JP2798855B2 - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2798855B2
JP2798855B2 JP4203768A JP20376892A JP2798855B2 JP 2798855 B2 JP2798855 B2 JP 2798855B2 JP 4203768 A JP4203768 A JP 4203768A JP 20376892 A JP20376892 A JP 20376892A JP 2798855 B2 JP2798855 B2 JP 2798855B2
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lens barrel
locking
housing
barrel
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英明 菊地
厚司 道盛
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラ一体型ビデオ
等の撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被写体画像を磁気テープ上へ連続記録す
るためのビデオカメラは、軽量化、ポータブル化によっ
て、業務用のみならず、家庭用としても近年著しい普及
を示している。ビデオカメラは、被写体の動きに合わせ
て、あるいは使用者の意志等にしたがって被写体に対す
る距離や角度を、連続的に、または断続的に変化させた
り停止させながら所望の画像を得るものであるが、こう
した動作に起因して、画面上にいわゆる画振れが生じる
という問題があった。この画振れの悪影響を除去するた
めに、これまでいくつかの対策が講じられてきた。
【0003】図18は例えば特開昭62−18874号
広報に示された従来の画振れ補正機構を備えたビデオカ
メラを示す構成図であり、図において1は筺体、2はレ
ンズ部20と撮像素子21が固定されている鏡筒で、上
記筐体1の前端部に形成された開口部に配設されてい
る。5は鏡筒2を光軸22に垂直で、かつ鉛直な軸回り
(ヨーイング方向の回転)に回動自在に支持する支持手
段としての第1支持体で、50は上記鏡筒2を上記第1
支持体5に対して回動させる駆動手段としての第1アク
チュエータであり、6は上記第1支持体5を光軸22に
垂直で、かつ水平な軸回り(ピッチング方向の回転)に
回動自在に支持して筺体1に固定するための支持手段と
しての第2支持体で、60は上記第1支持体5を上記第
2支持体6に対して回動させる駆動手段としての第2ア
クチュエータである。
【0004】51,61はそれぞれヨーイング方向,ピ
ッチング方向の鏡筒2の角速度を検出するセンサで、鏡
筒2に固着されている。70はアクチュエータ50,6
0を制御するための制御回路、75は撮像素子3から電
気信号を読みだして映像信号を得るための映像回路であ
る。
【0005】25は鏡筒2の後部に設けられ、円錐状の
凹部が形成された凹型の接触子である。31は筐体1に
固定されたロック基盤、32はこのロック基盤31に取
り付けられたロック駆動手段としてのモータ、33はガ
イド溝33aが形成されて、ロック基盤31上に固着さ
れている保持部材、34は一端にギヤ部34aを備える
と共にピン34bが形成されたロック部材としてのロッ
ク軸、このロック軸34はピン34bがガイド溝33a
に案内されて、回転に応じて光軸方向に移動するように
保持部材33に保持されている。35,36はロック基
盤31に軸支されて、モータ32の駆動力をロック軸3
4に伝達する減速ギヤである。
【0006】次に動作について説明する。被写体からの
光は鏡筒2に入射してレンズ部20を通って撮像素子2
1の撮像面に結像する。撮像素子21によって光学像は
電気的情報に変換されて映像回路75によって逐次読み
出されて映像信号を得る。いま、撮影中に筺体1がヨー
イング方向に手振れ等によって揺れたとすると、この揺
れをセンサ51で検出してこの出力が常にゼロに近づく
ように制御回路70が第1アクチュエータ50へ電源を
供給して絶対座標に対する鏡筒2の揺れを制御すること
で撮影画像の振れを減少させる。
【0007】また、筺体1がピッチング方向に揺れたと
すると、同様にこの揺れをセンサ61が検出して、この
出力が常にゼロに近づくように制御回路70が第2アク
チュエータ60へ電源を供給して鏡筒2の揺れを制御す
ることで撮影画像の揺れを減少させる。
【0008】このように、筺体1が任意の方向に揺れた
場合でも、この揺れ成分はヨーイング方向とピッチング
方向に分解されて第1アクチュエータ50と第2アクチ
ュエータ60の駆動で揺れの少ない画像を得ることがで
きる。
【0009】次に、この装置を持ち運ぶ際や、三脚に固
定して撮影する場合に、画振れ補正動作を断つ(鏡筒2
を筐体1に対してロックする)操作について図18,図
19を参照しながら説明する。ロックスイッチ(図示せ
ず)のオンによって制御回路70がモータ32に電源を
供給すると、モータ32の回転力は減速ギヤ35、36
を介してロック軸34に設けたギヤ34aに伝達され、
図19(a)から図19(b)に示すように、ロック軸
