JP2793981B2 - ヒールカップつきスノーボードブーツ - Google Patents
ヒールカップつきスノーボードブーツInfo
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- heel
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- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/0482—Ski or like boots characterised by type or construction details made from materials with different rigidities
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B23/00—Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
- A43B23/08—Heel stiffeners; Toe stiffeners
- A43B23/16—Heel stiffeners; Toe stiffeners made of impregnated fabrics, plastics or the like
- A43B23/17—Heel stiffeners; Toe stiffeners made of impregnated fabrics, plastics or the like made of plastics
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- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0401—Snowboard boots
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スノーボードブーツ
(靴)に関する。更に詳しくは、足をスノーボードブー
ツに安定的に保持するためのヒールカップつきスノーボ
ードブーツに関する。
(靴)に関する。更に詳しくは、足をスノーボードブー
ツに安定的に保持するためのヒールカップつきスノーボ
ードブーツに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のスポーツであるスノーボードはス
キーの変形であるが、短い単一のボードに両足を乗せる
スノーボードはスキーよりも強い脚力を要求される。ス
ノーボードブーツとスノーボードとの間の一体性は、ス
キーブーツとスキーとの間の一体性よりも一層の体力が
要求される。更に、スノーボードと足との間の一体性
は、スキーブーツと足との間の一体性よりも一層の体力
が要求される。
キーの変形であるが、短い単一のボードに両足を乗せる
スノーボードはスキーよりも強い脚力を要求される。ス
ノーボードブーツとスノーボードとの間の一体性は、ス
キーブーツとスキーとの間の一体性よりも一層の体力が
要求される。更に、スノーボードと足との間の一体性
は、スキーブーツと足との間の一体性よりも一層の体力
が要求される。
【0003】靴とスノーボードに固定されているヴィン
ディングを固定するためのベルトを締める際に、スノー
ボードブーツと足を締め付ける方法が一般的に知られて
いる。ブーツを介して足をスノーボードに固定するこの
ような固定方法は、足とスノーボードとブーツとの間の
3部材間の固定関係がはっきりしない。このため、スノ
ーボードとブーツとの固定関係がよろしくない。
ディングを固定するためのベルトを締める際に、スノー
ボードブーツと足を締め付ける方法が一般的に知られて
いる。ブーツを介して足をスノーボードに固定するこの
ような固定方法は、足とスノーボードとブーツとの間の
3部材間の固定関係がはっきりしない。このため、スノ
ーボードとブーツとの固定関係がよろしくない。
【0004】スノーボードとブーツとの固定関係及びブ
ーツと足との固定関係の独立性を明確にすることが、特
にスノーボードにおいて要請されている。特に、ヒール
サイドによるターンを行う際に、スノーボードブーツの
両側部、すなわち足の甲から足指にかけての側面を支持
し安定させる手段が求められている。
ーツと足との固定関係の独立性を明確にすることが、特
にスノーボードにおいて要請されている。特に、ヒール
サイドによるターンを行う際に、スノーボードブーツの
両側部、すなわち足の甲から足指にかけての側面を支持
