JP2791930B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JP2791930B2 JP2791930B2 JP4278262A JP27826292A JP2791930B2 JP 2791930 B2 JP2791930 B2 JP 2791930B2 JP 4278262 A JP4278262 A JP 4278262A JP 27826292 A JP27826292 A JP 27826292A JP 2791930 B2 JP2791930 B2 JP 2791930B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00135—Handling of parts of the apparatus
- G03G2215/00139—Belt
- G03G2215/00143—Meandering prevention
- G03G2215/0016—Meandering prevention by mark detection, e.g. optical
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0151—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies characterised by the technical problem
- G03G2215/0158—Colour registration
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体に順次現像され
た色別のトナー像を一旦転写ベルトに重ねて転写した後
に、この混色のトナー像を再び用紙に転写する方式のカ
ラー画像形成装置に関する。
た色別のトナー像を一旦転写ベルトに重ねて転写した後
に、この混色のトナー像を再び用紙に転写する方式のカ
ラー画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】カラー画像形成装置の構成は、感光体上
に形成した多色のトナー像を重ね合せる方法によって異
なり、幾つかの方式が提案されている。方式によって異
なるトナー像を重ね合せる場所を大別すると、 誘電フィルムの円筒ドラム上 高抵抗ベルト上 感光体上 があり、各々には特有の特徴を備えている。
に形成した多色のトナー像を重ね合せる方法によって異
なり、幾つかの方式が提案されている。方式によって異
なるトナー像を重ね合せる場所を大別すると、 誘電フィルムの円筒ドラム上 高抵抗ベルト上 感光体上 があり、各々には特有の特徴を備えている。
【０００３】図３は複写機を例にした従来のカラー画像
形成装置の構成説明図、図４は従来のカラー画像形成装
置の転写ベルトの斜視図、図５は図４のＡ−Ａの断面図
である。図３において、１は従来のカラー画像形成装置
の本体、２は感光体、２a ，２b は感光体ローラ、３は
コロナ帯電器、４，５，６は現像機である。現像機４，
５，６には、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンのト
ナーが収納されている。７は転写ベルト、７a 〜７c は
転写ローラ、８はベルトクリーナ、９は除電ランプであ
る。転写ベルト７の構成が図４に示され、図５に転写ベ
ルト７の断面図が拡大して示されている。転写ベルト７
は３個のローラ７a 〜７c に掛けられ、ローラ２a に沿
って送られる感光体２がローラ７a と７c の間に割り込
んで圧接されながら懸張されている。
形成装置の構成説明図、図４は従来のカラー画像形成装
置の転写ベルトの斜視図、図５は図４のＡ−Ａの断面図
である。図３において、１は従来のカラー画像形成装置
の本体、２は感光体、２a ，２b は感光体ローラ、３は
コロナ帯電器、４，５，６は現像機である。現像機４，
５，６には、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンのト
ナーが収納されている。７は転写ベルト、７a 〜７c は
転写ローラ、８はベルトクリーナ、９は除電ランプであ
る。転写ベルト７の構成が図４に示され、図５に転写ベ
ルト７の断面図が拡大して示されている。転写ベルト７
は３個のローラ７a 〜７c に掛けられ、ローラ２a に沿
って送られる感光体２がローラ７a と７c の間に割り込
んで圧接されながら懸張されている。
【０００４】この転写ベルト７には可撓性を備え除・帯
