JP2789976B2 - スペアタイアパッド自動貼付装置 - Google Patents

スペアタイアパッド自動貼付装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のトランクルーム
内のリアフロア面にスペアタイアが直接接触することを
防止するため用いられるパッドをリアフロア面に貼付る
装置に関し、特にパッド貼付を自動化出来るスペアタイ
アパッド自動貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の組立て工場内には車両を流れ作業
で生産するための生産ラインが設けられている。この生
産ラインは車両の組立て工程の順序に沿って、ボディー
を順次搬送するための搬送手段を連続的に設置する。こ
のボディーの搬送手段の側部には各組立て工程に応じた
複数の加工組立て機器や各種の加工組立てロボットを所
定間隔を保って順次配設している。そしてこれら加工機
器等によって一の組立て工程での加工組立てが完了した
ボディーは搬送手段によって順次、次工程に達し、次工
程での組立て処理を成され、最終的にボディー組立が完
了して車両が生産されている。
【0003】ところで、車両のトランクルーム内には、
例えば、図13及び図14に示すように、リアフロア1
の一部にスペアタイア2の収容部3が形成される。この
収容部3はリアフロア1の一部に上方が開口される凹状
部を成し、その凹状部底面に4つのスペアタイア用のパ
ッド4が貼着される。ここで、スペアタイア用のパッド
4はフェルト等の収縮性のある嵩高な素材で形成されて
おり、これによってスペアタイア2とトランクルーム内
のリアフロア面fとの直接接触によるリアフロア面fの
劣化の保護や異音の発生を防ぐものとして用いられてい
る。
【0004】従来、このようなスペアタイア用のパッド
4はスペアタイア2がトランクルーム内のリアフロア面
fと直接接触しないように複数個の片に分割され、分散
して配設されることが多かった。このようなスペアタイ
ア用の複数個のパッドは車両のボディー組立てライン上
の所定のパッド貼付作業位置で作業員が手作業で行なっ
ていた。この場合、作業員は所定数のパッドを車両のト
ランクルーム内に持ち込み、パッドに付着される貼付両
面テープを用いて、リアフロア面fの各目印ビード5に
より判別される貼着部に対して順次パッド4を貼付して
いる。なお、図14の符号6はスペアタイア2のずれ止
め用のボルトを示し、このボルト6はリアフロア1の膨
出部に溶接される固定用ナット7にねじ込まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
ペアタイア用の複数個のパッド4の貼付作業は作業員に
よって手作業で成されており、その作業の自動化により
作業時間の短縮や作業コストの低減が望まれている。本
発明の目的は、スペアタイア用のパッドを自動的にリア
フロア面の貼付部に貼付出来るスペアタイアパッド自動
貼付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、スペアタイア載置用のパッドが貼付ら
れる貼着部を備えたボディーを順次組立てライン上の貼
付作業位置に搬送するボディー搬送手段と、上記貼付作
業位置の近傍に設定される取出し位置と、上記貼着部に
貼着されるパッド数の縦穴を一組みとする縦穴セットを
備えると共に各々の縦穴にパッドを所定量づつ段積みし
て成るパレットと、上記パレットを順次パレット供給路
を介し上記取出し位置に導くと共に排出路側に送り出す
パレット搬送手段と、上記取出し位置のパレット上の一
組みの縦穴セットを成す各縦穴からそれぞれ1つずつの
パッドを吸引ハンドによって同時に吸引保持すると共に
これら各パッドを上記貼付作業位置のボディー内の貼着
部に順次貼着するという所定貼着モードに沿って駆動す
る貼付ロボットと、上記取出し位置にパレットがセット
されたとするセット情報と上記貼付作業位置に上記ボデ
ィーがセットされたとするセット情報とに応じ上記所定
貼着モードに沿って上記貼付ロボットを駆動するロボッ
ト制御手段とを有したことを特徴とする。
【0007】
【作用】貼付作業位置にボディーが達し、取出し位置に
