JP2793950B2 - 作業機の運転室干渉防止装置 - Google Patents

作業機の運転室干渉防止装置

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JP2793950B2
JP2793950B2 JP5254274A JP25427493A JP2793950B2 JP 2793950 B2 JP2793950 B2 JP 2793950B2 JP 5254274 A JP5254274 A JP 5254274A JP 25427493 A JP25427493 A JP 25427493A JP 2793950 B2 JP2793950 B2 JP 2793950B2
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • E02F9/2033Limiting the movement of frames or implements, e.g. to avoid collision between implements and the cabin

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントが運転室に近
づいたときに、各フロント部材の動作を停止させて両者
の接触を回避する作業機の運転室干渉防止装置に係り、
特に、オフセットシリンダを具備する小旋回油圧ショベ
ル等の建設機械に用いて好適な作業機の運転室干渉防止
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、周囲に建物が密集した市街地
などで使用するに好適な建設機械、例えばパワーショベ
ルとして、作業機本体に対してフロント部(ブーム、ア
ーム、バケット)を左右方向にオフセットできるように
したものが提案されている。この種の建設機械において
は、フロント部を運転室に接近する方向にオフセットし
た状態で駆動したとき、バケットの先端部が運転室に接
触するおそれがあるため、両者の接触を防止するための
干渉防止装置を備える必要がある。
【0003】図5は従来の運転室干渉防止装置を備えた
油圧ショベルの側面図、図6はその平面図、図7はその
油圧ショベルに備えられるフロントの動作説明図であ
る。
【0004】これらの図において、1は走行体、2は運
転室2aを有し走行体1の上部に配置された旋回体であ
り、これら走行体1と旋回体2とで作業機本体を構成し
ている。3は旋回体2に回動可能に連結された第1ブー
ム、4は第1ブーム3の先端に回動可能に連結された第
2ブーム、5は第2ブームの先端に回動可能に連結され
たアーム、6はアーム5の先端に回動可能に連結された
バケットであり、これら両ブーム3,4とアーム5およ
びバケット6でフロント7を構成している。8は第1ブ
ーム3を駆動するブームシリンダ、9は第2ブーム4を
駆動するオフセットシリンダ、10はアーム5を駆動す
るアームシリンダ、11はバケット6を駆動するバケッ
トシリンダであり、図7に示すように、第2ブーム4は
オフセットシリンダ9によってアーム5とバケット6を
第1ブーム3に対して横方向に平行移動する。これら各
シリンダ8,9,10,11は運転室2a内に配置した
操作レバー群2bによって動作され、オペレータが操作
レバー2bを適宜操作すると、その操作量に応じた指示
信号に基づいて、各シリンダ8,9,10,11に供給
される圧油の供給量が制御される。
【0005】12は旋回体2と第1ブーム3との接続部
近傍に設けられたブーム角センサであり、旋回体2と第
1ブーム3との相対角度を検出する。また、13は第1
ブーム3と第2ブーム4との接続部近傍に設けられたオ
フセット角センサであり、第1ブーム3と第2ブーム4
間の相対角度、すなわちオフセット角を検出する。さら
に、14は第2ブーム4とアーム5との接続部近傍に設
けられたアーム角センサであり、第2ブーム4とアーム
5間の相対角度を検出する。これらのセンサ12,1
3,14によって検出される各角度信号は図示せぬコン
