JP2794428B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2794428B2
JP2794428B2 JP63313187A JP31318788A JP2794428B2 JP 2794428 B2 JP2794428 B2 JP 2794428B2 JP 63313187 A JP63313187 A JP 63313187A JP 31318788 A JP31318788 A JP 31318788A JP 2794428 B2 JP2794428 B2 JP 2794428B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置で使用するのに好適なシート搬送装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、プリンタやファクシミリ等の記録装置における
フリクション方式の紙送り装置(シート搬送装置)は、
第12図に示すように、主紙送りローラ1と、該主紙送り
ローラ1に圧接するピンチローラ(図示せず)とで印字
用紙の主搬送を行い、かつ印字後の用紙を張力を与えて
引張る副紙送りローラ2とを備えていた。
また、副紙送りローラ2に用紙を圧接するために、拍
車3が対向した位置に設けられており、図示しない押圧
手段により、常時副紙送りローラ2に圧接している。さ
らに、前記主紙送りローラ1と副紙送りローラ2との間
にはアイドルプーリ4が配設されており、該アイドルプ
ーリ4は主紙送りローラ1と副紙送りローラ2に図示し
ない押圧バネにより圧接されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来のシート搬送装置(紙送
り装置)では、印字ヘッド5の真上に配置した拍車3に
副紙送りローラ2が対向しており、その上にケース6が
必要なので、記録装置を薄く構成できなかった。また、
印字していない時にも拍車3が、常時、副紙送りローラ
2に圧接した構造となっているため、シート搬送手段を
形成する副紙送りローラ2の表面が劣化するという欠点
があった。
さらに、記録装置を立ててボトムパスで、オートシー
トフィーダを使用する場合、排紙時に、ケース6の出口
部に用紙が引掛かるといった欠点もあった。
本発明は上述した従来技術に鑑みてなされたものであ
り、本発明の目的は、収納時の装置全体を薄型に構成す
ることができ、シート排出手段を形成するローラの表面
劣化を防止することができるシート搬送装置を提供する
ことである。
〔問題点を解決するための手段〕
請求項1の発明は、副ローラと拍車から成り、前記副
ローラの一部がケースから突出して該副ローラと前記拍
車が互いに接触した状態で作動可能であり、収納時には
前記副ローラが前記ケース内に収納されるとともに該副
ローラが前記拍車から離間するように構成されたシート
排出手段と、前記副ローラのケースから突出した部分を
ケースの内部に移動させる副ローラ移動手段と、を有す
るシート搬送装置により、上記目的を達成するものであ
る。
請求項2の発明は、請求項1の構成に加えて、前記副
ローラ移動手段は前記ケースの開閉部分によって構成さ
れることにより、一層効率よく上記目的を達成するもの
である。
〔作 用〕
本発明によるシート搬送装置の好適な実施態様によれ
ば、印字後のシートを搬送する副ローラを回動可能応な
アーム上に軸支し、収納時には該アームを内方へ回動さ
せて副ローラがケース内に納まるようにしたため、収納
時の装置全体を薄型にすることができる。
また、副ローラは収納時には拍車から離間するので、
副ローラ表面の拍車による凹み等の永久変形を防止する
ことができる。
さらに、使用時には副ローラがケースから露出してい
るため、印字後のシートの排出を一層容易にかつ確実に
行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例を用いて本発明の詳細を説明
する 第1図は本発明に係るシート搬送装置を備えた記録装
置の一実施例を示す全体斜視図、第2図は同記録装置の
概略構成図、第3図は同記録装置の部分断面図、第4図
は同記録装置の斜視図、第5図は同記録装置の部分断面
図である。
これらの図において、主紙送りローラ(以後、主ロー
ラと略す)7は円筒形状に作製されており、外周部は所
定の摩擦係数を有しており、一体に形成された軸8が、
後述するベース9の左右側板9a、9bに回転自在に支持さ
れている。また、記録後のシートを排出するための副紙
送りローラ(以後、副ローラと略す)10は、後述するロ
ーラアーム11に回転自在に支持されている。
前記副ローラ10は、第1図に示すように、両端部に設
けられた紙送り部10aと、中央部に前記紙送り部10aより
若干(おおむね2〜6%)小さな径の伝達部10bとで構
成されており、該紙送り部10a及び伝達部10bの外周は摩
擦係数が大に設定されている。
一方、拍車12は外周に歯を有した薄板で作製されてお