パレットがセットされると、ロボット制御手段が貼付ロ
ボットを駆動し、この際、貼付ロボットが取出し位置の
パレット上の一組みの縦穴セットを成す各縦穴からそれ
ぞれ1つずつのパッドを吸引ハンドによって同時に吸引
保持すると共にこれら各パッドをボディー内の貼着部に
順次貼着するという所定貼着モードに沿って駆動でき
る。
【0008】
【実施例】図1に示したスペアタイアパッド自動貼付装
置は図示しない車両の組立て工場内のボディー組立てラ
インR1内に設けられ、特に、ボディー組立てラインR
1上に設定された貼付作業位置Aに対設される。このス
ペアタイアパッド自動貼付装置は貼付作業位置Aに順次
ボディーを搬送するボディー搬送手段としてのメインコ
ンベア10と、同メインコンベア10のコンベア制御部
17と、メインコンベア10の貼付作業位置Aの近傍に
設定される取出し位置Bと、取出し位置Bにパレット1
1を導くパレット搬送手段としてのパレットコンベア1
2と、同パレットコンベア12を制御するパレットコン
ベア制御部13と、取出し位置Bのパレット11上のパ
ッド14を貼付作業位置AのボディーC内に貼付る貼付
ロボット15と、貼付ロボット15のロボット制御部1
6と、各制御部13,16,17に駆動指令を発するメ
インコントローラ18とを備える。
【0009】メインコンベア10は順次所定間隔を保っ
て配備される複数の組立て工程部の内の貼付作業位置A
に対して、図示しないボディー製造工程、塗装工程等を
経て順次送り込まれてくる各ボディーCを順次搬送する
という周知の構成を採る。そのメインコンベア10のコ
ンベア制御部17はこれに駆動指令を発するメインコン
トローラ18に通信回線で接続される。メインコンベア
10の側部で貼付作業位置Aの近傍にはメインコンベア
10の搬送方向と直行する方向にパレットコンベア12
が配設され、同コンベア12の端部に取出し位置Bが設
定されている。
【0010】このパレットコンベア12は予め設定され
た大きさのパレット11(図3乃至図5参照)を駆動源
121に駆動される上部ローラ列122と、取出し位置
Bの空パレット11を降下させる排出リフター123
と、空パレット11を押圧する排出シリンダ124と、
空パレット11を排出方向に移動させる排出コンベア1
25とで構成される。ここでパレットコンベア制御部1
3は適時に駆動源121に駆動指令を出力し、取出し位
置Bにパレット11がセットされる状態を図示しない位
置検出センサで検出すると上部ローラ列122を停止さ
せ、排除されると再度駆動させるという制御を行なう。
更に、取出し位置Bのパレット11が空であるのを図示
しない空検出センサで検出すると、排出リフター123
を駆動して空パレット11を降下させ、排出シリンダ1
24を駆動して空パレット11を排出コンベア12に押
圧し、排出コンベア12によって排出移動させるという
制御を行なう。
【0011】パレット11は図3乃至図5に示すよう
に、上方が開口する矩形箱状を呈し、その内部は格子状
に仕切られ、多数の縦穴20が形成される。ここでは特
に、4つの縦穴20を一組みとする縦穴セットS(図3
中に二点鎖線で示す)を縦4列横3列に設け、12の縦
穴セットSを備える。しかも、これら各縦穴20にはそ
れぞれパッド14が5段積みされている。ここで縦穴セ
ットSが4つの縦穴20を一組みとして設定されたの
は、ボディーCの後述する貼付部c1には4つのパッド
14を貼付けることが必要なためである。
【0012】即ち、メインコンベア10が搬送してくる
ボディーC内には図13、図14に示したと同様にその
リアフロア1の一部にスペアタイア2の収容部3が形成
され、この収容部3の凹状部底面fに4つのパッド14
の貼付部p1,p2,p3,p4(図13参照)が設定
され、各部にパッド14が貼付られることと成る。貼付
作業位置Aに対設される貼付ロボット15は取出し位置
Bのパレット11上の縦穴セットSより各パッド14を
貼付ハンド23によって保持すると共に貼付作業位置A
のボディーC内の4つの貼付部p1,p2,p3,p4
に歯有付けるという所定の貼付モードに沿って駆動する
ように構成される。
【0013】ここでの貼付ロボット15は腕151の先
端に枢支されるロボットT軸152に貼付ハンド23を
