JPH0916048A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0916048A
JPH0916048A JP7160838A JP16083895A JPH0916048A JP H0916048 A JPH0916048 A JP H0916048A JP 7160838 A JP7160838 A JP 7160838A JP 16083895 A JP16083895 A JP 16083895A JP H0916048 A JPH0916048 A JP H0916048A
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carrier
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Application number
JP7160838A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
Nobuatsu Sasanuma
信篤 笹沼
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング手段への記録材の突入とこれに
伴うクリーニング不良等を防ぐことができる画像形成装
置を提供すること。 【構成】 感光ドラム(像担持体)1と、コロナ帯電器
(帯電手段)2と、レーザ露光光学系(露光手段)3
と、現像器(現像手段)4Y,4C,4M,4BKと、
記録材担持シート(記録材担持体)5fと、転写装置
(転写手段)5と、クリーニング装置(クリーニング手
段)6と、転写剥がれセンサ(検知手段)5hを有する
画像形成装置において、クリーニング前センサ6dを用
いて前記転写剥がれセンサ5hの検知タイミングとは異
なるタイミングで感光ドラム1上での記録材Pの有無を
検知する。本発明によれば、クリーニング前センサ6d
を用いて前記転写剥がれセンサ5hの検知タイミングと
は異なるタイミングで感光ドラム1上での記録材Pの有
無を検知するようにしたため、クリーニング装置6への
記録材Pの突入とこれに伴うクリーニング不良等を防ぐ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成され
た可視像を記録材に転写して画像形成を行う画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に従来のフルカラー画像形成装置の
一例を示す。
【0003】即ち、図9は従来のフルカラー画像形成装
置の縦断面図であり、該フルカラー画像形成装置は、上
部にデジタルカラー画像リーダ部、下部にデジタルカラ
ー画像プリンタ部をそれぞれ有する。
【0004】上記デジタルカラー画像リーダ部において
原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32
によって原稿30を露光走査することにより、原稿30
からの反射光像をレンズ33によりフルカラーセンサ3
4に集光させてカラー色分解画像信号を得る。このカラ
ー色分解画像信号は、不図示の増幅回路を経て不図示の
ビデオ処理ユニットにて処理を施された後、前記デジタ
ルカラー画像プリンタ部に送出される。
【0005】デジタルカラー画像プリンタ部において
は、像担持体である感光ドラム1が図示矢印方向に回転
自在に支持されており、感光ドラム1の回りには前露光
ランプ11、帯電手段としてのコロナ帯電器2、レーザ
露光光学系3、表面電位センサ12、色の異なる4個の
現像器4Y,4C,4M,4BK、感光ドラム上光量検
知手段13、転写装置5及びクリーニング装置6が配設
されている。
【0006】而して、レーザ露光光学系3において、リ
ーダ部からの画像信号は不図示のレーザ出力部にてイメ
ージスキャン露光の光信号に変換され、変換されたレー
ザ光がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及び
ミラー3cを通って感光ドラム1の面に投影される。
【0007】画像形成時には、感光ドラム1を矢印方向
に回転させ、前記前露光ランプ11で除電した後の感光
ドラム1を前記帯電器2によりマイナスに一様に帯電さ
せて各分解色毎に光像Eを照射し、感光ドラム1上に潜
像を形成する。
【0008】次に、所定の現像器(4Y,4C,4M,
4BK)を動作させて感光ドラム1上の潜像を現像し、
感光ドラム1上に樹脂を基体としたマイナスに帯電され
たトナー像を形成する。尚、現像器4Y,4C,4M,
