JP2785821B2 - デイジタル信号発生回路 - Google Patents

デイジタル信号発生回路

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JP2785821B2
JP2785821B2 JP58187973A JP18797383A JP2785821B2 JP 2785821 B2 JP2785821 B2 JP 2785821B2 JP 58187973 A JP58187973 A JP 58187973A JP 18797383 A JP18797383 A JP 18797383A JP 2785821 B2 JP2785821 B2 JP 2785821B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、正弦波のような周期性を有する信号をデ
イジタル的に発生することができるデイジタル信号発生
回路に関する。 「背景技術とその問題点」 メモリ例えばROMに正弦波の1周期内の多数のサンプ
ルデータを記憶しておき、所定の間隔でROMのアドレス
をステツプ的に変化させることにより、デイジタルの正
弦波信号を発生させることができる。この種のデイジタ
ル信号発生回路のROMのアドレスの最大値は、アドレス
入力のビツト数と出力信号の周波数とクロツク周波数と
で定まり、一般には、(2n−1)とならない。このた
め、アドレス発生回路の構成が面倒になる問題点があつ
た。 また、ROMに正弦波の1周期の一部のデータを記憶さ
せておき、負の極性のデータは、ROMの読出しデータの
極性を反転させることで形成し、アドレスを反転させる
ことで上昇及び下降の両方の変化を行なわせる構成が考
えられる。このようにすれば、ROMの容量を小さいもの
とすることができる。この場合において、ROMのアドレ
スが2n個でないと、読出されたデータの極性反転を制御
したり、アドレスの上昇及び下降を制御したりするため
の制御信号を形成するのに、複雑な回路を用いなければ
ならず、動作速度が遅くなる。 「発明の目的」 したがつて、この発明の目的は、正弦波,余弦波など
の周期性を有するデイジタル信号のデータを記憶するメ
モリのアドレスを2n個とし、アドレス生成回路の構成の
簡略化を図るようにしたデイジタル信号発生回路を提供
することにある。 この発明の他の目的は、周期性を有するデイジタル信
号の1/4周期のデータを記憶すれば良く、メモリの必要
とする容量が少なくてすむデイジタル信号発生回路を提
供することにある。更に、この発明は、1/4周期のデー
タを記憶する時に、メモリの読出しデータ又はアドレス
の極性反転を制御する信号を簡単な回路構成により形成
することができ、高速動作が可能なデイジタル信号発生
回路の提供を目的とするものである。 「発明の概要」 この発明は、所望の周波数で周期的な変化を有するデ
ィジタル信号を発生するディジタル信号発生回路におい
て、 2n個のアドレスを有し、ディジタル信号の1/4周期の
データが書き込まれているメモリと、 入力値aに対して係数kを乗じた出力akを発生すると
共に、ディジタル信号の1/4周期のデータを読出すのに
必要なアクセス回数と出力akとを乗じることで定まる、
メモリのアクセスされるアドレスの数が2nに等しくなる
ようにするための係数器と、 係数器の出力を所定のサンプリング周期で順次累算す
る構成とされ、メモリに対するnビットのアドレスを発
生すると共に、(n+1)番目の最上位ビットを発生す
る積分器と、 積分器の出力が供給され、最上位ビットが“1"になる
ごとに、積分器からメモリに供給されるアドレスを極性
反転させる第1の極性反転回路と、 最上位ビットを1/2分周した信号によって、メモリの
読出し出力をディジタル信号の1/2周期毎に極性反転さ
せる第2の極性反転回路とを備えたことを特徴とするデ
ィジタル信号発生回路である。 「実施例」 第1図は、この発明を適用することができるカラービ
デオ信号の記録再生装置の全体の構成を示す。このカラ
ービデオ信号記録再生装置は、1で示される固定の磁気
ヘツドにより、磁気シート(図示せず)に1フレーム
(1フイールドでも良い)のカラー静止画信号を1本或
いは2本の円形トラツクとして記録するものである。1
枚の磁気シートは、ハードシエル内に回転自在に収納さ
れ、数十本の円形トラツクを形成することが可能であ
る。この磁気シートカセツトは、小形であり、静止画ビ
デオカメラの記録媒体として用いることができる。 第1図は、カラービデオ信号の記録時及びその再生時
の信号処理の構成を示すものである。この信号処理につ
