JP2795232B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JP2795232B2
JP2795232B2 JP7252229A JP25222995A JP2795232B2 JP 2795232 B2 JP2795232 B2 JP 2795232B2 JP 7252229 A JP7252229 A JP 7252229A JP 25222995 A JP25222995 A JP 25222995A JP 2795232 B2 JP2795232 B2 JP 2795232B2
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秀岳 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定性の高いDC
−DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なDC−DCコンバータの
一例を図2に示す。この回路はフォワードタイプのスイ
ッチング電源である。図2において、MOSFET3
は、パルス幅変調回路(以下、PWM回路という)23
から出力される方形波によりON−OFFを繰り返され
る。直流電源1からは、MOSFET3のON−OFF
により、トランス4の1次側4aに断続的に電流I11が
供給され、トランス4の変圧比に応じた電圧が2次側4
bに出力される。
【0003】MOSFET3がON時には、トランス4
の2次側4b〜ダイオード5〜コイル7〜負荷9〜2次
側4bのルートで電流が流れる。また、MOSFET3
がOFF時には、コイル7〜負荷9〜ダイオード6〜コ
イル7のルートで電流I20が流れる。さらに、トランス
4の別の2次側補助巻線4cに接続されたダイオード1
1、定電圧回路12及び平滑コンデンサ13、14から
なる補助電源回路で作られた直流電源は、誤差検出回路
10などに給電される。
【0004】誤差検出回路10では、負荷9の両端に生
ずる2次側出力電圧が、抵抗16、17の接続点から検
出電圧として誤差検出器10の一部を構成するシャント
レギュレータ21の制御入力端子へ加えられる。このシ
ャントレギュレータ21には市販の、例えば型式;TL
431のものが用いられる。この誤差検出回路10の動
作は、特開平5−260743号に詳細に示されてい
る。
【0005】また、抵抗16、17の接続点と定電圧回
路12の出力端子との間に抵抗15を挿入し、その出力
電圧をシャントレギュレータ21に入力する。このシャ
ントレギュレータ21では、出力電圧の検出電圧とシャ
ントレギュレータ21内蔵の基準電圧Vref(略2.5
V)とを比較している。なお、シャントレギュレータ2
1のカソード側は、抵抗18とコンデンサ20との直列
回路を介して抵抗16および17の接続点に接続され、
アノード側は出力端子のグランド側に接続される。
【0006】ここで、入力電圧が増加した場合について
説明する。入力電圧の増加に伴い、従来の回路では以下
の帰還動作により出力電圧を安定化するように動作す
る。つまり、入力電圧V11の増加〜出力電圧の増加〜出
力検出電圧の増加〜シャントレギュレータのカソード電
圧の低下〜フォトカプラの発光ダイオード電流の増加〜
フォトカプラのフォトトランジスタ電流の増加〜スイッ
チングFETのON幅の縮小〜出力電圧の低下、の手順
で動作する。他方、入力電圧が減少した場合には、上記
の動作がぞれぞれ逆方向となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のDC−DCコンバータにおいては、例えば入力
電圧V11の変動幅が大きい場合、帰還回路の位相余裕が
少なくなり発振し易くなり、位相調整が困難であるとい
う問題点を伴う。
【0008】本発明は、入力電圧の変動に対して出力電
圧の安定性の高いDC−DCコンバータを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のDC−DCコンバータは、1次側電圧が変
換された2次側電圧を検出し、この検出電圧を所定の基
準電圧と比較し、比較した誤差信号を出力する誤差検出
回路と、発光ダイオードとトランジスタとフォトダイオ
ードとを有しこのトランジスタのベースとフォトダイオ
ードのアノードとが接続され構成されたフォトカプラを
用いた帰還回路とを具備し、帰還回路は、誤差信号を入
力信号とし、トランジスタが変換動作の制御用の出力を
構成し、且つフォトダイオードのカソードを1次側電圧
に応じた電圧を生ずる地点に接続して形成され、1次側
電圧を帰還回路のフォトダイオードへ直接帰還したこと
を特徴としている。
【0010】上記の1次側電圧に応じた電圧の発生、お
よび2次側電圧の検出にはそれぞれ分圧抵抗を用い、ト
ランジスタにはNPNトランジスタを用いるとよい。
【0011】