し安定させる手段が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような技
術的背景に基づいてなされたものであり、下記目的を達
成する。
術的背景に基づいてなされたものであり、下記目的を達
成する。
【0006】本発明の目的は、スノーボードとブーツと
の固定関係を明確にするヒールカップつきスノーボード
ブーツを提供することにある。
の固定関係を明確にするヒールカップつきスノーボード
ブーツを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ブーツと足との固定
関係を明確にするヒールカップつきスノーボードブーツ
を提供することにある。
関係を明確にするヒールカップつきスノーボードブーツ
を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、スノーボードと
ブーツと足との固定関係を明確にするヒールカップつき
スノーボードブーツを提供することにある。
ブーツと足との固定関係を明確にするヒールカップつき
スノーボードブーツを提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、スノーボードに
対しブーツを介して足を強力に固定するヒールカップつ
きスノーボードブーツを提供することにある。
対しブーツを介して足を強力に固定するヒールカップつ
きスノーボードブーツを提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、ステップ・イン
式のスノーボードにおいて、スノーボードに対しブーツ
を介して足を強力に固定するスノーボードブーツ用ヒー
ルカップを提供することにある。
式のスノーボードにおいて、スノーボードに対しブーツ
を介して足を強力に固定するスノーボードブーツ用ヒー
ルカップを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような手段を採る。
題を解決するために、次のような手段を採る。
【0012】本発明1のヒールカップつきスノーボード
ブーツは、前記スノーボードブーツの後方側から中央部
を越えて装着され、前記スノーボードブーツを構成する
他の側部より機械的強度が強く硬い素材で作られている
ヒールカップ(1)を有し、前記ヒールカップ(1)
は、底部(2)の後方側で接続し足の踵部に対応する後
部(3)と、前記底部(2)の両側及び前記後部(3)
に接続し足の両側部に対応する両側部(4)とからな
り、かつ前記両側部(4)は、前記底部(2)より前方
に長い前方部(6)を備えている。
ブーツは、前記スノーボードブーツの後方側から中央部
を越えて装着され、前記スノーボードブーツを構成する
他の側部より機械的強度が強く硬い素材で作られている
ヒールカップ(1)を有し、前記ヒールカップ(1)
は、底部(2)の後方側で接続し足の踵部に対応する後
部(3)と、前記底部(2)の両側及び前記後部(3)
に接続し足の両側部に対応する両側部(4)とからな
り、かつ前記両側部(4)は、前記底部(2)より前方
に長い前方部(6)を備えている。
【0013】本発明2のヒールカップつきスノーボード
ブーツは、前記発明1のヒールカップつきスノーボード
ブーツであり、前記ヒールカップは合成樹脂製であり、
硬度85(ASTM D785 ロックウエル硬度Rス
ケール)以上である。
ブーツは、前記発明1のヒールカップつきスノーボード
ブーツであり、前記ヒールカップは合成樹脂製であり、
硬度85(ASTM D785 ロックウエル硬度Rス
ケール)以上である。
【0014】本発明3のヒールカップつきスノーボード
ブーツは、前記発明1又は2のヒールカップつきスノー
ボードブーツであり、前記ヒールカップは、ポリヘキサ
メチルレンアジパミドである。
ブーツは、前記発明1又は2のヒールカップつきスノー
ボードブーツであり、前記ヒールカップは、ポリヘキサ
メチルレンアジパミドである。
【0015】
【0016】
【0017】本発明のヒールカップつきスノーボードブ
ーツは、当該ブーツの本体を構成する皮の最外表面に射
出成形により形成されるのがよいが、内側に形成するこ
ともできる。本発明のヒールカップつきスノーボードブ
ーツは、エンジニアリングプラスチック、金属等の硬質
の材料で形成される。合成樹脂の場合は、引張応力、曲
げ、ねじり剛性、衝撃強度、硬度等の機械的強さを有す
るものを使用する。例えば、ナイロン樹脂を用いて射出
成形により製造することができ、好ましくは厚さ2.5
mm〜3.0mmに形成される。ナイロン樹脂の場合
