JP2788498B2 - ヒップサポート機構 - Google Patents

ヒップサポート機構

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JP2788498B2
JP2788498B2 JP1195294A JP19529489A JP2788498B2 JP 2788498 B2 JP2788498 B2 JP 2788498B2 JP 1195294 A JP1195294 A JP 1195294A JP 19529489 A JP19529489 A JP 19529489A JP 2788498 B2 JP2788498 B2 JP 2788498B2
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JP
Japan
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arm
hip support
seat
elastic bar
support plate
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JP1195294A
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洋悦 長坂
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Shiroki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、乗員の第3から第5腰椎をサポートするヒ
ップサポート機構に関する。
(従来の技術) 次に図面を用いて従来例を説明する。第6図は従来の
ヒップサポート機構の構成図である。
図において、1はシートクッション、2はシートバッ
クである。シートバック2内には、シートスプリング3
によって支持されたシートパッド4が配設されている。
シートバック2の下部にはヒップサポート機構5が設
けられている。このヒップサポート機構5において、6
はレバー、7はレバー6を回転させることによって図に
おいて矢印方向に移動するトーションバー、8はトーシ
ョンバー7の回転端部に取り付けられたヒップサポート
プレートである。そして、トーションバー7は、ヒップ
サポートプレート8を常時シートパッド方向に付勢して
いる。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成の従来例において、ヒップサポート機構5は
単体で独立しているので、ヒップサポートプレート8を
移動させている時や、乗員がシートクッション1に着座
して、シートバック2に荷重を加えた時などに、シート
スプリング3と、ヒップサポート機構5とが干渉し、異
音が発生する問題点がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、異音の発生がないヒップサポート機構を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、シートバックフレーム
に対して前後方向に回転可能に設けられたアームと、こ
のアームを回転駆動する回転駆動機構と、シートパッド
の内側に配設されるシートスプリングに係止されたヒッ
プサポートプレートと、一端部が前記アームの回転端部
に取り付けられ、他端部には前記アームと並列に配置さ
れるアーム部が形成され、該アーム部の先端が回転可能
に支持されると共に、中間部が前記ヒップサポートプレ
ートに取り付けられた弾性バーとを有することを特徴と
するものである。
(作用) 本発明のヒップサポート機構において、回転駆動機構
によってアームが回転させられると、アームに引かれて
弾性バーの一端部が揺動し、ヒップサポートプレートの
押圧力も変化する。
(実施例) 次に図面を用いて本発明のヒップサポート機構の一実
施例を説明する。第1図は本発明を自動車のリアシート
に適用した一実施例を示す構成図、第2図は第1図にお
けるアームの回転駆動機構を説明する斜視図、第3図は
第1図における弾性バーの一方の端部の取り付けを説明
する斜視図、第4図は第1図における弾性バーの他方の
端部の取り付けを説明する斜視図、第5図は本実施例の
ヒップサポート機構が取り付けられたリアシートの外観
の説明図である。
先ず、第5図を用いて本実施例が組み込まれたリアシ
ートの説明を行う。図において、11はリアシートのシー
トクッション、12はシートバックである。13はアームレ
スト14に設けられた本実施例のヒップサポートの操作ス
イッチである。この操作スイッチ13を操作することによ