トローラに入力され、コントローラは各角度信号からフ
ロント7の姿勢を求め、バケット6と運転室2aとの接
触を回避する。すなわち、図5と図6に示すように、運
転室2aの前方と右側方にはそれぞれ第1干渉危険領域
Z1と第2干渉危険領域Z2が設定されており、コント
ローラは各センサ12,13,14からの角度信号に基
づいてバケット6の座標位置を演算し、バケット6が干
渉危険領域Z1,Z2に侵入したと判断した場合は、前
記操作レバーからの指示信号にかかわらず、バケット6
が運転室2aにそれ以上近づかないようにフロント7各
部の動作を停止する。
【0006】図5における符号2cは前記コントローラ
による干渉防止制御を解除するための解除スイッチであ
って、運転室2aの座席の下に設けられており、これを
操作している期間だけ先に設定された干渉防止制御を解
除できるようになっている。
【0007】したがって、上述した従来の運転室干渉防
止装置では、バケット6が運転室2aの前方の第1干渉
危険領域Z1と側方の第2干渉危険領域Z2に接近した
とき、フロント7各部の動作を自動停止させ、バケット
6と運転室2aとの接触が回避されるため、機械の損傷
を防止できる上、オペレータの安全を確保できる。ま
た、前記解除スイッチ2cが操作された場合には、干渉
防止制御が解除されるので、前記第1干渉危険領域Z1
及び第2干渉危険領域Z2の境界部における細かい作業
を、干渉防止制御に煩わされずに行うことができる。
【0008】なお、従来より知られている作業機の運転
室干渉防止装置には、干渉危険領域Z1,Z2の近傍ま
でフロント部を最大速度で操作すると、干渉防止制御が
働いたとしても慣性力によってその干渉危険領域Z1,
Z2を超えてバケットが侵入するおそれがあるため、こ
れを防止すべく、干渉危険領域Z1,Z2の外側の一定
範囲に減速領域X1,X2を設定し、当該領域内ではフ
ロント部を減速作動させるようにしたものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記した従
来の干渉防止装置には、干渉防止制御が不当に解除され
た場合の安全性の確保について何ら考慮がなされていな
い。すなわち、従来の干渉防止装置には、解除スイッチ
2cとして、操作している期間だけ干渉防止制御を解除
するものが備えられているため、オペレータが干渉防止
制御を解除したことを失念して作業機を運転したり、あ
るいは誤って解除スイッチ2cが操作された状態で、オ
ペレータが干渉防止制御が行われていると思い込んで作
業機を運転するといったことはない。しかし、干渉防止
制御を解除するためには解除スイッチ2cを操作し続け
なくてはならないので、干渉防止制御を解除しての作業
が比較的長時間にわたる場合、作業を容易にするため
に、解除スイッチ2cを例えばガムテープなどで固定す
るといった不当な運転方法をとられやすい。このような
状況において、オペレータが解除スイッチ2cを不当に
固定したことを失念したり、あるいは解除スイッチ2c
が不当に固定されていることを知らないオペレータが作
業機を運転した場合、干渉防止制御が行われていると信
じ込んでいるので、フロント部材が直接的に運転室に衝
突するおそれがあり、非常に危険である。また、故障に
よって、解除スイッチ2cから干渉防止制御の解除指令
信号が出力され続けた場合にも、同様の不都合を生じ
る。
【0010】特に、干渉危険領域Z1,Z2の外側に減
速領域を設定する干渉防止装置を備えた作業機において
は、オペレータは設定された減速速度内で最大の作業速
度を確保すべく、操作レバーを最大操作状態にしている
場合が多いので、この状態で干渉防止制御が解除される
と、フロント部材がいきなり最大速度で動作を開始し、
非常に危険である。
【0011】本発明は、かかる従来技術の不都合を解決
するためになされたものであって、その目的は、干渉防
止制御が不当に解除された場合の安全性の確保について
考慮がなされた作業機の干渉防止装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、運転室を有する作業機本体と、この作業
