かにずらして取付けるのが望ましい場合もあ
る。 第3図に示す実施例の場合、荷重の補整は第1図及び
第2図の実施例のものと同様に実施される。この場合
も、基準室28と、補整室48と、タンク11の上部16とを導
管44によって連通させる。この実施例の場合、シール輪
49,50相互間の環状スペースは、かかる別型を図示する
ために液体を充填していない。当然のことながら、前記
図面を参照して既に説明したように密閉性を改良するた
めに該環状スペースに液体を入れてもよいことが判る。
同じく案内輪49,50を前述のものと異なるように取付け
てもよい。輪49は外側ケーシング46と連結可能で、輪50
はシリンダ2の内部と連結し、シリンダ2の下部に取付
け可能で、ケーシング46の内部及びシリンダ2の外部は
機械加工される。かくて支柱の案内が極めて良好で、帯
域によって生じる揺転動力を好適方法で持ちこたえるこ
とができる。 第4図は、第3図の実施例で使用した懸架装置の主要
ばねを全く使用せずに、補整室48によって構成される空
気ばねを使用するマックファーソン型懸架装置の別型を
示す。更にこの実施例においては、円筒形継手64で構成
する軸と緩衝器の軸とをずらしてある。このためにシリ
ンダ2の上部は部分的に円錐形の断面部65と減径末端部
66とを有する。前述の分離例の分離エレメントと同一構
造を有し、かつ同一の役割を果す分離エレメント18は、
第2図の実施例の場合のように、車両フレームに固着し
た継手64の内部に固定される。第2図に示す実施例の場
合と同様に、弾性パッド67はシリンダ2の末端部66とタ
ンク64との間に取付けられるので、弾性パッド67の変形
によってタンク64の有効容積は変化し、前文に説明した
如く突然の圧縮運動の場合に制御弁30を操作する。 該実施例において、懸架装置は主として空気力による
ものであり、導管52による緩衝器の加圧によって荷重の
補整が実施され、同時に車両の懸架が確実なものとな
る。タンク11と弾性パッド67とを偏心取付けすることに
よって、マックファーソン型懸架装置において望まれる
ような懸架装置のための偶力が得られる。当然のことな
がら、これとは異って、緩衝器の軸にタンクを取付けて
もよい。前記実施例の場合のように、基準室28はオリフ
ィス51を介して補整室48と連通し、導管44を介してタン
ク64の上部と連通する。 第5図の実施例においても同一部材には同一番号を符
記してあり、タンク11の全体には加圧液体を充填する。
外側補整ケーシング46の下部に設ける第1部分68は、こ
の場合は外部ケーシング46の第1部分68を貫通して前記
実施例の場合のようにタンク11を通過しない導管52を介
して外部の加圧ガス源と連通する。従って第1部分68に
は変圧ガスが充填され、荷重の補整室の役割を果す。ロ
ッド3の軸方向穿孔部3bは外側補整ケーシング46の第1
部分68を直接通る。かくて基準室28は第1部分68と連通
してそれと同一圧力となる。外側補整ケーシング46の下
端部に設ける可撓膜69は、加圧液体を充填し、タンク11
と導管44によって連通する第2部分70とガスを充填した
第1部分とを分離する。 前述の構造上の相違点の他には該実施例の緩衝器は前
述のものと同様に作動する。実際、基準室28は、外側ケ
ーシング46の第1部分68によって構成される補整室の圧
力に等しいほぼ一定の圧力ガスを有する。該圧力は、荷
重の補整装置の加圧装置と連結する導管52が存在するこ
とによって車両の荷重に応じて可変である。この実施例
においては、加圧液体のタンク11は、緩衝器上部に配置
したタンク11と、外側補整ケーシング46の下部に位置す
る第2部分70とによって構成される。外側ケーシング46
内の加圧液体と同様に該ケーシング内にあるガスとを物
理的に分離させるために可撓膜69を設けたが、かかる膜
をなくするか又は導管52と軸方向穿孔部3bがガスを充填
した第1部分68を常時貫通するように可動するピストン
のような別の分離部材を代りに使用してもよい。 別型としては、外側ケーシング46の第2部分70に軸方
向穿孔部3bを貫通させてもよい。従って、この場合基準
室28には液体を充填するが緩衝器の機能の原理は同じで
ある。この場合、外側補整ケーシング46とシリンダ2と
の密着をより効果的に改良したければ、2個のシール輪
49及び50相互間に位置する環状スペースを外側ケーシン
グ46の第2部分70に連結させることが出来る。従って該