4BKは偏心カム24Y,24C,24M,24BKの
動作によって各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に
接近するよう構成されている。
【0009】一方、記録材カセット7から記録材Pが搬
送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した位
置に供給され、該記録材P上に感光ドラム1上のトナー
像が転写される。
【0010】ところで、上記転写装置5は、記録材担持
体としての転写ドラム5a、転写手段としての転写ブラ
シ帯電器5b、記録材Pを静電吸着させるための吸着コ
ロナ帯電器5c、該吸着コロナ帯電器5cと対向する吸
着ローラ5g、内側帯電器5d、外側帯電器5e、分離
帯電器5j及び転写剥がれセンサ5hを含んで構成され
ている。そして、前記転写ドラム5aは回転駆動可能に
軸支されており、その周面開口域には誘電体から成る記
録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設されてい
る。尚、記録材担持シート5fにはポリカーボネードフ
ィルム等の誘電体シートが使用されている。
【0011】而して、転写ドラム5aを回転させるに従
って、感光ドラム1上のトナー像は転写ブラシ帯電器5
bにより記録材担持シート5fに担持された記録材P上
に転写される。このようにして記録材担持シート5fに
吸着される記録材Pには所望数の色トナー像が転写さ
れ、記録材P上には未定着のフルカラートナー像が形成
される。
【0012】フルカラー画像形成の場合、以上のように
して4色のトナー像の記録材Pへの転写が終了すると、
記録材Pは分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5jの作用によって転写ドラム5aから分離さ
れ、熱ローラ定着器9においてトナー像の定着を受けた
後、機外のトレイ10に排紙される。尚、転写後の感光
ドラム1は、表面の残留トナーをクリーニングブレード
6aとスクイシート6bから成るクリーニング装置6で
除去された後、再び画像形成工程に供される。
【0013】ところで、記録材Pの両面に画像を形成す
る場合には、記録材Pが熱ローラ定着器9から排出され
た後、直ちに搬送パス切替ガイド19を駆動して記録材
Pを搬送縦パス20を経て反転パス21aに一旦導いた
後、反転ローラ21bの逆転により、該記録材Pの送り
込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対
向きに退出させて該記録材Pを中間トレイ22に収納す
る。その後、再び上述した画像形成工程によって記録材
Pのもう一方の面に画像を形成する。
【0014】又、転写ドラム5aの記録材担持シート5
f上の粉体の飛散付着、記録材P上のオイルの付着等を
防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート
5fを介してファーブラシ14に対向するバックアップ
ブラシ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シー
ト5fを介してオイル除去ローラ16に対向するバック
アップブラシ17によって記録材担持シート5fや記録
材Pの清掃を行う。尚、このような清掃は画像形成前若
しくは後に行い、ジャム(紙詰まり)発生時には随時行
う。
【0015】又、本カラー画像形成装置においては、所
望のタイミングで偏心カム25を動作させ、転写ドラム
5aと一体化しているカムフォロワ5iを動作させるこ
とにより、記録材担持シート5fと感光ドラム1とのギ
ャップを任意に設定できる構成が採用されている。例え
ば、スタンバイ中又は電源OFF時には、転写ドラム5
aと感光ドラム1を離間させている。
【0016】ここで、本カラー画像形成装置における前
露光ランプ11による前露光、コロナ帯電器2による一
次帯電、レーザ露光光学系3による潜像形成、現像器4
Y,4C,4M,4BKによる現像形成、転写ブラシ帯
電器5bによる転写及び記録材Pの転写剥がれセンサ5
hの検知のそれぞれのシーケンスを図10に示す。
【0017】尚、転写剥がれセンサ5hは、記録材担持
シート5fに静電的に吸着された記録材Pが記録材担持
シート5fとの静電吸着力よりも感光ドラム1との静電
吸着力が大きくなった際、記録材Pが記録材担持シート
5fから剥がれ、感光ドラム1に吸着されてクリーニン
グ装置6に突入するのを防ぐために設けられているもの
である。
【0018】而して、コピーボタン等により画像形成開