機本体に回動可能にピン接続された第1ブームと、この
第1ブームに対してオフセットシリンダによって横方向
に移動可能に接続された第2ブームと、この第2ブーム
に対して回動可能にピン接続されたアームと、このアー
ムに対して回動可能にピン接続されたバケットと、これ
ら第1および第2ブームとアームとバケットとで構成さ
れる各フロント部材の動作をそれぞれ指示する操作手段
と、この操作手段からの指示信号に基づいて各フロント
部材をそれぞれ駆動する駆動手段と、前記作業機本体と
フロント部材との相対角度、および、各フロント部材間
の相対角度を検出する角度検出手段と、これらの角度検
出手段からの信号に基づいて予め設定された座標系にお
ける前記フロントの座標値を算出する座標演算手段と、
前記運転室の前方と側方とに干渉危険領域を設定する危
険領域設定手段と、前記座標演算手段によって算出され
た座標値から前記バケットが前記危険領域設定手段に設
定された干渉危険領域へ侵入したか否かを判断し、この
バケットが干渉危険領域へ侵入したと判断したときに該
バケットの前記運転室方向への移動を禁止する停止信号
を出力する比較演算手段と、該比較演算手段による前記
フロントの干渉防止制御を解除するための解除スイッチ
とを備えた作業機の運転室干渉防止装置において、前記
解除スイッチとして、操作し続けている期間だけ前記比
較演算手段による干渉防止制御を解除するものを用いる
と共に、この解除スイッチからの解除指令信号にて起動
される計時手段と、予め任意の所定時間を設定し、前記
計時手段にて計時された時間が当該予め設定された所定
時間を越えたときに前記比較演算手段に解除無効信号を
出力して前記解除スイッチによる干渉防止制御の解除指
令信号を無効にし、前記運転室への前記フロント部材の
干渉防止制御を継続する操作時間演算手段とを備える構
成にした。
【0013】また、前記構成の運転室干渉防止装置に、
前記危険領域設定手段に設定された干渉危険領域に基づ
いて当該干渉危険領域の外側に減速領域を設定する減速
領域演算部を設け、前記バケットが当該減速領域内にあ
り、かつ前記比較演算手段による干渉防止制御が解除さ
れた状況で、前記フロント部材がバケットを運転室に接
近させる方向に駆動されたとき、前記フロント部材を予
め設定された所定の減速速度で減速駆動する構成にし
た。
【0014】
【作用】解除スイッチからの解除指令信号にて起動され
る計時手段と、予め設定された所定時間と計時時間とを
比較し、計時時間が予め設定された所定時間を越えたと
きに解除スイッチによる干渉防止制御の解除指令信号を
無効にする操作時間演算手段とを備えると、仮に解除ス
イッチがガムテープで固定されたり、あるいは解除スイ
ッチが故障したりして、解除スイッチから干渉防止制御
の解除指令信号が出力され続けた場合にも、前記所定時
間後に干渉防止制御状態に自動的に復帰されるので、不
当な解除スイッチの取扱い、あるいは解除スイッチの故
障による運転室へのフロント部材の衝突を未然に防止す
ることができる。
【0015】また、干渉危険領域の外側に減速領域を設
定し、この領域内では、干渉防止制御が解除された状況
でも、運転室に接近させる方向へのフロント部材の駆動
を、予め設定された所定の減速速度で行うようにする
と、操作レバーを目一杯に操作してもフロント部材は予
め設定された所定の減速速度でしか駆動されないので、
操作レバーを戻すことによって、フロント部材を所望の
位置に迅速かつ確実に停止させることができ、運転室へ
のフロント部材の衝突をより確実に防止できる。
【0016】
【実施例】図1〜図4は本発明による作業機の運転室干
渉防止装置の第1実施例を説明するもので、図1は運転
室干渉防止装置の全体構成を示すブロック図、図2は油
圧駆動回路を示す回路図、図3は演算装置から出力され
る信号の電流値とフロント部材の動作速度との関係を示
すグラフ図、図4は演算装置の処理内容を示すフローチ
ャートであって、前述した図5〜図7に対応する部分に
は同一符号を付してある。