は、ポリヘキサメチレンアジパミド(登録商標ナイロン
66)で硬度で約85(ASTM D785 ロックウ
エル硬度Rスケール)以上が好ましい。
ーツは、当該ブーツの本体を構成する皮の最外表面に射
出成形により形成されるのがよいが、内側に形成するこ
ともできる。本発明のヒールカップつきスノーボードブ
ーツは、エンジニアリングプラスチック、金属等の硬質
の材料で形成される。合成樹脂の場合は、引張応力、曲
げ、ねじり剛性、衝撃強度、硬度等の機械的強さを有す
るものを使用する。例えば、ナイロン樹脂を用いて射出
成形により製造することができ、好ましくは厚さ2.5
mm〜3.0mmに形成される。ナイロン樹脂の場合
は、ポリヘキサメチレンアジパミド(登録商標ナイロン
66)で硬度で約85(ASTM D785 ロックウ
エル硬度Rスケール)以上が好ましい。
【0018】他のエンジニアリングプラスチックの場合
でも、例えばポリプロピレン(PP)の硬度である85
(ASTM D785 ロックウエル硬度Rスケール)
以上であれば好ましい。また、本発明のヒールカップつ
きスノーボードブーツは、ステップイン式のブーツに用
いると効果的である。
でも、例えばポリプロピレン(PP)の硬度である85
(ASTM D785 ロックウエル硬度Rスケール)
以上であれば好ましい。また、本発明のヒールカップつ
きスノーボードブーツは、ステップイン式のブーツに用
いると効果的である。
【0019】本発明のヒールカップつきスノーボードブ
ーツは、スノーボードに対して足を前傾させてねじる際
に、踵部とブーツとの一体的関係が強く、足の回転がブ
ーツ及びスノーボードに有効に伝達される。この場合、
足の回転がブーツを介して有効に伝達される。ヒールカ
ップのブーツの踵部から指先部に及ぶ両側部は底部を介
して一体的である。ヒールカップを配置したことによる
側方支持力が大きいこのような両側部により、踵部を中
心とするブーツの回転がスノーボードと一体的に有効に
行われる。両側部の長さが底部の長さよりも長いので、
ヒールカップにフレキシビリティーがあり、足が痛くな
い。
ーツは、スノーボードに対して足を前傾させてねじる際
に、踵部とブーツとの一体的関係が強く、足の回転がブ
ーツ及びスノーボードに有効に伝達される。この場合、
足の回転がブーツを介して有効に伝達される。ヒールカ
ップのブーツの踵部から指先部に及ぶ両側部は底部を介
して一体的である。ヒールカップを配置したことによる
側方支持力が大きいこのような両側部により、踵部を中
心とするブーツの回転がスノーボードと一体的に有効に
行われる。両側部の長さが底部の長さよりも長いので、
ヒールカップにフレキシビリティーがあり、足が痛くな
い。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明の実施の形態1を示し底面
図である。図2は、図1のII−II線で切断した断面図で
ある。スノーボードブーツ用ヒールカップ1は、図3に
示すようにブーツ本体に取り付けられる。
て説明する。図1は、本発明の実施の形態1を示し底面
図である。図2は、図1のII−II線で切断した断面図で
ある。スノーボードブーツ用ヒールカップ1は、図3に
示すようにブーツ本体に取り付けられる。
【0021】スノーボードブーツ用ヒールカップ1は、
底部2と、底部2の後方側で接続し湾曲しながら立ち上
がる後部3と、底部2及び後部3に接続し底部2の両側
から立ち上がる両側部4とからなる。両側部4は底部2
よりもブーツの前方に長く延びている。両側部4の上端
面4aは、先端(足指方向である前端)に向かって上方
から下方へ下がるように傾斜している。
底部2と、底部2の後方側で接続し湾曲しながら立ち上
がる後部3と、底部2及び後部3に接続し底部2の両側
から立ち上がる両側部4とからなる。両側部4は底部2
よりもブーツの前方に長く延びている。両側部4の上端
面4aは、先端(足指方向である前端)に向かって上方
から下方へ下がるように傾斜している。
【0022】底部2は底部であり足の踵の足裏を主に支
持する。後部3は、足の踵部の後方部を主に支持する。
踵部3には、更に高く立ち上がる上方部5が上方に連続
して一体に形成されている。両側部4は、足の両側部を
主に支持する。特に両側部4の前方部6は足の甲と指先
にかけての側面を支持する。特に、平面からみて足が最
も広い部分、すなわち指先に近い位置の足の側面を支持
する。
持する。後部3は、足の踵部の後方部を主に支持する。
踵部3には、更に高く立ち上がる上方部5が上方に連続
して一体に形成されている。両側部4は、足の両側部を
