JP2784438B2 - エンボスロールによる凹網目状模様の形成方法 - Google Patents

エンボスロールによる凹網目状模様の形成方法

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JP2784438B2 JP30543388A JP30543388A JP2784438B2 JP 2784438 B2 JP2784438 B2 JP 2784438B2 JP 30543388 A JP30543388 A JP 30543388A JP 30543388 A JP30543388 A JP 30543388A JP 2784438 B2 JP2784438 B2 JP 2784438B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C59/00Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
    • B29C59/02Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing
    • B29C59/04Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing using rollers or endless belts
    • B29C59/046Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing using rollers or endless belts for layered or coated substantially flat surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、エンボスロールによる凹網目状模様の形成
方法、詳しくはカーペットや靴中敷用材料のラテックス
フォームバッキングなどのようなエンボス加工面にエン
ボスロールを用いて凹網目状模様を形成するための方法
に関する。
従来の技術とその問題点 カーペットや靴中敷用材料へのラテックスフォームバ
ッキングは、軽量性,通気性及びクッション性の良好な
ることにより広く普及している。この場合ラテックスフ
ォームバッキングの表面が平らであると、上記バッキン
グが吸収した水分をカーペット、靴中敷の表面のみから
しか発散せず乾燥に時間を要することになるので、通常
バッキングの表面に凹凸模様を付している。従来凹凸模
様は、エンボスロールの製作加工が容易であるという理
由から、第8図に示されるような凸網目状模様が一般的
であるが、この模様は凹部が個々に独立するために通気
性が得られず、またエンボス加工時にエア抜きができな
いので、模様がシャープさに欠けるなどあまり好ましい
ものでなかった。この場合上記凸模様とは逆に凹網目状
模様にすれば凹部が網目状に連通し通気性が得られまた
エンボス加工時にエア抜きできるので、模様をシャープ
に形成できるなどの利点が得られるが、適用されるエン
ボスロールについてみると、網目開口相当する部分を一
個々づつ独立して凹ますことが必要となり、このような
加工は非常に煩雑で極めて高価なものとなり、加工コス
ト面からいまだ実用化されるに至っていない。またこの
ようなエンボスロールでは、模様が一種類に限定され、
変更に融通が効かないという問題点もある。
本発明は、このような従来の問題点を一掃することを
目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、エンボス加工面に、第1段階として、一方
向に延出する凸線状彫刻模様を有する第1エンボスロー
ルを用いて一方向に延出する凹線状意匠を付与した後、
第2段階として、他方向に延出する凸線状彫刻模様を有
する第2エンボスロールを用いて他方向に延出する凹線
状意匠を付与することを特徴とする、エンボスロールに
よる凹網目状模様の形成方法に係る。
作用 本発明に於いては、エンボス加工面に最初に第1エン
ボスロールを用いて一方向に延出する凹線状意匠を付与
し、次に第2エンボスロールを用いて他方向に延出する
凹線状意匠を付与し、もって之等凹線状意匠の組合せに
より凹網目状模様を形成するようになしたので、第1及
び第2エンボスロールとしては、単に一方向又は他方向
に延出する凸線状彫刻模様を形成すればよく、このよう
な凸線状彫刻模様は旋盤等による切削加工により容易に
形成でき、安価なエンボスロールを用いて、凹網目状模
様を形成することが可能となる。また2本のエンボスロ
ールの組合せから凹網目状模様を形成するので、ロール
の組合せを適宜選択することにより、各種の凹網目状模
様を形成することができる。更に凹網目状模様であるの
で通気性が得られ、またエンボス加工時にはエア抜きで
きるので、シャープな凹凸模様が得られる。