電が可能な材質が使われ、一般にはカーボン粒子を分散
的に混入させたポリカーボネイトが用いられる。図４と
図５の７d は位置検知用の貫通孔、７e はレールであ
る。貫通孔７d は検知用の光Ｌを透過させて転写ベルト
７を位置決めして、色別のトナー像を同一位置に重ねて
転写させる。また、レール７e は転写ベルト７の内面の
両側に設けられて、転写ベルト７の蛇行を防止させる機
能を果たす。
電が可能な材質が使われ、一般にはカーボン粒子を分散
的に混入させたポリカーボネイトが用いられる。図４と
図５の７d は位置検知用の貫通孔、７e はレールであ
る。貫通孔７d は検知用の光Ｌを透過させて転写ベルト
７を位置決めして、色別のトナー像を同一位置に重ねて
転写させる。また、レール７e は転写ベルト７の内面の
両側に設けられて、転写ベルト７の蛇行を防止させる機
能を果たす。
【０００５】１０と１１は第１と第２の転写帯電器、１
２は剥離帯電器、１３は除電帯電器で、これらは転写ベ
ルト７の周りに設けられている。１４は本体１の右側に
設けられた給紙部、１５，１６は給紙カセットである。
１７は本体１の左側の定着部、１８は排紙部である。ま
た、２０は光学系、２１は光源、２２〜２６はミラー、
２７はレンズ、２８は色分解フィルタ、２９は原稿台、
３０はカラー原稿である。光学系２０は原稿３０上を走
査して、反射光を感光体２の露光点Ｐに導く。また、色
分解フイルタ２８は、青，緑，赤の各色の光を順次切換
えて透過させる。
２は剥離帯電器、１３は除電帯電器で、これらは転写ベ
ルト７の周りに設けられている。１４は本体１の右側に
設けられた給紙部、１５，１６は給紙カセットである。
１７は本体１の左側の定着部、１８は排紙部である。ま
た、２０は光学系、２１は光源、２２〜２６はミラー、
２７はレンズ、２８は色分解フィルタ、２９は原稿台、
３０はカラー原稿である。光学系２０は原稿３０上を走
査して、反射光を感光体２の露光点Ｐに導く。また、色
分解フイルタ２８は、青，緑，赤の各色の光を順次切換
えて透過させる。
【０００６】このような構成の従来装置の動作を、次に
説明する。先ず、光学系２０がカラー原稿３０を走査し
て、色分解フィルタ２８により青色光だけが透過されて
感光体２の露光点Ｐを露光する。この結果、青色の情報
を持つ潜像が形成されて、現像機４によりイェローのト
ナーが付着されてトナー像が現像される。感光体２に付
着したイェローのトナー像は第１転写帯電器１０により
一旦転写ベルト７に転写される。同様にして、色分解フ
ィルタ２８により緑と赤の光だけが順に透過されて、感
光体２にマゼンタとシアンのトナー像が形成される。形
成されたマゼンタとシアンのトナー像は、転写体ベルト
７上の同一位置に次々に重ねて転写される。
説明する。先ず、光学系２０がカラー原稿３０を走査し
て、色分解フィルタ２８により青色光だけが透過されて
感光体２の露光点Ｐを露光する。この結果、青色の情報
を持つ潜像が形成されて、現像機４によりイェローのト
ナーが付着されてトナー像が現像される。感光体２に付
着したイェローのトナー像は第１転写帯電器１０により
一旦転写ベルト７に転写される。同様にして、色分解フ
ィルタ２８により緑と赤の光だけが順に透過されて、感
光体２にマゼンタとシアンのトナー像が形成される。形
成されたマゼンタとシアンのトナー像は、転写体ベルト
７上の同一位置に次々に重ねて転写される。
【０００７】転写ベルト７上に重ねて転写された混色の
トナー像は、給紙部１４の給紙カセット１５，１６から
給紙された用紙に転写され定着部１７で定着されてから
排紙部１８から排紙される。用紙に転写済みの転写ベル
ト７は、ベルトクリーナ８に送られてクリーニングされ
る。このようにして、原稿台２９に載せた原稿３０上と
同一のカラー画像が、用紙上に形成されるようになって
いる。
トナー像は、給紙部１４の給紙カセット１５，１６から
給紙された用紙に転写され定着部１７で定着されてから
排紙部１８から排紙される。用紙に転写済みの転写ベル
ト７は、ベルトクリーナ８に送られてクリーニングされ
る。このようにして、原稿台２９に載せた原稿３０上と
同一のカラー画像が、用紙上に形成されるようになって
いる。
【０００８】この場合、従来の転写ベルト７は上述のよ
うに、位置検知用の貫通孔７d を設けカーボン粒子を混
入した帯状の樹脂材が用いられている。そして、この転
写ベルト７は一部分が感光体２のローラ２a に外側から
押付けられて、内側を３つのローラ７a 〜７c に沿わせ
て常時張力が加えられながら掛け渡されて送られてい
る。このため、転写ベルト７は張力により内部歪みが生