主に支持する。特に両側部4の前方部6は足の甲と指先
にかけての側面を支持する。特に、平面からみて足が最
も広い部分、すなわち指先に近い位置の足の側面を支持
する。
【0023】指先に近い位置の側面位置である前方部6
の位置まで足を支持することは、支持面が長いので安定
する。また、この前方部6はスノーボードを例えば踵を
支点にターンさせるとき最も力がかかる位置でもあるの
で、ターンが安定する。スノーボードブーツ用ヒールカ
ップ1は、ブーツ(図示せず)の本体を構成する皮の最
外表面に射出成形により硬質の合成樹脂材料で形成され
る。
の位置まで足を支持することは、支持面が長いので安定
する。また、この前方部6はスノーボードを例えば踵を
支点にターンさせるとき最も力がかかる位置でもあるの
で、ターンが安定する。スノーボードブーツ用ヒールカ
ップ1は、ブーツ(図示せず)の本体を構成する皮の最
外表面に射出成形により硬質の合成樹脂材料で形成され
る。
【0024】硬質の材料としては、硬質のエンジニアリ
ングプラスティクが望ましい。例えば、ナイロン樹脂を
用いる。ポリヘキサメチレンアジパミド(登録商標ナイ
ロン66)で硬度で約90(ASTM D785 ロッ
クウエル硬度Rスケール)以上のものを用いた。厚さが
2.5mm〜3.0mmになるように成形する。ただ
し、スノーボードブーツ用ヒールカップ1は、しなやか
で伸び縮みせず機械的特性が強靭な材料ならFRP等他
の材料でもよい。
ングプラスティクが望ましい。例えば、ナイロン樹脂を
用いる。ポリヘキサメチレンアジパミド(登録商標ナイ
ロン66)で硬度で約90(ASTM D785 ロッ
クウエル硬度Rスケール)以上のものを用いた。厚さが
2.5mm〜3.0mmになるように成形する。ただ
し、スノーボードブーツ用ヒールカップ1は、しなやか
で伸び縮みせず機械的特性が強靭な材料ならFRP等他
の材料でもよい。
【0025】このようなスノーボードブーツ用ヒールカ
ップは、当該ブーツの中底などのブーツ底部に底部2を
接着などの手段で一体化することができる。スノーボー
ドブーツ用ヒールカップ1は、ブーツの後方側から中央
部ないしつま先部に及んで延び装着されるように、前方
部6,6が両側部4,4に連続に前方に延びている。両
側方部4をブーツの側方部に、後部3をブーツの踵部に
接着・縫製などの手段で固定してもよい。着脱自在にブ
ーツの内側に装着することもできる。
ップは、当該ブーツの中底などのブーツ底部に底部2を
接着などの手段で一体化することができる。スノーボー
ドブーツ用ヒールカップ1は、ブーツの後方側から中央
部ないしつま先部に及んで延び装着されるように、前方
部6,6が両側部4,4に連続に前方に延びている。両
側方部4をブーツの側方部に、後部3をブーツの踵部に
接着・縫製などの手段で固定してもよい。着脱自在にブ
ーツの内側に装着することもできる。
【0026】図3は、前記ヒールカップ1を装着するた
めのスノーボード用ブーツ21を示している。スノーボ
ード用ブーツ21は、靴底部22と指先部23と踵部2
4と脚部25とからなり、靴底部22には硬い材質の中
底26が装着されている。図3は、ヒールカップ1がス
ノーボード用ブーツ21の内部に装着されている場合を
示している。ヒールカップ1の底部2は、スノーボード
用ブーツ21の靴底部に固着されている。ヒールカップ
1の両側部4、4及び前方部6、6は、スノーボード用
ブーツ21の両側部及び指先部23の両側部に固着する
ことができる。ヒールカップ1の踵部3は、スノーボー
ド用ブーツ21の踵部24に固着することができる。
めのスノーボード用ブーツ21を示している。スノーボ
ード用ブーツ21は、靴底部22と指先部23と踵部2
4と脚部25とからなり、靴底部22には硬い材質の中
底26が装着されている。図3は、ヒールカップ1がス
ノーボード用ブーツ21の内部に装着されている場合を
示している。ヒールカップ1の底部2は、スノーボード
用ブーツ21の靴底部に固着されている。ヒールカップ
1の両側部4、4及び前方部6、6は、スノーボード用
ブーツ21の両側部及び指先部23の両側部に固着する
ことができる。ヒールカップ1の踵部3は、スノーボー
ド用ブーツ21の踵部24に固着することができる。
【0027】スノーボードブーツ用ヒールカップ1は、
ブーツの最外側の表面に装着して使用することもでき
る。この場合も、両側方部4をブーツの側方部の外側に
後部3をブーツの踵部の外側に接着・縫製などの手段で
固定することができる。更に、着脱自在にブーツの内側
に装着することもできる。