って、シートバック12の各ヒップサポート部Hが矢印方
向に移動することによって、乗員の腰部(第3〜第5腰
椎)を押圧し、所望のヒップサポートを得ることができ
るようになっている。
次に、第1図乃至第4図を用いて、本実施例のヒップ
サポート機構を説明する。先ず、第1図を用いて本実施
例の主要構成を説明する。図において、15は溶接構造の
シートバックフレームである。このシートバックフレー
ム15の第1メンバ15aには、モータブラケット16が取り
付けられている。このモータブラケット16には駆動手段
である縦型のモータ10が取り付けられている。17は、モ
ータブラケット16(シートバックフレーム15)に対して
回転可能に設けられ、モータ10によって回転駆動される
アームである。第2メンバ15bには、サポートブラケッ
ト18が取り付けられている。19は一端に取り付け部19a
(第3図参照)がアーム17の回転端部に取り付けられ、
他端部にはアーム17と並列に配置されるアーム部19b
(第4図参照)が形成されると共に、このアーム部19b
の先端の取り付け部19c(第4図参照)がサポートブラ
ケット18に対して回転可能に取り付けられた弾性バーで
ある。20は下部には舌部20aが形成され、舌部20を折り
曲げることによって弾性バー19の略中間部に取り付けら
れ、更に、上部はシートスプリング21に取り付けられる
ヒップサポートプレートである。
次に、第2図を用いて、アーム17の回転駆動機構Dを
説明する。モータ10の出力軸にはおねじが螺刻されたね
じ棒22が取り付けられている。ねじ棒22にはナット部材
23が螺合している。ナット部材23の側面には180゜ピッ
チで突起23a,23bが突設されている。
一方、モータブラケット16には穴16aが設けられた舌
部16bが形成されている。この舌部16bの一方の側面側に
は、樹脂ワッシャ24を介してアーム17が配設され、舌部
16bの他方の側面側には、樹脂ワッシャ25を介してサポ
ートアーム26が配設されている。更に、アーム17及びサ
ポートアーム26の回転中心には穴17a,26aが穿設されて
いる。そして、内周面にめねじが螺刻されたスペーサナ
ット27が、アーム17の穴17a,樹脂ワッシャ24,モータブ
ラケット16の舌部16に設けられた穴16a,樹脂ワッシャ25
及びサポートアーム26の穴26aに挿通されている。この
スペーサナット27にはボルト28が螺合し、スペーサナッ
ト27の抜け止めがなされている。アーム17の回転端部及
びサポートアーム26の回転端部にはそれぞれ穴17b及び2
6bが穿設されている。そして、これら穴17b,26bにナッ
ト部材23の側面に設けられた突起23a,23bが遊嵌してい
る。この遊嵌により、ナット部材23は回り止めがなさ
れ、ねじ棒22が回転すると、ナット部材23はねじ棒22の
軸方向に移動するようになっている。
次に、第3図を用いて弾性バー19とアーム17との取り
付けを説明する。弾性バー19の一方の端部は折曲されて
取り付け部19aが形成されている。アーム17の先端部は
折り曲げられて、断面形状が略コ字形で弾性バーを挟持
可能な形状の弾性アーム取り付け部17cが形成されてい
る。この弾性アーム取り付け部17cには、同軸上に穿設
された穴17d,17eが設けられている。更に、穴17eにはウ
エルドナット33が固着されている。そして、弾性バー19
の取り付け部19aをアーム17の弾性アーム取り付け部17c
に挿入後、ボルト29をアーム17の穴17d,17eに挿通し、
ウエルドナット33に螺合させることにより、弾性バー19
の取り付け部19aは、アーム17の回転端部に取り付けら
れる。
次に、第4図を用いて弾性バー19の他方の端部と、サ
ポートブラケット18との取り付けを説明する。弾性バー
19のサポートブラケット18側の端部は折曲されて、アー
ム17と略同一長さに選ばれたアーム部19b、及び、それ
に連設された取り付け部19cが形成されている。一方、
サポートブラケット18の先端部は折り曲げられて、断面
形状が略C字形で弾性バー19を挟持可能な形状の弾性ア
ーム取り付け部18aが形成されている。この弾性アーム
取り付け部18aには、同軸上に穿設された穴18b,18cが設
けられている。更に、穴18cにはウエルドナット30が溶
着されている。そして、弾性バー19の取り付け部19cを
サポートブラケット18の弾性アーム取り付け部18aに挿
入後、ボルト31にサポートブラケット18の穴18b,18cに
挿通し、ウエルドナット30に螺合させることにより、弾
性バー19の取り付け部19cは、回転可能に支持されるこ
とになる。
次に、上記構成の作動を説明する。先ず、乗員がアー
