JP2800532B2 - ラインモニタ - Google Patents
ラインモニタInfo
- Publication number
- JP2800532B2 JP2800532B2 JP4044183A JP4418392A JP2800532B2 JP 2800532 B2 JP2800532 B2 JP 2800532B2 JP 4044183 A JP4044183 A JP 4044183A JP 4418392 A JP4418392 A JP 4418392A JP 2800532 B2 JP2800532 B2 JP 2800532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- half mirror
- line monitor
- light receiving
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信及び光情報処理
等に用いるラインモニタに関し、特に１本のファイバで
双方向通信を行う場合の端局における送信信号と受信信
号のモニタや光ファイバの出力光及び反射光のモニタ等
に用いられるラインモニタに関する。
等に用いるラインモニタに関し、特に１本のファイバで
双方向通信を行う場合の端局における送信信号と受信信
号のモニタや光ファイバの出力光及び反射光のモニタ等
に用いられるラインモニタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のラインモニタは、図３に
示すように、入射ファイバ２１と出射ファイバ２２を接
合する融着型カプラ２３により順方向光及び逆方向光を
分岐ファイバ２４，２５を介して分岐し、この分岐ファ
イバ２４，２５に接続点２６，２７を介して接続した順
方向光観察用受光モジュール２８及び逆方向光観察用受
光モジュール２９によりこれらのパワーを観察するよう
に構成されている。
示すように、入射ファイバ２１と出射ファイバ２２を接
合する融着型カプラ２３により順方向光及び逆方向光を
分岐ファイバ２４，２５を介して分岐し、この分岐ファ
イバ２４，２５に接続点２６，２７を介して接続した順
方向光観察用受光モジュール２８及び逆方向光観察用受
光モジュール２９によりこれらのパワーを観察するよう
に構成されている。
【０００３】このラインモニタにおいて、順方向光のパ
ワーが＋１５ｄＢｍ程度と強く、逆方向光のパワーが−
５ｄＢｍ程度と弱い場合（パワー差２０ｄＢｍ）とする
と、融着型カプラ２３の分岐比は、製造時の隣接ファイ
バコアの間隔設定精度の制約から、事実上１０対１程度
までしかとれないので、逆方向光を観察する受光モジュ
ール２９は、通常のレンズ付受光モジュールを使用でき
るが、順方向光を観察する受光モジュール２８は、受光
素子への入射パワーが大きく、受光素子が正しく動作し
ないため、減衰膜を取り付けて入射するパワーを減衰さ
せる必要があった。
ワーが＋１５ｄＢｍ程度と強く、逆方向光のパワーが−
５ｄＢｍ程度と弱い場合（パワー差２０ｄＢｍ）とする
と、融着型カプラ２３の分岐比は、製造時の隣接ファイ
バコアの間隔設定精度の制約から、事実上１０対１程度
までしかとれないので、逆方向光を観察する受光モジュ
ール２９は、通常のレンズ付受光モジュールを使用でき
るが、順方向光を観察する受光モジュール２８は、受光
素子への入射パワーが大きく、受光素子が正しく動作し
ないため、減衰膜を取り付けて入射するパワーを減衰さ
せる必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来のラインモニ
タでは、順方向光と逆方向光の受光感度差を設ける場
合、上述のように融着型カプラの分岐比が１０対１程度
までしかとれないので、高パワーを観察する減衰膜付の
受光モジュールと低いパワーを観察するレンズ付の受光
モジュールの２種類が必要であり、構成が複雑となって
いた。
タでは、順方向光と逆方向光の受光感度差を設ける場
合、上述のように融着型カプラの分岐比が１０対１程度
までしかとれないので、高パワーを観察する減衰膜付の
受光モジュールと低いパワーを観察するレンズ付の受光
モジュールの２種類が必要であり、構成が複雑となって
いた。
【０００５】そこで、本発明は、順方向光と逆方向光の
受光感度差を設ける場合の構成を簡単にし得るラインモ
ニタの提供を目的とする。
受光感度差を設ける場合の構成を簡単にし得るラインモ
ニタの提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のラインモニタ
は、信号光の入射ファイバ及び出射ファイバと、該入射
ファイバから入射した順方向光及び出射ファイバから入
射した逆方向光の一部を反射するハーフミラーと、該ハ
ーフミラーにより反射された順方向光及び逆方向光をそ
