JP2797442B2 - 水だしコーヒー抽出器 - Google Patents

水だしコーヒー抽出器

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JP2797442B2
JP2797442B2 JP1143708A JP14370889A JP2797442B2 JP 2797442 B2 JP2797442 B2 JP 2797442B2 JP 1143708 A JP1143708 A JP 1143708A JP 14370889 A JP14370889 A JP 14370889A JP 2797442 B2 JP2797442 B2 JP 2797442B2
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隆男 神庭
利男 中村
英夫 小幡
一 大薮
修治 服部
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水道水等に含まれる残留塩素や有機物質等
の除去機能を備えた水だしコーヒー抽出器に関するもの
である。
従来の技術 従来の浄水装置としては、水道水に含まれる残留塩素
や有機物質等を除去するために、第5図に示すような水
道蛇口に取り付ける構造の浄水器が知られている。この
浄水器は浄水器本体1内に水道水が流れる流路2を設け
るとともにこの流路2の途中に活性炭3を装備し、この
活性炭3の物理吸着により水道水に含まれる残留塩素や
有機物質等を除去するようにしていた。
一方第6図に示す水出しコーヒー抽出器においては、
水容器4に水を収容し、調整弁5を調整してその水を少
量ずつ濾過室6内のコーヒ粉7へ滴下させる。そしてコ
ーヒ粉7の間を通過する間にコーヒ成分を抽出し、コー
ヒ液となってガラス容器8へ滴下するものである。この
方式では抽出されてくるコーヒー液は、水容器4に投入
される水が含む、水中の残留塩素や有機物質等によって
味が悪くなる場合が生じるため、前記浄水器等で浄化し
た水を使用していた。
発明が解決しようとする課題 上記の水だしコーヒー抽出器では、でき上がるコーヒ
ーの味は投入する水に含まれている残留塩素や有機物質
によって味が良くなったり悪くなったりした。そのため
浄水器を通過させ、水中の残留塩素や有機物質をとり除
いた水を使用するようにして良い味の水だしコーヒーを
得るようにしていた。
また上記で使用する浄水器では、活性炭3の物理吸着
を利用しているもので、この活性炭3の物理吸着量は流
速と活性炭3の量に比例するため、十分な浄水を得るた
めには、多量の活性炭3が必要となりコスト高になると
いう課題を有していた。
本発明はこのような課題を解決するもので、比較的少
量の活性炭で水道水等に含まれる残留塩素や有機物質等
を除去しおいしい水だしコーヒーを得られる水だしコー
ヒー抽出器を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の水だしコーヒー抽
出器は、水を貯める水容器と、水容器の出口付近に備え
付けられた流量制御装置と、前記流量制御装置で微量に
調整された水が滴下しコーヒーを抽出する濾過室と、前
記流量制御装置と前記濾過室との間に加熱装置を備えた
活性炭を収納した容器を設けたものである。
作用 上記構成によればコーヒーの抽出が行なわれる濾過室
に送り込まれる水は、活性炭により水中の残留塩素や有
機物がとり除かれる為に抽出されるコーヒー液は、コー
ヒー液中の成分と、水中の不用な成分の化学変化を減少
させることのできる為おいしいコーヒー液を得ることが
できる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明の実施例を示す水だしコーヒー抽出
器の断面図を示している。同図において9は水を収容す
る水容器で、この水容器9の下部の出口には流量調整器
10を装備している。11は浄水容器で容器内には12の活性
炭が入っている。浄水容器11の底部には活性炭12の粒度
よりも細い目のメッシュの網13が用いられている。上記
の浄水容器11は着脱が可能で、浄水容器の下には、コー
ヒー15を投入して抽出するための濾過室14が装備されて
いる。16は濾過室14で抽出されたコーヒー液を留めてお
くためのコーヒー容器である。
上記構成において次に作用を説明する。水を水容器9
に流れ流量調整器10によって前記水容器9内の水を微少
量ずつ通過させる。前記流量調整器10で微少量に絞られ
通過する水は全て浄水容器11内の活性炭12に一時溜ま
る。浄水容器11内に溜まった水は浄水容器11の底部がメ
ッシュの網13であるため活性炭12を通過して濾過室14内
のコーヒー15に滴下し、コーヒーの抽出が行なわれるた
め抽出されたコーヒ液はコーヒー容器16に溜まる。ここ
で注目すべきは、浄水容器11を通過する水の速度であ
る。浄水容器11を通過する水の速度は、前記の流量調整
器10により微少量に絞られて大変遅くなるため、浄水容
器11中の活性炭12が少量でも十分浄水作用が行なわれ、
そのため、残留塩素や有機物質がとり除かれた水でコー
ヒーを抽出することができる。
第2図は、本発明の他の実施例を示す滴下水を加熱で
きる水だしコーヒー抽出器である。同図において17は水
を収容する水容器で、この水容器17の下部の出口には流
量調整器20を装備している。19は水中ヒーターで流量調
整器20内の加熱された水温を一定に保てるような温度調
節器18により電源の入切が行なわれる。21は浄水容器で