【0017】図1において、12,13,14は前述し
たブーム角センサ,オフセット角センサ,アーム角セン
サであり、これら各センサ12,13,14によって検
出された各フロント部材間の相対角度信号θ1,θ2,
θ3はコントローラに内蔵された演算装置15に入力さ
れる。また、図1において、16は操作している期間中
解除指令信号aを出力する干渉防止制御の解除スイッ
チ、17は該解除スイッチ16から出力される解除指令
信号aによって起動され、計時信号Tを出力するタイマ
であって、これら解除指令信号a及び計時信号Tも前記
演算装置15に入力される。
【0018】前記演算装置15は、角度信号θ1,θ
2,θ3に基づいてフロント7上の所定箇所、例えばア
ーム5先端の座標からバケット先端の座標を算出する座
標演算部18と、運転室2aの前方と右側方にそれぞれ
第1干渉危険領域Z1と第2干渉危険領域Z2を設定す
る第1干渉危険領域記憶部19および第2干渉危険領域
記憶部20と、座標演算部18で算出されたバケット先
端座標が第1あるいは第2干渉危険領域記憶部19,2
0内にあるか否かを判断し、その結果に応じて停止信号
を出力する比較演算部21と、比較演算部21からの制
御信号dに基づいて各フロント部材へ作動油を供給する
駆動手段、例えば油圧駆動回路23へ所定の制御信号を
出力する駆動制御部22とを備えている。また、この演
算装置15は、前記解除スイッチ16による干渉防止制
御の解除指令を無効にする所定の時間を記憶する所定時
間記憶部24と、前記計時信号Tをカウントすることに
よって求められる計時時間と前記所定時間とを比較し、
計時時間が所定時間を超えたときに解除無効信号bを出
力する操作時間演算部25とを備えている。さらに、こ
の演算装置15は、前記第1干渉危険領域記憶部19お
よび第2干渉危険領域記憶部20に設定された第1干渉
危険領域Z1および第2干渉危険領域Z2から減速領域
X1およびX2を演算し、前記座標演算部18で算出さ
れたバケット先端座標が当該減速領域X内にあるか否か
を判断し、その結果に応じて前記駆動制御部22に所定
の減速信号cを出力する減速領域演算部26を備えてい
る。なお、図中の符号27は、前記減速領域X1および
X2、並びにその他の演算結果等を記憶する作業用記憶
部を示している。
【0019】前記油圧駆動回路23は、前記駆動制御部
22からの制御信号の他に、運転室2a内に配置した各
フロント部材を操作するための操作手段、例えば操作レ
バー群2bからの指示信号を入力し、これらの信号に基
づいて各フロント部材への作動油の供給量が制御され
る。なお、バケット先端座標の算出に際しては、例えば
旋回体2と第1ブーム3との接続中心を原点とする座標
系を予め設定しておき、各角度信号θ1,θ2,θ3か
らこの座標系におけるアーム5の先端の座標値を算出
し、このアーム先端の座標値からバケット6の先端の座
標値を算出すれば良い。また、前記減速領域X1および
X2の設定は、第1干渉危険領域Z1または第2干渉危
険領域Z2に定数を乗算するか、あるいは第1干渉危険
領域Z1または第2干渉危険領域Z2から定数を減算す
ることによって行うことができる。
【0020】図2に示すように、前記油圧駆動回路23
は、原動機によって駆動される油圧ポンプ31とパイロ
ットポンプ32、油圧ポンプ31から前記各シリンダ
8,9,10に供給される作動油の流れを制御するブー
ム用方向切換弁33、オフセット用方向切換弁34、ア
ーム用方向切換弁35、前記各シリンダ8,9,10を
操作するブーム用パイロット弁36、オフセット用パイ
ロット弁37、アーム用パイロット弁38等を備えてお
り、バケットシリンダ11や走行モータ等の他のアクチ
ュエータについては図示省略してある。各パイロット弁
36,37,38は前記パイロットポンプ32に連通す
る左側の室と右側の室とを有しており、パイロットポン
プ32から吐出される圧油は、前記操作レバー群2bか
らの指示信号に応じてこれら左または右側の室に供給さ
れる。
【0021】前記ブーム用方向切換弁33は左右両側に
パイロット室を有しており、このブーム用方向切換弁3