34は回転に応じてピン34bがガイド溝33aに案内
されて軸方向に移動し、ガイド溝33aの平行部に至る
と先端が凹型の接触子25に当接することによって、鏡
筒2は回動中心で、筺体1に対してロックされる。
【0010】ここで、ロック軸34が凹型の接触子25
に十分に当接し、且つ、必要以上の押圧が加わらないた
めには、ロック軸34の先端形状と凹型の接触子25の
先端形状や,ロック軸34を案内するガイド溝33aな
どを精度よく構成する必要がある。
【0011】そして、画振れ補正動作させる、つまり鏡
筒2のロックを解除する場合には、ロックスイッチ(図
示せず)のオフによってモータ32に電源を供給し、前
述とは逆にモータ32を回転させて、ロック軸34を凹
型の接触子25から離間させ鏡筒2をロック解除の状態
にする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】凹型の接触子25が鏡
筒2の後部に設けられて、回動中心からの距離が大きく
なることによって、凹型の接触子25の回動範囲が大き
くなり、凹型の接触子25が大型になってしまうという
問題があった。
【0013】そして、ロック操作を行うと、ロック直前
に鏡筒2が筐体1に対してどの様な向きにあるかに拘ら
ず、鏡筒2は強制的に直ちに回動中心に引き戻されてロ
ックされるため、撮影中に鏡筒2をロックすると、撮影
画像に不自然な動きが現れてしまうという問題があっ
た。
【0014】また、ロック軸34が凹型の接触子25に
押圧を加えたとき、鏡筒2を支持するため精度が要求さ
れる支持手段が、この押圧を受けることになり、精度の
確保に悪影響するという問題があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
たになされたもので、鏡筒の回動中心と、鏡筒が回動中
の任意の位置の2つの位置で、選択的に鏡筒をロックで
きる撮影装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被写
体からの光を光学的に結像させるレンズ部と、このレン
ズ部により得られる光学像を電気情報に変換する撮像素
子とを保持する鏡筒と、上記鏡筒の光軸に略直交した平
面内で互いに直交した2軸回りに上記鏡筒を回動自在に
支持する支持手段と、上記鏡筒を駆動する駆動手段と、
上記鏡筒の回動をロックするロック手段が設けられた撮
影装置において、上記ロック手段、上記鏡筒あるいは
上記筐体の一方より突出し上記平面内で略平行に位置す
る如く設けられた一対のロックピンと、上記筐体あるい
は上記鏡筒の他方に設けられ、上記ロックピンと所定の
圧力角で当接する略v字形の当接部が形成されたロック
部材と、このロック部材を駆動するロック駆動手段とで
構成した。
【0017】請求項2の発明では、請求項1のロック部
材に代えて、上記ロックピンと係脱自在に上記筐体ある
いは上記鏡筒の他方に設けられ、上記ロックピンと当接
する直線または略円弧状のブレーキ部が形成されたロッ
ク部材を備えた。
【0018】請求項3の発明では、請求項1のロック部
材に代えて、上記ロックピンと係脱自在に上記筐体ある
いは上記鏡筒の他方に設けられ、第1位置に移動して上
記ロックピンと当接する直線または略円弧状のブレーキ
部、および第2位置に移動して上記ロックピンと所定の
圧力角で当接する略v字型の当接部が形成されたロック
部材を備えた。
【0019】
【作用】請求項1の発明によれば、ロック部材の所定の
圧力角に設定されたv字型の当接部に、ロックピンを当
接させながら、ロック部材を移動させ、ロックピンをv
字型の2辺の頂点で停止させることによって、筐体に対
して鏡筒を回動中心でロックする。
【0020】請求項2の発明によれば、ロック部材を駆
動させ、ロック部材の直線または略円弧状のブレーキ部
を上記ロックピンに当接させることによって、鏡筒を回
動中の任意の位置でロックする。
【0021】請求項3の発明によれば、第一位置でロッ
ク部材の直線または略円弧状のブレーキ部がロックピン
に当接し、鏡筒を回動中の任意の位置で鏡筒をロック
し、さらに、第二位置でロック部材の所定の圧力角に設
定されたv字型の当接部が、ロックピンに当接しながら
移動し、ロックピンをv字型の2辺の頂点に移動させる
ことによって、鏡筒を回動中心でロックする。
【0022】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1につい
て説明する。図1〜図9は実施例1を示す図で、図1は
実施例1の撮影装置を示す側面図、図2はその正面図、
図3は鏡筒に設けられたロックピンを示す斜視図、図4
はロック手段の構成を示す斜視図、図5はヨーイング方
向に揺れたときの鏡筒を示す下面図、図6はピッチング
方向に揺れたときの鏡筒を示す下面図、図7は付勢手段
を示す側面図、図8はアンロック状態のロック手段を示
す上面図、図9はロック状態のロック手段を示す上面図
であり、前記従来例の図18,19と同一または相当部
分には同一符号を付してある。
【0023】図1,図2において、1は筺体、2はレン
ズ部20と撮像素子21が固定されている鏡筒で、筐体
1の前端部に形成された開口部に配設されている。5は
