JP2782073B2 - 乗用車用ラジアルプライタイヤ - Google Patents
乗用車用ラジアルプライタイヤInfo
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- JP2782073B2 JP2782073B2 JP1020880A JP2088089A JP2782073B2 JP 2782073 B2 JP2782073 B2 JP 2782073B2 JP 1020880 A JP1020880 A JP 1020880A JP 2088089 A JP2088089 A JP 2088089A JP 2782073 B2 JP2782073 B2 JP 2782073B2
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- carbon black
- rubber
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C13/00—Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
- B60C13/002—Protection against exterior elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C19/00—Tyre parts or constructions not otherwise provided for
- B60C19/08—Electric-charge-dissipating arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、保存中のみならず、走行中に塵埃や泥など
により汚染されることのない乗用車用ラジアルプライタ
イヤに関するものである。
により汚染されることのない乗用車用ラジアルプライタ
イヤに関するものである。
従来、空気入りタイヤには、その走行性能、操縦性
能、乗り心地性能等の向上、改良など様々な要望がなさ
れてきたが、今日ではさらに多様化した要望がなされて
きているのが現状である。たとえばこのような要望の一
つに乗用車用ラジアルプライタイヤのファッション化が
あり、たとえばタイヤトレッドパターンの意匠化、トレ
ッド面へのホワイトレターの導入など種々の提案があ
る。
能、乗り心地性能等の向上、改良など様々な要望がなさ
れてきたが、今日ではさらに多様化した要望がなされて
きているのが現状である。たとえばこのような要望の一
つに乗用車用ラジアルプライタイヤのファッション化が
あり、たとえばタイヤトレッドパターンの意匠化、トレ
ッド面へのホワイトレターの導入など種々の提案があ
る。
しかしながら、これらのタイヤのファッション化は、
そのファッション化された外観を長期間にわたって維持
することが難しく、かつその管理が煩雑であるという問
題がある。たとえば走行中や走行後並びに長期の保管中
の塵埃や泥等による汚染、特にサイドウォール部の汚染
を防止し、新品時のファッション性をそのまま維持する
ことは必ずしも容易ではない。
そのファッション化された外観を長期間にわたって維持
することが難しく、かつその管理が煩雑であるという問
題がある。たとえば走行中や走行後並びに長期の保管中
の塵埃や泥等による汚染、特にサイドウォール部の汚染
を防止し、新品時のファッション性をそのまま維持する
ことは必ずしも容易ではない。
それにもかかわらず、上記のようなタイヤの汚染防止
に関する要望は、最終ユーザーのみならず、店頭にタイ
ヤを展示するタイヤ営業業者からも強く求められてい
る。
に関する要望は、最終ユーザーのみならず、店頭にタイ
ヤを展示するタイヤ営業業者からも強く求められてい
る。
本発明の目的は、従来のタイヤの洗浄やタイヤ用ワッ
クス類の塗布などのように、手数を要し、煩雑な上記汚
染の除去手段に代えて、汚染そのものが生じ難く、かつ
汚染した場合の除去が簡単であり、汚染除去により、タ
イヤの外観が損なわれたり、傷が付き、商品価値を損な
う危険性のない乗用車用ラジアルプライタイヤを提供す
ることであり、他の目的は、タイヤ走行中や走行後並び
に保管中におけるタイヤ、特にそのサイドウォール部に
対する塵埃や泥などの付着、蓄積を防止乃至抑制し、タ
イヤのファッション性能を長期間にわたって維持するこ
とのできる乗用車用ラジアルプライタイヤを提供するこ
とである。
クス類の塗布などのように、手数を要し、煩雑な上記汚
染の除去手段に代えて、汚染そのものが生じ難く、かつ
汚染した場合の除去が簡単であり、汚染除去により、タ
イヤの外観が損なわれたり、傷が付き、商品価値を損な
う危険性のない乗用車用ラジアルプライタイヤを提供す
ることであり、他の目的は、タイヤ走行中や走行後並び
に保管中におけるタイヤ、特にそのサイドウォール部に
対する塵埃や泥などの付着、蓄積を防止乃至抑制し、タ
イヤのファッション性能を長期間にわたって維持するこ
とのできる乗用車用ラジアルプライタイヤを提供するこ
とである。
このような本発明の目的は、導電性カーボンブラック
を含有する体積固有抵抗が104Ωcm以下である加硫可能
なゴム組成物によりタイヤのサイドトレッドの少なくと
も表面部を構成することによって達成することができ
る。
を含有する体積固有抵抗が104Ωcm以下である加硫可能
なゴム組成物によりタイヤのサイドトレッドの少なくと
も表面部を構成することによって達成することができ
る。
本発明の特徴は、乗用車用ラジアルプライタイヤのサ
イドトレッドの少なくとも表面部が104Ωcm以下という
低い体積固有抵抗のゴム組成物から構成されていること
である。104Ωcm以下という体積固有抵抗値はエチレン