環状空間には加圧流体が充填される。 第6図は下向きのロッドを有する双管型緩衝器である
本発明の実施例を示す。同一部材には同一番号を符記す
るこの実施例において、シリンダ2は、緩衝器のエレメ
ントの集合体を収容する役割を果し、下方閉鎖部材5と
連結する補助の円筒管71の内部に取付けられる。外側補
整ケーシング46は、円筒管71を包囲するように取付けら
れ、前文の場合のように2個の輪49,50によって確実に
密閉される。シリンダ2の上端部は、円筒管71に同じく
固定した上方閉鎖部材72と連結する。エラストマ製パッ
ド10は、閉鎖部材72の上方の円筒管71の内部に固定され
る。タンク11は前記実施例の場合のように組立体上部の
弾性パッド10の中ぐり部に取付けられる。第1図に図示
したものと同一の分離エレメント18は、円筒管71の上部
71aと、いわゆるタンク11とを分離する。 該実施例の場合、ピストン1は中実構造で、その通路
73は第2室2bから第1室2aまで加圧液体が限定されて通
過するのを可能にし、逆方向のあらゆる循環を禁ずるよ
うに逆流阻止弁74と協働する。同様にピストン1の通路
75は逆流阻止弁76と協働し、第1室2aから第2室2bまで
加圧液体が限定循環するのを可能にし、逆方向のあらゆ
る循環を禁ずる。通路77及びナット79によって保持され
る可撓性の高い逆流阻止弁78は、管71とシリンダ2との
間に設けた環状室71bから第2室2bへの加圧液体の循環
を可能にし、逆方向への循環を禁じるように下方部材5
内に設ける。 上方閉鎖部材72は、ある数の部材を組立てて構成さ
れ、該組立体は止めねじによって保持される。該部材は
全て平面図にて同一の断面を有し、環状室71bと円筒管7
1の上部71aとの間を加圧液体が循環可能なように部材72
の周辺部に軸方向通路80を設ける。 前述の実施例の基準室28と同じ役割を果す基準室81の
全体は閉鎖され、上方蓋82と可撓膜83との間にて閉鎖部
材72の内部に設けられ、室81の側壁に環状部材84によっ
て画定される。基準室81の内部には、緩衝器の作動中一
定圧力を保持し、望ましくは大気圧を上回る圧力のガス
を入れる。緩衝器の外側の導管85によって、基準室81は
タンク11の上部16と連通し、圧力を均一に保持する。 外周部に隣接して穿孔部87を設けた偏向ディスク87と
環状部材84との間に可撓膜83を締付け取付けする。制御
弁88は基準室81の内部に取付けられる。制御弁88は、偏
向ディスク86の一体部を成す円筒径案内継手の内部を摺
動可能なピストンに類似した円筒部を包含する。同様に
基準室81の内部に取付ける戻しばね89に蓋82の内壁と、
弁88とに支持され、折り畳んだ可撓膜83が挿入される。
固定偏向部材86によって案内される弁88は、基準室81の
内部を軸方向に移動可能で、該室の壁は可撓膜83と弁88
とによって一部が構成されるので可動である。基準室81
内のガスの圧力と、圧縮ばね89とが弁88に作用して該弁
を閉鎖させる。閉鎖部材72の内部に設けた中間スペース
90は、スペース90の可動上壁を構成する可撓膜によって
画定される。該中間スペースは半径方向通路91によって
通路80と連通する。すなわち該スペースは一方では上部
71aと、他方では円筒管71の環状室71bと連通する。更に
中間スペース90は、制御部88を置くための中央オリフィ
スを有する環状部材92によって画定される。補助弁93は
中間スペース90を2つの部分に分割し、第1図の実施例
の補助弁41と同じ役割を果す。前述の場合のように、別
型として補助弁93をなくしてもよい。複数個の軸方向ば
ね95の作用を受ける膨張弁94は通路96と協働し、膨張運
動時に上部71a又は環状室71bからシリンダの第1室2aま
での加圧液体の通過を可能にする。 外側ケーシング46の下部に配置した補整室48は前記実
施例の場合のように導管44を介してタンク11の上部16と
連通する。緩衝器組立体の加圧は、前述のようにガス加
圧設備と連結し、タンク11の上部を通る導管52によって
実施される。 従ってこの実施例の場合、基準室81は、導管85が存在
する故にタンク11の上部16と同一圧力であることがわか
る。同様に該圧力は導管44によって補整室48内の圧力と
同じである。 緩衝器が急激に圧縮運動する時、加圧液体の圧力は中
間スペース90内にて増加して可撓膜83に作用して弁88を
開口させる。緩衝力の最大値はばね89の予応力に応じ