鏡筒2を光軸22に直交し、かつピッチング軸52(水
平方向の回転軸)回りに回動自在に支持する支持手段と
しての第1支持体、50は鏡筒2を第1支持体5に対し
て回動させる駆動手段としての第1アクチュエータ、6
は第1支持体5を光軸22に直交し、かつヨーイング軸
62(鉛直方向の回転軸)回りに回動自在に支持して筺
体1に固定するための支持手段としての第2支持体、6
0は上記第1支持体5を上記第2支持体6に対して回動
させる駆動手段としての第2アクチュエータである。
【0024】51,61はそれぞれピッチング方向、ヨ
ーイング方向の鏡筒2の角速度を検出する角速度センサ
で、鏡筒2に固着されている。70はアクチュエータ5
0,60及びモータ32を制御するための制御回路、7
5は撮像素子21から電気信号を読みだして映像信号を
得るための映像回路である。
【0025】図3において、24,25は第1,第2ロ
ックピンで、光軸22に直交して回動支持するピッチン
グ軸52、ヨーイング軸62の2軸を含む平面内で、鏡
筒2の下部においてヨーイング軸62に平行に植設され
ている。
【0026】図4はロック手段の構成を示す図で、31
は筐体1に固定されたロック基盤であり、2本のガイド
ピン31aが植立されている。32はロック基盤31に
固定されたロック駆動手段としてのモータで、ウォーム
ギヤ35が圧入されている。36はロック基盤31に軸
支されて、モータ32の駆動力を伝達する減速ギヤで、
37はロック基盤31に軸支されて、減速ギヤ36と噛
み合ったカムギヤで、カムピン37a,37bが形成さ
れている。
【0027】44は第1ロックピン24と約60度の圧
力角で当接するV字型の当接部44aが形成された板状
のロック部材としての第1ロックプレートで、45は同
様に第2ロックピン25と約60度の圧力角で当接する
V字型の当接部45aが形成された板状のロック部材と
しての第2ロックプレートで、それぞれガイド溝44
b,45bが形成されており、ロック基盤31のガイド
ピン31aと嵌合されて、ピッチング軸52に平行に摺
動するよう取り付けられている。
【0028】84は第1補助プレートで、第1ロックプ
レート44と同様なガイド溝84bが形成されて、ロッ
ク基盤31のガイドピン31aと嵌合して摺動可能に取
り付けられ、第1ロックプレート44の上側に重ね合わ
されて配置されており、さらに、カム溝84cが形成さ
れて、カムギヤ37のカムピン37aと嵌合されて、ピ
ッチング軸52に平行に摺動可能となっている。
【0029】同様に、85は第2補助プレートで、ガイ
ド溝85bが形成されて、ロック基盤31のガイドピン
31aと嵌合して摺動可能に取り付けられ、第2ロック
プレート45の下側に重ね合わされて配置されており、
さらに、カム溝85cが形成されて、カムギヤ37のカ
ムピン37bと嵌合されて、ピッチング軸52に平行に
摺動可能となっている。
【0030】44d,44eは第1ロックプレート44
に形成されたばね掛け穴で、両穴間の距離はLとなって
おり、また、84d,84eも第1補助プレート84に
形成されたばね掛け穴で、両穴間の距離はLとなってい
る。81は付勢手段としてのばねで、一端のフック部8
1aがばね掛け穴44dと84dに貫通して係合し、他
端の81bが44eと84eに貫通して係合されてい
る。
【0031】同様に、45d,45eは第2ロックプレ
ート45に形成されたばね掛け穴で、両穴間の距離はL
となっており、また、85d,85eも第2補助プレー
ト85に形成されたばね掛け穴で、両穴間の距離はLと
なっている。82は付勢手段としてのばねで、一端のフ
ック部82aがばね掛け穴45dと85dに貫通して係
合し、他端の82bが45eと85eに貫通して係合さ
れている。
【0032】このように、ばね81によって係合された
第2ロックプレート45と第2補助プレート85の組
は、カムギヤ37上に配置され、鏡筒2の下部に植設さ
れた第2ロックピン25と係脱可能に配置され、さら
に、この上にばね82に係合された上記第1ロックプレ
ート44と第1補助プレート84の組が配置されて、鏡
筒2の下部に植設された第1ロックピン24と係脱可能
に配置されている。
【0033】次に動作について説明する。被写体からの
光は鏡筒2に入射してレンズ部20を通って撮像素子2
1の撮像面に結像する。撮像素子21によって光学像は
電気的情報に変換されて映像回路75によって逐次読み
出されて映像信号を得る。
【0034】いま、撮影中に筺体1がピッチング方向に
手振れ等によって揺れたとすると、この揺れを角速度セ
ンサ51で検出してこの出力が常にゼロに近づくように
制御回路70が第1アクチュエータ50へ電源を供給し
て絶対座標に対する鏡筒2の揺れを制御することで撮影
画像の振れを減少させる。また、筺体1がヨーイング方
向に揺れたとすると、同様にこの揺れを角速度センサ6
1が検出して、この出力が常にゼロに近づくように制御
回路70が第2アクチュエータ60へ電源を供給して鏡
筒2の揺れを制御することで撮影画像の揺れを減少させ
る。
【0035】このように、筺体1が任意の方向に揺れた
場合でも、この揺れ成分はピッチング方向とヨーイング
方向に分解されて第1アクチュエータ50と第2アクチ
