JP2792909B2 - 内面切削工具の測定装置 - Google Patents
内面切削工具の測定装置Info
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- JP2792909B2 JP2792909B2 JP11494989A JP11494989A JP2792909B2 JP 2792909 B2 JP2792909 B2 JP 2792909B2 JP 11494989 A JP11494989 A JP 11494989A JP 11494989 A JP11494989 A JP 11494989A JP 2792909 B2 JP2792909 B2 JP 2792909B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内面切削工具の測定装置に関するものであ
る。
る。
軸方向の両面に切り刃が形成され、加工装置の主軸の
軸心と直交する方向から被加工物の内部に挿入された内
面切削工具を、テールストックでスピンドルに押し付け
て保持し、数値制御装置などの制御装置の指令に基づい
て、被加工物の内面の軸方向の2面を加工する内面加工
装置がある。
軸心と直交する方向から被加工物の内部に挿入された内
面切削工具を、テールストックでスピンドルに押し付け
て保持し、数値制御装置などの制御装置の指令に基づい
て、被加工物の内面の軸方向の2面を加工する内面加工
装置がある。
このように内面加工装置においては、スピンドルとテ
ールストックで内面切削工具を保持したとき、内面切削
工具の軸方向の中心位置を常に一定の位置になるように
することが要求されていた。
ールストックで内面切削工具を保持したとき、内面切削
工具の軸方向の中心位置を常に一定の位置になるように
することが要求されていた。
一方、内面切削工具は、一定時間使用する毎にその切
り刃を研磨するため、その軸方向の寸法が変化する。
り刃を研磨するため、その軸方向の寸法が変化する。
このため、内面切削工具を内面加工装置に供給する場
合、軸方向の位置調整機構を持つスピンドルの駆動バー
とテールストックのテールバーを取り出し、マスタゲー
ジに合わせて位置調整を行なっている。
合、軸方向の位置調整機構を持つスピンドルの駆動バー
とテールストックのテールバーを取り出し、マスタゲー
ジに合わせて位置調整を行なっている。
内面切削工具を交換する度に、この様な操作を行なう
ため、内面加工作業の作業性を低下させる原因になって
いた。
ため、内面加工作業の作業性を低下させる原因になって
いた。
本発明の目的は、上記の事情に鑑み、内面切削工具の
寸法変化量を制御装置に登録して、制御装置内部でスピ
ンドルの移動量を補正させるため、内面切削工具を内面
加工装置のスピンドルに取付けたのと同じ状態で、その
寸法変化量を測定する測定装置を提供するにある。
寸法変化量を制御装置に登録して、制御装置内部でスピ
ンドルの移動量を補正させるため、内面切削工具を内面
加工装置のスピンドルに取付けたのと同じ状態で、その
寸法変化量を測定する測定装置を提供するにある。
上記の目的を達成するため、本発明においては、内面
切削工具の軸心部を支えかつ内棉切削工具を軸心方向の
中心位置に位置決めする固定部材と、この固定部材に移
動可能に支持され、切り刃面に接する方向に付勢された
測定面を備える第1の測定部材と、前記固定部材に対向
し、固定部材に向けて付勢され、内面切削工具を固定す
る可動部材と、この可動部材に支持され、切り刃面に接
する方向に付勢された測定面を備える第2の測定部材
と、前記軸心方向の中心位置から前記第1の測定部材お
よび前記第2の測定部材の測定面までの距離を測定する
測定器とを設けた。
切削工具の軸心部を支えかつ内棉切削工具を軸心方向の
中心位置に位置決めする固定部材と、この固定部材に移
動可能に支持され、切り刃面に接する方向に付勢された
測定面を備える第1の測定部材と、前記固定部材に対向
し、固定部材に向けて付勢され、内面切削工具を固定す
る可動部材と、この可動部材に支持され、切り刃面に接
する方向に付勢された測定面を備える第2の測定部材
と、前記軸心方向の中心位置から前記第1の測定部材お
よび前記第2の測定部材の測定面までの距離を測定する
測定器とを設けた。
軸心方向の中心位置から刃面までの距離を正確かつ簡
単に把握できる。
単に把握できる。
以下、本発明の一実施例を、第1図に基づいて説明す
る。
る。
同図において、1はベース。2は架台で、ベース1に
固定されている。
固定されている。
3はホルダで、架台2に固定され、スリーブ4を備え
ている。5は固定バーで、内面加工装置のスピンドルと
同じ寸法で形成され、スリーブ4に移動可能に支持され
ている。6は調整ピンで、ベース1と固定バー5の間に
位置するように配置され、固定バー5の位置を調整す
る。7はホルダで、固定バー5に固定されている。8は
ばねで、ホルダ7内に装着されている。9はカバーで、
ホルダ7の一端に取付けられている。10は測定盤で、固
定バー5およびホルダ7に移動可能に嵌合し、ばね8で
固定バー5の上端方向に付勢されている。
ている。5は固定バーで、内面加工装置のスピンドルと
同じ寸法で形成され、スリーブ4に移動可能に支持され
ている。6は調整ピンで、ベース1と固定バー5の間に
位置するように配置され、固定バー5の位置を調整す
る。7はホルダで、固定バー5に固定されている。8は
ばねで、ホルダ7内に装着されている。9はカバーで、
ホルダ7の一端に取付けられている。10は測定盤で、固
定バー5およびホルダ7に移動可能に嵌合し、ばね8で
固定バー5の上端方向に付勢されている。
11はホルダで、架台2に固定され、内面に軸方向と平
行な溝12と、円周方向の溝13が形成されたガイド14を備
えている。16は可動バーで、溝12、13に移動可能に嵌合
するピン16を備え、ガイド14に移動可能に支持されてい
る。17はハンドルで、可動バー15の一端に固定されてい
る。18はばねで、スナップリング19で可動バー15に止め
られた鍔20とガイド14の間に位置するように可動バー15
に装着されている。21は測定盤で、可動バー15の一端に
スナップリング22により止められている。23はばねで、
スナップリング19と測定盤21の間に位置するように可動
バー15に装着されている。
行な溝12と、円周方向の溝13が形成されたガイド14を備
えている。16は可動バーで、溝12、13に移動可能に嵌合
するピン16を備え、ガイド14に移動可能に支持されてい
る。17はハンドルで、可動バー15の一端に固定されてい
る。18はばねで、スナップリング19で可動バー15に止め
られた鍔20とガイド14の間に位置するように可動バー15
に装着されている。21は測定盤で、可動バー15の一端に
スナップリング22により止められている。23はばねで、
スナップリング19と測定盤21の間に位置するように可動
バー15に装着されている。
24は内面切削工具。
25および26はマスタゲージで、ベース1に固定されて
いる。
いる。