・プロピレン・ジエン系ゴムやハロゲン化ブチルゴム等
の通常のタイヤ用ゴムの体積固有抵抗が約108Ωcm程度
であり、また従来のタイヤのサイドトレッドの体積固有
抵抗が小さいもので、約106Ωcm程度であることを考え
ると、著しく小さい値であって高導電性であることが判
る。
イドトレッドの少なくとも表面部が104Ωcm以下という
低い体積固有抵抗のゴム組成物から構成されていること
である。104Ωcm以下という体積固有抵抗値はエチレン
・プロピレン・ジエン系ゴムやハロゲン化ブチルゴム等
の通常のタイヤ用ゴムの体積固有抵抗が約108Ωcm程度
であり、また従来のタイヤのサイドトレッドの体積固有
抵抗が小さいもので、約106Ωcm程度であることを考え
ると、著しく小さい値であって高導電性であることが判
る。
本発明タイヤのサイドトレッドの高導電性は、窒素吸
着表面積(以下、N2SAと略す)が100〜150m2/g,ジブチ
ルフタレート吸油量(以下、DBP吸油量と略す)が90〜1
30ml/100g,pHが7.0〜8.0および揮発分(%)が1.0〜3.0
である導電性カーボンブラックを配合したゴム組成物か
ら構成することにより得られる。また、ゴム組成物に対
する導電性カーボンブラックの配合量はゴム100重量部
当たり5〜25重量部の範囲であることが好ましい。
着表面積(以下、N2SAと略す)が100〜150m2/g,ジブチ
ルフタレート吸油量(以下、DBP吸油量と略す)が90〜1
30ml/100g,pHが7.0〜8.0および揮発分(%)が1.0〜3.0
である導電性カーボンブラックを配合したゴム組成物か
ら構成することにより得られる。また、ゴム組成物に対
する導電性カーボンブラックの配合量はゴム100重量部
当たり5〜25重量部の範囲であることが好ましい。
ここでN2SA、DBP吸油量、着色力、pHおよび揮発分
(%)はそれぞれ、次の測定方法により測定される値で
ある。
(%)はそれぞれ、次の測定方法により測定される値で
ある。
N2SA:ASTM−D−3037−78に規定されている“Surface
Area by Nitrogen Adsorption"Method Cに準じて
測定し、m2/g単位で表した値である。
Area by Nitrogen Adsorption"Method Cに準じて
測定し、m2/g単位で表した値である。
DBP吸油量: JIS−K−6221(1982)に規定されている「ゴム用カ
ーボンブラック試験方法」6.1.2(1)A法に準じて測
定し、ml/100g単位で表わした値である。
ーボンブラック試験方法」6.1.2(1)A法に準じて測
定し、ml/100g単位で表わした値である。
pH: JIS−K−6221(1982)に規定されている「ゴム用カ
ーボンブラック試験方法」6.4.2法に準じて測定した値
である。
ーボンブラック試験方法」6.4.2法に準じて測定した値
である。
揮発分(%): JIS−K−6221(1982)に規定されている「ゴム用カ
ーボンブラック試験方法」6.4.1法に準じて測定した値
である。単位は%で表される。
ーボンブラック試験方法」6.4.1法に準じて測定した値
である。単位は%で表される。
本発明の体積固有抵抗が104Ωcm以下という特性を有
するタイヤのサイドトレッド用ゴム組成物は、従来の補
強用カーボンブラックだけを配合したゴム組成物からは
得られるものではない。上記特性を満足する本発明の導
電性カーボンブラックを配合することにより、はじめて
得ることができる。
するタイヤのサイドトレッド用ゴム組成物は、従来の補
強用カーボンブラックだけを配合したゴム組成物からは
得られるものではない。上記特性を満足する本発明の導
電性カーボンブラックを配合することにより、はじめて
得ることができる。
ここで導電性カーボンブラックのN2SAが100〜150m2/g
の範囲外であったり、DBP吸油量が90〜130ml/100gの範
囲外の場合は、本発明の目的とする体積固有抵抗が104
Ω・cm以下のゴム組成物にすることが困難になる。ま
た、たとえば耐オゾン性や耐クラック性等のゴム組成物
の物性が低下し、タイヤのサイドトレッド用としての性
能が低下するため好ましくない。さらに導電性カーボン
ブラックの配合量が5重量部よりも少ないと、体積固有
抵抗が104Ωcm以下のゴム組成物が得られなくなるし、2
5重量部を越えると、良好な機械的物性を有するサイド
トレッド用ゴム組成物が得られ難くなるため好ましくな
い。
の範囲外であったり、DBP吸油量が90〜130ml/100gの範
囲外の場合は、本発明の目的とする体積固有抵抗が104
Ω・cm以下のゴム組成物にすることが困難になる。ま
た、たとえば耐オゾン性や耐クラック性等のゴム組成物
の物性が低下し、タイヤのサイドトレッド用としての性
能が低下するため好ましくない。さらに導電性カーボン
ブラックの配合量が5重量部よりも少ないと、体積固有
抵抗が104Ωcm以下のゴム組成物が得られなくなるし、2
5重量部を越えると、良好な機械的物性を有するサイド
トレッド用ゴム組成物が得られ難くなるため好ましくな
い。
本発明のゴム組成物を構成するゴム成分としては、タ
イヤのサイドトレッド用として使用される公知の各種ゴ
ム成分、たとえば天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリ
ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエン共重合体ゴムな
どまたはこれらの混合物が用いられるが、ポリブタジエ
ンゴムは耐屈曲性の点から30重量部以上を配合するのが
よい。
イヤのサイドトレッド用として使用される公知の各種ゴ