始信号が入力されてから、感光ドラム1の回転開始後、
先ず、前露光が開始され、感光ドラム1の回転に合わせ
て画像形成部先端(転写時に記録材P先端と接する部
分)が一次帯電位置に来るのと同期して一次帯電が開始
される。そして、感光ドラム1の画像形成部先端が潜像
形成位置に来るのと同期してマゼンタ色画像のための潜
像形成を開始し、潜像が現像器4Mの位置に来るのと同
期して現像器4Mの動作を開始し、トナー像が転写位置
に来るのと同期して転写ブラシ帯電器5bによる転写を
開始する。更に、転写ドラム5a上の記録材Pの先端が
転写剥がれセンサ5hの位置に来るのと同期して転写剥
がれセンサ5hが動作する。以下、同様にしてシアン、
イエロー、ブラックの各色画像を形成し、記録材Pに全
ての色トナー像を重畳転写する。
【0019】次に、転写剥がれセンサ5hが転写剥がれ
を検知した際の動作を図11に示す。尚、図11(a
1),(a2)は通常の画像形成時の状態示す。
【0020】記録材Pが記録材担持シート5fから剥が
れ、感光ドラム1側に張り付き、転写剥がれセンサ5h
によって転写剥がれが検知されると、図11(b1),
(b2)に示すように感光ドラム1は直ちに停止した後
に逆転し、図11(c1),(c2)に示すように記録
材Pを除去し易い位置まで回転した後、図11(d2)
に示すように動作を終了する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、記録材担持シート5fに記録材Pが2枚担持
された際、図12に示すような状態では転写剥がれセン
サ5hでは記録材Pの剥がれを検知することができず、
クリーニング装置6への記録材Pの突入と該記録材Pの
クリーニング装置6への突入により生じるクリーニング
不良等が発生していた。
【0022】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、クリーニング手段への記録材
の突入とこれに伴うクリーニング不良等を防ぐことがで
きる画像形成装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回転する像担持体と、該像
担持体を帯電させるための帯電手段と、帯電した像担持
体を露光するための露光手段と、露光により像担持体上
に形成された静電潜像を可視像にするための現像手段
と、記録材を担持してこれを転写位置へ搬送する記録材
担持体と、該記録材担持体に担持された記録材に像担持
体から可視像を転写させるための転写手段と、該転写手
段により転写されないで像担持体上に残留する現像剤を
除去するためのクリーニング手段と、前記転写手段と前
記クリーニング手段との間で像担持体上の現像剤濃度を
検知するために配置された検知手段を有する画像形成装
置において、前記検知手段が前記像担持体上の現像剤濃
度を検知するタイミングとは異なるタイミングで前記像
担持体上での記録材の有無を検知するようにしたことを
特徴とする。
【0024】請求項2記載の発明は、回転する像担持体
と、該像担持体を帯電させるための帯電手段と、帯電し
た像担持体を露光するための露光手段と、露光により像
担持体上に形成された静電潜像を可視像にするための現
像手段と、記録材を担持してこれを転写位置へ搬送する
記録材担持体と、該記録材担持体に担持された記録材に
像担持体から可視像を転写させるための転写手段と、該
転写手段により転写されないで像担持体上に残留する現
像剤を除去するためのクリーニング手段と、前記転写手
段と前記クリーニング手段との間で像担持体上の現像剤
濃度を検知するための第1検知手段と、該第1検知手段
とは別に前記転写手段と前記クリーニング手段との間で
前記像担持体上の状態を検知するために配置された第2
検知手段を有する画像形成装置において、前記第1検知
手段が前記像担持体上の現像剤濃度を検知するタイミン
グとは異なるタイミングで前記第2検知手段2が前記像
担持体上での記録材の有無を検知するようにしたことを
特徴とする。
【0025】請求項3記載の発明は、回転する像担持体
と、該像担持体を帯電させるための帯電手段と、帯電し
た像担持体を露光するための露光手段と、露光により像
担持体上に形成された静電潜像を可視像にするための現
像手段と、記録材を担持してこれを転写位置へ搬送する
記録材担持体と、該記録材担持体に担持された記録材に
像担持体から可視像を転写させるための転写手段と、該
転写手段により転写されないで像担持体上に残留する現
像剤を除去するためのクリーニング手段と、前記記録材
担持体に担持された記録材の剥れを検知するために転写