る。突然の圧縮時にて、弾性パッド10はロッド3のいか
なる運動より先に圧縮される。従って円筒管71の有効容
積が減少して中間室90内の圧力が増加し、制御弁88が開
口する。第1室2aからの液体流の流れをはばむ制限部を
形成する弁93の存在によって、弁88が開口する時に緩衝
力が実際にゼロの値まで低下することがない。中間スペ
ース90内の液体の圧力の静成分は、偏向装置86の穿孔部
87の存在故に、可撓膜83に全て加えられる。更に偏向装
置86は液体流を導くので、制御弁88の機能が局部的圧力
変化を起す乱流によって乱されることがない。 第7図の実施例は、上方へ指向するロッドを有する双
管型緩衝器の別型である。更にこの実施例の場合、前記
実施例の堅牢な外側補整ケーシングの代りに伸縮しない
可撓材より成る継手97を使用している。 前記実施例と同一の部材には同一の番号を符記する。 該実施例において、シリンダ2は、ピストン1のロッ
ド3を通過させて密閉摺動させるシール輪100を備える
閉鎖キャップ99を上端部に包含する円筒管98の内部に配
置する。円筒管98の下部には、管98の内壁と連結し、緩
衝器の係止装置102を支持するエラストマ製の弾性パッ
ド101を設ける。弾性パッド101は前記実施例の弾性パッ
ド10と同様に働く。 シリンダ2の下端部は、座部106に支持される戻しば
ね105の作用によって閉鎖される制御弁104を備える下方
閉鎖部材103によって閉鎖される。可撓膜107は制御弁10
4上に固定され、可撓膜107が可動壁を構成する閉鎖基準
室108を設けるように閉鎖部材103の内部に取付けられ
る。中間空間109は通路110によってシリンダ2と円筒管
98との間に位置する環状スペースと連通する。管98の下
端部を密閉する役割を果す弾性パッド101の上面によっ
て画定されて液体を充填した帯域98aと環状スペース98b
とは、通路111によって連通可能となる。 環状スペース98bの上部は、シリンダ2の上端部を閉
鎖し、ロッド3を貫通させて摺動させる中央中ぐり部を
包含する上方閉鎖部材113と連結する隔壁112によって限
定される。隔壁112はナット114によって上方閉鎖部材11
3に固定可能である。該部材は第1図の実施例の弁21と
同じ役割を果し、環状スペース98bからシリンダ2の第
2室2bまでの加圧液体の通過を可能にする可撓性の高い
逆流阻止弁116と連通する通路115を包含する。 同様に隔壁112に設ける通路117は可撓性の高い逆流阻
止弁118と協働し、通路119は少し堅い逆流阻止弁120と
協働し、可撓膜129により分離されるガスの部分121と液
体の部分とを包含する管98の上部に位置する加圧液体タ
ンク98cと環状スペース98bとの間における各々の単一方
向循環を可能にする。 緩衝器にはそれ自体が中実構造のピストン1内に配置
する逆流阻止弁と協働する通路122及び123を補足する。
最後に逆流阻止弁125と協働する通路124によって、部材
103の内部にて中間スペース109から第1室2aまで液体を
補足的に通過させる。 継手97の上部には、管98の周囲に密閉方法にて固定し
た開口端97aがあり、緩衝器組立体が継手97に対して運
動する時に該継手自体が転動可能である。継手97の上方
前面部は、ロッド3の上端部と連結する堅牢なカラー12
6に固定される。基準室108は導管127を介して可撓継手9
7の内部に設けた補整室と連通する。該補整室は部材99
内に設けた通路128によってタンク98cのガス121と連通
する。荷重の補整装置の加圧は前記実施例のように継手
97に直接到達する導管52によって実施される。 第7図は緩衝器の機能は前記実施例のものと同じであ
る。緩衝器の突然の圧縮時に、弾性パッド101はスペー
ス98aの有効容積を減少させて制御弁104を作動させる。
更にロッドが急激に圧縮運動して、所定の速度を越える
と、制御弁104が開口して緩衝力が減少する。 補整室の役割を果す可撓継手97内のガス圧の故に、懸
架装置に加わる荷重の大きさとは無関係に緩衝器は同一
の機能を果す。
【図面の簡単な説明】 第1図は緩衝器のロッドを下方に配置した本発明による
単管型緩衝装置を示す図、 第2図は、タンクがシリンダ上部を包囲するようにした
第1図の緩衝器の別型を示す図、 第3図は偏心方法にて緩衝器を包囲する主要ばねを包含
するマックファーソン型自動車用懸架装置に第1図に示