ム成分、たとえば天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリ
ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエン共重合体ゴムな
どまたはこれらの混合物が用いられるが、ポリブタジエ
ンゴムは耐屈曲性の点から30重量部以上を配合するのが
よい。
また、本発明のゴム組成分中には上記導電性カーボン
ブラックとは別に、通常の補強用カーボンブラックも配
合されるが、この補強用カーボンブラックとしては、ゴ
ムに対する補強効果を有し、導電性を阻害しないもの、
たとえば、HAF,FEF,GPF等の破断強度や破断伸びを向上
し、耐屈曲疲労性を向上させる、N2SAが20〜90m2/gおよ
びDBP吸油量が70〜130ml/100gの範囲内のものがよく、
その配合量も30〜65重量部の範囲内で適宜選定される。
ブラックとは別に、通常の補強用カーボンブラックも配
合されるが、この補強用カーボンブラックとしては、ゴ
ムに対する補強効果を有し、導電性を阻害しないもの、
たとえば、HAF,FEF,GPF等の破断強度や破断伸びを向上
し、耐屈曲疲労性を向上させる、N2SAが20〜90m2/gおよ
びDBP吸油量が70〜130ml/100gの範囲内のものがよく、
その配合量も30〜65重量部の範囲内で適宜選定される。
また、これら2種のカーボンブラックのゴムへの配合
方法も特に限定されるものではなく、それぞれ別々にま
たは両者を一緒に(事前に混合した後または同時に)ゴ
ム中に添加、混合することができる。
方法も特に限定されるものではなく、それぞれ別々にま
たは両者を一緒に(事前に混合した後または同時に)ゴ
ム中に添加、混合することができる。
そして、本発明のゴム組成物中には、従来のタイヤサ
イドトレッド用ゴム組成物と同様に、加硫促進剤、加硫
助剤、硫黄、亜鉛華、脂肪酸金属塩、プロセスオイル、
老化防止剤、ワックス等の各種の配合剤を適量配合する
ことができる。
イドトレッド用ゴム組成物と同様に、加硫促進剤、加硫
助剤、硫黄、亜鉛華、脂肪酸金属塩、プロセスオイル、
老化防止剤、ワックス等の各種の配合剤を適量配合する
ことができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。な
お、実施例中、タイヤの耐オゾン性、耐汚れ性、耐クラ
ック性および体積固有抵抗はそれぞれ、次の測定法によ
り測定した。
お、実施例中、タイヤの耐オゾン性、耐汚れ性、耐クラ
ック性および体積固有抵抗はそれぞれ、次の測定法によ
り測定した。
耐オゾン性: JIS−K−6301 16に規定されているオゾン劣化試験
法に準じて測定した。
法に準じて測定した。
耐汚れ性: サイズが185/70R13 Y351のタイヤのサイドトレッド
部分を6等分し、この6等分されたサイドトレッド部分
を構成するゴム組成物として、表1に示す6種類のゴム
組成物を使用してタイヤを作製した。
部分を6等分し、この6等分されたサイドトレッド部分
を構成するゴム組成物として、表1に示す6種類のゴム
組成物を使用してタイヤを作製した。
このタイヤを車両に装着して、5,000Km走行した時点
で、前記サイドトレッド部分の黒色度を東京電色(株)
製の 「リフレクトメーター」(REFRECTOMETER)TP−200を使
用して測定した。
で、前記サイドトレッド部分の黒色度を東京電色(株)
製の 「リフレクトメーター」(REFRECTOMETER)TP−200を使
用して測定した。
この値が小さいほど黒色であることを示す。
耐クラック性: JIS−K−6301に規定されている方法に準じて測定し
た。
た。
体積固有抵抗: 定電流装置として、北斗電工(株)製のポテンシオス
タット・ガルバノスタットHA104を使用し、電圧計とし
て、アドバンテスト(株)製のデジタルエレクトロヌー
ターTR8652を使用した。
タット・ガルバノスタットHA104を使用し、電圧計とし
て、アドバンテスト(株)製のデジタルエレクトロヌー
ターTR8652を使用した。
巾が10mm、長さが60mm、厚さ2mmの試料を作製し、試
料の中心20mmの両端に、それぞれプラス端子、マイナス
端子を固定し、通電を開始した後60秒経過した後の電圧
を読み取り、次式にしたがって体積固有抵抗値(P)を
算出した。
料の中心20mmの両端に、それぞれプラス端子、マイナス
端子を固定し、通電を開始した後60秒経過した後の電圧
を読み取り、次式にしたがって体積固有抵抗値(P)を
算出した。
P=(V×s)/(i×L) 上式中、Vは上述した60秒経過した後の電圧、sは測
定した試料の断面図、iは電流、Lは検出端子間の距離
(20mm)である。
定した試料の断面図、iは電流、Lは検出端子間の距離
(20mm)である。
実施例1、2、比較例1〜3、従来例 表1に示す導電性カーボンブラックを、表2に示す通
り配合した6種類のゴム組成物を調製した。これらのゴ
ム組成物をサイドトレッド用ゴム組成物として使用し、
タイヤサイズが185/70R13 Y351のタイヤを作製した。
り配合した6種類のゴム組成物を調製した。これらのゴ
ム組成物をサイドトレッド用ゴム組成物として使用し、
タイヤサイズが185/70R13 Y351のタイヤを作製した。
上記6種類のゴム組成物および試作タイヤについて、
耐オゾン性、耐クラック性、体積固有抵抗、耐汚れ性を
測定した。結果を表2に示した。
耐オゾン性、耐クラック性、体積固有抵抗、耐汚れ性を
測定した。結果を表2に示した。
表中、VULCAN−XZ−72,VULCAN−PA−74,VULCAN−C
は、それぞれキャボット(株)製の導電性カーボンブラ
ックの商品名、また、Mitsubishi #20B,Mitsubishi