ブーツの最外側の表面に装着して使用することもでき
る。この場合も、両側方部4をブーツの側方部の外側に
後部3をブーツの踵部の外側に接着・縫製などの手段で
固定することができる。更に、着脱自在にブーツの内側
に装着することもできる。
【0028】スノーボードブーツ用ヒールカップ1に
は、後部及び両側部にそれぞれに複数の穴又は孔31が
開けられている。この穴31は、バンドなどを通して取
り付けるための取付孔である。ブーツは、底部と脚部と
の角度を調整する手段が設けられている。この手段は、
底部と脚部を締め付けて距離を縮める手段である。踵部
の両側に両端部が固定され中間部が指先部と脚部の前方
部との間をめぐるストラップで実現できる。このような
ストラップを締めることにより、前記角度を調整でき
る。また、脚部の後方部と指先部を結ぶストラップ又は
紐を引き締めることにより、前記角度を調整することが
できる。このような角度調整は、本発明のヒールカップ
による足固定性を確実にすることができる。
は、後部及び両側部にそれぞれに複数の穴又は孔31が
開けられている。この穴31は、バンドなどを通して取
り付けるための取付孔である。ブーツは、底部と脚部と
の角度を調整する手段が設けられている。この手段は、
底部と脚部を締め付けて距離を縮める手段である。踵部
の両側に両端部が固定され中間部が指先部と脚部の前方
部との間をめぐるストラップで実現できる。このような
ストラップを締めることにより、前記角度を調整でき
る。また、脚部の後方部と指先部を結ぶストラップ又は
紐を引き締めることにより、前記角度を調整することが
できる。このような角度調整は、本発明のヒールカップ
による足固定性を確実にすることができる。
【0029】スノーボードブーツ用ヒールカップ1の後
部により補強されたブーツの踵部は、スノーボードのヴ
ィンディングにより強固に取り付けられる。ステップ・
イン式のスノーボードの着脱用係合部に、着脱自在にス
ノーボードブーツ用ヒールカップ1の後部により補強さ
れたブーツの踵部がはめ込まれる。スノーボードブーツ
用ヒールカップ1がブーツの内側に取り付けられている
か外側に取り付けられているかによらずに、補強された
ブーツの踵部が強固にスノーボードに固定される。
部により補強されたブーツの踵部は、スノーボードのヴ
ィンディングにより強固に取り付けられる。ステップ・
イン式のスノーボードの着脱用係合部に、着脱自在にス
ノーボードブーツ用ヒールカップ1の後部により補強さ
れたブーツの踵部がはめ込まれる。スノーボードブーツ
用ヒールカップ1がブーツの内側に取り付けられている
か外側に取り付けられているかによらずに、補強された
ブーツの踵部が強固にスノーボードに固定される。
【0030】このようなスノーボードブーツ用ヒールカ
ップ1を備えるブーツは、踵部を中心とする足の回転力
を有効にスノーボードに伝達する。この場合、両側部
4,4及び前方部6,6が足の両側部をスノーボードブ
ーツに強力に支持する。
ップ1を備えるブーツは、踵部を中心とする足の回転力
を有効にスノーボードに伝達する。この場合、両側部
4,4及び前方部6,6が足の両側部をスノーボードブ
ーツに強力に支持する。
【0031】
【実施例】前記スノーボード用ヒールカップ1は、ポリ
ヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)で硬度で約
90(ASTM D785 ロックウエル硬度Rスケー
ル)のものを使用した。厚さ2.5mm〜3.0mmの
ものを使用した。また、ポリプロピレン(PP)の場合
は、硬度85(ASTM D785 ロックウエル硬度
Rスケール)のものを使用した。
ヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)で硬度で約
90(ASTM D785 ロックウエル硬度Rスケー
ル)のものを使用した。厚さ2.5mm〜3.0mmの
ものを使用した。また、ポリプロピレン(PP)の場合
は、硬度85(ASTM D785 ロックウエル硬度
Rスケール)のものを使用した。
【0032】
【発明の効果】この発明のスノーボード靴は、踵部を中
心とする足の回転力を有効にスノーボードに伝達できる
のでスノーボードの操作性が向上した。
心とする足の回転力を有効にスノーボードに伝達できる
のでスノーボードの操作性が向上した。
【図1】図1は、図2のI−I線で切断したときの断面
図である。
図である。
【図2】図2は、本発明のスノーボードブーツ用ヒール
カップの実施例1を示す底面図である。
カップの実施例1を示す底面図である。