容器内には22の活性炭が入っている。浄水容器21の底部
には活性炭22の粒度よりも細い目のメッシュの網23が用
いられている。上記の浄水容器21の下には、コーヒー25
を抽出するための濾過室24が装備されている。26は濾過
室24で抽出されたコーヒー液を溜めておくためのコーヒ
ー容器である。
上記構成において次に作用を説明する。水を水容器17
に入れ流量調整器20によって前記水容器17内の水を微少
量ずつ通過させる。この時同時に、水中ヒーター19を通
電すると前記流量調整器20で微少量に絞られ通過する水
は、温度調整器18により一定温度に保たれたものが通過
することになる。前記通過水は全て浄水容器21内の活性
炭22に一時溜まる。浄水容器21内に溜まった水は、浄水
容器21の底部がメッシュの網23であるため活性炭22を通
過して濾過室24内のコーヒー25に滴下し、コーヒーの抽
出が行なわれるため抽出されたコーヒー液はコーヒー容
器26に溜まる。ここで注目すべきは、浄水容器21を通過
する水の温度である。温度の高い水が活性炭22を通過す
る際には、物理吸着の他に、触媒反応すなわち異臭,異
味の原因となる遊離塩素を分解する、活性炭12の浄水効
果を高めるとともに、触媒反応は吸着ではないため、活
性炭の寿命も増加させることができる。
第3図,第4図はさらに他の実施例を示す水だしコー
ヒー抽出器を示したものである。27は水を収容する水容
器で、この水容器27の下部の出口には流量調整器30を装
置している。31は熱板でこの熱板31は、活性炭32が投入
されておりその出口は細い目のメッシュの網33が用いら
れている。28はヒーターで前記熱板31を加熱し、またそ
の加熱された熱板31を一定温度に保てるような温度調節
器29により電源の入切が行なわれる。上記熱板31の下に
は、コーヒー35を抽出するため濾過室34で抽出されたコ
ーヒー液を溜めておくためのコーヒー容器である。
上記構成において次に作用を説明する。水を水容器27
に入れ流量調整器30によって前記水容器27内の水を微少
量ずつ通過させる。これと同時にヒータ28の電源を入れ
熱板31を加熱させ一定温度に保たせる。前記流量調整器
30で微少量に絞られ通過する水は、全て熱板31内の活性
炭12に一時留まる。熱板31に溜まった水は熱板31の底部
がメッシュの網33であるため活性炭32を通過して濾過室
34内のコーヒー35に滴下しコーヒーの抽出が行なわれる
ため抽出されたコーヒー液はコーヒー容器36に溜まる。
ここで注目すべきは、活性炭32の収められている熱板31
は、流量制御装置30で微少量に絞られ通過してくる水を
加熱しつつ浄水し、水容器27の水が完了すると活性炭32
のみを加熱することになり、通過水完了後、しめってい
る活性炭32を乾わかし、さらに活性炭32を加熱する。
これにより活性炭32使用開始時常に乾わいている為、
衛生的でかつ活性炭32を加熱することにより再活性作用
を得られることになり、半永久的に用い活性炭を使用す
ることができる。
また実施例の2,3は、少量の活性炭でその効果を継続
させ半永久的に取り変えの必要がないものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明の水だし
コーヒー抽出器は活性炭の吸着を利用して浄水作用をさ
せることによりよりおいしい水だしコーヒーを得ること
ができるものである。
また、活性炭の吸着及び触媒反応を利用して浄水作用
させ、通水後、湿っている活性炭を加熱装置で乾かし加
熱するために、さらにその効果を持続し続けることでお
いしいコーヒーが半永久的に得ることができるというも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す水だしコーヒー抽出器
の縦断面図、第2図は本発明の他の実施例を示す滴下水
温度調節器付水だしコーヒー抽出器の縦断面図、第3図
(a),(b)は本発明のさらに他の実施例を示す活性
炭の再活性装置付水だしコーヒー抽出器の再活性装置を
示す縦断面図及び要部回路図、第4図は再活性装置付水
だしコーヒー抽出器の縦断面図、第5図は従来の浄水器
を示す概略構成図、第6図は従来の水だしコーヒー抽出
器の縦断面図である。 9……水容器、10……流量制御装置、12……活性炭、14
……濾過室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大薮 一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 服部 修治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−47873(JP,A) 実開 昭59−22627(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 31/00 - 31/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を貯める水容器と、水容器の出口付近に
    備え付けられた流量制御装置と、前記流量制御装置で微
    量に調整された水が滴下しコーヒーを抽出する濾過室
    と、前記流量制御装置と前記濾過室との間に加熱装置を
    備えた活性炭を収納した容器を設けた水だしコーヒー抽
    出器。
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