有した周知の多関節ロボットであり、ロボット内の各ア
クチュエータの図示しない切換え弁はロボット制御部1
6により切換え制御され、同制御部16はこれに駆動指
令を発するメインコントローラ18と通信回線で接続さ
れる。ここでロボットT軸152に一体的に取り付けら
れるパッド14の貼付用の貼付ハンド23を図6乃至図
8と共に説明する。貼付ハンド23はロボットT軸15
2に固着される取付けプレート24及びこのプレートと
一体のベース25、ベース25の左右端に装着され、互
いに平行に配設される一対のLMガイド26と、ベース
25の中央下部に固着され、両LMガイド26と並列状
に配設されるシリンダ27と、シリンダ27の図示しな
いピストン軸及び一対のLMガイド26の摺動部とに一
体的に支持されるスライドブラケット28と、スライド
ブラケット28の取付け部281に一体的に装着される
4つの真空用シリンダ29と、各真空用シリンダ29の
ピストン軸291に支持される吸着手段30とで構成さ
れている。
【0014】ここで、貼付ハンド23はロボットT軸1
52と一体的に回転中心線L1回りに回転出来、シリン
ダ27はスライドブラケット28側をストロークDの範
囲で摺動出来、4つの真空用シリンダ29は吸着手段3
0側をストロークEの範囲で摺動出来る。特に、取付け
部281に一体的に装着される4つの各真空用シリンダ
29は図3に示した一組みの縦穴セットSを成す各縦穴
20の中心の間隔と一致するように構成される。ここで
シリンダ27には制御弁33を介してエア源34が接続
され、4つの真空用シリンダ29には各々の制御弁35
(図6には1つのみ示した)を介してエア源34が接続
され、これらの各制御弁33,35がロボット制御部1
6により制御される。同じく各吸着手段30には真空供
給源31が制御弁32を介して接続され、この制御弁3
2がロボット制御部16により制御される。ここで貼付
ロボット15のロボット制御部16は貼付ハンド23の
各貼付作動モードにおける作動軌跡を予めティーチング
処理によって記憶されている。
【0015】即ち、各貼付作動モードはパレット11上
の指定される一組みの縦穴セットSの各縦穴20の上部
開口に4つの吸着手段30を対向させ、その上部開口に
同時に対向する4つの吸着手段30が同時に各縦穴20
から1つずつパッド14を吸い採り、保持するパッド吸
着工程と、貼付ハンド23を逆転させて4つのパッドの
下面を上に向ける反転工程と、4つのパッド14に後述
のホットメルトガン36でホットメルトを塗布する工程
と、貼付ハンド23を正転させてボディーCのトランク
ルームに搬入する工程と、貼付ハンド23の吸着する4
つのパッド14を順次貼付部p1,p2,p3,p4に
貼着するパッド吸着工程とで成る。
【0016】このうち、特にパッド吸着工程はパレット
11上の指定される一組みの縦穴セットSの各縦穴20
の上部開口の位置毎に相違する。このため、貼付ロボッ
ト15の貼付ハンド23によるパッド吸着工程におい
て、ロボット制御部16は、まず一組みの縦穴セットS
のセット位置の指定を待ち、その上で、各時点での一組
みの縦穴セットSのセット位置に同時に4つの吸着手段
30を対向させて、同時に各縦穴20から1つずつパッ
ド14を吸い採り、保持することができる。
【0017】貼付ロボット15の可動域G内にはホット
メルト塗布機37のホットメルトガン36が装備され、
このホットメルト塗布機37がメインコントローラ18
より駆動指令を受けると、ホットメルトガン36が同ガ
ンに逆転して対向する貼付ハンド23上の4つのパッド
14にホットメルトを自動的に塗布するように構成され
る。このようなスペアタイアパッド自動貼付装置の作動
をロボット制御部16と、コンベア制御部17と、パレ
ットコンベア制御部13及びメインコントローラ18の
各制御フローに沿って説明する。パレットコンベア制御
手段13は図9に示すパレットコンベアコントロールル
ーチンに沿って制御を実行する。
【0018】ここでステップa1でメインコントローラ
18より駆動許可指令が出てるか否か判断し、出てない
とステップa1にリターンし、出てるとステップa2に
進む。ここでは取出し位置Bのパレット11にパッドが