#CF9は三菱化成(株)製の導電性カーボンブラックの
商品名、HTC#100は中部カーボン(株)製の通常のFEF
カーボンブラックの商品名である。
は、それぞれキャボット(株)製の導電性カーボンブラ
ックの商品名、また、Mitsubishi #20B,Mitsubishi
#CF9は三菱化成(株)製の導電性カーボンブラックの
商品名、HTC#100は中部カーボン(株)製の通常のFEF
カーボンブラックの商品名である。
〔発明の効果〕 本発明の乗用車用ラジアルプライタイヤは、従来のタ
イヤと同等の耐オゾン性を有し、かつタイヤサイドトレ
ッドの少なくとも表面部は、体積固有抵抗が104Ωcm以
下という高導電性を有するから、サイドトレッド面だけ
でなく、タイヤの表面全体への塵埃や泥などの付着が著
しく少なくなり、長期にわたって当初のタイヤ外観を維
持することができる。
イヤと同等の耐オゾン性を有し、かつタイヤサイドトレ
ッドの少なくとも表面部は、体積固有抵抗が104Ωcm以
下という高導電性を有するから、サイドトレッド面だけ
でなく、タイヤの表面全体への塵埃や泥などの付着が著
しく少なくなり、長期にわたって当初のタイヤ外観を維
持することができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−143203(JP,A) 特開 平1−20246(JP,A) 特開 昭62−138539(JP,A) 特開 昭61−27703(JP,A) 特開 昭61−195161(JP,A) 特開 昭61−66759(JP,A) 特公 昭60−9921(JP,B2) 特公 平1−40057(JP,B2) 特公 平4−17993(JP,B2) 特公 平2−16933(JP,B2) 特公 平7−91422(JP,B2) 特公 平5−17265(JP,B2) 特公 平5−10391(JP,B2) 特公 昭40−16132(JP,B1) 特公 平3−29816(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 1/00 B60C 11/00 C09D 15/00 - 17/00 C08K 3/00 C08L 7/00 - 21/02 C08C 1/00 - 3/12
Claims (2)
- 【請求項1】導電性カーボンブラックを含有する体積固
有抵抗が104Ω・cm以下である加硫可能なゴム組成物に
よりサイドトレッドの少なくとも表面部を構成したこと
を特徴とする乗用車用ラジアルプライタイヤ。 - 【請求項2】導電性カーボンブラックが100〜150m2/gの
窒素吸着表面積(N2SA)、90〜130ml/100gのジブチルフ
タレート(DBP)吸油量、7.0〜8.0のpH、1.0〜3.0の揮
発分を有するカーボンブラックであり、その配合量が5
〜25重量部の範囲内である請求項1に記載の乗用車用ラ
ジアルプライタイヤ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1020880A JP2782073B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 乗用車用ラジアルプライタイヤ |
DE4002628A DE4002628A1 (de) | 1989-02-01 | 1990-01-30 | Fahrzeugreifen |
KR1019900001043A KR0143901B1 (ko) | 1989-02-01 | 1990-01-31 | 승용차용 래디알 플라이 타이어 |
US07/794,837 US5173135A (en) | 1989-02-01 | 1991-11-21 | Radial tire for pssenger cars with sidewall rubber including electrically conductive carbon black |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1020880A JP2782073B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 乗用車用ラジアルプライタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02202936A JPH02202936A (ja) | 1990-08-13 |
JP2782073B2 true JP2782073B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12039506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1020880A Expired - Fee Related JP2782073B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 乗用車用ラジアルプライタイヤ |
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Country | Link |
---|---|
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KR (1) | KR0143901B1 (ja) |
DE (1) | DE4002628A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1264990B1 (it) * | 1993-12-14 | 1996-10-17 | Pirelli | Pneumatico antistatico con mescole a basso tenore di nero di carbonio |