【作用】したがって、本発明のDC−DCコンバータに
よれば、1次側電圧が変換された2次側電圧を検出し、
この検出電圧を所定の基準電圧と比較し、比較した誤差
信号を出力する。また、トランジスタのベースとフォト
ダイオードのアノードとが接続され構成されたフォトカ
プラを用いて帰還回路を形成する。この帰還回路は、誤
差信号を入力信号とし、トランジスタが変換動作の制御
用の出力を構成し、且つフォトダイオードのカソードを
1次側電圧に応じた電圧を生ずる地点に接続して形成さ
れる。よって、1次側電圧が帰還回路のフォトダイオー
ドへ直接帰還される。
【0012】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるDC−
DCコンバータの実施例を詳細に説明する。図1を参照
すると本発明のDC−DCコンバータの実施例が示され
ている。本実施例を構成する部品において、図2の従来
例を構成する部品と実質的に同一機能であるものには、
同一番号を付している。
【0013】図1において、本実施例のDC−DCコン
バータは、1次側の入力回路と、2次側の出力回路およ
び補助電源回路と、誤差信号を出力する誤差検出回路1
0と、フォトカプラ22により2次側の誤差信号を1次
側へ帰還する帰還回路と、スイッチング動作を制御する
パルス幅変調回路(以下、PWM回路という)23とか
ら構成される。
【0014】上記の各構成回路の入力回路は、直流電源
1、トランス4の1次側4a、MOSFET3とが直列
に接続され、直流電源1の両端にコンデンサ2と直列接
続の抵抗24、25の両端とが接続されてDC−DCコ
ンバータの1次側回路が構成される。
【0015】2次側の出力回路は、トランス4の2次側
4bとダイオード5、コイル7、負荷9とが直列に接続
され、ダイオード5の出力側とグランドライン(GN
D)間にダイオード6が、コイル7の出力側とグランド
ライン間にコンデンサ8が、それぞれ接続されて構成さ
れる。
【0016】補助電源回路は、トランス4の2次側補助
巻線4cとダイオード11、定電圧回路12とが直列に
接続され、ダイオード11の出力側とCOMライン間に
コンデンサ13が、定電圧回路12の出力端子側とCO
Mライン間にコンデンサ14が、それぞれ接続されて構
成される。
【0017】誤差検出回路10は、シャントレギュレー
タ21のカソード側が、抵抗18とコンデンサ20の直
列回路を介して、分圧抵抗を形成する抵抗16および1
7の接続点に接続される。また、アノード側は出力端子
のグランド側に接続される。制御入力端子が、分圧抵抗
を形成する抵抗15および17の接続点と接続され、更
にこの接続点は抵抗16を介して出力端子のアクティブ
側と接続される。
【0018】帰還回路は、フォトカプラ22により構成
される。このフォトカプラ22は、発光ダイオード22
a、NPNトランジスタ22bおよびフォトダイオード
22cとにより構成され、フォトダイオード22cのア
ノードがNPNトランジスタのベースに接続されたタイ
プのフォトカプラである。発光ダイオード22aのアノ
ード端子は誤差検出回路10の抵抗15端子、カソード
は抵抗19を介して誤差検出回路10を構成するシャン
トレギュレータ21のカソード端子とそれぞれ接続され
る。また、受光側のNPNトランジスタ22bのエミッ
タ端子およびコレクタ端子はPWM回路と、フォトダイ
オード22cのカソード端子が入力回路を構成する直列
接続の抵抗24および25の接続点と、それぞれ接続さ
れる。
【0019】PWM回路23は、入力信号端子がフォト
カプラ22のNPNトランジスタ22bのエミッタ端子
およびコレクタ端子と、出力信号端子がMOSFET3
のゲート端子とそれぞれ接続される。
【0020】上記に構成された本実施例のDC−DCコ
ンバータにおいて、MOSFET3は、PWM回路23
による方形波によりON−OFFを繰り返す。直流電源
1からは、MOSFET3のON−OFFにより、トラ
ンス4の1次側コイル4aに断続的に電流I1が供給さ
れ、トランス4の変圧比に応じた電圧が2次側コイル4
bに出力される。
【0021】MOSFET3がON時には、トランス4
の2次側4b〜ダイオード5〜コイル7〜負荷9〜2次
側4bのルートで電流I0が流れる。また、MOSFE
T3がOFF時には、コイル7〜負荷9〜ダイオード6
〜コイル7のルートで電流I0が流れる。
【0022】また、トランス4の別の2次側補助巻線4
cに接続されたダイオード11、定電圧回路12及び平
滑コンデンサ13、14からなる補助電源回路で作られ
た直流電源は、誤差検出回路10などに給電される。
【0023】負荷9の両端に生ずる2次側出力電圧は、
抵抗16および17の接続点から、検出電圧として誤差
検出器10の一部を構成するシャントレギュレータ21
の制御入力端子に加えられる。
【0024】また、抵抗16および17の接続点と定電