位置より記録材回転方向下流側に配置された第1検知手
段と、前記像担持体上の状態を検知するために前記転写
手段と前記クリーニング手段との間に配置された第2検
知手段を有する画像形成装置において、前記第2検知手
段が前記像担持体上での記録材の有無を検知した後に前
記第1検知手段が前記像担持体上での記録材の有無を検
知するようにしたことを特徴とする。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記第1検知手段1を前記記録材担持体内
に配置したことを特徴とする。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記検知手段にて記録材の有無
を検知し、記録材が所望の位置に存在しないときには、
前記像担持体を画像形成時とは逆方向に所定位置まで回
転させることを特徴とする。
【0028】
【作用】本発明によれば、検知手段が像担持体上の現像
剤濃度を検知するタイミングとは異なるタイミングで像
担持体上での記録材の有無を検知するようにしたため、
クリーニング手段への記録材の突入とこれに伴うクリー
ニング不良等を防ぐことができる
【0029】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0030】<第1実施例>図1は本発明に係るカラー
画像形成装置の縦断面図であり、本図においては図9に
示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、そ
れらについての説明は省略する。
【0031】本実施例では、転写装置5とクリーニング
装置6との間で感光ドラム1上の記録材Pの有無を検知
するためにクリーニング装置6の感光ドラム回転方向上
流側にクリーニング前センサ6dを設けており、該クリ
ーニング前センサ6dの転写位置からの検知位置の距離
は転写剥がれセンサ5hと同じに設定している。
【0032】ここで、本実施例における前露光ランプ1
1による前露光、コロナ帯電器2による一次帯電、レー
ザ露光光学系3による潜像形成、現像器4Y,4C,4
M,4BKによる現像形成、転写ブラシ帯電器5bによ
る転写、記録材Pの転写剥がれセンサ5hの検知及びク
リーニング前センサ6dの記録材Pの検知のそれぞれの
シーケンスを図2に示す。
【0033】コピーボタン等により画像形成開始信号が
入力されてから感光ドラム1の回転開始後、先ず、前露
光が開始され、感光ドラム1の回転に合わせて画像形成
部先端(転写時に記録材P先端と接する部分)が一次帯
電位置に来るのと同期して一次帯電が開始される。そし
て、感光ドラム1の画像形成部先端が潜像形成位置に来
るのと同期してマゼンタ色画像のための潜像形成が開始
され、マゼンタ色画像が現像器4Mの位置に来るのと同
期して現像器4Mの動作が開始され、現像器4Mによっ
て現像されたトナー像が転写位置に来るのと同期して転
写ブラシ帯電器5bによるトナー像の記録材Pへの転写
が開始される。又、感光ドラム1上の画像形成先端部が
クリーニング前センサ6dの位置に来るのと同期してク
リーニング前センサ6dが動作し、次いで転写剥がれセ
ンサ5hが動作する。以下、同様にしてシアン、イエロ
ー、ブラックの各色のトナー像が形成され、記録材P上
にはフルカラートナー像が重畳転写される。
【0034】以上の結果、記録材担持シート5fに記録
材Pが2枚担持された際の転写剥がれにおいて転写剥が
れセンサ5hでは検知不能だった場合でも、クリーニン
グ前センサ6dによる検知によりクリーニング装置6へ
の記録材Pの突入と該記録材Pのクリーニング装置6へ
の突入により生じるクリーニング不良等を防ぐことがで
きた。
【0035】尚、クリーニング前センサ6dは図3に示
す位置に取り付けると、感光ドラム1上の転写されなか
ったトナーが第2スクイシート6cによって掻き落とさ
れてクリーニング前センサ6dの検知面に付着し、耐久
していくと検知面に付着したトナーが蓄積して図4に示
すように感光ドラム1上での記録材Pの有無を検知でき
なくなってしまうため、図5に示すようにクリーニング
前センサ6dの検知面の感光ドラム1からの距離を5m
m以上離し、転写後の記録材Pと感光ドラム1との剥離
放電により飛散したトナーが検知面に付着するのを防ぐ
ためにクリーニング前センサ6dの感光ドラム回転方向
上流側に仕切り部材6eを設けている。更には、図6に
示すようにクリーニング前センサ6dの検知面の周りに
仕切り6fを設けることが好ましい。この結果、図7に
示すように、クリーニング前センサ6dの検知面が汚れ
にくくなり、定期清掃間隔を長くすることができた。