いて、要約して以下に説明する。 まず、この一実施例は、例えばNTSC方式の複合カラー
ビデオ信号と3原色信号からなるコンポーネントカラー
ビデオ信号との何れをも記録することができる。再生出
力は、複合カラービデオ信号がメインで、モニター用に
コンポーネントカラービデオ信号が出力される。磁気シ
ートに記録される信号は、FM変調された輝度信号YFMとF
M変調されたライン順次化色信号とからなる。一例とし
て、FM変調された輝度信号YFMの中心周波数が6〜
7.5MHzの範囲内の所定周波数とされ、赤の色差信号R−
YのFM変調中心周波数が例えば1.2MHzとされ、青の
色差信号B−YのFM変調中心周波数が例えば1.3MHz
とされる。この2つの色差信号は、1H(1水平周期)毎
に交互に現れるように、ライン順次化されている。ライ
ン順次化によつて、記録信号帯域をせまくすることがで
きる。2つの色差信号の互いの中心周波数がオフセツト
を持つているのは、ライン順次の色シーケンスを識別す
るためである。 また、信号処理は、殆どデイジタル的に行なわれ、動
作の安定化,集積回路構成の実現の容易化が図られてい
る。更に、信号処理部の入力側に設けられるA/Dコンバ
ータとその出力側に設けられるD/Aコンバータとは、記
録回路及び再生回路の両者に共通に用いられている。モ
ニター用のコンポーネントカラービデオ信号を形成する
ためのD/Aコンバータが更に設けられている。 第1図を参照して記録用及び再生用の信号処理の構成
について更に詳述する。第1図において、2がNTSCカラ
ービデオ信号が供給される入力端子、3,4及び5がカラ
ービデオカメラ,マイクロコーピユータなどから3原色
信号R,G,Bが夫々供給される入力端子、6がこの3原色
信号からなるコンポーネントカラービデオ信号と対応す
る複合同期信号SYNCが供給される入力端子である。 3原色信号は、マトリクス回路7に供給され、輝度信
号Yと赤の色差信号R−Yと青の色差信号B−Yとに変
換される。マトリクス回路7から出力される2個の色差
信号がスイツチング回路8の入力端子に供給され、端子
9からのスイツチングパルスによつて1H毎に交互にその
出力端子に取り出される。このスイツチング回路8は、
線順次化色信号LSCを発生する。第1図において、アナ
ログ信号及びデイジタル信号を区別せずに、同様に記録
信号及び再生信号を区別せずに、輝度信号がYとして表
わされ、赤の色差信号及び青の色差信号が夫々R−Y,B
−Yとして表わされ、複合カラービデオ信号がNTSCとし
て表わされ、線順次化色信号がLSCとして表わされ、3
原色信号の各コンポーネントがR,G,Bとして表わされて
いる。 11,12,13,14,15,16,17は、夫々記録再生切替スイツチ
である。これらの記録再生切替スイツチ11〜17は、記録
側端子(黒丸で示す)と再生側端子(白丸で示す)と夫
々有している。第1図では、これらの記録再生切替スイ
ツチ11〜17が記録時の接続状態を示している。18は、コ
ンポジツト入力とコンポーネント入力との違いで切替え
られるスイツチである。入力端子2からの複合カラービ
デオ信号がスイツチ18の入力端子19に供給され、マトリ
クス回路7からの輝度信号がスイツチ18の入力端子20に
供給され、スイツチ18で選択された一方の信号が記録再
生切替スイツチ11を介してA/Dコンバータ31に供給され
る。スイツチング回路8からの線順次化色信号LSCが記
録再生切替スイツチ12を介してA/Dコンバータ32に供給
される。 A/Dコンバータ31には、クロツク発生回路33から4
scsc:カラーサブキヤリア周波数)のサンプリング
クロツクが供給される。A/Dコンバータ32には、クロツ
ク発生回路33からのサンプリングクロツクが1/2分周回
路34を介して供給される。これらのA/Dコンバータ31及
び32の夫々の出力には、1サンプルが8ビツトのデイジ
タルデータが得られる。クロツク発生回路33は、その周
波数及び位相が入力信号と同期したサンプリングクロツ
クを発生するもので、デイジタルカラーデコーダ35から
の制御データがクロツク発生回路33に供給される。 A/Dコンバータ31の出力データが記録再生切替スイツ
チ13の記録側端子を通じてデイジタルカラーデコーダ35
に供給される。デイジタルカラーデコーダ35は、複合カ
ラービデオ信号を輝度信号と搬送色信号に分離する処理
と、搬送色信号に含まれるバースト信号からクロツク発
生回路33に対する制御信号を発生する処理と、搬送色信
号をデイジタル復調する処理と、復調出力である2つの
色差信号を線順次化色信号LSCに変換する処理とを行な