圧回路12の出力端子との間に抵抗15を挿入してシャ
ントレギュレータ21に入力しており、このシャントレ
ギュレータ21により出力電圧検出電圧とシャントレギ
ュレータ21内蔵の基準電圧Vrefとを比較している。
本実施例の内蔵基準電圧Vrefは、2.5Vである。
【0025】ここで、抵抗24、25の接続点は直流電
源1の電圧V1に比例した電圧となり、フォトカプラ2
2を構成しているフォトダイオード22cのカソード
は、この点に接続されている。よって、フォトダイオー
ド22cには入力電圧V1に応じた逆電流が流れる。
【0026】上記の制御の手順は、入力電圧V1の増加
〜抵抗24、25間の電圧の増加〜フォトトランジスタ
電流の増加〜スイッチングFETのON幅の縮小〜出力
電圧の低下、となる。この手順を「従来の技術」の欄で
示した従来例の制御手順と比較すると、短縮されている
ことが解る。上記の逆電流は、入力電圧V1の増加がそ
のままフォトカプラの受光フォトダイオードの逆電流の
増加となり発生する。増加した逆電流は、フォトカプラ
のフォトトランジスタ電流を増加させ、帰還による時間
のディレイがほとんどなくなる。よって、位相余裕不足
に起因する発振等の不安定要因がなくなり、安定した動
作を得ることが可能となる。短縮された制御動作がDC
−DCコンバータの高安定化を生じさせる。
【0027】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるが本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
DC−DCコンバータは、1次側電圧が変換された2次
側電圧を検出し、この検出電圧を所定の基準電圧と比較
し、比較した誤差信号を出力する。また、トランジスタ
のベースとフォトダイオードのアノードとが接続され構
成されたフォトカプラを用いて帰還回路を形成する。こ
の帰還回路は、誤差信号を入力信号とし、トランジスタ
が変換動作の制御用の出力を構成し、且つフォトダイオ
ードのカソードを1次側電圧に応じた電圧を生ずる地点
に接続して形成される。よって、1次側電圧が帰還回路
のフォトダイオードへ直接帰還される。
【0029】この構成によれば、入力電圧の変動がその
ままフォトカプラの受光フォトダイオードの逆電流とな
り、フォトカプラのフォトトランジスタの電流を制御す
る。この制御には、帰還による時間のディレイがほとん
どない。故に、位相余裕不足に起因する発振等の不安定
要因がなくなり、安定した出力動作を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDC−DCコンバータの実施例を示す
回路図である。
【図2】従来のDC−DCコンバータの構成例を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2、8、13、14、20 コンデンサ 3 MOSFE丁 4 トランス 5、6、11 ダイオード 7 コイル 9 負荷 10 誤差検出回路 12 定電圧回路 15〜19、24、25 抵抗 21 シャントレギュレータ 22 フォトカプラ 23 パルス幅変調回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側電圧が変換された2次側電圧を検
    出し、該検出電圧を所定の基準電圧と比較し、比較した
    誤差信号を出力する誤差検出回路と、 発光ダイオードとトランジスタとフォトダイオードとを
    有し、このトランジスタのベースとフォトダイオードの
    アノードとが接続され構成されたフォトカプラを用いた
    帰還回路とを具備し、 該帰還回路は、前記誤差信号を入力信号とし、前記トラ
    ンジスタが前記変換動作の制御用の出力を構成し、且つ
    前記フォトダイオードのカソードを前記1次側電圧に応
    じた電圧を生ずる地点に接続して形成され、 前記1次側電圧を前記帰還回路のフォトダイオードへ直
    接帰還したことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記1次側電圧に応じた電圧の発生は、
    分圧抵抗を用いて行うことを特徴とする請求項1記載の
    DC−DCコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記2次側電圧の検出は、分圧抵抗を用
    いて行うことを特徴とする請求項1または2記載のDC
    −DCコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記トランジスタは、NPNトランジス
    タであることを特徴とする請求項1から3の何れか1項
    に記載のDC−DCコンバータ。
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