3の左側のパイロット室と前記ブーム用パイロット弁3
6の左側の室とはブーム上げパイロット管路39によっ
て接続され、ブーム用方向切換弁33の右側のパイロッ
ト室とブーム用パイロット弁36の右側の室とはブーム
下げパイロット管路40によって接続されている。ま
た、前記オフセット用方向切換弁34も左右両側にパイ
ロット室を有しており、このオフセット用方向切換弁3
4の左側のパイロット室と前記オフセット用パイロット
弁37の左側の室とは右オフセットパイロット管路41
によって接続され、オフセット用方向切換弁34の右側
のパイロット室とオフセット用パイロット弁37右側の
室とは左オフセットパイロット管路42によって接続さ
れている。さらに、前記アーム用方向切換弁35も左右
両側にパイロット室を有しており、このアーム用方向切
換弁35の左側のパイロット室と前記アーム用パイロッ
ト弁38の左側の室とはアーム引きパイロット管路43
によって接続され、アーム用方向切換弁35の右側のパ
イロット室とアーム用パイロット弁38右側の室とはア
ーム押しパイロット管路44によって接続されている。
【0022】前記ブーム上げパイロット管路39にはブ
ーム用電磁比例減圧弁45が、前記アーム引きパイロッ
ト管路43にはアーム用電磁比例減圧弁46がそれぞれ
介設されており、これら電磁比例減圧弁45,46はタ
ンクに接続されるポートを有している。これら電磁比例
減圧弁45,46は、前記演算装置15の駆動制御部2
2から出力される干渉防止信号dまたは前記演算装置1
5の減速領域演算部26から出力される減速信号cの電
流値に比例して動作される。すなわち、図3に示すよう
に、干渉防止信号dとして電流値の大きい信号(電流
値;I1 )を入力した場合、ブーム上げパイロット管路
39とアーム引きパイロット管路43の圧油がブーム用
方向切換弁33とアーム用方向切換弁35の左側のパイ
ロット室にそれぞれ供給され、ブーム上げおよびアーム
引きの動作を所定の高速で行う。また、干渉防止信号d
として電流値の小さい信号(電流値;I2 )を入力した
場合には、ブーム上げパイロット管路39とアーム引き
パイロット管路43の圧油を遮断してタンクに戻し、ブ
ーム上げおよびアーム引きの動作を停止する。一方、図
3に示すように、減速信号cとして電流値がI1 とI2
との中間の信号(電流値;I3 )を入力した場合には、
ブーム上げパイロット管路39とアーム引きパイロット
管路43の圧油をパーシャル状態に絞り、ブーム上げお
よびアーム引きの動作を減速する。
【0023】同様に、前記ブーム下げパイロット管路4
0にはブーム用電磁切換弁47が、前記左オフセットパ
イロット管路42にはオフセット用電磁切換弁48がそ
れぞれ介設されており、これら電磁切換弁47,48は
タンクに接続されるポートを有している。これら電磁切
換弁47,48も前記演算装置15の駆動制御部22か
ら出力される干渉防止信号dおよび前記演算装置15の
減速領域演算部26から出力される減速信号cによって
切り換え動作され、信号cまたはdを入力した場合にの
み、ブーム下げパイロット管路40と左オフセットパイ
ロット管路42の圧油を遮断して圧油をタンクに戻し、
これらを動作する。
【0024】次に、本実施例の動作を、前出の図1およ
び図2並びに図4に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0025】作業機の運転が開始されると、ステップS
1で作業用記憶部27に解除スイッチOFFが記憶さ
れ、次いでステップS2で干渉防止処理が行われる。す
なわち、ステップS2では、比較演算部21から駆動制
御部22に対してブームシリンダ8とオフセットシリン
ダ9およびアームシリンダ10の駆動を停止する停止信
号を出力する。これによって、駆動制御部22から油圧
駆動回路23のブーム用電磁比例減圧弁45とアーム用
電磁比例減圧弁46にそれぞれ電流値の小さい信号が出
力されると共に、ブーム用電磁切換弁47とオフセット
用電磁切換弁48にそれぞれ切換信号が出力される。す