【0036】尚、以上はクリーニング前センサ6dを転
写剥がれセンサ5hと共存させた最も好ましい例につい
て述べたが、クリーニング装置6への記録材Pの突入防
止という点で転写剥がれセンサ5hは無くても構わな
い。
【0037】<実施例2>次に、本発明の実施例2につ
いて説明する。
【0038】本実施例は、実施例1でのクリーニング前
センサ6dの代わりに、同じ位置で感光ドラム1上の現
像剤濃度を検知するパッチ検センサを用いたものであっ
て、本実施例によっても実施例1と同様の効果が得られ
た。
【0039】ここで、本実施例における前露光ランプ1
1による前露光、コロナ帯電器2による一次帯電、レー
ザ露光光学系3による潜像形成、現像器4Y,4C,4
M,4BKによる現像形成、転写ブラシ帯電器5bによ
る転写及びパッチ検センサの記録材Pの検知のそれぞれ
のシーケンスを図8に示す。
【0040】コピーボタン等により画像形成開始信号が
入力されてから、感光ドラム1の回転開始後、先ず、前
露光が開始され、感光ドラム1の回転に合わせて画像形
成部先端(転写時に記録材P先端と接する部分)が一次
帯電位置に来るのと同期して一次帯電が開始される。そ
して、感光ドラム1の画像形成部先端が潜像形成位置に
来るのと同期してマゼンタ色画像のための潜像形成が開
始され、マゼンタ色画像が現像器4Mの位置に来るのと
同期して現像器4Mの動作が開始され、現像器4Mによ
って現像されたマゼンタトナー像が転写位置に来るのと
同期して転写ブラシ帯電器5bによる転写が開始され
る。又、感光ドラム1上の画像形成先端部がクリーニン
グ前センサ6dの位置に来るのと同期してクリーニング
前センサ6dが動作し、次いで転写剥がれセンサ5hが
動作する。以下、同様にしてシアン、イエロー、ブラッ
クの色画像が形成され、記録材Pに全ての色トナー像が
重畳転写される。
【0041】而して、本実施例においても、クリーニン
グ装置6への記録材Pの突入を防止できた。
【0042】尚、パッチ検センサを感光ドラム1上のト
ナー濃度検知にのみ使用し、感光ドラム1上の記録材P
の有無を検知するためにクリーニング前センサを別に設
けた場合においても本発明は適用され、前述と同様の効
果が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、検知手段が像担持体上の現像剤濃度を検知する
タイミングとは異なるタイミングで像担持体上での記録
材の有無を検知するようにしたため、クリーニング手段
への記録材の突入とこれに伴うクリーニング不良等を防
ぐことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るカラー画像形成装置の
縦断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係るカラー画像形成装置に
おける前露光、一次帯電、潜像形成、現像形成、転写、
転写剥がれセンサの検知及びクリーニング前センサの検
知のそれぞれのシーケンスを示すタイミングチャートで
ある。
【図3】転写剥がれセンサの取付状態を示すカラー画像
形成装置要部の断面図である。
【図4】反射光量(V)と耐久枚数との関係を示す図で
ある。
【図5】転写剥がれセンサの取付状態を示すカラー画像
形成装置要部の断面図である。
【図6】転写剥がれセンサの取付状態を示すカラー画像
形成装置要部の断面図である。
【図7】反射光量(V)と耐久枚数との関係を示す図で
ある。
【図8】本発明の実施例2に係るカラー画像形成装置に
おける前露光、一次帯電、潜像形成、現像形成、転写及
びパッチ検センサの検知のそれぞれのシーケンスを示す
タイミングチャートである。
【図9】従来のカラー画像形成装置の縦断面図である。
【図10】従来のカラー画像形成装置における前露光、
一次帯電、潜像形成、現像形成、転写及び転写剥がれセ
ンサの検知のそれぞれのシーケンスを示すタイミングチ
ャートである。
【図11】従来の画像形成装置における転写剥がれ時の
記録材の状態と感光ドラムと転写装置の作用説明図であ
る。
【図12】従来の画像形成装置における記録材剥がれの
検知不能状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 コロナ帯電器(帯電手段) 3 レーザ露光光学系(露光手段) 4 現像器(現像手段) 5 転写装置(転写手段) 5f 記録材担持シート(記録材担持体) 5h 転写剥がれセンサ 6 クリーニング装置(クリーニング手段) 6d クリーニング前センサ P 記録材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する像担持体と、該像担持体を帯電