じて一定の使用期間を越えると、定期的な保守・点検時
に交換しなければならないようになっている。この種の
転写ベルトの寿命は統計的には数万回転分で、Ａ列４番
の用紙のカラー複写に換算すると多く見積もっても２万
枚程度と見做されている。
うに、位置検知用の貫通孔７d を設けカーボン粒子を混
入した帯状の樹脂材が用いられている。そして、この転
写ベルト７は一部分が感光体２のローラ２a に外側から
押付けられて、内側を３つのローラ７a 〜７c に沿わせ
て常時張力が加えられながら掛け渡されて送られてい
る。このため、転写ベルト７は張力により内部歪みが生
じて一定の使用期間を越えると、定期的な保守・点検時
に交換しなければならないようになっている。この種の
転写ベルトの寿命は統計的には数万回転分で、Ａ列４番
の用紙のカラー複写に換算すると多く見積もっても２万
枚程度と見做されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来の転写ベルト７は
上記のように、寿命の関係から一定期間毎に交換するよ
うになっている。転写ベルト７の寿命を決める主な要因
として、素材の材質の外に位置検知用の貫通孔７d によ
る亀裂や切断を挙げることができる。貫通孔７dの部分
に亀裂ができると、転写ベルト７が弛んで位置決めがズ
レたりトナー像の転写が不十分になる。一方、転写ベル
ト７の付近には、第１，第２転写帯電器１０，１１など
の転写機構や給紙部１４の給紙機構等が設けられて構造
が複雑になっている。したがって、転写ベルト７の交換
は専任の保守要員が行うので、交換とその後の点検作業
に時間が掛ってムダ時間が生じるばかりか不経済になる
等の問題点があった。
上記のように、寿命の関係から一定期間毎に交換するよ
うになっている。転写ベルト７の寿命を決める主な要因
として、素材の材質の外に位置検知用の貫通孔７d によ
る亀裂や切断を挙げることができる。貫通孔７dの部分
に亀裂ができると、転写ベルト７が弛んで位置決めがズ
レたりトナー像の転写が不十分になる。一方、転写ベル
ト７の付近には、第１，第２転写帯電器１０，１１など
の転写機構や給紙部１４の給紙機構等が設けられて構造
が複雑になっている。したがって、転写ベルト７の交換
は専任の保守要員が行うので、交換とその後の点検作業
に時間が掛ってムダ時間が生じるばかりか不経済になる
等の問題点があった。
【００１０】本発明は、このような従来装置の問題点を
解消するためになされたもので、転写ベルトを長寿命化
して交換の周期を長くすると共に、位置の検知精度を高
めて色合わせを良好にし、しかも故障が少なく経済的な
カラー画像形成装置を実現することを目的とするもので
ある。
解消するためになされたもので、転写ベルトを長寿命化
して交換の周期を長くすると共に、位置の検知精度を高
めて色合わせを良好にし、しかも故障が少なく経済的な
カラー画像形成装置を実現することを目的とするもので
ある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この発明は、色情報を持
つ光ビームが照射されて形成された潜像に現像機により
各色トナーを付着させて色別のトナー像を順次現像する
感光体と、該感光体に外周の一部を圧接して位置決めさ
れながら前記現像された色別のトナー像を重ねて転写す
る合成樹脂からなる転写ベルトとを備えたカラー画像形
成装置において、 前記転写ベルトの表面に位置検知用
の光反射体を取付けて透明材で被覆層を形成すると共
に、該被覆層のクリーナを設けたカラー画像形成装置を
構成したものである。
つ光ビームが照射されて形成された潜像に現像機により
各色トナーを付着させて色別のトナー像を順次現像する
感光体と、該感光体に外周の一部を圧接して位置決めさ
れながら前記現像された色別のトナー像を重ねて転写す
る合成樹脂からなる転写ベルトとを備えたカラー画像形
成装置において、 前記転写ベルトの表面に位置検知用
の光反射体を取付けて透明材で被覆層を形成すると共
に、該被覆層のクリーナを設けたカラー画像形成装置を
構成したものである。
【００１２】
【作用】次々に現像機で現像される感光体上のイエロ
ー，マゼンタ，シアンの色別のトナー像の転写時の転写
ベルトの位置決めには、転写ベルト上の所定の位置に添
着された反射シートが利用される。転写ベルトに設けら
れた反射シートの表面は、透明材の薄層で被覆されてい
る。
ー，マゼンタ，シアンの色別のトナー像の転写時の転写
ベルトの位置決めには、転写ベルト上の所定の位置に添
着された反射シートが利用される。転写ベルトに設けら