ュエータ60の駆動で鏡筒2の揺れを抑制して、安定し
た画像を得ることができる。
【0036】次に、この装置を持ち運ぶ際や、三脚に固
定して撮影する場合に、画振れ補正動作を断つ(鏡筒2
を筐体1に対してロックする)操作について説明する。
【0037】はじめに、鏡筒2の回動動作と、それに伴
うロックピンの動きをみたとき、図5のように鏡筒2が
ヨーイング方向に回動した場合は、第1,第2ロックピ
ン24,25はヨーイング軸62を中心に円弧運動す
る。ここで、通常、鏡筒2の回動角の範囲は±5度程度
となるが、この範囲に限定するとロックピンはそれぞれ
略光軸22方向に、かつ24と25は互いに逆に移動す
る。
【0038】また、図6のように鏡筒2がピッチング方
向に回動した場合には、第1,第2ロックピン24,2
5はピッチング軸52を中心に円弧運動する。ここで、
ヨーイング方向と同様に、通常、鏡筒2の回動角の範囲
は±5度程度となるが、この範囲に限定すると第1,第
2ロックピン24,25は、やはり略光軸22方向に双
方とも同方向に移動する。 従って、この第1,第2ロ
ックピン24,25の光軸方向への移動を規制すること
で、鏡筒2のヨーイング、ピッチング両方向の回動をロ
ックすることが可能である。
【0039】図8に示す鏡筒2がアンロックの状態か
ら、ロックスイッチ(図示せず)のオンによって制御回
路70がモータ32に電源を供給すると、モータ32の
回転力はウォームギヤ35から減速ギヤ36を介して、
カムギヤ37に伝達される。カムピン37aが右方向に
回転すると、第1補助プレート84と第1ロックプレー
ト44は、カイドピン31aにガイドされて、一体に図
中の右方向に移動する。やがて、第1ロックプレート4
4のV字型の当接面44aは、第1ロックピン24と当
接しはじめ、第1ロックピン24はV字型の当接面44
aの圧力角60°以下に設定されて傾斜した辺に沿っ
て、図9にようにV字の頂点にまで移動する。このと
き、V字の頂点に第1ロックピン24が位置したとき、
鏡筒2が回動中心に位置するように第1ロックプレート
44を配置しておくことによって、鏡筒2を回動中心ま
で移動させることができる。
【0040】そして、図9に示すように、第1ロックピ
ン24がV字の頂点位置に移動し、第1ロックプレート
44が停止した後も、カムギヤ37が回転し続けること
により、図7に示すように、第1補助プレート84がオ
ーバーストロークし、この第1補助プレート84と第1
ロックプレート44がばね81を伸張しつつ相対的に変
位し、第1ロックプレート44が図中右方向に付勢され
て、モータ32が停止する。
【0041】このとき、もう一方の第2補助プレート8
5と第2ロックプレート45の組も同様に、カムピン3
7bが右回転すると、第2補助プレート85と第2ロッ
クプレート45は、カイドピン31aにガイドされて、
一体に前述とは逆の図中左方向に移動する。やがて,第
2ロックプレート45のV字型の当接面45aは、第2
ロックピン25と当接しはじめ、第2ロックピン25は
V字型の当接面45aの圧力角60°以下に設定されて
傾斜した辺に沿って、図9のようにV字の頂点にまで移
動する。このとき、V字の頂点に第2ロックピン25が
位置したとき、鏡筒2が回動中心に位置するように配置
しておくことによって、鏡筒2を回動中心まで移動させ
ることができる。
【0042】そして、第1ロックピン25がV字の頂点
位置に移動し、第2ロックプレート45が停止した後
も、カムギヤ37が回転し続けることにより、第2補助
プレート85がオーバーストロークし、この第2補助プ
レート85と第2ロックプレート45がばね82を伸張
しつつ相対的に変位し、第2ロックプレート45が図中
左方向に付勢されて、モータ32が停止する。
【0043】ここで、ばね81,82が各々補助プレー
ト84,85とロックプレート44,45に係合された
状態で所定のロック押圧とほぼ同じ張力を発生するよう
に、また、ばね定数を小さく設定することによって、各
補助プレート84,85のオーバーストロークのばらつ
きによるロック押圧の変化は小さくできる。
【0044】以上のように、鏡筒2が任意の方向に回動
したときの鏡筒2に植設された2本のロックピン24,
25の位置の変位は、図8のようなヨーイング方向の変
位成分と、図9のようなピッチング方向の変位成分が合
成された変位であるが、例えば、上記ロックプレートの
ような薄板状の部材でも、2つのロックプレート44,
45を移動させ、2つのV字型の当接面44a,45a
の頂点に2本のロックピン24,25を所定の押圧で規
制することで、鏡筒2を筐体1に対して所定の位置、つ
まり回動中心位置にロックすることが可能である。
【0045】また、鏡筒2の下部においてヨーイング軸
62に平行に植設した2本のロックピン24,25に対
して、2枚のロックプレート44,45を各々ピッチン
グ軸52に平行に、かつ、互いに交差する方向に移動し
てロック押圧を加える構造としたので、鏡筒2を支持し
ている支持手段に、直接ロック押圧が加わることがな
い。
【0046】次に、鏡筒2のロック解除動作について説
明する。ロックスイッチ(図示せず)のオフによって制
御回路70はモータ32に電源を供給しロック動作時と
は逆にモータ32を回転させる。モータ32の回転力は