ると、ブーム用およびアーム用電磁比例減圧弁45,4
6が、図2の右位置に切り換えられ、ブーム上げパイロ
ット管路39とアーム引きパイロット管路43の圧油が
遮断されてタンクに戻されると共に、ブーム用およびオ
フセット用電磁切換弁47,48が図2の左位置に切り
換えられ、ブーム下げパイロット管路40と左オフセッ
トパイロット管路42の圧油が遮断されてタンクに戻さ
れる。したがって、各操作レバー2bを操作し、パイロ
ットポンプ32からブーム上げパイロット管路39とア
ーム引きパイロット管路35および左オフセットパイロ
ット管路34に圧油が供給されたとしても、これら管路
31,34,35にパイロット圧は立たず、第1ブーム
3の上げ動作とアーム5の引き動作および左オフセット
動作が禁止されて、干渉防止処理が実行される。
【0026】次に、ステップS3で作業用記憶部27に
解除スイッチOFFが記憶されているか否かについて判
断した後、ステップS4で解除スイッチ16が操作され
ているか否かが判断される。ステップS4で解除スイッ
チ16が操作されていると判断された場合には、ステッ
プS5に移行して作業用記憶部27に記憶された解除ス
イッチOFFを解除スイッチONに書換え、ステップS
6でタイマ17を起動し、ステップS7でタイマ17か
らの計時信号の読み込みを行い、ステップS8で干渉防
止処理の解除を実行する。すなわち、ステップS8で
は、比較演算部21から駆動制御部22に対してブーム
シリンダ8とオフセットシリンダ9およびアームシリン
ダ10を駆動する駆動信号を出力する。これによって、
駆動制御部22から油圧駆動回路23のブーム用電磁比
例減圧弁45とアーム用電磁比例減圧弁46にそれぞれ
電流値の大きい信号が出力されると共に、ブーム用電磁
切換弁47とオフセット用電磁切換弁48にそれぞれ切
換信号が出力され、干渉防止処理が実行される。
【0027】次いで、ステップS9に移行し、減速領域
演算部26により求められ、作業用記憶部27に記憶さ
れた減速領域X1およびX2内にバケット6の先端部が
侵入したか否かを判定する。手順S−9で、バケット6
の先端部が減速領域X1およびX2内に侵入していると
判定した場合には、ステップS10にいって、ブーム3
の動作方向が上げ方向であるか否か、およびアーム5の
動作方向が引き方向であるか否かを判定する。ステップ
S10において、ブーム3の動作方向が上げ方向である
と判定された場合、あるいはアーム5の動作方向が引き
方向であると判定された場合には、ステップS11にい
って、ブーム3およびアーム5を減速領域演算部26に
て設定された所定の減速速度で駆動する。
【0028】ステップS9でバケット6の先端部が減速
領域X1およびX2内に侵入していないと判定された場
合、およびステップS10でブーム3の動作方向が上げ
方向でもなく、かつアーム5の動作方向が引き方向でも
ないと判定された場合には、ステップS12にいって、
ブーム3およびアーム5を操作レバー群2bで指示され
る速度で駆動する。
【0029】しかる後に、ステップS13にいって解除
スイッチ16が操作され続けているか否かを判定し、解
除スイッチ16が操作され続けていると判定された場合
には、ステップS14にいって解除スイッチ16の操作
時間が所定時間記憶部24に設定された所定時間内であ
るか否かが判定される。ステップS14において、解除
スイッチ16の操作時間が所定時間内であると判定され
た場合には、ステップS7に戻り、ステップS7〜ステ
ップS14の動作を繰り返す。
【0030】ステップS13において解除スイッチ16
がOFFされていると判定された場合には、ステップS
15にいって作業用記憶部27に記憶された解除スイッ
チONを解除スイッチOFFに書換え、ステップS2に
戻る。また、ステップS14において解除スイッチ16
の操作時間が所定時間を超えたと判定された場合には、
直ちにステップS2に戻る。
【0031】ステップS3において作業用記憶部27に
解除スイッチONが記憶されていると判定された場合に
は、ステップS16にいって解除スイッチ16がOFF