う。 デイジタルカラーデコーダ35からの輝度信号がデイジ
タルプリエンフアシス回路41に供給される。デイジタル
カラーデコーダ35からの線順次化色信号LSCは、2sc
のサンプリングレートのもので、この線順次化色信号LS
Cがスイツチ36の一方の入力端子37に供給される。スイ
ツチ36の他方の入力端子38には、記録再生切替スイツチ
14を介してA/Dコンバータ32からの線順次化色信号LSCが
供給される。このスイツチ回路36を介された線順次化色
信号が加算回路39に供給される。 加算回路39には、端子40からIDデータが供給される。
このIDデータは、赤の色差信号R−Yのラインと青の色
差信号B−Yのラインとで値が異なるものである。この
IDデータによつて、FM変調がされてない時の周波数が2
つの色差信号の間で異ならされている。加算回路39の出
力がデイジタルプリエンフアシス回路42に供給される。
プリエンフアシス回路41及び42の夫々の出力がデイジタ
ルFM変調器43及び44に供給され、両者の変調された出力
がミキサー45でミツクスされる。 ミキサー45の出力が記録再生切替スイツチ15の記録側
端子を通じてD/Aコンバータ46に供給される。このD/Aコ
ンバータ46からアナログ記録信号が取り出される。この
記録信号が記録再生切替スイツチ16の記録側端子と記録
アンプ47と記録再生切替スイツチ17の記録側端子とを介
して磁気ヘツド1に供給される。この磁気ヘツド1によ
つて磁気シートに記録信号が記録される。 磁気ヘツド1により磁気シートから再生された信号が
再生アンプ51を介してハイパスフイルタ52及びローパス
フイルタ53に供給される。 ハイパスフイルタ52からFM変調された輝度信号が取り
出され、ローパスフイルタ53からFM変調たれた線順次化
色信号が取り出される。ハイパスフイルタ52及びローパ
スフイルタ53の夫夫の出力がアナログFM復調回路54及び
55に供給され、夫々の復調出力がデイエンフアシス回路
56及び57に供給される。 デイエンフアシス回路56から取り出された輝度信号Y
が記録再生切替スイツチ11の再生側端子を通じてA/Dコ
ンバータ31に供給され、このA/Dコンバータ31によりデ
イジタル信号に変換される。デイエンフアシス回路57か
ら取り出された線順次化色信号LSCが記録再生切替スイ
ツチ12の再生側端子を通じてA/Dコンバータ32に供給さ
れ、このA/Dコンバータ32によりデイジタル信号に変換
される。A/Dコンバータ31からのデイジタル輝度信号が
記録再生切替スイツチ13の再生側端子を通じて遅延回路
61に供給される。A/Dコンバータ32からのデイジタル線
順次化色信号が記録再生切替スイツチ14の再生側端子を
通じて同時化回路62に供給される。 同時化回路62は、線順次の2つの色差信号を2個の1H
遅延回路の直列接続に供給し、この1H遅延回路の直列接
続の入力及び出力を加算し、この加算出力を1/2にして
第1及び第3の出力端子に取り出し、1H遅延回路の接続
点から第2及び第4の出力端子を取り出す構成のもので
ある。この同時化回路62の第1及び第3の出力端子に連
続する3ラインの第1番目及び第3番目のラインの一方
の色差信号の平均値が取り出されると共に、第2番目の
ラインの他方の色差信号が第2及び第4の出力端子に取
り出される。したがつて、第1及び第2の出力端子の一
方を選択するスイツチ回路により、同時化された赤の色
差信号R−Yを分離することができ、第3及び第4の出
力端子の一方のスイツチ回路により、同時化された青の
色差信号B−Yを分離することができる。 この同時化回路62のスイツチ回路の動作を正しく行な
わせるために、ID検出回路63が設けられている。ID検出
回路63は、記録時に付加されたIDデータを検出し、この
検出によりスイツチ回路を制御するパルスの位相を正し
いものに規定する。同時化回路62から取り出される2つ
の色差信号が補間回路64及び65に供給される。これらの
補間回路64及び65は、例えば前後の2つのデータの平均
値をこのデータ間に内挿するもので、補間回路64及び65
からサンプリングレートが4scに変換された色差信号
R−Y及びB−Yが得られる。このサンプリングレート
の変換は、デイジタル輝度信号と同一のサンプリングレ
ートにするために必要である。 補間回路64及び65の夫々から取り出されるデイジタル
色差信号がヒユー補正回路66に供給される。このヒユー
補正回路66は、2個の色差信号の値を変更することによ
り、両者が合成された色信号の位相即ちヒユーを調整す
るものである。このヒユー補正回路66から取り出された