れた反射シートの表面は、透明材の薄層で被覆されてい
る。
【００１３】
実施例１．以下、この発明の一実施例を、図面を用いて
説明する。図１はこの発明の実施例の要部の構成説明
図、図２はこの発明の実施例による転写ベルトの断面図
である。図１において、７０は本発明実施例の転写ベル
トである。７１は転写ベルト７０の位置検知用の反射シ
ート、７２は被覆層である。反射シート７１は例えば幅
の狭い矩形状のアルミニウムの薄板が使われ、反射率を
高くするために表面が磨かれている。そして、従来装置
の貫通孔７d に対応する転写ベルト７０の位置に接着剤
で接着され、その上に非親和性で透明材の例えばテフロ
ン（商品名）の被覆層７２が形成されている。７３は投
光器、７４は受光器、７５はシートクリーナである。ま
た、８１はベルトクリーナ８に設けられウレタンゴム等
のブレード、Ｑは転写ベルト７の位置検知点である。そ
の外の構成は、従来装置と変わるところがない。
説明する。図１はこの発明の実施例の要部の構成説明
図、図２はこの発明の実施例による転写ベルトの断面図
である。図１において、７０は本発明実施例の転写ベル
トである。７１は転写ベルト７０の位置検知用の反射シ
ート、７２は被覆層である。反射シート７１は例えば幅
の狭い矩形状のアルミニウムの薄板が使われ、反射率を
高くするために表面が磨かれている。そして、従来装置
の貫通孔７d に対応する転写ベルト７０の位置に接着剤
で接着され、その上に非親和性で透明材の例えばテフロ
ン（商品名）の被覆層７２が形成されている。７３は投
光器、７４は受光器、７５はシートクリーナである。ま
た、８１はベルトクリーナ８に設けられウレタンゴム等
のブレード、Ｑは転写ベルト７の位置検知点である。そ
の外の構成は、従来装置と変わるところがない。
【００１４】このような構成の本発明実施例において、
前述と同様にカラー原稿の画像は青色（Ｂ…blue），緑
色（Ｇ…green ），赤色（Ｒ…red ）に色分解されて、
感光体上の露光点に形成された潜像に次々に現像機のイ
エロー，マゼンタ，シアンのトナーが付着して現像され
る。現像されたトナー像は順次転写ベルトに重ねて転写
される。
前述と同様にカラー原稿の画像は青色（Ｂ…blue），緑
色（Ｇ…green ），赤色（Ｒ…red ）に色分解されて、
感光体上の露光点に形成された潜像に次々に現像機のイ
エロー，マゼンタ，シアンのトナーが付着して現像され
る。現像されたトナー像は順次転写ベルトに重ねて転写
される。
【００１５】本発明ではイエロー，マゼンタ，シアンの
色別のトナー像の転写時の転写ベルト７０の位置決めに
は、転写ベルト７０上の所定の位置に添着された反射シ
ート７１が利用される。転写ベルト７０に設けられた反
射シート７１の表面は、透明材の被覆層７２で覆われて
いる。転写ベルト７０が転写ローラ７a 〜７c に送られ
て反射シート７１が位置検知点Ｑに近付くと、先ず最初
に被覆層７２がシートクリーナ７５でクリーニングされ
る。そして、反射シート７１が位置検知点Ｑに到達する
と、投光器７３から投射された光Ｌが反射シート７１に
反射される。反射光Ｌは受光器７４に受光されて、転写
ベルト７０の位置が検知されて各色別のトナー像が転写
されるようになっている。
色別のトナー像の転写時の転写ベルト７０の位置決めに
は、転写ベルト７０上の所定の位置に添着された反射シ
ート７１が利用される。転写ベルト７０に設けられた反
射シート７１の表面は、透明材の被覆層７２で覆われて
いる。転写ベルト７０が転写ローラ７a 〜７c に送られ
て反射シート７１が位置検知点Ｑに近付くと、先ず最初
に被覆層７２がシートクリーナ７５でクリーニングされ
る。そして、反射シート７１が位置検知点Ｑに到達する
と、投光器７３から投射された光Ｌが反射シート７１に
反射される。反射光Ｌは受光器７４に受光されて、転写
ベルト７０の位置が検知されて各色別のトナー像が転写
されるようになっている。
【００１６】このようにして、反射シート７１により色
別のトナー像が正確に位置決めされて、転写ベルト７０
上の同一位置に重ねられて良好な色合わせで転写され
る。混色のトナー像は、給紙部１４から繰り出された用
紙に再転写されてから定着部１７で定着されて排紙部１
８から排紙される（図３参照）。
別のトナー像が正確に位置決めされて、転写ベルト７０
上の同一位置に重ねられて良好な色合わせで転写され
る。混色のトナー像は、給紙部１４から繰り出された用
紙に再転写されてから定着部１７で定着されて排紙部１
８から排紙される（図３参照）。
【００１７】この際、反射シート７１は非親和性の被覆