状態(非操作状態)にあるか否かが判定され、解除スイ
ッチ16がOFF状態であると判定された場合には、ス
テップS17にいって作業用記憶部27に記憶された解
除スイッチONを解除スイッチOFFに書換え、次いで
ステップS18にいってタイマ17をリセットし、ステ
ップS2に戻る。ステップS16において解除スイッチ
16がON状態(操作状態)にあると判定された場合に
は、直ちにステップS2に戻る。
【0032】このように、上記実施例にあっては、解除
スイッチ16からの解除指令信号にて起動されるタイマ
(計時手段)17と、予め設定された所定時間と計時時
間とを比較し、計時時間が予め設定された所定時間を越
えたときに解除スイッチ16による干渉防止制御の解除
指令信号を無効にする操作時間演算部25とを備えたの
で、仮に解除スイッチ16がガムテープで固定された
り、あるいは故障したりして、解除スイッチ16から干
渉防止制御の解除指令信号が出力され続けた場合にも、
所定時間後に干渉防止制御状態に自動的に復帰され、不
当な解除スイッチの取扱い、あるいは解除スイッチの故
障による運転室へのフロント部材の衝突を未然に防止す
ることができる。
【0033】また、干渉危険領域Z1,Z2の外側に減
速領域X1,X2を設定し、この領域内では、干渉防止
制御が解除された状況でも、運転室2aに接近させる方
向へのフロント部材の駆動を、予め設定された所定の減
速速度で行うようにしたので、操作レバー2bを目一杯
に操作してもフロント部材は予め設定された所定の減速
速度でしか駆動されない。よって、操作レバー2bを戻
すことによって、フロント部材を所望の位置に迅速かつ
確実に停止させることができ、運転室へのフロント部材
の衝突をより確実に防止できる。
【0034】なお、前記実施例においては、制御装置1
5に減速領域演算部26を備えて、干渉危険領域Z1,
Z2の外側に減速領域X1,X2を設定したが、かかる
構成は必ずしも本発明の要旨ではなく、これを省略する
こともできる。
【0035】また、前記実施例においては、演算装置1
5に所定時間の記憶部24と操作時間演算部25とを備
え、タイマ17から読み込まれた計時信号と記憶部24
に予め記憶された所定時間とを操作時間演算部25にて
比較する構成としたが、タイマ17として、解除スイッ
チ16からの解除指令信号にて起動され、予め演算装置
15にて設定された所定時間経過後に計時終了信号を出
力するものを備えることによって、演算装置15の構成
を簡略化することもできる
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仮に解除スイッチがガムテープで固定されたり、あるい
は解除スイッチが故障したりして、解除スイッチから干
渉防止制御の解除指令信号が出力され続けた場合にも、
所定時間後に干渉防止制御状態に自動的に復帰され、不
当な解除スイッチの取扱い、あるいは解除スイッチの故
障による運転室へのフロント部材の衝突を未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る作業機の運転室干渉
防止装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の油圧駆動回路を示す回路図である。
【図3】演算装置から出力される制御信号の電流値とフ
ロント部材の動作速度との関係を示すグラフ図である。
【図4】図1の演算装置の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図5】運転室干渉防止装置を備えた油圧ショベルの側
面図である。
【図6】該油圧ショベルの正面図である。
【図7】図5の油圧ショベルに備えられるフロントの動
作説明図である。
【符号の説明】