色差信号と遅延回路61からの輝度信号とデイジタルマト
リクス回路67に供給される。遅延回路61は、同時化回路
62からマトリクス回路67の入力までの間に生じる色差信
号の遅れと同一の遅延量を有している。 マトリクス回路67から取り出されたデイジタル3原色
信号が色温度補正回路68に供給される。ヒュー補正回路
66及び色温度補正回路68には、マイクロプロセツサ及び
メモリからなる制御部69から補正用のデータが供給され
る。補正用のデータは、端子70からのコントロール信号
によつて指定される。このコントロール信号は、オペレ
ータがモニター画像のヒユー及び色温度をモニターしな
がらキー,レバーを操作することにより形成される。 色温度補正回路68から取り出されたデイジタル3原色
信号がデイジタルマトリクス回路71とD/Aコンバータ72,
73,74とに供給される。これらのD/Aコンバータ72,73,74
の夫々の出力端子75,76,77には、アナログコンポーネン
トカラービデオ信号R,G,Bが取り出される。図示せず
も、このコンポーネントカラービデオ信号がカラーモニ
ター受像機の入力端子に供給される。 デイジタルマトリクス回路71の出力には、ヒユー及び
色温度の補正がなされたデイジタルの輝度信号及びデイ
ジタルの2つの色差信号が取り出される。このマトリク
ス回路71の出力がカラーエンコーダ78に供給される。カ
ラーエンコーダ78に関連して、同期信号SYNC及びバース
トフラツグパルスBFPを発生する同期及びバーストフラ
ツグ発生回路79が設けられている。このカラーエンコー
ダ78の出力には、デイジタルのNTSC複合カラービデオ信
号が取り出され、この複合カラービデオ信号が記録再生
切替スイツチ15の再生側端子を通じてD/Aコンバータ46
に供給される。D/Aコンバータ46の出力から記録再生切
替スイツチの再生側端子を通じて出力端子80にアナログ
複合カラービデオ信号の形で再生信号が取り出される。 この発明は、上述のクロツク発生回路33又はデイジタ
ルFM変調器43,44に適用されるデイジタル信号発生回路
である。 この種のディジタル信号発生回路としては、第2図に
示すように、1周期分のデータを記憶する構成が考えら
れる。この例について以下に説明する。第2図におい
て、81がROMを示す。このROM81に対して積分器82からの
アドレス入力が供給される。積分器82には、定数入力a
が係数器84を介された定数入力akが供給される。ROM81
は、2n個のアドレスを有し、このアドレスに正弦波デー
タの1周期分のデータが記憶されている。ROM81に対す
る読出しについて説明すると、発生したい周波数のディ
ジタル信号の1周期をサンプリング周期で割った値がこ
の1周期の波形を読出すのに必要なアクセス回数Nとな
る。従って、積分器81の出力をakとすると、1周期の波
形を読出す時にROM81のアドレスがN×akまでアクセス
されることになる。ROM81のこのようにアクセスされる
アドレスの数A及び定数入力aは、発生しようとする正
弦波の周波数及びサンプリング周波数によつて所定の値
となり、ROM81のアドレス数Aは、必ずしも2nとならな
い。このため、係数器84が設けられ、 とされている。 説明の簡単のため、(n=5)(2n=32)個のアドレ
スをROM81が有しているものとする。ROM81の32個のアド
レスには、第3図に示すように、正弦波の1周期を32等
分した時の振幅に相当するデイジタルデータが記憶され
ている。このデイジタルデータは、2を補数とするコー
ドで5ビツトのものである。但し、第3図では、ROM81
に記憶されているデータをアナログ波形として表わして
いる。また、ROM81のアドレスは、2を補数とする5ビ
ツトのもので、アドレスの0から−16までにデータの正
の半周期のデータが順次記憶されており、アドレスの−
15から0までに負の半周期のデータが順次記憶されてい
る。 積分器82には、端子83からサンプリングクロツクが供
給され、(b=ak)とすると、サンプリングクロツクが
供給される毎に、0からb,2b,3b……とb毎にステツプ
的に上昇する出力がアドレスとして発生する。(b=
1)とすると、積分器82の出力が0,1,2,……とステツプ
的に上昇し、これが(01111)即ち+15となり、次のサ
ンプリングクロツクが供給されると、−16即ち(1000
0)に反転する。それから、−15,−14,−13……−1即
ち(11111)となり、(00000)となる。したがつて、サ
ンプリング周波数をとすると、(b=1)の時は、
s/32)の周波数の正弦波データがROM81から発生す