れぞれ受光する受光素子とを有し、前記ハーフミラーが
順方向光の発散ビーム中に挿入されているものである。
は、信号光の入射ファイバ及び出射ファイバと、該入射
ファイバから入射した順方向光及び出射ファイバから入
射した逆方向光の一部を反射するハーフミラーと、該ハ
ーフミラーにより反射された順方向光及び逆方向光をそ
れぞれ受光する受光素子とを有し、前記ハーフミラーが
順方向光の発散ビーム中に挿入されているものである。
【０００７】又、前記ハーフミラーは、光軸に沿って移
動可能に設けられていることが好ましい。
動可能に設けられていることが好ましい。
【０００８】
【作用】上記手段においては、反射された順方向光がス
ポットサイズの大きい状態で受光素子に入射し、かつ反
射された逆方向光がスポットサイズの小さい状態で受光
素子に入射する。
ポットサイズの大きい状態で受光素子に入射し、かつ反
射された逆方向光がスポットサイズの小さい状態で受光
素子に入射する。
【０００９】又、ハーフミラーが光軸に沿って移動可能
に設けられていることにより、各受光素子に入射するビ
ームのスポットサイズの比が調整可能となる。
に設けられていることにより、各受光素子に入射するビ
ームのスポットサイズの比が調整可能となる。
【００１０】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１１】図１は本発明の一実施例のラインモニタの
概略構成図である。
概略構成図である。
【００１２】信号光の入射ファイバ１と出射ファイバ２
は、２枚の凸レンズ３，４によるクロスビーム結合系で
結合されている。出射ファイバ２側の凸レンズ４に入射
される順方向光の発散ビーム（発散光線束）中には、入
射ファイバ１から入射した順方向光及び出射ファイバ２
から入射した逆方向光の一部を反射する誘電体ミラーか
らなるハーフミラー５が挿入されており、このハーフミ
ラー５の近傍には、ハーフミラー５によって反射された
順方向光及び逆方向光をそれぞれ受光する受光素子６，
７が配置されている。そして、ハーフミラー５は、各受
光素子６，７と共に光軸に沿って移動可能に設けられて
いる。
は、２枚の凸レンズ３，４によるクロスビーム結合系で
結合されている。出射ファイバ２側の凸レンズ４に入射
される順方向光の発散ビーム（発散光線束）中には、入
射ファイバ１から入射した順方向光及び出射ファイバ２
から入射した逆方向光の一部を反射する誘電体ミラーか
らなるハーフミラー５が挿入されており、このハーフミ
ラー５の近傍には、ハーフミラー５によって反射された
順方向光及び逆方向光をそれぞれ受光する受光素子６，
７が配置されている。そして、ハーフミラー５は、各受
光素子６，７と共に光軸に沿って移動可能に設けられて
いる。
【００１３】上記構成のラインモニタにおいて、入射フ
ァイバ１から＋１５ｄＢｍの順方向光が入射され、ハー
フミラー５によって１０％の光が反射されるとすると、
順方向光のパワーは＋５ｄＢｍであるが、スポットサイ
ズを大きくしながら受光素子６に入射するため、一部分
しか受光されないことになる。
ァイバ１から＋１５ｄＢｍの順方向光が入射され、ハー
フミラー５によって１０％の光が反射されるとすると、
順方向光のパワーは＋５ｄＢｍであるが、スポットサイ
ズを大きくしながら受光素子６に入射するため、一部分
しか受光されないことになる。
【００１４】又、出射ファイバ２から−５ｄＢｍの逆方
向光が入射した場合は、ハーフミラー５によって反射さ
れた反射光のパワーは−１５ｄＢｍであるが、受光素子
７の受光面で焦点を結ぶため、高効率に結合する。
向光が入射した場合は、ハーフミラー５によって反射さ
れた反射光のパワーは−１５ｄＢｍであるが、受光素子
７の受光面で焦点を結ぶため、高効率に結合する。
【００１５】一方、ハーフミラー５を光軸に沿って移動
することによって、各受光素子６，７に入射するビーム
のスポットサイズの比を調整することができ、２つのハ
ーフミラーを用いなくても観察する信号のパワーの比に
合わせたラインモニタを構成することができる。
することによって、各受光素子６，７に入射するビーム
のスポットサイズの比を調整することができ、２つのハ
ーフミラーを用いなくても観察する信号のパワーの比に
合わせたラインモニタを構成することができる。
【００１６】なお、ハーフミラー５は、出射ファイバ２
側の凸レンズ４に入射される順方向光の発散ビーム中に
挿入する場合に限定されず、例えば図２に示すように、
入射ファイバ１側の凸レンズ３に入射される順方向光の
発散ビーム中に挿入するようにしてもよい。
側の凸レンズ４に入射される順方向光の発散ビーム中に
挿入する場合に限定されず、例えば図２に示すように、
入射ファイバ１側の凸レンズ３に入射される順方向光の
発散ビーム中に挿入するようにしてもよい。