2 旋回体 2a 運転室 2b 操作レバー(操作手段) 3 第1ブーム 4 第2ブーム 5 アーム 6 バケット 7 フロント 8 ブームシリンダ 9 オフセットシリンダ 10 アームシリンダ 12 ブーム角センサ(角度検出手段) 13 オフセット角センサ(角度検出手段) 14 アーム角センサ(角度検出手段) 15 演算装置 16 解除スイッチ 17 タイマ(計時手段) 18 座標演算部(座標演算手段) 19 第1干渉危険領域記憶部(危険領域設定手段) 20 第2干渉危険領域記憶部(危険領域設定手段) 21 比較演算部(比較演算手段) 22 駆動制御部(駆動制御手段) 23 油圧駆動回路(駆動手段) 24 所定時間記憶部 25 操作時間演算部 26 減速領域演算部 27 作業用記憶部
フロントページの続き (72)発明者 山田 修道 富山県富山市石金20番地 株式会社 不 二越内 (72)発明者 嶋先 昭範 富山県富山市石金20番地 株式会社 不 二越内 (72)発明者 松田 隆 富山県富山市石金20番地 株式会社 不 二越内 (56)参考文献 特開 平5−306535(JP,A) 特開 平5−272155(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/24 E02F 3/43

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室を有する作業機本体と、この作業
    機本体に回動可能にピン接続された第1ブームと、この
    第1ブームに対してオフセットシリンダによって横方向
    に移動可能に接続された第2ブームと、この第2ブーム
    に対して回動可能にピン接続されたアームと、このアー
    ムに対して回動可能にピン接続されたバケットと、これ
    ら第1および第2ブームとアームとバケットとで構成さ
    れる各フロント部材の動作をそれぞれ指示する操作手段
    と、この操作手段からの指示信号に基づいて各フロント
    部材をそれぞれ駆動する駆動手段と、前記作業機本体と
    フロント部材との相対角度、および、各フロント部材間
    の相対角度を検出する角度検出手段と、これらの角度検
    出手段からの信号に基づいて予め設定された座標系にお
    ける前記フロントの座標値を算出する座標演算手段と、
    前記運転室の前方と側方とに干渉危険領域を設定する危
    険領域設定手段と、前記座標演算手段によって算出され
    た座標値から前記バケットが前記危険領域設定手段に設
    定された干渉危険領域へ侵入したか否かを判断し、この
    バケットが干渉危険領域へ侵入したと判断したときに該
    バケットの前記運転室方向への移動を禁止する停止信号
    を出力する比較演算手段と、該比較演算手段による前記
    フロントの干渉防止制御を解除するための解除スイッチ
    とを備えた作業機の運転室干渉防止装置において、 前記解除スイッチとして、操作し続けている期間だけ前
    記比較演算手段による干渉防止制御を解除するものを用
    いると共に、この解除スイッチからの解除指令信号にて
    起動される計時手段と、予め任意の所定時間を設定し、
    前記計時手段にて計時された時間が当該予め設定された
    所定時間を越えたときに前記比較演算手段に解除無効信
    号を出力して前記解除スイッチによる干渉防止制御の解
    除指令信号を無効にし、前記運転室への前記フロント部
    材の干渉防止制御を継続する操作時間演算手段とを備え
    たことを特徴とする作業機の運転室干渉防止装置。
  2. 【請求項2】 前記危険領域設定手段に設定された干渉
    危険領域に基づいて当該侵入防止領域の外側に減速領域
    を設定する減速領域演算部を設け、前記バケットが当該
    減速領域内にあり、かつ前記比較演算手段による干渉防
    止制御が解除された状況で、前記フロント部材がバケッ
    トを運転室に接近させる方向に駆動されたとき、前記フ
    ロント部材を予め設定された所定の減速速度で減速駆動
    することを特徴とする請求項1に記載の作業機の運転室
    干渉防止装置。
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