したものと類似した緩衝器を使用した図、 第4図は第3図の別型で、偶力が得られて第3図の実施
例の主要ばねをなくしたタンクの偏心配置を示す図、 第5図はタンクに液体を完全に充填した第1図の緩衝器
の別型を示す図、 第6図は、緩衝器のロッドを下方に向けた本発明による
双管型緩衝器の別型実施例を示す図、そして、 第7図は補整ケーシング用として可撓継手を使用し、上
向きロッドを有する別種の双管型緩衝器の取付けを示す
本発明による緩衝器の別種実施例を示す図である。 2…シリンダ、3…ロッド、10,101…弾性パッド、11,9
8c…タンク、18,112…固定閉鎖部材、23…限定部、28…
基準室、30,88,104…制御弁、46…外側補整ケーシン
グ、52…導管、69…可撓膜、71,98…円筒管、71b,98b…
環状室。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.液圧流体を入れたシリンダと、 ロッドによって作動され、第1室(2a)及び該ロッドを
    収容する第2室(2b)を該シリンダ内に画定するピスト
    ンと、 該シリンダに取り付けられる弾性部材(10)であって、
    該第1室の限界面を画定して該第1室の圧力を受ける作
    用部分を有し、緩衝器の急激な圧縮運動中に変形して該
    第1室内に圧力変動を生じさせる弾性部材と、 急激な圧縮運動中に区画(23)を介して該第1室と連通
    可能な、上部にガスを収容する液圧流体タンク(11)
    と、 該第1室と第2室との流体通路を開口可能で、一方では
    該第1室内の液圧流体圧力を受けると開口し、戻しばね
    の作用と基準室(28)内の流体の一定な圧力とを受けて
    閉鎖して該基準室の可動な一壁を形成する制御弁(30)
    と、 該基準室を該タンクの該上部と連通させるダクト(44)
    とを包含する型式の自動車懸架装置用緩衝器にして、 該ロッドと一体で該緩衝器を密閉状態にて内側に保持し
    て補整室(48)を画定する外側補整ケーシング(46)を
    包含すると共に、該補整室は該基準室(28)、該タンク
    の該上部、及び管(52)によって外部の可変圧力源と連
    通し、該補整室(48)の圧力変動により生じる該弾性部
    材(10)の変形量が該シリンダの断面積と該弾性部材の
    該作用部分の受圧面積との比によってのみ決定されるよ
    う該補整室(48)の圧力変動がこれに対応する圧力変動
    を該第1室(2a)に生じさせるようにしたことを特徴と
    する該緩衝器。 2.該基準室(28)内の流体がガスであり、該液圧流体
    タンクが可撓膜又は可動ピストンによって該タンク内の
    液圧流体から隔離可能なガスをも収容し、該外側補整ケ
    ーシング(46)、タンク(11)及び基準室(28)が連通
    するように配置されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の緩衝器。 3.該外側補整ケーシング(46)の第1部分(68)には
    可変圧力ガスを入れ、第2部分(70)には可撓膜(69)
    又は可動ピストンによって該ガスから隔離可能な液圧流
    体を入れ、該第2部分(70)が液圧流体のタンクと連通
    し、基準室(28)が該第1部分又は第2部分と連通する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の緩衝器。 4.該弾性部材(67)が、偶力を生じさせるように外側
    補整ケーシングの有効区画の軸線に対して偏心取付けさ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項
    のいずれかに記載の緩衝器。 5.該外側補整ケーシングと該緩衝器との間に少なくと
    も1個の密閉リングを設け、該外側補整ケーシングに対
    して該緩衝器の直進運動を可能ならしめることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに
    記載の緩衝器。 6.該外側補整ケーシングと緩衝器との間の密閉が、相
    互に離隔し、その間に自由空間を残して設けられる2個
    のシール輪によって実施されることを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載の緩衝器。 7.該自由空間には液圧流体を充填し、該空間が外側補