【００１７】又、ハーフミラー５の分岐比は、用途に合
わせて適当な値を選ぶことができる。
わせて適当な値を選ぶことができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラインモ
ニタによれば、反射された順方向光がスポットサイズの
大きい状態で受光素子に入射し、かつ反射された逆方向
光がスポットサイズの小さい状態で受光素子に入射する
ので、反射された順方向光の部分しか受光されず、減衰
膜を取り付けた場合と同様の効果が得られ、かつ反射さ
れた逆方向光がレンズを介して受光した場合と同様の効
果が得られ、従来のように受光部分の減衰膜及びレンズ
を用いる必要がなくなり、構成を簡単にできるという効
果がある。
ニタによれば、反射された順方向光がスポットサイズの
大きい状態で受光素子に入射し、かつ反射された逆方向
光がスポットサイズの小さい状態で受光素子に入射する
ので、反射された順方向光の部分しか受光されず、減衰
膜を取り付けた場合と同様の効果が得られ、かつ反射さ
れた逆方向光がレンズを介して受光した場合と同様の効
果が得られ、従来のように受光部分の減衰膜及びレンズ
を用いる必要がなくなり、構成を簡単にできるという効
果がある。
【００１９】又、ハーフミラーが光軸に沿って移動可能
に設けられていることにより、各受光素子に入射するビ
ームのスポットサイズの比が調整可能となるので、２つ
のハーフミラーを用いることなく、観察する信号のパワ
ーの比に合わせたラインモニタを構成することができ
る。
に設けられていることにより、各受光素子に入射するビ
ームのスポットサイズの比が調整可能となるので、２つ
のハーフミラーを用いることなく、観察する信号のパワ
ーの比に合わせたラインモニタを構成することができ
る。
【図１】本発明の一実施例のラインモニタの概略構成図
である。
である。
【図２】本発明の他の実施例のラインモニタの要部の概
略構成図である。
略構成図である。
【図３】従来のラインモニタの概略構成図である。
【符号の説明】 １ 入射ファイバ ２ 出射ファイバ ３ 凸レンズ ４ 凸レンズ ５ ハーフミラー ６ 受光素子 ７ 受光素子
Claims (2)
- 【請求項１】信号光の入射ファイバ及び出射ファイバ
と、該入射ファイバから入射した順方向光及び出射ファ
イバから入射した逆方向光の一部を反射するハーフミラ
ーと、該ハーフミラーにより反射された順方向光及び逆
方向光をそれぞれ受光する受光素子とを有し、前記ハー
フミラーが順方向光の発散ビーム中に挿入されているこ
とを特徴とするラインモニタ。 - 【請求項２】請求項１記載のラインモニタにおいて、前
記ハーフミラーが光軸に沿って移動可能に設けられてい
ることを特徴とするラインモニタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044183A JP2800532B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ラインモニタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044183A JP2800532B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ラインモニタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05240735A JPH05240735A (ja) | 1993-09-17 |
| JP2800532B2 true JP2800532B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12684464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044183A Expired - Lifetime JP2800532B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ラインモニタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800532B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4044183A patent/JP2800532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05240735A (ja) | 1993-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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