    させるための帯電手段と、帯電した像担持体を露光する
    ための露光手段と、露光により像担持体上に形成された
    静電潜像を可視像にするための現像手段と、記録材を担
    持してこれを転写位置へ搬送する記録材担持体と、該記
    録材担持体に担持された記録材に像担持体から可視像を
    転写させるための転写手段と、該転写手段により転写さ
    れないで像担持体上に残留する現像剤を除去するための
    クリーニング手段と、前記転写手段と前記クリーニング
    手段との間で像担持体上の現像剤濃度を検知するために
    配置された検知手段を有する画像形成装置において、 前記検知手段が前記像担持体上の現像剤濃度を検知する
    タイミングとは異なるタイミングで前記像担持体上での
    記録材の有無を検知するようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 回転する像担持体と、該像担持体を帯電
    させるための帯電手段と、帯電した像担持体を露光する
    ための露光手段と、露光により像担持体上に形成された
    静電潜像を可視像にするための現像手段と、記録材を担
    持してこれを転写位置へ搬送する記録材担持体と、該記
    録材担持体に担持された記録材に像担持体から可視像を
    転写させるための転写手段と、該転写手段により転写さ
    れないで像担持体上に残留する現像剤を除去するための
    クリーニング手段と、前記転写手段と前記クリーニング
    手段との間で像担持体上の現像剤濃度を検知するための
    第1検知手段と、該第1検知手段とは別に前記転写手段
    と前記クリーニング手段との間で前記像担持体上の状態
    を検知するために配置された第2検知手段を有する画像
    形成装置において、 前記第1検知手段が前記像担持体上の現像剤濃度を検知
    するタイミングとは異なるタイミングで前記第2検知手
    段2が前記像担持体上での記録材の有無を検知するよう
    にしたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 回転する像担持体と、該像担持体を帯電
    させるための帯電手段と、帯電した像担持体を露光する
    ための露光手段と、露光により像担持体上に形成された
    静電潜像を可視像にするための現像手段と、記録材を担
    持してこれを転写位置へ搬送する記録材担持体と、該記
    録材担持体に担持された記録材に像担持体から可視像を
    転写させるための転写手段と、該転写手段により転写さ
    れないで像担持体上に残留する現像剤を除去するための
    クリーニング手段と、前記記録材担持体に担持された記
    録材の剥れを検知するために転写位置より記録材回転方
    向下流側に配置された第1検知手段と、前記像担持体上
    の状態を検知するために前記転写手段と前記クリーニン
    グ手段との間に配置された第2検知手段を有する画像形
    成装置において、 前記第2検知手段が前記像担持体上での記録材の有無を
    検知した後に前記第1検知手段が前記像担持体上での記
    録材の有無を検知するようにしたことを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1検知手段1は前記記録材担持体
    内に配置されていることを特徴とする請求項3記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段にて記録材の有無を検知
    し、記録材が所望の位置に存在しないときには、前記像
    担持体を画像形成時とは逆方向に所定位置まで回転させ
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038624A (en) * 1990-02-21 1991-08-13 Mobay Corporation Soil recoring device
JP2006321076A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038624A (en) * 1990-02-21 1991-08-13 Mobay Corporation Soil recoring device
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