【図3】図3は、図1のヒールカップをスノーボード用
ブーツに装着した実施形態を示す正面図である。
ブーツに装着した実施形態を示す正面図である。
1…スノーボードブーツ用ヒールカップ 2…底部 3…後部 4…両側部
Claims (3)
- 【請求項1】スノーボードブーツにおいて、 前記スノーボードブーツの後方側から中央部を越えて装
着され、前記スノーボードブーツを構成する他の側部よ
り機械的強度が強く硬い素材で作られているヒールカッ
プ(1)を有し、 前記ヒールカップ(1)は、 底部(2)の後方側で接続し足の踵部に対応する後部
(3)と、 前記底部(2)の両側及び前記後部(3)に接続し足の
両側部に対応する両側部(4)とからなり、かつ前記両
側部(4)は、前記底部(2)より前方に長い前方部
(6)を備えていることを特徴とするヒールカップつき
スノーボードブーツ。 - 【請求項2】請求項1に記載のヒールカップつきスノー
ボードブーツにおいて、 前記ヒールカップは合成樹脂製であり、硬度85(AS
TM D785 ロックウエル硬度Rスケール)以上で
あることを特徴とするヒールカップつきスノーボードブ
ーツ。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載のヒールカップつき
スノーボードブーツにおいて、 前記ヒールカップは、ポリヘキサメチルレンアジパミド
であることを特徴とするヒールカップつきスノーボード
ブーツ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19907295A JP2793981B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ヒールカップつきスノーボードブーツ |
CN 96107180 CN1089570C (zh) | 1995-07-12 | 1996-07-12 | 附有鞋跟座的滑雪鞋 |
EP96305132A EP0753270A1 (en) | 1995-07-12 | 1996-07-12 | Snowboard boot equipped with a heel cup |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19907295A JP2793981B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ヒールカップつきスノーボードブーツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923903A JPH0923903A (ja) | 1997-01-28 |
JP2793981B2 true JP2793981B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=16401645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19907295A Expired - Fee Related JP2793981B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ヒールカップつきスノーボードブーツ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0753270A1 (ja) |
JP (1) | JP2793981B2 (ja) |
CN (1) | CN1089570C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101460072B (zh) * | 2006-03-31 | 2012-02-08 | 耐克国际有限公司 | 用于鞋类物品和其它容纳脚装置的内部构件和鞋面构件 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2769800B1 (fr) * | 1997-10-17 | 2000-01-14 | Rossignol Sa | Chaussure de ski ou de patin a roulettes en ligne |
US6168173B1 (en) | 1997-11-19 | 2001-01-02 | The Burton Corporation | Snowboard boot with binding interface |
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