    整ケーシングと連通するように配置されることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載の緩衝器。 8.該外側補整ケーシングが伸縮しない可撓スリーブ
    (97)より成り、該スリーブの開口端の1つが密閉状態
    にて緩衝器に固定され、作動中はその上にて転動可能な
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項乃至第7項
    のいずれかに記載の緩衝器。 9.該制御弁(30)を該ピストン内に取付け、該外側補
    整ケーシング(46)がシリンダ(2)を保持することを
    特徴とする前記特許請求の範囲第1項乃至第8項のいず
    れかに記載の緩衝器。 10.該ロッド(3)が中空で、基準室(28)と、外側
    補整ケーシング(46)と、タンク(11)との間の連通を
    可能ならしめることを特徴とする特許請求の範囲第9項
    記載の緩衝器。 11.タンク(11)を緩衝器の頂端部に位置決めし、該
    タンクが一方では車体に、又他方では変形してシリンダ
    の有効容積を減少させ得る弾性部材(10)を介して緩衝
    器のシリンダ(2)に固着され、これによって突然の圧
    縮運動中に制御弁(30)が開口し、緩衝器の底端部に位
    置するロッド(3)が該外側補整ケーシングと車輪とに
    固着されることを特徴とする特許請求の範囲第9項又は
    第10項記載の緩衝器。 12.シリンダ(2)を円筒管(71,98)の内部に取付
    け、外側補整ケーシングが該シリンダを保持し、該円筒
    管とシリンダ(2)との間に環状室(71b,98b)を設け
    て該シリンダの第1室と第2室との連通を確実ならし
    め、制御弁(88,104)を中間スペース(90,109)に取付
    け、通路(23,119)を設けた固定閉鎖部材(18,112)
    が、該環状室(71b,98b)とタンク(11,98c)とを限定
    通路によって連通させ、該中間スペースも環状室を介し
    て第2室と連通することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第9項のいずれかに記載の緩衝器。 13.緩衝器の頂端部にタンク(11)を位置決めし、該
    タンクが一方では車体に、又他方では変形して緩衝器の
    有効容積を減少させ得る弾性部材(10)を介して円筒管
    (71)に固着され、これによって突然の圧縮運動中に制
    御弁(88)が開口し、緩衝器の底端部に位置するロッド
    (3)が外側補整ケーシング(46)と車輪とに固着され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の緩衝
    器。 14.タンク(98c)が、車体に固着したロッドを通し
    た緩衝器の頂端部に位置決めされ、緩衝器の底部が、変
    形して緩衝器の有効容積を減少させ得る弾性部材(10)
    を介して車輪に固定されることを特徴とする特許請求の
    範囲第12項記載の緩衝器。 15.制御弁(30,88)の開口に到る該ロッドの急激な
    圧縮運動中に該第1室からの流動する液圧流体の中に更
    に限定通路(41,93)を配置することを特徴とする前記
    特許請求の範囲第1項乃至第14項のいずれかに記載の緩
    衝器。 16.懸架装置の主ばねが緩衝器を包囲して外側補整ケ
    ーシング(46)と一体のカラー(60)上にあり、該外側
    補整ケーシングの圧力が、地面に対する車体の高さに関
    しての位置決めセンサによって制御される外側加圧室に
    よって生じることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項乃至第15項のいずれかに記載したものをマクファーソ
    ン(McPherson)型の自動車懸架装置に適用した緩衝
    器。 17.緩衝器によつて独立に全ての懸架を確実ならし
    め、外側補整ケーシング内の圧力が地面に対する車体の
    高さに関しての位置決めセンサにより制御される外部加