ウォームギヤ35から減速ギヤ36を介して、カムギヤ
37に伝達される。カムピン37a,37bもロック動
作時とは逆回転し、各々と嵌合した第1補助プレート8
4と第2補助プレート85は、カイドピン31aにガイ
ドされ、ロック動作時とは逆に移動する。各々の補助プ
レートの移動に応じて、ばね81,82に付勢されてい
た第1ロックプレート44,第2ロックプレート45も
ガイドピン31aにガイドされて移動し,図8のよう
に、各々のV字型の当接面44aは、第1ロックピン2
4,第2ロックピン25から離間されて、鏡筒2を筐体
1に対してフリーの状態にする。
【0047】なお、ロックスイッチは画振れ補正スイッ
チと連動させることによって、画振れ補正スイッチをオ
ンとしたとき、ロックスイッチをオフにし、逆に、画振
れ補正スイッチをオフとしたとき、ロックスイッチをオ
ンにするようにできるため、ロックスイッチ操作が不用
となるとともに、鏡筒2をロックした際には鏡筒駆動用
のアクチュエータへの電源供給を確実に断つため、不要
な電力消費を防ぐことができる。
【0048】実施例2.上記実施例1では、2つのロッ
クプレート44,45をピッチング軸に平行に、かつ、
互いに離れる方向に移動させていき、各V字型の当接面
がロックピン24,25に対して内側から押圧を加える
構成としたが、図10のように、前述とは逆に各ロック
プレート44.45をピッチング軸52に平行に、か
つ、互いに交差する方向に移動させて、各V字型の当接
面が各ロックピンに対して、外側から押圧を加える構成
としても良い。
【0049】図10は鏡筒2のロック状態を示す上面図
で、図において第1ロックプレート44の当接面44a
は、鏡筒2の下部に植設された第1ロックピン24が貫
通する、ほぼ三角形の穴状に形成され、かつ、そのうち
2辺が第1ロックピン24と約60度以下の圧力角で当
接するように形成されている。
【0050】同様に、第2ロックプレート45の当接面
45aは、鏡筒2の下部に植設された第2ロックピン2
5が貫通する、ほぼ三角形の穴状に形成され、かつ、そ
のうち2辺が第2ロックピン25と約60度以下の圧力
角で当接するように形成されている。ロックピン24,
25、ロック駆動手段など、そのほかの構成は、上記実
施例1と同じである。
【0051】そして、画振れ補正動作は、上記実施例1
と同じであるので説明を省略し、ロック動作時の動作を
説明する。ロックスイッチ(図示せず)のオンによっ
て、制御回路70がモータ32に電源を供給すると、モ
ータ32の回転力はウォームギヤ35から減速ギヤ36
を介して、カムギヤ37に伝達される。カムピン37a
が右回転すると、第1補助プレート84と第1ロックプ
レート44は、カイドピン31aにガイドされて一体に
実施例1とは逆に図中左方向に移動する。やがて,第1
ロックプレート44のV字型の当接面44aは、第1ロ
ックピン24に外側から当接しはじめ、V字型の当接面
44aの圧力角60°以下に設定されて傾斜した辺に沿
って、図10にように第1ロックピン24はV字の頂点
にまで移動する。このとき、V字の頂点に第1ロックピ
ン24が位置したとき、鏡筒2が回動中心に位置するよ
うに第1ロックプレート44を配置しておくことによっ
て、鏡筒2を回動中心まで移動させることができる。
【0052】そして、図10に示すように、第1ロック
ピン24がV字の頂点位置に移動し、第1ロックプレー
ト44が停止した後もカムギヤ37が回転し続けること
により、第1補助プレート84がオーバーストローク
し、この第1補助プレート84と第1ロックプレート4
4がばね81を伸張つつ相対的に変位し、第1ロックプ
レート44が図中左方向に付勢されて、モータ32が停
止する。
【0053】このとき、もう一方の第2補助プレート8
5と第2ロックプレート45の組も同様に、上記実施例
1とは、逆方向に駆動されて、第2ロックピン25の外
側から当接して、鏡筒2を確実にロックするのに必要な
押圧を第2ロックピン25に加える。
【0054】このように、2枚のロックプレートをピッ
チング軸52に平行に、かつ、互いに交差する方向に移
動させて、各V字型の当接面が各ロックピンに対して、
外側から押圧を加える構成としても、鏡筒2を回動中心
でロックすることができる。
【0055】実施例3.上記実施例1,2では各ロック
プレートの当接部をV字形状として、鏡筒2を回動中心
位置でロックする構成としてしていたが、実施例3で
は、図11に示すように、第1ロックプレート44、お
よび、第2ロックプレート45に、ロックピンに当接す
る直線状のブレーキ部44f,45fを形成する。な
お、このブレーキ部44f,45fは、ゴムなどの摩擦
係数の高い材料を用いて構成されている。ロックピン2
4,25、ロック駆動手段など、そのほかの構成は、上
記実施例1で述べた構成と同じである。
【0056】次に、画振れ補正動作については、前述の
実施例1と同様であるので説明を省略し、鏡筒2を筐体
1に対してロックする操作に付いて、鏡筒2のアンロッ
ク状態のロック手段を示す図11と、鏡筒2のロック状
態のロック手段を示す図12を参照しながら説明する。
【0057】図11に示す鏡筒2がアンロックの状態か
ら、ロックスイッチ(図示せず)のオンによって、制御