層７２で覆われているので、トナーは勿論のことゴミ類
の付着が防止される。しかも、転写ベルト７０が送られ
て反射シート７１が位置検知点Ｑに到達する直前にシー
トクリーナ７５によってクリーニングされる。この結
果、被覆層７２に譬えゴミ類が付着した場合でも、接触
するシートクリーナ７５によって取り除かれる。また、
貫通孔を利用する透過形に代えて反射シートを用いた反
射形の位置検知手段を構成したので、転写ベルト７０の
寿命が著しく長くなる。
層７２で覆われているので、トナーは勿論のことゴミ類
の付着が防止される。しかも、転写ベルト７０が送られ
て反射シート７１が位置検知点Ｑに到達する直前にシー
トクリーナ７５によってクリーニングされる。この結
果、被覆層７２に譬えゴミ類が付着した場合でも、接触
するシートクリーナ７５によって取り除かれる。また、
貫通孔を利用する透過形に代えて反射シートを用いた反
射形の位置検知手段を構成したので、転写ベルト７０の
寿命が著しく長くなる。
【００１８】なお、上述の本発明の実施例では転写ベル
トに３色のトナーを重ね合わせて転写した場合を例示し
て説明したが、３色以上のトナーを次々に重ね合わせる
場合にも本発明を適用することができる。また、潜像の
露光用の光源として、原稿からの光を色分解フィルタに
より色分解された光の他に、レーザー発振器やＬＥＤア
レイ等の光源による、色情報で変調した光ビームを用い
ることもできる。また、転写ベルトの位置検知用の光を
アルミニウムの矩形の薄板の反射シートで反射させた
が、光を反射させる反射体であれば必ずしも材質や形は
実施例に限定するものではない。
トに３色のトナーを重ね合わせて転写した場合を例示し
て説明したが、３色以上のトナーを次々に重ね合わせる
場合にも本発明を適用することができる。また、潜像の
露光用の光源として、原稿からの光を色分解フィルタに
より色分解された光の他に、レーザー発振器やＬＥＤア
レイ等の光源による、色情報で変調した光ビームを用い
ることもできる。また、転写ベルトの位置検知用の光を
アルミニウムの矩形の薄板の反射シートで反射させた
が、光を反射させる反射体であれば必ずしも材質や形は
実施例に限定するものではない。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、色情報を持つ光ビームが照射
されて形成された潜像に現像機により各色トナーを付着
させて色別のトナー像を順次現像する感光体と、該感光
体に外周の一部を圧接して位置決めされながら前記現像
された色別のトナー像を重ねて転写する合成樹脂からな
る転写ベルトとを備えたカラー画像形成装置において、
前記転写ベルトの表面に位置検知用の光反射体を取付け
て透明材で被覆層を形成すると共に、該被覆層のクリー
ナを設けたカラー画像形成装置ｌを構成した。
されて形成された潜像に現像機により各色トナーを付着
させて色別のトナー像を順次現像する感光体と、該感光
体に外周の一部を圧接して位置決めされながら前記現像
された色別のトナー像を重ねて転写する合成樹脂からな
る転写ベルトとを備えたカラー画像形成装置において、
前記転写ベルトの表面に位置検知用の光反射体を取付け
て透明材で被覆層を形成すると共に、該被覆層のクリー
ナを設けたカラー画像形成装置ｌを構成した。
【００２０】この結果、従来の転写ベルトのように貫通
孔による亀裂や切断がなく、転写ベルトが弛んで位置決
めがズレたりトナー像の転写が不十分になるようなこと
が発生しない。したがって、転写ベルト交換用の専任の
保守要員の手を煩らわせることもなく、交換や点検作業
の時間が不要になる。特に、反射シートを非親和性の物
質で被覆したのでゴミ類の付着がなくなり、保守作業が
容易で一層複写精度を向上させることができる。よっ
て、本発明によれば、画像の再現性が優れ、稼動率の高
いカラー画像形成装置を実現することができる。
孔による亀裂や切断がなく、転写ベルトが弛んで位置決
めがズレたりトナー像の転写が不十分になるようなこと
が発生しない。したがって、転写ベルト交換用の専任の
保守要員の手を煩らわせることもなく、交換や点検作業
の時間が不要になる。特に、反射シートを非親和性の物
質で被覆したのでゴミ類の付着がなくなり、保守作業が
容易で一層複写精度を向上させることができる。よっ
て、本発明によれば、画像の再現性が優れ、稼動率の高
いカラー画像形成装置を実現することができる。
【図１】この発明の実施例の要部の構成説明図である。
【図２】この発明の実施例による転写ベルトの断面図で
ある。
ある。
【図３】従来のカラー画像形成装置の構成説明図であ