り、軸12aを介して後述するカバー34に支持されると共
に、図示しない押圧手段により、所定の圧力で前記副ロ
ーラ10に圧接されている。なお、前記拍車12は副ローラ
10の紙送り部10aに対応して設けられているが、一部図
示を省略する。また、アイドルローラ13は前記主ローラ
7と副ローラ10の伝達部10bに圧接しており、主ローラ
7の回転力を摩擦伝導で副ローラ10に伝えている。
符号14は左右一対に設けられたローラばねで、後述す
るプラテン15に取り付けられ、前記アイドルローラ13の
両端に設けられた軸13aに開放端部14aで圧接しており、
前記アイドルローラ13を常時一方向に付勢している。ま
た、前記プラテン15は主ローラ7の上部に位置してお
り、印字ヘッド16のノズル面16aに対向した位置にある
印字面15aを有しており、図示しないステーでベース9
に取り付けられている。
さらに、ローラアーム11は軸11aを支点に前記プラテ
ン15に揺動自在に取り付けられており、上方への回転に
は所定の位置で停止するようにストッパ部11bが形成さ
れており、前記プラテン15に設けたストッパ15bに当接
するようになっている。また、ローラアーム11の一端に
は、前記副ローラ10を支持するための腕11cと、後述す
る紙ガイド19(外装の一部を成す)と当接するための当
接部11dが形成されている。ロックボタン20は前記プラ
テン15に摺動自在に取り付けられており、紙ガイド19の
フック部19aを係止するためのフック部20aが形成されて
いる(第5図参照)。
前記ベース9の両側には左側板9a、右側板9bが立設し
ている。また、ボトムパスのための開口部9cがベース9
に設けられている。なお、符号21は第1のガイド軸、22
は第2のガイド軸で、前記ベース9の左右側板9a、9bに
支持されている。該第1のガイド軸21、第2のガイド軸
22にはキャリア23が摺動自在に支持されている。
また、印字ヘッド16は印字部とインクタンクが一体と
なった、所謂使い捨て型であり、前記キャリア23に搭載
されている。なお、コントロール基板と、印字ヘッド16
の印字部とを配線するフレキシブルプリント板は図示を
省略している。
キャリアモータ24は取付ステー17を介して前記右側板
9bに取り付けられている。またモータプーリ25は前記キ
ャリアモータ24の軸24aに固着されている。さらに、タ
イミングベルト26は前記モータプーリ25と、図示しない
テンションプーリとの間に張架されており、1部が前記
キャリア23の下部に連結されている。また、紙送りモー
タ27は図示しないステーで、前記ベース9に取り付けら
れている。ローラギア28は、前記主ローラ7の軸8に取
り付けられており、前記紙送りモータ27のピンオン(図
示せず)に噛合している。
ペーパパン29は前記左、右側板9a、9bに取り付けられ
ており、前記主ローラ7の後方より前方へと印字用紙を
案内している。紙押え板30は前記ベース9に取り付けら
れており、所定の圧力で、前記主ローラ7に押圧してい
る。また、ピンチローラ31(第2図参照)は図示しない
ばねにより、前記主ローラ7に押圧されている。
さらに、前記上ケース32にはヒンジ32a、32bが設けら
れており、かつ前面部には一部を凹部にしてスイッチの
作動部が露出するための穴32cが設けられている。ま
た、前記紙ガイド19は該上ケース32のヒンジ32aを中心
に回動可能に取り付けられており、先端部にはフック部
19aが形成され、前記ロックボタン20のフック部20aと係
合するようになっている。
カバー34は前記ケース32のヒンジ32bに回動自在に支
持されており、先端部には前記拍車12が取り付けられて
いる。該拍車12の取付部には、第3図に示すように薄板
の拍車12に対応してカバー34にV形の溝34aが形成され
ており、拍車12がオペレータの指に触れないように、し
かも、カバー34と厚さ方向で重複できるようになってい
る。なお、符号35は下ケースである。コントロール基板
36には所定の位置にコントロール用のスイッチ37が取り
付けられており、作動部37aは前記上ケース32の穴32cよ
り露出するようになっている。
次に、以上のような構成においてその動作を説明す
る。
第6図はプリンタの収納状態を示しており、紙ガイド
19が閉められているため、該紙ガイド19によりローラア
ーム11の当接部11dが押されて、下方に回動している。
また、副ローラ10はローラアーム11に支持されているた
め、同様に下方に位置している。このため、収納時に副
ローラ10の高さ方向に対する弊害はない。
一方、アイドルローラ13は、副ローラ10に押されて、
主ローラ7の外周上の転がり、後方に位置している。こ
の一連の動きには、アイドルローラ13の回転と、副ロー
ラ10の回転が伴なうが、紙ガイド19は、副ローラ10の外
周に触れないため、該紙ガイド19を閉める際の抵抗にな
ることはない。この時、拍車12と副ローラ10は接触して
いない。