ムレスト14に設けられた操作スイッチ13を用いて、モー
タ10を回転駆動させると、このモータ10の回転により、
ねじ棒22も回転する。この時、回り止めされているナッ
ト部材23は、ねじ棒22の軸方向に移動する。ナット部材
23が移動することによって、アーム17がスペーサナット
27を中心に回転する。弾性バー19の他端部にはアーム17
と略同一長さに選ばれたアーム部19bが設けられ且つ回
転可能に支持されているので、アーム17の回転により、
弾性バー19も第1図において矢印I方向に回転移動し、
ヒップサポートプレート20には、弾性バー19の弾性変形
に応じた弾性力が作用する。そこで、乗員は操作スイッ
チ13を用いてモータ10を正転又は逆転させてヒップサポ
ートプレート20側から所望の押圧力が得られるように調
整し、所望の押圧力を得たところで、モータ10を停止さ
せる。
上記構成によれば、ヒップサポートプレート20はシー
トスプリング21に取り付けられているので、ヒップサポ
ートプレート20を移動させている時や、乗員がシートク
ッション11に着座して、シートバック12に荷重を加えた
時などに、シートスプリング21と、ヒップサポートプレ
ート20とが干渉し、異音が発生することがなくなる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、シートバックフレ
ームに対して前後方向に回転可能に設けられたアーム
と、このアームを回転駆動する回転駆動機構と、シート
パッドの内側に配設されるシートスプリングに係止され
たヒップサポートプレートと、一端部が前記アームの回
転端部に取り付けられ、他端部には前記アームと並列に
配置されるアーム部が形成され、該アーム部の先端が回
転可能に支持されると共に、中間部が前記ヒップサポー
トプレートに取り付けられた弾性バーとを設けたことに
より、ヒップサポートプレートを移動させている時や、
乗員がシートクッションに着座して、シートバックに荷
重を加えた時などでも、シートスプリングとヒップサポ
ートプレートとは干渉せず異音の発生がないヒップサポ
ート機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を自動車のリアシートに適用した一実施
例を示す構成図、 第2図は第1図におけるアームの回転駆動機構を説明す
る斜視図、 第3図は第1図における弾性バーの一方の端部の取り付
けを説明する斜視図、 第4図は第1図における弾性バーの他方の端部の取り付
けを説明する斜視図、 第5図は本実施例のヒップサポート機構が取り付けられ
たリアシートの外観の説明図、 第6図は従来のヒップサポート機構の構成図である。 これらの図において、 15……シートバックフレーム 17……アーム、19……弾性バー 19b……アーム部 20……ヒップサポートプレート 21……シートスプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックフレーム(15)に対して前後
    方向に回転可能に設けられたアーム(17)と、 このアーム(17)を回転駆動する回転駆動機構(D)
    と、 シートパッドの内側に配設されるシートスプリング(2
    1)に係止されたヒップサポートプレート(20)と、 一端部が前記アーム(17)の回転端部に取り付けられ、
    他端部には前記アームと並列に配置されるアーム部(19
    b)が形成され、該アーム部(19b)の先端が回転可能に
    支持されると共に、中間部が前記ヒップサポートプレー
    ト(20)に取り付けられた弾性バー(19)と を有することを特徴とするヒップサポート機構。
JP1195294A 1989-07-26 1989-07-26 ヒップサポート機構 Expired - Lifetime JP2788498B2 (ja)

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KR20020082012A (ko) * 2001-04-23 2002-10-30 고종선 전천후 통합 청정 발전 시스템
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JPS61111357U (ja) * 1984-12-25 1986-07-14
JPS6371759A (ja) * 1986-09-12 1988-04-01 Mitsubishi Electric Corp ダイレクトメモリアクセス装置

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