る。
る。
【図４】従来のカラー画像形成装置の転写ベルトの斜視
図である。
図である。
【図５】図４のＡ−Ａの断面図である。
２ 感光体 ７a 〜７c 転写ローラ ８ ベルトクリーナ ７e レール １０ 第１転写帯電器 １１ 第２転写帯電器 １２ 剥離帯電器 １３ 除電帯電器 １４ ベルトクリーナ １５ 給紙部 １７ 定着部 １８ 排紙部 ２０ 光学系 ２１ 光源 ２８ 色分解フィルタ ３０ カラー原稿 ７０ 転写ベルト ７１ 反射シート ７２ 被覆層 ７３ 投光器 ７４ 受光器 ７５ シートクリーナ ８１ ブレード Ｑ 位置検知点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−186864（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−12681（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−69682（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 13/14 - 13/16 G03G 15/14 - 15/16 103
Claims (1)
- 【請求項１】 色情報を持つ光ビームが照射されて形成
された潜像に現像機により各色トナーを付着させて色別
のトナー像を順次現像する感光体と、該感光体に外周の
一部を圧接して位置決めされながら前記現像された色別
のトナー像を重ねて転写する合成樹脂からなる転写ベル
トとを備えたカラー画像形成装置において、 前記転写ベルトの表面に位置検知用の光反射体を取付け
て透明材で被覆層を形成すると共に、該被覆層のクリー
ナを設けたことを特徴とするカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278262A JP2791930B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278262A JP2791930B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06130775A JPH06130775A (ja) | 1994-05-13 |
| JP2791930B2 true JP2791930B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=17594894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278262A Expired - Lifetime JP2791930B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2791930B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3752827B2 (ja) * | 1998-03-24 | 2006-03-08 | セイコーエプソン株式会社 | 像担持体ベルト |
| JP2004094177A (ja) * | 2002-04-26 | 2004-03-25 | Canon Inc | 電子写真エンドレスベルト、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
| US8041234B2 (en) * | 2008-07-02 | 2011-10-18 | Xerox Corporation | Method and apparatus for sensing locations on a belt |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03186864A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-14 | Minolta Camera Co Ltd | カラー複写機 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4278262A patent/JP2791930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06130775A (ja) | 1994-05-13 |
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