回路70がモータ32に電源を供給すると、モータ32
の回転力はウォームギヤ35から減速ギヤ36を介し
て、カムギヤ37に伝達される。カムピン37aが右回
転すると、第1補助プレート84と第1ロックプレート
44は、カイドピン31aにガイドされて、一体に図中
右方向に移動する。やがて、やがて、図12のように、
第1ロックプレート44のブレーキ部44fが、回動中
の任意の位置にいる第1ロックピン24に当接し、鏡筒
2をその位置でロックする。
【0058】そして、ブレーキ部44fが第1ロックピ
ン24に当接した後も、カムギヤ37が回転し続けるこ
とにより、第1補助プレート84がオーバーストローク
し、この第1補助プレート84と第1ロックプレート4
4がばね81を伸張しつつ相対的に変位し、第1ロック
プレート44が図中右方向に付勢されて、モータ32が
停止する。
【0059】このとき、もう一方の第2補助プレート8
5と第2ロックプレート45の組も上記実施例1と同様
に駆動されて、第2ロックプレートのブレーキ部45f
が、回動中の任意の位置にいる第2ロックピン25に当
接し、鏡筒2を確実にロックするのに必要な押圧を第2
ロックピン25に加える。
【0060】以上のように、鏡筒2が任意の方向に回動
したときの鏡筒2に植設された2本のロックピン24,
25の位置の変位は、図8のようなヨーイング方向の変
位成分と、図9のようなピッチング方向の変位成分が合
成された変位であるが、上記ロックプレートのような板
状の部材でも、2つのロックプレートを用いて、2つの
ブレーキ部44f,45fに2本のロックピンを当接さ
せ、所定の押圧で固定させることで、鏡筒2を筐体1に
対する向きに拘らずロックすることが可能である。
【0061】また、鏡筒2の下部においてヨーイング軸
62に平行に植設した2本のロックピン24,25に対
して、2枚のロックプレート44,45を各々ピッチン
グ軸52に平行に、かつ、互いに離れる方向に移動して
ロック押圧を加える構造としたので、鏡筒2を支持して
いる支持手段に、直接ロック押圧が加わることがない。
【0062】実施例4.なお、上記実施例では各ロック
プレート44,45の当接部を2本のロックピンの内側
から当接させて鏡筒2をロックしてたが、図13のよう
に2本のロックピンの外側に各ロックプレート44,4
5のブレーキ部44f,45fを配置し、実施例2と同
様にロックプレート44,45を駆動させることによっ
て、ロックピン24,25の外側からロックプレート4
4,45を移動していき、各ブレーキ部44f,45f
をロックピン24,25に当接させて鏡筒2をロックし
ても良い。
【0063】実施例5.また、実施例3,4においてブ
レーキ部を直線状に形成していたが、図14に示すよう
に、各ロックプレート44,45のブレーキ部44f,
45fの形状を、鏡筒2が任意に回動したときの、鏡筒
2に植設したロックピンが描く奇跡に沿った略円弧状の
形状に形成しても良い。このことによって、鏡筒2の向
いている方向、つまり、ロックピン24,25の位置に
拘らず、補助プレート84,85とロックプレート4
4,45のロックに要する移動距離を一定にでき、安定
したロック動作が可能となる。
【0064】実施例6.上記各実施例では、ロックプレ
ート44,45にV字型の当接部、あるいは摩擦係数の
高いブレーキ部が形成されていたが、実施例6では、同
一ロックプレートにV字型の当接面とブレーキ部の両方
を形成し、ロックプレートを一方に移動したとき、V字
型の当接面がロックピンに当接し、また他方に移動した
とき、ブレーキ部がロックピンに当接するよう構成す
る。
【0065】図15は鏡筒2のアンロック状態を示す
図、図16は鏡筒2の回動中心でのロック状態を示す
図、図17は鏡筒2の回動中の任意の位置でのロック状
態を示す図である。図において、第1ロックプレート4
4には、第1ロックピン24と当接した際,圧力角が約
60度で当接するように設定されたV字型の当接面44
aと、第1ロックピン24に当接するような直線状のブ
レーキ部44fが、ほぼ三角形の穴状に形成されてい
る。このほぼ三角形の穴部に、第1ロックピン24が貫
通するように、第1ロックプレート44は配置されてい
る。
【0066】同様に、第2ロックプレート45にも、V
字型の当接面45aとブレーキ部45fが、ほぼ三角形
の穴状に形成されており、そして、この穴部に第2ロッ
クピン25が貫通するように配置されている。ロックピ
ン24,25、ロック駆動手段など、そのほかの構成は
実施例1と同じである。
【0067】鏡筒2を回動中心でロックする動作につい
ては、実施例1と全く同様に、図15に示す鏡筒2がア
ンロック状態から、回動中心でのロック用の第1ロック
スイッチ(図示せず)のオンによって制御回路70がモ
ータ32に電源を供給すると、モータ32の回転力はウ
ォームギヤ35から減速ギヤ36を介して、カムギヤ3
7に伝達される。カムピン37aが右回転すると、、第
1補助プレート84と第1ロックプレート44は、カイ
ドピン31aにガイドされて、一体に図中右方向に移動
する。やがて,第1ロックプレート44のV字型の当接
面44aは、第1ロックピン24と当接しはじめ、V字