る。 第4図Aは、(b=3)とした時の積分器82から発生
するアドレスを示す。このアドレスは、サンプリング周
期Tr(=1/)でステツプ的に変化する、これによつ
て、ROM81から第3図において、白いドツトで示すデー
タが順次読出され、第4図Bにおいて、85で示すよう
に、ステツプ的に変化する(3/32)の周波数の正弦
波データが読出される。積分器82に供給される定数入力
b(=ak)を変えることで、ROM81からの正弦波データ
の周波数を可変することができる。(b=2)とする時
には、第3図において、黒いドツトで示すデータが順次
読出され、第4図Bにおいて、破線86で示すように、
(2/36)の周波数の正弦波データが発生する。 上述のように、アドレス数を2nとすることができる
が、ROM81が1周期分のデータを記憶する必要があるた
めに、ROM81の容量が大きくなる。そこで、この発明に
よるディジタル信号発生回路は、1/4周期分のデータを
記憶すれば良いようにしたものである。 第5図は、この発明の一実施例を示す。ROM81には、
積分器82の出力データが極性反転回路87を介して供給さ
れ、ROM81からの読出しデータが極性反転回路88を介し
て出力データとして取り出される。ROM81のアドレス
は、2n個とされており、極性反転回路87から(n+1)
ビツトの2を補数とするコードであるアドレスが供給さ
れる。極性反転回路87は、積分器82の(n+1)ビツト
の出力の最上位ビツトx0により制御され、極性反転回路
88は、この最上位ビツトx0をフリツプフロツプ89により
分周した制御信号PIにより制御される。 簡単のため、ROM81のアドレスを23個とすると、極性
反転回路87は、第6図に示す構成とされている。積分器
82の出力データをx0,x1,x2,x3の4ビツトとすると、こ
の各ビツトがイクスクルーシブORゲート90,91,92,93の
一方の入力端子に供給される。イクスクルーシブORゲー
ト90〜93の他方の入力端子に最上位ビツトx0が共通に供
給される。このイクスクルーシブORゲート90〜93の出力
が加算器94に供給され、イクスクルーシブORゲート93の
出力にのみ最上位ビツトx0が加算される。この加算器94
の4ビツトの出力y0y1y2y3は、入力の極性を反転したも
のとなる。極性反転回路88も、極性反転回路87と同様の
構成とされている。 ROM81には、例えば正弦波データの0から+1までの
ものが記憶されている。(n=3)の時は、第7図に示
すように、8個のアドレスに0から+1までの振幅で8
通りの値のデータが記憶されている。第8図Aは、極性
反転回路87からROM81に供給されるアドレスの一例を示
す。積分器82に供給される定数入力b(=ak)を1とし
た事のアドレスの変化が第8図Aに示されている。 積分器82に供給されるサンプリング周期Trごとに、そ
の出力が0,1,2……と上昇し、+7即ち(0111)となる
と、第8図Aにおいて破線で示すように、積分器82の出
力が−7即ち(1001)に反転し、以後、−6,−5,−4…
…と上昇する。そして、−1即ち(1111)の次に(000
0)となる。したがつて、積分器82の出力データの最上
位ビツトx0は、第8図Bに示すように変化する。この最
上位ビツトx0が1の区間では、極性反転回路87によつ
て、積分器82の出力データの極性が反転され、最上位ビ
ツトx0が0の区間では、積分器82の出力データの極性が
反転されない。したがつて、この極性反転回路87から出
力されるアドレスは、第8図Aにおいて実線で示すよう
に、上昇及び下降を交互に繰り返す。 第8図Bに示す最上位ビツトx0がフリツプフロツプ89
に供給されることによつて、第8図Cに示す制御信号PI
が形成される。この制御信号PIが1の区間では、極性反
転回路88によつて、ROM81からの読出しデータの極性が
反転される。 一例として、積分器82に対する定数入力b(=ak)を
3とすると、第7図において、白いドツトで示すよう
に、ROM81からS1,S2,S3,S4,S5,S6……の順序でデータが
読出され、第9図に示すように変化する正弦波データが
極性反転回路88から取り出される。この正弦波の周波数
は、サンプリングクロツクの周波数をとすると、
(b/32)として表わされる。したがつて、係数器84
に供給される入力データとして、輝度信号又は線順次化
色信号を供給することで、FM変調出力を得ることができ
る。 また、係数器84を設け、係数器84からの出力akが積分
器82に供給され、積分器82によって、サンプリング周期