実 施 例 以下に本発明法の1実施例を添附図面にもとづいて説
明すると、次の通りである。
第1図は、基材シート(1)にラミネートされたラテ
ックスフォームバッキング(2)の表面に本発明法を適
用して凹網目状模様を形成した場合を示し、上記バッキ
ング(2)は未加硫の状態で、最初に加熱装置(3)に
より未加硫温度以下の温度で加熱され、半ゲル化状態と
された後に、第1エンボスロール(4)、次いで第2エ
ンボスロール(5)と順次通過せられ、所定のエンボス
加工が施される。
第1エンボスロール(4)は、第2図に示されるよう
に、軸線と直交する方向に延出し、間隔をもって平行す
る多数本の凸線状部(4a)からなる凸線状彫刻模様(A
4)を有し、従って上記バッキング(2)の表面には、
上記ロール(4)の通過時に、第1段階として、バッキ
ング(2)の長さ方向に延出し、間隔をもって平行する
多数本の凹線状部(2a)からなる凹線状意匠が形成され
る。
第2エンボスロール(5)は、第3図に示されるよう
に、軸線方向に延出し、間隔をもって平行する多数本の
凸線状部(5a)からなる凸線状彫刻模様(5A)を有し、
従ってバッキング(2)の表面には、上記ロール(5)
の通過時に、第2段階としてバッキング(2)の幅方向
に延出し、間隔をもって平行する多数本の凹線状部(2
b)からなる凹線状意匠が形成され、このような2つの
工程を経ることにより、バッキング(2)の表面に、第
4図に示されるように、上記2つの凹線状意匠の複合さ
れた凹網目状模様(2A)が形成される。このようにして
形成された凹網目状模様は、エンボス加工時にエア抜き
されるので、シャープな輪郭を持っている。
エンボス加工に用いられる第1及び第2エンボスロー
ル(4),(5)は一方向に延出する凸線状部(4a),
(5a)を有するに過ぎないので、旋盤などによる切削加
工により容易に従って安価に製作できるので、エンボス
加工コストを低く押さえることができる。
第5〜6図はエンボスロールの変形例を示し、第1及
び第2エンボスロール(4′),(5′)として、相反
する方向に延出する螺旋状の凸線状彫刻模様(4′
A),(5′A)を有するものを用いることにより、第
7図に示されるように、菱形の網目開口を有する凹網目
状模様(2′A)を形成することができる。
本発明に於いては、エンボス加工面としては、実施例
に示されたラテックスフォームバッキングに何等制限さ
れるものでなく、エンボス加工が可能である限り、未加
硫ゴム質,プラスチックス質など任意である。エンボス
加工前の加熱は、未加硫ゴムや熱可塑プラズマなど、加
熱によって軟化し塑性変形し易くなる材質のものに対し
ては有効であるが、室温で容易に塑性変形するような材
質のものに対しては省略してもよい。
エンボスロール(4)及び(5)の凸線状物(4a),
(5a)の断面形状は、矩形,半円形,台形など任意であ
り、また高さ、間隔などは加工条件によって適宜決定す
ればよい。
効果 本発明によれば、エンボス加工面に凹網目状模様を安
価なエンボスロールを用いて形成でき、通気性でしかも
シャープな凹凸模様に形成できるなどの有利性を有する
凹網目状模様を、従来の凸網目状模様と変らない加工コ
ストのもとに形成できる特徴を有する。更に第1及び第
2エンボスロールを適宜組合せることにより、凹網目状
模様を種々変更できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法の1実施状況を概略的に示す工程図、
第2図及び第3図は第1図に示された本発明法の実施に
用いられる第1及び第2エンボスロールの正面図、第4
図は第2〜3図のエンボスロールより得られた凹網目状
模様を示す斜面図、第5図及び第6図は、エンボスロー
ルの変更例を示す正面図、第7図は第5〜6図のエンボ
スロールより得られた凹網目模様の平面図、第8図は従
来の凸網目状模様の1例を示す斜面図である。 図に於て、(1)は基材シート、(2)はラテックスフ
ォームバッキング、(3)は加熱装置、(4)及び
(5)はエンボスロールである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンボス加工面に、第1段階として、一方
    向に延出する凸線状彫刻模様を有する第1エンボスロー
    ルを用いて一方向に延出する凹線状意匠を付与した後、
    第2段階として、他方向に延出する凸線状彫刻模様を有
    する第2エンボスロールを用いて他方向に延出する凹線
    状意匠を付与することを特徴とする、エンボスロールに
    よる凹網目状模様の形成方法。
JP30543388A 1988-12-01 1988-12-01 エンボスロールによる凹網目状模様の形成方法 Expired - Lifetime JP2784438B2 (ja)

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