あるか否かを図示しないパッド検出センサの検出信号に
より判断し、パッドがあるとステップa1にリターン
し、無いとステップa3に進む。ステップa3,a4で
は排出リフター123をオンして取出し位置Bの空パレ
ット11を降下させ、排出シリンダ124をオンさせ、
空パレット11を排出方向に移動させる。その上で、駆
動源121をオンして上部ローラ列122を駆動し、待
機位置B1のパレット11を取出し位置Bにセットし、
セット時に図示しない位置検出センサによりセット信号
をメインコントローラに出力し、ステップa1にリター
ンする。
【0019】メインコンベア10の制御部17は図10
に示すメインコンベアコントロールルーチンに沿って制
御を実行する。まず、メインコントローラ18よりの駆
動許可指令の有無を判断し、駆動許可時にステップq1
よりq2に進み、予め設定された所定の搬送速度で貼付
作業位置AにボディーCを搬送し、所定貼付作業時間の
停止後、次の搬送周期に入るという搬送モードを繰り返
す。このメインコンベアの所定貼付作業時間は貼付作業
位置Aに達したボディーCの貼付部p1,p2,p3,
p4に貼付ロボット15によってパッド14を全て貼付
ける作業が所定量完了するのに要する経過時間以上に設
定される。ステップq3よりq4に進むと貼付作業位置
Aの実際のボディーの種類情報を取り込み、メインコン
トローラ18に送信する。
【0020】メインコントローラ7は図11に示すメイ
ンルーチンに沿って制御を実行する。ここではステップ
r1で貼付ロボット15の制御部16と、メインコンベ
ア10の制御部17と、パレットコンベア制御部13
と、図示しない電源、油圧源、エア源等の各部が正常か
否かを各部からの異常信号の入力の有無に応じて判断す
る。異常時にはステップr2で図示しない異常表示灯を
オンし、メインコンベア10の駆動を停止に保持する。
他方、正常でステップr4に達すると、再度パレットコ
ントローラ4より異常信号が入力されているか否か判断
し、異常時に図示しない異常表示灯を点灯し、異常処理
を所定待ち時間だけ待ち、ステップr7に進む。なお、
所定待ち時間の間に図示しないスイッチによって異常処
理完了信号が入力されないとステップr2に進みメイン
コンベア10の停止に進む。
【0021】ステップr7に達すると、メインコンベア
の制御部17より異常信号が入力されているか否か判断
し、異常時、例えばメインコンベアの図示しない緊急停
止スイッチがオンされた時には図示しない異常表示灯を
点灯し、ステップr2に進みメインコンベア1の停止に
進む。ステップr9に達すると、貼付ロボット15の制
御部16より異常信号が入力されているか否か判断し、
異常時には図示しない異常表示灯を点灯し、異常処理を
所定待ち時間だけ待ち、ステップr12に進む。なお、
所定待ち時間の間に図示しないスイッチによって異常処
理完了信号が入力されないとステップr2に進みメイン
コンベア10の停止に進む。
【0022】ステップr12に進むと、ここでは貼付作
業位置Aに現在達しているボディーCの種類情報を取り
込み、所定の記憶エリアにストアする。この後ステップ
r14では貼付ロボット15の駆動許可指令を制御部1
6に発する。ステップr17では貼付ロボット15の制
御部16に種類情報を送信し、パレットコントローラ1
3にも駆動許可信号を送信し、ステップr1に戻る。貼
付ロボット15の制御部16は図12に示すロボット貼
付ルーチンに沿って制御を行なう。
【0023】このステップs1では、メインコントロー
ラ1よりの駆動許可指令の入力を判断し、駆動不可時に
はステップs2で図示しない異常表示灯を点灯し、ステ
ップs3では異常対処後に図示しないスイッチのオン処
理による異常処理済信号の入力を待つ。再度ステップs
1で正常時を判断するとステップs4に進み、ここで駆
動許可信号の入力を待ち、入力時にステップs5に進
み、一組みの縦穴セットSのセット位置を前回のセット
位置より判断し、その指定をする。その後、ステップs
6でボディーの種類情報をメインコントローラより取り
込み、貼付モードを設定する。ステップs7では指定貼
付モードで貼付ロボット15を駆動する。
【0024】即ち、指定された貼付作動モードでは、パ