毎にakが累算される。この構成は、前述した第2図の構
成と同様である。従って、発生したいディジタル信号の
1/4周期をサンプリング周期で割った値がこの1/4周期の
波形を読出すのに必要なアクセス回数Nとなる。従っ
て、積分器81の出力をakとすると、1/4周期の波形を読
出す時にROM81のアドレスがN×akまでアクセスされる
ことになる。このようにアクセスされるアドレスの数A
は、発生したい正弦波の周波数及びサンプリング周波数
によって、必ずしも2nとならない。しかしながら、係数
器84を設け、係数kを(2n/A)とすることによって、ア
クセスされるアドレスの数を2nとすることができる。ま
た、それによって、積分器の最上位ビツトの反転を利用
して、アドレスの反転及びROM81の読出し出力の反転を
行うことが可能となる。また、ROMには、正極性に限ら
ず、負極性のデータを記憶するようにしても良い。ま
た、この発明は、正弦波以外の余弦波,sin2波,cos2波な
どの周期的なデイジタルデータの発生回路にも適用する
ことができる。更に、メモリとして、RAMを用い、このR
AMにマイクロプロセツサなどにより演算された所定のデ
ータを書き込むようにしても良い。 「発明の効果」 この発明に依れば、アナログのVCO(電圧制御発振
器)と同様の機能を有するデイジタル信号発生回路を実
現することができ、温度変化,経年変化の影響が小さく
て安定且つIC化に好適な構成とできる。 この発明は、メモリのアドレスを2n個としているの
で、このメモリのアドレスを発生する積分器の構成を簡
単なものとできる。然も、この発明では、係数器に対す
るディジタル信号を可変することによって、所望の周波
数の出力信号を得ることができると共に、この出力信号
の周波数にかかわらず、係数器によって積分器の出力の
(n+1)番目の最上位ビットによって、積分器の出力
の極性反転及びメモリからの読出しデータの極性反転を
制御することができ、構成を簡略化することができる。
この発明と異なり、メモリのアドレスが2n個でないと、
積分器の出力データが所定値に達したことを検出する比
較回路が必要となり、回路構成の複雑化のみならず、動
作速度が低下する。この発明の依れば、かかる問題点を
生ぜず、デイジタルビデオ信号のような高いサンプリン
グレートのデータの処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明を適用することができるカラービデオ
信号の記録再生装置の一例のブロツク図、第2図は1周
期分のデータを記憶するようにしたディジタル信号発生
回路のブロツク図、第3図及び第4図は第2図の構成の
動作説明に用いる略線図、第5図はこの発明の他の実施
例のブロツク図、第6図はこの発明の他の実施例の一部
のブロツク図、第7図,第8図及び第9図はこの発明の
他の実施例の動作説明に用いる略線図である。 1……磁気ヘツド、2……NTSC複合カラービデオ信号の
入力端子、33……クロツク発生回路、35……デイジタル
カラーデコーダ、43,44……デイジタルFM変調器、81…
…ROM、82……積分器、84……係数器、86,87……極性反
転回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.所望の周波数で周期的な変化を有するディジタル信
    号を発生するディジタル信号発生回路において、 2n個のアドレスを有し、ディジタル信号の1/4周期のデ
    ータが書き込まれているメモリと、 入力値aに対して係数kを乗じた出力akを発生すると共
    に、上記ディジタル信号の1/4周期のデータを読出すの
    に必要なアクセス回数と上記出力akとを乗じることで定
    まる、上記メモリのアクセスされるアドレスの数が2n
    等しくなるようにするための係数器と、 上記係数器の出力を所定のサンプリング周期で順次累算
    する構成とされ、上記メモリに対するnビットのアドレ
    スを発生すると共に、(n+1)番目の最上位ビットを
    発生する積分器と、 上記積分器の出力が供給され、上記最上位ビットが“1"
    になるごとに、上記積分器から上記メモリに供給される
    アドレスを極性反転させる第1の極性反転回路と、 上記最上位ビットを1/2分周した信号によって、上記メ
    モリの読出し出力を上記ディジタル信号の1/2周期毎に
    極性反転させる第2の極性反転回路とを備えたことを特
    徴とするディジタル信号発生回路。
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