WO1995031888A2 (fr) * | 1994-10-11 | 1995-11-30 | Bridgestone Corporation | Composition de caoutchouc amelioree permettant de diminuer les charges statiques et pneumatiques realisees avec cette composition |
DE4447823B4 (de) * | 1994-12-21 | 2007-07-26 | Dunlop Gmbh | Fahrzeugreifen und Verfahren zu seiner Herstellung |
DE4445758B4 (de) * | 1994-12-21 | 2005-06-02 | Dunlop Gmbh | Fahrzeugreifen |
EP0718126B1 (en) | 1994-12-22 | 1999-11-03 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Pneumatic tyre having improved static discharge characteristics |
CA2173917A1 (en) * | 1995-07-20 | 1997-01-21 | Manuela Pompei | Silica reinforced treaded tire with conductive shoulder and crown portions |
DE19603441C2 (de) * | 1996-02-01 | 1999-12-23 | Continental Ag | Verfahren zur Herstellung eines Fahrzeugreifens |
US6415833B1 (en) | 1996-07-18 | 2002-07-09 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having electrically conductive rubber layer in land portion defined between circumferential grooves |
EP0819555B1 (en) * | 1996-07-18 | 2003-06-04 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tires |
US8695663B2 (en) * | 2011-12-20 | 2014-04-15 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire component containing syndiotactic-1,2-polybutadiene |
JP5719822B2 (ja) * | 2012-11-08 | 2015-05-20 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
BR102013028645A2 (pt) | 2012-11-08 | 2016-06-21 | Sumitomo Rubber Ind | composição de borracha para banda de rodagem, e pneumático |
JP5719823B2 (ja) * | 2012-11-08 | 2015-05-20 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
CN103804726B (zh) | 2012-11-08 | 2017-08-25 | 住友橡胶工业株式会社 | 橡胶组合物及充气轮胎 |
CN103804724B (zh) | 2012-11-08 | 2018-01-12 | 住友橡胶工业株式会社 | 橡胶组合物及充气轮胎 |
JP6220635B2 (ja) * | 2013-10-31 | 2017-10-25 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP1020880A patent/JP2782073B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-01-30 DE DE4002628A patent/DE4002628A1/de not_active Withdrawn
- 1990-01-31 KR KR1019900001043A patent/KR0143901B1/ko not_active IP Right Cessation
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Publication number | Publication date |
---|---|
DE4002628A1 (de) | 1990-08-02 |
KR0143901B1 (ko) | 1998-08-01 |
JPH02202936A (ja) | 1990-08-13 |
KR900012778A (ko) | 1990-09-01 |
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---|---|---|
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