型の当接面44aの圧力角60°以下に設定されて傾斜
した辺に沿って、図16にように第1ロックピン24は
V字の頂点にまで移動する。
【0068】そして、図16に示すように、第1ロック
ピン24が、V字の頂点位置に移動し、第1ロックプレ
ート44が停止した後も、カムギヤ37が回転し続ける
ことにより、第1補助プレート84がオーバーストロー
クし、この第1補助プレート84と第1ロックプレート
44がばね81を伸張しつつ相対的に変位し、第1ロッ
クプレート44が図中右方向に付勢されて、モータ32
が停止する。
【0069】このとき、もう一方の第2補助プレート8
5と第2ロックプレート45の組も同様に、カムピン3
7bの右回転の変位を、第2補助プレート85におい
て、カイドピン31aにガイドされて、ピッチング軸に
平行で前述と逆の左方向に移動する。以下同様に、第2
ロックプレート45が移動していき、V字型の当接面4
5aは第2ロックピンと当接し、鏡筒2のロックに必要
な押圧を加える。
【0070】このように、2枚のロックプレートをピッ
チング軸に平行で、かつ互いに離れる方向に駆動させ、
各々のV字型の当接面を2本のロックピンに当接させる
ことによって、鏡筒2を回動中心でロックする。
【0071】次に、鏡筒2を回動中の任意の向きにおい
てロックする動作については、実施例4と同様に、2本
のロックピンに対して外側からロックプレート移動させ
て、ブレーキ部を当接させる。つまり、図15に示す鏡
筒2のアンロック状態から、任意位置でのロック用の第
2ロックスイッチ(図示せず)のオンによって、制御回
路70がモータ32に電源を供給して、モータ32を前
述の回動中心でのロック時とは逆に回転させる。このモ
ータ32の回転力はウォームギヤ35から減速ギヤ36
を介して、カムギヤ37に伝達される。カムピン37a
が左回転すると、第1補助プレート84と第1ロックプ
レート44は、カイドピン31aにガイドされて、一体
に図中左方向に移動する。やがて、図17のように、第
1ロックプレート44のブレーキ部44fが、回動中の
任意の位置にいる第1ロックピン24に当接し、その位
置で鏡筒2を瞬時にロックする。
【0072】そして、ブレーキ部44fが第1ロックピ
ン24に当接した後も、カムギヤ37が回転し続けるこ
とにより、第1補助プレート84がオーバーストローク
し、この第1補助プレート84と第1ロックプレート4
4がばね81を伸張しつつ相対的に変位し、第1ロック
プレート44が図中左方向に付勢されて、モータ32が
停止する。
【0073】このとき、もう一方の第2補助プレート8
5と第2ロックプレート45の組も同様に、回動中心で
のロック時とは逆に駆動されて、第2ロックプレートの
ブレーキ部45fが、回動中の任意の位置にいる第2ロ
ックピン25に当接し、鏡筒2を確実にロックするのに
必要な押圧を第2ロックピン25に加える。
【0074】このように、2枚のロックプレートをピッ
チング軸に平行で、かつ互いに交差する方向に駆動さ
せ、各々のブレーキ部を2本のロックピンに当接させる
ことによって、鏡筒2を回動中の任意の位置で瞬時にロ
ックする。
【0075】以上のように、ロックプレートにV字型の
当接面とブレーキ部の両方を形成し、第1位置でV字型
の当接面がロックピンに当接させて、回動中心で鏡筒を
ロックし、第2位置でブレーキ部をロックピンに当接さ
せて、任意の位置で鏡筒をロックするといった、選択的
なロック動作が可能となる。尚、上記各実施例において
は、一対のロックピンを鏡筒に設け、ロック部材として
のロックプレートを筐体に設けたが、一対のロックピン
を筐体に設け、ロックプレートを鏡筒に設けても良い。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、撮影装置のロック手
段を前述のように構成したので、次のような効果を奏す
る。
【0077】請求項1の発明によれば、鏡筒に植設した
ロックピンにロック部材の押圧を加えるため、鏡筒を支
持する支持手段にロック部材の押圧が加わることなく、
確実に鏡筒をロックでき、また、鏡筒の回動軸近傍にロ
ック手段を構成するため、被ロック部材であるロックピ
ンの回動範囲が小さくなり、これをロックするロック部
材も小さく構成できる。
【0078】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、鏡筒を回動途中の任意の位置でロック
することが可能となり、また、ロック操作を行なったと
き、鏡筒が強制的に回動中心に移動されることがなく、
その位置で瞬時にロックされるため、撮影画像に不自然
な動きを伴うことなく、鏡筒をロックすることができ
る。
【0079】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、回動中心でのロックと、回動途中の任
意の位置でのロックの、2種類の鏡筒ロックを選択的に
動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による撮影装置を示す側面
図である。
【図2】実施例1の撮影装置を示す正面図である。
【図3】実施例1の撮影装置のロック手段を示す斜視図
である。
【図4】実施例1の撮影装置のロック手段の構成を示す