27はダイヤルゲージで、ベース1に移動可能に配置さ
れたスタンド28に支持されている。
れたスタンド28に支持されている。
このような構成で、内面切削工具24を内面加工機のス
ピンドルとテールストックで保持したときのスピンドル
の位置に対応するように、マスタゲージに対する固定バ
ー5の位置を調整ピン6により調整する。
ピンドルとテールストックで保持したときのスピンドル
の位置に対応するように、マスタゲージに対する固定バ
ー5の位置を調整ピン6により調整する。
ハンドル17を引き上げて回し、ピン16を溝13に嵌合さ
せて可動バー15を、その上昇位置に置く。内面切削工具
24を、その穴が固定バー5と対向するように測定盤10の
上に載置する。そして、ハンドル17を回し、ピン16を溝
13から外して、可動バー15を静かに下降させ、可動バー
15と固定バー5で内面切削工具24を保持する。
せて可動バー15を、その上昇位置に置く。内面切削工具
24を、その穴が固定バー5と対向するように測定盤10の
上に載置する。そして、ハンドル17を回し、ピン16を溝
13から外して、可動バー15を静かに下降させ、可動バー
15と固定バー5で内面切削工具24を保持する。
このとき、測定盤10は、内面切削工具24の切り刃に押
され、ばね8の抗圧力に抗して押し下げられる。また、
測定盤21は、内面切削工具24の切り刃に接触して、その
移動を止められるため、ばね23の抗圧力で切り刃に接触
する。
され、ばね8の抗圧力に抗して押し下げられる。また、
測定盤21は、内面切削工具24の切り刃に接触して、その
移動を止められるため、ばね23の抗圧力で切り刃に接触
する。
この状態で、ダイアルゲージ27により、マスタゲージ
26と測定盤10の上面の高さの差および、マスタゲージ25
と測定盤21の上面の高さの差を測定する。
26と測定盤10の上面の高さの差および、マスタゲージ25
と測定盤21の上面の高さの差を測定する。
このようにして、内面切削工具24の切り刃の寸法変化
量を容易に、かつ高精度に測定することができる。
量を容易に、かつ高精度に測定することができる。
そして、この測定結果を、内面加工装置の制御装置に
補正量として登録することにより、加工時に内面切削工
具の寸法変化量を補正して正確な加工を行なうことがで
きる。
補正量として登録することにより、加工時に内面切削工
具の寸法変化量を補正して正確な加工を行なうことがで
きる。
以上述べたように、本発明によれば、簡単な構成で、
容易に、かつ高精度の測定を行なうことができる。
容易に、かつ高精度の測定を行なうことができる。
第1図は、本発明の一例を示す測定装置の側面部分断面
図である。 5:固定バー、10:測定盤、15:可動バー、21:測定盤、24:
内面切削工具、25、26:マスタゲージ、27:ダイヤルゲー
ジ。
図である。 5:固定バー、10:測定盤、15:可動バー、21:測定盤、24:
内面切削工具、25、26:マスタゲージ、27:ダイヤルゲー
ジ。
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向の両面に切り刃が形成され、被加工
物の内部に挿入された後、駆動手段に結合されて被加工
物の内部を加工する内面切削工具の軸心方向の中心位置
からの前記両面の切り刃の位置を測定する測定装置であ
って、内面切削工具の軸心部を支えかつ内面切削工具を
軸心方向の中心位置に位置決めする固定部材と、この固
定部材に移動可能に支持され、切り刃面に接する方向に
付勢された測定面を備える第1の測定部材と、前記固定
部材に対向し、固定部材に向けて付勢され、内面切削工
具を固定する可動部材と、この可動部材に支持され、切
り刃面に接する方向に付勢された測定面を備える第2の
測定部材と、前記軸心方向の中心位置から前記第1の測
定部材および前記第2の測定部材の測定面までの距離を
測定する測定器とを設けたことを特徴とする内面切削工
具の測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11494989A JP2792909B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 内面切削工具の測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11494989A JP2792909B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 内面切削工具の測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02298459A JPH02298459A (ja) | 1990-12-10 |
JP2792909B2 true JP2792909B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=14650646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11494989A Expired - Fee Related JP2792909B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 内面切削工具の測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2792909B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4910514B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2012-04-04 | 三菱マテリアル株式会社 | インサート着脱式球面カッタの切刃位置測定方法及び切刃位置測定治具 |
US10935359B2 (en) | 2016-04-20 | 2021-03-02 | Shawn Thomas Lause | Standard tool diameter gage |
US10184775B2 (en) * | 2016-04-20 | 2019-01-22 | Shawn Lause | Standard tool diameter gage |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP11494989A patent/JP2792909B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02298459A (ja) | 1990-12-10 |
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Date | Code | Title | Description |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
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