レット11上の指定される一組みの縦穴セットSのセッ
ト位置に4つの吸着手段30を対向させ、各吸着手段3
0が同時に各縦穴20から1つずつパッド14を吸い採
り、保持し、続いて貼付ハンド23を逆転させて4つの
パッドの下面を上に向けホットメルトガン36に対向さ
せる。これに同期して4つのパッド14にホットメルト
ガン36がホットメルトを塗布する。その後、貼付ハン
ド23を正転させてボディーCのトランクルームに搬入
し、貼付ハンド23の吸着する4つのパッド14を所定
の順序で貼付部p1,p2,p3,p4(図13参照)
に貼着する。この後ステップs8に達すると、ハンドを
所定の退却位置に支持し、次の貼付作動に備える。
【0025】
【発明の効果】以上のように、貼付作業位置のボディー
の貼付部に貼付ロボットがパレット上の一組みの縦穴セ
ットを成す各縦穴からそれぞれ1つずつのパッドを貼付
ハンドによって同時に吸引保持し、これら各パッドをボ
ディー内の貼着部に順次貼着するので、自動的にパッド
の貼着を行なえ、パッドの貼付作業の自動化により作業
時間の短縮や作業コストの低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスペアタイアパッド
自動貼付装置の概略全体構成図である。
【図2】図1の自動貼付装置のパレットコンベア及び搬
入ロボットの概略側面図である。
【図3】図1の自動貼付装置のパレットコンベアにより
搬送されるパレットの平面図である。
【図4】図3のパレットのY1方向の概略側断面図であ
る。
【図5】図3のパレットのY2方向の概略側面図であ
る。
【図6】図1の自動貼付装置で用いる貼付ロボットの貼
付ハンドの側面図である。
【図7】図6の貼付ハンドの平面図である。
【図8】図6の貼付ハンドの正面図である。
【図9】図1の自動貼付装置のパレットコントローラの
行なうパレットコンベアコントロールルーチンである。
【図10】図1の自動貼付装置のメインコンベアの制御
部が行なうメインコンベコントロールルーチンである。
【図11】図1の自動貼付装置のメインコントローラの
行なうメインルーチンである。
【図12】図1の自動貼付装置の貼付ロボットの行なう
ロボット貼付ルーチンである。
【図13】スペアタイア載置用のパッドが貼付られる貼
着部を備えたボディーの要部平面図である。
【図14】図13の貼着部の部分概略断面図である。
【符号の説明】
10 メインコンベア 11 パレット 12 パレットコンベア 14 パッド 15 貼付ロボット 16 ロボット制御部 18 メインコントローラ 20 縦穴 23 吸引ハンド A 貼付位置 B 取出し位置 C ボディー S 縦穴セット p1 貼付部 p2 貼付部 p3 貼付部 p4 貼付部 f リアフロア面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペアタイア載置用のパッドが貼付られる
    貼着部を備えたボディーを順次組立てライン上の貼付作
    業位置に搬送するボディー搬送手段と、上記貼付作業位
    置の近傍に設定される取出し位置と、上記貼着部に貼着
    されるパッド数の縦穴を一組みとする縦穴セットを備え
    ると共に各々の縦穴にパッドを所定量づつ段積みして成
    るパレットと、上記パレットを順次パレット供給路を介
    し上記取出し位置に導くと共に排出路側に送り出すパレ
    ット搬送手段と、上記取出し位置のパレット上の一組み
    の縦穴セットを成す各縦穴からそれぞれ1つずつのパッ
    ドを吸引ハンドによって同時に吸引保持すると共にこれ
    ら各パッドを上記貼付作業位置のボディー内の貼着部に
    順次貼着するという所定貼着モードに沿って駆動する貼
    付ロボットと、上記取出し位置にパレットがセットされ
    たとするセット情報と上記貼付作業位置に上記ボディー
    がセットされたとするセット情報とに応じ上記所定貼着
    モードに沿って上記貼付ロボットを駆動するロボット制
    御手段とを有したことを特徴とするスペアタイアパッド
    自動貼付装置。
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