    圧設備により生じることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第16項のいずれかに記載したものをばねなしの
    自動車懸架装置に適用した緩衝器。 18.液圧流体を入れたシリンダと、 ロッドによって作動され、第1室(2a)及び該ロッドを
    収容する第2室(2b)を該シリンダ内に画定するピスト
    ンと、 該シリンダに取り付けられる弾性部材(10)であって、
    該第1室の限界面を画定して該第1室の圧力を受ける作
    用部分を有し、緩衝器の急激な圧縮運動中に変形して該
    第1室内に圧力変動を生じさせる弾性部材と、 急激な圧縮運動中に区画(23)を介して該第1室と連通
    可能な液圧流体タンク(11)と、 該第1室と第2室との流体通路を開口可能で、一方では
    該第1室内の液圧流体圧力を受けると開口し、戻しばね
    の作用と基準室(28)内の流体の一定な圧力とを受けて
    閉鎖して該基準室の可動な一壁を形成する制御弁(30)
    とを包含する型式の自動車懸架装置用緩衝器にして、 該ロッドと一体で該緩衝器を密閉状態にて内側に保持し
    て補整室(68)を画定する外側補整ケーシング(46)を
    包含し、該補整室は相互に密閉分離された第1及び第2
    部分に分離され、該第1部分は、ガスを収容し、該基準
    室(28)、及び導管(52)を介して外部可変圧力源と連
    通し、該第2部分は該タンクと連通し、該補整室(48)
    の圧力変動により生じる該弾性部材(10)の変形量が該
    シリンダの断面積と該弾性部材の該作用部分の受圧面積
    との比によってのみ決定されるよう該補整室(48)の圧
    力変動がこれに対応する圧力変動を該第1室(2a)に生
    じさせるようにしたことを特徴とする該緩衝器。 19.液圧流体を入れたシリンダ(2)がその中に取り
    付けられ、該シリンダと共に環状室(71b,98b)を画定
    し、閉鎖部(72,103)を備え、該閉鎖部が該閉鎖部を介
    して該環状室(71b,98b)と連通する部分(71a、98a)
    を画定する円筒管(71,98)と、 ロッドによって作動され、該環状室(71b,98b)が連通
    する第1室(2a)及び第2室を該シリンダ内に画定し、
    該第2室には該ロッドが収容されるようにしたピストン
    と、 該閉鎖部(72,103)内に設けられた中間スペース(90,1
    09)に取り付けられ、該環状室と連通する部分(71a,98
    a)及び該環状室(71b,98b)と連通する制御弁(88,10
    4)であって、該第1室と第2室との流体通路を開口可
    能で、一方では該第1室内の液圧流体圧力を受けると開
    口し、戻しばねの作用と基準室(28)内の流体の一定な
    圧力とを受けて閉鎖して該基準室の可動な一壁を形成す
    る制御弁と、 該円筒管に取り付けられる弾性部材(10)であって、該
    円筒管の該環状室と連通する部分(71a,98a)の限界面
    を画定して該環状室と連通する部分(71a,98a)の圧力
    を受ける作用部分を有し、緩衝器の急激な圧縮運動中に
    変形して該第1室内に圧力変動を生じさせる弾性部材
    と、 急激な圧縮運動中に限定通路(23)を介して該環状室と
    連通する部分(71a,98a)と連通可能な、上部にガスを
    収容する液圧流体タンク(11)と、 該基準室を該タンクの該上部と連通させるダクト(85,1
    27)とを包含する型式の自動車懸架装置用緩衝器にし
    て、 該ロッドと一体で該緩衝器を密閉状態にて内側に保持し
    て補整室(48)を画定する外側補整ケーシング(46,9
    7)を包含すると共に、該補整室は該基準室(28)、該
    タンクの該上部、及び管(52)によって外部の可変圧力
    源と連通し、該補整室(48)の圧力変動により生じる該
    弾性部材(10)の変形量が該シリンダの断面積と該弾性
    部材の該作用部分の受圧面積との比によってのみ決定さ
    れるよう該補整室(48)の圧力変動がこれに対応する圧
    力変動を該第1室(2a)に生じさせるようにしたことを
    特徴とする該緩衝器。
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