分解斜視図である。
【図5】実施例1の撮影装置の鏡筒の回動を示す側面図
である。
【図6】実施例1の撮影装置の鏡筒の回動を示す側面図
である。
【図7】実施例1の撮影装置の付勢手段の動作を示す側
面図である。
【図8】実施例1の撮影装置のロック手段のアンロック
状態を示す上面図である。
【図9】実施例1の撮影装置のロック手段のロック状態
を示す上面図である。
【図10】この発明の実施例2による撮影装置のロック
手段のロック状態を示す上面図である。
【図11】この発明の実施例3の撮影装置のロック手段
のアンロック状態を示す上面図である。
【図12】実施例3の撮影装置のロック手段のロック状
態を示す上面図である。
【図13】この発明の実施例4による撮影装置のロック
手段のロック状態を示す上面図である。
【図14】この発明の実施例5による撮影装置のロック
手段のロック状態を示す上面図である。
【図15】この発明の実施例6による撮影装置のロック
手段のアンロック状態を示す上面図である。
【図16】実施例6の撮影装置のロック手段のロック状
態を示す上面図である。
【図17】実施例6の撮影装置のロック手段のロック状
態を示す上面図である。
【図18】従来の撮影装置を示す側面図である。
【図19】従来の撮影装置のロック手段を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 筐体 2 鏡筒 5 第1支持体 6 第2支持体 20 レンズ部 21 撮像素子 22 光軸 24 第1ロックピン 25 第2ロックピン 32 モータ 44 第1ロックプレート 45 第2ロックプレート 50 第1アクチュエータ 60 第2アクチュエータ 81 ばね 82 ばね

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を光学的に結像させるレ
    ンズ部と、このレンズ部により得られる光学像を電気情
    報に変換する撮像素子とを保持する鏡筒と、上記鏡筒の
    光軸に略垂直な平面内で互いに直交した2軸回りに上記
    鏡筒を回動自在に支持する支持手段を有する筐体と、上
    記鏡筒を上記2軸回りに回動させる駆動手段と、上記鏡
    筒の回動をロックするロック手段とから構成された撮影
    装置において、 上記ロック手段、上記鏡筒あるいは上記筐体の一方
    り突出し上記平面内で略平行に位置する如く設けられた
    一対のロックピンと、このロックピンと係脱自在に上記
    筐体あるいは上記鏡筒の他方に設けられ、上記ロックピ
    ンと所定の圧力角で当接する略v字形の当接部が形成さ
    れたロック部材と、このロック部材を駆動するロック駆
    動手段とから構成されたことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 被写体からの光を光学的に結像させるレ
    ンズ部と、このレンズ部により得られる光学像を電気情
    報に変換する撮像素子とを保持する鏡筒と、上記鏡筒の
    光軸に略垂直な平面内で互いに直交した2軸回りに上記
    鏡筒を回動自在に支持する支持手段を有する筐体と、上
    記鏡筒を上記2軸回りに回動させる駆動手段と、上記鏡
    筒の回動をロックするロック手段とから構成された撮影
    装置において、 上記ロック手段、上記鏡筒あるいは上記筐体の一方
    り突出し上記平面内で略平行に位置する如く設けられた
    一対のロックピンと、このロックピンと係脱自在に上記
    筐体あるいは上記鏡筒の他方に設けられ、上記ロックピ
    ンと当接する直線または略円弧状のブレーキ部が形成さ
    れたロック部材と、このロック部材を駆動するロック駆
    動手段とから構成されたことを特徴とする撮影装置。
  3. 【請求項3】 被写体からの光を光学的に結像させるレ
    ンズ部と、このレンズ部により得られる光学像を電気情
    報に変換する撮像素子とを保持する鏡筒と、上記鏡筒の
    光軸に略垂直な平面内で互いに直交した2軸回りに上記
    鏡筒を回動自在に支持する支持手段を有する筐体と、上
    記鏡筒を上記2軸回りに回動させる駆動手段と、上記鏡
    筒の回動をロックするロック手段とから構成された撮影
    装置において、 上記ロック手段、上記鏡筒あるいは上記筐体の一方
    り突出し上記平面内で略平行に位置する如く設けられた
    一対のロックピンと、このロックピンと係脱自在に上記
    筐体あるいは上記鏡筒の他方に設けられ、第1位置に移
    動して上記ロックピンと当接する直線または略円弧状の
    ブレーキ部、および第2位置に移動して上記ロックピン
    と所定の圧力角で当接する略v字型の当接部が形成され
    たロック部材と、このロック部材を駆動するロック駆動
    手段とから構成されたことを特徴とする撮影装置。
JP4203768A 1992-07-30 1992-07-30 撮影装置 Expired - Lifetime JP2798855B2 (ja)

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