次に、印字をする際の動作を述べると、ロックボタン
20を摺動させると、ローラばね14の力によりローラアー
ム11を介して、常に紙ガイド19を上方に押し上げている
ため、ロックがはずされて自動的に所定量持ち上がる
(第7図参照)。このため、紙ガイド19は、容易に指が
かかるようになるため、操作性が極めて良い。該紙ガイ
ド19は、さらに回動されて所定の位置で停止し(ストッ
プ部材は図示省略)、第2図の状態になる。この状態で
は、副ローラ10と拍車12とは対向しており、印字用紙を
引張り上げることができるようになっている。
また、第8図に示すように、プリンタを立てて底部の
ボトムパス用開口部9cより、用紙38を供給する供給専用
のオートシートフィーダーを装着した場合、印字後の排
紙はプリンタ側で行うことになるが、副ローラ10が上ケ
ース32の外部に露出しているため、印字用紙38の後端が
上ケース32内に引掛かることもなく、確実に排紙して下
方に落とすことができる(第9図参照)。
第10図は本発明の第2の実施例で、ローラアーム11を
廃止し、その代わりに副ローラ10の外周に摩擦係数の低
い当接部分10cを環状に設けた構成といたものである。
また、紙ガイド19には前記当接部分10cに対応した位置
に押圧リブ19bが設けられており、紙ガイド19を閉じる
時に副ローラ10の当接部分10cと押圧リブ19bとが接触す
るので、回動時の抵抗が発生しないようになっている。
第11図は本発明の第3の実施例で、副ローラ10の両端
に形成されたガイド軸10dを、紙ガイド19に設けた押圧
片19cで押圧するようにしたもので、プラテン15には所
定の位置に穴15cを設けた構成となっている。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、請求項1の発明によ
れば、副ローラと拍車から成り、前記副ローラの一部が
ケースから突出して該副ローラと前記拍車が互いに接触
した状態で作動可能であり、収納時には前記副ローラが
前記ケース内に収納されるとともに該副ローラが前記拍
車から離間するように構成されたシート排出手段と、前
記副ローラのケースから突出した部分をケースの内部に
移動させる副ローラ移動手段と、を有するシート搬送装
置としたので、収納時の装置全体を薄型に構成できると
ともに、収納時に副ローラが拍車から離間することから
該副ローラの永久変形等による表面劣化を防止でき、さ
らに、使用時に副ローラがケースより露出していること
からシートの排出を容易にかつ確実に行うことができる
シート搬送装置が提供される。
請求項2の発明によれば、請求項1の構成に加えて、
前記副ローラ移動手段は前記ケースの開閉部分によって
構成されるようにしたので、一層効率よく前記効果を実
現できるシート搬送装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート搬送装置を備えた記録装置
の一実施例を示す全体斜視図、第2図は同記録装置のシ
ート搬送装置の使用時の縦断面図、第3図は同シート搬
送装置の部分断面図、第4図は同記録装置の外観斜視
図、第5図は同記録装置のケースの開閉部分の部分断面
図、第6図は同シート搬送装置の収納時の縦断面図、第
7図は同シート搬送装置の動作を示す縦断面図、第8図
は同記録装置にオートシートフィーダを装着した状態を
示す外観斜視図、第9図は同記録装置におけるシートの
排出状態を示す部分縦断面図、第10図は本発明に係るシ
ート搬送装置の他の実施例を示す部分斜視図、第11図は
本発明に係るシート搬送装置のさらに他の実施例を示す
部分斜視図、第12図は従来のシート搬送装置の一例を示
す縦断面図である。 7……主紙送りローラ(主ローラ)、10……副紙送りロ
ーラ(副ローラ)、11……ローラアーム、12……拍車、
13……アイドルローラ、14……ローラばね、15……プラ
テン、16……印字ヘッド、19……紙ガイド、20……ロッ
クボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 29/22 B41J 13/02 H04N 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副ローラと拍車から成り、前記副ローラの
    一部がケースから突出して該副ローラと前記拍車が互い
    に接触した状態で作動可能であり、収納時には前記副ロ
    ーラが前記ケース内に収納されるとともに該副ローラが
    前記拍車から離間するように構成されたシート排出手段
    と、 前記副ローラのケースから突出した部分をケースの内部
    に移動させる副ローラ移動手段と、 を有するシート搬送装置。
  2. 【請求項2】前記副ローラ移動手段は前記ケースの開閉
    部分によって構成されることを特徴とする請求項1に記
    載のシート搬送装置。
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